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2023-04-27 08:31

#437 喜びを最大化し、苦痛を最小化する意外な科学的方法

2023.4.27配信。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、脳の特性についてお話しました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。ということで、
皆さんに質問なんですけども、今から挙げる2つの事柄についてですね、 途中で休憩を入れたいと思うのはどちらかという質問をしたいと思います。
A、痛みを伴うリハビリを45分間。 B、気持ちの良いマッサージを45分間。
この2つでですね、途中で休憩を入れたいと思うのはどちらかという質問した場合ですね。
いや、そりゃね、Bやろと。ほとんどの人がですね、痛いリハビリはもう休み休みやりたいしね、痛いしね、嫌なことだからね、
マッサージは中断せずに受け続けたいというふうに思ったと思うんですけども、これはですね、人間の脳の特性を考えると、その判断はですね、賢明ではない可能性がね、高いわけなんですよ。
まあ嫌なことかっていうのはですね、もうすぐ終わりたいし、もうね、もうやりたくないみたいな感じだけどね、楽しいこととかね、私なんか釣りなんか好きですから、
釣りなんかもうずっとしてたいみたいな感じなんですけども、この判断はですね、人間の脳の特性を考えると、そうじゃないよっていうことをですね、今日はお話ししたいと思います。
様々な種類の体験への人間の適応について調べた研究、ネルソン・ラ、2008年の論文によるとですね、
まず一つ目の実験なんですけども、140人の大学生に掃除機のノイズ音を聞かせてですね、ネガティブな経験への適応について調べたんですね。
大学生たちは3パターンに分かれたノイズを聞いております。1、5秒間ノイズを聞く。2、40秒間ノイズを聞く。
3、40秒間ノイズを聞き、5秒休憩した後、再び5秒間ノイズを聞くというね、この3パターンに分かれたんですね。
で、この3つのグループに分けられて、実験後ですね、最後の5秒間の刺激についての評価を尋ねたところですね、
最も不快感がね強かったと答えたのはどれだと思いますか? 実はですね、1のグループなんですね。
5秒間ノイズを聞いた方がですね、一番不快感があったよと。 次にですね、3なんですよ。あれ? みたいなね。ずっと聞くのが嫌じゃない?みたいなね。
03:01
不快感を聞いたところ、3のね、40秒間ノイズを聞き、5秒休憩した後、再び5秒間ノイズを聞く方が不快感は2番目に高かったんですね。
で、最後に2の、ずっと聞いてた。40秒間ノイズを聞いてたっていうのが一番不快感が一番小さかったということなんですね。
不快な音にさらされた時間が一番短いはずの1がですね、なぜ最も強い不快感を与えたのかということで、
まあ研究者たちはね、こういう答えというかね、こういうことかなーみたいな推測を出しております。 ネガティブな体験に適応した2に対し、1は適応する時間がなく、
3は5秒間の休憩によって適応のプロセスが乱されたのではないかというね、この論文結果というかね、研究結果を出しております。
ネガティブな体験に適応するとですね、嫌なことっていうものもそこまで不快感じゃないよっていうね、
いう感じになる脳の特性から考えると、そういう脳のプロセスになっていると、そういう感覚になっているわけなんですね。
これはまあネガティブなことに対しの評価なんだけど、ポジティブな方ね、ポジティブな経験の適応も調べております。
でこの2つの実験をしたんですけども、49人の大学生が1、3分間続けてマッサージを受ける。
2、80秒間マッサージを受け、20秒間休憩し、再び80秒間マッサージを受けるというね、
楽しいことっていうかね、もう何かいいことを続けてやるのか、ちょっとやって休憩してまたマッサージ受けるっていうね、この2つのグループに分かれたわけですよ。
そうするとですね、これマッサージ地位を使ったわけなんですけども、実験後に体験全体を評価してもらったところですね、
2のグループ、ちょっとやって休憩した方のグループの方ね、2のグループの方がマッサージを楽しみ、体験を繰り返すためにいくら払うかっていうね、
そういう質問もしてるんですけども、1のグループに比べてですね、約2倍の金額を提示したということなんですね。
楽しいことはね、こだしこだしにした方がいいよということなんですね。
最初の実験とは逆にですね、20秒間の休憩により適応が途切れ、マッサージという快適な体験に慣れてしまうことなく、
より新鮮に楽しむことがこの結果からわかったということなんですね。
なので中断はですね、適応を防ぐためポジティブな経験の満足度を高め、
ところどころ休憩した方が、よりね、またいいな、またいいなという感じでね、幸福度が増すということなんですよ。
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ネガティブな経験への不安をですね、増幅するわけですね。ネガティブな方は休憩取った方がずっと効くよりも不快感増してましたよね。
なのでつまりどういうことかというとですね、大好きな体験は適度に休憩を入れた方が楽しめるし、
嫌なことは中断せずに一気にこなしてしまう方がいいということが、まあ人間の脳の特性上ですね、そういう性質があるから、
楽しいことはちょっとずつ、ちょっとずつ休憩して取った方がより新鮮に楽しめると。
で、嫌なことはもう中断せずに一気にやってしまった方がいいよということなんでございますね。
ということでね、ついつい楽しいこととか、なんか好きなことっていうのはもう中断を挟まずにね、やっちゃうんだけど、
そうするとね、脳が慣れてしまって、なんかなぁみたいなね、感じになってしまう。
私も釣りが好きだけど、毎日毎日釣り確かにできるけど、そうすると新鮮味が薄れて楽しいことも、なんかその満足度とか幸福度が下がってしまうということなんですね。
なのでこういう適度にですね、嫌なことっていうのは一気にやった方が脳が適応されるから、そっちの方がいいということと、
あとは時々休憩を挟みながら、ちょっと休憩したり中断しながら楽しいことをやった方が、より人生の幸福度が増すということですからね。
そういう脳の特性があるからですね、そういった嫌なこととか楽しいことをそういった観点で楽しむと、
より幸福度、より幸せになるんじゃないかということが言えるわけですね。
釣りっていうか楽しいことをしたいけどね、ずっとね、脳の特性で、それが最大限の効果を得られないよということでございました。
ということでね、ゴールデンウィークやっていきますからね、好きなこともやりつつ、ちょっと嫌なことも中断せずに一気にやってしまって楽しいことをやる、ちょっと休憩しながらみたいなやると、
より楽しい週末ゴールデンウィークが待っているのかなと思いますからね、そういうところちょっと意識していただければと思いますね。
ということで今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さようなら。バイバイ。
08:31

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