【再】#841. delicious の歴史的類義語がたいへんなことになっていた
2026-11-08 17:45

【再】#841. delicious の歴史的類義語がたいへんなことになっていた

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英語のなぜに答える初めての英語史の著者の堀田隆一です。 英語の語源が身につくラジオheldio。英語史をお茶の間におもっとうに英語の歴史の面白さを伝え、
裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。 本日は9月19日火曜日です。いかがお過ごしでしょうか。
本日お届けする話題は、昨日の配信会の続編となります。 昨日は840回Delicious, Delectable, Delightfulという3つの
同語根にさかのぼる形容詞、これを紹介しました。 Delightと関係しますので喜び、歓喜ということで喜びを与える、
愉快な、楽しい、そして主に食べ物について言えば当然美味しい。 美味のという意味になるわけなんですが、
これをですね、改めて Oxford English Dictionaryであるとか類義語辞典を調べましたら、
関連する単語、出るわ出るわということでですね、このお話お届けしなければと思った次第です。
841回タイトルはDeliciousの歴史的類義語が大変なことになっていたです。 どうぞよろしくお願いいたします。
本題に入る前にプレミアムリスナー限定配信チャンネル英語しのはへるわのお知らせです。 毎週2回火曜日と金曜日の午後6時に有料チャンネルとなりますが、
プレミアムリスナー限定の配信会をお届けしております。 今年の6月に始めまして、もう4ヶ月目になるんですが、少しずつメンバーが増えてきておりまして、
そちらでも主にコメント欄を通じてやりとりが活発になってきています。
ヘルかつ英語詞活動の拠点と位置づけております。 毎朝の通常回でも英語詞の話題をお届けしていますが、もっと話を聞きたいであるとか、
英語詞を広めていくという活動に参加したい、 協力してみたいという方はいつでもウェルカムですので、ぜひ参加を検討していただければと思います。
関連するリンクをこのチャプターに貼っておきますので、詳細をご確認いただければと思います。
今日は火曜日ということで、本来であれば今晩6時にプレミアム限定配信をお届けするという予定なんですけれども、
ちょっと今日はですね、イレギュラーなことになるんではないかと、今からですね予想をしています。
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はっきりとちょっと時間がわかってないんですけれども、 実は今日からですね、ケルフのゼミ合宿ということでですね、2泊3日で出かけるんです。
カースイモクと。 そこでですね、ケルフメンバーがたくさんいるという機会ですので、
私一人で喋っていつものようにお届けするのだとですね、味気ない感じがしますので、 ぜひですね、ケルフメンバー数名を引き連れて何かお喋りするというような
生放送できないかなと思ったりしています。 ちゃんと予定を立てているわけでもなく、しかもですね、6時くらいというのはちょうど夕食の時間なんですよ、宿で。
なので6時スタートにはならないと思うんですけれども、 7時8時などと遅れてですね、
生放送配信などすることになるかなという、今のところ見込みです。 プレミアムリスナーの皆さんでうまく時間の都合があった方はですね、
ぜひ生で聞いていただければと思いますが、そうでない方もですね、 生放送が終わった直後にアーカイブとしてアップしますので、そちらで聞いていただければと思います。
いろいろと未定ですみませんが、そんな形でですね、 向こう2、3日、ケルフのゼミ合宿ということで、この通常配信会も含めまして、
もしかしたらですね、急に予告なしの生放送イベントを開いたり、何かあるかもしれませんので、 そのあたりを含みおきいただければと思います。
急に何かを行うっていう場合には、フォロワーの皆さんには通知が入ることになっているんですかね、 おそらく。
はい、いずれも何かやるとしてもアーカイブには残しておきたいと思いますので、 そちらからまた聞いていただければと思います。
ということで、プレミアムリスナー限定配信チャンネル英語指納は、と、その他のお知らせでした。
今日の本題は、デリシャスの歴史的類義語が大変なことになっていた、と題してお届けします。
昨日の放送で、デレクターレ、このラテン語の動詞から発生した形容詞、
それが変形を受けながらフランス語、英語と入ってきて、 そして英語の中でもですね、設備字を加えてみたり、
綴り字が変わったりと、いくつかのことが起こりましたが、結果としてですね、 同じ動詞語群に遡る形容詞が3つ、
並存しているという状況を見たんですね。
Delicious, delectable, delightful、それぞれ微妙に意味は違いますが、全体として言えば、
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喜ばせる、喜びを与える、楽しい、愉快な、美味しい、美味の、かぐわしい、 こんなポジティブイメージの形容詞ですよね。
最も厳義、語源的な意味に忠実なのは、喜びを与えるとか、喜ばしい、愉快な辺りだと思うんですが、
この意味に限ってですね、歴史的な類義語を調べてみました。
もちろん、愉快なという一般的な意味の類義語は本当にたくさんあるんですね。
PleasantとかEnjoyableとかですね。
今回扱うのはあくまでDelight系列、つまりラテン語のDelectareという大元の動詞5個に由来するこの意味の形容詞群ということです。
昨日3つ挙げたに過ぎないんですが、調べたらうじゃうじゃ出てきたということなんですね。
これびっくりしましたので、皆さんと共有したいと思います。
全部でですね、13語あります。
そのうち2語は俳語、つまりもう使われていない死語ですね。死語になっているっていうことなんですが、調べた時点はですね、
HTOEDというものなんですね。
Historical Thesaurus of the Oxford English DictionaryというOEDとひも付けられている歴史類義語辞典というものなんです。
ですので、俳語、死語になっているものもバッチリ収録されているんですね。
13語のうち3語までが死語になっています。
少なくともその意味、形容詞の意味としては使われていないっていうことですね。
13分の3。
逆に言えば13分の10はですね、今の今まで1を現役で残っている。
頻度は大したことないものも結構含まれています。
つまりほとんどお目にかかる機会がないっていう単語も実はいっぱいあるんですけれども、
一応辞書の中では生きた語としてエントリーがある。
これが13分の10ですから、なかなかの残存率ですよね。
ではですね、英語に出現した早い順、つまり古い順ってことですけれども、
古い順でどんな単語が愉快な喜ばしいという形容詞として使われてきたか。
すべてデレクターレに関係する語です。語源的には。
さあ一番最初から言っていきましょうね。
まず一つ目はデリーテという形で13世紀に入ってきたものです。
これはですね、D-E-L-I-T-Eということで、現在生き残っていたらディライトという発音のはずなんです。
つまり動詞形、名詞形としてディライトってすでにありますけれども、
このままの形で実は形容詞の意味もあったっていうことなんです。かつては。
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ですが形容詞としてはディライトはもう死んでしまっていますので、
背後、死後としてカウントします。ここではね、ディライト。
1500年ぐらいまでは使われていたようなんですが、その後生き残らなかったということです。
そして二つ目はですね、ディライタボー、ディライタボーですね。
まあ分かりやすい作りといえばそうなんですけれども、あんまり使いませんよね。
昨日のdeliciousとかdelectableという単語があるわけですから、
あえてですね、このdelightableというのを使う意味はないということで、
ほとんど出てこないんではないかと思いますね。
ただ一応現役の生きた単語として今でもエントリーされています。
これはですね、1300年くらいに英語に初出しています。
3語目、これは皆さんご存知のdelicate。
日本語でdelicateと言っている単語ですが、これも同語言です。
今では繊細なというような意味でですね、delicate使っていますけれども、
それでもですね、美味しい、味わいが良いという意味で使うこともあるんですね、今でも。
ですので関連語です。
そしてもちろん、愉快な、喜ばしいというのが現役だったんですね。
14世紀後半に初出しています。
4語目、delightful。
これは昨日も述べた通りいいですね、1400年くらいから現れています。
delicious、こちらも同じくらいの時代に現れています。
そしてdelectable、昨日中心的に紹介した単語ですね。
これも15世紀に現れています。
次ですね、delighting。
delightにingということで、これで形容詞になる。
喜びを与える、喜びをもたらすぐらいの意味で、やはり15世紀に出ていますね。
次、deliciousという発音だったんでしょうかね。
中英語ではdeliciousという発音だったと思われるんですが、これも15世紀中に出ています。
こちらは今に生き残っていません。
生き残っていたらdeliciousみたいな発音にきっとなっていたんだろうと思いますが、
当然ですね、類義語すでに多いですので、これ残らなくても良かったよなと思いますよね。
次、delightsomeというものがあります。
delightにsomeという設備字ですね。
こちらは形容詞を作る設備字ということでs-o-m-e。
これを付してやはり喜びを与えるとdelightfulの意味になるということでですね。
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過労死で残っているようで、今でも死後マークはついていません。
現役として一応エントリーされている。
どれくらい使うかは別としてですね。
そして次が15目になりますかね。
これは1500年ぐらいに出たんですが、delectory死後になっています。
まあ、いりませんよね。
ここまで来るともうdelectoryなんていらないっていう感じがします。
16世紀後半に出た次の語がdelighted。
これは動詞delightの過去分詞と思われるわけですけれどもね。
一応形容詞としてエントリーされています。
さて、13号中の最後の2号ということになりますが、
これがですね、20世紀に現れてるんですよ。
今までと同じようにdelight系列の語源なんですが、
ちょっとずるいのはですね、省略形なんですよ。
dillyという単語があります。
意味は喜ばしいとかおいしいという意味なんですね。
まあ、これはですねdeliciousあたりを省略したものなのかなと思われます。
口語的な略語なんですが、
一応delight系列の単語とカウントしてはいいと思うんですね。
そして最後1915年に初出したことになっているのがdelish。
これもdelightfulとかdeliciousとかこの辺を縮めたものなんだろうなというふうには思います。
ということで13号を列挙してみましたが、すごいでしょ。
3号は死んでしまっているとはいえですね、他10号生き残ってるわけですよ。
では13号改めてですね、読み上げてみたいと思います。
すべて類義語です。
いかがでしょうか。
極端に言えば、例えばdelicious1号にすべてまとめあげてしまってもいいぐらいの類義語群ということなんですけれども、
こうやってね英語というのはもともとラテン語ですよ。
他の単語、それに変形を加えたものをほとんど同じ意味なのに、
いろいろと違う形でそして微妙に意味、使い方を違えて、
結果的に複数のものを共存させてしまっている。
そんな言語なんですね。
類義語が多いわけですよ。
いやこれはありがた迷惑というほかないですね。
せいぜい昨日の配信会で述べたdelicious、delectable、delightful、
これをしっかり使いこなせれば、我々としては完全にOKっていう感じがしますね。
15:05
Have a delightful day!
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
今日の類義語群ひどかったですね。
実はですね、これ英語ではこんなことがですね、やっぱりちょくちょく起こってるんですね。
他の単語でも、他の語群でも。
実際、一つですね、関連する話題をヘルディオで取り上げていまして、
第90回の放送ですね。
splendidの豪華な類義語たちというお題でお話ししております。
こちらチャプターにリンクを貼っておきますので、そちらも合わせて聞くと、
英語の語彙のめちゃくちゃぶりっていうんですかね。
類義語爆弾を改めて認識することができると思うんですね。
こちらぜひお聞きください。
さて、このチャンネル、英語の語源が身につくラジオヘルディオでは、
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第2チャプターでも述べましたが、
今日からですねゼミ合宿2泊3日ということで、
この2泊3日の間にですね、
イレギュラーなイベントをこのヘルディオで何か行うかもしれません。
未定なんですけれどもね、何か考えがあるというわけでも特にないんですが、
とりわけ夜ですね、何かあるかもしれませんので、
フォロワーの方はですね、通知気をつけておいていただければと思います。
あるいはですね、この機会にぜひフォロワーでないリスナーさんもですね、
フォローしておいていただければと思います。
ということで、ケルフのゼミ合宿楽しんでいってきます。
皆さんも良い1日を。
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