1. 超旅ラジオ
  2. 趣味でインカ帝国の未解読言..
2025-05-01 25:13

趣味でインカ帝国の未解読言語を解読している話【超旅ラジオ #207】

南米、ギリシャ、琉球など世界中にかつてあった、縄の結び方で情報を記録する「結縄」。インカ帝国で見つかったそれを、ChatGPTと一緒に解読するのが岡田の最近の趣味です。

岡田の作った結縄ZINE、5/11(日)の文学フリマ東京40「そ63・64」で発売予定! https://c.bunfree.net/c/tokyo40/4F/%E3%81%9D/63

公式X(Twitter) ⁠⁠https://twitter.com/tabi_radio⁠⁠

ロスト・バゲージ・クラブ(会員募集中):⁠⁠https://note.com/tabi_radio/membership/join⁠⁠

【超旅ラジオ】

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。毎週木曜の12時更新です。感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #超旅ラジオ公式X(Twitter) ⁠⁠https://twitter.com/tabi_radio⁠⁠

語り手: Satoru、岡田悠録音&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい


〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。あなたの危険回避の知恵を教えてください。(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。あなたの愉しみかたを教えてください。(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。あなたが知っている罵りの言葉をください。(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉⁠⁠https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSedm0JA9VBB2xoAh9PT4hQcU4r73x6AZ1ibfaokd7vvJB6xXQ/viewform⁠⁠


〈感想等はYoutubeのコメントや、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください〉

#超旅ラジオ⁠⁠⁠⁠

Youtubeチャンネル ⁠⁠https://www.youtube.com/channel/UCNsfmt9JwEhrMRrB_ZxztwA?sub_confirmation=1⁠⁠

※本欄の商品リンクはAmazonアソシエイトを使用しています。収益は番組運営費に使用します。

サマリー

インカ帝国の古代の記録方法であるキープについての興味深い話が展開されています。特に、キープの解読の難しさと未解読の言語的情報に焦点が当てられています。このエピソードでは、インカ帝国に由来する未解読のキープ言語の研究が語られ、岡田さんが趣味でAIを用いて解読に挑戦している様子が描かれています。AIの進化とその解読への影響、具体的な解読のアプローチについても深く掘り下げられています。また、インカ帝国の未解読言語キープの研究活動や、その言語に内在するメッセージについても語られています。さらに、文学フリマへの参加や研究進展に伴うエッセイの作成についても触れられています。

古代の記録方法、結状
Satoruさん。
なんですか、岡田さん。
最近、はまってるものの話をしたいと思ってまして。
はい。
結状っていうの、ご存知ですか?
いやー、どっちも言えないです。
結ぶ縄と書いて、結状と読むんですけど。
それも、どっちも言えないです。
これがですね、古代の文字なんですよ。
何かっていうと、紙とか文字がなかったりとか、入手しづらかった時に、時代に縄を結んで文字を、文字というか記録を残すという。
そもそも、南米とかでしたっけ?そういう民族はいましたよね。
そうなんです。南米中心に。
それは知ってる。
結構、世界中で昔見られた。
世界中であったんだ。
古代ギリシャとか、エジプトとか、西アフリカとか、アジアとかでも、台湾とかでも。
日本でもあったと言われていて。
計算とかするときに使ってるんですか?
そうなんですよ。
主に、数字の記録とかを残すと。
どういうものかというと、縄があって、その縄にまた縄を結んで、縄で結び目を作ると。
結び目の数とか、結び目の位置とか、結び目の種類とかで、いろんな表現ができたとされていて。
日本も、沖縄はとりあえずあったんですよ。
沖縄は、琉球王国時代に文字が禁止された。
庶民が文字を使っちゃいけないっていう時代があったらしくて。
そのとき、文字の代わりに作物の量とかを記録するために縄を使って。
日本、和の国でもあった説があって、隋の時代か何かの中国の記録に、和の国に行った人の記録で、人々が縄を文字の代わりに結んでたみたいなことを書いてあるものがあったりとか、
そういう遺跡から、弥生時代の遺跡から縄紙を使ったりとかしてて、縄が使われてたんじゃないかみたいなのがあります。
で、その中でも、インカ帝国、まさに南米のペルあたりのインカ帝国で使われてた血錠があって、これキープって呼ばれるものなんですけど。
聞いたことある、それ。
これが一番有名なんでしょう。
で、キープがおもしろいのは、キープのメインは会計とか、数字の記録とかに使われてたんですけど、最近の研究によると、3分の2ぐらいはそうだったと。
でも、残りの3分の1は、言語的な情報を記録してたと言われている。
なるほど。
で、その後はインカ帝国って文字がなかったらしくて、で、そもそもこれ、僕なんか知ったのは、国立民族博物館のウェブサイトかなんかで知って、
その民族博物館の民博ですね、民博の人が、インカ帝国はめちゃめちゃ多民族だったから、あえて文字を捨てて、縄みたいな。
はいはいはい、共通言語としての縄か。
そう、共通言語としての。
いや、合理的だと思いますよ。
で、しかも縄だってやっぱり、紙よりも手に入りやすくて、動物の毛とか草とかから作れるし、軽いから、インカ帝国ってすごいめちゃめちゃ足の速い飛却みたいな人たちがいるらしくて、山と山の間飛却が走って縄を持っていくらしいんですよ。
あー、その情報をたっぷり携えた。
石板とかになると重くて運べないから、その縄を運ぶ、伝えるみたいな。
その縄を解読するなんか専門職みたいなのがあって、郵便局みたいな人が縄を読み解いて、村に伝えるみたいな文化があったことまではわかってるけど、そのこれの3分の1言語的な情報に、じゃあ何が書かれたかっていうのは未解読なんですよ。
そうか、それがもうわかる人はいないのか。
キープのデータベースと解読の挑戦
そうなんです、いないんです。
じゃあ、よくある古代壁画の文字をどう読み解くみたいなので、いろんな取っ掛かりから考えていかなくちゃいけないね、想像しなきゃいけない。
そうなんです、いわゆるロゼッタストーンというか、そのものがまだ見つかってないし、そもそも文字がないからわからないし、あと結構その後スペインに侵略されたときに、いろいろ失われてしまったものが多くて。
だし、そもそもそんな動物の毛とかってそんな長く残るんでしたっけ。
それで、保存性的にもそこまでないんで、崩れてしまったりとか。
だろうな。
結構、博物館とかにあるキープはめちゃめちゃ繊細だから、こう、ちょっと触れると、壊れちゃう。
何かの表紙に温度とか圧力とかの関係で、たまたま残ったものが非常に少ない数残っていると。
そうなんですよ。
はいはいはい。
すごいなんか、でもロマンがあるなと思う。
ロマンティックですよ。だってそれで読み解くようなね、渡された縄を読み解いて、その間に流れる静かな時間を想像すると、もうなんかうっとりしちゃいますよ。
ほんとその、結び目の向きとか、縄が寄られている方向とかで、また意味が違うんじゃないかって言われてるんで、パッと見ただけじゃわからないらしくて、触らないと、それがどういう結びなのかがわからない。
運んでくるうちに雑に扱ってると、それずれちゃうから、あなたのことが好きっていうのが、ちょっとあんたのこと嫌いよみたいになっちゃったりとか、大丈夫なんですかね、そんなね。
そうなんでしょうね。
そういうことを想像するのも楽しいな。
でもその触る文字というか、ほんとに。
そうね。
今の言語とはちょっと違う。
視覚障害をお持ちの方とかだって、それはできるわけだからね。
そう。それまさに、昔たぶん20世紀か19世紀ぐらいに展示の代わりに、この縄の結び目で、そういうアクセシビリティをできないかみたいな試みもあったらしくて、それは単純に今の言語に、例えばAはこれみたいな、Bはこれっていうのを当てはめるだけだったんですけど、
ほんとのキープの縄としての言語って、そもそもの言語体系から違う可能性が結構高い。
そういうことですよね。
で、面白いなと思って、解読しようと思って。
おかれさんが?
いやいやいや。
悟ると岡田雄の超旅ラジオ。
解読しようと思ってないんですけど。
教育を勉強するとかとなったら、やっぱちょっとレベルが違いますから。
っていうのも、たまたま結構調べてたら、あんまり日本語の情報ないんですけど、海外のサイトをずっとネットサーフィンしてたら、ハーバード大学の研究所がよく出てくるんですよ、キープを調べてると。
一番ハーバードがこの研究をやってて。
ハーバードの一番有名な研究チームみたいなのがあるんですけど、そこがキープのデータベース化っていうのをやってて。
キープの色とか結び目の種類とか、結び目の数とか、そういう主要な変数だと思われるものを全部データに上げて記録してるんですよ。
それがオープンソースのデータベースとして公開されて。
おやおやおや。
面白っ。
じゃあ今AI時代だし。
そうなんです、まさに。
一気に壊したらどうなるんだろうと思って。
岡田さんじゃないな、それが頑張ってんの。
GPAのそういうことも面白いな。
しかもキープっていうのがどういうものかって改めて説明すると、一本の縄がまず太い縄がありますと、横に向けてある。
大体1メートルか2メートルくらいの縄なんですね。
そこに縦に今度、そこに紐づく縄がいっぱいあります。
ここがペンダントコードって呼ばれるんですけど、このコードがいっぱいある。
キープにつきコードが少ないものだと20本とか10本とかなんですけど、多いものになると何百本とかのコードがあって。
キープっていうのは例えば本みたいなもの。
単位で。
コードがページみたいなもの。
単位。
結び目1個1個が文章というか文字みたいな。
大体そういう構成になってて、そのデータベース見てると600のキープとあとコードの数5万コードぐらいあるんですよ。
結構データ量としてはめちゃめちゃあるから、これ全部食わせてみようと思って。
それですごい最近めっちゃ遊んでて。
やっぱGPTすごく進化してるんで最近。
データベースのファイルをそのまま上げると全部読んでくれるんですよ。
パターンを見つける試み
こういう情報がありました、ありましたみたいな。
で、いろんな角度からこれをどう読めるかみたいなのを試してみようっていうのを遊んでて。
面白いし高尚な遊び。
会社を辞めて。
縄を。
高等遊民だな、この人は。
これは楽しいぞ。
で、その5万のコードの中でも、これは数字的な情報を表したもの。
要は3分の2。
そこで厄介な、それなのにもう外見は全く同じなんですか。
それも大体、なんでそもそも3分の1が数字じゃないかっていうと、数字はこう読むんだろうっていうのは数字は解読されてるんですよ。
だって繰り返し同じようなアレが出てくるから。
例えばインカ帝国って受信法がすでにあったんで、上から1桁目、3日3日みたいなルールがあるんですけど、そこに明らかに当てはまらないキーがある。
それを探せば言語的な情報。
まずそこでスクリーンかけて、3分の1くらいにしてね。
それを今度全部こう合わせて、なんかこう法則みたいなのないかと。繰り返し出てくる。
そういうことだね。
左から右に呼ぶっていうのはわかってるんで。
分かる分かる。
左から右に呼ぶときに繰り返し出てくる。
サイモンシンっていうサイエンスライダーの暗号解読っていうね。フェルマンの最終定理を書いた人の暗号解読ってもう似たような、戦争とかであればね、結構近代的なアレもありましたけど。
あれでもキープ扱ってたかな。
そうやってだから、そういうのをわっと見つけていく。
全くその通りですね。そういうコンピューティングとかにも近い世界。
聞いたことありますね。
それでそれで?引き込まれますよ。
パターンを見つけるのと、
あとその、パターン見つけて、
で、例えばこれを構造だけで読み解けるかみたいなことをいろいろ個人的に聞いてみて、
要はその、例えば赤は土を表してるとかっていうと、それは結構記号的というか、赤だから土だろうっていう連想ゲームみたいな。
そうじゃなくて、そこに全くその色とかには意味は持たせず、
例えば赤が3本並んでいるのと、赤と白と赤が交互に生きてるのでは意味が違うんじゃないかと。
同じものがずっと繰り返されたら、同じことを言っているとか、
同じこと言ってたのに急に違うものがあられたら、急に違う話の展開になったとか、
なんかそういう変化だけを読んで、
解読へのアプローチ
変数がいっぱいあるんで6個ぐらい。
それを組み合わせてパターンとかいろいろ加わせたら、なんか読めないのかみたいなのをずっとやってて。
だから分かった。だからさっき私はだからこれは岡田さんがやってるんじゃないでしょうって言っちゃったけど、
それはだからそういう切り口、指示文、トランプトとかは岡田さんが考えて、
そういう仮説を、確かにそれはAIはさすがに興味どんだけ進んだとはいえ、いきなりそれを自分で問い立てとかできないから、
そういうきっかけを与えてやるっていうことをやってるんですね。
やっと理解しました。
なるほど。
それで進展は何かはかばかしくあったんですか。
進展がですね、遊びなんであれなんですけど、
結構これはこういう展開なんじゃないかみたいな話の展開として、
っていうのが結構いろんなのが出てきて。
出てきた?
じゃあハーバードvs岡田祐で、
岡田祐がちょっと一個今、星が、
え?え?こんなとこで発表していいんですか?
こんなとこで発表してる場合じゃないですよ。
例えば、
さどくさどく、え?
縄の寄る方向っていうのがあって、
これはどんな縄も左巻きか右巻きに分かれるんですけど、
そうだな。
だいたいが右巻きなんですよ。
統計見ても、データベース5万件のうち9割は右巻きなんだけど、
1割だけ左巻きのがあって、
左巻きのが右巻きの中にたまに混ざってたりするんですよ、同じ。
それなんか意味ありそうっすね。
それは結構その対比とか否定とか反転みたいな、
意味合いとして捉えるのがいいんじゃないかみたいな、例えば。
とか、あとそのむつび目の位置は、
すごい下の方だけにあるコードと上の方っていう、
均等に置かれてるやつとかがあって、
それは結構話の強弱を表してるんじゃないかみたいな。
何もないとこから急に来たらドンって強めて強調してるみたいな。
で、均等に置かれてたら平坦なことを言ってるんじゃないかみたいな。
おもしろ。
そういうのが、これちょっと話の腰おるかもしれないけど、
そういうのがデジタル情報としてさっきの
右ねじりか左ねじりかとかそういうのを含めて、
それであるんですね。
本当の一時情報でそれのものを見て、
触られてってわけじゃ当て前かもしれないけどないから、
それ以外のもしかしたら見分け方の可能性もあるかもしれないし、
さらにはそういったことのシグナルの統計的優位性というか、
先行性バイアスとかなんて表現かな。
そのものがさっき言ったように、
いろんな保存状態が悪くてたまたまねじりが悪くなったりとか、
むすび目がちょっとずれちゃったりとか、
そのエラーが何パーセントか生じてるってことを勘案しながら、
またその仮説検証しなくちゃいけない。
AIの役割
もちろんなんだ。
どれだけそれを信じれるか。
地球上で見つかっているキープが1000ぐらいしかなくて、
600が埋まってて、
コードの数って5万コードあるんで、
ある程度の数はあるかなとは思います。
確かにそうですね。傘が増せば増すほどそういうのは奮いにかけられるから。
すげえことしてるなあ。
例えば、
そこから構造だけで、
GPTと話した時に、
意味を読み取るんじゃなくて、
これは語りを生成するってことですね、みたいなことをGPTが言い出して。
語りを生成する。
美しいことだな。語りを生成する。
生成される語り。
例えば、とあるキープのインカ帝国から出土したやつなんですけど、
ある関係性の中に小さな始まりがあった。
その動きは徐々に確かな形になり、明確な行為として現れた。
だが最後に現れたものは、感情延伸に深く結びついていた。
それは通常の流れに逆らい、強く繰り返され、最後に余韻を残した。
例えば、こういう、話のどこに強弱があって、
どこで盛り上がって最後どうなったかみたいなものだけを出すと。
で、さらにここに文脈みたいなものを入れると。
これは結構、学術的にも言われてるらしいんですけど、
キープ単体だと、絶対的な意味があるわけじゃなくて、
例えば、どこに埋め込まれたキープ。
例えば、墓の中にあったのか、倉庫の中にあったのか、
そういう文脈によって、全く意味が異なるから、
かなり抽象化して記録してたんじゃないかっていう言語。
具体的な記述というよりは、抽象化した内容を、
その場所とか人とかに紐づけて残すような記録媒体であったんじゃないかって言われてて、
人類学者がキープの、儀式的にまだ使われてる村に行ったときに、
人々は名を触るらしいんですけど、名を呼びながら、
そっから儀式の歌みたいなのを思い出していくみたいなシーンがあるらしいんですけど、
それはそのまま歌詞を読んでるんじゃなくて、
歌の文脈、神話みたいな文脈があるところに、
抽象的な構造を組み合わせると、言葉になるみたいな説があって、
さっきのキープも、行政機関があった遺跡にあったから、
例えばこれは政治の答弁の記録じゃないか、
例えばね、みたいなのを入れると、
例えば文脈を入れてみると、
はじめは小さな提案だった。
誰かが静かに言い出しただけだった。
それに対して断念感が応じた。
彼らは話し合いを重ね、やがて意見が定まってきた。
空気が変わる瞬間があった。
一つの方向に向かっていた話が反転する。
別の考えが持ち出され、意見は割れた。
繰り返される内容もあった。
強くはっきりと主張されたこともあった。
みたいな感じで、
具体的な場面をそこに付与することができる。
それを、
なんとなく分かってきた。
なるほどね。
あらゆるもので、反転があったりとか、
なるほどね。
和合したものがあり、そうじゃないものがあり。
へえ。
それはだいたい、今おっしゃったのは、
すでにある程度解読されて、
有力な仮説として、
もうコンセンサスを得ているものなんですか?
今の解読者内容がですか?
今のおっしゃったのは。
今の行説。
それはない。
誰も分かっていないから、
答えがないんで、確かめられようがないんだけど、
それを3種類ぐらいの方向からやってみたんですよ。
でも、だいたい結構、
一致する部分があったりもするから、
なんとなくGPTが読むとこうなるみたいなものは、
なるほどね。
いろんなやり方をしてもそうなるっていうのがあったりして。
すげえな。
結構な時間を岡田さんはこれに費やしておられるのではありますか?
これでも、いつも夜寝る前の最近の趣味で、
寝る前の趣味。
毎晩これをやって。
最近GPTは本当に先週とか、
記憶力が急に上がって、
過去のやつを簡単に思い出してくれるようになったんですけど、
その前までって、
わりと別のスレッドで話してたことを、
次のスレッドで読み込めなくなったりするんで、
僕は電書バトルみたいに、
解読の可能性
こっちのスレッドではこう言ってましたみたいな。
こっちのGPTはこう言ってましたみたいな。
伝え合うみたいな。
ずっとやって、もうずっとGPT。
すげえな。大管理職。
みたいな。
GPT管理職で、
キープ解読会社みたいなことやってますね。
すごいっすね。
だんだんこれ、第二任者、第三任者ぐらいになってくんじゃないですか。
なんかね。
すごいね。
キープだけめちゃめちゃいろんな方法で読み解いてみたんですよ。
はい。
どんなアプローチを使って。
そしたらなんか、
一個だけ出てきた文章が、
人々に与えたっていうのが出てきて。
人々。
GPTは人々に与えた、
これはなんか結構、
なんでか知らないですけど確実ですって。
僕はあんまり理解できてないんですけど。
確かに、その仮定がわからないな。
人々に与えたっていう。
人々に与えた口文ってGPTなんですけど、
これはなんか大量に現れてて、
いろんな文脈にこれ合うんじゃないかと。
じゃあ最後も岡田さん、
ペルーとかで最後もこうしてちょっと、
そのキープ見たら、
読めるぞ!みたいな感じで、
読める読めるぞ!みたいな感じになるんじゃないですか。
これでも結構、
でもほんと今でも研究、
それを機械学習を使って研究してる人も多分いると思うんで。
あ、そうか。
それはみんな個々に、
孤立した星として、
それぞれが、
でも多分その、
結構機械学習で研究してるみたいな記述があったのかな。
2019年とか8年とかで。
GPT出てくる前なんで。
先生AIが出たことによって、
こういうのってすごい読み解ける。
確かにそうだよな。
僕は遊びでやってますけど。
でもエクスポネーシャルにそうやってグーンとなってるから、
今、確かにさっきおっしゃったように、
先週と今週で性能が違う種類の、
こんなに頻繁にアップデートされていくものないから、
今、
こうサーフィンのように、
波乗りのサーフィンのように、
そういう原則を得て、
さらに解読能力が上がってくるから。
本当に大きな発見があるかもしれないから。
あれだな、
星の夜空を望遠鏡を眺めて、
いつか新しい星が見つかるのかもしらん、
みたいな趣味の人もいるけど。
似たようなロマンを感じますね。
もしかしたらワンチャン、ワンチャンなんてそんなかけごとじゃないけど、
インカ帝国の未解読言語の研究
解読できるかもしれないと。
GPTの仕組み自体が、
すごい構造学的というか、
そうですね。
この文字があったら、
次の文字、
何が来る可能性が高いって、
全部確率で出してるんですよ。
GPTの言葉、生成AIの仕組みってそうなってるんで、
それって本当に、
1個の単語の意味を理解してるんじゃなくて、
ただ、前の単語に対する対応関係で
全部喋ってるだけなんで、
究極的に。
すごいこれ、なんか、
キープの構造と似てるというか、
同じ読み方を
GPTもしてるから、
そういう研究活動の途中経過を
ご報告いただいた。
次回、
大きな発見があれば、
また。
間に合ったら、
今度、
文学フリマがまた、
5月にあるって。
個人で出るんですけど、
何もまだ作ってなくて。
こんな研究してるから。
そう。
そう。
一層、
文学フリマで縄をうろかん。
いいっす。
紙じゃなくて、縄も文学だろうって。
いいですね。
自分で作ったキープをうろかん。
自分で作ったキープをうろかん。
研究した人とともに。
いいっすね。
確かにね、文学。
今の読み解きの得られた、
語りの形みたいな、
説明の文章が、
なんとなく現代史というか、
ポエジーを感じますよ。
解釈をしようとする、
試みの出てきた、
吐き出された文章そのものに、
反対した。
そうなんですよね。
それはたまりませんね。
唯一、
600本のうち1個だけ、
人毛でできたキープがあることが分かって、
素材が全部書いてあるんですけど、
1個だけヘアーってあって。
それは、
女性とか長い髪の毛じゃないとできない。
そうなんです。
すごいなんか。
それはハーバードにみんな保存してあるんですか?
ハーバードの研究者がまとめたデータベースが、
中身が公開されている。
物理的にひととこにある必要はないんだな。
へぇー。
これ、
この人毛キープがすごい気になって、
なんかすごい、
それだけ人毛ってなんかすごい、
自術的というかちょっと。
そうですよね。
だから素材によってまた宿るメッセージがあるし、
だけど深読みをしすぎちゃいけないのか、
もっとおっしゃったように単純な。
そうですね。
ある種の共通する概念と、
その環境と重ね合わせて、
初めて生まれる言語。
そうですね。
だから研究者の中でも、
言葉情報はあるけど、
割とその議事録的なものだけだったっていう人もいれば、
神話とか物語が入ってるって主張してる研究者もいれば、
分かれてるらしい。
なるほどね。
確かにね、さっきおっしゃったように文章があって、
ページがあって、本があってみたいな、
そうやって大きな束ねられ方をすれば、
割と長大な物語を、
そこで折ることも。
情報量としては結構。
編み込むこともできるわけなんだな、文字通りね。
分かりました。
岡田さんの研究活動に、
これからも期待を。
もし間に合ってたら、
宣伝で文学フリマに。
結構大きく出ますね。
今年も出るので。
何がどこなのかわかんないでしょ。
キープ、解読。
文学フリマの参加
ただの、
解読というか、
それを使ったエッセイとか、
みたいなものを作ろうかなと思って。
今の話で十分そういうエッセイしてもいいし、
より研究が進んでいったら、
キープそのものを。
そうですね。
岡田さん今から髪の毛伸ばしていただいて。
本だと、
印刷のせいで、
1週間前ぐらいまで完成しなきゃいけない。
キープのほうが手間かかるでしょ。
動画だと直前までできる。
大丈夫?
今縄だと。
縄で縫ってるのね。
確かにすごいな。
今目の前でやってますみたいなね。
5月11日。
日曜日。
結構近い未来じゃないですか。
来月じゃないですか。
いつもご自分思い込んで。
また東京ビッグサイトでやるんで。
そうなんですね。
僕はソノ64というブースで、
間に合ったらこれのちょっと遊びみたいな本出すし、
間に合わなかったらちょっと既存のものだけは
やるかもしれないですけど、
ぜひお越しください。
ありがとうございます。
ありがとうございました。
超タビラジオ。
今日の別れは、
さっきの唯一尋毛で作られたキープに、
もし、
技術的な意味があったらどう読めますかっていうのを
GPTに出してもらった。
はい。
うちの一文の一つです。
封印の一線が光れ、
それを越えてはならないという力が
そこに沈んでいた。
すげえなあ、なんか。
という文章、GPTが作りました。
すげえなあ。
25:13

コメント

スクロール