00:01
スピーカー 2
カタラジオ!
スピーカー 1
意志と企画者が揺るぐカタラの概念獲得リアリティ番組。
カタラジオの時間が、今週もやってまいりました。
ゆる信仰のミントと、
スピーカー 2
フェシャリー担当の山上です。
スピーカー 1
はい、よろしくお願いします。
スピーカー 2
はい、お願いします。
スピーカー 1
いやいやいやいや、山上さん。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
前回のアフタートーク、自由主義の女神、めちゃくちゃ面白くなかったですか?
スピーカー 2
面白かったね、あれね。
やっぱカタラジオ、初のガチのお勉強会ってことで、
ちょっとこのね、思想について学んでみてどうでしたか?
っていうのが、自由主義の女神の内容だったわけですが。
スピーカー 1
はいはいはい。
いやそうだよね。ちょうど前回が、
世界はリバタリない vol.2ということでね。
レベラルとリバタリアンは何が違うのかというテーマで、
ちょうど今日もね、読んでいきますけれど。
自由を巡る四つの思想の系統について、
勉強していこうじゃないかという回だったわけですけれど。
そのアフタートークをね、
YouTubeで聞いてる方はもしかしたらお馴染みないかもしれないですが、
カタラジオチョーズというですね、
ポッドキャストコンテンツで、
振り返りをしながら、くっちゃべってたわけですけれど。
なんかあれだよね、ちょうど四つの思想領域が登場して、
それこそ僕らのね、スタンスどう取るみたいな話に。
及びつつ、個人の思想と、
世の中はどうあったらいいのみたいな思想との間の関係に、
ちょっと隔たりあるよね。
税金の話とか。
スピーカー 2
そもそもね、
そもそも山上は思想が嫌いだって最初自認してたわけだけど、
実は全然思想は嫌いじゃなくて、
政治は好きじゃないけど思想は好きで、
自分の思想は結構テクノリバタリアンに寄ってるんだってことがわかったっていうことを、
自分でわかった小説だったよね。
スピーカー 1
はい、確かにね。
気づいていくプロセスだったよね。
スピーカー 2
そうそうそうそう。
まさに概念獲得?
スピーカー 1
まさに、確かに確かに。
一方でね、山上くんの中にある、
レベラル的な要素はどこに引っかかるのかみたいな話も、
なんかちょろっと触れられたじゃない?
それこそ、家燃えたらどうするみたいな話とか。
スピーカー 2
そうだったね。
スピーカー 1
そういう気づきも含めてね、面白かったなという感じだったね。
スピーカー 2
俺がミンティーに言われて気づいたのが、
俺の周りにいる人は結構リバタリアンが多い気がするなって話から、
俺は勝手に日本人はリバタリアンが多いって誤解してたけど、そうじゃなくて、
たまたま医者っていう属性上リバタリアンみたいな人が多くなってるだけで、
実は日本全体で見たら、
レベラルも多いんじゃないかっていう素敵なミンティーからもらって、
スピーカー 1
ハッとした瞬間はあったね。
たしかにね。
昔、昔って言ってお前いつの時代の人間って感じですけど、
昔前の言説なんかを見るとね、
エリートはリベラルであってしかるべきみたいな、
03:03
スピーカー 1
そういう風潮さえ感じられた時代もあったんじゃないかなと思って。
スピーカー 2
リベラル、リバタリアン。
リベラル、リバタリアン。
スピーカー 1
つまりだから、
勉強して優秀になった暁には平等な社会を作ろうじゃないかみたいなね。
そういう流れが一部ではあったように聞いておりますけれども、
そういうところからするとね、
スピーカー 2
やっぱりもう一世代も二世代も回ってるのかなっていう感じがあるよね。
時代の方がね、
変遷とともに思想のメインストリームの思想も変わってきてるってことなのかね。
スピーカー 1
いやー本当ですよ。
だから僕らはなんか今、
もしかしたらテクノリバタリアンがあるかもしれないみたいなさ、
そういうスタンスでこの本を読んでるわけですけど、
例えば50年後、100年後にこのポッドキャストあるいはYouTubeは残るわけじゃないですか。
そうすると、
スピーカー 2
この時代のスタンダードからしたら、もしかしたら僕らは過激思想を持ってるというふうに見せられる可能性があるわけですからね。
コミュニタリアンがメインになってる可能性もあるからね。
スピーカー 1
いやーそうですよ。
世間体を大事にしないなんてけしからんみたいなさ。
スピーカー 2
共同体主義。
ネオ共同体主義が生まれてる可能性があるからね。
スピーカー 1
いやー本当ですよ。
みたいに思想は移ろっていくものなのでね。
ぜひ前回聞いてない方はね、
前回の本編、そしてポッドキャストで配信されてるアフタートークのショートですね。
自由主義の女神という回があります。
ぜひぜひ聞いていただけたらなというところですね。
スピーカー 2
ポッドキャストと本を合わせて聞いてもらうことで、
カタラジオに対する理解が深まるというか、
2倍楽しめるように構成しておりますので、
ぜひそちらの方も聞いていただけると嬉しいです。
スピーカー 1
ぜひぜひ。
ポッドキャストの方が配信数も多いので、
ぜひぜひよろしくお願いします。
ではでは早速本編の方に入っていきましょうか。
本日もズバッと決まりました。
世界はリバ足りないということで、
ここからはですね、特集でございます。
前回、前々回に引き続きまして、
世界はリバ足りないということですね。
今回の特集テーマはテクノリバタリアンという、
これはある種政治思想の位置形態ということになるわけですけれども、
カタラジオで初めて政治思想に切り込んだ特集ということですね。
冒頭でも触れましたので、
この辺りはさらっといきたいなと思いますけれども、
僕らの特集ではね、いつもテーマ本があって、
それを読みながら僕らの考えというのを少しずつアップデートしていく。
概念獲得していくと。
そんなラジオになっているわけでございますけれど、
今回読むのは、
作家橘明さんが記された、
テクノリバタリアン、
世界を変える唯一の思想というですね、
文春新書から出ている本を扱いますよということですね。
06:01
スピーカー 1
どんな本なのかと言いますと、
イーロン・マスクさんやピーター・ディールさんなどですね、
今は世界経済に大きな影響力を持つ人物の思想、
これをですね、高い数学能力に裏打ちされた
テクノリバタリアンというふうに呼ぶんだそうですと。
この思想系統というのはですね、
どんなものなのか、
これをひも解きながら、
目的としてはね、
現代を読み解く一冊みたいな、
そんな感覚でね、
ザーッと読んでいけるといいのかなと、
そんなふうに思ってますよというところですね。
面白いですね、この本ね。
スピーカー 2
面白いよね。
本当に俺はもうまさに目から鱗で、
耳から鱗なのか分からないけど、
全く自分の知らなかった教科を学ぶような、
中学3年生が高校に入って物理を学ぶときのみたいな、
ああいう斬新さがあったね。
スピーカー 1
なるほどね、面白い比喩ですね。
要はこれまでタッチしたことなかった領域にちょっと踏み込むみたいな。
スピーカー 2
知らない学問領域に切り込んで、
今、理解深めてますっていうような、
まさに小学生の気持ちに立ち帰って頑張っております。
スピーカー 1
いいですね。
この特集の第1回、第2回聞いてくださってる方はね、
山上くんからもシェアありましたけれど、
山上くんはね、冒頭でもお伝えした通り、
政治嫌いなのではないかというところから入ってるんだよね。
スピーカー 2
ポッドキャスターでもね、
政治嫌いって回があるぐらいのね。
スピーカー 1
そうなんだよ、そうなんだよ。
そもそも今回の特集との相性どうなのみたいなところから入りですね。
前回この4つの政治思想を30分で理解するというですね、
パート0を読んでいったわけですけれど、
これが結構面白かったんだよね。
スピーカー 2
しっかり心掴まれましたよ。
やっぱりね、体系的に説明してくれれば一応理解できる素養は持ってるんだなって気づいたんですよ。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
嫌いなもんでも、
もう嫌いじゃなくなったんだけど、
嫌いなもんでも一応教科書を図に書いて図示してくれれば、
一応理系の人間だから理解はできるなっていうところから、
理解できれば、
面白く思えてくるんだなってことは当たり前だけど、
基本的な学問の、
学問というものに関してやっぱり深いな学問っていう気づきがありましたね。
スピーカー 1
体系だって学ぶとね、やっぱりちょっと言い方変わってきますよね。
スピーカー 2
そう、謙虚に学ぶみたいなことを久々にした気がする。
スピーカー 1
なるほどね。
スピーカー 2
本当にそれこそ不尊等平になってた気がする。
別にこんな自分の知らないところに関しては学ばなくていいやみたいなスタンスでいた気がするけど、
久々に謙虚にちゃんと本当に学ぼって気持ちで学ぶと、
スピーカー 1
すごく面白く理解することができました。
なるほどですね。
不尊等平久々に聞きましたけどね。
僕らの自己紹介に昔、今も書いてるかね。
書いてる書いてる。
スピーカー 2
不尊等平でね。
書いてる書いてる。
スピーカー 1
どっちもいいやついねえじゃないかみたいな自己紹介なんですけども。
そうそうそう。
まあまあまあそれは置いといて。
でもあれだよね、このさっき理系文系みたいな話が出ましたけど、
09:02
スピーカー 1
扱ってるテーマは極めて文系的なんだけれど、
この書き手の橘さん、すごくクリスピーなテキストと言いますか、
なんかこうカラッとしたね、理系っぽい感じの文章を書かれる方でね、
これもまた国民よく読めるなという感じがありますよね。
スピーカー 2
この図紙の仕方とかまさに理系の人がよくやりそうな、
政治を巡る四つの立場の図とか、これもなんか理系的な、
数学の教科書にでも載ってそうな図だからね。
こういうのもたぶん我々の頭に飛び込んでくる、すみませんが高いんだろうね。
スピーカー 1
確かになんかね図表がちょっと理系的ですよね、空間的あるいは平面的に表現するとかね。
そういったとこ面白いね確かにね。
スピーカー 2
はい。
スピーカー 1
ということで前回の振り返りもそこそこにというところでありますが、
今回どこを読んでいくのということでですね、
いよいよパート0を出してパート1に入ってくるわけですけれども、
今回はもしかするとね、パート1にして本丸なんじゃないかなというところで、
ズバリそのものというタイトルついてますけども、
パート1マスクとティールということでございますね。
スピーカー 2
電気だね、今回は電気。
スピーカー 1
いやまあ電気だね、電気でありつつご存明の人物でもあり、
かつ現在進行形でツイッター買収しただの、ロケット打ち上げるだの、
トランプの資金援助してるだの、いろんな話題が持ちきれずに取り上げられるということですけれど、
どうですか山上くん無事読めましたか?
スピーカー 2
山上 もちろん読んで、むしろ最初この本先週の収録の時点でパート0、1をなんとなくさらっとさらってあって、
これパート0は全然わかんないけど1はまあ俺でもわかるわと思ってたけど、
今もはやこの0みたいに概念獲得のまま続けてくれた方が面白いのにぐらいに思ってしまってる自分がいる。
スピーカー 1
なるほどなるほど、むしろストーリーになっちゃったからね。
スピーカー 2
いきなりだから軽度が変わったなっていう印象。
スピーカー 1
確かにね。それこそ1個前の特集のネガティブケイパーの冒頭を思い出しますよね、このストーリーから入ってくる感じ。
スピーカー 2
そうだね、キーツ、シズンキーツの話だよね。
スピーカー 1
そうですよね、そのあたりもし聞かれてない方は是非前の特集も聞いていただければと思います。
ということで早速ね、ちょっと勉強会から出して、改めてこの本のもうおそらく主人公ですよね、マスクとティールはね。
スピーカー 2
まあまさにテクノリバタリアたちだからね、この人らがね。
スピーカー 1
いやそうそうそうともいえるこの2人のストーリーね、ちょっと身を委ねていきましょうかというところでございますね。
スピーカー 2
はい、いきましょう。
スピーカー 1
ではでは早速本編を見進めていきましょう。
改めまして今回ものはパート1、マスクとティールということでですね、ちょっと今日はね物語調なのでストーリー読んでいきたいんですけれど、全体の見取り図あった方がわかりやすいかなということで、まずはじめに僕の方からざっくりね、こんなパートだったよっていうのをね、1回さまってから始められたらいいかなというところですね。
12:21
スピーカー 2
お願いします。
スピーカー 1
今回はもう言わずと知れた有名人であり、現代を代表する企業家でもあるイーロン・マスクさん、それから本書で初めて知った方もいらっしゃるのかなというところですが、投資家でありペーパル立ち上げたティールさんですね。
スピーカー 2
ティールとともにペーパル立ち上げたレブチンさんっていう3人がこのショーでは登場するということで、彼らの物語を追いかけながら、そもそも本書のテーマでもあるテクノリバタリアンっていうのがどんな人種なのかっていうのをケーススタイリー的にインストールしようじゃないかというのがね、このショーのメインテーマになってくるかなと思います。
スピーカー 1
で、筆者によればというところですけど、この3人っていうのは単に頭がいい天才なわけではなくてですね、ある種の同類なんじゃないかっていう問題提起がね、このショーを通じてなされるわけですよね。
で、その同類であるがゆえんと言いますか、その特性こそが彼らがテクノリバタリアンであるゆえんであり、彼らの会社を単なる成功じゃなくてまた一つ飛び出すようなですね、とんでもない大成功に導いた理由なんじゃないかなということで考察が深められていくと。そんなショーになってるよということですね。
そしてね、このパートの締めくくりには、彼らが抱えている課題とか問題意識っていうのはね、いかに一般的な大衆感覚とかかけ離れているかみたいな。
それこそね、我々のこのラジオの通送提案で死にどう向き合うかみたいな話題もちらっと出てくるのでね、ちょっとこの辺りもつまみ食いしながら読んでいければというところですけれど、どうですか。改めて全体を一旦まずは振り返ってみるというところでいくと。面白く読めた?
スピーカー 2
面白いね、面白いし、普通に興味があったからさ、イーロン・マスクってやっぱり何だろう、俺の中の印象では何か数年前から突然名前が上がってきた著名人っていう印象なわけよ。
スピーカー 1
なるほどね、一般目線からするとそう。
そうそう、4,5年前までは別にイーロン・マスクって知らなくて、最近やたらこの人をスペースXの打ち上げとかテスラとかで、俺そこら辺の文脈で知るようになったんだけど、なんかよく聞くなこの人と思ったらいつの間にかツイッター買収してて、今この人多分時が人なんだろうなと思ってたから、その人の反省を知れたのは嬉しい。
そうか確かにね、ちなみにさ一番最初にマスクの名前聞いたのって何がきっかけだったかとか覚えてます?
15:03
スピーカー 2
あ、めっちゃ覚えてるめっちゃ覚えてる。研修院の時は2017年に、前一緒にご飯食べた精神科のドクター覚えてる。横浜で食べた。彼の奥さんが企業ではないけど普通にサラリーマンなんだけど、彼の奥さんが信奉してる人がイーロン・マスクなのよ。
イーロン・マスクをめちゃくちゃ信奉してるのよ。初めて彼に妻紹介するわって言って、いまだに覚えてる。図書館の辺りで会ったんだけど、その時にめちゃくちゃイーロン・マスクについて熱く語られて、その時俺知らなくてイーロン・マスクを。
そんな人がいるんだ、へーへーみたいな。で調べたら、テスラの人ね、はいはいはいってのが俺のイーロン・マスクの、だから2016年ぐらい。たぶん初めて知ったのは。
スピーカー 1
なるほどね、面白いですね。その入り口は印象的に。
スピーカー 2
俺の中ではイーロン・マスクはすごい強烈なインパクトとともに、桜の木のストーリーとか桜と一緒にひもづいてすごい記憶してるんだが、エミニティとかどうなの?イーロン・マスクを初めて知ったのいつか。
スピーカー 1
今自分で聞きながら、俺全く覚えてないなと思って、いつの間にかマスクさんがいる世界に生きてるなっていう感覚で、で僕個人の興味でいくと、そもそも車好きなんだよね。
車好きだから、そもそも車業界に新しい彗星のごとく現れたテスラという会社があって、しかもニコロテスラの名前を冠していて、電気自動車で。
かつテスラも入り口面白くて、今でこそセダン中心とする乗用車のイメージありますけど、これ多分戦略的なはずなんだけど、一番最初にテスラのロードスターっていうスポーツカーからその電気自動車を作り出したんだよね。
そのアプローチがすごい戦略で、日本だとそれこそ電気自動車とかハイブリッドとかってプリウスのイメージがあって、エコでお財布に優しくてみたいなイメージがちょっと先行するみたいな、そんな感覚さえあるんだけど、マスクは全然違うアプローチで、電気自動車ってめちゃくちゃ加速やべえんだぜみたいな。
そういう世界観から入ってきたっていう人のイメージがあって、そもそも風雲地的な現れ方してるような感じですけど、それでも多分2010年代以降だと思うんだよね。僕がはっきり認識したのは。
スピーカー 2
そうだね。火星の話ね、この本にも書いてあるけど、人類を火星に移住させるのが夢だって話をその時に俺聞いて、おいマジそんなやべえこと考えてる人いるんだっていうのもすごい衝撃的だった。マジでそんなこと考えてるやついるんだっていう。
18:04
スピーカー 2
今思えばそれがテクノリバタリアンとの出会いっていう話だと思うんだけど、俺の中でいう、テクノリバタリアンってことも知らないからやべえ奴いるんだ、科学の力でやべえことしようとしてる奴がいるんだっていうふうに俺は思ったから。すごく衝撃的だったな。
今回のこのストーリーも出てきますけど、SFっていうテーマが出てきたりするけど、結構だから本当にね、SFを地で行くような人たちじゃないですか、テクノリバタリアンの人たちって。これはそんなの無理でしょみたいな。
そうそう。そういうことをやっていく人たちっていうのは結構面白いですよね。
で、ピーター・ティールに関してはそもそも全然俺知らなかったから、こんな人なんだっていうのを思いつつ読み進めて、最後そのタナとの話、死をめちゃくちゃ恐れてたどってるっていうくだりで、ピーター・ティールにすごい俺は共感してるっていう状態だね。
スピーカー 1
なるほどなるほど、そうかそうか。ヤマガミ君はちょっとね、この回初めての方もいらっしゃるかもしれないんで説明しておくと、僕らがずっと言ってるタナ取るっていう概念があって、これ何かと言うと死を恐れる、自分はいつか死ぬんだってことに自覚的になって恐ろしい感覚になるみたいなこと言ってますけど、
その感覚に対する僕ら二人のアプローチも若干違うんだよね。僕がどっちかって言うと、やっぱりその認識がなくなるみたいなことそのものが怖いみたいな感覚だし、ヤマガミ君自体は存在がなくなるとかね、自分という人生が終わっちゃうことに対して怖さを持ってるみたいな話があって、その克服の方向性として、それこそ意識を抽出するとか脳だけ保存しておくみたいなことがヤマガミ君的にはありなんだよね。
スピーカー 2
ヤマガミバイオロジーじゃなくてさ、別のヤマガミにさ、植物って何だっけ、何かあったじゃん、そういう話が。
スピーカー 1
あったあった。ありましたね、AIヤマガミみたいなやつだよね。
ヤマガミ そうそうそう。
移植するやつだよね。
ヤマガミ そうそうそう。
そういうのを結構自で考えてるんですよね、このティールさんはね。
ヤマガミ いや面白いよね。
そうそうそう。みたいな、そういうスケールで物事を考えてるのがそもそもテクノリバリアなんだっていう。
スピーカー 2
ヤマガミ 期待しちゃう、すごい。俺のこの棚とはさ、俺はもう医者っていう職業だし、多分そういうデカい会社、これから持つ可能性もあるけど、現状別にそういうデカいスキン力だったりさ、そういう会社持ってないから、俺は夢見ることしかできないけど、
もしかしたらこのティールさんは、俺が今思ってる死への不安を、莫大なスキン力と莫大なエネルギーで克服してくれるんじゃないかっていう、そういう期待を、なんかむしろ、すごいピーター・ティールにトースしたいぐらいのテンションになってしまうよね。
スピーカー 1
なるほど、だいぶ大げさなことを言ってますけど、なるほどね。いや、わかるわかる。感覚すごいわかる。確かに。っていうようなね、人物、マスクさんやティールさんというところですが、彼らの出自をね、今回ちょっとまずは追ってみようじゃないかっていうのがね、このショーの始まりなんですよね。
スピーカー 2
日付で言うと、それこそ2000年代初頭とかの話だよね。2000年9月みたいな日付が出てきたりしますけどね。 結構最近なんだよね。
21:00
スピーカー 1
まあ結構最近とも言えるし、まあでもとはいえ、それこそ何だっけ、アマゾンができたのとかもその頃じゃない?2000年前後とかだと思うから、まあそれでいくと古いっちゃ古いよね。もう20年以上前だからさ。そういう時代の話。
スピーカー 2
こういう電気系でさ、電気系のその洋装式の話とかで2000が出てくるのはちょっとなんか、俺らもちょっとそっから始めた。 確かに。今の時代だよね。 もうついにそういう時代になってる。そうそうそうそう。 確かに確かにそうだね。まあそれはおっしゃる通りだね。そうですよね。で、ちなみにマスクさん、ツイッター買収してXにしたじゃないですか。 あ、したね。
スピーカー 1
マスクはねっからXが好きだっていう話なんですよね。 そっから始まるんだよな。 そうそっから始まるんだ。最初に作った会社がX.comってこれ知ってた? あ、全然知らなかったこれは。 X.comっていう会社。これを一番最初、一番最初なのかな?マスクが最初に作ったのがこのX.comっていう会社なんだよね。
で、一方のピーター・ティールさんっていうのはさっきのレブチンさんと2人でPayPalっていうサービスを運営してる会社を立ち上げたんだけど、この2つのサービスは実はほぼ時を同じくして世に出るんだけど、ほとんど同じようなサービスだったと。
これ何かっていうと、メールを通じてメールみたいなやり取りで完結する個人間の送金サービスだったんですね。つまりオンライン上で今で言うところのね、それこそPayPayとかLINE Payみたいなのを使って個人間の中でやり取りするってかなり一般化しましたけど、当時はその方法がなくて、それをそのサービスを経由でできるようにするっていうのを走りみたいなサービスをマスクさんはX.comで。
ピーター・ティール・レブチンはPayPalでやってた。そういうことなんですよね。最初ティールさんの話から始まって、ティールさんのイメージってね、あんまりない人も多いかもしれないけど、そのPayPalの創業者であり、今は投資家としてもそこに流しられてるし、一番最初に世の中に名前が出てきたのは、シリコンバレーってね、かなり民主党支持者が多い地域として知られてるわけですけれど、
シリコンバレーにいながらにして共和党のトランプさん支持するという表明をトランプが最初に立候補したタイミングでやっていて、それこそ影の大統領みたいなところで知られてたよっていうのがね、アンティールさんの直近の活動っていう感じですよね。
このあたりは何か意外と日本国内にいるとあんまり知らないストーリーだったりするかもしれない。
そんなところでいくと、もともと法律勉強したんだよね。さらにもともというと哲学系の勉強もしたって話なんだよね。でも放送の道にまず行こうとして、そこを諦めて、1990年代後半ちょうどITバブルがめちゃくちゃ波に乗ってたみたいなタイミングで、ITベンチャーに投資しようということでファンドを立ち上げたっていうのが彼の今のキャリアのスタートみたいな。
24:24
スピーカー 2
その時にそれこそ、ひょんなきっかけで接点になったマックス・レブチンっていう人がいて、この人がペーパルの原型のアイデアを持っていて、ここで意気投合して、そのアイデアに投資できんじゃんってなって立ち上げたのがペーパルっていうサービスだったっていう。そんな経緯でティールさんはペーパルを作ることになったんですよね。
スピーカー 1
ヤマガミ君的には面白かったじゃないですか。数学クイズの話題が面白かったですよね。
スピーカー 2
これは面白かったな。俺もこれに着目してたけど、暇つぶしのために数学クイズを出し合うっていう。レブチンとティールは、暇な時間があったら、その暇な時間を何にするかというと、お互いに数学の問題を出し合って解かせ合うっていう。これ懐かしいな。実面出していいのかな。
ヤナギ君とかださ。これよくやってたなと思って。
これは自分も経験がある。彼と結構、小学校の時も塾が一緒で、5、6年生。中学行ってからもスタッフしてたわけだけど、彼と結構こういうくだらん頭使うようなクイズ出し合ってますってことをしてたなって確かに、これはすごく共感できるんだよね。
スピーカー 1
鉄くんのリバタリアン候補者だった。
スピーカー 2
そうだね。
スピーカー 1
ヤナギ君は。
スピーカー 2
そうそうそう。だから同類である、自分たちが同類であることを確認していたって表現があって、これだと思って。俺確かに。
スピーカー 1
確かにね。
スピーカー 2
あの時俺はなんであんなことをしてたんだろうって。確かにね、それを見ててさ、周りの同級生でお前ら何やってんだ、変態じゃんとか言うやつもいた。そうやってやゆるやつもいたけどさ。
これは、この本の言葉を借りると、二人はこの奇妙な会話によって自分たちが同類であることを確認していた。あ、なるほどと。
そうそうそう。
スピーカー 1
いやそうだよね。だからそれこそ、中学時代とかそういうのはあるよね。そもそもね、スーパージャンプ大会してた人たちとかもそうだよね。
スピーカー 2
ちょっとスーパー、あ、あれね。
スピーカー 1
ネッションのね。
スピーカー 2
ネッションのね。はいはいはい。
スピーカー 1
練習所でスーパージャンプしてた人たちとかもちょっと空気感近しいですよ。
スピーカー 2
会話ね。練習所会話ね。
スピーカー 1
学ん残っちゃってる感じですけど。
まあね、ティールさんとレブチンさんの関係はそういう感じだったね。ここにもね、ちょっとね、テクノリバタリアの影が見えるなって感じがしますよね。
スピーカー 2
そうね、そうね。
スピーカー 1
一方のマスクさんの方ですけれど、マスクさんもうちょっと幼い頃のストーリーもあって、小学校ではね、体が小さくていじめられてたみたいな話があったりとか、別にみんなと仲良くしようと思ってなかったみたいなストーリーが少し紹介されたところで、心が躍ったのはSFでしたというところで。
27:10
スピーカー 1
世界を救うために戦ってる、それこそパンツ一丁とか変な格好してるのに世界を救おうと戦ってるスーパーヒーロー。
彼らに心が躍ったのだということですね。で、このタイミングで世界を救うみたいな、そういうある種の大言壮語みたいなことに対してビビっとくみたいな、なんかそういうね、ストーリーが乗っかってきてまして。
ここでね、結構面白いのは、それこそ僕もそうだなと思いながら読んでたんですけど、シリコンバレーとか聞いたとき、それこそカリフォルニアンにあるシリコンバレーみたいな、そういうイメージがあるじゃないですか。
そうするとやっぱりジョブズを筆頭に、時代背景的にもヒッピーカルチャーの香りがあってとか、それこそなんて言いますか、東洋思想だヒッピーだなんだみたいな、なんかそういう世界の印象が一般的にはあるんだけれども、
実際にシリコンバレーで活躍してる人たちの大半かどうかわからないけど、多くの人は、例えばSFとかアニメみたいな、そういったサブカルの申し語なんだみたいなね、そんな話がね、この冒頭で語られたわけですよね。
スピーカー 2
だからこれ面白いのは、世代が変わったような話を言ってるんだよね。ジョブズ時代は、確かにヒップホップの、たぶん俺もヒップホップやってるけど、歴史に詳しくはないんだけど、当時の1960何年とかのアメリカはヒップホップカルチャーが対等してたんだけど、
スピーカー 1
ヒッピーカルチャーね。
スピーカー 2
ヒップホップじゃないのこれ。
スピーカー 1
ヒップホップじゃない。
ヒッピーカルチャーです。
それはヒッピーだから、それこそタイマスって、フォルクスワーゲンのバーストに乗って、みたいな。
そういうのヒッピーって言うじゃないですか。
スピーカー 2
なるほど。ジョブズが若かりし頃はたぶんそこの影響を受けてたけど、この2000年初頭とかのこのマスクとかティールが若かりし頃は、俺らと一緒だよね。アニメとかをすごい見てたから、それを実現しようっていうふうに。
それをリアルにテクノロジーで実現しようっていうふうに思ってるっていうのが面白いよね。
スピーカー 1
僕のイメージで言うと、スターウォーズにめちゃくちゃハマってるオタクみたいな、そういう世界観とかと、シリコンバレーのエンジニアとかのカルチャーって重なってるんじゃないかなっていう勝手なイメージがあったりするけどね。
そういうふうにちょっとずつ、西海岸のカルチャーが転換してったんだよっていう、そんな話ですよね。
スピーカー 2
確かに、俺とミンティの現体験であるアイロボットの映画みたいのも今もう実現されてるわけじゃん。
スピーカー 1
本当だよ、そうだよね。
スピーカー 2
俺らは別々に行ったわけだけどさ、あそこでアイロボットみたいな世界実現したいって言って卒業後に行ってた可能性もあるわけじゃん。
30:04
スピーカー 2
行ってた人が今で言うティールだったりマスクだったりするのかなっていう。
スピーカー 1
確かに確かにそうだよね。
だから彼らが要はある種ジョブズラの世代の次の世代の人たちとしての同類だったんだよっていう話がここでね紹介されるわけですけど。
さっきねそれこそマスクとティールはそれぞれX.comとペイパルっていう別々のサービスをやってたよって話があったと思うんだけど。
実はねこの2社が合併するっていう大きな出来事があるんですよね。
これは両方のやってるサービスが同じ内容を扱ってるじゃんということで競争するんじゃなくてより大きな1社になってむしろもっとそれ以外の会社との競争力もあそうじゃないかということでマスクが最大の株主になってCEOになるというようなことが起きますと。
ただ面白いのが彼の今のスペースXとかテスラの経営手腕を見ていても似たようなところを感じるところではありますけれど非常に強引な経営方針だったということで4ヶ月でCEOを解任されると。
これが2000年の9月ということでここからマスクさんとティールさんはちょっと別れるわけですけどまた次の機器がマスクに現れるんだよね。テスラの運転資金がギリギリになってスペースXに投資してもらわなきゃいけないみたいなタイミングでティールがそこに出資することでまた領利を戻すみたいなそんなストーリーがここでは紹介されてましたね。
スピーカー 2
マスクはすごい厳しい人なんだよね。自分にも人にもすごい厳しさを求めるような人でこのやり方に結構ついていけない人たちが辞めていったりするみたいな感じで書かれたけどね。
スピーカー 1
そうなんですよ。ちょっと先取りになりますけどマスクが自分自身のことを異次元の拷問を自分に課しているみたいなすごい面白い言葉がありました。
スピーカー 2
それでも俺になりたいかみたいな。マスクになりたいって言ってる人に対してそれでも俺になりたいのか。俺はいつも異次元の拷問を受けてるぜっていうふうに言ってるんだよ。
スピーカー 1
いやーおもろいよね。マスクさんが他人に対して厳しいとかそういう話じゃなくてそもそもマスクのスタンダードが異次元であるっていうことなんだよね。
スピーカー 2
そうだね。厳しいとかじゃないんだよ。
スピーカー 1
そうなんだよ。誰かにキツく語ってるとかじゃなくてそもそも彼が持ってるクライテリアがちょっとおかしな水準にあるみたいな。
スピーカー 2
デフォルトで。
スピーカー 1
そういうことが語られてましたけどね。いずれにしてもこういう話題があるような間柄だったんだけれど、なんで彼らが敵対する関係になったりとかしつつもこういう合併したりとか投資したりされたりみたいな関係性でいられるのかというと、
この裏側にもさっきもちゃんと出てきた道理だからだよっていうそういう共通部分があるんじゃないかというのはここから先のストーリーのちょっとフックになってるよというところですね。ここまでがマスクさん、ティールさんの創業物語みたいなところなのかな。
33:14
スピーカー 1
どうですか?なんか知らないことも結構いっぱいあるよね。
知らないことだらけだね。ティールさんの会社とかも全然知らなかったし、そうなんだと思いながら。道理っていうのはこの人たちはテクノリバタリアンですよってことなんだよな。
そのテクノリバタリアンであるがゆえみたいなところがどういう要素になって形成されているのかというのがここから先の話題に入っていくわけですけれども、セクションで言うとシステム可能と共感能みたいなタイトルがついているセクションあたりからがちょっと色が変わっていくタイミングかなというところですね。
スピーカー 2
ここではIQの正規分布っていう話が登場するんですけど、正規分布って言って山上くんはパッとわかると思いますけど、正規分布って何ですか?
偏差値っていう概念がありますよね。偏差値50って言って言うと、だいたいなんとなくイメージ分けますからね。例えばクラスで平均点を取る人たちっていうのが偏差値50だと思うけど、そこら辺に偏差値50あたりに一番人口が多いのよ。
だいたい偏差値40から60くらいまでの間に、プラマイ10くらいの偏差値の間にほぼ全ての人口が入って、抜きに出てめちゃくちゃいい偏差値80とか偏差値20とかはポンポンと外れつとしているみたいな。そういう分布をグラフとして書いたのが正規分布だ。
だから当然この偏差値40から60の間で50を頂点としてこういう柔らかなベルカーブっていうか真ん中を上に上がって下に下がっていくような、上に凸の二次関数っぽい曲線を描くのが正規分布ですよって話。
スピーカー 1
ありがとうございます。今これ絵出せるかな、編集で絵出しとければ。
スピーカー 2
出しましょうか。
スピーカー 1
正規分布ってベルカーブと呼ばれる曲線がありますけど、要は中央値なのか平均値なのかあれだけど真ん中に多くの数字が出現するよっていう分布を表した図なんだよね。
で中央に行けば行くほどよりその分布というか登場する頻度が上がるから盛り上がっていって、で外れ値になればなるほど登場する頻度が減るので下がっていく。それは多い方もそうだし低い方もそうだし、それが真ん中を境にある種左右対称しめとりなカーブに分布するというのが正規分布という話ですね。
36:09
スピーカー 1
この分布が何についての話かっていうと、今回はIQの話だったよね。その能力分布、いわゆるIQって知能指数って言われてますけど、この知能指数の分布っていうのもおそらく正規分布してるんだろうという話なんだよね。
ただこれって知能指数にもいろんな能力があって、その中のいくつかの能力にはトレードオフがあるんじゃないかっていう話題がここで問題提起されると。
スピーカー 2
脳のキャパが一定だっていう考えのもとにこの話を進めていくってことだよね。
スピーカー 1
そこで一個トリガーとなってるのが、このさっきの同類にも少しヒットする部分かもしれないですけど、マスクが自分のことをアスペルガー傾向があるっていうふうに自称したということですね。
これは一般的に自閉症と言われるような傾向性を持ってんじゃないかっていうふうに自分のことを言ってるということですね。
ここと紐付けて、さっきのトレードオフ関係っていうところに言及した研究者がいて、これが発達心理学のサイモン・バロン・コーエンさんという人ですね。
この人は専門が自閉症の研究だったというところですが、何と何がトレードオフなのかっていうことについても言及しました。
具体的に言うとシステム可能と共感能っていう二つの能得性があって、この二つの機能っていうのはトレードオフなのだと。
だから両方を高いレベルで両立するっていうのはなかなか難しいんじゃないかっていうのを唱えたのがこのコーエンさん。
スピーカー 2
これは面白い。
スピーカー 1
これなんか面白いのさ、反共感論とかともちょっと重なるよね、この話。
スピーカー 2
これまさに浄土的共感とか出てくる。
民主的共感と浄土的共感に関して触れてるじゃん、この本も。
だから反共感論のあの分抜いて、反共感論における独自の理論じゃないんだなってことにまず俺は驚いた。
スピーカー 1
確かにね。これまでの話が繋がってきたなっていう感じがある。
というところですよね。
スピーカー 2
だから反共感論ってあれ、普通に学問として俺ら学んでたんだってことをこの本で知った。
あれこの学問知ってるじゃんっていうふうに俺思った、これ読みながら。
スピーカー 1
確かにね。反共感のときは何だっけ、道徳心理学だったっけね。
そうそうそう。
専門はね。なんかちょいちょい出てくるよね、道徳心理学とかね。
この前の、前回のときには何だっけ、倫理の基礎づけみたいな話で出てきましたよね。
そういう心理学者の知見がね。
だから思想は結局その道徳問題にどこかで結びつくんだみたいなところはちょっと今回面白いなと思ったところ。
そうなんだよね。
ちなみに山上くんはシステム可能と共感能って言われたらそれぞれどんなものだっていうふうに読みました?ここで。
39:08
スピーカー 2
システム可能っていうのが、簡単に言うと物事のパターンを一瞬で捉える力、パターン認識力。
簡単に言うと問題解決能力がすごく高い、ポジティブキーパービリティーにすごく触れてる能力のことをシステム可能というふうに呼んでて。
共感能がネガティブキーパービリティーというかというとそうではないけど、
共感能は要は認知的共感なんだよね。過去の我々の作品聞いてほしいんだけど、共感能っていうのは認知的共感力が高いってことなんだよね。
相手の気持ちにそのまま心を移すんじゃなく、相手の気持ちが何を考えてるか分かる力っていうのが共感能なんだよ。
だから過去の我々の特集の言葉を借りると、システム可能はポジティブキーパービリティーで、共感能は認知的共感力が高いっていうその認識で俺はいるけどどうだろうか。
スピーカー 1
そうだよね。そんな気はする。このシステム可能と共感能をそれぞれさっきのIQみたいな指標で言い換えると、システム可能の方はSQ、これQなんだっけ?クォーシェント。
スピーカー 2
どういう意味なんだそれ。
スピーカー 1
割り算の答えのことね、小。小のあまり。
スピーカー 2
あ、そうなんだ。
スピーカー 1
クォーシェント。でも指数ですね。
スピーカー 2
クォーシェントとかと語源が同じなんだけど。
スピーカー 1
確かに。1個がSQ、これは多分システマティッククォーシェントだね。さっき出てきたシステム可能を表す指標です。
もう1個のEQって最近結構よく聞くんじゃないかなと思いますけど、エモーショナルクォーシェントですね。
共感力が高いとか。なんかそれこそ最近ね、人事とか採用文脈でもEQの高い人取ろうみたいな、たまに言われたりしますけど。
そうなんだ。
なんか賢いだけじゃダメだみたいな。
スピーカー 2
それって実際に採用の時、試験会なんかで測れるの?それって。
スピーカー 1
EQそのものを測るのかわかんないけど、EQが高いっていう言い方がある程度一般的に通用する概念になってる気がする。
スピーカー 2
今当時で言う、俺らぐらいの感覚で言うコミュ力高い人はいいよねって、そういう感覚で使ってるっていうことかな。
スピーカー 1
そうそう、コミュ力をもうちょっとリテール化して具体化した概念としてEQっていうのを言われてるような感じがありますよね。
スピーカー 2
EQニヤギイコールコミュ力だってこの本でどっかで定義されてるじゃん。途中で。
スピーカー 1
だからこのコミュ力は僕結構ちょっと脱線するけど地雷だなと思ってて、
日本という単一民族におけるコミュ力とそれから他民族国家であるアメリカとかにおけるコミュ力ってちょっと質的に違うなっていう感覚があって、
42:04
スピーカー 1
この著者が言ってるコミュ力っていうのはバックグラウンドが違ういろんな多様な人たちが集まった時のコミュ力のことを指してるから、
どっちかというと本質的なEQに近いような感じはなんとなくするけどね。
これはもう完全に脱線だけどね。日本におけるコミュ力ってどちらかというと乗り合わせる力みたいなさ、そういうイメージが近いけど。
空気読み力?
そうそうそう。ここで言うコミュ力って空気関係なく相手の背景とか押し測ってコミュニケーション取れるみたいな、そういうスキルな気がする。
ちょっとね、2話と違う気もするけど、すごい大事なところ脱線し合いましたけど、要はこのEQ、共感能とSQ、システム可能っていうのがトレードフだって言ったのがこの講演さんだよということですね。
さっきの同類の話になるんですけど、この人ここでこんなこと書いて炎上しなかったのかなって思いながら読んでたんですけど、
シリコンバレーに集まる天才に共通するパーソナリティに自閉症傾向があるっていうことを言ってんすよね。
スピーカー 2
言うてるね。
スピーカー 1
これはなんか結構な言い切りな気もするけれど、そういうデータもあるんだと。
スピーカー 2
傾向だからね。自閉症ってスペクトラムだから、完全に信頼つくものでもないから、傾向があるって言っては傾向があるのかなと思って読んでた。
スピーカー 1
そうだね。でも言わんとしないことはわかるんだよね。要はどういうことかって、MITみたいな工学歴集団にはSQ、システム化の能力、つまり論理力とか数学能力の高い人が集まりやすいよねと。
それは得てして自閉傾向とある種相関があるものだと。そういうことを言ってるわけですよね。これはなんかおもろい指摘だよね。
確かに結構ね、際どいところ探ってると思うけどね。
MIT側はそれを隠蔽しようとしたみたいな話も出てきてましたけど、本当かよって感じですけど。
でも要はさっき山上くんがシステム化の方の説明の時にも使ってくれた通り、パターンを認識してそれを追求したりとか、あとシステマイザーって言葉が出てきますけど、
要は特にサイエンティフィックな領域、もしくは工学領域でもいいかもしれないけどにおいて、特定のパターンを見出すみたいな能力がやっぱり科学法則とか物理法則の発見にすごく寄与するし、なんなら器用で成功するみたいな文脈でもすごい役立つじゃんみたいな。
そういうことがすごくばっくりくくると語られてるんですよね、ここではね。
この人の定義からいくと、ハイパーシステマイザーっていうパターン認識を見つけるのがすごい上手い天才たちは、絵でして認知的共感をできないっていう、そういうことを言ってた。
そうだね。だからシステム化能力が高すぎるが故に共感能がないっていう、そういうことですね。
45:01
スピーカー 2
そうそうそう。
スピーカー 1
なるほどって感じですよね。
スピーカー 2
俺も脱線するんだけど、ミンティー俺はこの本でいう小魅力がある方だと思う。どう思う?
スピーカー 1
その話題を振りたいなと思ってたんですけど、なんか世間体とかクソくらいじゃんみたいな話は、どちらかというと共感能を損ねていてシステム化能よりなんじゃないかっていうような見方はできる気がする。
スピーカー 2
俺多分ね自分のことハイパーシステマイザーよりだと思うんだよ。この本読んでると。
たぶんパターン見つけるの得意だし、たぶん自他ともにも認めるポジティブケーヴァベリストだし、問題解決能力を高い方に振ってる人間だから。
俺はたぶんハイパーシステマイザーよりなんだなと思うんだけど、なんか小魅力が高いっていうふうに評価されることがちょくちょくあるの。
特にもうちょっと若い頃とかすごい小魅力があるみたいなことを言われてた頃があって、なんでなんだろうって考えたんだけど、たぶんこれ俺のちょっとおもろい議論だと思うと聞いてほしいんだけど、
俺のSQ、システマイズする能力を人間関係に全不利して、心の動きをパターン認識できるようになったんだなっていうふうに俺は結論する。
スピーカー 1
俺それでもちょっと似たようなこと言おうと思ってた。
似たようなこと言おうと思ってたっていうのは、これも完全脱線ですけど、直近それこそ、ジェネラティブAIと呼ばれてるようなAIが発達した背景には、
コミュニケーションを統計的に処理するっていう方法によって、人間の会話模倣できるんだっていう、そういうことにターンを発するAIの進化があったと思っていて、
チャットGPTの返答が共感的なのかっていう議論は結構面白いと思ってて、あの回答って共感的な回答をパターンの中から生成してるみたいなことなんだと思うんだよね。
だからそのSQによってEQを補うみたいなことが実現できるっていうのが統計的に対応するっていうことなのかなっていうのを思いながら今の山上くんの問題提起を聞いてました。
スピーカー 2
まさに俺は本当に根っからのSQ折りというかAI気味な人間だから、たぶん自分のコミュ力はSQで折りになった。要はすげえ脱線するけど、マッシュルってアニメ見たことあるんだっけ?ブリンバンバンのやつ。
スピーカー 1
いやマッシュルは主題歌しか知らないんですけど。
48:15
スピーカー 1
僕もたぶんポジショニング山上くんと近いと思ってて、この件に関しては。僕は共感のじゃないと思ってるんですよ。自己認識で言うと。
だけどインターフェースはそんなことないんだと思うんだよね。たぶん対話してたら。で、その時に自分が何をやってるかなって思った時に、それこそ統計的にこういうふうに言われたら嫌なのかなみたいなことを自分の中で処理してる可能性があるなっていうことを思ってたんだよね。実はずっと。
だから山上くんの指摘は俺もそうやなっていう。こういうふうに言われたらこういうふうに返そうみたいなのを自然とわかるというよりは過去の経験の蓄積によってコミュニケーション保管してるような感覚がずっとあるみたいな。
スピーカー 2
Nを増やすことによって。コミュニケーションの現場にたくさん出てた頃の方がコミュニクがあったと思うし、出なくなったら急に下がるし。やっぱり本当に自分にとってのコミュニケーションのSQを人間関係に振るかどうかっていうそこの意思決定によってかなり変わってくるなっていう。
スピーカー 1
そうだよね。あとこの話題をここで出していいか知らないですけど山上くんの一時期のいろんな女子に出会いまくってた頃の話とかまさにそういうことじゃない。統計的にいろんなケーススターディングをすることによって。
スピーカー 2
そうそうそう。もう頭の中で勝手にフローチャートできてて、これが来たら次はこれを言えば多分いい反応されるからって。じゃあその時が次これって。もうまさにあれはもう弁学の。
SQを鍛え上げればそれこそゴリ押しで全ての事象を解決できるんじゃないかと思ってるし、それで今まであんまり解決できない、これ無理だって思ったことがそんなにないかなっていう人間だろう。
スピーカー 1
この話題結構面白いなっていう気がする。意識の話の時とかも哲学的ゾンビっていうの出てきたじゃない。覚えてます?中身がすっからかんで意識の心の動きみたいなものがない人の皮をかぶったゾンビみたいなのがいたとして、その時に外見から見た時にそいつが哲学的ゾンビかどうか、つまり中身の心が動いてるかどうかをジャッジできるのかっていう議論があったと思うんですけど、
その議論とこの共感論の議論めちゃくちゃ近いなと思ってて、本質的に共感して大丈夫って言ってるのか、それともこの条件でこのパターンの時には大丈夫って言っておくのが妥当だろうって言ってるのと違いってどれくらい違うのみたいな話になると思ってて
51:17
スピーカー 1
そう、それを言うと多分俺はかなり哲学的ゾンビによってると思うんだけど、今の大丈夫で思い出したけど、今俺の2歳半の娘は普通に、全然別にコミュニケーションとかの現場の馬鹿相は踏んでないはずなのに、俺が言ったそうな顔をすると大丈夫ってくる。だからあれはEQだ
スピーカー 2
そう、あれはEQなんだよ。でも俺は普通にダサんで大丈夫って言ったりするから俺はSQなんだよ。だからどんどん歳を重ねるにつれてEからSにシフトしていくのかなどうなんだろうね
スピーカー 1
それはちょっとあまりにもNが少ない断定な気もしますけど、でもそういうこともあるかもしれない。面白いですね。だからこの2つがトレードオフだっていうことをバロンさんに伝えようっていう話。それからもう一個炎上思想のネタをぶっ込んでいって、一説によりますとMIT卒業生の子供の10%が自閉症ではないかという統計があるという
スピーカー 2
急増してる
スピーカー 1
これは通常の発症率ってだいたい1、2%だと言われてるんだけど、そこからすると優位に高いよねという話で、これは結論かどうかというよりは言説の紹介みたいな感じですけど、そういう傾向を持った人が集まってるからこそそういう人が再生産されやすい傾向にあるんじゃないのみたいな、そういうことを言っていて
スピーカー 2
前提として遺伝するみたいな、自閉症傾向は遺伝するって話があってからの同類交配を行ってるから自閉症傾向になる人が増えてますよって話なんだよね、この人が書いてるのはね
スピーカー 1
そうそうそうなんだよね、それが正しいかどうかは去っておき、これもちょっと議論の種になるなと思ってちょっとだけ広げると、僕らこのラジオを始めた時の一番最初のテーマが種の起源、つまり進化論だったじゃないですか
スピーカー 2
あの時に進化はどういうものを起点に起こるのかっていう話をちょうど追ってたと思ってて、進化も結構統計的なものじゃない
スピーカー 1
その時に環境に最も適応的なものが残りますよっていうことを示したのがダーウィンだっていうのをね、この特集シリーズの一番最初の回でやったのでぜひ聞いてない人は聞いていただきたいなと思うんですけど
その時に出てきた考え方として発端の種っていう考え方があったよね、発端の種が定常的な、いわゆるそれこそ自閉症みたいなのもそうだけど
定型発達とそうじゃないやつみたいな言い方をするんだよね確かねこういうのって
54:03
スピーカー 2
定型か非定型かみたいなのでスペクトラムの度合いを表現するみたいなことがあるはずなんだけど
このプラマイ2SDから外れてるみたいな
スピーカー 1
そうそうそう、統計的にどれくらいの幅の中に収まってるかっていうので定型か非定型かみたいなことを定義する
スピーカー 2
身長とか体重とかも含めてね
スピーカー 1
そうそうそう、ただのクライテリアの話なんだけどさっきの進化論の話でいくと発端の種って非定型側の人たちのことだと思うんだよね
まさにそうだ確かに
発端の種がある環境においては非常に適応的で発端の種同士が交配することによってその発端の種だった特性形質っていうのが
より強化されて進化するみたいな話があるとするとこれってある種進化じゃねえみたいなことが言えるんじゃないかってちょっと思ったんですよね
スピーカー 2
いやおっしゃる通り確かに自閉症の人が増えてるっていうのは将来的に2000年後3000年後には自閉症の人がメインの世界になってる可能性が全然あり得るってことだよね
スピーカー 1
そうそうそうだからこのSQと言いますかシステム能を持ってることによってビジネス上なのか知らんけれど
何かしらの環境下において非常に強い競争特性を持てるんだとすると他の形質を持った個体よりも生存しやすくなるよねみたいなことが言えるかもしれないよってことだよね
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
っていうのがちょっとおもろいなと思いながらつまりその優位に他のグループと比べて発症率が高いという統計があるよっていう話がここでは紹介されてるという話でしたね
スピーカー 2
ここでふと思ったのがまたちょっと話が戻るかもしれないけどマスクとかティールとかそのSQスーパーなにハイパーシステマイザーたちはさ
さっき俺とミーティーの持論でいくとEQすら補えるはずじゃんこのSQのパターンでそれはもう本人の意思でやってこなかったので
別にそのEQの方に振るぐらいだったら普通に自分の本職にSQ振った方がいいわっていうふうに判断してやってたっていうことなのかな
スピーカー 1
いやでもあれじゃない必要な場面ではEQに振ってたんじゃない結果
スピーカー 2
ああそういうことか
スピーカー 1
EQに振ることに興味がない場面では振る必要がないっていうジャッジをしてたんじゃないかっていうただのこれは累推でしかないですけどね
スピーカー 2
確かに俺も自分に例えるとコミュ力ある状態とない状態を使い分けることはできる
その要は本当にコミュニケーションを取りたい人っておかしいけどちゃんとしなきゃいけない場ではコミ強になることも多分できる
逆にすごい不機嫌になってむすっとして周りを突っ張るような状態になることもあるはあるから
その時は多分俺EQ低い人間って思われてるに違いないからだから自分の中でSQの比重を変えることはできる気がする
スピーカー 1
それはあるよねでなんとなくこのラジオやるときのモードってさそれこそ不審闘兵でやってますみたいな話もそうだけどさ
57:03
スピーカー 1
どちらかというとEQスイッチを振れる場じゃないですか
スピーカー 2
そういうことだね
スピーカー 1
これを言って相手が傷つくかなみたいなことをそんなに考えずに思ってることを垂れ流せるシーンだから
その意味ではある種EQを切ってコミュニケーションできるっていう同類の括りがあるのかもしれないね
スピーカー 2
それすごい良い表現だねSQ全部ラジオだねこれ
スピーカー 1
結構でも世の中のコミュニケーションの7割8割方はやっぱEQ切ると事故るっていうそういう社会システムじゃないですか
スピーカー 2
そうなんだよねいきづらいね
スピーカー 1
だからそこを切れる場面としてカタラジオは非常に機能している可能性はあるんですね
スピーカー 2
だからもう睡眠みたいなもんだ常に動いてるのが休まないと次の日に立ち行かないっていうののシステムがあると思うけど
だからこれはある意味EQを睡眠させているというかさ
スピーカー 1
いやそうだね確かに確かに片脳ずつ眠る遠距離飛行する鳥みたいな感じですよね
スピーカー 2
すごいいい例えだ
今の話が意外とその次のねこのマスクのキャラクター経営スタイルにさ結構影響があるよって話がその後の話で続いてまして
スピーカー 1
マスクさんは非常に飽き性で安定が嫌いですよという話なんですよ
一般的に経営者理想的な経営っていうのはリスクをなるべく排除してなるべく引き返せるようにして
安定的な経営をしましょうっていうのが理想的な経営というかその経営を安定させるという意味ですごく大事だよね
なんだけどマスクさんは真逆でリスクが大好きで態度をどんどん立って安定すると病むっていう特性をお持ちですよということで
これをさっきねちらっと先取りで言っちゃいましたけど異次元の拷問を自分に課しているみたいな話はまさにこのスタイルのことなんだけど
これって今の話をちょっと引っ張ってくると完全にEQ切ってんだよね
エモーショナルな部分を振った状態でいかにこのシステマティックな方に振った結果このスタイルになったかみたいな
そういうことなのかなと思って再生することができるかもしれないなという感じですよね
スピーカー 2
だからもうSQだけでいけるような職場というかEQ切っても働けるような現場で働き続けてきたってことだよマスクさんは
そうだよね逆にだから周りの人はヒーヒー言ってるってことだよね
言ってんだねだからすごい
スピーカー 1
言ってんだと思うんだけどそれを受け入れてでもこの人と働いたら面白いっていうぐらいぶっ飛んでるから面白い
スピーカー 2
すごいすごいすごい
スピーカー 1
そうなんだよなこのあたりの流れは結構面白いというか一般的な書籍だと触れづらい領域ですよね
これを言っちゃうとちょっとまずいんじゃないのみたいなところに半歩ぐらい踏み込んでるっていうところが結構ね
1:00:02
スピーカー 2
蹴り込んでるよね
スピーカー 1
スリリングで面白いところですよね
スピーカー 2
まあでもSQEQっていう話で傾け理屈で考えるとこの話がすごい理解しやすくなるね
スピーカー 1
そうだよね確かに確かにそのSQEQっていうのもある種人間の持ってるパラメーターの一つでそれが何というか結構個体差があるものだよっていうのは多分多くの人が認めることだと思う
それをこの議論に展開するのは全然変な話じゃないかなという感じがあるよね
そうだね
というマスクさんの話もありじゃあ彼のようなスタイルをみんなが真似できるのかという話で要はマスクさんになりたいですかっていう話ですけど山上くんどうですかなりたいですか
スピーカー 2
俺はでもねあの意外となんかぶっ飛べる人間だと思うからその全然意外となってみてもいいかなって思う
スピーカー 1
意外と俺はマスクだと
スピーカー 2
マスクかもしれないマスクかもしれないけど拷問を課せる自分に異次元の拷問を課せる今でこそぐだぐだ生きてる
例えばマスクと比べるのも本当におこがますが例えば受験勉強とか論文を書くとか何かが決まればたぶん拷問を課せるタイプだから
なるほどね
でもその代わり俺自分に決定的にないのはない能力はクリエイターする能力だから何かを与えてくれればそこに向かうエンジンは積んである気がするだから
なるほどなるほど
そう拷問を課せたいタイプ
スピーカー 1
拷問を課せたい
そう
スピーカー 2
ソウルムですね
走るトラックをなんだろうどこまで行っても走り続ける列車であり続けたいっていう欲望がある
スピーカー 1
なるほどなるほど
面白いですね
スピーカー 2
どうミンティがマスクにない
スピーカー 1
いやそうだね課せる拷問と課せない拷問あるよね
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
あらゆる拷問を受けられるかというとちょっとそれはさすがに言った気がするけど
確かに
受け入れられる異次元の拷問もあるなっていう気はする
はいはいはいはい
かつそれをなんか自分自身であまり拷問だって思ってない節もあるかもしれない
スピーカー 2
ああそうだね
スピーカー 1
例えばなんでなんでなんでみたいに考えるみたいなところとか
はいはいはいはい
なんかねあのある種の人にとってはすごく拷問かもしれないけど
スピーカー 2
はいはいはいはい
スピーカー 1
別の人にとっては拷問じゃないみたいなことがねあるような気がするなというのは思いますけどね
はいというところで少し後半に入っていきますけれど
はいはい
スピーカー 2
山上くんはちなみにIQは高いですか低いですか
測ったことないんだけどどうなんだろうでも
いずれどっかのタイミングでメンサの試験受けてみたいと思ってる
1:03:00
スピーカー 1
ああ落ちるの怖いってこの前言ってたじゃんね
スピーカー 2
そうそうそうそうあのIQ高い人の集団135だっけ忘れたけど
人生で2回しか受けちゃダメっていう試験なんだけど
そう
スピーカー 1
はいはいはい
スピーカー 2
どうなんだろう高いわからない高いのかもしれないし低いのかもしれないどっちか言えないな
スピーカー 1
まあでもねあの特別低くはないだろうね
スピーカー 2
多分めっちゃ低いわけではないと思う
スピーカー 1
まあそうだよねまあそうなんですよで多分一般にIQって高いといいね高くていいな頭いいとか言われるし
高いことが素朴に良いことだっていうふうに思われてると思うんですけど
これ本当なのかっていうのが次のセクションで答えるところなんですよね
実際にはさっきのマスクさんの事例じゃないけど
SQEQを多分一括りにしたIQというふうに言ってると思うんだけど
実際にこのIQ高い人っていうのは苦労も多いですよという話がここでは出てきてます
例えばIQが高すぎる人物はインテリジェンス水準が合わないがゆえに大衆の娯楽を楽しめないという現象が起こりますとか
スピーカー 2
これすごいよね
スピーカー 1
言っちゃったみたいな感じだよね
スピーカー 2
そうだねそう
なんでかというとさっき言った正規分布ベルカーブだと
この真ん中のこのプラマイ10くらいのところに7割の娯楽が詰め込まれてるから
残り3割の娯楽をパラパラとバラつきのところにすりばめられてるだけの状態だから
そうなるとプラマイ10から外れたところにいる人は娯楽楽しめないじゃんっていう話なんだよね
スピーカー 1
いやそうだよねでもそもそも大衆という言葉の原理に立ち返ってみると
合ってるんだよね統計的にさ中央に分布してる人たちのことを大衆と呼ぶよねっていうのは
元々の原理にかなってるよねっていうところでいくと
IQが高すぎるとそのターゲットからは外れちゃうということが起きますよというのは
ここで改めて認識させられるわけですけど
これその時にね
スピーカー 2
ミンティ楽しめてる?大衆娯楽
スピーカー 1
これなんか答えづらい状況を作った上で質問させられるみたいなすごい困りますけれど
だから襟好みはするよね
スピーカー 2
そうそう
スピーカー 1
するものはあるよね
スピーカー 2
だから俺これ読んだ時にミンティが楽しめてない側に若干足肩突っ込んでんじゃないかと思いながら
これを読んだりして
スピーカー 1
確かにねすごい襟好み知ってるよねっていうのはあるかも
その結果としてっていう話でさっきのサブカルの話が出てくるんですけど
結局楽しめる娯楽の傾向が偏った結果として
SFとかアニメとかっていった偏った趣味を持つってことにつながってると
だからさっきのシリコンバレーで活躍する人たちっていうのは
なんか知らないけどみんなSF好きですとか
1:06:01
スピーカー 1
そういうことになるんじゃないのっていうね
そういう話がここでは出てくるよということですね
ただここでちょっと釘を刺すように書かれてるのは
とてつもなく賢い者っていうのがいたとして
その人は自らの才能を生かすことなく死に絶えてしまうということが書かれていて
スピーカー 2
これがちょっと王を引く問いだなという感じがありますよね
確かにね
スピーカー 1
死にたいとしまって書いてあったっけ
ありましたつまりその才能の生かしどころがない
才能が大衆とチューニングされることがないまま死んでしまうみたいな
そういうことが書かれてますよねここにはね
スピーカー 2
だからやっぱあれだね
ある程度ハイパーシステマイザーっていう人種がいることはしょうがないとして
しょうがないそれはもうSQ高いんだからしょうがなくて
それを大衆と迎合できるだけの最低限のEQをSQで保管するという努力をすることで
スピーカー 1
ハイパーシステマイザーは大衆と迎合できるんじゃないか
そういうことに関心がないんじゃないんですか結局
それはもう一致なもんだよそれはしょうがない
スピーカー 2
誰かがそのねSQの側近にEQ人間みたいな側近としていて
その人のEQを肩代わりするみたいなことをしてくれたらいいけどね
スピーカー 1
でも実際そういうことは起きてるんだと思うけどね
例えばさそれこそSQが高そうな人には絶対に秘書みたいな人がついていたりとかさ
そういうのはなんか仕組みで解決されてる感じもあるけどね
一人じゃできないことが害虫するってやつか
そうだねそのためにも会社とかチームみたいなものが必要になってくるよね
スピーカー 2
いいねいいまとめだ
スピーカー 1
という感じはありますよね
ちなみに今チームみたいな話が出てきましたけれど
スピーカー 2
実はそのペイパルを作ったティールさん
スピーカー 1
ペイパルを経由してね起業する仲間っていうのはすごいたくさん出てきたんですけど
スピーカー 2
その仲間のことをペイパルマフィアっていうふうに言うんですけど知ってますかこれ
スピーカー 1
これはね俺ミンティーからちらっと聞いて知った
そうだよねその特集始めるときにちらっと喋ってましたよね
そうそうこのペイパルマフィアっていうのは結構そのスタートアップとか
起業みたいなことに興味がある人にとってはなじみの深い言葉になってまして
ペイパルの創業者グループみたいなのが
ティールが学生時代から仲良くしてたスタンフォードだっけかどっかの学生仲間に
担保してるという話があってこの仲間のことを彼のね有名なゼロトゥーワンっていう著書があるんですけど
1:09:03
スピーカー 1
その中でも僕もそれ読んで面白かったんですけどその中にも書かれてますけれど
その起業家仲間っていうのは友達じゃねえんだと
スピーカー 2
ハイタ的な仲間でありこれはカルトだというふうにティールは考えた
スピーカー 1
カルトね
はいいうことですねつまりある種の教義あるいは考え方っていうのを信奉している思想集団であるということで
スピーカー 1
これがさっきの偏りみたいな話に繋がっているのかなという感じは
つまり最初の冒頭の話に戻るけれど数学クイズを出しちゃう中みたいなのはやっぱり気持ち悪いわけじゃないですか
そこの割が入らない人からするとね
でもそれが肯定できる仲間っていうのがここでいうカルトであり
彼の仲間たちのグループであるペイパルマフィアであるということなんですよね
どうですかティールさん
スピーカー 2
いやなんか俺はこのペイパルマフィアを聞いて日本で言うとたまたま同級生にリクルートに行くやつが何人かいて
すぐ結構みんな働いてはやめて別のとこ行ってるからなんかそういうイメージを勝手に持って
俺あんまり日本の企業知らないからあれだけど
身近なとこで言うとそういうのを
なんか俺の中での勝手にリクルートさんのイメージが中学高校大学リクルート次みたいな感じのステップアップする場所なイメージに勝手にあってて
ペイパルもそんな感じなのかなっていう印象あってるかな
スピーカー 1
あああってんじゃないかなあってんじゃないかな
そこで叩き込まれる競技がどんなものなのかっていうのは多分リクルートとペイパルで違うと思いますけど
スピーカー 2
まあでもそういうものだよね
スピーカー 1
ある種の純粋にスキルとか能力だけじゃなくてカルチャーをまどってるものみたいな感じだよね
そこの組織に入ることで身につく文化みたいなものがあるわけじゃない恐らく
思考の習性だったりとかそういうものをインストールする一個のフックになってるっていう感じかもしれないね
ということで本章も終盤になりますけど
ここから先はなんかちょっと個別の議論の感じもあるけど
個人的になんか一個触れておきたいなと思ったのは競争より独占っていうところは結構好きで
ちょっと触れたいかな
それこそ今回テクノリバタリアンがテクノリバタリアンであるゆえんでもあると思うんですけど
スピーカー 2
そもそもリバタリアンっていう思想集団は前回の特集でも明らかになった通り自由思想主義ですよね定義でいくと
スピーカー 1
つまり自由思想主義ってことは市場における競争っていうのを全力で肯定する集団なわけだよね
だから市場に対して介入したりとか何かこう補助したりするんじゃなくてもう正々堂々と自由に勝負しようじゃんみたいな
多分そういうのが自由思想主義の持ってる考え方であると
1:12:03
スピーカー 1
なんだけれどもっていう話でTでもそうだしマスクもそうなんだけど
冒頭にも出てきてたX.comとペーパルの合併の話があったと思うんですけど
そもそもフラットに考えれば彼らって競争して叱るべきじゃんみたいなことだと思うんですよね
でも一方で彼らがやったことは全く逆で競争しても意味ねえから一緒になってもっと強いやつとして戦おうぜみたいな
そういうことをやったんですよね
これは結構面白いなと思っていて
ティールさんもさっきのゼロとワンって著書の中でも再三触れているし
これは結構よく言われていることなのかなと思うんですけど
企業化として企業を圧倒的に強くするためには競争してはいけないとむしろ
みんな競争してそれに勝つことが当たり前だと思ってるんだけど
そうじゃなくて競争すればするほど利益って減ってくんですと
会社の戦略なんです負けるものの戦略なんですという風にカバーしていると
これは裏を返すとより同じ方向を向いているのであれば
より大きな集団一つの集団になることで史上独占できるじゃないかと
独占こそが一番強い状態なんだっていうねそういう考え方を持っていると
スピーカー 2
なるほどね
スピーカー 1
プレイヤーとしてのティールさんあるいはマスクさんの考え方だよということですね
これはなんかどうだろう一見すると相矛盾しているような感覚もありますけれど
なんかどういうふうに見えましたここの議員
スピーカー 2
どうだ俺はあんまりこういう市場にいたことがないからわかんないけど
結局独占するってことは一つのその業界が一つの会社になるってこと
スピーカー 1
そうだよね
スピーカー 2
なんだよそれはそこのトップにとってはいいかもしれないけどさ
その配れた側にとっては果たして同じ意見でいられるのだろうかとかそういうことを考えるように
スピーカー 1
確かにだからこそマスクは4ヶ月でCEOを追い出されたわけですけれど
でもその何というか合併しようというジャッジをするとできたのは
スピーカー 2
いやいや独占した方が強くないっていう考え方だよね
だからその瞬間の判断がすごいよかった
スピーカー 1
そうだよねこれ結構なんか進化の話とつながるなと思ってて進化論の話
つまりさ同じ食物連鎖エコシステムの中で同じものを相手に
例えばバッタ食べますっていうカマキみたいな存在っていうのは共存できないわけだよね
一つのニッチを占有できるのはさ一つの種だけだみたいなことが種の危機に書いてある
ニッチを見つけてその種の中で一番強くなったやつだけが生き残るんだみたいなのが
確か進化論の中でできてたと思うけど
一番強くなったらそのニッチはそいつによって独占されちゃうみたいな考え方は
結構この独占の話とすごいそっくりだなと思いながら聞くんですよ
1:15:00
スピーカー 1
だからその市場に働いている原理自体は競争原理だし競争原理が働いているんだけれど
その競争原理が働いている環境を乗りこなすための最善の手は独占することであるっていうのは
実は矛盾しないっていうことだよね
スピーカー 2
だから結局言い換えると最も自分という人間が適合的な環境を探せっていうことだよね
スピーカー 1
そうそうそうそういうことだよね
スピーカー 2
独占できる場所を探すに行けって話だよね
スピーカー 1
そうそうそうそうだしもし競合しそうな相手と競争する羽目になるくらいだったら
そいつを取り込むことで自分の範囲をでかくする方が強いよねみたいな
そういうことさえ言っているってことです
スピーカー 2
確かに確かによく理解できたわ
スピーカー 1
そうそうそうこれは結構マスクやティールが自分のやってる事業をどうしても潰したくない
つまりその事業を長く続けたいみたいなすごく強烈な思いに裏打ちされてるんじゃないかなと思って
趣味で起業してるわけじゃないんだよね多分この人たちは
この事業をめちゃくちゃどうしてもやりたいし
それが残るんだったら方法は選ばないみたいなことを考えていった結果
多分合併するって全然合理的じゃねってなったんだと思うんだよね
なんというか生存に対する本能みたいなところがすごく端的に現れてるのが
このティールさんの死に対する不安ですよね
スピーカー 2
死の不安ね
スピーカー 1
今日は最後この話題で締めたいという感じですけれど
スピーカー 2
どうですかここは
ここはもう言うまでもないまさに棚取りの説明だけど
ティールさんが3歳の時に牛の川で作られた絨毯を見て
あらこの牛さんどこ行ったのって言って
でお父さんが死んだんだよって
でどういうことそれって
でお父さんつまり牛はもう生きていないんだ全ての生き物は死ぬ
全ての人間もねいつか私も死ぬいつかお前らも
お父さんがいた時にティールはうわーってなって
スピーカー 1
何だか知んないけど
棚取りました
スピーカー 2
棚取りました
一応ここにはひどく不安な一日となり
ピーターは二度とその不安を遠ざけることができなくなったって書いてあるけど
これ棚取るってことですつまり
スピーカー 1
棚取りましたなんか山上君とストーリーに似てる感じが
スピーカー 2
似てるめっちゃ似てる
俺うちも母親がそれね
これがお母さんになったのが
うちの俺の棚取りの原点
スピーカー 1
4歳ぐらいの時の話だったよね山上君
スピーカー 2
そうそうそう急に思いついた
でここ面白かったのが
この普通のほとんどの人々は死を無視することで死と和解する術を身につけるが
ピーターはどうしてもそれができなかった
和解とは群衆が何も考えずに運命を受け入れる黙従に過ぎないって書いてある
そうだよと思ってそうだよと
そうなんだよ
言うてくれるじゃんだもんそうなんだよ
そうそうそう
和解しちゃだめなんだよ
1:18:00
スピーカー 2
そう思うよ
スピーカー 1
この問題を棚上げにして他のことなんかないにも等しいみたいな
そういうことだよね
スピーカー 2
そうだよ
スピーカー 1
そう
いやそうなんだよね
スピーカー 2
だってどうせいつか死ぬのになんでこんなことしてんだって話になるじゃん
だからそのゴールを早く
知っているゴールを早く取っ払うなり
何らかそこに科学的な解決策を抜け穴を作らないとさ
我々の今の行為に意味がなくなるじゃんって思ってしまう
スピーカー 1
そうなんですよね
そう
いやそうなんですよ
スピーカー 2
そうなんですよ
スピーカー 1
手乗りバタリアンですね
スピーカー 2
いやそうなんだよね
だって言ったじゃん子供を作ったら解決するんじゃないか
次の世代に命を残したらこの死の不安は安らぐんじゃないかと思ったけど
よく考えたら子供作っても
俺が死んじゃったら俺はその子供観測できないから意味ないんだって
意味ないけどちょっと語弊があるけど
スピーカー 1
でもなんかさマスクさんはそっちのアプローチをしてるよね
マスクって結構さ
次の世代が増えることが全てだみたいな考え方を持っていてさ
スピーカー 2
すっごいたくさんの子供がいるんだよね
そうなんだ
スピーカー 1
そういうところにも我々のこれまでの議論の中で出てきた極端な考え方の一端みたいなのを実践している
二人だよなということが確認できる感じもありますけどね
そうなんだ
ティールさんのところで書いてあったね
億万長者になった後もこの死に対する業法を忘れることができなかったということで
だからね金を稼ぐことによってこの問題は解決しないっていうことだよね
スピーカー 2
ティールは今死に対してどう向き合ってるんだろうそれが気になるすごい
今50くらいでしょ多分
今どういうスタンスで死に対してこの人が向き合ってるかってすごい気になる
スピーカー 1
確かに確かに
テクノロジーによってそれを克服しようっていうのがね
スピーカー 2
多分彼の投資方針の中に色濃く現れてるんじゃないですか
スピーカー 1
なるほどね
そういったテクノロジー企業に
スピーカー 2
この人が死を克服するような会社を作るんだったら
俺はそこに投資するないし
スピーカー 1
もはや社員として働きたいぐらいのレベルだわ
そのあたりは何ならこの本を読むことでヒントが出てくるんじゃないかという気もしますね
そうだね
この本は政治思想の本でありながら
これまで僕らが読んできた本のいろんな断片をつなぎ合わせるようなテーマを使っていて
実はすごくいいタイミングで読めてる感じはあるよね
スピーカー 2
概念ニーク起きてるね
スピーカー 1
概念ニーク起きてるね
スピーカー 2
というかもしかしたら
俺らが今まで得てきた概念って
この本に限らず結構いろんな本で
意外とかなり汎用性高く使える概念なんじゃないかって気すらしてきた
スピーカー 1
そうですね
スピーカー 2
だから結構この世の構造みたいなのに
1:21:01
スピーカー 2
引き込むためのツルハシみたいなのを
俺らは割とたくさん得てきてるんだなっていうのを
このカタラジオを続けて1年半で思ってますよ
スピーカー 1
いやーいいじゃないですか
素晴らしい
今教科書に載ってない現代を生きるためのツルハシを手に入れる時間ですね
スピーカー 2
そうですね
SQを使って
スピーカー 1
非常に大げさな締めくくりになりましたが
こんなところかなパート1は
そうだね
ということでちょっと締めくくりにかかりますけれども
今日のパート1マスクとティール
全体をざっと外観してきましたけれどもいかがだったでしょうか
同類がねどんな特性の人なのかとかね
彼らが何を考えて何に恐れを呪えているのかみたいなことの
断片が垣間見えたんじゃないかなというところですね
うんうんうん
ではでは
本編はこんなところかな
スピーカー 2
そうですねはい
カタラジオ
スピーカー 1
お疲れ様でした
スピーカー 2
お疲れ様でした
スピーカー 1
いやいやいや
マスクとティール終わりましたね
スピーカー 2
いや面白かったし
ミンティありがとうようまとめたね
このマスクとティールのバラバラのこの
たくさんある衝立てをうまいこと一つの流れに
紡ぎ合わせたミンティの
ゆる進行スキルに改めて感銘しながら
俺は聞いて普通に喋ったよ
スピーカー 1
いやいやいやゆる進行ではもはやないですね
スピーカー 2
いやすごいいやほんとね
進行力の高さに今回ほんとに
目を見張ったすげえ
うまいこと次の話題にリンクしたと思って
ナイスと思って今まで喋ってたよ
ありがとうありがとう
スピーカー 1
ここで褒められるとは思ってなかったですけど
スピーカー 2
同類って話が出てきたじゃん同類同類
同じ穴の無事な
マスクとティールとレブチンは同類だって話してたけど
このカタラジオの我々ももしかしたらこうね
SQ全部同類なのかもしれないけど
このねリスナーさんの中にも絶対このカタラジオ
カタラジオを毎回聞いてくださってるリスナーさんの中にも
我々の同類がいるんじゃないか
ない人はいてほしいなと思いながら
呼びかけるような気持ちでエンディングを今喋ってます
スピーカー 1
いやそうですよねだからこの感覚
それこそ棚取り会の時にもさ
結構反響があったじゃないですか
私も棚取ったことありますみたいなことがあったと思うけど
実はこのSQEQ議論でも
この同類の仲間たちとちょっと喋れる機会があったら
面白いなっていう気はしますね
スピーカー 2
そうなんだよね
まさにカタラジオの同類を探したい
名乗り上げてください
1:24:01
スピーカー 2
コメントとかください
スピーカー 1
カタルマフィアですね
スピーカー 2
カタルマフィアいいね
カタルマフィアいいわ
我々の同類チームの名前それにしましょうか
同類チームってなんやねんって話
スピーカー 1
いやーそうねだからなんかこの
なんて言うんですかね
これなんていう同類なんですかね
それをなんか今日ずっと話しながら読んでたんだけど
僕らはさ数学嫌いじゃないけど
多分このテクノリバタリアンほど
数学を十音文字に使って生きてないと思うんです
うんまさに
そうなった時にこれ何なんだろうなって思ってて
さっきのEQSQの話じゃないけどさ
なんかソシオリバタリアンみたいなやつあったら面白いなって思ったけどね
スピーカー 2
おーなるほど
スピーカー 1
SQを使ってコミュニケーション力を補うとかって
要はソーシャルにテクノを利用してるわけじゃん
はいはいはいはいはい
スピーカー 2
ソシオリバタリアンっていいね
スピーカー 1
ソシオリバタリアンみたいなのあったら
なんかちょっと当てはまるかもなって思いました
スピーカー 2
確かにそうかもね
だから我々だから二人ってもさ
社会とのコミュニケーションが断絶してる人間ではないじゃん
スピーカー 1
あーそうそうそうそう
スピーカー 2
でもこういうSQ全部にの時間が好きじゃん
スピーカー 1
うんそうなんだよ
スピーカー 2
確かに日々の社会のコミュニケーションだったり
日々の生活にSQを結構激しく使ってる人種
ソシオリバタリアン
スピーカー 1
そうそうだからSQを用いて
社会関係を法理主義的に解くってことですよね
スピーカー 2
おーおーそういうことじゃん
スピーカー 1
結果社会関係が円滑に進むことが
いい結果を生むっていう意味で
ソシオに生きてる部分はあるんだけど
別にそれが
あのーなんだこの前の
あのー三つの領域
スピーカー 2
うんうんうん
スピーカー 1
あの進学戦争になるとかって言われてたじゃない
それぞれの考えがどこに立地化するかの違いを
前回のね最後だったと思うんですけど
あそこの議論に立ち入ることなく
ソーシャルな関係も立つことなくみたいな
なんか層として
ソシオリバタリアンみたいなのはね定義できると思う
いいねいいね
スピーカー 2
ちょっと最後にあの図に俺らの居場所を
ちょっとポンとプロットするのが最終回になるのかな
スピーカー 1
確かに確かに
ここが今一番熱い領域だっていうのを
スピーカー 2
語らず世の居場所を
この正義を巡る四つの立場にプロットして
最後提出して終わろうよ
この章をね
スピーカー 1
確かにそして
そこにプロットされる人たちを
マフィア化したいですね
そういうことですね
スピーカー 2
語れマフィア募集中です
スピーカー 1
語れマフィア募集中でございます
はい
いやー今回は結構面白くなりそうですね
まだまだ一章ですよ
パート1ですよまだ
スピーカー 2
本当だね
いや今回も面白かった
1:27:00
スピーカー 2
そこからクリプトアナキズムだったりとか
またゼロ章の内容にまたちょっと
スピーカー 1
戻ってくるような感じになるのかな
そうですね
それをたぶん事例を織り交ぜながら
見ていくことになると思うので
なるほど
ここまでは踏み込めるけど
ここは行き過ぎだなみたいな
たぶんそういうギリギリのラインを攻めにいく
回が続くんじゃないかと思いますね
スピーカー 2
結構過激なことを書くから
この人面白いね
スピーカー 1
いやそうだね
しれっと書くからね
この人も結構S級側の人でしょうね
スピーカー 2
ああだろうな
でしょうね
スピーカー 1
ちょっとモラルぶっ壊れてる感じがね
ちょっとぷんぷん漂ってるところはね
面白いですけどね
スピーカー 2
いやでも今回
スピーカー 1
なんかやりながら思ったのは
それこそ僕ら最初に種の起源を読んでいて
今回社会層あったっていうじゃないですか
多分種の起源もしくは進化論と社会層を
同じ土俵の上で扱うっていうのは
多分人によってはすごく危なっかしく見えるんだと思っていて
スピーカー 2
今日は社会進化論的な考え方にやっちゃった
スピーカー 1
おっしゃる通り
人らの失敗がまさにそれだと思うんですけど
社会進化論ってね
優生学の思想につながったっていうね
人を選別するみたいな
発想につながってたわけだけど
結構神ひとえじゃない今回の議論とかもさ
いやそうだね
MITの人がどうこうみたいな人とか
スピーカー 2
結構やべえこと言ってるじゃん
かなりギリギリだよね
アウト寄りの
スピーカー 1
そうそうそう
でもなんかそれと今回の議論が
どう違うんだろうなっていうのを
ちょっと僕改めてなんか考えたんですよ
この本の中からね
そうするとヒトラーがやったのって
社会進化論だし
それから優生学っていう言葉があったんだけど
優れた生き物の学だよね優生学
っていう思想だったと思うんだけど
あの当時まだ
公理主義が実装されてなかったと思うんですよ
社会に
スピーカー 2
なるほど
スピーカー 1
そうだけど
進化論の真髄は実は公理主義じゃない
結果を受ければ全てよしじゃない
スピーカー 2
確かに確かに
スピーカー 1
でその前回
神の見えずやるってみたいな話とか
それから公理主義って
それ以前の思想を3つを否定したよみたいな話を
たまたましてたと思うけど
なんかあそこでの議論って何かっていうと
結果に先立って
良い思想悪い思想みたいなものがあると
言えるかどうかみたいな議論だと思ってて
この思想を持ってる人はいい結果を出しますって
言えるか言えないかで
公理主義側かそうじゃない側かが決まる
みたいなことが多分前回の話の
すごく大事なポイントだったんじゃないかな
特にアフターフォークだよねって話してたところの
結構大事なテーマだったんじゃないかなと思うんだけど
多分ヒトラーがやった優生学って
この考え方を持っていたら
優れた結果を出すでしょうっていうのを
ある種演劇的に考えちゃった発想だと思うんですよ
スピーカー 2
なるほどね
だからもう未来予測を勝手にしちゃうと
そうそうそう
スピーカー 1
だけどその時点で
僕らは主の起源をちゃんと読んだので
1:30:00
スピーカー 1
分かるんだけど
その時点で主の起源を正しく捉えてないんですよ
なぜなら進化論って結果論だから
スピーカー 2
そうそうそう
スピーカー 1
結果が良かった人が残ると
スピーカー 2
発端の主が滅ぶかどうかのことが
分からないわけだよね
スピーカー 1
そうそう
どの発端の主が残るかを事前に分かったら
それは進化じゃねえんだって話なんですよ
っていうことが結構今回のこの議論
今日の話題とかですごくなんか分かったなと思っていて
だからこそ多分今回のマスクさんとかティールさんっていうのは
多分人類における発端の主でしかないと思うんだよね
彼らは
スピーカー 2
そうだね
スピーカー 1
明らかに
明らかにハズレ地じゃないですか
彼らがどういうふうに振る舞うかっていうのを
現在進行形で観察するっていうのは
人類がいかに進化していくかっていう
その進化の過程
系統中がどう分岐していくかを観察するという意味で
すごく面白い観察対象なんだろうなっていうのを
今回ちょっと改めて感じたというのがですね
今回僕がエンディングでどうしても話したかったこと
スピーカー 2
いいね
発端の主の
生まれた発端の主をしっかり観察することができる世代
ってことに感謝して
見ていくしかないね彼らを
スピーカー 1
あの人が明らかに発端の主だっていうことは間違いないじゃないですか
スピーカー 2
間違いない
スピーカー 1
そして自分たちが住んでる環境を
火星に持ってこうとかって言ってるんで
もう完全に新しいニッチを作るわけじゃないですか
スピーカー 2
すごいよね
確かに確かに
スピーカー 1
っていうことを
このリアルタイムで見れるのがすごい
ハッピーだなって改めて思ったね
確かに確かに
ということでございます
次回の紹介をして終わりますか
スピーカー 2
はいそうですね
スピーカー 1
今回はパート1
マスクとティールを読みましたけど
次回はですねパート2
クリプトアナキズムというテーマを使います
クリプトアナキズムについては
確か初回かどこかでね
その初打てをざっと確認したタイミングで
触れたかなと思います
クリプトこれは暗号通貨のことですよね
暗号のことで
アナキズムは無政府主義ということで
なんて言いますか
危険な匂いがまたプンプン漂ってくる
かつ山神の嫌いな思想っぽい雰囲気がすごくある
タイトルでございますけど
もう大丈夫
ということで
そもそもこの概念が何なのか
全く予想がつかない状態ではありますけれども
この概念を次回は獲得しちゃいましょう
ということで
もしこの本の内容
今回の特集に興味を持っていただけたら
ぜひ実際の本を買って
一緒に読み進めていけると
嬉しいなと思います
はい
そんなところで
本日の特集は以上ですかね
スピーカー 2
はい
スピーカー 1
ではでは
第3回は以上ということで
本日もありがとうございました
スピーカー 2
ありがとうございました
スピーカー 1
次回もお楽しみに