何ですか、Satoruさん。
今日は旅のラジオ、久しぶりにゲストが来ております。
ゲストの方、見慣れた方がこちらにいらっしゃいます。
武田周太郎さんです。
どうも、通りすがりのナイトです。
かっこいい。
久しぶりだよ、これ。
いや、来ましたよ。19回、20回だから、
あの後、旅のラジオ、もう80何回?
重ねて、僕もびっくりですけど、
もう終わっちゃうかなと思ってた、コロニーの頃。
コロナで。
2年弱前ぐらいですね。
そうそう、だから顔を合わせるのが今回初めて、編集部で今撮ってるから。
いうことですよね、武田さん。
どなたかご紹介をまず。
武田さんとかいられるだけでわかんないから。
武田さんはまずいろんな紹介の仕方があるんですけれども、
あんまりエリートエリートみたいな感じで説明するのはよくないんですけれども、
日本で今生きていらっしゃる唯一の丸田騎士団員であられます。
去年3月に丸田騎士団員に正式に助任をされまして、
ニュースにもなってましたよね。
あるいは核融合ベンチャー、京都フュージョニアリングの共同創業者としても有名であられますね。
去年は京都大学の准教授であられたけれども、今は九州大学の准教授。
どこで何やってるんですかね。
どこで何やってるかというところで、今は旅のラジオのゲストとして登場されていると。
情報が渋滞します。
一つ竹田さんの朗報が一つありまして、
6月8日に竹田さんの短著として、
丸田騎士団、知られざる領土なき独立国という作品が、中央討論審査殿から激烈に出版されると。
激烈に出版される。
満を持して出版されると。
おめでとうございます。
ということですね。
私はこの週末で12時間をかけて読み尽くしました。
イケラを今持ってるんですけど。
これめちゃくちゃ面白いんですよ。
ぼろぼろになる。
5回ぐらい読んだ。
このままだと僕がずっと喋っちゃうんで、竹田さんに1回マイクを譲ります。
竹田さん、6月8日に本を出されるというのは本当ですか。
竹田 本当ですね。ありがとうございます。
今まで日本で丸田騎士団の本ってなかったんですよね。
なかった。
前回それこそ旅のラジオを出させていただいて、
あれ多分日本の丸田騎士団について語れるラジオとして何年ぶりか。
あまりなかった。確かに。
全然なかったんですよね。
それがここ数週間、数ヶ月で立て続けにいろんなことが起こっていて、
まず私の報道があったという、それもいろいろあるんですけども、
あったというのもあれなんですが、
先々週には世界不思議発見も丸田騎士団の特集を組んでいただいて、
1時間丸々丸田騎士団。
有名な確かバレット。
そうなんですね。
バレット総長の再現Vって多分日本のテレビショーで初めてなんですけど。
へえ。
バレットさんって最も有名な人だよね。
丸田包囲戦でね、ムスリムがワーって来るところで戦った、
その最も有名な。
それで今こうやってまた丸田騎士団として一冊丸々、
この千年の歴史を書いた本をようやく出させてもらえるということで、
これが多分日本における丸田騎士団元年になるはずだと思います。
そんな無理してなんか俗っぽいこと言わなくていいですよ。
政治家みたいなこと言わなくていいですよ。大丈夫ですよ。
前回のラジオでもたっぷり紹介いただいたんですけど、
改めて初めて聞く方もいると思うんで、
丸田騎士団とはみたいなところを簡単に言っていただくのがいいかと思います。
すごくざっくりこの丸田騎士団は千年の歴史があるんですけど、
一番最初から時系列に沿ってざっくり言うと、
丸田騎士団というのはもともと病院が一軒、エルサレムというところにあったんですよね。
エルサレムってなかなかわかりにくいですけど、
その聖地としていわゆるイエス・キリストが張り付けにかけられた、そういう聖都なわけですよね。
そこに一軒の小さな病院があったんですけれど、
だんだんだんだんヨーロッパ十字軍というすごく大きな軍事運動が始まって、
その十字軍の運動の中でこの小さかった一軒の病院が、
だんだんだんだん武装手段にどんどん変わっていくんです。
丸田騎士団という本当に騎士たちで作られた精鋭の軍事手段になって、
いろいろな戦いに従事をするんですよね。
レパントの海戦とかも有名ですし。
そういう中でこの丸田島の統治者として、
国として丸田騎士団というのが認められていたんですが、
18世紀末ですね、丸田島から丸田騎士団というのは追われてしまって、領土を持たなくなったんです。
でも今なお丸田騎士団は国として組織として認められていて、
パスポートの発行も許されていて、
ローマにある政府には治外法権も認められていて、
領土がないのに独立国として国際社会から認められている、
そんな騎士団が丸田騎士団なんです。
そうですね、さすがすごいな。
前回よりもパワーアップしたんですよね。
それを本当に読みやすいサラッとした絹のようなヒッチで、
鮮やかに書かれたのがこの256ページぐらいの素晴らしい本なんですよ。
武田さんね、その前にも騎士道ってレオン・ゴーティエの古典を、フランスのやつで訳されてるんですね。
これも私読んだんですけども、これも現状に訳されてるから非常に拡張高く、結構難しい本なんですよね。
だからこの武田さんの書かれる本もとても難しくあられるのかなと思って、
私は読み進めたんですけども、もうページターナーというか勘を当たわずで、本当に面白いんですよ。
リスナーの方にどう申し上げればいいのか分からないですけども、
例えば塩野七海さんっていう有名な歴史の方がいますけども、
あの方もすごい歴史を見てきたように語る主観的な、多分あえてそうしてるんですけども、
力が入ってくるようなヒッチも含めてとっても読みやすく、
もう当時のこの社会が日本人っていうちょっと中世の社会から少し外れたような人の目にもすごく分かりやすく書かれてるんですよね。
武田さんが驚くごとにそういう批発を受け継いでるんですよ。
千年ぐらいの歴史をギューッと書いてるんですよ。
丸太騎士団の千年の歴史を書いたもの。
そうですね。11世紀ぐらいから始まって今21世紀に渡るまで。
そしてだから本書の構成っていうところを最初に説明するね、武田さんの説明からしてフルってるんですよ。
ここをいきなりちょっとだけ読み上げるとですね、パラパラって読み上げるとですね、本書では丸太騎士団という歴史のタペストリーを紡ぐ横糸として、
その歴史を14章に渡り時系列に沿って書く一方で、時代を超える時効についてはこれを縦糸として序説として解説する試みを行ったんですね。
そういう本なんですよ。少しだけ省略して最後を読むとですね、丸太騎士団のその正式名称について、
武田さん語ってるんですね。
エルサレム、ロードス及び丸太における聖ヨハネ主権軍事病院騎士修道会という正式名称を見た者は誰でも、まずはその煩雑さに驚くことだろう。
だが本書を一章ずつ読み解くにつれ、この正式名称はその歴史の足跡を一つ一つ踏みしめるように辿るものであり、
騎士団の最も短い自己紹介文なのだということをご理解いただけるものと信じる。
どうですか、このケレンにあふれる文章。実際にそうなんですよ。
これ読み進めると、エルサレム、ロードス、丸太、なるほどねと。
そして今、領土な被告家として修道の病院の一番最初のジュラール総長の魂を受け継いで、
今になって残っている唯一の正式なレガシーの騎士団だということがわかるんです。
その後またいろんな不祥事といろんな歴史の裏みたいなものがありながら、
今日まで生きていてっていうところの、そこを日本語の書籍として読みやすく、面白く書いたような本ってないんですよね。
それを武田さんは見事に書かれて、絹のように読みやすいって僕は申し上げましたけれども、
同じように絹のように密が緻密で、パッパって貼っても、
ちゃんと実体験としっかりした調べ、調査に裏打ちされた、本当に素晴らしい本なんですよ、これは。
おからさん、どう思いますか?
武田さんの話聞いてもいいですか?
僕はちょっとしばらく静かにします。
武田さんね、こんなに面白い豊かな味わいのある文章を書かれる方だと思わなかった。
この本書かれるきっかけというか背景みたいなのはどういうところだったんですか?
一番の背景はこの国で丸滝氏団があまりに知られてないっていう、そこのなんていうんですかね、焦燥感みたいなものですよね。
やっぱり知られていないとすごくいろんな正しくないような情報が流布してしまっていて、
その一冊目として何をするべきかと思った時に、たとえ短くなってしまっても全部を書くべきだと思ったんですね。
そういう意味で英語の本でも最初の方の歴史について書いている本っていうのはたくさんあるんですけど、
最後の方の現代について触れている本っていうのもあるんですけど、
千年間、現代まで全部こう連綿と書いた本って実は英語でもほとんどないんですね。
日本の一冊目としてそれは私絶対に抑えなきゃいけないと思っていて、
最初から最後までなるべく絹のようにっていうんですか、書こうと思ったんですよね。
やっぱこう丸太騎士団が衰退して最後丸太島から落ちる時って、
実は歴史的に見ると日本がこの黒船が来て開国する時期と、
重なると言ったら言い過ぎですけど、だいたい同じ時期なんですね。
だからやっぱりそこのパラレルというか比較というのは私類推というのはすごくあると思っていて、
やっぱり日本も封建社会、すごく緻密な社会作り上げたけれども、
世界から取り残されてある時目覚めて明治維新をして改革をして現在に至ると。
やっぱ丸太騎士団も全く同じで、ある時この世界に取り残されたことを悟って、
ちゃんと自己改革をするんですよね。その結果として今日まであるんだと。
だから1000年前の病院騎士団と現代の丸太騎士団は一緒なんだということを書きたくて、
私はこの本の筆を取ったんです。
まさに佐藤さんの一番興奮したポイントっていうのが、自らを見つめ直す瞬間というのが一番面白いところだったんですね。
だからあんまり衰退していくところを本当はもっともっと読みたかった。
見つめ直すところですね。
そう、衰退のところだから先ほど私は短く説明しようとして、当時の成功体験によって困ってしまったってあるんですけども、
ある種の魂としては異教徒にも発言し得るんだみたいなこともしっかり書かれてるところも私は胸を打たれましたし。
そして最近のその活動として、シリアでしたっけ?
つまり異教徒の難民を、つまり当時の宿敵である何十人も何万人も殺してきたムスリムのイスラムの人を助けるところっていうのも、
ちゃんと竹田さんの筆が及んでるわけですよ。そこに僕はね、胸を打たれましたね。
ありがとうございます。
結構難しいんですよね、この辺はね。
昔の歴史、昔の当然中世というのはすごくわかりやすい組織で、
やっぱりキリスト教徒とイスラム、ムスリムの方々というのはお互い不具体的な敵として、
どちらかの立場に立てば当然よかったんでしょうけれど、
私この本はもう意図的にキリスト教徒の立場に立って書いてはいるんですけども、
だからといってそこについてバイアスがかかったことは書いてはいけないと思っていて、
この辺めちゃくちゃ難しいんです。
難しいとね、僕も教訓から読み取れたし、そこに私はね、
やっぱり竹田さんの魂の汚れの無さというかですね、美しさを僕はね、読み取りましたよ。
素晴らしい本ですよ。
キリスト教徒の立場に立ちつつある程度なんか俯瞰的に教科書のように読めている部分もあるという。
丸竹さんについての批判もちゃんと書いてますんで。
でもね、またね、ちょっと見てきたような色っぽいヒッチも結構あるんですよね。
当たる日に言ってね、本当に腫れてるかどうかわかんのかみたいな。
でもね、そうすることでそのくすぐりというかですね、
やっぱりね、学術的に正確な記述だけで読者はね、なかなか読んでくれないんですよ。読み進められないんですよ。
でもこれはね、読み物として優れてるんですよ。
やっぱりね、そもそものコンテンツも面白いんですよね。
こういったんだけど、わかりやすい敵がいて、味方がいて、ある時は勝って、ある時は負けて、また個性豊かな奴が来て。
だけどね、それのみならずね、本当にね、面白いんですよこれ。
桜田さんね、本当にね、ライターとして面白いんですよ。非常に優れた方なんで。
塩野七海さんへのリスペクトが。
いや、僕もちょっと感じましてね。
塩野七海さん好きなのかなと思ってちゃんとね、編末最後まで撮っておきましたけど、
ちゃんと参考文献の中に結構ね、入ってた。
そうそうそう。しかもそれを当事者として書くっていうね。
確かに。なかなか当事者として、一騎士として自分の…
一騎士がいないから。本当に一騎士しかいないよ。
すごいよ。幸運というか幸せですよね、本当にね。
でもこの前本当に意見交換したイスラームの研究者の方も、一言目が高田さん、塩野七海さん好きですよねみたいな。
イスラーム研究者の方とも意見交換はしてるわけですね。
しましたね。やっぱり今、丸滝さんのことやってる方って日本だとイスラームの研究者が多いので。
敵としてっていうことなんですか?
まあまあまあ、でもそこはなるべく中立でお互い書こうとしますけどね。
ただやっぱり歴史家が書くということと、私のような学術的には歴史家ではない人間が書くということっていうのは役割が違うと思うんですよね。
学者が書くのであれば、歴史家の方が書くのであれば、やっぱり厳密性を当然追求するべきで、資料として書くべきなんですけど、
私は歴史というか学者としての専門が歴史じゃないというところに、ある意味アグラを書いているのかもしれませんけれども、
結構容易にいかなメディアであっても騙されてしまう予想があるってことですよね。
やっぱり知名度がないんですよね。某通信社といえども、やっぱりこう、マルター騎士が今度生まれますみたいな。
で、このメールがマルター騎士団ですって、私信じちゃうんですよね。
そういう中で、やっぱり正しい知識っていうのを広めていくことがまず第一だと思ったので、この本はそういう意味でも書いてますね。
一番最後に、一応後期という形でエッセイも少し入れさせていただいたので。
もっともっと読みたいんですよ、これ。短すぎるんですよね、この本ね。
本当にでも、前のサビのラジオで話させていただいた時というのが、ちょうどマルター騎士団の先行の真っ最中というか、
いわゆる修練期間って呼ばれる期間なんですけど、一番負荷も高くてですね、いろいろ話したこともあった時期だったので、
この時にいろいろ話させていただいた。
ある意味ガス抜きとして僕らがお役に立っていただければ、これは幸いというものですね。サビのラジオ序盤の時期ですよ。
これどうしても文字数の関係で盛り込めなかった話とかもたくさんあるんですか。
いっぱいありますね。
本当に書きたいこといっぱいあったんですよね。
例えばですけど、人の話はもっと書きたかったですね。もっと有名な騎士たくさんいましたし、
カラバジオとかっていう学会もすごく有名で、カラバジオって本当にあらくれ者で、人を殺すようなそういうあらくれ者なんですけど、
天才画家で、西洋羽の男子という非常に優れた、たぶんマルター騎士団で一番優れた絵画を収めて騎士になるんですけど、
騎士になったらなったで、同僚の騎士と喧嘩して殴ったりとか、騎士の扉を壊したりとかして、
扉を壊す。
そう、牢獄に繋がれて脱出して、でもまたマルター騎士になりたいって戻ってきたりとか、むちゃくちゃのやつがいるんですよね。
そこでもはいきたかったですし。
不祥事列伝みたいな。
不祥事列伝みたいな。
そんなキャラいるんですか。結構ね、とんでもないやついるんですよ。
みんな清廉潔白で大人しいみたいな感じじゃないんですよ。とんでもないやつが。
ドラゴンスレイヤーの人とか、まさにドラゴンクエストみたいなの出るくらいの騎士だもんね。
竜を殺した騎士団総長がいるんですよ。記録の中でこの総長は竜を殺して地元の乙女を救ってみたいなの書いてあるんですよ。
へえ。
ガチでちゃんと総長なんですよ。
そんなに昔じゃないんですよね。
そうですね。
面白いなと思って。
あとは騎士団で一番大事にされているフィレルモスの聖母の遺魂というのがあるんですけど、美術品なんですけどね。
これのストーリーもすごくて、ロードストー時代から騎士団がずっと祀っていて、ロードストー包囲戦も生き延びて、丸太包囲戦も生き延びて、その後のヨーロッパのルローも第一次大戦も第二次大戦も全部生き延びて、
またつい最近数十年前に発見をされて、ちゃんと今も飾られてるんですけど。
騎士団に本当に千年の歴史がある。
騎士は一人もその千年の歴史生きてないんですけど、その美術品だけは生きてるわけですよね。
それが今でも本当にちゃんと見れるように展示されてる。
それはどこで見れるんでしたっけ?
ナイトなんてそれこそね、歴史で言ったら忍者、海賊、ナイトみたいなそんな感じで、本当にいたのかいなかったのかみたいなことになってますよね。
いたわけですからね。
忍者とか海賊とかもある時代にやっぱり、時代が求めなくなって消滅していくわけじゃないですか。
だから丸瀧騎士団はそういう意味でいろんな国説を経て、アイデンティティを少しずつピボットずらしていって生き延びたっていう。
これもだからすごく学ぶところあると思うんだよね。
すごくあると思いますね。
テンプル騎士団みたいな、ちょっとだけ先輩の同じレガシーの騎士団があるけれども、第1条のところに異教徒を殺せって書いてあるから、それを守ろうとすると思っちゃうとやっぱり現代社会とあんまり合わないじゃないですか。
いきなり殺すとかあんまりできないじゃないですか。だからやっぱりすべからく滅ぶして滅ぶわけじゃないですか。
だからそこを行くと丸瀧騎士団は一番最初の立ち上がりのところで、やっぱり人道支援というか人を助ける異教徒であっても、エルサルの病院で貧しい人病む人を助けるっていうところの立ち帰ろうみたいなことになったから、そこのアイデンティティから連綿と千年間続いていくっていうね。
すごいなと思うし、その柔軟性も貴族しか、親父さんもおじいちゃんもおばあちゃんもみんな貴族じゃないとなれないっていうのも、ある時期にそれをちょっと平民でもいいかっていうふうに変えて。
だからこそ武田さんがここにいらっしゃるわけじゃないですか。素晴らしい方といい平民の方がこうやってなられたから。そうやって柔軟に変えていくことで続いていくことの秘訣みたいな。
日本人的な感性にもつながる気がしますよね。伝統をわーって長く保ってる日本人も結構あるけれども、意外に日本人はあんまりスタバーンじゃないところがあったりするから、そこでシュルシュラッと変えていってね、哲学も時代にフィットさせていくみたいな。
私のたぶん一番最近面白いと思ったのはそこで、めちゃめちゃ保守的な組織なんですよね、当然ですけど。でもすごく革新的なところも合わせ持っていて、変わるところがすごく変わるし。
だって領土がないんだから。こんな国にないわけじゃないですか。領土がないのに。
そうでとうとう平民ちゃんと総長にも選んだし、やっぱそういう変わるところを変わって変えない信念は変えないっていうそこの部分、両面性二面性すごく面白いですよね。
特にそこが面白く思ってるんだなっていうのを武田さんの後半の衰退の滅びが始まるんですよ。滅びが始まった時の最終決断がどっからも領土とか財産とかどんどん募集されてるんですよね。
完全にゲームオーバーじゃないですか。だから領土争いゲームとか大戦略とか信長の予防とかやってても、領土なくなったらゲームオーバーじゃないですか。
これ領土なくなってからゲーム始まってるんで。新しいゲームが始まってるんで。なかなかありえないこと。今は外交も100以上の国と結んで、基地の数も1万3500人かな、いらっしゃって。そうやってどんどん増えてきてる。
領土なんていらなかったんだ。
だから世界史の花々叱った時期よりも、ある意味だからもう本当に人数も多いし、財力も20億ユーロ毎年予算持ってるんですよ。
すごくないですか。
確かに。国の概念をアップデートしていて。
国境概念アップデートですよね。すごいですよこれは。
やっぱりこれから先デジタル社会で国境みたいなものがもしかしたら1000年かけてどんどん緩くなっていくかもしれないじゃないですか。
国境とか領土とか人っていう概念がだんだんグローバルになっていった時に、最後人を結びつけるものってやっぱり信念とか価値観だと思っていて、
丸瀧さんは今からもう領土は確かに物理的にはない。けれども人がいて信念で結びついている。もしかしたら1000年後の人の形や国の形を先取りしてるかもしれないんですよね。
そうですよね。それが今から1000年前のところにルーツがあるっていうのはワクワクするじゃないですか。歴史上の得意点ですよこれはほとんど。こんなことがあるわけですよ。
こんなことが。
令和の価値観に、なんかそうやって話していくと、その文明から取れますよね。
得意点ですよね。こんな組織他にないですしね。
さっきもおっしゃったけど、騎士団同士でなんかズーム会議とかしてる感じがする。
それはしますよね。
騎士団とズームってあんま結びつかないじゃないですか。普通に生きてると。
まあ確かに。
だから未来と過去がクワッと繋がってて、それがエルサレムから始まってるんですよ。どうですか?やばくないですか?
その人が今日本人の東郷平八郎の副官の方の次に日本人としてなられたのが武田さんが、旅のラジオゲストとしていらっしゃってる。どうですか?
確かにある種もう領土ないから、ズームとか積極的にやってるしかない。バーチャルな存在でもあるわけですよね。
やっぱり旅のラジオ、地理的な旅だけじゃなくて、ここは時間を超えた旅もさせていただいて。