#1966. 聞かせて!『なぜさんたんげん』のなぜ --- ギャラリーからの質問
2026-10-17 24:01

#1966. 聞かせて!『なぜさんたんげん』のなぜ --- ギャラリーからの質問

【今日のひとこと】

「比較」という文法カテゴリー,そして比較の前置詞 than についての深掘り議論が続きます

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #なぜさんたんげん #ラテン語 #比較級 #前置詞

【参照URL】

https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/nazesantangen/index.html


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9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜの著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版新書、英語史で解く英文法の謎、なぜ三単元のSをつけるのかが発売されました。
発売前増殺がかかりまして、今、第2釣りが全国つつ裏裏の書店に並んでおります。大変ご好評いただいております。ありがとうございます。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ。英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は、2026年10月17日土曜日。みなさんいかがお過ごしでしょうか。
本日は、聞かせてなぜ三単元のなぜ、川上さんによるシリーズですね。
今回はですね、比較という文法カテゴリーに注目されていまして、この比較に関する回はですね、今日が3回目。これが比較の回としてはファイナルになるわけなんですが、
1回目が10月4日1953回。まさにゃん川上のなぜ三単元のなぜを考えよう。今回は比較に注目。これがいわゆる作戦会議というものだったんですね。私不在の中で行われた作戦会議。
そしてその作戦会議を経て整った問題、質問を川上さんがなぜ三単元の著者である私に投げるという回ですね。これの前半が10月10日1959回として配信されたものです。聞かせてなぜ三単元のなぜ、ラテン系比較級
の謎でした。
そして本日お聞きいただくのはその本番収録。川上さんが私に質問をぶつけるという回の後半なんですが、ひとしきり川上さんと私の2人の間での議論は終わりまして、その後公開収録だったためにギャラリーの方からも
ですね、
ご意見やコメント、さらなる質問などをお寄せいただきたいということで時間を設けまして、今回お二方にお話、コメントをいただきました。その結果ですね、また議論が盛り上がってしまいまして、数分では終わらなく
なってしまったという収録時の事情があります。
それで本編を2回に分けて、今日これから後編をお聞きいただくということになります。この3回合わせて皆さんもですね、比較っていう現象ですね、比較級、最上級の比較、これが英語においてあるいは言語において
03:11
どういうものなのか、これについてのですね、解像度がだいぶ上がることになるんではないかなと思います。
今回も充実の議論となっておりますので、ぜひお聞きいただければと思います。それでは行ってみましょう。聞かせてなぜ3単元のなぜ。ギャラリーからの質問を受け、さらに比較を深掘りです。どうぞよろしくお願いいた
します。
では、私の方で用意した質問はこれぐらいになりますが、今このインタビューお聞きのギャラリーの方と言いましょうか、ヘルメイトの方、複数いらっしゃいますけれども、もし何か追加で質問なりコメントなりお持ちの
方いらっしゃいましたらお願いしたいと思います。
では、天音ちゃん先に、たくさん後でお願いできますか。
すみません、ありがとうございます。打点比較級で、今2って取ってますけども、例えば英語字の歴史的な動きの中で、2以外の前置詞が、例えばforになろうとしたとか、againstになろうとしたとか、inにな
ろうとしたとか、
そういう動きってあったりしたものなのかなっていう、ちょっと単純な素朴な疑問なんですけど、もしそういうのが情報とかあれば教えていただければ幸いです。
はい、ありがとうございます。渡辺先生お願いします。
これは打点系の比較級、superiorとかjuniorに対してってことですかね。
そうですね、打点比較級に対してです。
これはですね、ちゃんと調べないとわからないですね。
ラテン語ではですね、いわゆる脱格っていうのを普通取るんですよ。
ベンチを使うっていう時もあるんですけど、脱格という形を取るので、その形式は英語ではそのまま採用できないわけですよ。脱格ってないので、英語には。
なので、どうやって取っていくかというと、前置詞を使うしかなくて、その際に選ばれたのが、今に残っているものはtoなんですね。
最初に取り入れた時にどの前置詞を使っていたのかっていうのは、これはちょっと調べなければ、具体的なところわからないんですけれども、いくつかバリエーションをあり得た可能性はありますね。
つまり、ラテン語の脱格に対して、どう英語側が反応するかということで、オプションあり得たんじゃないかと思います。おっしゃる通り。
06:11
ここは調べていないのであれなんですが、憶測としては、先ほどの本編でもお話しした通りの、特に年齢関係、ジュニア、シニアというと、人との関係ということなので、
その人との関係を表すtoというのは、おおよそその単語が取り入れられた、初期近代なのか、もうちょっと早く中英語なのかということはありますが、
おおむね定着していたかなという感はありますよね。ありますので、toか、いくつかのバリエーションがあり得たということ。
調べたらあったという例は集まる可能性はありますけれども、多分ですけど、toがメジャーであり続けた気はします。
この辺はちょっと事実次第です。調べないとわからないんですけれども。
to以外にもあった可能性というのはちょっと面白いですよね。
現代に残るのはtoということで、今日のお題にもなったと思うんですが、それすら揺れていたという可能性はおなきにしもあらずだと思いますので、
またバリエーションがもし出てきたら、英語側の残の問題と合わせて複合的な、ちょっとややこしいけれども、面白いパズルにはなってくる可能性はあるかなと思います。
ありがとうございます。
はい、そしたらたくさんいかがですか。
そうですね、比較っていうこと自体が英語にもともとあったところに、今ラテン語比較表現ということで出てましたけど、
ダンが、ラテン語比較表現はまた別として、R型もモーR型も両方ともダンを使って比較するっていうこのダンの役割というか、
なぜダンがその任務に当たったのかという、もともと多分これ時間系の表現だと思うんですけれど、
これがなぜ何と比べてのようなことに至ったのかっていうことは、結構考えてもあまり直感的でないなと思うんですね。
時間が空間に当たるみたいなものと比べてちょっと隔たりがあるように感じるんですけど、
これは昔、ダン以外ももしかしたらその任務に当たってたかもしれないですけど、最終的になぜここが生き残ったんだろうっていうのが結構謎だなと思うんですけれど。
いかがでしょう、これは。
答えのない問いを何か受けてるかもしれませんが。
面白いですよね。一般的に語源を紐解いていくと、その時っていうのは全と同じ語源で、いつまでですかね、近代英語ぐらいまで全とダンっていうのは見栄えなく同じ単語だって言って、
09:12
どっちのスペリングでも。発音するとだいたい弱くなるので、ザンっていうふうに曖昧に母音化するので、どっちにしろ同じ。現代でもそうですよね、発音としては。
なので、もともとゼンから始まってきたということは語源的に言われていることなんですよね。
これがなぜ、比較という文法カテゴリーの人を全て掃養になったのかっていうたくさんの指摘は、確かにそこは私も中心的な問いとして、比較ってそもそもなんでそんなに特別視するんですかっていう最初のカテゴリーの
話。
その特別、どうも特別らしいと、英語では。その任意を背負っているゼン知識っていうのもザンに一本化したぐらい、なんか妙な偏りっていうか、日本語の世界観からはちょっと想像つかないような、いびつさみたいな、こ
だわりみたいなのが感じられて面白いなっていう私の問題意識を、多分そこにも通じてくると思うご質問なんですよ。
そのゼンっていうのは基本時間表現ですよね。A、ゼン、B。Aが先にあって、時間関係としてBが後にあるみたいな。そこの時間関係の前後みたいなところと、AとBを2つ同列の対象として比較するみたいなところ
は、ゼンとどう結びつくのかなっていうのは面白い問題ではあるんですよね。
A、だけど一方ではBみたいな、ゼンにはいろんな用法があると思うんですけど、ホワイルみたいなね、ウェアラーズみたいな、一方ではみたいな雰囲気を持たさせるゼンの使い方で言えば、ちょっとわかるかなっていう気
がするね。
A、ゼン、B。Aって言ったけれども、もうちょっと別の見方があってとか、別の対象を持ち出すと違う話があって、でBって言うと、同じ話題、土台の上で何かが違うところがあると。そうすると比較って基本的に同じ土
台に立って、ただ身長だけが違うとかね。他は一緒なんだけど年齢だけが違うみたいな土台と差分みたいなものが重要になってきて。
で、ゼンって非常にジェネラルですけど、ある意味何らかの関係ないとゼンって使えないので、その後っていうね、関連みたいなところと、その比較の土台提供、だけどちょっと差分はありますよ的なところでは繋がってく
るのかなっていう、私自身、自分に納得させるさせ方としては、そんな感じでゼンが、用法が特殊化してきた。
12:05
で、どういうわけか比較級という、文法とルールと極めて近い側の語彙ではなく、文法という世界のものと強く結びついてしまったために、別の用法は許されなくなったみたいな、先人になってしまったみたいな、そんな
感じで捉えてるんですけどね。
なぜゼンがピックアップされたのかっていうのは、結構なかなか究極の問いではありますけれども、何でも良かったのかもしれないです。
土台と差分みたいなものを強調する、やっぱり接続式的なというか、接続副詞的なというか、なんだかのそういう単語である必要はあったのかなっていうところで、オプションはいくらでも他にもあり得る中で、ゼンが取
られたのはなぜかっていうのは本当に究極ですけど、後付けでの意味、用法の拡張みたいなことを考えると、
そんな納得のさせ方は自分ではしてるんですけど、難しいですね、究極は。
おだしょー なるほど、時間的な順序とか論理、今で論理の方は後かな。時間的な用法とこの比較の伝の使い方っていうの自体はもうずっとオールドイングリッシュぐらいの時代からあるっていうことなんですよね。
そこが共存してきて、今ではただ、ザンとゼンは結構隔たり、発音上とかはないですけれど、いび的にこの2つ混同することはあまり許されないような気がしてしまうので、ここはこの2つが同じところから出てるっていう
のはなかなか面白い発想だなというふうに私なんか思います。
おだしょー そうですね。あと、千人全知識っていう観点からも面白いですね。こういう意味では絶対使いませんよみたいな、単なるコロケーションじゃなくて、文法も関わってるじゃないですか、今回の場合。単なる
語法とかコロケーションだから結びつきが強いというよりは、今回比較級というかなり確立された英語の中での文法カテゴリーとのみ共存していい全知識あるいは接続。
この限定具合がなんかエグいんですよね。
おだしょー 先ほどのdifferentの話が出たと思うんですけれど、用法としては目にしたことがあるんですけれど、やっぱり抵抗感を覚えるっていうのはここなのかなっていうのが一つあります。まあd
ifferentっていう形容詞も意味を考えると、何か対象が2つないとdifferentっていうのは出てこないと思うので、そういう意味では心の中では比較の意味を帯びた形容詞なのかもしれないですけど、
文法カテゴリーとしてこの全知識はこの文法カテゴリーと共に用いるみたいなものがあるので、言及のものを使うときに抵抗があるのはそこなのかもしれないですね。
15:02
あと関連してdifferentはわかりにくいんですけど、動詞がdifferなんでerがあるんですよね。そこと形で引っ掛けるという形に誘われるっていう説明もたまにあったりしますね。
その点ではother thanなんていうのもそうかもしれませんね。otherは、osにerがついたわけではなくて、oneにtheがついた形なんですよ。
っていう意味では、語源的に言うと遠く比較句と関連付けることはできるんですけども、本来は違う。
だけどother thanは今許されているのはerが見えるからみたいな説明にもなったりするので、differもまんざらではないみたいな理論もあったりするんですけどね。
おっしゃる通り意味的には2つないと違いわかりませんよねっていう点でもつながるので、接点がいくつかあるからこそ出てくる語法なのかなとは思いますね。
こういう全知識難しいものと筆頭によく挙げられますけれど、考え方みたいなものを追うっていうのは往々にしてそんなしっかりとした結論は出ないんですけれど、
なんとなく思考のプロセスみたいなものをなぞるっていうのは結構楽しいなと思うので、ざっぱ用法がどっちかというと全知識の中では少ない方だと思うので、
これなんか追いやすいなぁと思うので、ちょっと何かつかめたような気がします。
differentはね、different toも出てきてますんで今。また一周してseperiatoみたいなね、junior toみたいな話にも戻っていて、
厄介なんですけどね。differentがちょっと鍵になるかもしれないね。differentthan, different from, different to。
並べてみると、よく考えるとfromが一番変じゃないかって気もしてきましたね。
面白くなってきましたけどね。話が錯綜してしまいそうなので、このぐらいで止めたいと思います。
はい、ありがとうございました。ギャラリー、オーディエンスの方からもたくさん質問いただきまして、大変盛り上がったかと思いますけど。
今回もありがとうございました。もし最後、何かご感想など、言い足りないことなどあるようでしたら。
やっぱり1000本ノックと同じかそれ以上に緊張しますね。ワクワク質問も全然経過意識解いてなかったんですよ。
全然解けてないんですよ。それはなぜかというと、やっぱり背後にこう、
操っているマサニャンみたいな存在が見え隠れしたりするからなんですよね。
まず、マサニャンに現れていただくと、私の警戒感というか、だいぶ溶けるんではないかなっていう。
18:02
川上さんの演技も全然ワクワクじゃないんですよ。
司会ぶりが、これはちゃんとしなければいけないということで。
どれくらい今何十分話しましたかね。結局初回と同じくらいの緊張感というか、脳みそ大回転みたいな感じで。
お疲れ様でございます。
私は前回の放送会で、マサニャンがコメント欄ではしゃぎまくっているのを見まして、
そういうことかと、私は一つ悟りまして、一気にプレッシャーがなくなりまして、
私は間に立っているだけなんだと。
昨問するのはマサニャン。今回で言えば話題を取り出すのはゲストの三里さん。
それを答えるのは尾田先生と。私が何を緊張することがあるんだろうかと。
こういう2回目にして境地に立ちまして、非常に楽に楽しくお話を聞かせていただきます。
三里さん、今回ありがとうございました。そしてマサニャン、ちょっと出てきていただきたいですね。
私からはノーコメントでございますけれども、またゲストにおいでいただけますヘルメイトの皆さん、
お声掛けしたら、その時はぜひよろしくお願いしたいと思います。
マサニャン、次回はどうなることでしょうか。
では、今回これにて終わりたいと思います。
聞かせて、なぜ?3単元でした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
エンディングです。今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
聞かせて、なぜ?3単元のなぜ?ギャラリーからの質問を受け、さらに比較を深掘りと題して議論をお届けいたしました。
いや、3回かけてですね、なかなかこの比較という大きな問題、その起源はどこにあるのかであるとか、
英語詞に限ってもですね、まだまだ解けていない問題が比較に関してはたくさんあるんだということが、
今回のギャラリーの方々からの質問や議論を通じてですね、よくお分かりになったんではないかなと思います。
この全体をですね、通して聞くと、やはり最初の作戦会議での質問の設計ですね、
コアリスナーのミサトさんがまず、疑問としてですね、なぜ?3単元を読みながら気づいた疑問を投げていただいて、
21:02
それをマサニャンと川上さんがですね、さらに深掘りして整理して私に提示したという、こんな順番になると思うんですよね。
その前段階を知らない私は、その場でですね、考えてお答えしたんですけれども、
作戦会議の議論とうまく補聴はあっていたかなと思うんですよね。
なので、全く予想もないところにですね、展開していくということにならなかったのが良かったですし、
さらにその本番をですね、直接お聞きになっていたギャラリーの方からの付け加えの質問、意見という、
非常に良い感じで、比較の理解がですね、深まっていく。
比較の議論も面白くなっていくという、そういう体験をしたというふうに今回ですね、思います。
その得られたことは大きかったんですが、代償として、ワクワクもドキドキもなく、ただドキドキドキドキでした。
最後の議論のセッションは、とても楽しかったですけれどもね、
やはり複数名の名、理解が入った上で、前提事項を共有した上でですね、有意義な議論というのが展開するもんだなというのを、
今回の3回でですね、感じることができました。
ご用意くださいました、まさにゃん、川上さん、そして三里さん、ありがとうございました。
今後もですね、シリーズが続くということですので、ぜひぜひこのシリーズの発案者であります、
聴かせても含めて、さらに戦略会議も含めての企画提案者である川上さん、ぜひ引き続きまさにゃんとともに、
さらにプラスアルファのですね、ゲストの方も迎えになるかもしれませんが、
引き続きよろしく企画の方、進めていただければと思います。ありがとうございました。
さあ、最後に絶賛発売中の新刊書、なぜ三単元。
今日も注目していただきましたが、この目撃マップ企画を展開中ですというお知らせです。
全国のリアル書店で本書を見つけましたら、町と書店の名前を添えて、なぜ三単元が置いてありましたよ、とお知らせください。
私がGoogleマップ上にピンを立てていきます。
日本地図をなぜ三単元で埋めていき、英語史をお茶の間に広めていきたいというのが企画の趣旨です。
また、独立された方におかれましては、Amazonレビューなど各種のプラットフォームで本書のご感想をお寄せいただけますと幸いです。
それでは、今日も皆さんにとって良い一日になりますように。
英語史研究者のほったり打ちがお届けしました。
また明日。
24:01

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