命売りますの紹介
仮面夫婦ですが何か? 戦略的仮面夫婦カブの人生開放チャンネル。
このチャンネルは、仮面夫婦として過ごして今は別居中、仕事はポジティブライスワークなワーママのカブが、戦略的に仮面夫婦として生活をしながら幸せに生きるために、心を問い話して自由に発信をするチャンネルです。
モラハラ、仮面夫婦、仕事、子育てなど、同じ悩みを持つ誰かに寄り添う配信をしたいです。
お疲れ様です。カブです。
今日は私が学んだこととか、読んだ本とかの感想を発信するアウトプットシリーズをお話します。
今回は三島由紀夫さんの命売りますという本を以前読んだので、その感想です。
本題に入る前に、私が発売したKindleの無料キャンペーンの宣伝をさせてください。
クソオット×マンオーペ育児イコールカミノコ爆弾という子育て関係の書籍をこの度発売しました。
私はリアルで会う人、みんなに子供たちのいい子ぶり、カミノコぶりを褒めていただくんですが、
そのいい子ぶりというのは本人たちのポテンシャルが一番大きいとは思うんですけれども、
私自身も子育てで意識していたことというのが結構あるなと思っています。
それらの大事にしている価値観とか、どういう本を読んで子育てに大事にしていることが出来上がったかとか、
悩みの対処法ですね、というものをまとめたり、
クソオットのクソぶりに反して子供たちが神になっていく様子を年表にまとめたりしてみました。
今は無料キャンペーン中なんですけれども、購入していただいた方に特典としては、
私のチャットボットをカグママボットとして子育てに悩んだ時に私と相談ができるようなチャットボット、
そして子供たちと楽しく雑談をしている音声をいくつか収録をしています。
これはKindleでしか見れない内容となっております。
無料のキャンペーンは11月22日土曜日の4時59分ぐらいまでやっている予定なので、ぜひお手に取ってみてください。
無料キャンペーンが終わったら1000円の価格で販売する予定です。
それでは本題に入ります。
この放送カブアウトプットのシリーズについてなんですが、
こちらもありがたいことにファンの方が何年もいらっしゃってくださって、
ハッシュタグでまとめています。
ハッシュタグカブアウトプットというもので過去の配信をまとめていますので、
気になる方は聞いてみてください。
特におすすめなのは、私は母親が今までは毒親だと思っていたんですけど、
そこまでではなくて精神的に未熟なんだなぁと考えるとすごくしっくりがくるようになったんですが、
そんな精神的に未熟に母親が育てられた私という本は結構おすすめです。
アウトプットの配信ぜひ聞いてみてください。
三島由紀夫さんというお名前を聞くと、
純文学とかちょっと昔の人なんじゃないかなという想像をされる方多いと思います。
私も実はそうです。
そしてむしろこの純文学というのは結構苦手だったんですよね。
その理由は私の中学時代に遡ります。
私は高校受験をした際に県内で有数の新学校にたまたま受かっちゃったんですけれども、
その入学前の課題っていうのもね、新学校はなんかいげつなかったんですよね。
量も多かったですし。
その中の一番最たるちょっと謎というか課題の中で、
芥川龍之介の作品を読んで感想文を書いてきてくださいっていうのがあったんですよね。
命の価値についての考察
私これが本当にちょっと衝撃というか困ってしまって、
昔から本自体は好きだったんですけれども、
まだ純文学というものに触れたりしたことがなかったので、
芥川龍之介の花と羅正門の2つを読んだんですが、
2つともなんて感想を書けばいいのかって本当に途方にくれてしまったんですよね。
2つともすごく後味が悪い作品と言ったらファンの方には失礼なんですけれども、
そういうところもあって、何の宿題として提出したか覚えてないぐらい本当に困ったんですよね。
それ以降もしかしたら資産に富んだ作品なのかもしれないんだけど、
純文学は苦手だなっていう価値観が根付いてしまって、私は遠ざかっていました。
そんな私ですが、この度三島由紀夫さんに興味を持ったのは、とあるテレビ番組がきっかけでした。
NHKのバタフライエフェクトという番組です。
これボイシーパーソナリティのちきりんさんが好きというお話を以前聞いてから、
私も時々全部ではないんですけど見るようにしていて、すごく面白いんですよね。
映像の正規バタフライエフェクトっていう確かタイトルだったんですけど、
このビデオの撮影技術が発明されて100年ぐらい経つんでしょうかね。
その昔の動画とかからその歴史を紐解くという内容なんですが、
その時に三島由紀夫さんが自衛隊で自決をされるんですけれども、
その映像が出てきて驚いたと同時に、三島由紀夫さんは小説家とかでもあったっていう話をそこで、
そういえばそうだったなーって改めて知ったというか驚いたんですよね。
自衛隊とか国を守るっていうその右翼っていいのかしら。
右翼的な思想を持っていながらも書いていた文章はすごく繊細だったっていうそのバタフライエフェクトの中の紹介を聞いて、
三島由紀夫ってどういう人だったんだろうっていうところから、
私の純文学のトラウマを上回るその本を読んでみたいなというのがまさって今回手に取ることになりました。
命を入りますを選んだ理由は、これが一番のレビューとしてその読みやすい文体っていう風な評価が多くて、
それで手に取った次第です。
そしてこの本のあらすじなんですが、とある男性が自分の命を売ろうとする商売を始めるというところから始まります。
まあそこからもねあの面白いなっていうところなんですけれども、
自分の命何円で何でもしますよっていう新聞広告かなんかを出して、
そこに集まっていくるいろんな人たちとの物語なんですよね。
それぞれの登場人物、あと主人公とかも命を過論じるような発言が見られたりとか、
逆に命漏れをする人とかも現れたり、
そしてその命を維持するとか奪うにもいろんな手法が出てきたりとかして、
命は大切です命を守ろうって平たく言うのが世の中ではあるんだけれども、
改めて私にとっての命って何なんだろうなっていうふうな問いみたいなものを終始持つような本でした。
そしていろんなエピソードが出てくるんですが、
私一つ今のテレビアニメ漫画でも有名なそのセリフはここから来てるのかななんて勝手に思ったことがあって、
それは鬼滅の刃の富岡優さんっていう剣士の方のセリフの中のものなんですが、
確か自分の生命の権利みたいなものを人に握らせるなみたいなフレーズがあるんですけど、
なんかそれに似たシーンが出てくるんですよね。
命の商売とサスペンス
これを読んだことで、もしかしてその鬼滅の作者さんもこの命売りますを読んだりしたのかしらなんて思ったりもしましたね。
この自分の命の裁量っていうものが自分で持てなくなった時っていうのにね、
本当に人は恐怖を感じるし、私もそういう土地場だったら怖いなぁなんて思ったりもしました。
そして主人公は自分の命を売り物にして、結果のだんだんお金持ちになったり財を成していくわけなんですけれども、
自分の命を商売にして死なないんかいっていうところの突っ込みもあるんですよ。
死なないんですよね。
死なないどころか不思議と依頼してきた人が死んでいくっていう、これまたサスペンス要素があるんですけど、
私これを見てなんか不思議だなぁと思ったのは、結末ですね。
最終的に命を売りますっていう商売をしていたにもかかわらず、その若者は命が恋しくなっていくような結末なんですけれども、
これは自殺を自らはした三島由紀夫とすごくギャップがあるなぁと思いました。
確かこの命を売りますという小説を書いたのが、自死、自殺を選ぶ、本当に最近度まではいかないけど全くかけ離れている時期では確かなかった気がして、
その時にも自殺をしようと思っていないかもしれないけれども、
でもこういうふうに命を恋するようなシーンを結末に持ってくるような気持ちというかは、どういうところから来ているのかなぁなんて思ったりしました。
この小説と三島由紀夫さんという人に今も惹かれる理由って何でだろうなぁと私なりに考えてみたんですが、
三島由紀夫さんの過激な思想や行動と、あと小説で見えるその繊細さみたいなところのギャップがあまりにもかけ離れていて、
人物的にとっても興味があるからなのかなぁなんて分析しました。
でもこのギャップって大小関わらずみんな思っているものなのかなぁと思って、
もし私がアイドルとかになることはないけれども、誰かの心をつかみたいなぁと思った時は、
こういうギャップってね、よく巷ではギャップ萌えって言ったりしますけれども、
そういったことで売り出すっていうのはやっぱり人の心をつかむのかなぁなんてこの作品を読んで思いました。
そしてこの本を読んで個人的な感想ですが、今の日本で限っていいかな、
日本ではその生死、生きるや死ぬの選択を自分でできるっていうのは、ある種恵まれているのかなぁと思いました。
これは補足ですが決して自殺を推奨しているわけではないんですけど、
生きたいなぁと思えば病気がなかったらある程度生きられるし、もし死んでしまいたいなぁと思ったとしても、
自分で自殺をする方法が選べたりするわけですよね。
そしてもし生きるのに毎日何だろうな、苦労する、
明日食べる食べ物もないみたいな感じの環境であれば、死にたい死のうとも思わないわけですよね。
なので、死にたいなぁと思うような選択肢が出るような恵まれた環境であること、
そしてもしそうしたいなぁと思ったらできてしまうような身の回りである今というのは、
なんだかある意味恵まれているのかもしれないなぁなんてこの本を読んで思いました。
命を売り物にしているというなんとも冒涜をしているような内容なのかなぁと思うんですけれども、
読み進めてみると決してそうではなくて、いろいろ私たちに考えるきっかけを与えてくれる本なのかなぁと思いました。
読んだ後の後味もちょっと純文学ならではちょっとゾワとか嫌な感じもあるんですけれども、
私はこれを時が経ったらまた読み返すだろうなぁなんて思いました。
もしご興味を持ってくださった方は概要欄のリンクに命を売りますの書籍と、
あと映像の正規バタフライエフェクトもこちらもね色んな話題が出てきて面白いのでリンクを貼っておくので、
ぜひ目を通してみてください。
それでは失礼します。