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Satoruと岡田悠の「旅のラジオ」
今回ですね、いきなり投稿コーナーから紹介したいと思います。
たまにはいいですね、そういうのも。
あなたの旅のひそかな楽しみというコーナー。
ラジオネームあおいさんからいただきました。
ありがとうございます。
旅をする人は結構やっていて、同じ投稿が多いと思いますが、日記をつけてますと。
日記ね。
その時の気分で文字だったり絵だったり、ルールは設けずに自由に書きます。
お小遣い帳になったり、筆談帳になったりします。
帰国して見返すと、ポエミな日記。
例えば、雄大な景色を見た後に、人間って砂粒みたい。
地球から見たらみんな同じ。とかもあって、恥ずかしくなりますが。
前回の私はどんな恥ずかしいことを書いてるかなって思いながら見返すのも楽しいですと。
いいですね。
人間って砂粒みたいって絶対一回は書きますね。
思いがち。通り過ぎる。
一回は旅行記に書きますね。
それは後で読み返して、うわー俺なんか恥ずかしいなっていうのも含めてセットでいいですね。
いいですね。
というわけで、日記についてちょっと今日はお話したいと思って。
日記はさとるさんつけますか?
いや僕はほとんどつけないですね。
岡田さんはつけるんですか?
僕はつけますね。
何そのポエミなこと書くんですか?
なんか砂粒とか何とか。
僕ねちょっと今手元にノートがあって、これがですね。
物理的なノートね。
ノートブックがあって。
18歳の時に初めて海外に行った時の日記帳。
それはもう誤光が差しててちょっと読みにくくなるんですか?眩しくすぎて。
でもね本当に汚くて読めない。
何書いてるか分からないんだ。
何書いてるか。僕もノート字が汚いんですけど、それにしても汚くて。
ほとんど8割くらい読めないんですけど。
スペイン系でモロッコに行ったのが初めての旅だったんですけど。
結構でも面白くて。
1日目からもう2ページくらい書いてて。
最初だからね。
どんなこと書いてたんですか?ちょっと何か読んでみてくださいよ。
ちょっと読みますね。
運転手はオラと挨拶。
オラね。オラって言いますね。
こちらも初オラで返す。しかしその後のスペイン語が全く理解できない。
動揺する。住所が伝わらない。動揺が収まらない。
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動揺が収まらないのは岡田さんの18歳の頃の。
そうです。動揺、動揺ってね。
動揺ってでも漢字難しいけどそれ書くくらいの。
揚は平和なんですね。
だいぶ動揺感ありますね。動揺が収まらない。
とにかくね、動揺してたんだろうなって。
それいいな。そういうのつけとけばよかったな。
話し切りすると。
文字がバーって書いてあって。
すごいすごいすごい。
上に謎に部屋の間取りが書いてある。
部屋の間取りが書いてある。これは何?後で忘れないように。
部屋の間取り。
いいな。でもそういうのいいな。
残りの3日間ぐらいずっと腹痛い日が書いてある。
何食った?何やった?悪いもの食べちゃった?
海外旅行行くと帰りの1日前とか数日前から腹壊すっていう癖があって。
日が緩むのか。
はいはいはい、なるほどね。
普通適応してくると思いきや、そこであれか。
帰国してから腹壊して。
最初体は我慢してたんだけど、最後のほうでもうちょっと勘弁してくれってことになっちゃって。
今はもうね、そういうの慣れたんですけど、この時は初めてだったんで。
腹痛いことにも動揺してて。
動揺ばっかりですね。でもいいな。
でもそれはノートに書いたからそうやって思い返せるわけですよね。
最後の日記の最後の文が
トイレが一番落ち着くって書いてある。
腹痛くなってもすぐに行為を済ませられるからね。
トイレが一番落ち着くって書いてある。
いいなあ、いいなあ、いいなあ。
でも面白いなあ、いいなあ。
これはまさにさっき青井さんの文もありましたけど、
日記調にもしてるし、
なんかその、
現地の人とコミュニケーションを取るための
メモとか筆談帳にも使ってる。
そういう跡とかも結構。
それはありますね。
わかるわかる。私も仕事で中国とか行った時やっぱり
言葉はしゃべれないけど紙と鉛筆持ってけば
とりあえず漢字を書いてね、何とか通じますよね。
そうなんですよね。
それはあるあるある。
紙と鉛筆は確かに、今スマホとかね当たり前だけど
めちゃ便利なメディアですよね。ツールですよね。
そうなんですよね。
わかるわかる。
なんか、現地の知り合った人に日本語を教えた形跡とかもあって。
ああ、なるほどね。
うん。
さよならとかね。
はいはいはいはいはい。
申し訳ございません。
なんで謝らせるんですか。
めちゃくちゃ丁寧に謝らせて。
なるほどね、なるほどね。
でもいいですね、確かにね。
でも私も日記としてつけてはいないけど
そうやって確かに紙を必ず持ってって、裏側白い紙を
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コピーの子孫児の紙とか持ってって
コミュニケーション用に、それはありますね。
そうですよね。
現地の言葉で挨拶ができたりすると
これは仕事でもプライベートでも必ずうまくいくので
そういうのを書いたってなりますね。
そうなんですよね。
最近は日記はiPadとか持っていって書くんですけど
デジタルで。
僕もそう、僕もそう。
でもそうすると盗まれません?
僕はアフリカに行った時、iPadで日記つけたり
日記っていうか僕はデイリーポータルに記事書いてた時は
物の値段とか、そういうのファクトだけは忘れてはいけないので
そこだけは書いてたりしてたんですよ。
一部は写真撮った方が楽な時は写真撮ってね。
あと一瞬だけそこで感じたこととか思ったこととか
一行ぐらいだけ発見を書いたりするんですよ。
これはあれに似てるねとか
タクシーがどこに行っても同じ値段だから
ちょっと価格統制が何かされてるんだねとか
でもやっぱりそういうとこに行くと
iPadを見せびれかしてるってのは
やっぱりちょっとあんまりよろしい行為じゃないから
悩ましいなと思ってね。
だけど僕紙、物持ちよくないから
紙にやってもなんか
散熱しちゃったり濡れちゃったりして
クシャクシャになってノートがなくなっちゃったりする
僕は今まであったから
割とね、ずっと僕もそういえば悩んでたんですよ。
メールの下書きだけ書いて
とりあえず自分のアドレスに送りつけて
そうすればクラウドっていうわけじゃないけれども
とりあえず散熱はしないわけじゃないですか。
そういうのはある。
僕もクラウドに書いてます。
だからそういう意味では
そうやって18歳のノートが残っているってことは
それが盗まれたりなんか燃えなかったり
濡れなかったりしたわけだから
いいですね、それ幸運ですね。
ノートってね、持つもんですね。
全然しっかりと残ってますね。
日記自体はクラウドに残るんですけど
こういうなんか
日記って決してぐちゃぐちゃにしてる跡とか
いかにね、動揺してるかっていうのをつけてる。
いいな。それからずっと付けられてるんですか?
部屋に感動したんだろうな。
部屋に感動したんだろうな、ちゃんとあるってね。
現地のやりとりがあったりとか
文字情報以上の情報が詰まってて。
なるほどね。
それは旅行行くと北木岡田さんは日記付けられるんですか?
普段もたまに付けてますけど
旅行行くと毎日付けますね。
じゃあそこだけだけ特別に濃厚に残っているけれども
でも普段も付けるとすごい豆ですね。すごいな。
その後旅行記にするときにはほとんど削られる。
なるほどね。美味しいとこでも記録が残ってるから
そこをベースにして削ったり
いろいろ膨らませたりできるわけだ。
それはすごいな。
やっぱり旅行記ってある程度自分の中で再構成したものというか
そうですね。そのまま書いたって面白くないですからね。
1,2週間経って
あの出来事はどういう意味だったのかみたいな
引き付けをし直した上で旅行記って。
そうですね。
日記は日記でこのライブ感というか
そうですね。思ったことをブワーって書くやつね。
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いいなと思いました。
でも18歳の頃のモロッコだから
だからもう十何年前?十数年前?
15年前ですね。
それは歴史的価値もだんだん持ってくるんじゃないですか?
その頃のモロッコ。
モロッコは良いことに今も平和なままじゃないですか。
だけどその時に行ったことが資料的な価値を持つっていうのが
あるかもしれないから
それはもう日記大切にとっておいた方がいいですよ。
腹が痛いとかいうのはあんまり歴史的な
今もそうかもしれないけどそういうのもありません?
たまたま僕ね今ね
今読んでる本は僕は佐藤英作日記っていうのを読んでてですね
佐藤総理大臣を務められた佐藤英作の日記がむちゃくちゃ分厚いんですけど
これも毎日毎日書いてあるんですよ。
だいたい自民党の中の政局闘争のことばっかり書いてあるから
全然面白くないんだけどずっと読んでいくと面白くなってくるんですよ。
ずっとずっと何だか大臣に会ったとか
人の悪口とか誰に会った誰に会った
誰に会ったこの大臣のポストはどうだとかね
ずっとそういうこと書いてあるのを
ずっと毎日寝る前に読んでいくと
昭和のこの55年体制の時代にトリップしていく感じなんですね。
あとは古川六波っていうコメディアンの明治の方がいるんですけど
その人も膨大な日記をつけてて
単にその時に銀座のここに見に行ったとか
なんとかのローストビーフを食べたとかね
ひたすらこういうの出てくるんだけど
そういうのを書いた本には多分そういう意図はないんだろうけど
こんなぐらい明治っていうのはなんか豊かなね
昭和の明治のこの暮らしは豊かな時代だったんだなってことが分かったりとかね
旅行記とかエッセイとかはある程度自分の中でストーリーを作ってるから
それはそれで残ると面白いんですけど
日記ってこう多分自分では気づいてないような描写とか
ただ事実を書いた一部分がすごく面白かったりとか
時間が経つたてほど面白くなる可能性がある
でもそれは基本的には読み手は将来の自分なわけですね
第三者に向けて文章を練ってる暇なんかないから
でもそれいいなそれは未来に対する財産だな
私ねあれですよ今の話はクラウドに入れるって言ってね話があって
僕ずっと昔のGoogleドック今ね見てたらね
デイリーでは原稿に結局しなかった旅行きすぎてたから
ありましたオフリドって書いてあってオフリドっていうのは
北マケドニア共和国っていうとこがあるんですね
名前が最近変わってマケドニアから
マケドニアって言ったらアレクサンダー大王の場所なんで
お前それ違うだろうって言ってギリシャの人に怒られて
無理やり北マケドニアって変えられたところだったんだけど
そこに行った時1行ずつぐらい書いてありません
何かね床屋さんが多いウーバーが使えない
公共バス難しい
何か難しかったみたいですね
ストルガっていう場所があるんですね
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ストルガとツルガの発音が似ている
どうでもいいな福井県のね
ラージとスモールのビールが同じ値段
そうなんだ変だなそれ
Lサイズと普通のサイズのビールが同じ値段
どういうことそういうことなのかな
子供が砂時計を壊した
なるほどね
八丈島に似ている
ドアを開けっぱなしで走る
他のところもあるなこれな
うちの子供は動じない
ドアが開いてても動じない
英語もドイツ語もフランス語も聞かない
観光客はバルカン半島ばかり
つまりカトリックの人たちはよほどのことがないと
ロシア聖教ギリシャ聖教のユーゴスラビアなんて行かないのかもしれない
エスタブリッシュじゃない理想のバカン地を初めて見つけた感がある
結構なんか真面目に書いてますね
ドブロブニクよりもずっといい
ちょっとディスってますね
いいですね
ありのままというか
今となってはあんまり
もう今これをもとに何も文章は書けないですけど
断片的な思い出がある
それは後で旅行記を直そうと思ってメモしてたってことですか
多分ね
その時は記事を書いてたから何かで使えるかなと
とりあえずやるんですね
もうちょっと書く時間もなかったからってことだけど
だからやっぱり書き始めて
もともとのブログ語はそうでしたけれども
人に向けて一応それなりのものを書こうと思って材料を集める
でもあんまりそれやりすぎると旅行自体が楽しめなくなっちゃうんで
なんとなく変なイベントをわざと期待して
変な動きになっちゃうから
もっと自然体にしたいから
ってことが思いましたね
今日はモロッコのベルベル語でさようなら
ベルベル語
ブスラーマ
ブスラーマ