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2024-11-21 11:53

#812 眠りながらも目覚めている!?半球睡眠とは?

2024.11.21配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、半球睡眠についてお話しました。

それではまた。


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はい、皆さんこんばんは。こんにちは。元、公立高校理科教諭のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。
ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。
ということで、急に寒くなりましたね。もう本当にね、最近の日本って、春と秋がないっすよね。
ずっと暖かくて、夏の延長線上でね、暑いなと思ってたら急に寒い。
3月、4月は意外に寒いな。もう春やっていうのにずっと寒いな寒いな、いきなり暑いみたいな感じが多くないですか。
急に本当に寒くなって、昨日も初めて暖房を入れたんですけど、急に寒くなったなということと、
11月末、そろそろ12月になります。もうね、2024年も残りね、あと1ヶ月という風になってくるわけですけども、
この時期ね、忙しくなるのが高校生がね、期末テストですね。2学期の2学期末テストがね、
もうそろそろ行われる自治体学校が多いのかなという風に思うんですけども、
その時にテスト勉強してたらね、結局ね、寝るじゃないですか。
ずっと徹夜で勉強できたらいいのになとか思うけど、結局は寝るじゃないですか。
人間ね、寝なくちゃいけないし、眠たいしね、寝ちゃうんだけど、
その時にね、寝ながら勉強できて、永遠に勉強することができたら、
覚醒状態でテスト勉強を勉強してるんだけども、脳は休んでるみたいな状態があれば、
寝ながら勉強できるようになればいいのになっていう風に思ったことありません?
結局寝ちゃうんだけどね。
今日はですね、そんなね、夢のような、寝ながら勉強しているというような状態、
眠りながらも目覚めているっていう状態を作り出すことができる動物で、
その現象についてね、お話したいなと思うんですけども、
これをですね、左右の大脳半球が片方ずつ交代で眠る現象があるんですね。
それをですね、半球睡眠って言います。
なので、片っぽの脳は覚醒状態なんだけど、もう片っぽの脳はですね、眠ってる状態。
実際にね、脳波を測ってみると、文字通り片側は覚醒時の脳波で、
反対側は睡眠脳波が同時に出現してるんですね。
要はね、寝てるんだけど、半分起きてるみたいな、夢のような状態なんです。
それはね、半球睡眠と言うんですね。
なんでじゃあこんなね、ヘンテコな睡眠がね、あるのかということなんですけども、
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いろいろな理由でですね、ぐっすり寝てはいけない状況に置かれた動物たちの
生き残り戦略として進化した機能だというふうに考えられているんですね。
我々はね、もちろんね、そんな状態作れませんから半球睡眠できないんだけども、
多くの野生動物にとって、捕食者、外敵からいかに身を守るかが大事なんですね。
特にね、一箇所でじっとしている睡眠中は危険な時間帯で、
なので動物はね、安全な巣の中で身を固めた姿勢で睡眠をとるのが基本なんですね。
なので、お腹を出して無防備に寝ている我々人間であったりとか、猫とか犬っていうのはですね、
野生を忘れている、つくづくね、平和でいいなと、平和ないなということがね、
寝ている姿からも想像できるんです。
寝ているときは一番無防備だから、一番襲われやすいんですよね。
この点ですね、半球睡眠をとる動物ではですね、大脳皮質の半分は起きている状態なので、
周囲の状況がですね、全く認識できなくなる我々のような全球睡眠とは違って、
外部環境に注意を払いながら安全に眠ることができるんですね。
なのでですね、さらに深掘りしていくと、いろんなことをしながら眠れるということなんですよ。
しながら動けるということなんですね。
こんな半球睡眠をとるような面白い動物って何なのかというとですね、
半球睡眠をとる代表的な動物はですね、渡り鳥が有名なんですね。
アマツバメ、イソシギ、カモメなどでは半球睡眠があることが研究で明らかになっているんですね。
さらにですね、これ知っている人も結構いるかなと思うんですけど、
魚とかクジラなどの海生哺乳類でも半球睡眠がみられるということなんですね。
渡り鳥に多い理由はですね、何千キロ何万キロと飛行する渡り鳥だけですけども、
何日間も眠らないで飛び続けるわけにはいかないんですね。
でもですね、両半球ともですね、全球睡眠だと墜落してしまいますよね。
群れを成して渡りをするときには、お互いぶつからないように距離を保ちながら保つ必要があるので、
保ちながら半分の脳は寝て半分の脳は起きているから飛べるという感じなんですよ。
すごいじゃないですか。眠りながら飛んでいる。半分寝て半分起きているから。
寝ながら飛んでいるんですよね。
それが渡り鳥はですね、半球睡眠を巧みに使う生き物というふうに言われているんですね。
それが半分寝ながら飛んでいるんですよね。すごいじゃないですか。
イルカとかクジラが行う理由はですね、呼吸のために定期的に水面に浮かび上がるのに半球睡眠が便利ということなんですね。
浮上しながら寝ながら浮かびながら呼吸しながら寝ているという状態を作り出すことができると。
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非常に理にかなったね、睡眠の方法を取ってますよね。
半球睡眠がわかったのはイルカの研究実験が結構大きく貢献しております。
昔から1970年代に当時のソビエト連邦のモスクワ大学にいた睡眠研究者がイルカのノウハウを測定したところ、半球睡眠が初めて実証されたので、イルカ発信なんですよね。
半球睡眠の時は寝ている脳の反対側の目が閉じている場合があるので、ノウハウを測らなくてもわからない時があるんですね。
動物園のイルカとかペンギンを注意深く見てみると片目を閉じている状態があります。
ウインクをしているように感じる方はウインクしているのかわいいと思うかもしれないけど、それは半球睡眠をしている合図です。
ペンギンとかイルカとかを注意深く見てもらうと、もしかしたらウインクしているのは半球睡眠をしている合図かもしれないですね。
半球睡眠がある動物とわれわれないですよね。犬猫とかもないです。平和をもってしているかもしれないけど、半球睡眠がある動物とない動物がいる理由はまだよくわかっていないし、
詳しいメカニズムも不明のまんまなんですよね。半球睡眠をとる動物も保護されたりとか、動物園にいるとか、そういった飼育環境では半球睡眠が減るとも言われているので、
切羽詰まって野生状態だとすでに害的に狙われるかもしれないから半球睡眠というのはとっているんだけども、そういった飼育環境下では減ると言われているわけなんですね。
半球睡眠はどれくらいでは寝ているのかということで、これが詳しく研究しているのがあります。ドイツのマックス・プランク研究所を中心にした国際研究チームが示したデータなんですが、
オーグンカンドリと呼ばれる渡り鳥に小型の脳波計を取り付けて最長10日間の渡りをしている最中の睡眠脳波を測定したんですね。
これも結構手間のいる研究だと思うんですけども、その結果何がわかったかというと、あんまり寝ていなかったらしいんですね。
なかなか面白い研究結果で、寝てないんかいみたいな感じかもしれませんけども、
徹夜をしていたわけでもないんだけど、1日あたり最長で40分くらいしか寝ていなかったということなんですね。
やっぱり睡眠はやかに集中していて、数分寝ては10分くらい目覚めるというパターンが多かった。
半休睡眠はしているんだけども、最長で40分程度で。
その考えると、めっちゃ飛んでるみたいなね。大丈夫なんていうくらいに、すごくオーバーワークな感じもするんですけども。
なので、研究者たちの予想とは反して、半休睡眠で寝ながら飛んでいるというのは非常に短かった。
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このオーグンカンドリは地上では9時間以上も寝るので、やっぱりゆっくり寝ていると。
身を隠しながら寝るときは寝るというのは、分けてやっているんじゃないかなというふうになっている。
なので、渡りの最中の睡眠時間は普段の10%の満たなかったという研究結果なんですね。
飛びながらだと、確かに渡り鳥で多く確認されているんだけど、半休睡眠で。
飛びながら寝るというのは、やっぱり時間が短いということを示唆されているということなんですね。
このオーグンカンドリは翼を広げると2メートル以上にもなる大型の鳥なので、
隔空できるから、あまり羽ばたかなくていいので、半休睡眠を利用しているんだけども、時間としては非常に短いというところなんですね。
渡り鳥の中には、オーグンカンドリと同じように、飛行中の睡眠時間がとても短くなるのが他にもいるらしいんですね。
さらに、睡眠を犠牲にして長距離飛ぶのは難しいというところなんですね。
なので、そういった半休睡眠がいろいろあるというところで、予想に反して渡り鳥は半休睡眠しているんだけども、やっぱり短いということで、
やっぱり体をゆっくり休めることは難しい。でも半分脳を休められるしね。脳波を測ると、ノンレム睡眠が多かったらしいんですね。
レム睡眠というのは覚醒状態に近くて、夢を見る状態の睡眠と、深い眠りのノンレム睡眠があるんですけども、
半休睡眠をしているときは、ゆっくり深く眠りのノンレム睡眠の脳波が多かったということなので、
半休睡眠はしているんだけども、深い眠りの状態になっているということなんですけども、
やっぱりゆっくり寝るとき、しっかり寝ないと、やっぱり体も回復しないし、体力的には続かないというところなんですね。
でもね、半分寝れるからね、これを理解できることになるとですね、勉強できるよね。
お病気かどうかはよく分からないけど、両方とも全休で、覚醒したときにノンレム睡眠で、半休睡眠のときの勉強しているものが思い出せるかどうかはちょっと怪しいですけども、
我々できないので、夢のような睡眠かもしれませんけども、
でもどんな生き物も、哺乳よりも多いですけども、睡眠しなければならないということはですね、
みんな寝てます。時間は長い短いはあるけども、寝ないといけないということは、
睡眠って、生き物にとって一番かなり大切なのかなっていうことも言えますよね。みんな寝るってことだからね。
なので、まゆさんも半休睡眠できませんけども、寝るときは寝てね、メリハリつけて活動するのはいいかなというところで、
今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさん、さよなら。バイバイ。
11:53

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