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はい、みなさんこんばんは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっとちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
今日はですね、梅雨空ということで、梅雨らしい1日になったんですが、非常に雨が多かったところもあったみたいですけども、
この梅雨らしい天気が続くといったところなんですが、天気予報を見ていると、来週晴れ間が続いているということで、
いよいよ来週ぐらいに梅雨明けが発表されるのかなというふうに感じているんですけども、
この梅雨が明けたら、いよいよ夏本番ということでですね、夏のレジャーがいよいよ本番を迎えるということなんですけど、
夏のレジャーはいろいろありますが、海水浴、海開きが非常に楽しみな方もいらっしゃるかなと思うんですけども、
その時によくニュースになるのが、沿岸部にサメが近づいているので遊泳禁止とかね、
何かとサメが怖い怖いということで、サメのニュースが多くなってくるんですけども、
正直ね、サメに襲われて亡くなる方、怪我する方というのは非常に少なくてですね、
蚊とかですね、蚊が媒介する感染症で命を落とす方の方が多いですし、
正直ね、酔っ払いに絡まれてね、怪我したりね、何か重傷になる確率の方がね、非常に高いですからね、
サメサメ言うてますけど、人を襲うサメも少ないですかねということでね、
そんなことでね、今日はサメのお話をしたいなと思うんですけども、
どんなサメのお話かというとですね、サメは白目を向いて攻撃するというね、
ちょっとおぞましいことなんですけども、さっきね、サメはそんなに怖くないよとかね、
襲われる人少ないでみたいな話しときながらですね、
サメの怖いお話になっちゃうんですけども、
サメはですね、白目を向いて攻撃するんですよ、めちゃめちゃ怖いしね、
それがね、白目を向いて攻撃するっていうところもですね、
サメが怖いっていうところに拍車をかけてるっていう感じがするんですけども、
これどういうことかというとですね、
普通の魚っていうのはですね、多くの魚っていうのは、
哺乳動物や鳥のようにですね、目を閉じるためのまぶたを持っていないんですね、
そのためですね、ほとんどの魚は目をつぶることができない、
目を開けっぱなしっていう感じなんですよ、
我々では考えられないですよね、
じゃあなんでこのね、まぶたを頻繁に閉じるのかっていうことなんですよ、
我々がね、何でかっていうとですね、目を乾燥するのを防ぐためなんですね、
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この目が乾燥するのを防ぐためにしょっちゅうね、
このまぶたを閉じてね、閉じたりするわけなんですよ、
で、魚はですね、思い返してください、
魚ってね、水ないと生きていけないんですよね、
なので、魚は水中で生活しているので、
まあ目が乾燥することはないですから、目を閉じる必要はないですよね、
なので、まぶたを持っていない魚が多くいるということなんですね、
でもですね、魚の目のついている位置を考えるとですね、
口のそばにありますよね、
なので、獲物に襲いかかる、要はヒッシュイーター、肉食の魚だと、
他の生き物を襲いかかりますから、
その時にですね、口の近くに目があるから、
襲いかかった時に目が傷ついちゃう可能性が非常にありますよね、
目を傷つけちゃうとですね、非常にその後の生存に関わりますよね、
眼科行ったりとかですね、目薬さすってことはないですよね、
自然界でいうとね、
なのでですね、非常にリスクがあるわけなんですよ、
目っていうのは非常に大事なんですね、
で、サメの仲間、特に目白ザメか、
種目ザメか、などのサメたちのことなんですけども、
この問題を、口の近くに目があって、
襲いかかった時に傷つくのを防ぐためにですね、
これを解決するために、
瞬膜というですね、目を閉じる装置を持っているものが見ると、
それが目白ザメか、種目ザメかのサメの仲間なんですけども、
瞬膜って聞くとね、皆さんね、知ってますかね、
我々は瞬膜がもう退化しちゃってるんですね、
その目尻のところに瞬膜のあった名残があるんですけども、
この瞬膜っていうのはですね、目を平行方向に閉じる、
要は団衣のまぶたみたいな感じなんですね。
ほとんどの哺乳動物、犬猫とかですね、
鳥もペンギンなんか持ってますし、
爬虫類とかも持ってますよね、瞬膜ね。
これは目を乾燥を防ぐためでもあるんだけど、
横方向からギュンってね、
膜が出てきてね、ちょっと不気味な感じがあるんですよ。
このまぶた閉じたらね、皆さん目を閉じてみてください。
もう視界なくなりますよね。
瞬膜っていうのは平行方向にシューっと閉じることができるんだけど、
うっすらですね、視界が見えたまんま閉じることができるんですね。
目を閉じて視界がなくなるっていうことはですね、
何かの獲物に襲われたりとか、非常に不利になってしまいますから、
その点ですね、この瞬膜は閉じた状態でもうっすら視界があるので、
目の乾燥を防ぎつつ周りを見れるので、非常に優れた機能というかですね、
機関になっているわけなんですね。
でも我々はもう退化しちゃってるわけなんですけども、
このね、魚なのに瞬膜を目白ザメ科や種目ザメ科のサメの仲間は持っているということなんですね。
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彼らが持っているこの瞬膜はですね、目の下方向から持ち上がり、
目を覆うことができるんですね。
この目白ザメ科や種目ザメ科のサメが獲物を襲うときには、
この瞬膜を閉じるんですね。
食べたときに目を傷つかないようにして、
うっすら視界がありますからですね、非常に獲物を見ながら食べることができて、
さらに目の攻撃とか跳ね返りを防ぐことができるわけなんですよ。
この瞬膜を閉じたときにですね、目が白くなっちゃうんですよ。
なので、それを切り取ってみるとですね、
まるで白目を向いて攻撃しているようにも見えるんですね。
いささかね、不気味な表情ですよね。
非常に白くなっちゃうから、
怖みたいなね、白目を向きながら獲物にかじりついているようでね、
めちゃめちゃ怖いなという感じになりますよね、見た目がね。
さらにですね、サメの怖いので有名なですね、
ホホジロザメ、ほとんど風評被害なんですけど、
ホホジロザメも獲物を襲うときに目が傷つかないようにしているんですけども、
ホホジロザメはですね、瞬膜ではなくてですね、
ある変わったやり方をしているんですね。
なんとですね、目を回転させているんですね。
つまりどういうことかというと、
普段外側にある黒目の部分をグルンって回転させて、
内側に持ってきているんですよ。
こうすればですね、黒目の部分が傷つかないですよね。
なので白目のほうは狂膜ですね、白いところはね。
ホホジロザメが獲物を襲うシーンを撮影した動画とかですね、
そういったものがありますが、それを見てみるとですね、
目をくるりと内側に回転させて白目を向くの。
これも白目を向いているように見えるんですよ。
白目を向いて、そして大きな口で獲物に噛みついているんですね。
この白目を向きながらホホジロザメも獲物を襲う姿は、
実にね、メジロザメか種目ザメかと同じように、
非常に恐ろしい風に映っちゃうと思います。
それが脳裏に焼き付いて、めっちゃ怖いんですよね。
自分が襲われたわけではないんだけど、
襲われたら白目を向いてね、ガジガジされると思うとですね、
いや、怖ってなりますよね。
実際には襲われている数は少ないんだけど、
そういったことを見せられるとですね、
めっちゃ怖いなって感じになりますよね。
でもですね、サメの仲間全てが白目を向くわけではない。
要はですね、瞬幕を持っているわけでもないし、
ホホジロザメのように目を回転できるサメも実は少ないですよね。
瞬幕を持っているメジロザメか種目ザメかとか、
目を回転できるホホジロザメっていうのが伝わる。
そちらが少数派なんですね。
少数派の特徴がですね、面白いから取り上げられてですね、
もう全てのサメは襲うんだみたいなね、
ぐるりと白目を向いて襲われるんだっていう風に感じてしまうのも
これも風評被害だと思うんですけども、
瞬幕を持っているやつとか目を回転できるサメのほうが実は少ないんですよね。
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だからホホジロザメや種目ザメとか、
メジロザメっていうのは非常に童貌なハンター、フィッシュウィーターだから、
なので瞬幕を持って目を傷つけちゃうとですね、
その後の生存戦略が非常に消費させてしまいますから、
目を保護しつつ獲物を食べるという風に進化してきたから、
その時に瞬幕とか目を回転させて目を傷つけないように多分進化してきたのかなと、
そういったところを聞いとってみると面白いかなと言ったところですね。
ということでね、今日はですね、
サメは白目を向きながら攻撃するというお話をしました。
でもね、白目を向けるサメのほうが実は少ないよと言ったところでね、
そういったところが面白いかなということでね、
夏のレジャーはいろいろありますけどもね、
サメ以外のことでも溺れたりとかね、
リガンリュウとかね、いろんな海にはちょっと危険もありますし、
クラゲもありますからね、
ルールとかですね、そういった知識を持って楽しんでいただけたらなという風に思います。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さよなら。バイバイ。