00:01
はい、みなさんこんばんは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、みなさんにちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
先週日曜日に兵庫県知事選が行われまして、前職の斉藤基彦氏が見事再選したというところで、いろいろ言われております。
社会の底が穴開いたとか、民主主義の敗北とか、いろんなこととか、パワハラがなかったんじゃないかとか、自殺してる方がいらっしゃいますので、斉藤知事は悪い人じゃない、みたいな感じで、斉藤さんの押し勝つみたいな感じで、押してるんです。
いろいろ考えた上で投票率も50%以上ということで、非常に関心のある選挙戦だったんですけども、見事というか、圧勝で斉藤さんがまた知事になったというところなんですね。
真相はよくわかりませんけども、噂のままかもしれないし、信憑性がないにしても、それは別なんちゃうの?ということで、これはちゃんとうやむやになるのを、最近いろんな政治、日本の政治の裏金問題もそうですし、盛りかけ問題も解決しないし、うやむやのまんまなんか、
人柄というか、パーソナリティーな感じのキャラクターで、押し切っちゃうみたいなことが多いから、それは別で考えあんとあかんし、問題が出た時にちゃんと対処せなあかんと思うんですけど、どうなんですかね?というところで、どうなっていくんですかね?
辞められた時に、県庁でのお見送り、ゼロ人ですよ。ゼロ人やったんですけど、初都庁というかね。その時は数十人の支援者がいたって書いてたんですけど、どうするのかな?みたいなね。議会も止まるしね。
やっぱりその結果というか、県民のために働く必要を今後お見せでいくことが必要かなと思うんだけど、その問題をちゃんと解決してからじゃないと、どうなのかな?という感じですかね。ということで、今日のお話はですね、すっかり寒くなりまして、
街の街路地であったりとか、山とかですね、紅葉がね、今綺麗ですよね。紅葉をする植物たくさんありますが、今日はですね、胃腸をですね、取り上げてみたいと思います。黄色く色づいてね、非常に綺麗ですけども、この胃腸をですね、絶滅仕掛けって聞くとですね、え?って思いません?
03:11
実はですね、野生の胃腸っていうのは、絶滅危惧種に指定されてて、絶滅寸前なんです。野生の胃腸はですね、絶滅寸前という話と、胃腸ってめっちゃ昔からあるよっていうね、その歴史というかですね、今日は胃腸についてですね、取り上げてお話したいなと思うんですけども、
胃腸がね、初めてこの世界にね、地球上に誕生したのは、もう約2億年前ぐらいなんですよ。要はね、恐竜がいた時代からですね、ジュラ紀以外ですね、ずっと存在しているんですね。
で、このね、野生の胃腸がってことなんですけど、ガイロジュとかで植えてるからね、絶滅危惧種っていうイメージないかもしんないけど、あれね、栽培種なんですね。要は桜とかと一緒なんですよ。人間の手によって栽培することによって命繋がってるけど、本当の原種の野生種っていうのは、ほんまに絶滅仕掛けなんですね。
で、この現在の地球にはですね、5つのタイプの種子植物がいるんですね。最も多いのが菱植物、そして松類、グネツム類、ソテツ類、胃腸類が存在しているんですね。
ソテツもね、胃腸同様ですね。2億年ぐらい近く前からですね、存在しているんですけども、植物界において胃腸のグループには、今ね、ただ一種、胃腸しか現存していないんですね。胃腸、ギングゴ、ビローバ、この種しかいないんですね。
太古の世界には様々な種の胃腸が存在していたというふうに考えられているんですね。前世紀はですね、17種類もの胃腸の仲間がいたんですけども、今いるのはですね、生き残ったのはたった1種類だけなんですね。
胃腸はですね、カブトガニと同じように生きている化石というふうに呼ばれることが多いんですけども、それはなぜかというと、2億年前から存在しているし、様々な種が存在していたけども、この1種のみしか生き残っていないというところから見ても生きている化石というふうに言われるんですね。
異説によるとですね、世界中で胃腸が死に始めたの、どんどん死滅し始めたのは1億3000万年前というふうに言われているんですね。皮脂植物が多様化して広がり始めた時期と重なるんですね。
現在はですね、23万5000種以上の皮脂植物が存在していて、皮脂植物は進化や繁殖、成長が早く果実や花弁があるため、植物植生動物や受粉砂、昆虫とかですね、そういった生き物に対して非常に利にかなっていると。
06:13
なので胃腸よりも魅力的なので、どんどん生息域を広げていったわけなんですね。胃腸はそういった新しい植物との競争の中で隅に追いやられていったのではないかというふうに言われているんですね。数が減り始めたのは1億3000万年くらい前なんですね。
新世代になると、哺乳類の時代とか、皮脂植物の時代と言われますけども、それが6600万年前くらいですね。6600万年前頃に始まった寒冷化とともに、胃腸はですね、北米やヨーロッパから姿を消しちゃって、11000年前に最終的な最後の氷河期が終わった時に胃腸はですね、中国にしか残ってなかったんですね。
今ね、現存する野生の胃腸っていうのはですね、中国南部の安寧帯の産地に唯一生き残っているのが、これがラストなんです。ここにしかおらへんし、もうほんまに野生種は絶滅寸前なんですね。
じゃあ、胃腸ってあるやんみたいな。胃腸並木とか、近くの町にあるよみたいな、近くにあるよって言う方はいらっしゃると思うんですけども、それはね、植えたから。栽培種。たった生き残った一種を人間が栽培種でガイロジュとして植えたとかね、そういったものを植えたからこそ生き残ってるんですね。
だから、人が胃腸の絶滅の危機を救ったと言えると思うんですね。なんで胃腸を植えたのかという話なんですが、胃腸の木は強烈な臭いを持つことで知られてますよね。
言い方はあれですけども、うんこ臭い。一応ね、特徴的なのが、メスの木、オスの木ってあるわけなんですよ。メスの木は種子を作るんですね。銀なんですね。その種子は落参を含む外層、外の膜が固い膜で覆われてるんですね。
落参は人間の応答物の特徴的な臭いでもある。うんこみたいな臭いしてますよね。なんで進化の中でこのような悪臭を身につけたのかということなんですけども、
胃腸に奇跡の2億年史っていう本があるんですよね。その著者のピーター・クレーン氏、この方は世界有数の胃腸の専門家なんですね。胃腸の木の専門家のクレーン氏に言うとですね、
なんで強烈な臭いをつけたのかということですけども、臭いが強いものを好む動物に食べられることを狙ったということなんですね。排出された場所で発芽するので、この強烈な臭いが好む動物に対してですね、独占的に食べてもらって、
09:15
フンとして出してもらって、分布域を広げようという戦略に変えたんですね。この趣旨がですね、1000年前に人間が胃腸を好むきっかけになったかもしれないということなんですね。
確かに臭いけど、これも外層を除去した胃腸の種子はですね、ピスタチオによく似ているということで、おいしいですよね。銀なんで、うんこ臭いけど、それを取り除いたらおいしいじゃないですか。
茶碗蒸しに必ず入ってもいいほど入ってるし、確かにね、カラカラに炭焼きとかしてもおいしいですよね。なのでこれをね、うまいやんということで、中国の人々はですね、その種子を食べるため、他の場所では存在しなくなって、久しい胃腸の木を植え始めたのかもしれないというふうに言われてるんですね。
この胃腸がですね、ヨーロッパに持ち込まれます。17世紀後半になってからなんですけども、これがですね、日本を旅したこともあるドイツの博物学者、エンゲルベルト・ケンベル氏が胃腸をヨーロッパに紹介したというふうに考えられてるんですね。
それでうまいやん、これうまいやん、匂いかも特有かもしれんけど、中身おいしいやんということでめちゃくちゃ広まったと。人間好き好きですから、苦いものを好んだりとかですね、苦うりとかね、ゴーヤとかね、酸っぱいものとか、辛いものとか、なんでこれ好きなんみたいな感じの結構味覚の変態だと思うんですよ、人間ってね。
ピスタチオみたいなやし、匂いは独特やけど、うまいやんってことで広まったということは、これが世界中に胃腸を植えようぜという感じになったということなんですね。今ではですね、胃腸はアメリカの東海岸で特によく見られる木の一つだということで、非常に広がっているということなんですね。
胃腸はですね、虫や菌類、大気汚染に対する自然体制が非常に高く、コンクリートの下でも根を張ることができるというふうに考えられているので、そこまで丈夫だったらなんでこんなに減っちゃったのかなということなんですけど、スピード感に負けたのかなというね、異種植物という感じがしてますから、非常にそういった環境の変化の体制もあると。
日本もね、たくさん胃腸並木とかね、外露地で植えられているから、野生がね、絶滅危機寸前みたいな感じはなかったと思うんですけども、昔からあるということと、実は野生種というのは中国南部の亜熱帯の産地にしかいないということでね、日本で見られるほとんどの胃腸の木はですね、ほとんど栽培種というところですね。
ということでね、だから人間がこの絶滅の危機を救ったと、また大型哺乳類とか殺しまくっているから、ほとんどの大型哺乳類は死んでしまっているんだけど、人間の影響は結構大きいと思うんですけども、胃腸に関して言えば、人間のおかげでここまで広まったのかというふうに言えるかなといったところでね、今紅葉が綺麗ですけども、銀杏の時期でもありますし、
12:19
そういった太古の昔から存在しているすごいレアな存在だし、素晴らしい生き物であるということと、我々がその絶滅の危機を救ったということ、二重三重の喜びをかみしめながらですね、銀杏を食べていただけると、あとは胃腸の紅葉を見ていただけると、私としては嬉しいかなということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。