【再】#711. なぜ be going to は未来を意味するの? --- k
2026-07-01 14:24

【再】#711. なぜ be going to は未来を意味するの? --- k

#heldio #英語史 #英語教育 #英語学習 #hel活 #英語史をお茶の間に #対談
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英語の語源が身につくラジオheldio。 英語史をお茶の間に思っとうに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は5月12日金曜日です。いかがお過ごしでしょうか。 本日お届けする話題は、【なぜ begoing to は未来を意味するの】
ケルフ広報の渡辺さんとの対談です。 どうぞよろしくお願いいたします。
おはようございます。
今日は対談ということで、ケルフ広報の渡辺さん、学部生ですけれども、対談という形で、【なぜ begoing to は未来を意味するの】という多くの人が関心を持つのではないかという話題なんですけれども、
こちら【be going to】、これ、ずばり、なんで未来を意味するんですか。
ずばり、なんで、もともとは、この表現のもともとの形っていうのは、【be going to】のgoっていうのが進行形になったbe goingっていうのと、不停止のtoの目的用法、何々のためにっていうものにあります。
そうすると、普通のgoなわけですよね、もともとはね。
なので、何々をするために行っているっていうか、向かっているぐらいのものが原理というか、もともとの意味だったということでいいんですかね。
そうですね。実際に例をわかりやすくするために出してみると、【I am going to visitbe】で、【私はビルを訪ねるために行く】みたいな表現が出発点だったというふうに考えられます。
そうすると、ビルを訪ねに今行ってるんだとか、向かってるんだぐらいの、そのまんまの意味だったということですよね。
で、ここが出発点だと。
で、それからビルを訪ねるっていうのは、この文章の中で未来のことですよね。
そうですね。今、向かっていると、歩いているなり何なりで向かっているっていうことで、実際に訪れるのはもうちょっと先と。
で、この【to 不定心の苦】の未来のことを指すっていう働きが、未来を示すその【be going to】の形を発達するのを可能にしたというふうに考えられます。
この目的用法っていうやつですよね。不定心をするために、例えば向かっているだと、自然とそれは未来の願意を示すということになりますかね。
その願意に過ぎなかったものが、その未来そのもの、未来時世そのものを表すように発展していたっていう、そういう感じなんでしょうかね。
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そうですね。なので、今の例で言うと、【be going to visit】ビルが、【be going】っていう進行形と【to visit】ビルっていう不定心からなってたっていうものが、
次第に【be going to】が未来を表していて、【visit】ビルが行為を表す動詞の組み合わせというふうに再分析して解釈されるようになったという感じです。
なるほど。区切りがある時にカチッと切り替わったみたいな感じですか。
そうですね。
本来は【I am going】ですよね。と、プラス【to visit】ビルというところだったのが、おそらくよく使われるから、使われるようになったからということで、【I am going to】の部分、いわゆる【be going to】の部分が一塊になって、プラス【visit】ビルと。
切り目が変わったっていうことですかね。
はい。
なるほど。
こういうふうに【be going to】が未来を表す塊っていうふうに意識されると、今までは使われなかった動詞っていうのが【be going to】の後ろにつくようになるんですね。
例えば。
例えば【I am going to like】ビルみたいな表現なんですけど。
そういうことか。【visit】ビルだと、いわゆる原理っていうか、もともとの意味から推測できるっていうか、自然な組み合わせですけど、元通りの意味で【like】ビルっていうと変ですよね。ビルを好きになるためにどこどこに向かっているとかいう話で変ですよね。
そうですね。
そうなると、もう元の意味では意味が取れないっていうことですかね。
はい。なので、この例の場合は明らかに【be going to】はもう未来を表す意味で使われてるんだというふうに言うことができます。
なるほど。そうすると、これまでの話をまとめますと、もともとは何々するために行っているという原理、もともとの意味だったのが、ある時から【like】ビルみたいな動詞を取るようになって、まさに未来の意味ですかね。もう行くという意味がもう消え失せちゃってるって感じですかね、ほぼね。
はい。
そういう形で未来時世を表す一つの表現なんだというふうにカチッと切り替わった感じですかね。
そうですね。こういうふうに、もともと先ほどの語が動詞であったりとか、そういうふうに動詞や名詞、形容詞などといった、こういう内容語って言うんですけど、そういった語を含む塊とか語だけでもいいんですけど、
そういったものが、接続詞とか助動詞とか前置詞のように、機能を表す文法的な性質を帯びるようになるっていう変化を一般的に文法化というふうに呼ばれています。
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はい。文法的なものに化けるっていうことですね。グラマティカリゼーションっていう用語としては英語では言いますけれども、そっか、もともと行くという実質的な意味を持っていたものが希薄になって、今やbegoing toの塊で未来時世を表すという、まあ時世の話なんでちょっと文法っぽいですよね。文法っぽい話になっていったわけなんで、
こういった事例を文法化というわけですね。この文法化という現象を色々と言語で起こるということがよく言われるわけなんですが、今回の場合、どこで、いつ、どのタイミングで文法化が起こったというふうに見なせるんでしょうかね。
はい。これは結構難しくて、先ほどあのI am going to visit Billの例を出して、be going toとto visit Billっていう塊がbe going toとvisitBillっていうふうに再分析されて、未来の意味が生まれたっていうふうに述べました。
そうでしたね。その再分析が、いつ起こったのかとか、どういうタイミングで起こったのか問題ですかね。
そうですね。これ文章で読めばわかると思うんですけど、文章としては何も変わってないんですね。切れ目が変わったと言ってるんですけど、文章はどちらの場合もI am going to visit Billなので。
そうだよね。表面的には別に何も変わってなくて、理解の仕方で頭の中で発している人の切り方が変わった、あるいは聞き手も切り方が変わったっていう、ここって何か判断できるんですかね。
そこの時点では正直なところ判断はできなくて、じゃあいつそれが起きたって判断できるかというと、先ほど述べたように、I am going to like Billのように、今までの元の意味では使われなかったような動詞が現れたときに、これは絶対に未来の意味で使われてるんだっていうことが初めてわかる。
先ほどのね、I am going to like Billっていうのは、元の行くという強い意味を残したgoと、あと目的の不定詞という読みはちょっと無理ですよね。
ビルを好きになるために行っている、歩いているとか、明らかに変なので、これはもう今風の未来時世を表すbe going toがもう確立している証拠じゃないかみたいな、そういう判断ですかね。
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なるほど、というのは後ろに来る動詞の種類によって、この文法化が確立したのかどうかみたいな判断材料になるってことですね。
そうです。
なるほど。こういう文法的で元々なかったものが文法的になってくるみたいな文法化ですけど、この現象っていうのは今回のこのbe going to以外にいろいろあるんでしょうか。
はい、いっぱいありまして、具体例を挙げると漢詩とか助動詞のcanとかmayとかthere is 公文とか助動詞のdo、あとは官僚形。
いずれもなんか文法っぽいですよね、確かにね。
元は今使っているような文法的な使い方をあまりしなかったということなんですかね。
そうですね。
実質的な意味を持っていったのが文法的な機能になっていったと。
はい。
なるほど、そうするといろいろとこれからも例を一つ一つ深掘りしていけそうですね。
そうですね。
今日はbe going toというのを一つ例にとって渡辺さんに文法化の紹介ということでですね、このグラマティカリゼーション覚えておいていただければと思います。
エンディングです。渡辺さんに残ってもらってですね、もう少しお話ししたいと思うんですが。
実はこの今日話した話題、なぜbe going toは未来を意味するのは、既に今開催中の英語詞コンテンツ50。
KO英語詞フォーラムが開催しているものですが、これにも書いてるんですよね、実はね。
はい、ほとんど書いてあります。
それを口頭で今日はですね、それをベースに説明してもらったということなんですが、これ何番でしたっけ。
これ9番ですね。
9なので4月半ばぐらいに始めたんですかね。
なので今ちょっと数週間ぐらい前になりますが、こちらにリンク先貼り付けておきますので、今日の復習と言いますかね、皆さん利用して読んでいただければと思うんですけれども。
ケルフが今開催中の英語詞コンテンツ50なんですけれども、ちょうど渡辺さんがケルフの広報なんで、これを広めるというか、いろいろ仕事をしているということなんで、ここで広報をお願いしたいと思うんですが。
はい、こちらのケルフの英語詞コンテンツ50っていうのはほとんど毎日、休日に何回かお休みはあるんですけど、ほとんど毎日更新されてまして、学部生と院生がメインで、みんなが興味があることをまとめてコンテンツとしてアップしていて、
12:13
そちらケルフのホームページ、またはケルフでTwitterをやってまして、そちらでも毎日投稿しているので、ぜひそちらからアクセスしてご覧いただければと思います。
はい、4月半ばから英語詞コンテンツ50と言ってるんで、50以上実はやっていくつもりなので、休日はお休み。ゴールデンウィークもちょっとお休みしましたが、6月までだからかかるのかな。
1人1コンテンツ、院生は2つぐらい書いてもらったりしてるんですが、それを匿名という形で、今日は渡辺さんが書いたということで、ナンバーナインですか、9番目は述べたんですけれども、こういった形でちょっとした英語詞小ネタみたいなものを1、2ページぐらいの分量で毎日アップしています。
ケルフのホームページからアクセスしていただくか、今案内があったようにですね、ケルフTwitterの方、こちら最近あれでしょうね、フォロワー1000超えた。
1年でね、まる1年かけて4月1日ですよね、去年のね、オープンしたんですが、順調にここまで伸びてきているということで、毎日更新されるコンテンツのリマインダーにもなりますので、ぜひこの機会に皆さんにはフォローしていただければと思います。
これも先のチャッター等にリンク貼っておきますので、ぜひそちらですね、アクセスしていただければと思います。
ということで今日は渡辺さん、単独では初登場ですね。今までチラッといろんな形で出たりはしているんですけれども、Be Going To、なぜこれが未来を意味するようになったかというのを、文法化という用語を使ってですね、最後に出した用語でよく言及される現象なので、皆さん覚えておいていただければと思います。
それでは渡辺さん、今日はありがとうございました。
ありがとうございました。
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