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こんばんは、ちはるです。このチャンネルでは、ケアマネとして働く私が、本業と副業でゆとりのある働き方と暮らしを目指していく様子を発信していきます。
今日は、本業のケアマネの仕事をする上で見てきたことを踏まえて、パートナーシップ、夫婦の形みたいなのを雑談っぽくお話ししようかなと思うんですけれども、
私自身が最近、パートナーシップのことを考える機会が多くて、今付き合っている相手といろいろ考えなければいけない段階に来ているんですよね。
それで、夫婦とはみたいなことを考えたりしているんですけれども、
私はケアマネとして高齢の方とたくさん関わってきて、多分今まで関わった方数百人、六百、七百は言ってると思うんですけど、千人近いかな。
そのくらいの高齢の方と関わらせていただいてきて、夫婦っていうことだけで言っても300組、400組いくかな。
かなり多くの夫婦の形を見てきたんですよね。
皆さんは結婚して60年、70年経った時の夫婦って、そういう形って見たことありますか?
親戚とかね、自分の祖父母とかでそういう方もいらっしゃるかもしれないんですけど、
私はね、なんか本当にたくさん見てきて、いろんな形があるなーっていうふうに思っていますね。
結婚して70年経つ夫婦っていうのは、20代くらい、20歳とかで結婚して90を過ぎたご夫婦とかだと結婚70年になるんですけど、
70年経ったご夫婦って、お互いも空気のような存在というか、あって当たり前の存在になっていて、
会話しなくても成り立ってるみたいなご夫婦が多かったですかね。
今90代、90過ぎてる方っていうのは、昭和一桁生まれの方々なので、
今とちょっと時代が違うので、いろいろ夫婦関係うまくいかなくても、離婚っていう選択肢を取らずにね、最後まで連れ添う方も多くて、
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いろんな形があるなぁと思うんですけど、結局なんか最後に残るのは何なのかっていうと、
皆さんやっぱ上で一緒にいるみたいなこととか、今までの時間、今まで過ごしてきた時間が二人の間に残ってるとか、
そういうことをおっしゃるご夫婦が多かったような気はしますね。
結局最後にはそういうのが残るのかなぁと思うんですけれども、
あと結婚して60年70年経ってもすごく仲のいいご夫婦の特徴としては、
2つあるかなと思ってるんですけど、
1つ目は旦那さんが家事とか育児をすごいする優しい旦那さんっていうお家は、
本当になんか仲のいいご夫婦が多いなぁっていうふうに思いますね。
本当にね今の80代90代の方って、
定所間泊というかね、全部奥さんに家のことはさせるみたいな考え方、
そういう価値観で来た方が多いんですけれども、
そんな中でも、たまにすごく料理とか家事とか積極的にやってきたっていう男性の方もいらっしゃったりして、
そういうところはねなんかやっぱり夫婦関係良好だなっていうふうに感じますね。
あともう一つ仲のいいご夫婦に共通しているのは、
お子さんがいらっしゃらないご夫婦の方が、
なんかすごい夫婦仲がいいっていうパターンが多いように思いますね。
たぶん時代とか価値観とかいろんなものを踏まえた中で推測するに、
子供が、子供を望んでいたけれども授かれなかった夫婦っていうのが多いんじゃないかなと思うんですよね。
今時は珍しくないですけど、子供を持たないことを選択した夫婦っていうよりは、
望んでいたけど授からなかった夫婦が多いのかなと年代的には思うんですけれども、
なんかお子さんいらっしゃらないご夫婦はね、本当に仲のいいご夫婦が多くて、
子供がいると仲が悪いということではないんですけれども、
お子さんがいらっしゃらないご夫婦ってやっぱ結びつきが強いのかなって思いますね。
お子さんいらっしゃらない夫婦で仲の良くない夫婦は、ほとんど見たことないかなっていう気はしてますね。
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お子さんがいらっしゃらなくてあまり仲がうまくいってないと、離婚とかね、
そういう選択肢を取られる方がいらっしゃったりするのかもしれないんですけど。
最後に私がすごく印象に残っているご夫婦のお話をしたいと思うんですけれども、
ちょっと個人情報のことがあるので、本筋に関係のない部分はちょっと脚色を入れますけれども、
90代のご夫婦ですごく仲の良いご夫婦がいらっしゃったんですよね。
そのご夫婦ももう結婚70年までは行ってなかったですけど、
65年は過ぎてたんじゃないかなっていうご夫婦なんですけど、
そのご夫婦はね、夜寝るとき必ず二人で握手をして、
それぞれの寝室で寝ていましたね。
今日一日に感謝をして、
次の日の朝ね、どちらかが息が止まっているかもしれないからって言って、
一日の終わりにお互いへの感謝を込めて、
ちゃんとしっかり握手をして、
それから各々の部屋で寝るって言ってましたね。
握手をして、それぞれのベッドで寝て、
次の日の朝もね、起きたら、まず握手から始まるんだそうです。
目が覚めて、また新しい一日を迎えられて、
夫婦で過ごせることに感謝して、
朝起きたらまた握手をして、一日を始めるって言ってましたね。
日頃はね、ご主人の方がちょっと物忘れがあったりして、
奥さんがね、ちょっとイライラしたりとか、
小言をこぼしたりとかしてたんですけれども、
仲のいいご夫婦でした。
そのご夫婦が最後どうなったかっていうと、
奥さんの方がちょっと病気になられて、
病気になられて、
嫁がね、このぐらいですなんて宣告されて、
あとご主人とかお子さんとかも集まって、
お家で一生懸命介護されて、
奥さんの方は最後、ご自宅で息を引き取ったんですけれども、
ご主人の方は、そんなに治病っていう治病もなくて、
お元気だったんですよ。
奥さんの葬式でも立派に挨拶をされて、
お元気にしてたんですけど、
そのね、一週間後になくなったんですよね。
ちょっとね、急なご病気で、
お元気だったので急だったなって周りでもみんな思ったんですけど、
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なんか後を追うようにというかね、
仲のいいご夫婦だったから、
やっぱり奥さんが迎えに来たのかななんて思ったりして、
でもご夫婦ともね、90歳過ぎていらっしゃってて、
対応状だったかなと思うので、
なんか残されたご家族もね、
なんか仲のいい夫婦だったから、
二人らしいななんていうことを言って、
お見送りされてましたけれどもね、
あのご夫婦は結構印象に残っているかなとは思いますね。
他にも印象に残っている夫婦って結構いらっしゃるので、
またね、お話ししてみたいなと思います。
長くなりましたが、ここまで聞いてくださってありがとうございました。