カタラジョのフェス体験
スピーカー 1
カタラジオショーツ
スピーカー 2
テンション高いね
スピーカー 1
高いよ、もう深夜テンションですよ
スピーカー 2
はい、じゃあ今日もやっていきましょう
スピーカー 1
最近どうですか?
いやー、この深夜テンションで思い出したけど、最近この深夜にライブに行ってきたんですよ
スピーカー 2
深夜にライブに行ってきたんですか?
スピーカー 1
そうそうそう
スピーカー 2
この年で
スピーカー 1
この年で
スピーカー 2
大丈夫?
スピーカー 1
大丈夫、全然大丈夫なんだけど
あの、9時に始まって、朝6時に終わるライブって参加したことある?
スピーカー 2
ストイック
でもね
ないって言いたいとこだけど、あるわ
スピーカー 1
ある
スピーカー 2
ソニックマニア、サマソニの前夜祭
スピーカー 1
はいはいはいはい
スピーカー 2
夜通しやってましたね、あれ、今年の夏行ってきたんですけど
スピーカー 1
質問変えようか
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
あの、フェスなんだけど、フェスに参加してるアーティスト、一人も知らないフェスに参加したことある?
スピーカー 2
ないです、それはさすがに
スピーカー 1
俺は、9時に始まって、朝6時に終わる、かつ、主催のアーティストすら知らない、集まるアーティスト一人も知らないライブに参加してきました
スピーカー 2
なんだその物好きをって感じ
スピーカー 1
なんですけど、なんでそんなライブ行ったんすか
あのね、俺の友達で、野田ラジオを紹介してくれた俺の医者の友達がいるんだけど
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
彼は、毎回俺に、すごい面白いコンテンツを提出してくれる人間で
スピーカー 2
おぉ面白い
スピーカー 1
もう彼の、提出してくれたものに参加したら、無条件で絶対面白いのよ
とりあえず、このフェスのこと、全管轄祭って言うんだけど、全管轄祭行こうぜって言われて、もうよう分からんけど、おぉ行こうって普通に言ったみたいな
スピーカー 2
へぇ面白いじゃないですか
スピーカー 1
そう、俺だけで参加して、で結局その…
で結局その、場所もさ、すげぇ場所で、川崎にある千鳥公園って分かる?
スピーカー 2
分かんない
スピーカー 1
あの、羽田空港第3ターミナルから、タクシーで10分ぐらいの、あの工業地帯の、川崎の工業地帯のど真ん中に
スピーカー 2
へぇ、あのいわゆる工場夜景とかが見えるような
スピーカー 1
そうそうそう、周りなんもなくて、もうアクセスもクソ悪いみたいな
下山さんのフェス
スピーカー 1
場所はいはい
に、夜集まって
しかもクソサニーなのよ、あの11月の半ばの夜中だから
海沿いで
めっちゃ寒い
スピーカー 2
へぇ、え、その側の話はいいんですよね、なんの、なんのフェスに行ってきたんですか?
スピーカー 1
あ、ね、あ、そうそうそう、あの主催が、下山さんっていうアーティスト
スピーカー 2
おぉ、下山、分かりますよ、僕は
スピーカー 1
分かる、それほんと分かる
スピーカー 2
下山は、マニアックか、マニアックか、えっと
多分
なんていうジャンルなんだ、一応ロックですよね
ロックだね
ロックバンドなんだけど、あの比較的思想強めのロックバンドですよね、下山はね
スピーカー 1
そうそうそうそう
スピーカー 2
うん、で、えっとフロントマンがあれですよね、マヒトゥーザピーポーだよね
スピーカー 1
よく知ってんな、マヒトくんね?
っていう、マヒトさんっていう人なんだけど、で、このフェスで俺何がそのそんなに俺もなんか共感した?てか
何がそんなに心揺さぶったかというと
スピーカー 2
おぉ
スピーカー 1
あの、この人その、始める、フェス始まる前のホームページにめっちゃ大幻想語書いてるのよ
スピーカー 2
はいはいはいはい
スピーカー 1
で、一部抜き出すと
スピーカー 2
おぉ
スピーカー 1
全感覚祭を始めなければ、そんな気持ちが山彦のように静寂の底から私を駆り立てる
取れてしまった助成金の消化が目的で主催の意思が最後まで見えない
フェスの名前で
うん
三発
同じようなメンツが並び
バズった曲で手を振る
軍隊のような集団意識を誘うつまらないステージ
うんざりだ
音楽を舐めるなよ
祈りはそこにあるか
全感覚で問いかける
スピーカー 2
この言葉に
スピーカー 1
俺は打たれて
何見せてくれんだ?って思って
ここまで書くからには
じゃあ、そのマヒトさん言おうって
マヒトザピーポーさん言おうって
ここまで書くからにはあんたは全く知らない俺の心を打ってくれよって思って
俺はそういう気持ちで
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
そういう風に言ったの
スピーカー 2
その喧嘩を受けて立つみたいな感じですね
スピーカー 1
俺はあんたら知らんけど
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
全く知らんけど
とりあえず俺は金沢から川崎まで行くからよ
俺の心を揺るがしてくれよっていう気持ちで言ったの
スピーカー 2
ほう
スピーカー 1
超揺るがされたやばい
なんだこれはと思って
スピーカー 2
めちゃくちゃいいじゃないですか
スピーカー 1
そう
いや、雰囲気がまずすごくて
真冬のその周りに何もない甲状夜景の島みたいな場所で
炊き出しやってるわ
うん
そのチャリティの炊き出しやってるわ
なんかわからんけど泡踊り踊ってるわ
いろんな人が
もうなんか不思議な本当に空間で
うん
そこでこう宗教家みたいに
その赤い服着た下山の5人のメンバーが集まって
いきなりそのなんていうかこう
心に刺さる
新たな体験と寿命の延長
スピーカー 1
なんか宇宙にトリップするような曲を歌い始めるわけよ
もうなんだこれみたいな
もう特殊な経験をしてました
めちゃくちゃいいですね
洗脳されそうになった
スピーカー 2
ええ、祈りはありましたか
スピーカー 1
あったあった
でも気づいたら俺は祈ってた
スピーカー 2
それどういうラインナップなの?その下山のメンバー以外は
スピーカー 1
えーと
えーとね
全然知らないんだけど
なんかラッパーがいたりとか
なんだろうなんか
いやどういう集まりなんだろうな
調べてもないんだけど
なんか普通にロックバンド
スピーカー 2
はいはい
スピーカー 1
まあ下山さんと
多分氷になるロックバンドなんかな
全然知らない
スピーカー 2
いいねその知らないまま帰ってきてる感じが
よりいいですね
スピーカー 1
そうそうそうそう
とりあえず何も知らんけど
とりあえずいいフェスだった
また参加したい
来年も参加したいなって思うようなフェスだったから
スピーカー 2
すげーなー
そうそうそう
いやだってもうこのご時世にさ
知らないところに行くみたいなことってさ
あんまどんどんなくなってきてるじゃない
スピーカー 1
あそうだよね
スピーカー 2
もうピンポイントでさ
何なら自分の知ってる人以外行きたくないみたいなさ
風潮さえある
スピーカー 1
そうそうそうそう
それこそタイパコスパじゃないけどさ
わかるよわかる
スピーカー 2
知ってる映画ですらさ
いいとこしか見ないみたいなさ
スピーカー 1
あそうそうそうそう
スピーカー 2
なんかそんな世界がある中で
スピーカー 1
言うのをぶっ壊そうと思って
スピーカー 2
真逆だね
そう
スピーカー 1
あのー
要はなんか俺結局
昔から若くいたい
死にたくないっていう願望がさ
あるでしょ
スピーカー 2
言ってますね
この田中の
スピーカー 1
でその結局ジャネーの法則って法則があって
人間ってこうどんどんどんどんこう
年取るにつれて
あのー
死ぬまでの
年取るにつれて
時間を感じる間隔が短くなってるっていう
スピーカー 2
はいはいはい
スピーカー 1
1歳の時の1年と
30から31歳の1年は全然違いますよ
スピーカー 2
うんうんうん
スピーカー 1
それを打破するには
日々新しい体験をすることだっていう風に言われてて
だから俺は結構そういう意味でも
そういう意味不明なめちゃくちゃな体験を
進んで飛び込んでいくようにはして
スピーカー 2
いやーそれめちゃくちゃ大事なことだよね
スピーカー 1
要は長寿の秘訣だよこれが
スピーカー 2
そうだね
そうかもしれない
スピーカー 1
三角的な
スピーカー 2
なんかその気持ちはすごいわかりますね
なんかその年齢
うん
1年過ぎの早くなったわって
言いたくないってなった時に
スピーカー 1
うん
スピーカー 2
やることは
経験の多様さを増やしていくっていうことでしかないよね
スピーカー 1
そうそうそうそう
だからもう
子供はやっぱりこう
全てが新体験だから長いのかなと思って
スピーカー 2
うん
スピーカー 1
だからできる限り新体験を
スピーカー 2
こう
うん
スピーカー 1
盛り込んでいこうかなっていう
考えに基づいて
スピーカー 2
めちゃくちゃいいじゃないですか
スピーカー 1
健康寿命とかじゃなくて本当に精神的な寿命を
伸ばしていこうっていう考えに基づいている
スピーカー 2
最近は確かに
それめちゃくちゃいいな来年呼んでよ
来年あるようなやつ
スピーカー 1
行こう行こう
スピーカー 2
なんで呼んでくれなかったの
ミヒンってキャンプ行ってなかったっけ
そうだったかもしれない
呼ばれたんだわ呼んでくれたんだ
スピーカー 1
行かないって話もしたんだけど
ぜひ来年彼もすごい面白いから
ぜひ
ミンティも最近
ライブ行ってきたでしょ
スピーカー 2
この話の後にこっちのライブの話聞く
マジで
いいけどライブ行ってきましたよ
久々でもないけど
最近やっぱそのね
ソロであるアーティストのライブに行くみたいな
ケースはしばらくなかったんで
久々に行ってきましたけれど
ちょうどね
去年
1年前2022年
で
サマーソニックで
初来日した
マネスキンっていうバンドがいるんですけど
ご存知ですね
スピーカー 1
もちろんイタリア語で月光みたいな
意味のバンド
スピーカー 2
イタリアのバンドでデンマーク語で月光
って言うんですよ
スピーカー 1
結構知ってる人でも
イタリアのロックバンド、アネスキンの登場
スピーカー 2
月光してるのすごいね
イタリアのロックバンドなんだよね
まずこれがびっくりじゃん
スピーカー 1
あんまりいない
スピーカー 2
あんまりいないどころか
直近のバンドはほとんどが
イギリスかアメリカかみたいな
スピーカー 1
そうだよね
世界的な
スピーカー 2
かつもっと言うと
世界のロックシーン自体がめちゃくちゃ縮小してて
世の主流はヒップホップか
みたいな
世界になってきてる中で
ロックバンドとして
しかも超正当派なロックバンドとして
アメリカでもなく
イギリスでもないイタリアから
ポッと登場して
彼らは要はイタリアに
ロックシーンっていうものがなかった
ライブハウス
立つことさえままならなかったから
路上で鍛えたんだと
ストリートパフォーマンスから入って
あるヨーロッパの
イタリアの番組かなんかで
フィーチャーされて
ヨーロッパのショーを取って
ドンドンドンと
アルバム出した瞬間に
結構広がっていったみたいな感じではあるんですけど
そういうロックバンド
みんな25歳以下とかだよね
めちゃくちゃ若くて
スピーカー 1
アネスキンは何がそんな人の心を掴む?
音楽は何?
音楽性?
スピーカー 2
んーとね
あのー
音楽っていろんなパターンがあると思ってて
ジャンルとかって意味じゃなくて
音楽性にはいろいろな種類があると思うんですけど
アネスキンの音楽は
あのこれは僕の個人的な見解ですけれど
あのすごく野生的なんだよね
ブルータルであると思っていて
何かこう賢く考えて
あっ知的な歌詞だねみたいな話もあるじゃない?
言葉遊びが面白いとかっていうのもあるんだし
あとキャッチーだみたいな話もあると思うんだけど
そういう要素が一部ないわけではないが
まず多分初めて聴いて
名前も知らなくて顔も知らなくて出身も知らなくて
いきなり行ったとしても絶対にこうなんていうか
スピーカー 1
乗れる?
スピーカー 2
乗れるとかじゃなくて
来る?
スピーカー 1
あっそうなの?
スピーカー 2
グッと来るみたいな
そういう音楽なんですけど
すごいね
山上くんが多分そのゲームで
下山のフェスに行ったときに感じたものと
多分重なる部分があるだろうなと思って
スピーカー 1
なるほどね
アネスキンの音楽性とパフォーマンス
スピーカー 2
どちらかというとその全感覚祭だよね
そのフェスはね
スピーカー 1
全感覚寄りなわけね
スピーカー 2
全感覚寄りというか
どっちかっていうとその何か
知性とかに訴えかけてくるとかじゃなくて
普通にこの野生に訴えかけてくるみたいな
スピーカー 1
どっちかっていうと祈り
祈りはあるかみたいなスタンスなわけ
どっちかっていうと
スピーカー 2
祈りはあるかっていう煽りさえ
もはや立ち現れてこない
スピーカー 1
なるほど
スピーカー 2
やらないみたいな感じの
スピーカー 1
祈ってるみたいな気づいたら
スピーカー 2
そうそうそうそう
スピーカー 1
なるほど
スピーカー 2
っていう感じのタイプのライブで
こんなもの見たことないみたいな
ものをちょうどその1年前のサマーソニックに行ったときに
見せられまして
スピーカー 1
そうか見てるんだ1回
スピーカー 2
見てる1回見てるのが2回目なの
だから来日のタイミングで毎回見てることなんで
1回目から見てるっていう感じなんですけど
本当に良かった
本当に良かった
スピーカー 1
本当
スピーカー 2
何が良いってもうなんかさ
本当に王道なのよ
だからその230年前だったら
それこそレッドゼッペリンとかクイーンとか
そういう存在であり得たぐらい王道なんですよ
スピーカー 1
クイーンとかそういう感じのあれなんだ
源流というか
スピーカー 2
そう音楽性がというよりはアティチュードが態度がそう
スピーカー 1
いいね
じゃあもうまっすぐ音楽に向き合ってるわけね
スピーカー 2
そうでそれぐらい王道でかつすごい動員をしているようなバンドなんだけど
スピーカー 1
うんうん
スピーカー 2
その
音声はめちゃくちゃシンプルで本当にメンバー4人なんですけど
ボーカルいてこのメインボーカルギター弾かないボーカル単体でギターいてベースいてでドラムいて以上
スピーカー 1
4人なんだ
スピーカー 2
最小構成じゃんこうやって
スピーカー 1
もうクイーンと一緒だな
スピーカー 2
そう
スピーカー 1
なるほど
フレディギター弾かないみたいな状況で
なるほど
スピーカー 2
ですごいのは全部演奏をあれ多分えっとね打ち込みの
トラックとか一切使ってないと思うんだよ
スピーカー 1
あそうなんだ
スピーカー 2
このご時世にそれって結構珍しくってロックバンドでさえストリングス流しますとか
ビート入れますとかやるじゃない
スピーカー 1
やる全然やる全然やる
全くやってないと思うあれ多分
あそうなの
スピーカー 2
本当にあの場に立ってるあの4人から出た音しか鳴ってないっていう
スピーカー 1
えそれすごくない
スピーカー 2
ライブなのよ
スピーカー 1
えそれめっちゃすごくないそれ
スピーカー 2
この2023年において
スピーカー 1
それをでけえとこでででかい箱でやるってことでしょ
スピーカー 2
それをしかもそれを例えばなんか
キャッパ1000人とかのライブハウスでやりますとか
キャッパ300人のライブハウスでやりますだったらわかるじゃん
普通にキャッパが満タン位の箱で
まあ満はいってないのかな
でもそのホールだよねいわゆる
ホール公演でそれやるんですよ
スピーカー 1
いやかっこよすぎやな
スピーカー 2
そうでやばいんですよそれがパフォーマンス
スピーカー 1
いやあ行ったなそう
スピーカー 2
これはそう単独でももうマジで行く価値あるし
単独だからこそだけどもちろん
スピーカー 1
また日本来るのかな
スピーカー 2
来てほしいよね
まあでも今ちょうどワールドツアーの最中で
スピーカー 1
はいはいはい
スピーカー 2
今日本のタイミングでっていう感じなんですけど
スピーカー 1
いやすごいな
スピーカー 2
多分ねまだね神戸公演のねSS席のチケットはまだ残ってるらしい
スピーカー 1
そんなまだ日本ちゃんと回ってくれてるんだ
スピーカー 2
うんまあでもあの最後の一公演だけだけどね
東京三拠点と東京三公演と神戸一致公演だけの4本なんだけど
スピーカー 1
シビアだね
スピーカー 2
そう最後の一本まだ残ってる
スピーカー 1
あほんと
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
予定見てワンチャン行こうかな
スピーカー 2
行ってみたら行ってもらいますこれはもう
本当に良かった本当に良かった
スピーカー 1
いやちょっとそこまで言うのは気になるねちょっと本当に
いや行ってみますわ
スピーカー 2
いやーっていう感じでもう完全に全感覚的にわーってな
スピーカー 1
やっぱ音楽はね感覚というかあの何も考えずに心震えるのが一番いいよね
スピーカー 2
もうそれがもうベースだね本当にって思ったね改めて思ったね
スピーカー 1
言葉かけない
スピーカー 2
そうなんか何言ってるとかじゃないところでもうすごいっていう
まあ歌詞もいいんだけどね
スピーカー 1
ちょっと聞いてみます
ということもねみんなで全感覚的に音楽を楽しみましょう
そうですね
スピーカー 2
という話でございました
ではでは今日はここまでです
ありがとうございました