岡田さん、今日は投稿コーナーを最初に読んでみましょうか。
ラジオネーム、Tadashiさんから。
Satoruさん、悠さん、いつも楽しいラジオありがとうございます。
岡田さんじゃなくて、悠さんって呼ぶ方が、Satoruに合わさって知り合いか、分かんないですけど、だったらいいですね。新鮮ですね。
私は飛行機のパイロットをしておりまして、主に国際線に乗務しています。
コロナ禍でも海外駐在や留学などで、どうしても渡航しなければならないお客様や、需要旺盛な貨物を運ぶため、人知れず国際線は飛んでおりまして、粛々と仕事をしております。
滞在先のホテルからの外出は制限され、渡航先の国によってはホテルの部屋から出ることも許されない場合もありますが、それでも仕事があるのはありがたいことだと思っております。
欧州や北米まで十数時間のフライトを終えて、ホテルのベッドに横になり、旅のラジオで楽しいトークを聞きながら、そのまま気を失うように寝てしまうのが最近の楽しみです。
これからも旅のラジオが長く続きますよう応援しております。
これは嬉しいですね。
これは本当に嬉しいですよね。
いろんなお便り、僕も嬉しいけど、これが一番嬉しいと思って、ようやく今回、満を打ちして読めましたけれども。
すごいなぁ。国際線のパイロットの方がね。
そういう方が聞いて、しかも気を失う前に、僕らのくだらないことこそ体に染みてくるから、という位置づけでね、聞いてくださったんでしょうけど。
嬉しいですね、これね。本当に。
もともとこういうパイロットの人とかね、発電所とか鉄道の運転とか、パイプラインとか下水道の保守点検とか、そういう現代社会のインフラを維持するために汗かいてる人っていうのは、僕はね、もう本当に心の底から尊敬してやまないわけなんですよ。
そういう人に役に立ちたいなと思って、旅のラジオがまさか間接的だけど役に立つなんてね、思わなかったですよね、こういうね。
パイロットはね、まあ確かにみんなから憧れる職業だけれども、グラウンドスタッフっていうね、航空会社の地上職員とか、いろんな受付をされる方とか、そういう方も結構地味でなんですかね、基本的には原点主義で見られがちな仕事だというのは、私は思うんですよね。
失敗したらものすごいボコボコに詰められるし、インフラとかもね、点検とかもね。
確かに、飛行機着陸しても褒められないしね。
そうそうそうそう、国によってはね、途上国によってはワーって拍手あるじゃないですか。あれいい文化だと思うんですよね。
ちょっと揺れた時とかもね。
そうそうそうそう、やっと着陸した時とかも。
あの一体感すごいね。
先進国ほどそういうのはないし、だからそのうまくいくのが当たり前って思われて、おっしゃるように。
で、悪い意味での注目を浴びて、だから周りから目立ってね、知恵を増やされたいとか、自己現状を満たしたいとかね、学生の就職ランキングとかで、
登りにくいね、そういうことがあるんだけども、だからこそね、そういう尊さっていうかね、だからこそ僕はね、本当のヒーローみたいなね、こういう職業にあるってことをね、思ってるんですよね。
だからこういう人が聞いてくれてるっていうのはね、本当にありがとうございます。嬉しく思います。ありがとうございます。
でね、このお便りにね、カッコつけて言うとね、私ちょうど先日、まさに国際線に久しぶりに乗ってきたんですよ。
久しぶりに、もう2年ぶりですね。2年前にインドネシアにウィンから出張いたから久しぶりです。
最初ナリタからパリに行って、そっからワシントンDCに行って、飛行機は確かに全然便がないから、しょうがないからサンフランシスコで10時間ぐらいトランジットして、それでナリタにまた帰ってくる。
文字通りの地球一周っていうのをいきなりハードなやつをやりましてですね、ちょっとその話を少しだけしようかなと。
サトルと岡田祐の旅のラジオ
やっぱりね、全てが懐かしい感じ。これあるよって感じはね、ありましたね。
飛行機混んでるんですかね?
めちゃくちゃ混んでて、ボーイム777でね、最初ね行って、777で行って、777また行って、737で787。
ちょっと飛行機に好きじゃないと何言ってるか全然わかんないと思うんだけども、だんだん快適になってくるんですよね。
まずロシアの上空を今通れないんですよ。で、そうすると北極海を通るんです。
ナリタからパリに行くのにアラスカを通るんですよ最初。
だからね、普通11時間、2時間ぐらいでパリに行くんだけど。
そうそうそうそう、それで北極海通ってグリーンランドとか通って、めちゃ大回りだ。
15時間かかった。
そっからね、グングンになる感じ。
そうなんですかね。
そのくせフライト代がね、今めっちゃ高いんですよ。
最初ね、見積もりで150万円の見積もりで。
燃料高とかの。
燃料高とかもあるし、多分需要と供給のバランスで。
飛行機って今、リース、航空機リースとかで全部機材手持てるも持てないから。
しかもコロナで飛ばさないと。
便が減ってるんですね。
航空会社みんな手放してるから、簡単に今お客さんが増えても、
多分ね、私の推測は混じりますけど、航空機簡単に増やせないんですよ。
だからね、簡単に増やせないから、その飛行機のフライト代をぐっと高くするしか多分なくて。
しかも今まであんまり儲けられなかったっていうか、全然人もいなかったから。
ある意味、航空会社にとっては高止まりすることがね、ちょっと一つメリットになってるんじゃないかなってね。
そういうチャーシューもあるんですけど。
なるほど。
だからそういうこともあってね。
なんかすごい高いんだけれども、めちゃめちゃパックになってるっていうね。
このきつい状況がね、久しぶりに楽しいなと思って。
どうですか?久しぶりのエコノミークラスで。
久しぶりのエコノミークラス。
10時間とかですよね。
やっぱりね、隣の人がね、まず来ないでくれって願うわけですよね。
窓側の席がなんかなって。
来なければ、エコノミーの3席、3席、3席とかじゃないですか。
3席のところで誰も来なければ、フルフラットに寝ようと寝られるじゃないですか。
と思ったら、いきなりもう非常に福岡のね、大死亡率を飽満に蓄えた。
50%ぐらいにチャレンジして、旗が取られて。
だからもう両方のこの膝掛け、肘掛けっていうかね、
あれがまず取れない感じのね、ぐんぐんやって。
3列の真ん中ですか。
そうそう。3列の真ん中で、またね、かぐわしい大衆が来てくるわけですよ。
みんなね、しかもね、驚きはね、マスクしてないんですよ。
しなくていいんですかね。
某フランス航空のところに行ったんですけども。
いや、なんかね、することが推奨されるんだけども。
義務でじゃないんだ。
わかんないですけどね。
ちょくちょくマスクしないから、途中で飛行機降りるみたいなニュースとかやってるのに。
今ね、なんか急にフランクになっちゃったよ。
でもね、あの無料でね、もらえてついお酒を飲みすぎちゃって。
気圧が高いところでお酒飲んじゃうからとか、
でもね、全部2年ぶり3年ぶりだから、懐かしいなってね。
サンフランシスコとかも私10時間ね、さっき申し上げましたけども。
ラウンジは本当私入れたんだけども、あえて入らないでね。
深夜に着いて朝まで地べたでね、横になって。
床が冷たすぎるから、スーツケースからTシャツを出して、Tシャツで敷布団を作って、別のTシャツで掛け布団を作って。
そういうのもね、懐かしいなと思って。
清掃員の方がガタガタってやってきてね、一瞬ピカピカって。
敬礼しながら一瞬目が覚めるんだけど大丈夫かって思って、また眠りについて行ってね。
あのペシャンコになったような感じとかも、うわ久しぶりだってね。
もうそういうの全てが懐かしい感じですよ。
いいなあ。
ちょっとこれはノロケンなのか自虐なのかわからないんだけど、バジットトラベラーにとってはもうなんか素晴らしいあれでしたね。
飛行機すら僕たぶん2年ぐらい乗ってないんで。
そういうあれですよね。
確かに入る時にPCRの検査をちょっと僕が出張するちょい前まではやっぱり必ず停止しなくちゃいけないとか、それがもうなくなっちゃったんですよ。つい僕が出張する数週間前に。
だから時代がだんだんだんだんデレギュレーションって言うんですかね。
あんまりPCRのやつとかコロナのやつとかはキチキチやるのはそろそろやめにしようかみたいな。
ちょうどその時期に来たからかもしれないですけどね。
検査なかったですか?
アメリカ、パリからワシントンDCに入国するときは数週間前までは必ずパリでPCR受けなくちゃいけなかった。
だけどそれが必要なくなったんですよ。
そういう意味でパリに着いたらほぼ誰もマスクしてないんですよ。
私もパリに来たのは7年ぶりぐらいなんですよ。その時は出張で。
びっくりするくらい何も変わってなかったっていう感じでしたね。
パリは中国のトング湾とか新鮮とかに比べると伝統的な街だから正直何も新しいものも建ってない。
確か京都みたいに新しい建設物をあんまり建てちゃいけないことになってるんですよね。
だからそういうことも含めて何も7年前と変わんないなって。
誰もマスクしてないんですか?
3、4%はしてました。レガシーのホテルの受付の人は時々してました。
私も出張中に4歳になっちゃうとよろしくないから。
最初は着けてたけど着けるとみんながジロジロと。
見られるんですか?
だから外国から来た人だって言って。
パリは昔から3が有名だからね。
なんか不審なやつがマークされてたから。
これは同調圧力ってやっぱりあるなと思って。
マスクを着けない同調圧力の方をね。
セキュリティ的に着けない方がいいぞと思って。
今そうなった。
昔で言う日本製のカメラ抱えてるみたいな。
マスクしてるってことは多分パリのあれに慣れてなくて。
カモだぞって。
だからといって衛生観念をちゃんとやらなくていいわけにはならないから。
これずっと私も悩みましたよ。
狭めのバーとかレストランに行くときは一応瞬間的には着けたくない。
でも不審なやつがいたらマスクパッと外すとか。
そんな着けたり外したりとかやってるやつって多分一番挙動不審でダメなんだけど。
そういうこともありましたね。
ワシントンDCは逆に2,3割くらいは着けてたかな。
逆にそっちの方が着けてる人が多かった。
アメリカ人の方がある意味ちゃんとしてた。
館長がいたからってこともあるからね。
だからそういうスミソニア博物館とかね。
ちょっと最後の開けた日に行ったんですけど。
そこでも着けてる人2,3割はいたなって感じ。
そういうのを見てるとね。
世界はこういう感じになってるんだなって。
普通にもう酒場とかそういうところでも盛り上がるみたいな。
酒も提供してるしそういう感じですね。
私も朝一でね。仕事結構忙しかったんだけど朝一起きて。
ブローニュの森とかパリに行かれたことあります?
パリめっちゃ昔ですけどね。
今行くと本当変わってないなっていうね。
ガイ専門ももちろんあるし。
最近建った新しい建物が新ガイ専門っていう。
それだってもう2,30年前に建てられたのかな。間違ってたら申し訳ないけど。
ほとんどほんと何にも変わんないんですよ。
モノプリックスあるとかね。
飲食店めっちゃ潰れてるとかそういうのないですね。
意外になかったですね。
見えないところで私もくまなく巡ったわけじゃないけど。
ほぼ何も変わってなかったですね。
犬のうんこは有名じゃないですかパリって。
汚いってことね。
ないなーって思ってね。走ってたらやっぱりあってですね。
ちょっと甘めに踏んじゃってね。
これだわーって思ってね。
ウィーンに住んでた時はね。
街中に犬のうんこキャッチボックスっていうか袋がちゃんとあって。
自分でちゃんと犬が行いをした時に
ちゃんとそれをキャッチするのは飼い主の義務で。
ドイツ圏ってやっぱ厳しいんだけど。
フランス圏の人は多分そういうのは清掃員の仕事だみたいなことになってると思うんだけど。
みんなしないですよね。
だから結構一等地のカフェにも周りにもうんこがあって。
それ私最初来た時パリに対してちょっと失望したんですけども。
今は久しぶりにうんこ健在みたいな感じで。
変わんないなーっていうことを。
ちょっとタイムスリップしたみたい。
タイムスリップしたまでも言うことね。
別にそういうことをエスタブった感じになっちゃうんだけども。
なんかね思いましたね。
そういう変わらなさというか相変わらずだなっていうこの安心する感じが
不思議に今回の久しぶりの海外出張であったなって思いましたね。
だからアメリカも東海岸は僕あんまり経験はないけども
ワシントンD.C.も8年ぶりか9年ぶりぐらいだけども
岡田さんも留学というか住んだこともあるあるというか
トレーダー城とかね。
ウォルグリーンズとかね。
やっぱりチェーン店で懐かしさノスタルジーだってのが出てくるんだなって思ってね。