はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと
ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、
今日も暑くなりました。いきなり暑くなって、夏日を記録したところが非常に増えたということで、明日も非常に天気が良くて、夏日を記録するんじゃないかということで、
今、大阪の方では万博しておりますし、まだ真夏ほど暑くないから、行くなら今のうちかなという感じはするんですけども、色々な情報を見ていますと、
外にいることが多いとか、風よけがないとか、暑さをしのげる場所がないみたいな感じのネガティブな情報しかなくて、
真夏絶対大阪暑いですから、非常に熱中症の心配とか、非常に過酷な万博になりそうですので、
暑くなら今のうちかなという感じはしているんですけども、皆さんはどうですか。そもそも行かないという人も、全然興味ないという方も結構いるかなという感じはするんですけども、皆さんはどうですかねといったところで、
今日のお話は、夢の科学的な技術についてお話したいなと思うんですけども、どんな夢の科学技術かといいますと、
一週間コミュニケーションができる世の中が、すぐそこに来てるんじゃないかということです。一週間コミュニケーションといいますと、我々と犬とか、我々と猫がコミュニケーションとれたら、こんな素晴らしいことはないですよね。
お腹空いたとか遊んでよみたいなね、そういう訴えが、仕草でなんとなくわかるかもしれないけど、言葉、言語にして伝えることができたら、理解することができたら、さらに自分の話している言葉が一種の動物に伝わったら、非常に夢広がりますよね。
そういった一週間コミュニケーションを研究して、本当にすぐそこまで来ているよというお話をしたいんですけども、どんな一週間コミュニケーションかといいますと、イルカを使ってリアルタイムで会話するというSF映画みたいなプロジェクトを、Googleとイルカを研究しているワイルドドルフィンプロジェクトという研究団体があるんですけども、
そのコラボレーションですぐそこまで来ているということなんですね。イルカといえば、哺乳類の中でも特に賢い生き物としてよく知られているかなと思います。
群れの中で複雑なコミュニケーションをとって、孤独になると独り言までこぼすおしゃべり好きということを言われているんですね。
そんなイルカと人間が言葉を交わせる日が近いということなんですけども、このプロジェクトなんですけども、先ほども言ったように40年以上にわたってイルカの観察や記録を続けてきた研究機関、ワイルドドルフィンプロジェクトというのがあるんですが、
そのワイルドドルフィンプロジェクトとGoogleとの共同研究は、あのGoogle様ですよ。ガーファのね。この長年の地道な研究がAIという最先端のテクノロジーと結びつくことで、ついにイルカ後の解読に挑むことができるようになったということなんですね。
もう開発されております。どういったものかと言いますと、ドルフィンジェンマという言語モデルなんですね。これは巷で有名な話題の生成AI、チャットGPTのような機能なんですけども、イルカの音声を人間の言葉に近い形で解釈しようという試みなんですね。
GoogleのチャットGPT、生成AI版、Google版をですね、ジェニミーって言うんですよね。ジェニミーをベースに40年間蓄積されたワイルドドルフィンプロジェクトのイルカの映像や音声データをジェニミーに学習させて、その精度が非常に高いということなんですね。
さらにすごいのがですね、チャットシステムという存在なんですね。このチャットシステム、Cetacean Hearing Augmentation Telemetryの頭文字を取ってチャットシステムなんですけども、読み方あってますかね。
ドルフィンジェンマが解析したイルカの音声を、このチャットシステムが人間にも理解しやすい音に変換してくれるらしいですね。このチャットシステムとドルフィンジェンマのこのコラボレーションで、イルカが喋った、発声したその言葉、音声をですね、人間の言葉に作り変えてくれる。
変換してくれるのがチャットシステムの存在なんですね。要はですね、スマホがですね、リアルタイムのイルカ語、翻訳機になるようなイメージなんです。
イルカが発した言葉をドルフィンジェンマ、ワイルドドルフィンプロジェクトが40年間蓄積した音声データ、映像を解析したジェニミ、ドルフィンジェンマで理解し、それを分かりやすく人間の言葉に翻訳してくれるのがチャットシステムということなんですね。
人間が作った簡単な言葉を逆にね、イルカに教えることも可能ということで、チャットシステムを利用して、例えば、人間の単語ね、卵とかね、おやつとかね、そういった言葉をですね、チャットシステムが読み込んで、ドルフィンジェンマに働きかけて、それをね、変換して、今度はイルカに伝えると。
人間の言った言葉も相手にわかる、イルカにわかるというようなですね、相互のね、素晴らしい一瞬コミュニケーションがもう完成ですよね。それが素晴らしい、ドラえもんのね、こんにゃくこんにゃくみたいな感じでね、猫と喋ってるじゃないですかね、ドラちゃんがね、もうそれぐらいのレベルですよ。それがね、もう本当にすぐそこまで来ているということなんですね。
例えばですね、このダイバーがね、特定の音を鳴らしながらハンカチを渡すと、このハンカチという言葉を理解し、ハンカチを渡すことが、このダイバーがしたいんだなということはですね、イルカがわかるようになるんじゃないかと。なので、特定の音と意味をですね、ハンカチとかいう単語を結びつけることができるようになるんじゃないかということなんですね。