はい。
クリスマスが毎年恒例クリスマス企画ということで、
クリスマスに関係するものが何かしら毎年話してるじゃないですか。
確かになんでかね、そうなってるね。
そうですよね。
はい、ですので今回もちょっとクリスマスにまつわることをお話ししようかなと思います。
はい、チキンの話ですか?
ファミマとセブンとローソンのどれが一番おいしいか。
今日は何を紹介するんですか?
はい、今日はクリスマスにちなんだ生物のある行動をざっくり紹介しようと思います。
お、生物にまつわる、おーある行動ですか。
そうです、生物の紹介ではないですね。
おー、なんだ?
ということで、まずクリスマスというと、
クリスマスってどんな日ですか?
クリスマスはイエスキリスト生誕祭じゃないの?
あー、そうですね。
じゃあ世間一般でクリスマスってどういう日?
カップルの日?リア充の日とかですか?
割とストレートですね。
サンタさん、サンタさんが来る日だ。
あー、確かに確かにそうですね。サンタさんが来る日でもありますね。
ということで、まずサンタさんの前にさっきのカップルの話なんですけど、
カップルってどうやって作ればいいんですか?
えー、なんだ?学生だったら同じクラスとか同じ部活とか、
大学だったら合コンとかサークルとか、
今は社会人とかだったらマッチングアプリとかですか?
まあ、そうですよね。
じゃあ、もしもこの人いいなっていう相手が見つかったとしたらどうすればいいんですか?
これはもうアタックアタックよ、もう。
アタックアタックよってオッサン感がすごいけど、
オッサン感がすごい。
アタックの仕方なんですけれども、
じゃあちょっとね、これは仏作なので生物の話をしていきたいんですけど、
生物だってやっぱりカップル作るためにすごい頑張ってるんですよ。
えー、そうでしょうね。
はい、どんなことするんですか?生物は。
例えば鳥だったら綺麗な羽ばって広げてダンスしたりだとか。
あー、そうですね。
雲もあったよね、確か。
はてはてな雲が踊ったり。
そうですね。
ダンスしたり見せたりするね。
あー、そうですね。
角で戦ったりするね。
あとはもう離れないようにかじりついたりとかね。
あー、そうだね。
ということで、じゃあ最初にちょっと雲の話なんですけど。
なんだって。やだな、もう。
ヨーロッパ岸田雲っていう種の雲がいるんですけど、
これですね、婚姻休児とか婚姻贈呈っていう習性があるんですね。
あー、贈呈方法。
そうなんですよ。
だからカップルを作るために、例えばメスとオスがね、
オスがここに歩いていて、メスがいたら何かをあげるわけですね。
うん。
これ大抵の場合だと、ハエとかの昆虫とかを、
自分で捕まえたやつを網で丁寧に包んで送るっていう感じです。
あー、僕と一緒だ、チキンを持って帰るみたいなね。
そうだね。
で、これ婚姻贈呈だから愛情っぽく見えるかもしれないんだけど、
実はこの雲の行動って、
単純にオスがメスにともぐいされるリスクをかわすっていう効果があります。
これ食っといてね、みたいな。
そうそうそう。
俺じゃなくてこのハエ食べてって。
おー、すごく危機迫る感じであったか。
そうなんですよ、はい。
で、これですね、実際なんですけれども、
280組の雲の継がいで観察した結果、
オスから贈り物をもらえなかったメスは、
贈り物をもらったメスの6倍の確率でオスをエサにしてます。
すさまじいじゃん、やっぱ。
そうよ、やっぱ何かあげないと。
なにこの安物バッグは、みたいな。
食ってやるわよ、みたいなね。
そう、怖い。
で、これQIをしたら交尾するんですけど、
プレゼントなしでQIしようとしたオス、
15匹ぐらいは交尾する前に食べられてしまった。
あの勇者すぎる。
やっべー、プレゼント用意してねーわ。
やっべー、プレゼント用意してねーわ。
つってでも、行くわ、みたいな。
キッチンみたいなね。
当たってくだけな感じですね。
無謀すぎる。
そうなんですよ。
で、じゃあ逆に、オスが贈り物をしなくても、
とりあえずメスがエサを食べてれば、
その間に交尾をすることができますよね。
なので、そういうのでトムグイのリスクっていうのを減らすことができるんですけど、
実はですね、プレゼントを送ったのに交尾の後に食べられてしまったオスっていうのも実は1匹で、
かわいすぎる。
めっちゃ腹減ってたんだな、その子は。
足りないわよって。
ちょっとね、婚姻贈呈っていう習性があるんですけど、
これあの、こういうね、ヨーロッパキシタグモの話もあるんですけど、
そうなんですよ。
それはやったことないな。
っていうね、
なんかさ、プロポーズのときにちょっとお金がないから箱だけ、
みたいなのってたまにドラマで見る?
見たことない。
ドラマを見ないし、そんなシチュエーション聞いたことないし、
それをやってる男性どうなんてちょっと思っちゃうけどね。
そうですね、はい。
なんですけど、このサシアシグモっていうのも、
捕まえた昆虫ではなくて、その辺で拾った落ち葉とか、
あと自分の食べかすとか、
こういうのを積んだりとか、本当に中身空っぽで、
糸のラッピングされたやつっていうのを渡すこともあるみたいです。
まあ、これでいいか、みたいな。
そうそう。
しゃあない、しゃあないって。
これ、じゃあどういう実験をしたのかってことなんですけど、
ウルグアイ南部とウルグアイ北部の違いでやったんですけど、
ウルグアイ南部って結構なんかその餌が豊富みたいなんだよね。
ウルグアイ北部っていうのはちょっと天候とかが不安定で、
餌が入手できない日もある。
だから同じ種で考えるんだけど、近いところね。
このそれぞれのクモの贈り物を見ると、
餌が豊富なウルグアイ南部では、
メスに価値のないプレゼントを渡してたのは38%ぐらいです。
38%か。
そう。
まあまあいるな。
いるけど割といるよね。
割といるな。
じゃあ、餌不足になりやすいウルグアイ北部ってどれぐらいいると思います?
その空っぽな状態であげるやつ。
そんなのもう大多数じゃないの、餌不足だったら。
そうなんですよ、大多数なんですけど、これ実は割合としては96%ぐらい。
まあまあまあまあ、そうだよね。
本当に何もないっていうね。
で、一応これメス側にもちょっと違いがあって、
餌がたくさんもらえる場所。
だからウルグアイ南部のメスだと、
何もないプレゼントを渡してきたら拒否することもあるらしい。
なるほどね、もう分かってんのかな。
どうせ何も入ってないでしょみたいな。
そうそう、だから38%だから、
ちゃんとした贈り物の6%をちゃんと見極める目を持ってるんですよ。
すげえ。
その膨らみ方は?みたいな。
何も入ってないなーって。
で、ウルグアイ北部の方の餌不足になりやすい場所では、
基本的に拒否することはあんまりないそうです。
もしかしたら入ってるかもしれないもんね。
諦めてるのか。
96%だからね、ほぼ無理だよね。
まあ仕方ないなーっつって、今こんなんだからねーみたいな。
じゃあこのクモの話から考えると、
プレゼントって何のためにしてるかっていうと、
拒否するためなんですよね。
その時間を稼ぐため、みたいな感じです。
時間稼ぎ。
そう、時間稼ぎ。
っていうのが婚姻贈呈っていう習性があるんですよ。
こういうふうにね、自然界の生物たちも頑張ってるんですけど、
別の種、鳥。
最初に言ったけど、やっぱダンスしたりとかいろいろするじゃないですか。
うん、鳥の話だ、やったー。
そうです。
もうクモの話やめよう、よし。
この鳥なんですけど、カラス、よく見ますよね。
カラスってやっぱ賢いって言うじゃないですか。
これ実際人間にプレゼントするっていう例もあって、
やっぱね、自分の味方だとか、
この世界の中で自分はこの人から気に入られると何かいいことがあるみたいなのがわかれば、
ちゃんとプレゼントくれるんだって。
えー、仲良くなりたいな、そりゃぜひ。
で、ワシントン州でカラスたちに餌をくれる男性に、
ペンダントとか、あとキャンディー、あと小石とか、
そういったものをプレゼントしたっていう例もあるし。
ペンダント?
どっかしらから拾ってきたんだろうけど、それもね。
おい、盗難じゃないよね、ってなっちゃう。
これ大丈夫なやつ?ってなっちゃうね。
で、あとはアリゾナ州に住む女性がフェンスに引っかかったカラスを助けたら、
別のカラスが玄関先にしょっちゅう食べ物を置いていくようになったとか。
うーん、食べ物ってのはカラスにとっての食べ物で、
人にとっての食べ物じゃないよね、きっと。
まあそうですね。
困ったなーって。
そう、玄関開けたらパイが置いてあるとか、そういうことはないんですよ。
じゃないんだよね、ミミズとかだよね、きっとね。
そうですね、キノミとかね。
参ったなーって。
ひどくね、まあ行為を無下にするわけにもいかんしな、どうしようかなってなっちゃうね。
そうよね、そうなんですよ。
ということでね、ちょっとクモとカラスの例をいくつか挙げましたけど、
まあいろんな生物がやっぱりおのおの目的のためにプレゼントをするわけですよね。
うん。
はい、じゃあ人間はどうなんでしょうか。
人間、金出していいもん買うんだよ。
そうですね、はい。
で、これ実はプレゼントを送るっていうことが、めちゃくちゃ重要なある進化を促すことにつながってるんですけど。
おや?