寝屋川高校の定員割れ
はいみなさん、こんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教育問題一刀両断ということで、教育問題や教育ニュースを取り上げて、あーだこーだいう企画となっております。
今日取り上げるですね、トークテーマはこちらです。
寝屋川ショック?大阪の伝統校が定員割れっていうね、お話をしたいなと思うんですけども、
関係者、公立高校の先生方とかですね、教育系の専門家がね、異常事態ですよというぐらいですね、大きな話題となっているんですね。
これ何かと言いますと、大阪府内の公立高校一般選抜で、まさかの事態が起きていると。
3月12日に学力試験が実施されたんですけども、令和7年度の学力選抜で、
なんとですね、伝統校の倍率が相次いで1倍を下回っているということで、定員割れをしていると。
これまでですね、大阪府民は公立志向が強いと言われてきただけにですね、教育関係者を中心に衝撃が広がっているということなんですね。
特にですね、注目を集めているのが地域の新学校として根強い人気を誇る寝屋川高校。
地元ではですね、略して寝屋高校という風に言うんですね。
寝屋川高校はですね、倍率が1倍を割り込んだ、要は定員割れしたということで、
SNS上ではですね、マジか、あまりにも衝撃といった声が続出しておりまして、
それをですね、取り上げて寝屋川ショックという風に言われているということで波紋が広がっているんですね。
伝統校の歴史と人気
これね、寝屋川高校だけに限らずですね、伝統校、大阪の府立高校、公立高校の伝統校がですね、
軒並みと言いますか、多くの伝統校が定員割れをしていると。
先ほど言いましたように寝屋川高校が0.94倍、八王高校が0.99倍、大取高校が0.94倍といったですね、
名門校と呼ばれるものがですね、軒並み1倍を下回る要は定員割れをしていると。
SNS上ではですね、1.0倍を割るなんて本当に異常事態。
府立高校の名門なのに寝屋川高校の定員割れはえぐいなといったですね、こういった悲痛なコメントが並んでいるということなんですね。
この寝屋川高校なんですけども、寝屋川高校は明治42年創立の高等女学校前身としておるということで、100年以上の歴史があるんですよね。
八王高校も大取高校もですね、八王高校は明治28年、大取高校は大正11年に設立された旧正中学の流れを組む100年以上の歴史を持つ伝統校なんだけども、
地元に根差してね、昔から新学校と、そういった寝屋川高校が定員割れをしていると。
地域の新学校として長年親しまれているんですけども、寝屋川高校の出身者にはお笑いコンビ、ハイヒールのリンゴさんとかですね、自民党の議員であったりとか、
あと立教大学の名誉教授の方とかですね、各方面での著名人、著名な方が寝屋川高校出身であるし、それも八王高校も大取高校も同じことが言えるんだけども、まさかの定員割れをしているということでね、
これらの伝統校と呼ばれる高校はですね、毎年関関同立を始めとする関西の南韓次第に多くの合格者を排出する新学校として知られているし、
チラッと新学実績を見たんですけども、寝屋川高校は大体国公立大学に50人以上、多いとしては100人以上の受かっている新学校ですから、非常にたまのいいという言い方があれかもしれないけども、
新学実績のある、皆さんがよく偏差値が高いというかね、そういった言い方をしますけども、学歴とか関係ないんで何とも言えないんだけども、地元に根差した昔からの新学校として知られているというところなんですね。
教育への影響と問題点
だいたい偏差値見ると68とかになっているので、非常に偏差値の高い新学校として昔から親しまれているんだけども、まさかの定員割れ、寝屋川ショックということで、かなりね、私は大阪府民じゃないし、大阪府の高校も行ってないです。
公立高校出身ですけども、公立高校でも働いていましたけど、いまいち地元じゃないとどれくらいのレベルなのかというのがわかりづらいんですけども、これ寝屋川ショックというぐらいですね、SN上でかなりの話題となっているので、本当に衝撃的で、寝屋高に入るためにめちゃくちゃ勉強頑張ってやっているみたいな中学生が多分多いでしょうね。
それが定員割れすると基本的に全員受かるんですよ。
いちじるしく点数が足らないとなると落とす可能性はあるんだけど、基本的に定員割れしたらほぼ全員受かるんですよね。
あんなに頑張ってきて勉強してきたのに入るってラッキーじゃラッキーですけどね。
そういった質の確保であったりとかそういったものがかかってくるので、定員割れって結構大きな事態なんですよね。
なんでこんな伝統校が一倍を切ったのか、定員割れをしちゃったのかということなんですけども、
大阪不立学校条例では3年連続で募集人員を満たせず、改善の見込みがない場合、再編整備の対象とするというふうに定められているんですね。
大通高校は2年連続で一倍を下回っておって、倒廃後の懸念が現実味を帯びつつあるということなんですね。
むける子供の数が少なくなってきているというのもあるんだけども、3年連続で一倍を下回ると倒廃後が進んでいて、
大阪って倒廃後がめっちゃ多いんですよ。数々の公立高校がめちゃくちゃ少なくなっているんですよね。
この10年ぐらいで40校50校ぐらい減っているので、子供の数が減っているというのもあるんだけども、
減っているにもかかわらず、手に割れしているということは、再編整備が必要だよ、みたいなね。
だから、クローイクにそんなにお金をかけるのは、あまりコストがかかるから、あかんよ、ということを橋本徹元、大阪府知事も言っています。
そもそも、この3年連続で募集陣を満たさないと、再編整備の対象とするというような、この大阪府立学校条例を作ったのが、あの橋本徹氏なんですよ。
言ってしまえば解約ですよね。彼が最近言っていたのが、公立はコストがかかるからあかん、みたいなね。
教育にコストとか、そういったことを考えたらダメですよ。
大学そのものが、科学論文とか、引用されているのが、本当に今では中国とか韓国とかに抜かれていますので、
非常に科学技術とか、科学的な話もそうだし、非常に学力、学歴というか、そういったものが落ちている。
それはなぜかというと、大学も法人化して、学校法人化して、国公立も国公立と言っているけど、基本的に学校法人になっているので、
どんどん国が金を出さない。コストをかけない。投資しない。もう教育なんて見れない投資だから、
それはしっかり見越してやっているので、中国とかはね。教育にどんどん投資しまくっているわけなんですよ。
それがね、いろいろな科学技術とかにも発展するし、GDPとかにも繋がると思います。
それがね、ほとんどカットされているので、駄目なんですよね。
それでね、私立がめちゃくちゃかけ集めてね、人気なんですよ。かけ集めて、学費払ってもらっているから、
そりゃね、設備とかもきれいになるんですよ。
で、それにも、橿本徹氏の大阪府立学校条例を解約したというのもそうだし、
大阪府ではですね、これ今は大きな話題になっていますが、令和6年度から私立高校の授業料無償化を段階的に実施しているので、
私立ってお金高いイメージあるけども、それを負担しますよということをしているわけなんですよ。
で、私立高校の合格発表が2月中に行われるので、公立の試験よりも早く終わるし、
早くやっぱり決まりたいというのは、受験生の心情心理だから、それをうまくつけ込んでいるみたいな。
大阪の伝統校の現状
でもね、設備も外乗っているし、部活もちゃんとしているしね、強いところもあるし、
でも勉強も力を入れているみたいな、私立が多いですよ、大阪ね。
でもそれで学費払ったら、そっちでいいかなみたいな。もう決まっちゃったし、みたいな。
それは行くよね、そっちにね。ということで、公立がどんどん人が少なくなってくるということで、
自治体も金かけないから、設備とかも新しくならないんですよ。スピード感がないんですよ。
そうなると、伝統校とはいえ、私立無償だったらそっちに行くよね、というふうになりますよね。
さらにですね、値上川高校と八王高校については、過去の購買率が影響している可能性もあるということなんですね。
令和4年度に値上川高校は1.47倍、令和5年度には八王高校は1.41倍の購買率となって、
募集人員を6年度からそれぞれ40人増やしてきたということなんですね。
この定員増が今回の倍率1倍割れにつながったというふうに考えられていると。
それが増した時にタイミング悪く私立学校無償化になったから、私立でいいやんってなって、
枠を増やしたもののあんま来ないよってことで定員割れしたということで、
この値上川ショックはですね、単に私立人気の高まりだけではなく、
定員増や制度変更など複合的な要因が組み合った結果ともいうふうに言えるというところですよね。
教育制度の改革と影響
難しい問題ですけども、これね、公立高校がどんどん党配合されていって、
党多されていくと思います。
橋本徹って、禁縮財政派なので、金をかけたくないんですよ。
コストカットしてるけど、その真意はですね、金使いたくないんですよ。
なので、公立高校をここまで定員割れにしてコストかかるとかわけのわからないことを言ってですね、
公立高校を民営化したいんかなというふうに思うんですよ。
これを全国に先駆けてやりましたというところで、
今は実質の正解は引退してるけども、それが根強く残ってますよ。
それで、民営化して金はかけない。
無償化にすれば、公立高校に金持ちが集まって、不裕相ばっかり優遇してるみたいな感じですよ。
彼ね、すごい教員嫌いなんですよ、確か。
大阪の高校時代にラグビー部やったけど、先生が嫌で、
教員に対しての風当たりが非常に強いんですよね。
大阪組合も強かったんですけど、教職員組合は潰してます。
潰してるから、大阪は効率指向が強かったけど、
無償化やから私立にして、民営化して先駆けたいんやと思います。
日本維新の会と組んでね。
無償化言い出したから日本維新の会ですから、
大阪に日本維新の会を支持してるから、
都構想は反対してるからよくわかんない構図なんだけど、
基本的に都構想して、見た目は良くして、基本的に金は使いたくないみたいな。
議員とかのキックバックとかして、潤うところにより潤そうみたいな。
IRのカジノもそうでしょ。
政治が民営確立しているのが本当に嫌だなということで、
教育って未来の投資ですから、コストどう残るんじゃないんですよね。
皆さん、この値上がわショップどう思いますかね。
公立高校が民営化していくんじゃないかとか、
それは非常に防げないといけない時代ですから、
これは違う時代に住んでる方も、
やがては自分の時代にも回ってくる話なので、
真剣に考えた方がいいかなと言ったところです。
今日はこの辺にしたいと思います。
それでは皆さん、さよなら。バイバイ。
