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2025-07-22 12:06

#952 猛暑で「睡眠時無呼吸症候群」が悪化!?〜夏の寝苦しさの裏に潜む健康リスク〜

2025.7.22配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、気温上昇と睡眠時無呼吸症候群についてお話しました。

それではまた。


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サマリー

猛暑による高温は、睡眠時無呼吸症候群(OSA)の悪化を引き起こすリスクがあることが研究で示されています。特に日本では、気温の上昇に伴い、OSAの発症率が急増する可能性が指摘されています。猛暑によって、睡眠時無呼吸症候群が悪化するリスクが高まるという研究結果が報告されています。日本では気温の上昇が健康に深刻な影響を与える可能性があり、快適な睡眠環境を維持することの重要性が強調されています。

猛暑の影響
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスとは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、いやーもう笑ってしまうぐらい暑いですね。なんか毎回毎回ね、オープニングトークで言ってるんですけども、
今日一番暑いんちゃう?っていうぐらい暑かったんですけど、なんかね、明後日ですか、
24日、北海道の北見市では最高気温が38度になるんじゃないかということと、
帯広では40度超えみたいなね、もう北海道じゃないやんっていうぐらいのね、もう天気でね、
もうまあまあ北海道に限らずですね、全国的にめちゃくちゃ暑いんですけども、帯広が40度やったら、那覇の方が涼しいんちゃうっていうぐらいですね、非常に熱湯が熱い感じになってるんですけども、
今年の夏も毎年暑いんですけど、とんでもなく暑いですよね。夜も暑いということで、寝苦しい夜が続いている方も多いと思うんですが、
今日のお話はですね、ちょっとね、この暑さに絡めたお話になるんですけども、寝苦しさで不眠なんでね、話をよく聞くんですけども、
これね、結構ね、びっくりするような研究結果が出てきたんですよね。何かと言いますとですね、今日のお話につながるんですが、
気温が上がると、低息性睡眠時無呼吸症候群、英語で言うとOSAですけども、それがですね、睡眠時無呼吸症候群、よく聞きますよね。
これがですね、悪化することがね、研究結果でわかってきたので、そちらのね、お話をしたいと思います。
睡眠時無呼吸症候群の理解
まずね、睡眠時無呼吸症候群って何なのかということなんですけども、これはですね、文字にするとね、わかりやすいんですけども、
寝ている間にですね、空気の通り道である軌道が塞がっちゃって、閉塞しちゃって、呼吸が止まってしまう病気なんですね。
主な原因はですね、睡眠中に舌や喉の奥にある組織が、喉チンコと言いますけども、一覧によく言いますね、の緊張がゆるんで、
軌道を塞いでしまうことが原因なんですね。特にね、仰向けで寝ているときに舌が落ち込みやすいということが、これでね、軌道が塞がっちゃってね、
睡眠しているときにね、呼吸が止まっちゃうみたいなね、そういったね、症状のことを言うんですけども、
このね、睡眠時無呼吸症候群に注意な人がいまして、扁桃腺が大きい人であったりとか、肥満気味で軌道周りの脂肪が多い人とか、
脂肪が小さくて抗体している人、鼻の通りが悪く口呼吸をしている人というのがですね、非常にね、睡眠時無呼吸症候群の可能性があるということなんですね。
これね、睡眠ポリグラフ検査とかですね、正確な診断ができますし、
肥満態系、大きなエビキをかくというときは、OSAの可能性が高いので、調べてみる必要があるということなんですね。
でね、このね、睡眠のときに無呼吸だけやから、大丈夫っしょみたいなね、呼吸止まっているから、非常に苦しいので、危ないんですけども、
いろんな病気がですね、複合的になっちゃうんですね。
このね、睡眠時無呼吸症候群はですね、高血圧や糖尿病といった生活習慣病の大きな原因になるだけではなくて、
最終的には強心症や心筋梗塞、人機能不全、さらには失明まで引き起こす可能性のある、
医学的にとってもね、重要な、注意しなければならない病気なんですね。
さらに恐ろしいのが、今日のテーマでもあるんですけども、気温が上がっちゃうと、地球温暖化とか言ってますよね。
地球温暖化は科学的に揺れているわけなんですけども、気温が上がるとですね、OSAに関連する医療費が爆増したり、日中の眠気による事故が増えたりと、
体調不良で仕事の生産性が落ちる、プランプレゼンティーズムというふうに言いますけども、
それが深刻化したり、健康面でも経済面でも莫大な損失をもたらすことが明らかに立っているということなんですね。
研究結果とその影響
どれぐらいの潜在的な患者がいるのかということなんですけども、いびきがうるさいから、一人で寝ろと言われてるみたいな、そういった方もいらっしゃると思うんですけども、
そのうちの人種列で息が止まっているかもしれないと。
一般的に睡眠時無呼吸症候群というのは、1時間あたりの無呼吸と低呼吸の合計回数、それを英語でAHIと言うんですけども、
交互にやってくるのが5回以上で、かつ日中に眠気などの症状があれば診断されるということで、
慢性的な眠気って匂いに慣れるように自分では気づきにくいものなんですね。
そのため、さまざまな健康診断、そういった基準で見てみると、日本国内には最大で900万人もの潜在患者がいるというふうに推定されていて、
その中でも今すぐ治療が必要な人は300万人以上いるのにも関わらず、実際に治療を受けているのはたった50万人程度に過ぎないのは現状ということで、これ結構大きな問題ですよね。
この気温上昇が睡眠時無呼吸症候群が増えるというのがどういった研究結果をやってきたのかというと、
2024年に中国の研究者たちが気温の上昇とOSA、睡眠時無呼吸症候群の重症化に明確な関連があることを大規模なデータで示したということなんですけども、
ウェアラブルデバイス端末を使って約5万2千人、約620万拍分の睡眠データを解析した結果、日中の気温が10度上がるごとに、
AHA、無呼吸と低呼吸が5回以上1時間あたりに繰り返されることが0.705増加し、最低酸素飽和度が0.18%減少するということで、OSAが悪化することが明らかになった。
これがちっちゃい値かもしれないけども、さらにいろんな研究をしておりまして、世界41カ国、約11万6千人を対象にした超大規模調査においては、衝撃的な事実が判明したということで、
1日の平均気温、6度から26度、朝の気温と日中の気温が平均気温が20度上昇すると、中低度から10度のOSAになる確率がなんと45%も増加するという結果が出たということで、
中国のさっきのデータは、日中の気温が10度上がることにAHA、無呼吸と低呼吸が繰り返されることが0.70増加するという非常に少ない値かもしれないけども、これが非常に重症と中低度から10度のOSAになる確率が45%も増加するということで、ちょっと増加するだけでも重症化する可能性が非常に高くなるということなんですね。
この気温上昇とOSAリスク、睡眠時無呼吸症候群のリスク増加の関連性が最も顕著だった国は、それはなんと日本なんですね。約2倍に増加する可能性があるというふうに言われてて、ついでオランダ、チェコなどヨーロッパの国々は続くんですけども、非常に気温上昇と睡眠時無呼吸症候群の重症化が増える、患者さんが増えるというのは、
大規模なビッグデータを用いた結果から導き出されたということで、相関関係あるよということがわかってきたということなんですね。
猛暑と睡眠時無呼吸症候群の関係
この睡眠時無呼吸症候群の増加は、単に健康問題だけでは終わらないということなんですね。例えばイギリスの試算では、気温がわずか0.7度上がっただけで、OSA、睡眠時無呼吸症候群による健康な生活期間の損失が約6万年分も発生したというふうに言われてるんですよ。すごいよね。
そして経済的な損失も莫大ということで、関連性が認められた29カ国で、2023年だけで680億ドル、約10兆2千億円もの経済損失があったというふうに推計されていると。
これは2000年と比較して約2倍に増えておりますし、研究者たちは、気温上昇、地球温暖化を大幅に抑制する政策がなければ、2100年までにこの健康経済的負担がさらに2倍になる可能性が結構しているということで、無理やり地球温暖化に警告して、地球温暖化館からいろんな施策をしていこうみたいな。
ちょっと裏が見えるな、みたいな結果なんだけども、気温が上がる、睡眠中呼吸症候群の患者さんが増える、相関関係で出ている、日中眠いとか、そういったパフォーマンスが落ちるから、その結果経済損益が目に見えないだけで、実は10兆円もあるよ、みたいなね。
地球温暖化のせいにして、いろんなビジネス、マーケティングの戦略なのかな、という感じを受け取るんですけども、それぐらい気温が上がる、睡眠中呼吸症候群が増える、経済的損失、パフォーマンスが落ちるから、それだけあなたの仕事が凝っているよ、パフォーマンスが落ちるから経済損失があるよ、ということをいろいろなデータを示しながら言っているということなんですね。
なので、暑いと、睡眠中無呼吸症候群が悪化するということなんですけども、暑さで眠りが浅くなると、むしろ無呼吸は減るんじゃない、というふうに感じません?
暑いから起きたりとか、寝ぐると起きたりすると、起きたら呼吸しているから、暑くなればなるほど、眠りが浅くなって、呼吸をちゃんとしているんちゃう、というふうに思うかもしれませんが、実際は逆だったということで、
暑さで夜中に何度も目が覚める際、一時的に息が荒くなることで、血中の炭酸ガス濃度が変動し、軌道周りの筋肉が緩んだり、肺に炎症が起きたりして、酸素飽和度が低下する可能性があるということで、
なので、暑くなると、肺に炎症が起こったりとか、軌道周りの筋肉が緩んでしまって、よりOSAが増加してしまうということが関連されているということなんですね。
不思議なのが、家庭用エアコンの普通率が世界トップクラスの日本で、なぜ気温上昇によるOSAリスクが最も高いかというのは、まだ謎のままなんですけれども、
日本の場合、気温が高くなってきて、気温が上昇すると、非常にリスクが高くなる国トップレベルということで、明確な答えは出ていないんですけれども、
日本のリスクが生まれていると。日本人は、顎が小さくて、顔が平らで、舌と喉の壁の距離が狭いなど、携帯的に軌道が狭いタイプの睡眠時無呼吸症候群の患者さんが多いことが影響しているかもしれないと言っているんですけれども、
暑くなって、単に暑くて不快だけでなくて、私たちの健康に深刻な影響を与えているということが、最新の研究で明らかになってきているということで、
冷房をしっかりかけて、快適な環境で寝ることが大事ですし、熱中症などで死亡してしまうリスクもありますので、睡眠時無呼吸症候群も非常に怖い病気ですから、快適に過ごすために、
エアコンをけちらず、電気代高いけれども、けちらずやっていきたいなというところがあります。ということで、今日はこの辺にしようと思います。それでは皆様、さよなら。バイバイ。
12:06

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