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2022-04-28 19:07

●●●●をホテルに改造できるか【旅のラジオ #051】

旅の話と、日常から旅を生み出す話をします。「旅のラジオ」は、毎週木曜の12時更新です。
感想等、Twitterのハッシュタグにぜひお送りください #旅のラジオ

語り手: Satoru、岡田悠
聞き手&ジングル制作: 石川大樹

題字&イラスト: べつやくれい
Presented by デイリーポータルZ https://dailyportalz.jp/

〈現在募集中の投稿コーナーはこちら〉

投稿コーナー①「番組へのおたより」

2人への質問、最近読んだ本、今日食べたもの。
あなたの思いつきを、何でも送ってみてください。


投稿コーナー②「ジングル/効果音」

番組で使えそうなジングルや効果音を募集します。
生演奏でも、電子音でも、ボイパでも、大歓迎です。


投稿コーナー③「世界のさよなら、あなたのさよなら」

『さよなら』を意味すれば、どんな言語でもOK。
テキスト形式でも、音声形式でも、なんでもOK。


投稿コーナー④「生きて帰ろう」

旅行とは、ときにトラブルを伴うもの。
あなたの危険回避の知恵を教えてください。
(例:予備の現金をお菓子の小箱に隠す)


投稿コーナー⑤「あなたの旅の秘かな愉しみ」

旅行とは、自分で好きに愉しむもの。
あなたの愉しみかたを教えてください。
(例:旅行先のゴミを集めてノートに貼る)


投稿コーナー⑥「世界の罵倒語」

世界には、文化の数だけ罵倒語がある。
あなたが知っている罵りの言葉をください。
(例:南スーダン「ヤギ半頭の価値もない」)


投稿コーナー⑦「世界の音」

あなたが録った音をください。なんでもOK。
岡田さんと私が、ただそれを鑑賞します。
(例:イランの便器の音、バヌアツの料理の音)


投稿コーナー⑧「哀しい動物の鳴き声」

虚無を感じさせる動物の鳴き声をください。
作為はNG。哀しみは自然に発生するものです。
(例:たそがれの民家に沁みるヤギの声)


〈投稿フォームはこちら〉
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00:00
岡田さん。何ですか、Satoruさん。僕は学生時代、カプセルホテルのレビューサイトってやってたんですよ。え?カプセルホテルの。運営してたんですか?そうそう、運営してて。
学生だからあんまりあちこちにはいけないですけどね。ここはいい空間だとかね、ここはちょっと臭いとかね、そういうのを欲しいと評価してて。
で、同時期にでもあの東京トイレマップとか、あの東京のガスタンクのサイトとかを作ってる人がいて、それ、林雄二さんっていう人がいたんですけど、そっちのほうがやっぱり人気で、私はひっそりと閉じて。
その時代、カプセルホテルって結構あったんですか?ありましたね。僕は千葉県に住んでたんで、そういうのね、3千4千とか。時代が早すぎたのかな。早すぎたのか、まあ私も僕のほうにちょっと根気がなかったのか、わかんないですけどね。
僕はね、やっぱりね、カプセルホテルが好きなのはね、やっぱり体内回帰願望をね、満たしてくれるんですよ。ん?体内回帰願望、わかります?漢字がわかんない。お母さんの子宮の中に。体の中に回帰する。これあるんですよ、こういうのあるんですよって言っちゃったけど。
そういうのはね、人間の根源的なフロイト、なんかジーク・モントフロイトとか誰か忘れたけども、ね、戻りたいなって気持ちがね、ある。それをね、満たしてくれるところはね、カプセルホテルだと思うんですよ。
あのカプセルが。そうそう。あれ水満たされちゃうと僕は死んじゃうんだけども、あの安全なところに狭い、麹な空間にいて、それで守られてるって温かいところでウトウトとしていくっていうね。
これは心理的に、あの地下のバーとかね、ああいうとこにオシャレな空間とか行きたい人もあれみんな体内回帰願望があるからいんでるって。確かつつい安貴さんが言ってましたけども。つつい安貴さんはまあ言うならそうかも。
だからカプセルホテルああいうのいいなと思ってね。まあでもわかるっちゃわかります。わかるっちゃわかります。そのね、狭いのが落ち着くってことですよね。そうそう。だからね、いろんなね、ホテルのね、バリエーションとかのね、やっぱ考えてもね、結局はそういうのが求められるんじゃないかなってね、これからね思うんですよね。
タトルと岡田勇の旅のラジオ。
まだ泊まったことないんですけども、スウェーデンとかね、アメリカとかにもあったかな、あの飛行機あるじゃないですか、飛行機の旅客機、あれを改造してあの陸上にも置いて耐液機でも飛ばなくなっちゃった飛行機を、あれがホテルに改造したっていうのがあってですね、ああいうのもだからすごく狭い空間なんだけども、スイートって言ってもコックピットなんで全然狭いんだけども、
そういう狭い中で包まれるような寝る部屋があって、飛行機マニアには嬉しいし、体内回帰願望を抱えてる人にも嬉しいし、僕はどっちも抱えてるので、どっちもあれはいいなと思ってね。
飛行機乗った時も体内回帰願望は満たされるんですか? いやー動いてるからね、お母さんの子宮はそんなにあんなに動かないじゃないですか、マッハで、マッハは音速感。
泊まってる方が。 そうそうそう、泊まってるとカプセルホテルとかね、ああいうところがいいし、ああいうところで寝てても安いんだけれども、ビジネスクラスとかのね、フルフラットのあれと結局同じじゃんとかね、自分で自分を言い聞かせて、
得した得したと思ってね、ファーストクラスとかビジネスクラスとかって何十万するじゃないですか、あれと同じ空間が3000円くらい入るからね、やったーと思ってね、だからああいうのが同時に満たせるっていうのはすごくいいんですよ。
03:10
話がどんどん取れちゃったんだけど、ああいうね、飛行機のみたいな、飛行機が地面にあるようなホテルみたいな、ああいうものをね、バリエーションがもっと作れるんじゃないかなってね、僕は思ってるんですよね。
ミキサー車とかあるじゃないですか、子供が大好きな。ああコンクリートミキサー車ね。あれもだからね、何十年も働いたミキサー車はもうそのままスクラップになっちゃうじゃないですか、もったいない、SDGにもアンしてるじゃないですか、だからあれをホテルにしたらいいと思いますよね。
確かにちょっと回してみたい。いや回したら結構怖い怖い、目覚まし機能として。回すんじゃないですか。回すとこまで考えてないんだけど、でもあんなかに一回入りたいなって。宇宙ステーションみたいな感じで。
あれちょっとでも入ってみたい願望がある人は結構いるんじゃないかなってね、コンクリートなのに、入ってみたいなってね。ゆっくり回るもんね。現役者に入ると多分死っていう未来が来ちゃうんで、死んじゃうんで、だけど泊まってて中がコンフォータブルになってたら、すごく西川のうも布団とかで包まれてる感じのミキサー車のやつとかあったら、これ入らないではないんじゃないですか。
ちょっと今日話の持ってき方がちょっと強引かもしれないけど、こういう願望がまずシェアされないと僕は話が進めなくなっちゃうんですけど、どうですか。
じゃあ今日はこれで終わりということで。
だめか、だめかな。
でもね、僕でも地元で友達の家とか遊びに行った時に、夏とか結構軽トラの上でなんか寝たりしてましたね。
ああ、そこは今日の青春っていう感じとかね。
そうですね、結構ちょうどいいサイズというか気持ちいいし。
あと土城国とか行くと、そこで走りながら普通に寝てる人、なんか積み荷に寝てる人いますからね。
トラは確かに気持ち悪いですね。
ああいう系はね、いいなと思ってね。何ならバキュームカーとかだっていいですよ、僕。ああいうのあるじゃないですか。ちゃんと綺麗になったとかもね。
趣味はない。スカトロジーはないんですけど、入らないところに入っていく自分っていうのはね。
ロケットとかだって、流体力学とか空力を考えてああいう構造になってるけど、あれだってなんとなく人がフィットに入りそうなサイズじゃないですか、あのサイズが。
だから今日はどのミサイルに乗るとかね。
ノドンかテポドンかわかんないけど、そういうホテルテポドンとかあったらね、いいんじゃないかなってね。
そういう気持ちがね、シェアされないとあんまり作品には進めないんですけど。
いろんな中に入ってみたい。
そう、いろんな中に入ってみたいね。液化天然ガスの、なんだろうな、共有されるかな、半円状のガスタンクみたいなね、まさにああいうのとかね。
マイナス180度くらいのやつとかに入っていくわけですよ。
で、ああいう中とか工場見学とかでね、時々見たりすることはあるんですよ。
これがエンブレム構造かとかね、エンブレム構造かな、なんか忘れてたけども。
こういうふうに断熱、断圧してるんだねってね。
06:00
わかんないけど、そこで一晩くらい過ごしてみたいなって気持ちはね、結構ムラムラとあるんですよ、そういうの。
ムラムラと。
ムラムラと格納容器とかね、原子力発電所の。
ここでも人入れんじゃんってね、入れるくらいのスペースがあるんじゃんって。
ってことは頑張ればこれ止まれるのかなって、僕大体どこ行っても思いますよ。
本当に。
どこに行っても大体ここで眠れるんじゃないかな、ここで眠れたら暮らせるんじゃないかなっていうね。
はいはい。
そういうもう一つの世界線というかね、もう一つの未来はね、こう空想しちゃうんですよね。
なんか遊園地とか行ったときに、遊園地が閉まるときになんかこう音楽とか流れて、
でもなんかこれどっか乗り物の中とか裏とかに入ったら、一晩くらいバレないように過ごせそうだし、なんかちょっと過ごしてみたいなとこはちょっとありますね。
あります。
変わっちゃう施設に残ってみたいみたいな。
残ってみたいなね、そうね、そうね、そうね、そういうこと、そういうこと、そういうこと、そういうこと。
それがすごく快適な西川のウモブトン。
僕あんま布団詳しくないから、西川のウモブトンしか出てこないんですけども、テンピュールでもいいけど。
そういうだから、閉まった遊園地風のホテルがあったらどうですか、どこでもチェックインしていい。
観覧車でもいいし、ジェットコースターとかでもいいし、メリーゴーランドの馬の中でもいい。
トロイの木馬みたいな、そういうのもいいしね。
古代兵器とかって中に人が入って操作するのって結構あるじゃないですか、古代の戦争ってそういうのがあるんですよ。
そういう中に一回入ってみたいなとかね、そういうホテル、そういうのがあったらいいんじゃないですかね。
昼が、昼空いてるとこに夜泊まってみたいのは確かに。
そうそうそうそう、それはね、経済的にもいい発想なんじゃないかなって思いますよね。
そういう発想ちょっと考えてみましょう。
確かに、友達の家に行った時にそいつんちが生骨院で、その治療院のベッドに寝たことがあって。
気持ちよくて?
いや、そこしか空いてなくて。
え?
ベッドがなくて、家に泊めてもらったんですけど。
じゃあ、顔に穴が空いてるあれ?
そうそうそうそう。
牛座したみながら、寝返り打てないですね、あれね。
それはちょっとドキドキしてましたね。
普段、治療院につかれてスペースに泊まるっていうのは。
でも結構あれ幅が狭いから、寝返り打つとか死にます。でも顔がはまるから、顔はめの部分にいるときはいいんだ。
美容院の椅子とかも泊まってみたいですね。
美容院の椅子って、僕美容院行ったことないから。
美容院というか、床屋でもいいですけど。
でもあれ、ああ。
椅子なんかこうガシャンガシャンとか上がったりとか。
フルフラットになるんでしたっけ、あれ。
でもあれか、顔掃除するとき。
そうそうそうそう。倒れたりするんで、あれでちょっと寝てみたいなと。
いいですね。
いいですね。
確かに美容院とか24時間やってるとこないから、夜は泊まりますって言って。
泊まりますって言って。
そうですね。
でもあの生発剤の匂いとかね、ああいうの嗅ぎながらじゃないと眠れないんですよ。
診療ないかとか。
ちょっとあれかもしれないんだけど、そういう抱えてる人はいっぱいいるんですよね。
それはいいですね。
エアビー&ビーで突然美容院が出てきて、泊まれますとか出てきたら、とりあえずクリックはしてみたいですよね。
09:00
民泊の次はだからそういうのが流行るのかもしれないですね。
民泊は今ね、普通の人の家に泊まるわけじゃないですか。
あれもめちゃめちゃワクワクするけれども。
行泊っていうか何だろうな。
普段は工場とかあれなんだけれども、そこに泊まれますよっていうね。
そうですね。
まあ一応もちろん許可を得ることを前提としてね。
そういうことでいいんじゃないかな。
パン工場とかね。
衛生的に難しいところに入ったら困るよな。
クリーンルームとかあるじゃないですか。
知ってます?靴にカバーとかをかけたりして。
ああいうところで寝てみたいですね。
めちゃめちゃクリーンなところで排便をしたいですね。
雑菌をまき散らしたいですね。
え、今日どうしたんですか?
雑菌メーター。
ストレスですか?
ストレスはない。
ストレスは毎日忙しまないんですけども。
最近忙しいって言ってたから。
ストレスある人みたいな感じでちょっとそういう箱の中に入れないでください。
僕は非常に素敵好奇心として思ってるんですよ。
目の前に雑菌の量が可視化できるメーターがあって、
そのクリーンルームの中に排便をすることで
いっぱーんって振り切って。
そうそうそうそう。
それで13万円ぐらいなら払えますよ。
もっと高かるでしょ。
清掃代とか。
確かに13万じゃ効かないな。
そこはあれですよ、補助金かなんかね。
補助金?
だからそれはこれからスクラップになっちゃうクリーンルームなんですよ。
だから大丈夫。
でも会議室とかね、忙しい会社とかだとやっぱり部長の個室になってる部屋とかに勝手に寝るやつとかいるんですよ。
そういう人がいるってことを聞いたことがあって、僕は。
ソファーとかね、あれはなかなか独特の眠りなんですよね。
ああいう時に訪れるね。
半分緊張感を抱えながら夢の世界、もう一つの世界に忍び込んでいく感じ。
ああいうのはいいですね。
でも確かに新卒の金融機関に働いた時に、
僕んとこはそういう寝るスペースとかなくて、
いい椅子とかもそんなになかったんで、
しかもずっと誰か働いてるから、
あんまり泊まりづらいというかね、
あんまり気が仕事から離れられないんで、
給頭室で寝てましたね、僕。
死体みたいですね。
本当にビビると思うんですよ。
何もほんと床でそのまま、
何も置かずにただ床に寝転がって、
給頭室が冷たい給頭室になって。
なるほどね。
あれは良かったですね。
良かった。
よく寝れるんです、給頭室。
よく寝れる。静かだから。
静かで。
じゃあ今、給頭室ホテルとかってどうします?
給頭室ホテルだったら行かないですけど。
行かない。
なんでなんで、入り口まで来てくれたのに。
やっぱあの時はストレスが溜まってたから、
そういうところに寝たかったんだよ。
サトルさんも今だから。
僕の同僚とかあれですよ。
椅子2つで顔に白いおしぼりをかけて寝てますよ。
どこでも床に寝るんですよ、彼は。
24時間のうち23時間くらい働いてるから。
彼は訓練のために家でも布団を買わないんですよ。
スーツを着たまま寝るんですよ、彼は。
12:00
でもそれも分かります。
僕もその時シャワー浴びてスーツ着て、
スーツ玄関に寝てましたね。
彼はでも赤坂に住んでるんですよ。
赤坂のすごい高いところに住んでて。
でも布団はなんで買わないのって言ったら
訓練のやつ使って。
どこでも寝れるようにするって。
起きれないからじゃなくて。
そうそう、訓練のやつ。
でも顔に白いおしぼりをしてて、
朝その人がいたら
完全におつうや感が出ちゃうから。
最初はビクッとするんだけど、
だんだんみんな慣れてきて。
すごい、どこでも寝れる。
おかんとかはでも。
あ、看護犬の中でね。
看護犬はもう、ある意味体内回避というか。
体内とかは、
もう一度戻って。
一周で墓場に行くっていう感じね。
でも墓場、死は興味ありますね。
最後お別れをした後に、
手を合わせた後に
なんか焼却する部屋ありますよね。
そこの部屋でちょっと過ごしてみたいですね。
床暖房みたいな感じで。
30年、そんなめちゃめちゃ暑くはなんないんだけども、
コンフォタブルな感じの死を体験してみたいですね。
それはいいですね、そういうの。
確かにお葬式だってね。
お葬式の旅行練習というか。
旅行練習ね、できますよって言って。
確かにね。
てか絶対体験できないですもんね。
体験できませんよ。
そう、一生のうちでね。
死んでからしか体験できないから。
死んでから。
死ぬ前に一度体験みたいな。
暖かいとこだし。
夜とかは、夜お葬式とか、
飛び込みとかないですもんね。
あれね、段取りがあるから。
普通日中やりますよね。
お葬式っていうか焼却の。
葬儀場で寝たいやつ。
霊柩舎とか寝てみたい。
霊柩舎に入ってみたいですね、あれね。
かっこいいじゃないですか、あれ。
なんか豪華な感じ。
あれ豪華ですね。
あれ日本ぐらいじゃないですかね。
あの文化って中国、中華圏の文化なのかな。
わかんないけども。
そうですね。
仕事もほどほどにという。
あんまり業界でなかった。
工作機械とかあるじゃないですか。
工作機械って知ってます?
山崎マザックとか牧野フライス製作所とか知ってます?
五軸のマシニングセンターとかで体を。
こう、あれの中、人入れるじゃないですか。
あの中に入ってみたいですね。
そんなにダメかな。
寝てみたいですね。
ありがとうございました。
はい、投稿コーナー、世界の音。
ラジオネーム、ちかみちさんから音を頂きました。
音も頂いたんですけど、メッセージも頂いてて、
そっちを先に紹介したいと思います。
メッセージが。
こんにちは。いつも仕事中に聞いています。
やはり旅の話を聞くのも話すのも楽しいです。
音のコーナーが結構好きなんですが、
音を撮ろうとすることはあまりないので、
動画から探してみました。
東南アジアの活気と料理が好きで、
コロナ以前はちょくちょく行ってました。
街歩きをしていると、
タイでもカンボジアでもベトナムでも
15:01
古い街は割とのほうずに開発されていて、
狭い間口に垂直方向への建て橋が魅力的です。
いいですね。前、我々話しましたね。
前ね、話したやつです。
あー、同じ趣味の人だ。
そうなんですよ。
そうですね。
計画性のない開発と。
自発性にね、アドリブに委ねた。
自発性のある。
自発性のある、ボトムアップの。
そして、縦に伸びていくね。
そうね。
建て橋。
暗くて狭い建物と建物の間は、
奥はどうなっているのだろうと
いつも気になっていたのですが、
人の住居でしょうから、
なかなかじっくりとは覗けずにいたところ、
ハノイで路地奥のエアB&Bを見つけ、
これ幸いと借りてみました。
いい趣味ですね。
いい趣味、これはわかる。
めちゃくちゃこれは感覚がわかりますね。
わざわざ路地裏っていう観点で探すっていう。
この人は上級者。
上級者ですね。
ハノイの旧市街のど真ん中にあり、
人ひとりがようやく通れる小さな入り口を入り奥へ行くと、
通りの喧騒は消えていくのですが、
昼間は常時どこからか工事の音、
夜は林下の生活音や数時間続く歌唱。
数時間。
うるせー。
数時間続く歌唱。
数時間続く歌唱。
歌声教室の隣に泊まっちゃったじゃん、これ。
ペットの吠え声などが0時頃まで、
深夜0時頃まで続きます。
夜更かしの文化ですからね、結構ね。
音はすぐ慣れたのですが、
毎晩ベッドルームの壁の向こうから
しみ漂う猫のしみに匂う。
しみ匂うって知らない言葉だね。
匂うだけじゃないですよ。
しみるように匂う。
猫のしょんべんの香りには追踪なれることがありませんでした。
いいな。
短い旅行文学ですよね。
確かに。
これ、近道さんが。
もう浮かんできますね、これ。
近道さんの投稿してくれた音は何ですか?
音がですね、ベトナム・ハノイ旧市街の通りから狭い路地を
中に入っていくときの音です。
これだからそのホテルに入っていく音ってことかな。
原付とグラクションの喧騒に混じり、
軒先にカゴに入れられた鳥の声。
それが建物の修理音へと変化していく。
いい表現だな。
それが私にはベトナムを感じられ、気に入っています。
鳥の声が建物の修理音へと変化していくということで。
じゃあ今日はこれでお別れを。
そうですね。
旅のラジオ、このベトナムの旧市街の路地の音でお別れしましょう。
19:07

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