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2024-11-22 13:02

#813 「食用コオロギ」ベンチャー企業が倒産!〜コオロギは食糧危機を救えない!?〜

2024.11.22配信。

こんばんわ♪ちょぼ先生です。

今日は、食用コオロギ会社の倒産についてお話しました。

それではまた。


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はい、みなさんこんばんは。元公立高校理科教授のちょぼ先生です。ちょぼっとサイエンスのお時間となりました。ちょぼっとサイエンスでは、皆さんにちょこっと、ちょぼっとサイエンスに触れていただいて、
科学的思考力を身につけて理系頭になっていこうということを目的に配信しております。ということで、今日ですね、MLBメジャーリーグのMVPが発表されまして、
見事大谷翔平選手が2年連続輝いたと。去年はアリーグですから、今年はナリーグのドジャースに所属していますので、
アリーグ、ナリーグ、両方でMVPを獲得し、3回目の受賞となったというところなんですね。両リーグ2年連続で受賞するので、
さらに2年連続で、前回は違うリーグで、今年はナリーグみたいな感じで、2年連続で違うリーグで受賞するのは初めてらしいですね。
本当に今年は初めての50-50を達成して、最終的には54-59ですよね。異次元な漫画でもパワープロでも描けないような野球選手になったなといったところですけどもね。
水原一平さんはどう思ってるんでしょうかというところなんですけども、大谷選手のMVPのニュースも結構大きな取り上げられてたんですけど、
今日取り上げたいニュースがもう一つありまして、サイエンス系のニュースになるんですが、何かと言いますと、食用コオロギの会社が事故破産申請をして倒産をしたというニュースを取り上げたいと思います。
以前もですね、長野県の篠市クリケットファームという、これも食用コオロギを扱った会社なんですけども、それでも倒産いたしまして、その時にも取り上げたんですが、
今日取り上げる食用コオロギの会社は結構大きくて、わりと話題だった会社だったんですけども、倒産しちゃったというところなんですね。
ネット記事を読みますと、食用コオロギの養殖加工を手掛けるグリラス、これは徳島市にあります。四国の徳島市にありますグリラスは事業を停止し、徳島地裁に事故破産を申請したということなんですね。
不正額は約1億5000万。同社はコオロギの乾燥粉末を使い、菓子やパン、調味料などを商品化してきたということなんですね。
徳島県内の高校が2020年度に粉末入りの給食を提供したところ、インターネット上に批判的な意見が集中し、業績が可視したというところで、
SNSに取り上げられて、それが炎上したのがきっかけなんじゃないかというふうにも言われているということなんですね。徳島大学でコオロギの発生メカニズムを研究する渡辺教授らが、
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2019年に設立したと。20年に無印良品のせんべいに粉末が採用されて注目を集めて、21年に自社ブランドを立ち上げたということなんですね。
この業績悪化した理由は、先ほども言ったように、徳島県内の高校が粉末を給食に使ったことがきっかけになったと。
コオロギパウダーを使ったコロッケを提供したところ、非常に大炎上したと。
グリラス側は、食用機器や昆虫食に関する授業を開き、口角アレルギーへの注意を促した上で、希望者だけに提供したんですけども、
ニュースに反応した人々が、ネット上で昆虫食への嫌悪や安全性の批判を繰り返し、商談が相次いで立ち消えたということなんですね。
渡辺氏はSNSでの援助の影響が大きかったというふうに話しておりまして、食料、飼料向け、事業の拡大を図ったんですけども、
家畜の餌とか向けに、事業をそちら側にシフトしたんだけども、鉄備投資に必要な国の補助金が受けられず、事業の継続を断念したと。
23年5月期の売上高は約3800万円で、過去最高だったんだけども、負債額が1億5000万円を超えて、無理だということで、自己破産、倒産というところになったというところなんですね。
グリラスはコオロギの学名なんですよね。その辺は徳島大学の教授が作ったベンチャー企業だなという感じはするんだけど、
グリラスのホームページを見ますと、コオロギ×テクノロジー化。生み出す新たな調和で健康で幸せな未来を。コオロギの力で生活インフラに革新を。
私たちグリラスはこれまで培ってきた世界最先端のバイオサイエンス技術を応用し、コオロギとテクノロジーを組み合わせることで、さまざまな社会課題にアプローチしていきます。
前回も言いましたし、コオロギなんか食ってる場合じゃないよっていう配信もしたんですけど、別にコオロギじゃなくても良くない?って思うんですよね。
コオロギを粉末にしてね、せんべいとかビスケットに入れたりとか、このグリラスが行ったようにコロッケに入れてみたりとか、別に入れあんで良くない?みたいな感じしません?
世界のタンパク質不足を解決しますって書いてあるんですけど、そういったものを企業理念とかで書いてあるんですけど、別にコオロギじゃなくても良くない?みたいな。
コオロギ食べるくらいなら豚肉とか鶏肉とか牛肉も食べるよって思うんですよ。そっちの方が美味しいし、確かにコオロギは陸のエビと評されるほどエビに似ているから美味しいみたいな言ってるんですけど、別にコオロギ食いたいなしなみたいなね。
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同じ接続動物だからエビとかカニとか昆虫も含めてね。味に似てるのは当たり前で同じ仲間だからね。なんだけど別にコオロギ食いたいなしなみたいなね。
やっぱりそれがあるし、見た目もあれやし、昆虫食、長野県とか稲穂とか蜂の子とかあるじゃないですか。あれは珍味として扱うんで、好きな人が食べたらいいと思うんですよ。
本当に珍味の域を超えないから、わざわざ粉末にして給食に提供したりしてね。強制するものじゃないし、別にいらんし。食べ物なんて、自分が好きな食べ物を好きなだけというか、選択する余地がある中で、別に頼んでもないのにコオロギ食わされるみたいな。
それがアカンですよね。教授はSNSの炎上がきっかけで業績が悪化したと言ってるけど、強制的に食わされるものでもないし、それがちょっと上から目線というか、そういったところが皆さん引っかかったのかなということなんですね。
見た目あんまり良くないし、昆虫嫌いな人多いし、私は昆虫好きでもないし嫌いでもないという立ち位置なんですけど、わざわざコオロギ食わんよねみたいな。そんな押し付けされるのなんか嫌やなみたいな感じ受けますよね。
食料危機だから、食料危機とか言うけど、言う割にはコンビニ行けば食べ物あるし、食料危機とか職業自給率とかに頼っているとか言う風にして、本当に解決しなければならない大問題なんですけど、農家さんとか畜産業とかそういったものが本当に国が支援してないから、本当に苦しいのはそうなんですよ。
米農家さんも米単価よりも小麦単価の方が高くなってきて、本当に無茶苦茶されてはいるんですけど、コンビニとかスーパー行くと食料あるから、食料危機というものがあまり実感できない状態ですよね。
輸入ストアップされたらどうなるんやみたいな感じですけど、あんまり食料危機みたいなのが肌で感じられない。だってスーパー行けばあるし、コンビニ行けばあるしっていう感じだから、本当に食料危機を解決するための救世主としてコオロギは考えにくいし、コオロギなんそのチョイスみたいなね。
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それがあるんですよね。だからそういったところがコオロギに対して、コオロギ欲しいよねとかコオロギ食べたいよねっていう風にならない。しかも昆虫食って珍味の域超えないからちょっとでええわって感じなんですよ。
全部混ぜられてて、ビスケットとかせんべいとか、別にこっちから迎えに行かんしみたいな感じののが、そういったフェーズが抜けないから、やっぱりそういう破産になっちゃいますよね。
鶏肉とか牛肉とか豚肉にはその餌とか飼料とかいるし、場所も取るから非常にエコじゃないと。コオロギファームとか育てる工場は少ないところでいいし、圧倒的にコオロギを育てるのは昆虫がいっぱい増えるから、少ない水でもいいし、設備投資も絶対少ない。だから環境負荷が少ないって言うんだけど、昆虫ってね、考えてみてください。真冬いますか?いないですよね。
コオロギを快適に過ごさせるために、繁殖するためにはやっぱり温かい環境が必要なんですよ。そうすると工場の中で気温を上げないといけないんですよね。エアコン使ったりとかガスとか電気も使うし、エコなのかって言われたら別にエコじゃないと思うんですよね。
コオロギそのものが取り入れる水とか餌は、確かに鶏とか豚とか牛に比べれば少ないかもしれないけど、それを買うための施設って結構お金かかるんですよ。だから環境負荷が少ないっていうのは、その観点で見てエコだからコオロギっていうふうにならないし、深掘りしていくと設備投資が結構必要だから、エコでもなんでもないんですよね。
押し付けられたエコみたいな、すごい奇麗事みたいなSDGsとか地球温暖化をちょっと否定すると、すごい非国民扱いされるけど、冷静に科学の目で見ていくと、なんかちょっとおかしいよねっていうふうになるわけなんですよ。
だからその一つがコオロギだし、それがもう分かってきたっていうことで、やっぱり嫌悪感があるからっていうのもあるんだけど、ちゃんとした科学の目で見ると全然エコでもないし、やっぱりコオロギにシフトするのってやっぱりなんか変だよねっていうのが当たり前の考えだし、当たり前の行動言動なのかなっていうふうには思うので、ちょっと早すぎたっていうか早すぎでもないしなみたいな。
コオロギに別に頼らんでも良くないかみたいなね。畑って世界樹齢は11%ぐらいです。土地でね。陸上の中で11%利用されてて、穀物とかの生産量が上がっているので、やっぱり効率化とか、そこでやっぱりAI使ったりとか機械化していって、より効率的に穀物とかそういったものを作っていくべきで、コオロギに別に頼らんでも効率化を目指せば、食料なんていうのは解決できる問題だと思うんですよね。
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難しいけどね。人口増えすぎてるっていうのが一番の問題ですからね。なので、ちょっと早すぎたというか、ちょっと変化急すぎるし、そこじゃないよなっていう感が非常に強いし、この倒産もね、怒るべくして怒ったかなっていうね。
国からの補助金が得られなかったってことは、やっぱり国となんかこう密接につながってるし、国は国でコオロギあかんなっていうことで補助金カットしてると思うんで、これも完全に利権だし、お金出すとこ間違ってるよねみたいなね。
コオロギに金出すぐらいだったら減税したほうがええやんみたいなと思うんですけど、皆さんどう思いますかねということで、今日はですね、徳島市にあります食用コオロギ会社グリダスの倒産について取り上げてお話ししましたということで、今日はこの辺にしたいと思います。それではみなさんさよなら。バイバイ。
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