成績誤送信の知らせ
はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教育問題一刀両断ということで、教育問題や教育ニュースを取り上げて、アーダ講座いう企画となっております。
今日取り上げる教育問題教育ニュースはこちらです。
稚内市の小学校で成績誤送信、保護者説明会が開かれる事態にという、結構驚きのニュースが飛び込んでまいりましたので、こちらを取り上げてみたいと思うんですけども
北海道稚内市の小学校で、担任の先生が児童の成績を誤って、クラス全員の保護者に送信してしまったというものなんですね。
一体何が起きたのかということなんですが、この出来事の経緯からお話しますと、3月21日の午後7時半ごろ、
稚内南小学校の4年生の担任の先生が翌週の時間割を保護者にメールで送ろうとしたそうなんですね。
しかし誤って児童の後期の成績を送ってしまったということなんですね。
送られた成績はクラス全員33人分もの成績を時間割を送ったと思っていたら、成績表全員分送っちゃったということなんですね。
メールを受け取った保護者からの問い合わせで、今回の誤送信が発覚したということなんですね。
学校側の対応としましては、学校は事態を重く見て、すぐに個別でメールや電話で謝罪と成績の削除を要請したんですけども、
保護者側からきついことを言われたと思います。
メールで済ますのかとか、電話で謝罪ってどうなってるのか、削除の要請って送られてるもんやから、
自分の子供の成績も入ってるし、友達の成績も入ってるし、それだけじゃあかんぞと。
メールとか電話だけで対応すればダメだということが多分言われたと思います。
その次の日、3月22日の午後4時から保護者向けの説明会を開いたということなんですね。
多分、そのクラスの保護者全員読んで、このことの経緯だとか、何でこうミスってしまったのかっていう経緯の説明と、
今後対応どうするのかとか、何でこんな間違いが起こったのかという、結構荒れた説明会だと思います。
保護者説明会ですごい真摯を指していますけども、学校側は今回の件について深く反省して、
今後、児童の心のケアと再発防止に努めるということをしているんですけども、
デジタル教育の弊害
私が感じたことをお話ししますと、個人情報の取り扱いは非常に難しいなということが改めて感じたと思います。
送った先生側も悪気なかったと思いますし、まさか成績を全員分送ってしまうとは夢にも思わなかったというふうに感じます。
この記事を読むと、メールで時間割を送信したとあるので、どんなメールサーバーを使ってたかどうかわかりませんし、
そこまで深く踏み込んでお話はできないんですけども、今、小学校、中学校、高校もそうですけども、
一人一端末、タブレットないし、PCを持たせております。
このコロナ禍が経験してからですね、WebでZoomとかGoogle Meetとかいろいろ使ってですね、
オンラインで授業をすることを契機にしてですね、タブレット、端末を持たせるというのが、
大体の小学校、中学校もそうです。公立もそうです。私立もそうです。
メールで送ったってあるので、プリントを学級通信とかで書いてる人もいると思いますし、紙媒体でやってる人もいると思うんですけど、
大体がWebで、電子媒体で送るっていうのが大体の今の教育会の流れなんですね。
メールで送るってあるから、Google Classroomとか使ってるのかなと。
Google Classroomに入ると、クラスがあって所属するとチャットだとか、連絡を送ったりとか、プリント配布したりとか、
勉強の国語とか数学とかの宿題とかもそれで出したりとかね、してるので、
Google Classroom使って、GoogleのGメールのアドレスがないと登録できないから、
Google Classroomとかで、それの延長線上でGメールを保護者の方に登録してもらって、
それで送ってたのかなというふうに思います。
いろいろね、ロイドノートとかね、いろいろあるので、どれを使ってたかどうかね。
ベネッセの真剣のベネッセとかのクラッシーかな、とかいろいろあるんですよ。
それはどれか使ってたかわかんないですけども、保護者の方も登録してもらって、
その学校からの連絡を生徒プラスお家の人にも送るというのは大体の流れなんですね。
なので、どれを使ってたかわかんないけども、今のトレンドとしてはそういう感じなんですよね。
昔はね、紙媒体で送って、保護者の方に児童生徒に渡さなければ何をするかわからないみたいなね、
事を未然に防ぐためにお家の方にも送ってますよみたいなことをやってるんですね。
どんなことを使ってたかわかんないけども、メールで送ったと。
33人分の成績ね、どんな感じかわからへんけど、PDFにしたりとか電子媒体にしてるので、
結構ファイル的に容量重くなると思うんですよね。
紙切れ1枚で終わるものをPDFに33人分にしたら、結構なデータ量になると思うんで、
そこで気づかんかったんかなみたいなね。
やけに時間割を送るだけやのに、ダウンロードする時間かかるなとかね。
結構重なってるなみたいなね。
33人分のPDFやったら、Gmail容量があるんで、なかなか送れへんのちゃうかなみたいな感じです。
気づかんかったんかなっていうふうに思うわけなんですよね。
時間割送ったっていうのはあるんですけど、時間割なんて年度の最初に決まってるから、
わざわざ送るということはですね、卒業式控えてるから、在校生も出るパターンの学校であったら、
卒業式の練習に向けて在校生も入ってくるから、時間割は結構半雑になるから、
こういう昼間で終わって、次練習だよみたいな感じの詳細な時間割が、特別な時間割があって、
それを送らなければならないっていう風になってたのかもしれません。
なので、それで時間割送ったのかなと。
間違えてなぜか成績を添付しちゃって送っちゃったというところなんですけども、
これもね、いろんな働き方改悪じゃないけど、いろんな20、30でシステム上結構しんどいなっていうのがあるんですよね。
なので、すごい手厚い対応があだになって成績を送っちゃったって、
確かにそれは責めることはできないけど、気づかなかったのかなっていうのがありますし、
わざわざメールにして送るデジタル教育の弊害だと思うんですよ。
結構紙で送っちゃえばね、それなかったと思うんですよ。
紙だったらそのものが実物ってあるから、成績を間違って印刷しちゃったら気づくじゃないですか。
メールって気づきにくいんですよね。
パソコン上の画面だとわかりにくいところもあるから、
デジタル教育の弊害かな。
何でもデジタルにしちゃうと、こういう誤送信起こっちゃうから、
それが結構デジタル教育の弊害かなと思うのと、
あと成績表って別に作らなくてもいいんですよ。
法律上通知表とか成績表を発行しなければならないっていう義務が
法律で定められてないので、別に成績表は学校側の対応でサービスでやってるんで、
法律上義務ないんですよ。
公式な記録でもないので、別に作らんでもいいんやけど、
1年間やってきた評価として作るからやってるっていうだけで、
別に発行義務ないから、別に作らんでもいいんですよね。
だからそういうところも、別に作らなくていいものを流れで作ってるから、
成績表を作らなければならないっていう弊害ね。
仕事多いし、それ以外でもいろんな保護者の対応とか、
学校の勉強を教えなあかんし、
卒業式の練習でいろいろ時間割変わってるから多くちゃと思うんですよ。
卒業式って今、賞を貸してるじゃないですか。
賞みたいになってて、送る言葉とか、
やらんでもいいことに力を入れてるっていうところもね。
教員の忙しさっていうところもあるし、
二重三重で今のシステム上の弊害が現れてるのかなと。
確かに送っちゃったことは仕方ないとは仕方ないけど、
あかんことやけど、システム上結構しんどいな、
卒業式の練習なんてそこまで力入れらんでもいいと思うんですよ。
デジタル教育の弊害、何でもかんでもデジタルにしてるから、
こういうご送信っていうのがこれからどんどん増えてくると思うんですよね。
デジタルになればなるほど。
重みがなくなるから、実物がないってことは、
手にする紙のやつがないってことは、
結構いろんなミスが多くなってくると思うんですよね。
見直しのっていうか、何でも新しいものにやるのはどうなるかっていうふうに思いますよね。
でもやってしまったことは仕方ないので、再発防止とか、
こういう謝罪とかですね、心のケアね。
成績書も見ちゃってるからね、みんなのやつね。
それをまた作り直すこともできないし、無評価できてるから。
なので何かね、本当に忙しいよね、先生ねっていうところですかね。
個人情報を一つ一つ取ってみても大事なものなので、
取扱いを教員側の方はしっかり把握して、
見極めてやっていただきたいと思います。
今日はですね、ご送信してしまったと。
成績表を保護者の全員に送っちゃったということを取り上げましたということで、
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。