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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、昨日おとといとですね、日本テレビの愛は地球を救う、24時間テレビがね、やってたんですね。
私はテレビ見ないですし、一切見てないんですけども、ネットニュースとかでね、見た情報によりますと、台風も来てたということで、
24時間テレビでマラソンで走るのがですね、恒例行事になっておりますよね。台風も来てるから危ないということで、今年は芸人の安子さんが走る予定だったんですけども、
いつもならね、100キロマラソンですから、100キロどこかで設定してね、日本武道館に向かって走っていくわけですけど、危ないということで、
競技場をですね、一周400メートルですね、250周するみたいな形になったんですか。そんな感じで、そこまでやる必要あったんかな、みたいなところもあるんですけども、
ゴールはね、日本武道館ですけども、完走したということみたいですけどね。この24時間テレビですね、チャリティ番組として募金を集めて、4億円近く集まったみたいですけどね、今回ね。
着服問題とかでありましたから、いろいろ疑惑つきの番組なんですけども、その24時間テレビね、体にハンデのある方であったりとか、
LGBTとかですね、マイノリティの方を取り上げて、いろんな芸能人とコラボレーションして歌を歌ったりとか、ダンスしたりとかするっていうのが、だいたいね、そういう趣旨の番組ですよね。
今日のお話につながるんですが、このLGBTQとかプラスとかになってますけども、
同性愛者であったりとか、性別が不一致、体と心が不一致な方だったりとかね、そういったLGBTの方々いらっしゃいますけども、これね、人間だけなのかどうかということなんですよ。
この人間ね、高等な動物ですから、高等って言い方はね、あんまり私は好きじゃないんですけども、いろんな思想を持っておりますから、これは人間だけに起こることなのか。
要は、オス同士とかメス同士とか、そういったカップルであったりとか、都合とかっていうのは、動物界、他の動物に当てはまるのかどうかというところがちょっと気になりません。
今日のお話につながるんですが、実はいるということなんですね。
メス同士でカップルになる鳥についてですね、主にメインに取り上げて、他にもね、LGBTじゃないけど、同性でカップル、自由な愛の形がある動物についてお話したいなと思うんですけども、
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このね、メス同士でカップルになる鳥、どんな鳥かと言いますと、コアホウドリ。アホウドリよりもちょっと小さいアホウドリということで、コアホウドリと。コアホウドリ。
小さいと言ってもですね、大きさは80cmで、翼を広げると2m近くなるので、アホウドリがね、結構大きいので、それよりもちょっと小さいからコアホウドリなんですけども、
海の上を飛ぶ愛のシンボルの鳥というふうにも言われてるんですね。アホウドリの仲間は、海の上を飛んで魚などを食べる大きな海鳥で、オスとメスで協力して子育てをするなどですね、
理想的な夫婦の象徴とされてきたんですが、最近の研究によってですね、その愛の姿が、リアルな姿が見えてきたんですね。
アホウドリの都合の結びつけは非常に強く、選んだ相手と仲続きすることが多いんですね。それが人間にフィードバックしてね、愛の象徴みたいなね、言われるんですね。
数十年にわたってカップルの関係が続くこともあるんだけども、それがオスとメスとは限らない。固定概念をちょっと変えましょうよっていう話なんですね。
オスとメスとは限らないんですね。どういうことかというとですね、ハワイ市オアフ島に住んでいる子アホウドリの研究なんですけども、
約3割もの都合がですね、2羽のメスからなる同性カップルだというふうに判明したんですね。繁殖期になるとメスの子アホウドリはオスと交尾して受精するんですね。
お腹の中に赤ちゃんがいます。卵を産まれましたというところですね。ここまではですね、オスとメスの都合と同じなんだけども、受精したメスの一部は交尾したオスをカップル、都合に選ぶんではなく、別のメスとカップルを作るんですね。
このメス同士、一羽はオスと受精していて卵を産んだメスと、もう一羽のメスは受精しないメスなんですね。メス同士のカップルはですね、オスとメスのペアと同じようにお互いを育いするといった親密な愛情表現も行うんですね。
もうまるっきり都合カップルなわけなんですよ。そしてですね、オスとメス同様ですね、3週間ずつ交代で卵を温めて孵化させて生まれたヒナを育てるんですね。その温め方もオスとメスの都合と同じように育てるということなんですね。
その後ですね、鳥って結構ペアを変えたりとか、そのままずっと続く場合もあるんだけども、結構コロコロとペアを変えたりする場合もあるんだけど、その後相手を変えるペアもいればですね、数十年もこのメス同士の都合が続くペアもいるということなんですね。
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だからオスと女性はするんだけども、その後の子育てはあなたもどっか行ってねっていうことで、メス同士で子育てをするということなんですね。メスとメス同士は女性はできないから、その辺は女性はできないんだけども、女性は他のオスとしておいて、子育てはメス同士で行うということなんですね。
このオアフ島の子アホードリの群れはですね、メスが多くて全体の6割近くにもなるんですね。オスとメスがペアを作らなかったこのメス同士が協力して子育てする行動には、繁殖面としてメリットがある。
あぶれてしまったメスが出てくるわけじゃないですか。メスが多いということだから、受精的な活動、あぶれてしまったメスが受精したメスと子育てしてヒナを育てる方が生存戦略上有利なのかなと。
そういった思想を残すことにより、一人で子育てするよりも、温めてる時にエサ欲しいですから、その時にペアのもう一人のメスがエサを持って行ってくれれば、非常に合理的ですよね。
自然界の動物は、合理的な判断で、合理的な行動で生きておりますから、メス同士でカップルを作った方が生存戦略上良いよね、子孫を残す上では良いよね、という判断でしているのかなと。
パートナーをメス同士だったけど、次の繁殖期にはオスに切り替えたりとか、またメス同士とかいう、いろんな複雑というか、コロコロと変えるのもいると。長く連れ添うのもいるということで、非常に合理的で、
この恋愛事情というか、ペアを同性異性関係なく合理的に判断してやっている。愛の表現というか、動物たちの愛の表現というのは、別にオスメス限らず、同性同士もやっている。
我々で言ってもLGBTみたいな感じで、それをLGBTというカテゴリーで見るのはどうかと思うんだけども、同性同士のカップル違いもいるよ、それで子育てする動物もいるよ、ということなんですね。
この子アホ通り以外でも、結構同性同士で、子育てであったりとかいうことも、動物であります。
例えばキリン、このキリンもオス同士の性行為が多いということなんですね。
さらに、コウモリもオス同士で逆さまの状態のままイチャつくというか、毛づくろいしゃるとか、そういったコミュニケーションというのも異性限らず、同性同士ともやる。
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さらに、ボノボ、チンパンジー2弾、ルイジンエンですけども、ボノボも同性と親密な性的コミュニケーションも取るし、さらにペンギン、動物園の飼育環境下ですけども、
同性カップルが多数成立しているということで、人間の我々の愛の表現と同様、動物自然界のその他の動物も、その表現はLGBTというカテゴリーで見たらみんなどうかと思うけども、
どれほど似ているかわからないけども、この多様性というものが、他の動物にもあるよということなんですね。
我々もいろんな方がいらっしゃいますし、いろんな考えを持っている人、いろんな言動をする人、いろんな行動をする人もいますから、
この多様性を受け入れて、そういった方もいるよということを認識を持っていくということだけでも違ってきますから、今はそういった時代ですからね。
他の動物にも、同性カップルなどもいれば、同性で子育てするのもいるし、同性で性的コミュニケーションをとる動物もいますから、
多様性、いろんな生き物がいるよといったところですね。ということで、今日はこの辺にしたいと思います。
それでは、みなさん、さよなら。バイバイ。