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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教育問題一刀両断ということで、今話題の教育問題や教育ニュースを取り上げて、あーだこうだいう企画となっております。
今日の取り上げる教育ニュース、教育問題はこちらになります。
SNSで教員を中傷、名誉毀損の疑いで15歳中学生を逮捕という教育ニュースを取り上げたいと思います。
これですね、昨日の夕方ぐらいに出たニュースなんですけども、結構大きなニュースなのかなと思います。
何かと言いますと、高知市の中学3年生の男子生徒が、自身が通う中学校の女性教員の名誉を傷つける内容の動画をSNSに投稿したとして、名誉毀損の疑いで逮捕されたということなんですね。
逮捕されたのは高知市の中学3年生で15歳の少年です。
警察の調べによりますと、生徒は10月に自身が通う中学校に勤務する20代の女性教員の名誉を傷つける内容の動画をSNSに投稿したとして、名誉毀損の疑いが持たれているということで、
動画は数十秒あって、生徒が教員について事実とは異なる抽象するような内容の発言をする様子が映っていて、一定の期間、不特定多数の人が閲覧できる状態だったということなんですね。
警察は生徒が容疑を認めているかどうか明らかにしていないということと、警察によりますと動画は少年の後輩で中学1年の男子生徒が撮影したとみられるということで、警察が話を聞くなどして、いきさつを調べているというところなんですね。
この動画も削除されているんですかね。どういった動画で、詳細はわからないんですが、抽象するような動画、女性教員に対して、どんな動画なんですかね。名誉とは異なる、事実とは異なる動画をSNSで、TikTokですかね。数十秒って書いてるんで、YouTubeショートであったりとか、そのショート系のXでも投稿できるか。
それはよくわかりませんけども、非常に抽象するような内容の動画をSNSにアップロードして、それが名誉毀損となって逮捕まで至るというところなんですね。逮捕になるって、よっぽどのことだと思うんですよ。
私は科学的な敗訊してますので、逮捕される中学生ってどれぐらいの数いるのかなって調べてみたんですね。令和5年における総検挙人数における少年の検挙歩道審議の割合ということで出てるんですけども、
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刑法犯罪、刑法犯罪というのは、殺人、強姦、強迫、説当、詐欺、性犯罪などを計上している。その中で、総検挙数は23,137人の方が総検挙されている。
そのうち、1,019,790人全体に占める割合は85.5%。少年は3,347人、全体に占める割合は14.5%ということで、令和5年に刑法犯罪で捕まっている少年は3,347人なんですね。
そう考えると、この1人ってめちゃくちゃレアって言い方あるかもしれないけど、そのうちの1人に値するし、3,000人近く捕まっている中の1人になっているということなので、結構大きなことなのかなということと、
あと、街頭犯罪。街頭犯罪とは、街頭で発生する犯罪のうち、路上で強盗、ひったくり、自動車盗難、オートバイ盗難、自転車盗難、車上狙い、部品狙い、自動販売機狙いを計上しているということで、
これが、総検挙種1,396人、成人は886人、全体に占める割合は63.5%、少年は510人、36.5%ということで、オートバイ盗ったりとか、窃盗って少年犯罪多いなって感じはするけど、やっぱり成人は多いというところなんですけども、
これは刑法犯罪に当たりますので、強括とかにあるんですかね。刑法犯罪に当たるかどうかは詳しいところは分かりませんけども、非常に少年犯罪多いと言われてますけども、刑法犯罪も数で言えば3000人ちょっとなので、
その中の一つと考えると、結構少ない。逮捕ってよっぽどやなというふうに思うんですよ。
学校内で教員の方に怪我を負わせるとか、愛媛県とか沖縄でもありましたよね。それは結構現行犯的に近いですよね。暴力を加えるということで逮捕されるっていうのは、何か事例とかっていうのは毎年あるし、知ってはいるんですけど、
このSNSにアップしたこの抽象動画で逮捕されるということが、時代は時代なのかなという感じはするけど、これはかなり稀なケースで、本人は面白半分でやったかもしれないかもしれないけど、事実と異なるということと、
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そういった相手を抽象する動画を、少年がアップロードして逮捕されるという時代になったのかなというところですよね。教員って、昔は敬られて、先生先生って言われてたけど、今は保護者も生徒も学校を下に見てるし、
サービスでやってるんだよ、好きでやってるんだよみたいな感じで、ひどい言葉を浴びせられたりとか、いじめに近いことも見聞きしたりするわけですよ。見聞きはおかしいな。聞いたりするわけですよ。私はそういう経験が幸いと言ってはいいのかもしれないけど、ないんですけども、
その研修とか、他の同期の研修とかでこういうことをされたとか、結構ひどいことをされている同僚の先生も結構いるんですよね。生徒に対するいじめされたとかね。そういったことが結構増えてはいるしね。結構あるんですよ。実際のところ。
それを最終的には訴えて裁判になって、訴えられて裁判でどうなるかって審判されるんだけど、そこまで正直行かないし、教員は教員で忙しいからっていう理由は良くないかもしれないけど、そこまで行かないんですね。
今回はこの20代の女性教員が、やっぱりこれはちょっと許せないということで、警察に相談をして、これは事実と異なるし、これは名誉毀損だから、逮捕ということでね。ここまで行きたんやということと、これは名誉毀損とかそういったことで、教員も立場上、
どんどん言ってええんちゃうかっていう、そういったパイオニア的な事件なのかなっていう感じはするんですよね。これいじめにもつながりますからね。
面白半分で言ってて、自分はいじりのつもりでも相手にとってみれば、いじめられた心を傷ついたってことになりますから。そういった時にね、いじめ加害者側が、面白半分でやってたし、ネタとしてやってましたっていう風に言うんですけど、それはその人の基準で見てるからダメなんですよね。
相手の気持ちに立って行動とか言動ってやっぱりやるべきだと思うんですよね。そういったところを学校機関が教えないといけないし、それも教育の一部だと思いますから、それがどうこすぎると、やっぱり訴えられる。
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まあ名誉毀損で、相手は最終的には逮捕されるっていうことを示す事例だったのかなということなんですね。どんな動画か詳細は本当にわかんないんだけども、やっぱりこれは教員に限らず、不特定多数の人が見るしね、それ傷つくからよりそのダメージが大きくなっちゃう時代ですから、
そういったところを考えてSNSアップしないといけないし、SNSの使い方ですね。あとはSNS限らず対面でリアルな場においても人間関係においても、そういった名誉毀損につながるような発言であったり行動っていうのは、やっぱり学校機関以外の人も含めて、ちゃんと考えないといけない時代だなというところですよね。
世知辛い世の中ですけども、やっぱり人って傷つきやすいし、孤独なところとか、そういった塞ぎ込んじゃう部分ってのがあるから、こういった訴えるんだっていう姿勢も評価するべきかなと思うので、やっぱり自分の行動、言動は責任を持たなあかんなということをですね。
深く考える契機になりましたね、というところでね。逮捕って本当によっぽどよ、これね。今後の対応とかもですね、難しいところもあるしね。これも人権にもつながっていきますから、本当に今後の高知市の中学校は非常に対応に追われているかなと、こういったところなんですけども、やっぱり皆さんね、言動とか行動にはしっかりとした責任を持たないといけない。
責任を持ちましょう、というところですね。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。