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はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスは、みなさんにちょこっと
ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、現在ですね、イタリアのミラノでは
冬季オリンピックですね。開催中ですけども、昨日ですね、男子モーグルを見てたんですけども、日本のですね堀島一馬選手ですかね。
ビブナンバー1番ですから、今ね、ワールドカップランキング1位ということで、金メダルを期待されてたんですけども、惜しくも3位。
同メダルということで、メダルは2大会連続で獲得したんですけども、なんかね、見てって思ったんですけど、相変わらずモーグルの点数の付け方がね、よくわからなくて、見た感じね、
1位なんちゃうっていうふうに思ったんですけど、2回、コブ状のところをとんでもない急斜面、滑りながらね、ターンしながら滑ってて、2つね、ジャンプ台があってね、飛びますよね。
2個目のジャンプ台で、オリンピックで初めてですかね、1440スクリューみたいな、コークスクリューみたいな飛んで、誰もほとんどやったことがないエアを飛んだにも関わらずですね、
いまいち得点伸びずに3位ということでね。なんかそのインパクトすごいのに、なんか点数伸びへんなみたいなね。上村愛子選手もですね、結局メダル取れませんでしたら4位ばっかりとかでね。
でなんか、やっぱり点数伸びないなみたいなことをおっしゃってましたけど、その当時ね、なんかね、不可解というか、なんかね、ジャンプだけじゃないですからね、点数がね。
6割ターン、2割がエア、もう残り2割がタイムということでね。それはまあ明確化されてるんですけど、なんかちょっとしっくりこえへんなという感じ。
なんか採点競技が東京オリンピックって多いから、それも全部エアにした方がいいんちゃうかなっていうふうに思うんですけどね、ということで。
今日のお話はですね、鳥好きの皆さん、野鳥好きの皆さんにとってはですね、なんとなくその肌感覚でわかってるかなっていうね、お話をしたいなというふうに思うんですけども。
何かというとですね、都会のスズメは田舎のスズメと比べて逃げにくいっていうね、人慣れしているというお話をしたいと思います。
これですね、国立科学博物館の研究者たちが面白い実験をしたんですね。東京23区の公園と茨城県ののどかな田舎で、スズメに人間が近づき、どこまで近づいたら逃げるかということを徹底調査したんですね。
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そのね、都会の鳥、都会のスズメと田舎のスズメでどれぐらい人慣れしているかということをね、研究者と調査をしたということなんですけども。
まず結果から言いますとですね、東京23区ではスズメが逃げ始める平均距離は4.2メートル。なので、スズメから4.2メートルまでは近づけるということですね。
その4.2メートルだったんですけども、茨城県南部の田舎のスズメではなんとスズメが逃げ始める平均距離は11.1メートルなんですよ。
これ結構すごいじゃないですか。3倍近い差が出たと。ということで、10何メートル人のことに近づいたら逃げた。
それぐらいですね、東京のスズメは人間が至近距離まで近づいても危険だと思ってね、察知してね、逃げないということなんですよ。
なので、結構ね都会のスズメは人慣れしてるし、人間が来ても余裕っていう感じで4メートル近くまで近づくことができるということなんですね。
これね、都会と田舎の差っていうのが、いろんな世界でもそういった調査結果がありまして、ヨーロッパでも似たような結果が出てるんだけれども、東京の通りというのは、東京のスズメというのは他のヨーロッパと見比べてもかなり近づけると。
それぐらい人慣れしているということがわかってきたと。人間なんてただの風景の一部というふうに割り切ってるんじゃないかということが言えるわけなんですね。
ここからですね、その分析の結果なんですけども、なんでこんなにも東京のスズメというものは大胆なのかということなんですけども。
仮説が2つありまして、仮説1はどんなものかと言いますと、逃げるのはコスパが悪い説ということで、田舎なら人が通るのは1時間に1人ぐらいということで、逃げても食事時間はたっぷりあると。
でもですね、東京の公園、常に人が行き来してますよね。なので、いちいち逃げてたらめんどくさいみたいなね。そんなにビクビクして逃げてたら、1日中ご飯が食べられないですよね。
人の流れ多いし、いっぱい人来るから、その都度はビックリして、はービックリした、はービックリしたみたいな逃げてたら、食事するのもできないということでね。
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そんなに危ないし、わざわざ10メートルぐらいに近づいたぐらいだけは逃げないよと。逃げてるとエネルギー使うから、ご飯も食べてるときに10メートル先に見つけたらはーって逃げてたら、ご飯もゆっくり食べれないし、コスパ悪いからやめとこうみたいなね。
そういったことなんですね。これは仮説1にも通じるところがあるんですけども、人間は襲ってこない学習説ということで、何度も人間に近づかれても結局人間を襲わないですよね。
雀を襲ったれ、捕まえたれ、危害加えたれ、みたいな人間はいないですよね。ほとんどね。なので、この距離なら安全かもということで、鳥たちが学習している可能性もあるんじゃないかと言われてるんですね。
実際、都会に来てからそんなに時間が経っていない鳥たちも、同じように大胆になっているのが証拠ということで、恐れない人を襲ってこないし、ご飯食べる時間。
生き物っていうのは、食べる時間に多く割いた方が、しっかり成長もできて生きていけるから子孫も残せるんで、食べる時間っていうものを長く確保したいんです。
なので、いちいちビクビクして逃げてたら、もったいないし、食べてる時に人が近づいてきて毎回毎回逃げてたら、食べる時間なくなっちゃうんでね。
なので、大胆になったんじゃないかと。ここまで人行き来するけども、襲ってこないんで。
だから、人間というものは襲わないというものを学習してるから、わざわざ人間の面倒くさいコスパ悪いからということで、大胆になっていたんじゃないかと言われるんですね。
スズメ以外の6種類も研究してるんですけども、キジバト、ハシブトガラス、シジュウカラ、ヒオドリ、ムクドリ、ハクセキレ、どの種もすべて東京の個体の方が逃げる距離が短いということがわかっているということで、
スズメだけに限らず、他の鳥たちも、都会に住む鳥たちは、やっぱり逃げる距離が短いということは人慣れしてるし、大胆になっているということで、学習しているということがスズメ以外の鳥でもわかってきたということなんですね。
研究者たちは今後もさらに研究を続けて、この大胆さは遺伝なのか、天敵への警戒心が下がっているのかを調べていくそうなんですね。
もしかしたら近い将来、浅草の仙草寺周辺、人慣れスズメ堂星5つとか、皇居周辺、鳩のフレンドリー指数高いとか、そういった観光ガイドにも鳥の人慣れ度みたいなところが書き加えられるかもしれないということを言っているということなんですね。
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なので、次に公園でスズメを見かけたら、そっと距離を測ってみてください。この鳥は、このスズメは3メートル近づいても大丈夫だとか、こっちの白石齢は警戒心が強いなということで、都会に住むとか田舎に住むとか、生息環境によって人慣れしている度合いが測れるもの差しになりますから、そういったことを気をつけながら見てみると、
より鳥に対する考え方であったりとか、接し方が変わってくるかなと、気づきが面白い発見につながりますからということで、ぜひ今度やってみてくださいということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さようなら。バイバイ。