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はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
みなさま、いかがお過ごしでしょうか。ということで、雨が続きますね。本当にね、全省が停滞しておるのでね、
あいにくの天気がね、続いておりますけども、今週末までね、雨模様ということでね、
本当にね、なんとかならんかなっていう感じなんですけども、雨もね、続いておりますしね、相変わらず感染症もね、コロナやインフルエンザやーってね、言っておりますしね、
花粉も飛び出したのでね、もうダブルパンチ、トリプルパンチでね、すごい過酷なね、天候とね、感じながらと思うんですけども、
そういう時はね、ゆっくり休んで、ゆっくり食べて、ゆっくり寝てね、よく寝てね、自分の免疫力を高めることが一番のね、
健康維持につながりますからね、ということで、今日のお話はですね、久しぶりにですね、似ている生き物を見分けるシリーズをね、お送りしたいと思います。
今日ね、似ている生き物を見分けたいということで、今日の生き物はですね、カピバラとヌートリアを見分ける。
カピバラはですね、水族館でもね、人気の生き物ですから、カピバラを飼育している水族館でね、非常に多いんですけども、なんかモフモフしてるしですね、
非常にね、大きいんですよね。ネズミの中の中まで一番大きいということで、以前ね、カピバラについてはね、お話したこともあると思うんですけども、
非常にカピバラの生息地は非常に過酷な環境だ、みたいなね、お話をしたと思うんですけども、
それによく似た生き物がいるんですよ。ヌートリア。これね、西日本の方はね、西日本を中心に分布域を拡大しておりますので、
まあまあ聞いたことがあるとかね、実際に河原で見たことある、川とかね、そういった河川で見たことあるという方も結構いらっしゃるのかなというような思うんですけども、
岐阜の河川、御三沢とか大江川にね、釣りに行った時にね、なんかカピバラに似たやつが対岸泳いでるぞ、みたいなね、そういう経験があるんですよ。
カピバラかなと思ったら、いやカピバラしかちっちゃいしな、みたいな感じの経験があるので、非常によく似てるんですね。
これね、似ているということはですね、その分類上も似てるんですね。カピバラもヌートリアも同じネズミの仲間なんですよ。ネズミ目なんですね。
カピバラは天竺ネズミ科、ヌートリアはヌートリア科ということですね。広い仲間を開けてみれば、ネズミの仲間なんですよね。
ネズミ目、2つともネズミの仲間で、さらに生息地も似てるんですね。
カピバラもヌートリアも、原産地は南米なんですね。ヌートリアは南米の南部、南米の南の方、アルゼンチンとかチリに生息しておると。
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カピバラはアマゾンですね。ブラジルとか南米の北部、ベネズエラとかコロンビアに生息しているということで、カピバラもヌートリアも原産地は南米なんですね。
ヌートリアは、なぜ日本にいるかというと、良質な毛皮が取れるので、全世界で飼育されているんですね。
なので、南米の域を越えてですね、いろんなところにいると。日本の場合は外来種として扱われているといったところなんですね。
このカピバラとヌートリア、南米に生息しておってですね、水辺で生息しているんですね。そこも似てるんですね。
どうやって見分けるのかというとですね、ひげが長いのがヌートリア。非常に立派なおひげを持っております。
カピバラはですね、普通ぐらい。ヌートリアに比べれば立派ではないけど、ひげがあるんですけど、このひげが短めというか、ひげが薄いのがカピバラなんですね。
さらにですね、ヌートリアは潜るけど、水の中、カピバラは泳ぐんですね。あと大きさも違うと。
カピバラはネズミの仲間で一番最大ですから、世界最大ですから、大きいものだと体重60キロぐらいあるんですが、ヌートリアは頭からお尻は全長ね、カピバラの半分ぐらいしかないし、体重はカピバラの4分の1しかないので、大きさでも見分けることができると。
さらにですね、尾が長いのがヌートリアで、尾が短いというか、もうない、ほぼない。ないのがカピバラなんですよね。水かきにも注目してみてください。
ヌートリアは後ろ足のみ水かきがあるんだけど、カピバラは前足にも後ろ足にも水かきがあるので、その辺りでも見分けることができるんですね。
どちらも水辺に生息しておりますので、泳ぎが得意なんですけども、カピバラは深いところに潜らない。
なんでカピバラは潜らないのかというと、深いところに潜ることなくて、もともとカピバラの先祖なんですけども、草原で穴を掘って暮らしていたんですね。
で、穴の中ではですね、長い尾が邪魔なので尾が退化していったと言われております。
ヌートリアはですね、潜っていって水底の泥の中の地下系、地下に生えているクキですね。そういったものも食べるし、マキガイも食べると。
濁った水中でも餌を探すことができるんですが、さっきも言ったように立派なヒゲを持っていますから、ヒゲって感覚感ですから、ナマズでもそうですよね。
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カイがあるとかそういった観知機能を持っていますので、長いヒゲで濁った水を潜って食べることができるということなんですね。
なので、尾っぽの違いとか水垣の違いであったりとか、もちろん生活史、どんなものを食べているのかっていうので見分けることができるし、カピバラは泳ぐことはできるんだけど深く潜らない。
深く潜らないということは水底にある生き物を食べないという証にもなっているということで、もともと草原に住んでいて、穴を掘っていたので尾が邪魔だから尾っぽがなくなったというところなんですね。
生存戦略上水辺にいた方が襲われにくいと。カピバラの住んでいる地域はアマゾンとかですから、天敵が多いんですよね。その時に水辺に逃げた方が生存戦略上有利になると。
もともとは草の中で穴を掘っていたけど、危ないときは水辺に逃げた方がいいなということで、どんどんどんどん水辺でも水域療養みたいな特徴を手に入れて、水かきも手に入れて危ないときは水辺に逃げるという戦略を取っているので、そういった形態になっているということなんですね。
カピバラは泳ぎが得意だし、水辺の底の方の餌を食べるので、潜ることに特化したような生き物になっているといったところなんですね。ということでね、カピバラとニュートリアを同時に展示している、飼育しているところをね。
水族館ってあまり無いんじゃないんですけども、そのようにオッポとか水かきとか大きさとかヒゲとかで、この紛らわしいネズミ目のカピバラとニュートリアを見分けることができるので、そういった両方とも飼育している水族館であったりとかですね、なかなかカピバラを街中で見分けることはないんですけども、そういったふうにして生き物ちょっと似ているようで、
その生き物を言えるとかですね、探せるとか、そういったことがですね、面白みにつながってくるので、ぜひそういうところに注目して、このカピバラとニュートリアを見てもらうとですね、嬉しいかなと思います。ということで今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。