#1979. 菊地翔太英語史ニュース --- 関係代名詞の歴史に迫る動画
2026-10-30 16:31

#1979. 菊地翔太英語史ニュース --- 関係代名詞の歴史に迫る動画

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【今日のひとこと】

英語史研究者でhel活仲間の菊地翔太さん(専修大学)がご専門の内容を分かりやすく解説する動画が登場!

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #菊地翔太 #英語史ニュース #関係代名詞 #英語史新聞 #khelf

【参照URL】

https://youtu.be/sDaESwu4vIc?si=qZNUvA4KFoN-Fv2m


▼パーソナリティ、堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ。

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

▼2026年6月10日に本が出ました。発売前増刷決定。Amazon 新着ランキング「語学・辞事典・年鑑」「英語」「新書」3部門で第1位を獲得しています。

📕堀田 隆一 『英語史で解く 英文法の謎 --- なぜ「3単現の s」をつけるのか』 NHK出版〈NHK出版新書〉、2026年。

関連情報はワンストップで著者公式特設HPからどうぞ👇

https://helhoard.com/lp/nazesantangen/index.html

▼helwa リスナー有志による月刊誌「Helvillian」の第20号が公開されています

- 第20号(2026年5月28日):https://note.com/helwa/n/nbcb5d662f7c3

▼2026年2月25日に、一押しの伝説的な教科書が新装復刊されます

📕市河 三喜、松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社、2026年。

- 本書の公式HPよりどうぞ:https://www.kenkyusha.co.jp/book/b10155519.html

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1. 「#1171. 自己紹介 --- 英語史研究者の堀田隆一です」 https://voicy.jp/channel/1950/nsefrco7tl
2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
3. 「#729. なぜ英語を学ばなければならないの? --- 中学生のための英語史」 https://voicy.jp/channel/1950/hzowkzzoaq
4. 「#1. なぜ A pen なのに AN apple なの?」 https://voicy.jp/channel/1950/eg1ffa2pn2
5. 「#705. ゆる言語学ラジオにお招きいただき初めて出演することに!」 https://voicy.jp/channel/1950/fmstk5sb6g
6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識、非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

▼プレミアムリスナー限定配信チャンネル「英語史の輪」 (helwa) も毎週火木土の午後6時に配信しています

- https://voicy.jp/channel/1950/premium

▼hel活のハブ The HEL Hub のホームページが2025年10月18日よりオープンしています

- https://helhoard.com/helhub/
- heldio, helwa はもちろん hellog や YouTube 「いのほた言語学チャンネル」などの様々な媒体での英語史コンテンツの新着が日々集まってくるページです。毎日複数回更新されています。
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サマリー

堀田隆一が、専修大学の菊地翔太による高校生向け動画「歴史から読み解く関係代名詞の不思議」を紹介する。動画では、buyとpurchase、willとbe going toなどの言語のバリエーションを入口に、that・who・which・省略という関係代名詞の選択肢と、whoが人、whichが人以外を指す使い分けの歴史を扱う。さらに、菊地の英語史との出会い、現代英語も対象にする英語史の見方、研究を語り合う楽しさが紹介される。関係代名詞の背後には、古英語から現代英語までの変化、シェイクスピア、18世紀の文法家、現代アメリカ英語などが関わると説明される。

菊地翔太の関係代名詞史動画
おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜ、の著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版新書、英語史で説く英文法の謎、なぜ三単元のSをつけるのか、が発売されました。
発売前増殺がかかりまして、今、第2釣りが全国つつ裏裏の書店に並んでおります。大変ご好評いただいております。
英語の語源がミニつくラジオヘルディオ、英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は2026年10月30日金曜日、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さあ本日の話題は、英語史関連の導入となる素晴らしい動画のご紹介です。
私が出演しているわけではありません。
英語史研究者の仲間である専修大学の菊地翔太さんが出られている動画なんですね。
まずは見ていただくのが早いと思いますので、直接動画へのリンクをこちらに貼っておきます。
その内容を私からもですね、ちょっと紹介させていただきまして、ぜひぜひ皆さんにこの英語史動画、そして話題である関係代名詞の歴史、さらには英語史そのものへの関心を深めていただければと思うんですね。
それでは行ってみましょう。菊地翔太英語史ニュース、関係代名詞の歴史に迫る動画です。どうぞよろしくお願いいたします。
今日は私の英語史研究者仲間で、専修大学文学部英語英米文学科の菊地翔太さん、このヘルディオでもお世話になっております。
菊地翔太さんが公開されたある講義ビデオというんですかね。ご紹介したいと思います。
高校生向けの大学学問紹介サイト、そして夢ナビというものがありましてね、こちらで2026年度模擬授業、歴史から読み解く関係代名詞の不思議というタイトルの動画が公開されているんですね。
公開自体は1ヶ月ほど前のことになります。私も実は存じ上げませんで、直接菊地翔太さんに伺って、こちら見させていただきました。長さとしては30分ほどですね。
YouTube経由でどなたでも視聴できます。ぜひですね、こちらリンク貼りましたので、お時間のある時に見ていただければと思います。
この動画、高校生向けというたてつけではあるんですけれども、英語史の入門、とりわけ関係代名詞の歴史に関する導入講座として非常によくできています。
もちろん大人が見ても、どなたが見ても十分に学べる内容となっております。
今日はその見どころを、私の観点からですね、お話ししたいと思います。
まず動画は菊地さんご自身の研究テーマの紹介から始まります。
言語のバリエーションと関係代名詞の二つの謎
菊地さんの関心は一言で言えば、言葉のバリエーション、つまり同じことを表すのに複数の言い方があるという現象なんですね。
もちろん英語史研究者ですから、私もこのバリエーションという問題にですね、大変関心があります。
菊地さんが挙げられている例、例えば一つですね。
日本語で買うと言いたい時に、英語ではbuyもあればpurchaseもあると。
未来のことを表現するのに、これは中学校でも習いますけれどもwillという助動詞を使うこともあればbegoing toというまとまりを使うこともあります。
つづり字にも揺れはありますよね。
もちろん発音にも揺れがあります。
このように英語にはと言いますか、言葉にはと一般化しても通用するんですけれども、
同じことを言うための選択肢がたくさんあるということなんですね。
これがバリエーションということです。
ではこのような選択肢がどのように棲み分けられているのかということですね。
そしてその棲み分けにはどんな要因が関わっているのか。
これを探るのが菊地さんの研究テーマということですね。
身近な具体例から入っていきますので、高校生にもそしてどなたにもスッとですね、ふに落ちていく導入になっていると思います。
そして今回の動画の本題は関係代名詞です。
この関係代名詞の歴史はまさに菊地さんの主要な研究テーマの一つでもあるということで、私も大いにこれまで学ばせていただきました。
本当はですね、なかなか複雑な現象なんですけれども、この動画では関係代名詞をめぐる2つの不思議というふうに分かりやすく整理されて、しかも分かりやすく説明がなされているというのが見どころなんですね。
2つの関係代名詞に関する不思議ということなんですが、
1つ目、なぜ関係代名詞にはバリエーション、選択肢があるのかということですね。
皆さんも英文法を習ったときに、thatがあったりwho、whichがあったり、さらにこれら関係代名詞を省略することもできるというような、今挙げただけでも4つの選択肢、バリエーションがあるということなん
ですね。
なぜこんなにたくさんあるんだろうと、なぜこんなにたくさんある必要があるんだろうと疑問に思った方多いと思うんですよね。
これに対して菊地さんはズバッとですね、深い研究の成果をズバッと言ってのけてくださっています。
この部分は私からは言わないでおきたいと思います。
ぜひ動画を直接ご覧ください。
そしてですね、2つ目の不思議なんですけれども、この使い分けの中でも取り分けよく知られているのがwhoとwhich、WHで始まる関係代名詞なんですけれども、
whoは選択肢として人を取る、whichは人以外を取る、というすみ分け、使い分けがある。
これはですね、英文法で必ず習うわけですよね。
なぜこんな使い分けがあるのか、そして昔からそうだったのかというと、いや実は違うんですよというところがこの2つ目の不思議ですね。
whoとwhichの使い分けに関する歴史が説明されるんですが、ここはですね、ぜひ直接動画で皆さん学んでみてください。
これあっと驚く事情がですね、かつてはあったんだということなんですよ。
このようなバリエーション、選択肢、すみ分け、使い分け、そしてその使い分けの理由、その使い分けが生じた要因、このあたりの複雑なことがですね、きれいに整理されて2つの不思議、2つの謎ということでですね、紹
介されているわけですよ。
これはですね、どんどん引き込まれていきますね。
関係代名詞の歴史は、私このヘルディオでもお話ししたことありましたがね、意外と複雑なので、語彙語から現代に渡る筋をですね、きれいに簡略化して説明するということがこれ難儀なんですよね。
ですが今回、まさに関係代名詞の専門家ですよね。歴史の専門家である木口さんが動画という形で出してくれましたので、これからですね、この動画を見ると関係代名詞の歴史、大まかな最も面白いところ、重要なところ
ですけれどもね、分かるよというふうに言えるようになったので、私にとってもですね、非常に行きやすくなりました。
英語史との出会いと現代英語の研究
さあ、こちらが本講義の本筋ということなんですが、この動画にはですね、私もう一つ見どころがあると思っているんですね。
講義の途中ですね、ブレイクポイントに木口さんからの、何て言うんですかね、メッセージコーナーみたいなものが差し挟まれているんですよ。
一つ目はですね、木口さんご自身の英語史との出会い、これがどういうものだったのか、なぜ英語史に興味を持ったのかという、いわば現体験のエピソードですよね。
謎が解ける快感ということでですね、まとめられるかなと思うんですけれども、このメッセージも直接木口さんの字声でですね、皆さん聞いていただければと思います。
そして二つ目のブレイクポイントではですね、英語史は実はですね、現代英語をも対象にする分野だということを述べられているんです。
これは結構重要な指摘だと思うんですね。英語史と聞くと、だいたいですね、古い英語、古英語を読んだり、中英語の文法を分析したりということがイメージに上がってくると思うんですが、そんなことないんですね。
現代英語、20世紀、21世紀の今の英語でも話題になります。見方、視点が英語史的だということなんですよ。これは通じてきであるだけでなく、まさにバリエーションですよね。
変異、この変異を観点に含めて現代英語を見ると、これは立派な英語史研究になるんですよね。
なので英語史は歴史を学ぶとか古いものを学ぶということだけではなく、視点の問題だっていうことをですね、2つのメッセージ、2つ目のメッセージで菊地さんは伝えているんではないかなというふうに思った次第です。
そして3つ目のメッセージなんですが、研究の楽しさ、つまり純度100%の学びの楽しさ、これが厚く語られております。
研究者仲間や学生と何時間でもあるテーマについて語っていられるということがですね、素直に語られているんですね。
このあたり私も全く同感ということで、うんうんと言いながら動画を私も視聴いたしました。
ニュース番組形式の動画と関連資料
そして最後にですね、動画全体のフォーマットについて私からですね、触れておきたいと思います。
これがですね、実は菊地さんご自身からこの動画を紹介されて、ご自身が述べられて、いやなんか台本を読むスタイルでニュース番組みたいになってしまってるんですよねというふうに聞いたんですよ。
で、その後に実際見たらですね、これニュース番組じゃんという私の反応だったので、これはですね、受けました。
なので今日のですね、この動画をご紹介するこの回のタイトルですね、菊地翔太英語紙ニュースというふうにですね、いやこれはですね、菊地さんをいじっているわけではありませんよ。
いやこれはですね、菊地さんにしかできない一つのフォーマット、コンテンツフォーマットなんだろうというふうに思うんですね。
このあたりも含めてですね、皆さんぜひ楽しんでいただければと思うんですね。
もうニュース番組のようなんですよ。ただ私もですね、実は類似のですね、かなり公式な大学紹介みたいなところでですね、動画をプロの方にですね、作って撮ってもらったことがあって。
その時ですね、ニュース番組以上の硬さというかになってしまいまして、ヘルディオのリスナーの方、コアリスナーの方からですね、その動画を見て政権放送みたいと言われた経験がありますので、菊地さんのニュース、
これは素晴らしいではないかと思っている次第なんですよね。
そしてこの菊地翔太さんについて、そして菊地さんの研究についてもっと詳しく知りたいという方はですね、ぜひ菊地さんご自身が運営されているノートがありますので、ぜひご覧ください。
またですね、KELF、KO英語史フォーラムが発行している英語史新聞がありますね。こちら第4号と第5号で英語史ラウンジ by KELFというコーナーにてですね、菊地さんがフィーチャーされています。
大学院生たちが菊地さんにインタビューしましてね、まさにどうして英語史に関心を持ったのか、そして今関心があるテーマは何なのかということをですね、前編後編と分けて記事化されています。
さらにオンラインでもですね、こちら英語史ラウンジコーナー読めるようになっておりますので、併せてご参照いただければと思いますね。
関係代名詞に潜む英語史ドラマ
関係代名詞というのは誰もが学校で習う文法項目ですよね。しかしその背後には古い層と新しい層の積み重ねがあったり、さらにシェイクスピアなどの登場人物による言葉の使い分けという話題も実は出てくるんですけれ
ども、
さらに18世紀の文法家たちの批判主義、そして現代アメリカ英語など、もう様々な英語史ドラマがポイントポイントで潜んでいるんですよ。
高校生の皆さんはもちろんですね、英語に関心のあるすべての皆さんにこの動画を視聴していただき、関係代名詞の謎、そして菊池翔太さんの魅力に迫っていただければと思います。
新刊書と三単現マップ企画
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
菊池翔太英語史ニュース関係代名詞の歴史に迫る動画と題して、菊池さんの作られた動画、こちらをご紹介いたしました。
ぜひ関心を持ってご視聴していただければと思います。
さあ最後に絶賛発売中新刊書、なぜ三単元目撃マップ企画のお知らせです。
全国のリアル書店で本書を見つけましたら、町と書店の名前を添えて、なぜ三単元が置いてありましたよとお知らせください。
私がGoogleマップ上にピンを立てていきます。
日本地図をなぜ三単元で埋めていき、英語史をお茶の間に広めていきたいというのが企画の趣旨です。
独立された方におかれましては、ぜひAmazonレビューなど各種のプラットフォームで本書のご感想をお寄せください。
それでは今日も皆さんにとって良い一日になりますように、英語史研究者のほったりうちがお届けしました。また明日。
16:31

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