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2024-02-20 18:28

おののさん小説『本気のあいつ』 朗読 & 2つの考察

巧妙な擬装

これまではしっかりした種明かしがあった。
古畑任三郎的な、あきらかな種明かしが。

でも今回は、違った。

一体なにがどう違ったのか、、、?
そこにはどんなトリックが!?

皆さんもタイムスタンプを使いながら
ぜひ聞いてみてください。

◾️タイムスタンプ
朗読「本気のあいつ」
表向きの一次考察
本当の推理スタート(二次考察)

▼おののさんch 制作秘話 & アンサー回▼
【チカラさんへ】小説裏話
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00:05
チカラチャージ💪 レイリホーン おはようございます、チカラです。
今日もスタイフを取らせていただきたいと思います。よろしくお願いします。 今日は
待ちに待った、そうです、 おののさんの小説の朗読の回になります。
今日は、えっとね、まず僕が朗読をさせていただいた後に、僕なりの考察を
少しね、ちょっと長くなるかもしれない。 知れませんけども、あの
考察も含めてちょっとね、めちゃくちゃ面白く 僕は感じたところがあったので
しっかりそこも話をさせていただきたいと思いますので、少し長くなったかもしれませんけれども、ぜひお付き合いください。
ちなみに僕が購入させていただいたのは、えっとね、最後の一文を決めた チケットね。3つぐらいあったでしょ。タイトルを決めると、最初の文を決めると、最後の一文を決めるってやつね。
僕は最後の一文を決めさせていただいておりました。 どんな一文だったかというとこちらです。
そして今日もあいつはまた あの言葉を口にする
この一文が最後の一文になるストーリーとなります。 そこに向かってどういうふうな小説が展開されていくのか
ぜひお楽しみに聞いてください。それでは行きます。 タイトル
本気のあいつ 明日から本気出すよ
え? じゃあ今どうしたらいいじゃん
今はまだそういう気分じゃないんだよな。 あいつはいいやつだ。
ゲームは貸してくれるし、勉強も教えてくれるし、 みなに優しい。
でもいつも本気出していないらしい。 まだまだ本気出したらもっとすごいよ。
小学校ながらそんなあいつが本当にすごいなと半ば憧れていた。 中学に入るとあいつは最初こそテストの成績が良かったが
学年が上がるに従って徐々に下がり始めた。 そろそろ本気出した方がいいんじゃない?
ああ 明日からはいよいよ本気出そうかな。
高校受験のシーズンになるとさすがに周りのみなも 行きたい高校に合格するために必死に勉強している。
あいつはというと勉強はしているようだったが成績はさほどよろしくないようだった。 N高には行けそうなの?
03:09
とりあえず明日から本気出すから大丈夫だろう? 僕はあいつと仲が良かったのでできれば一緒の高校に行きたかった。
さすがにそろそろ本気を出してほしいな。 ギリギリのラインだったようだが何とかあいつも高校に合格して晴れて僕たちは一緒の高校に通えることになった。
ついに本気を出したんだね。 いやー本気を出したらもっと余裕だったんだけどね。
あいつはもともと容量が良いタイプなので何とかなる最低限のことはやっているのだろう。 それにしてもいつになったら本気を出すのだろうか。
高校は進学校だったので今度は大学受験が迫ってきた。 今回はさすがに本気を出さないとやばいと思う。
行く大学によって今後の人生が左右されると言っても過言ではないだろう。 僕は塾に通って志望校の受験攻略に挑む中、
あいつは塾とか嫌いなんだよなぁ と自分のペースで好きに勉強していた。
大学共通テストの前日 あいつはインフルエンザにかかった。
追試験も受験できたはずだが面倒くさかったのか 縁がなかったと思って私立に行くことにするよと軽々しく決めてしまった。
さすがに本気出そうと思ったんだけどさ インフルエンザじゃあしょうがないよなぁ
僕もすでにわかってはいたがそろそろ痛々しく聞こえてきた。 こうして僕たちは別々の大学へ進学し
それからは連絡を取り合うこともなかった。 それから十数年が経ち
僕も家庭を持って育児に勤しんでいたおり 現在も付き合いのある友人自体に高校の同窓会の誘いがあった。
高校か 懐かしいなぁと思いを巡らせるとふとあいつのことを思い出した
そういえばあいつは元気だろうか あいつもイベントとか好きだったしもしかしたら来るかもしれないな
となんとなく参加の胸を伝えた 同窓会当日
果たして彼はやってきた しかしその印象は僕の記憶とは全く違っていた
06:08
太っていた 最初は本当に誰かわからなかったがあいつから声をかけてきて気づいたほどだ
ああ 久しぶりだね
さすがに言わずにいられないんだけど ずいぶん太ったんじゃない
まあ確かに昔に比べればな そんなレベルではないと思うのだが
ところで見たところ指輪とかはしていないみたいだけど 結婚とかはしてないのかい
まだ独身だよ 本気で結婚しようと思ったこともあったんだけどさ
なんか付き合っていくと疲れちゃって 別に生き方は自由だから全然否定はしないけど
結婚もいいもんだよ 子供もかわいいしね
子供は確かにね 明日からは本気出して婚活してみようかな
久しぶりに聞いたがまだそんなことを言っているんだな
そういえば君は小さい時から明日から本気出すって言ってるけど あれから本気は出したのかい
え そうだっけ
あんまり記憶にないけどいつも本気でやってきたはずなんだけどな
でもさっきも明日から本気出して婚活してみるって言ってたじゃないか それは以前の婚活は本気じゃなかったってことだろ
それは言葉の綾というものだよ 本気でやってたけど成果が止まらなかったから
実は自分は本気を出していなかったという理由でうまくいかなかったんだ と自分に言い聞かせているんじゃないか
ついにそれを言っちゃうんだね 何かと理由をつけて楽な方を選び
自分に甘い人生を送ってきただけなんだな と思った
じゃあ 明日からは本当の本当に本気を出すのかい
そして 今日もあいつはまた
あの言葉を口にする 2024年2月17日斧の柵力さんへ感謝を込め
以上になりますいかがでしたか皆さん これを
09:02
聞いたとき あのなんていうのがまあよくある日常の風景をね小野さんは書くっていうことで
まあみんなのねあの親しみやすさや共感もあの得られやすい話題にしようということで 前もね言っているから
多分こういう日常的なところの切り取りをしてくれたんだろうなぁと思うんですけど 僕が最後にこの一部もねそうご注文させていただいた
そしてあいつは今日もまた あの言葉を口にするってねもうね明日はやるよっていうね
よくある話ねー これただね僕実は小学校中学校高校とまあ大学はまだね
連絡取ろうと思えば取れる人いるんだけど小中高で僕が今もつながっている人がね 一人も実はいないんですよね
だからあのこういうふうに小さい頃からなんか幼馴染み的にこう 遊んでた仲間が道を少しずつ外れていきながら
あいつ今どうしてんだろうみたいなねでいつも本気出す言ってたよなぁみたいな 結局いつもやんやんないでこんななっちゃったのかみたいな
そういうね境遇って僕実はちょっと実感があまりなかったんです ただまぁ結構そういう実感される方というか共感される方もいらっしゃるのかなぁと思うんだ
けどね もしかしたらこうだからスカンクさんとかはねそういうなんか感じるものとかあったりするかなと思ったんだ
けど でもまぁそう面白いなぁと思ったんですただ
ただですよここからです僕のここから聞いてほしい この間の前回のあの来たちゃんの時とかその前のねあの銀さんの時とか
あったでしょ 尾野さんは必ず何かの
こうきたかーっていう伏線と伏線回収を入れてくるこの短いストーリーの中でも入れて くるのが尾野さんのはずなのに皆さんなんか
あんこが足りない気がしませんでしたか そうでしょ
この話は 初めから終わりまであいつは本気を出すってずっと言っていて結局結局
十数年後に会った時も太ってるししかも最後も最後で まだ結婚もしてないし本気を出され結局こいつは
最初から最後までそのままストレートに素直に本気を出さないで終わってしまうんです これはこれで面白いなと思ったんですけど
ね あの尾野さんがあんこを詰めないはずがないだろうって思った時には
これはもしかしたら と思ったわけですよ
いやいやいやいや 皆さん
12:00
いいですかここの文章どう思ったか皆さんね まず質問ですこの登場人物って
僕って言ってるその語り手と僕があいつと言ってるあいつ だいたいこの2人がメインのキャラクターじゃないですかね
で思ったんですここを これかーって思ったのがあるのでちょっと僕の考察をお話しさせていただきます
このねー 太ってきたあいついつか本気出せって言ってたあいつがもし女の子だったとしたらって
思ったんですよ ねっ
で読み返したところでも その同窓会に来るっていうくだりで
同窓会の当日彼はやってきたってはっきり彼って書いてあるので まあ彼と言われた人が女性なわけはないかと
思ったのでこの本気を出すって言っていながら太っちゃって結婚もできなかって ダメダメだなっていうイメージのその彼はやっぱり男性であって彼なんだとは思うんです
ね ただ
もう一人の語り手僕と言っている彼の語り手に もし女性だったとしたらと思って皆さんこの小説を聞き直してください
もうね全く違う感情が僕は出てきたんです いいですか
僕と言っている語り手がもし女性だったとしたら この女性という人が僕と言わないっていう理由はないんです
でこの小説の中にこの僕と言っている語り手が男性であるとはっきり書いているくだり は一個もないんです
中には少し 結婚をして子育てに勤しんだりね
赤ちゃんていいよ子供ていいよとかっていう少しの話はあるけどこれは男性もできる し女性もできるどっちに誰でもあり得る話ですよね
で この僕が女性だったとしたらで僕が思った解説をすると
淡い恋心も抱き抱きつつ幼馴染であいつはちょっといろいろできるし スポーツできたり優しいし勉強もお世話してくれるしっていうちょっと憧れもあった
幼馴染がずっと中学校も学校一生頑張ろうよ 高校も頑張ろうよってなんとか入った
よしであいつも一緒に僕私も頑張ってる で大学も頑張ろうとしたところで道が分かれちゃったけれどもでも何かずっと気になっていた
だって私の好きだったあいつだもんで同窓会で会えるかも ワクワクしますよねあの異性どうなったんだろう
ワクワクして言ったら太ってやがるじゃねーか どうしたんだよ
15:00
でも聞いたら婚活も失敗した 何もダメ
でもやっぱりあいつは虚勢を張ってでもいいからあの言葉を言っててほしい だって私の初恋の相手だもん
聞いてみたら そんなこと言ってたっけと
だってそんなの言葉のあやじゃん かっこ悪いよそんなのそんなこと聞きたくなかったっていうので最後
それでも諦めきれずにじゃあ 明日の明日はもう1回本気の本気を出すのかい
聞いてみた その時と多分このあいつは思ったんでしょう
やっぱりこいつの前だといつも俺は 嘘でもいい
維持張っててもいい虚勢を張っててもいいあの言葉を言う 俺は言おそして最後のあいつはもう一度あの言葉を
あのセリフを言う っていう
ストーリーじゃないかと僕は思ったんです これは巧妙に隠された完全犯罪を狙われたものすごい
ストーリーだったというふうに僕は感じました このどうでしょうか
明智少年に向けた斧の怪人21面相からの挑戦状だったんじゃないかと僕はこれを 感じました
ねでこの文字で読むとねわかるんだけど僕っていう字が例えばこのカタカナで僕って 書いてあったらもっと多分
わかりやすかったんだけどこの僕っていう言葉を カタカナじゃなくて漢字の僕を使ってるところがさらにこの巧妙に隠された
トリックなんていうなんていう 推理小説のようなこの巧妙な文章だったんだろうかというふうに僕は感じ
ました皆さんもう一度今の僕の解説を聞いた上で改めてこの 本気のあいつ
ぜひ 聞いてみていただけると
嬉しいです全く違う文章に感じると思いますすごい ということで
僕の朗読小野野さんの本気のあいつの朗読と僕の感じた考察をお話しさせていただき ました
ぜひね小野さんのこれにを受けた解説を聞いてみたい でもしやストレートにあいつと僕は男の子だよだったら多分僕がすごくて
で僕がもし当たってて僕と言ってた子が女の子だとしたらさらに僕がすごいてね どっちにしろ僕がすごいんじゃないかと
いうことで今日は長くだけどこれ語りたかったもうでもねすごい 僕が女の子だったらと思ったらすげーなというふうにちょっと思ったということで以上になります
小野野さん楽しいエンタメを本当に作っていただいて本当に僕はねこの心 本気のあいつにかけた時間考察した時間すべてがものすごく面白かった
18:09
3度4度午後5度読み直しましためちゃくちゃ面白かったです ありがとうございました
それでは行きます 力ちゃーん
今日も力あふれる1日を
18:28

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