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はい、みなさんこんばんは、こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年5月12日、木曜日のホームルームの時間になりました。
皆様いかがお過ごしでしょうかということでですね、今日は雨模様ですね。
今日の夜未明からですね、大雨が降るということでね、私の住んでる三重、東海地方では、
そういった天気予報が、予想予報が出てるんですけどもですね、
明日の夜とかもめちゃめちゃ降るということですね。
なんかもうね、梅雨でしたんちゃうかっていうぐらいですね、雨降ってるし、じめじめしてるしね、なんか不快な感じなんですけども、どうでしょうかね。
本日取り上げるお話は、取り上げる題材はですね、クロダイでございます。魚ですね、クロダイ。
クロダイですけども、食用としても、釣る魚としてもですね、人気のクロダイなんですけども、知ってますでしょうかね。
私ね、クロダイのイメージというかですね、クロダイはですね、マダイの影に隠れてるイメージがね、あるんですよね。
マダイってね、目でタイとかね、エビでタイを釣るとかいうことでね、魚の王様としてかなり持ち上げられてますけどもですね、
クロダイとマダイね、食べてね、両方とも味変わらん気がするんですけどね。
なのにクロダイって目でタイとして、エビス様が持ったりとか、セキトリがね、優勝したらタイ持ってるじゃないですか。
そこにね、クロダイ持ってるってことはないじゃないですか。
なんかね、マダイの影に隠れてる感じがしてね、クロダイも味変わらんし、もうちょっとクローズアップしてあげてもいいのになと思ってるんですけどもね。
このクロダイなんですけども、面白い特徴があるので、それを今日皆さんにシェアしたいなと思っております。
このクロダイなんですけども、成長によって性別が変わるんですよ。面白くないですか?性別が変わるんですよ。
年齢によって性が変わるということで、全長20センチまでの小型の魚、年齢で言えばだいたい1歳ぐらいですかね。
その1歳ぐらいのもののクロダイはほとんどがオスなんですね。オス。
そして体長が約25センチ、年齢で言えば2歳ぐらいになると卵巣が成熟し始めて、4歳になる35センチくらいまでの大きさの個体はほとんどがメスになります。
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年をとると年齢を重ねて体が大きくなってくるとメスになるということなんですね。
これすごくないですか?
だから大きめの魚が店頭で並んでいたりだとか、50センチ以上のクロダイを年なしとか言いますけども、
大きなチヌ、関西名ではチヌって言うんですけど、クロダイはメスなんですね。
これね、以前性別の話したと思うんですけども、やはり卵を産むっていうことは大変体力を消耗するものなんですね。
なので小さい体だと卵を安全に産みにくいため、小さいうちはオスになっているというふうに考えられています。
オスは精子を出すわけですけども、精子も出す精装と卵を作る卵装なんですけども、精装って非常に小さいものなので、そこまで多くの体力がいらない。
なので精装は卵装に比べて非常に小さいので、小さい個体でもOKということで、小さいうちは精装が発達してオスなんだけども、
体が成熟してくると体力が要りますから。そうすると体力が要るということは、体がでかくないと卵を産んだりとか、子育てについて体力が要りますから。
そうするとやっぱり体がでかい方が体力があるからということで、体が大きくなるとメスになる。
そうした方が生存戦略的に繁殖戦略的に有意であるので、そういった戦略を取っているのかなということなんです。
面白いですよね。盛んに人気な魚なので、死病放流とかもしておりますし、容易に死病放流できますので、
瀬戸内海の死ぬの倉屈みたいな、死ぬの楽園みたいな感じですからね。流れもあんまりないですから。
増えすぎて、黒鯛増えすぎかやからもうあかんということで、死病放流ほとんど止めているみたいですけどもね。
ということで、久しぶりに死ぬ釣りたいですよね。いろんな釣り方がありますからね。
イカダから釣ったりとか、あとは丁棒からね、団子をこねて投げたりとかね。
奇襲釣りとか言いますけども、いろんな釣りの仕方、ルワでも釣れるしね。
皆さんね、死ぬをこの春、夏に狙いに行って釣ってみたらどうでしょうか。
それで大きな死ぬ、黒鯛が釣れたらですね、それはメスですよ。
ということで、今日は黒鯛の面白い生態についてお話をしました。
それではみなさま、さようなら。バイバイ。