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2022-11-10 07:54

#315 マツコ・デラックスと納豆とうつ病の関係

2022.11.8収録。
こんばんわ♪ちょぼ先生です。
今日は、納豆についてお話しました。
それではまた。

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00:26
はい、みなさんこんばんは。こんにちは。元公立高校理科教諭SPPのちょぼ先生です。
ちょぼ先生の教室、2022年11月8日、火曜日のホームルームの時間になりました。皆様いかがお過ごしでしょうかということで、今日はですね、
怪奇月食が見られるということでね、世界各地で天体照ということで、大きくね、報道とかもされておりますけどもね、まあ今晩はですね、まあ天気がいいので
はっきりと見えるかなということで、私もですね、空を見上げてみようということですけども、はい。
私は最近ですね、見たニュースの中で、ネットニュースの中で、ちょっと衝撃的なことがありまして、
マツコ・デラックスさんね、マツコ・デラックスさんのニュースなんですけど、マツコ・デラックス痛風にっていうニュースを見たんですよ。
まあね、ちょっとね、人よりはですね、福良かな体型をしていらっしゃいますので、いろいろなものを食べているのかなという感じがしたんですけど、
なんで痛風になったのかなって見てみたらですね、納豆を食べ過ぎでマツコ・デラックス痛風にって出てたんですよ。
納豆を食べ過ぎてそこまでになるかなってね、ちょっとネットニュースを詳細な記事を読んでいくと、
納豆のパックね、あれをね、毎日ね、6パック食べてたらしいんですよ。
そらね、痛風じゃないにしても、そらまあ食べすぎてないみたいなね、もう痛風以外の病気になってないと思うぐらいですね、ちょっと心配だったんですけど、
10日間で60パック食べたみたいな感じでね、私は愚か者ですみたいなことを自分でね、自虐ネタみたいな感じでおっしゃってたんですけどね、
まあ確かに1日6パックで食べれます。だいたい3パックで売ってますよね。
私、メーカー忘れましたけど、卵かけ醤油タレの納豆が好きで、よく食べるんですけど、さすがに1日6パックも食わへんなというのを思ってたんですけど、
で、このね、今日は納豆の話したので、ちょっと納豆の話しようかなと思ったんですけど、
納豆ってね、うつ病に効果的ってことをご存知でしたか?うつ病に効果的なんですよ。
これはですね、2019年9月に神戸大学の研究チームとキリンの共同チームがですね、マウスを使った実験で、
納豆などに多く含まれる特定のアミノ酸の化合物を食べさせることによって、うつ病の発症を予防することに成功したということでね、
03:08
欧州の学術史に発表し話題になったんですね。この納豆に多く含まれるアミノ酸の化合物ということなんですけど、
これはね、2個のアミノ酸が繋がったものなんですね。特に効果が認められたのは、ロイシンとヒスチジンという2種類のアミノ酸が繋がったものなんですね。
これをまとめてですね、頭文字をとってLHペプチドというふうに呼ばれるわけですね。このLHペプチドがですね、
うつ病の、要は脳の炎症を起こす原因の物質とされるですね、細胞ミクログリアと呼ばれる細胞の増加をですね、これが発症を止めたということでね、その増加をですね、軽減させたということで、
脳の炎症が抑えられて、うつ病の発症が抑えられたということに成功したんですね。またね、このLHペプチドを多く含む餌を食べ続けさせたマウスはですね、うつ病の発症に繋がるですね、強いストレスを与えた状態でも不安症状などが全く観察されなかったということでですね、
予防もできるし、ストレスを与えたとしても、LHペプチドを含む餌を食べるとですね、不安症状などが見られなかったということでね、うつ病に効果があるということでね、松子さんはね、食べ過ぎてね、痛風になっちゃったけど、うつ病の予防とかね、うつ病の発症はですね、抑えられたという感じなんですね。
だからね、心の病気にはなってないと思いますね。でもですね、ちょっとここでね、注意というか、真実というかね、これマウスを使った実験なので、人でのね、知見っていうのはないんですね。じゃあ、どれくらいの量を食べればいいのってことなんですね。
この効果を、うつ病の予防とかね、ストレスを与えたとしても不安症状がないようなぐらいの量の納豆を食べるためには、どれくらい食べたらいいのか、どれくらいLHペプチドを摂ればいいのかということですけども、この効果を生み出すために、マウスに与えた量を人間に置き換えるとですね、1日に数十キログラムの納豆を食べる必要があるんですね。
なんだかなという感じかもしれませんけども、そのためですね、マウスで成功したと言ったそのままが、同じ哺乳類の我々に効果があるかどうかはわかんないけど正直ね、物質の構造がわかってます。
LHペプチドというものがわかってますから、物質の構造がわかっているので、今後そういった物質が人工的に作られて、薬の時と、薬を開発したりとかするのと同じようなプロセスを歩んでいくわけですよね。オートファジーとかね、オートファジーじゃない、イベルメクティンとかね。
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そういった物質がわかってたらそれを人工的に管理して、そういった薬を処方すれば、うつ病の症状が抑えられたとかする可能性があるということなんですね。
なのでマウスで成功しているので、私たちにそのままそっくり置き換えることはできないけども、LHペプチドというものがわかっているから、それを取り出して薬にすることによってうつ病に効果があるんじゃないかということなんですね。
1日に数十キログラム納豆を食べる人がいるということで、松子でもまだ足らない。
6パックってどれくらいですか?1パック100グラムもないよね。5、60グラムだから。
それをやろうと思うと、200パックくらい食わなきゃいけないのか。
200パック食べればうつ病に効果があるかもしれませんけどもね。
1日6パックで松子のように痛風になるということは、200パック食べたら体中がねばねばしてくるかもしれませんけどもね。
そんなことはないと思いますけども、食べ過ぎはよろしくないよということと、マウスで実験は成功しているけども、
今後人間に置き換えた場合にこのLHペプチルがどのように利用されていくのかというのを追いかけていくのも、
科学としては面白いかな、サイエンスとしては面白いかなということでした。
今日はこの辺にしたいと思います。
それではみなさん、さようなら。バイバイ。
07:54

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