#1953. まさにゃん・川上の「『なぜさんたんげん』のなぜを考えよう」 ---
2026-10-04 43:41

#1953. まさにゃん・川上の「『なぜさんたんげん』のなぜを考えよう」 ---

【今日のひとこと】

著書への鋭い質問を準備する,著者抜きの作戦会議! こんな作戦が話し合われていたとは~😆

【ハッシュタグ】

#heldio #hel活 #なぜさんたんげん #英語のなぜ #比較級

【参照URL】

https://user.keio.ac.jp/~rhotta/hellog/lp/nazesantangen/index.html


▼パーソナリティ、堀田隆一(ほったりゅういち)の詳しいプロフィールはこちらの note 記事よりどうぞ。

- https://note.com/chariderryu/n/na772fcace491

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▼2026年2月25日に、一押しの伝説的な教科書が新装復刊されます

📕市河 三喜、松浪 有 『古英語・中英語初歩〈新装復刊〉』 研究社、2026年。

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2. 「#444. 英語史を学ぶとこんなに良いことがある!」 https://voicy.jp/channel/1950/xh5nkkivxg
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6. 「#1474. ゆる言語学ラジオの『カタルシス英文法』で関係詞の制限用法と非制限用法が話題になり…」 https://voicy.jp/channel/1950/4w2kl8zgfl
7. 「#1607. 英語帝国主義から世界英語へ」 https://voicy.jp/channel/1950/j8ktxr4px3
8. 「#1576. 英語に関する素朴な疑問 千本ノック with 小河舜さん」 https://voicy.jp/channel/1950/xg195k9qdq
9. 「#1581. 歯科医学×英語史 with 無職さん --- 『英語史ライヴ2025』より」 https://voicy.jp/channel/1950/4th1404k03
10. 「#406. 常識は非常識、非常識は常識 --- 私の海外体験の最大の成果」 https://voicy.jp/channel/1950/8q0i86tmgp

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おはようございます。英語の歴史の研究者、ヘログ英語史ブログの管理者、英語のなぜに答える初めての英語史、英語語源ハンドブック、言語学ですっきり解決英語のなぜ? の著者の堀田隆一です。
去る6月10日、NHK出版新書、英語史で解く英文法の謎、なぜ三単元のSをつけるのか? が発売されました。
発売前増殺がかかりまして、今第2釣りが全国、つつ裏裏の書店に並んでおります。 大変ご好評いただいております。
英語の語源が身につくラジオヘルディオ。 英語史をお茶の間におもっとうに、英語の歴史の面白さを伝え、裾野を広げるべく、毎朝6時に配信しています。
本日は2026年10月4日日曜日。 皆さんいかがお過ごしでしょうか。
さあ私ですね、数日前に海外より日本に帰国いたしました。 日本はですね、まだ暑いというふうにやはり感じますね。
そして何よりも湿気、これがやはり日本特有だなということをですね、久々に感じているわけなんですけれども、
帰国してからもですね、このヘル活、音声配信ヘルディオヘルワーを中心としながらですね、 英語史を広めていく活動、アウトリーチ活動はこれまで通りに
さらにですね、発展させる形でですね、 展開していこうと思っておりますので、改めましてこの10月以降、
日本よりお届けしますけれども、応援いただければと思います。 よろしくお願いいたします。
さあ今日なんですけれども、 オープンマイク企画というよりもですね、なぜ3単元盛り上げ企画ということでですね、こちらもシリーズ化してまいりました。
私がいない中で、どうやら私に後で投げる質問をこのお二方、そして今回はですね、ゲストも
交えて3方がですね、お話しされている提談会となっております。
私不在の中でですね、事前の作戦会議という提でですね、収録していただきました。
マサニャン・カワカミのなぜ3単元のなぜを考えようというシリーズなんですね。 ヘルディオ長らくお聞きの皆さんにはご存知の
マサニャン、そしてカワカミさんに加えまして、今回はゲストでヘルビリアン編集委員なども務めていただいておりますミサトさんですね。
03:01
1、読者の視点からなぜ3単元を読んで気になったところ、ここをですね、読っ掛かりとして
著者に聞かせてなぜ3単元のなぜと題するシリーズで問う、疑問をここで揉むというような
事前戦略会議、作戦会議という、そんなサブシリーズと言いますかね、どっちが本番でどっちがサブかわからなくなってきましたけれども、
今回はですね、その事前の作戦会議の方です。私、ホッタリウチがですね、いない方、著者がいないでお話ししている3人会議ということで聞いていただきたいと思います。
実はですね、本番の聞かせてなぜ3単元のなぜは、この作戦会議を経てですね、川上さんが代表で私に質問を投げかけるという、その本番収録ももう終えてあります。
なので私は終わった後で、この作戦会議を聞くという体になっています。
最初からそういうつもりのですね、いわば企画なんですよね。
なので私はですね、これから皆さんにお聞きいただく、この音源を最初に聞いた時ですね、そこからの流れであの本番が収録されたのかというような、なんともしみじみとしたですね、納得感みたいなものも実はありましたね。
この本番はですね、また日を変えてお届けすることになるかと思いますが、まずは時系列に収録された順にリスナーの皆さんにもお聞きいただくということになりますかね。
ということで前置きが長くなりましたが、このお三方によるお話聞いていただきましょう。
この本編ですね、これもですね、まさにゃんがかなり編集を加えてしっかりと聞けるようになっているということですので、皆さんぜひですね、しっかりとお聞きいただくとよろしいのではないかと思います。
それでは行ってみましょう。
まさにゃん河上のなぜ三単元のなぜを考えよう。
今回は比較に注目です。どうぞよろしくお願いいたします。
まさにゃん河上みさとのなぜ三単元のなぜを考えよう。
はいリスナー河上です。 シリーズ聞かせてなぜ三単元のなぜを展開させていただいております。
これはホッタ先生の新著英語史で説く英文法の謎、通称なぜ三単元について私がインタビューをするというシリーズなのですが、
06:06
そのインタビューに先立ってホッタ先生に伺う質問を練る、そういう作戦会議を行いますのがこのなぜを考えようシリーズになっております。
ということで今日もいらっしゃっています。文法大好きまさにゃんこと森田正人さんです。
好きな接続詞はあずまさにゃんです。今日もよろしくお願いします。
よろしくお願いします。 話題沸騰中のこのなぜを考えようのシリーズなんですけれども、第2回目を迎えました。
前回この作戦会議を経てホッタ先生と実施しましたインタビュー会、ヘルディオの1913回から始まる3回分なんですけれども、
リスナーの皆様お聞きいただいたでしょうか。この緊張感と言いましょうか、ちょっとピリつきがひどいということでですね、
私企画の修正をしたいと思いまして、この作戦会議2回目にして、早くもゲストをお招きすることにしました。
タイトルコールでもおっしゃっていただきましたけれども、ウェブマガジンヘルビリアンの編集委員も務めていらっしゃいます。
三里さんになります。 三里さん今日はどうぞよろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。 ということでですね、あの三里さんから今日はこのなぜ3単元の中から一つ話題を選んでいただきたいということなんですけれども、
第何章何節を三里さんを選びいただけますでしょうか。 私が選びましたのが第2章の4節比較級です。
ちょっと待ってください。 第2章4節タイトルが、なぜ形容詞の比較級にはERとMOAがあるのかと。
これになりますね。
なるほど。
ちょっとこれは問題があるんじゃないですか。
以前川上さんもここをチョイスして先生と喋られてましたっけ。
そうなんですよ。ちょっと緊張を解いていただこうと思って三里さんを呼んでるんですけれども、
ポッタ先生にインタビューしました。あの時はマサニャンとの作戦会議を経ていないんですけれども、
あれもえらい緊張感あふれるインタビューになったんですけれども、ちょっと読みがえってきましたね。
あの時にここのテーマではあったんですけど、むしろ印象残ってるのは比較級の話題。あんまあの回印象残ってないですね。
09:04
そうなんですよね。あの放送会で言いますとヘルディオの1823回になるんですけれども、私が覚えてますところで言うと、
英語詞を教育に導入することについてポッタ先生はどう思っているんだみたいな、そんなとんがった質問をしたような記憶があるんですけど、それあのなんか夢みたいなことだったんでしょうかね。
やっぱりあの今回本当に三里さんに来ていただいてよかったですね。もう我々だけで考えると、今回もまたあのドキドキ質問だらけになった可能性があるんでね。
素敵なワクワク質問がたくさん出てくるんじゃないかなと思いながら。
あの私も前回の時はこの比較の話題を取り上げつつ、英語の比較表現そのものは全く扱っていませんでしたので、
まああのそういった意味ではまだまだあの素材はたくさん残っているかと思いますので、私もあの楽しみになってきました。
はい、ではあの三里さんどういったようなところからこの話題解き起こされますでしょうかね。
前回川上さんがされた質問が割と先生としての質問だったので、もう私はもう生徒側として純粋に比較級の質問をさせていただければなと思っています。
というのも、今回なぜ3単元で比較級を選んだ理由は、学生時代に一番機械的に覚えてた内容だったなと思っているので、改めて深く知りたいなということで選びました。
もちろん読んですっきり整理できたんですが、このなぜ3単元と一緒に合わせて読んでた参考書がありまして、それのある言葉についてむしろ謎が増えてしまったなということが起きましたので、ちょっと質問をさせてください。
この謎と言いますのは?
というのが、このラテン比較級っていうのがある参考書に書かれていまして、例えばジュニアとかですね、何年より年下っていうのは、段ではなくトゥを比較相手に選びますよという話だったんですが。
なるほど、今ジュニアっておっしゃいましたけれども、英語の本来語オールダーであれば、あなたよりオールドですよっていうときはオールダー・ダン・ユーっていうダンを使う。ところがラテン語系統のジュニアの場合はジュニア・トゥ・ユーというダンの代わりにトゥを使うっていう、そのポイントですかね。
12:09
そうです。そこ自体はそんなもんかなと、今までだったら思えてたんですけど、なぜ3単元の129ページの方にMOREがどのように入ってきたかっていう経緯が書かれているんですが、そのときに最後の2行目。
今回の問題にとって重要なことに、フランス語やラテン語ではERの形よりもMORE型の比較給が好まれていたのですってあるんですよ。
さっきラテン語の比較給っていう参考書に書かれていたのは、ラテン語由来だとダンじゃなくてトゥですよって書いてるのに、こっちの方ではラテン語はMORE型の比較給が好きですよってあるので、
だったらもっと他の言い方でMOREが付いた比較給でより年下っていうのを表現したくなるんじゃないの?って思って。
ではなんでジニアは改めてまたラテン語の方でもトゥを選ぶんだろう。ダンじゃない理由というよりもMOREではない理由もここで不思議に思ってしまって私が。
しかも一回英語に入れるときにどういうふうに受け入れられたんだろうっていうことですね。
私みたいになんでダンじゃないんだろうって思う人が間違って書き換えたりすることもなく、
ラテン語だからMOREを足した後に変えてみようっていう動きもなく、そのまま維持されて生き残ったのにも理由はあるのかなっていう疑問も生まれました。いかがでしょうか。
なるほどというとですね、今三里さんがおっしゃったその129ページの最後の2行、改めて読みますと、フランス語やラテン語ではER型よりもMORE型の比較給が好まれていたのですと。
確か本書の趣旨としては、そこから英語にMORE型、いわゆる語尾を使うのではなくて別の語を使う形の比較給が広まっていったと。
そういうのが本書の趣旨だったと思うんですけれども、ところが同じラテン語系、そのジュニアに代表されるそちらの語はMORE型になってないじゃないかと。
15:03
それが矛盾に感じられるとこういうことでしょうかね。
そうですね。しかも参考書にあるラテン語比較給ってもタイトルついてるぐらいなので、そんな大掛かりの言葉であれば、より矛盾を感じやすくなってしまって私が。
はい、なるほどそうですね。今まさに一生懸命頭の中整理されていると思うんですけれども、どうですかまず第一印象、この点については。
いやーちょっとここが、ここをピックアップするかという感じちょっともう、今頭の中をぐるぐる回しますけど、なかなか鋭い質問ですね。
私が初めてその用語を知ったのは、ネクステージですね。ネクステージという文法四択問題集がありますけれども、ネクステージで右側のところにラテン比較給とかでまとめてあったような気がするんですね。
ジュニアもそうですし、スピアリアとビーインフェアリア2、ビースピアリア2みたいな感じで、一部の単語は2を取ると。ラテン比較給ってあるから、これはラテン語に由来するんだろうなってことは分かったわけですけども。
今改めてこういう英語史の歴史上のこの比較給のこれを踏まえた上でそのラテン比較給っていう用語を見ると、なんか色々と確かに混乱してきますね。
昔は英語史の知識がなかったんで、ラテン語の由来するものは2を取るんだとかって思いましたけど、でもよく考えたら別にラテン語に由来する形容詞なんか英語史上たくさん入ってますからね、たぶんね。
その中でジュニアなりシニアなりの一部の単語が2を取る。だからラテン語由来の形容詞は2を取るとかってそういう単純化はできないですよね。
ラテン語から入ってきた形容詞なんか山ほどあるんで、それらは残を取ってますからね。
だからそうすると、このジュニアはなんで特別に2を取るのかということもかかってくるし、さらに今水谷さんの話も聞いて改め確かにと思ったんですけども、
ジュニアっていうのがラテン語に由来するのであれば、英語史上はね、そのMOREとかっていう言い方はフランス語やラテン語の影響を受けてMOREを使うようになったんであれば、
ジュニアが別にMOREを取ってもいいんじゃないかみたいな疑問も湧くということですかね。
私、水谷さんのMOREと語尾の矛盾っていう趣旨はわかったつもりなんですね。
で、それは面白いところ気がつかれるなと思ったんですけど、もう一つの2と3っていうのはもう一回説明していただけますか。
なんなん、より、なんなんっていう言葉、日本語がもともとあるので、よりならざんでしょ。
ざんイコールより。 よりイコールざんっていうイメージなので、
2、何回言っても、2って矢印とかそういう認識で覚えていたので、
18:00
それが、このより年下っていう単語でジュニアが、
いるのであれば、ざんなくてもいいかもしれないけど、
ぱっと見で、一括形でわかった方が、文章を読むときは楽だろうから、
極端にざんでいいじゃんっていうところに落ち着いちゃいますね。
青上さん、ついついこの鋭い質問を前にして、もう我々が答えないといけないような気がして、今すごく焦ってたんですけど、
そういえば我々って答えなくていいんでしたね、これ。 全然違います。
ホント先生に投げればいいんですもんね。 ちょっと今気持ちが楽になりました。
もう今一人でえっとーとか言って、大丈夫だこれって。 そういうことです。
でも確かに、比較でなれないと、誰々よりって言うときには、
toはよりっぽくないだろうって感じ、確かにしますね。
go to schoolのtoですからね、矢印のイメージだから。
矢印のイメージだから、比較のときにも全くあれではないのか、わかんないですけど、
ざんならざんの方がわかりやすいのにって思いますね、確かに。
もしかしたら、その英語話者の方にとっては、何かニュアンスが違ったりするんですか?
ホントは先生、ヘログに記事にしていられまして、今探し当てましたけど、
この全知事toのこの用法は、比例対応1といった用法の延長線上にある比較の用法と
結びついてきたように思われる。
参照表現として、例えばわかりやすいところで言うと、
According toとかを挙げられている、あるいはComparable toなんていうのを挙げられているんですけど、
私、これ読んでも、ちょっとすぐに、「はは、なるほどね。」というふうには、残念ながら思えないですね。
確かにto、比較対象としては、ちょっと不思議な違和感がありますね。
ネイティブにとって、このJunior2のtoがどういうイメージか、比較のイメージをネイティブがそこに持っているのかというと、
BJunior2というフレーズとしてネイティブもインプットして、そのtoそのものにこの残的な意味をそこに深く読み込んでいるかというと、
ただの言い回しのフレーズで固定化されたって、あんまりそのto自体に比較の残みたいな意味を読み込んではないような気もしますね、なんとなくね。
なるほどね。
これあれですね。私もラテン語は勉強不足なんですけど、
ラテン語でこのJuniorに相当するラテン語が、ラテン語のときにどういう前置を取ってたのか、
そことは確認したらいろいろと広がるかもしれないですね。ヒントが見えてくるかもしれないですね。
toそのものは英語本来語ですけども、ラテン語ではどういう前置が使われてあったのかとか、ちょっと確認したらなんかヒントが見えてくるかもしれないですね。
21:05
まさにおっしゃるように、前置詞、ラテン語で前置詞に相当するものなのか、
あるいはもしかしたら、比較対象の名詞の語尾についた格変化でもって、英語の前置詞に相当するものを表していた、そういう可能性もありますよね。
なるほどなるほど。
確かに英語を見てもですね、古英語の時代というのは、今だったら前置詞を使うだろうというところを、
前置詞を使わずに、語尾の空接でその働きを表したりしてましたけども、確かにそうですよね。
ラテン語でも前置詞を使わずとも、語尾を空接する語でその前置詞を使わずとも、その機能を表せるというのはありますもんね。
そうすると何か、画面が面白くなってくるなと思うんですけど、
そのジュニアなり、あるいはそういう語、ラテン語系の比較表現を英語に取り入れたときに、なぜ2にしたのかというか、
あるいは最終的になぜ2に定まっていったのかっていうことを、そこにラテン語とのギャップがあればあるほど面白い視点になりますね。
今ちょうど、ラテン語の比較表現ってどうやって作ってるのかって、今軽く調べてみたらですね。
ラテン語の比較表現っていうのは、ちょっと網羅してるかわかんないですけども、
QAMという単語を、XANみたいな意味のQAMというのを使って表す場合もあるし、
先ほど金上さんがおっしゃってくださったように、そういうQAMを使わずに、特別な単語を使わずに、
単語の格変化で、具体的には脱格にすることで比較対象を表すと、この2つの方法があると書いてますね。
ちなみにこの脱格というのは、英語誌の文脈だとあまり聞きませんけども、
小英語の時代は主格、続格、預格、退格とこの4つの格がありましたけれども、
ラテン語はそれに追加して脱格というのがあって、英語でabrativeと言いますけれども、
ラテン語の場合はnominative、genitive、dative、accusative、そしてabrativeもあると。
で、どうやら比較対象はabrativeで示すということが確認できましたね。
そうすると、ラテン語の方で格変化で表しているとすると、それを英語に翻訳しようとすると、
その脱格、abrative、それを翻訳するときは英語では脱格はないですから、
何らかの前置詞を使って表現する。そのときにtoが選択されたということなのか。
うん。
まあ、そのtoなのかthanなのか問題に絡めて、先ほど三里さんがあと触れていたかもしれないんですけれども、
24:08
要はそれが混じり合ったりとかしなかったのか、なんてことをおっしゃるんじゃないかと思うんですけど、
これはあれですよね。英語の歴史に関わらず、結構いろんなところで当てはまるかもしれないんですけど、
やっぱりきれいにtoだけとか、あるいはきれいにthanだけなんていうことは想像するにはおそらくなくて、
三里さんおっしゃったように、混じってた頃もあったかもしれないなというふうな推測、
ジュニア、thanみたいな使い方がされてたっていう例もあっても不思議じゃないなという気はしますけれども。
では三里さん指摘されたなぜtoかというか、
このto周りのことは一つ質問として十分成り立ちそうな、
そんなふうに私は思いました。
では先ほど、MOREを使うか、語尾を使うか問題の方に行こうと思うんですけれども、
これはどうなんでしょうか。
やはりこれもおそらく想像するにMORE JUNIORっていうのも変ですけど、
MORE JUNIORみたいな言い方もおそらく整備される前はあったんじゃないのかなというような気もしますし、
そもそもこのJUNIORのオーラっていう語尾が比較給とこれまで意識されてきたのかっていうのは疑問に思いますね。
現在のところ、例えばJUNIORっていうのは名詞の用法もあったりとかして、
例えばHe is my junior。
彼は私より年下者だ。
みたいなそんなような言い方があったりして、
とてもその他のER語尾を持つ形容詞、
英語本来語尾が多くを占めるような形容詞とは同じような使われ方がしてないようにも思えるんですね。
あと、比較対象なしにJUNIORが使われる。
わかりやすいところで言うとMAJORとMINORとか。
MAJORとMINORも同じくラテン語系列の比較表現だとは思うんですけれども、
比較対象なしにMAJOR、MINORっていう語が広く使われているっていう、
そういうこれ現代の英語の話ですけど、
そういうとこなんか見ると、
やはりちょっと他のER語尾を持った比較表現とは違う使われ方を、
少なくとも現在はしているように思えます。
興味があるのは、ミサトさんがおっしゃった導入のところからそうだったのかっていうのは、
27:08
大変興味深い疑問視点だなというふうに思います。
例えばTOLARとかSHORTERとか、
明らかに比較表現だなっていうか、比較級だなっていうもののグループがあるとすると、
そのJUNIORとか、あるいはMAJOR、MINORなんていう語は、
そちらのような語の扱われ方がしてきたわけではないんじゃないかなっていう。
理解しました。
面白いですね。
改め、ミサトさんに想像してもらえたらと思うんですけど、
今の話を巻いて、このJUNIORがラテン語から英語に入ったとき、
英語話者はその単語をどう捉えてたと自由に予想で、
つまり、どう捉えてました?その単語、ラテン語からJUNIORが入った。
どうですかね、これは。
イメージとしては、今川上さんが言ったように、扱いが違う。
もっと名詞的な意味?名詞的っていうか、
だってOLDERとかいいわけじゃないですか。
比較級の意味ではないようなニュアンス強めで最初は来た方が、
私の中では自然ですけどね。
なるほど。
当時の英語話者はJUNIORに対して、
確かに語源的には比較級の形をどうやらしてるみたいなんですけども、
英語話者にとっては、これが比較級だっていうイメージは、
さほど強くなかったんじゃないか。
はい。
もしかしたら、今もそんなにないけど、
日本語的にすると比較級とも言えるから、
文法書には比較級の中に入れてしまっているとか。
文法書では確かにラテン比較級と言ってるけど、
ネイティブにとってJUNIORのORとか、
もはや比較のニュアンスを感じないかもしれないと、今のネイティブにとっては。
はい。だから、入った時もそんなに比較級でもないし、
今もちょっと、さっき言ったマイナーとかの、
違うジャンルの中にいるんじゃないかなと思ってしまいます。
確かに、三沢さんの当初の疑問の、
JUNIOR、THAN、なぜTHANを取らないのか、
JUNIORなぜ2なのかっていうところでいくと、
ネイティブにとってもしJUNIORが比較級の意識が強ければ、
THANを伴うのもわかるんですけど、
当時のネイティブもJUNIORにそれほど比較のニュアンスを感じていないとしたら、
THANを取らないのもわかるような気がしてきましたね。
そうですね。だって比較級じゃないし、
30:01
THANいらないでしょっていう人もいるかもしれないってことですからね。
比較級じゃないから、JUNIORは全然比較級っぽくないからTHANは使わない。
でも他の前提詞はいるか、
まあ2つ付けとこうかとかね。
形容詞は例えば適当にBE UNIQUE 2とかBE ESSENTIAL 2とか、
形容詞は2を伴うことも全然多いので、
そうするとJUNIORを純粋に別、比較級とかじゃなくて、
形容詞とネイティブ、当時の人が捉えたのであれば、
UNIQUE 2、ESSENTIAL 2、JUNIOR 2、2を伴うというのもわかるかもしれないですね。
もしかしたら、そんな当時の人々の頭の中で
そうなんだったかもしれないなと確かに思ってき始めましたね。
はい。だとしたら結構理解できますね。納得しやすい。
JUNIOR、例えばOR語尾取った原型JUNIなんてのは
なかったりするわけですもんね。
あとその他の比較表現のパターンが
使われるということもなかったりするわけなので、
そういう意味では、今現時点でのJUNIORの使われ方を見るだけでも、
比較級というふうにはやっぱり思われていなかった感じはしますね。
確かに今ちょっと英語語源ハンドブックを読んでいるんですけど、
同時に、英語では形式的には比較級ではないので、
形式的には比較級ではないと。
ではないので、ざんと凶器せず、比較対象2であらわす。
形式的には比較級と同じような使われ方はしないってことでしょうかね。
この辺も質問ポイントに十分なり得るんじゃないかなと思いますけれども。
やはり新書を書くときに比較級というテーマでも、
どこまで触れてどこを触れないかと先生も考えていると思うんですけども、
これを書くときの先生の頭の中にラテン比較級が浮かんだのか、
そもそも浮かんでたのかとかね、そこら辺の裏話も。
でも確かに浮かんだとしても、ラテン比較級はここで触れたら、
ちょっとごちゃごちゃしそうな気もするので。
言ってる可能性ありますよね、あえて。
しかもラテン比較級があるのに、
それとは別にここの季節でもラテン語もちょっと絡んでますもんね、なんかね。
そうするとラテン比較級って新たなものがあるともう重大になるというかね。
ここにきてようやく論点が整理できてきた感じはするんですけど、
3つあるんじゃないですかね、3つ。後ろから来ましたけど、
ジュニア2の、まず最初2の前置詞はどうなんだっていう話で。
今のところジュニアのこのOR語尾っていうか、
比較級7か問題っていうところを話してきて、
33:04
あともう一個頭につけるMORE問題最後に話をしたいなと思うんですけど、
三里さんがおっしゃったのは、
これフランス語やラテン語ではMORE型比較級が好まれていたんだと。
だったらこれもMORE型にならないんだ、
なっていいんじゃないかっていう。
こういうこともおっしゃってたかと思うんですけど、
これが3点目になるかと思うんですけど。
ここじゃあちょっと最後いきますか、残り時間。
で、その3点目なんですけど、
なぜジュニア、ラテン語由来なのにMORE型にならないんだっていうことなんですけど、
これもラテン語の知識が必要っていうことになるのかもしれないんですけれども、
そもそもラテン語にこのMORE型というか、
別の語を使う形がどういう形で、どういう形っていうか、
語尾型が全くない状態だったのか。
ジュニアっていうのは前も言いましたけれども、
語源辞典を調べるとラテン語の比較級っていうふうに出てたかと思うんで、
でもこのなぜ3単元にはラテン語ではMORE型の比較級が好まれていたっていうことですから、
おそらくこの語尾型ではなくて、別の語を使う形の比較級っていうのも存在したんだろうなというふうに。
そうですね。ラテン語の当時のことは私も詳しくわかりませんけれども、
少なくともラテン語から派生をしたフランス語においては、
何々より何とかだというときには、いわゆる英語のMOREに相当する、
MORE BEAUTIFULみたいなこのMOREに相当するPLUSという単語がフランス語では使われますよね。
PLUSという単語、プリプラス形容詞の言及というふうに、
少なくともラテン語から発展したフランス語では言いますから。
であるならばやはりなぜMORE型にならなかったのかという。
そうしましたら、主に焦点を3つに当てながら順番に話をしてきたというふうに思います。
だいたいこの辺りでいいんじゃないかなという。
ラテン語比較表現というだけで、これだけ盛り上がることができました。
今日ゲストにお迎えいたしました三里さん。
収録に参加されて感想を伺いたいと思いますけれども、いかがでしたでしょうか。
今日は自分のザックバランとした質問からも3個も項目を見つけていただいて、
それを自分一人では堂々巡りしていたような内容もすっきり皆さんと話しながら理解できたので、大変勉強になりました。
36:05
ありがとうございます。
勉強になりましたとおっしゃってくださいましたけれども、
私の方もラテン系比較表現というのは、もちろん比較の文法には必ず出てくることなので、
頭にはありはしたんですけれども、まさかこのなぜ3単元と絡めて出すことできないよなというふうには思っていたんですね。
そしたらやはり三里さん目の付けどころが、ちゃんとこのなぜ3単元の記述を踏まえての疑問という形で出してこられたので、
私はまずそれに驚きまして、ゲストにお迎えして大変良かったなというふうに思いました。
今日はどうもありがとうございました。
ありがとうございます。
三人での議論では、また2人ではない、さらに深く議論ができたというか、すごい充実した時間になりました。
また三里さん、ぜひタイミングが合えばお願いできたらと思います。
よろしくお願いします。
そうしましたら、これでエンディングとしたいと思いますけれども、
まさに今回もまたこの作戦会議を踏まえて、私がホッタ先生に持っていく質問、
ぜひ練り上げて、後でテキストの形でいただきたいと待っておりますので、よろしくお願いします。
今回も河上さんに後は託しますので、よろしくお願いしますね。
今日はお二方とも収録どうもありがとうございました。
ありがとうございました。
エンディングです。
今日も最後まで放送を聞いていただきましてありがとうございました。
まさにゃん、河上、そして今回は三里さんも加わってのなぜ三単元のなぜを考えようお届けしました。
比較の話題で来ましたかということなんですよね。
私は本番までこの比較の話題で来るということは聞かされていませんでしたので、
本番は収録前からドキドキなんですよね。
これ前回のなぜ、三単元のなぜ、こちら聞いていただくと、
張り詰めた緊張感の中で収録が行われたということもよくわかると思うんですね。
そして今お聞きいただいたこの作戦会議の最初の方で河上さん述べられていましたが、
河上さん自身もピリピリしたヒリヒリした感じを思い出すということでしたね。
私初めてこの作戦会議の様子を聞いた時に、
39:01
こういう趣旨でこの質問が出来上がってきた、
組み立てられていったのかということをよく納得できました。
本番で最初に聞いた時のどうやってこれに答えようかなという即席で考えている時を思い出すことがよくできるんですが、
その時はどういう意図でこの質問が出たんだろうかということも合わせてですね、
頭をフル回転させていたのを覚えているんですね。
作戦会議のこの30分長ですか、ぐらいですか。
この中で3人によって組み上げられて整理されたものだったのかというとですね、
これはなかなか容易な質問ではなかったなというふうに今から振り返って思う次第なんですが、
皆さんいかがでしたでしょうかね。
実は今日のお聞きいただいたなぜ三種目のなぜを考えようの中で、
もうお三方がですね、かなり議論を進められていますよね。
ですので次にですね、また日を洗って本番、私が川上さんプラス2名のですね、
いわば研ぎ澄まされた一本ノックを受けるみたいな、そういう趣旨が本番だったんですが、
これも合わせてですね、聞かれると、
リツナーの皆さんもこの比較についてものすごくよくわかるというか議論できる準備がですね、
できるではないかなと思うんですよね。
はい、こちらですね、もう今日の会議だけでも十分に議論が進んでいるということで、
私大変面白く聞かせていただきました。
お三方ありがとうございます。
そして最初にですね、今回の質問のきっかけを作ってくださった三里さんですね。
ここまで広がって議論が展開していくとはですね、
本番の様子も知っている私からするとですね、
驚きなんですが、この最初のQを与えてくださったということですね。
本当にありがとうございます。
そしてシリーズを回していただいているまさにゃん、そして川上さん、本当にありがとうございました。
またですね、これはシリーズということですので、今後も続くことになるかと思いますが、
ぜひですね、お二人、そしてまたプラスアルファのメンバーが現れるかもしれませんけれども、
ぜひですね、心してノックを受けたいと思いますので、
ぜひ続けていただければと思います。
そしてリスナーの皆さんからもですね、今回のコメント欄に関連する、
42:07
あるいは今後のこの聞かせてシリーズでですね、聞いてみたいなという話題などもありましたら、
ぜひ気軽に投げていただけますと、もしかしたらまさにゃんと川上さんに採用されるかもしれないということですよね。
そしてなぜ三単元という本そのものもですね、大変今のところご好評いただいておりますので、
まだお読みでないという方はですね、手に取っていただければと思います。
全国のリアル書店にて、目撃マップ企画というものも、このなぜ三単元関連企画として掲げております。
まだまだ続いております。
皆さんに街と書店の名前を添えてですね、なぜ三単元が置いてありましたよと書店での目撃情報を私に寄せていただくということなんですね。
そういう企画です。寄せていただきますと、私がGoogleマップの方にピンを立てていきます。
日本地図をなぜ三単元で埋め尽くす。
もう全都道府県埋まってるんですけれども、もっと密度濃くですね、ピンを立てていきたいという趣旨で続けております。
こうすることで英語史をお茶の間に広めていきたいと思っているわけなんですね。
リスナーの皆さんにもぜひご協力いただければと思います。
それでは今日も皆さんにとって良い一日になりますように、英語史研究者のほったり打ちがお届けしました。
また明日!
43:41

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