災害時の基本的な避難方法
はい、バーニング公演のアウトプット読書術
本日の一冊は、「にげましょう災害でいのちをなくさないために」、こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は河田義明氏、関西大学社会安全学部長教授、京都大学名誉教授
阪神淡路大震災記念人と防災未来センター長を務められている方
そして株式会社GK京都というグループがデザインされている書籍でございます。
逃げることは、生きること。
この一文から始まっているんですけれども、発刊されたのは2012年の4月なんですよね。
まだ記憶にも新しいでしょうか。いや風化させてはいけないっていうふうにね思いますけれども、2011年の3月11日
東日本大震災、これがあったことがきっかけで書かれている書籍なんですけれども、この震災によってですね
住民の約40%が避難をされなかったという記録が残っているんですけれども、それによってが約2万人弱の方々が亡くなられているという未曾有の大災害だったんですね。
これをもとにですね、本当に内容構成としては非常にシンプルです。もう絵本のように書かれていますので、こういったシンプルな構成こそがより
頭に残りやすい、心に残るというふうに思いますので、一家に一冊置いていただきたい、そんなふうな内容になっています。お子さんと一緒に読むことができると思うんですね。
今日はこの中から5つ紹介させていただこうと思います。
1つ目が広域豪雨。都道府県単位の広い範囲で1時間40から60ミリ以上の強くて4、5時間以上の長い雨が降っていたら逃げましょう。
堤防の近くだからって安心しないですよ。川の近くの方は逃げましょう。
ここはもう大きな川だからそんなに水位が上がることもないから関係ありません。逃げましょう。
とにかく逃げる。大雨洪水警報に避難準備情報が出されたら逃げましょう。
そして避難勧告が出た。絶対に逃げましょう。どこに逃げたらいいの?小中学校などの公的な指定避難場所に逃げましょう。
これをきっちりとどこに逃げたらいいのかっていうことをご家族としっかり話し合って共有しておいてくださいね。
2つ目集中豪雨。 局地的に1時間100ミリ近い雨が降ったら逃げましょう。
川の近くの方は逃げましょう。 そして避難勧告が出たら絶対に逃げましょう。
これだけでも覚えて帰ってください。 3つ目土砂災害の場合
激しい雨が2,3時間降り続いた場合 逃げましょう。
土石流というのはまず1回を襲うんですね。 1回をドカーッと洗い流してしまうので
2回で過ごしましょう。 長く過ごせるような準備は整えておくんですが、とにかく激しい雨が降り続いた
急斜面の近くに積まれている方については逃げましょう。 そして土砂災害警戒情報が発令されたら
逃げましょう。 4つ目です
高潮 台風による暴風があって海の近くにいる場合
逃げましょう。 水面がどんどん上がってくるんですね。
そして河川の洪水よりももっと激しく家が流されるんです。 広い範囲に渡って浸水するんです。
避難の準備と家族の話し合い
だから台風による高潮を決して侮らないで 高潮警報が出たら
絶対に逃げましょう。 どこに?
高い場所の2階以上の鉄筋コンクリートの建物に逃げましょう。 木造だったら全て流されてしまいますよ。
高い場所っていうこともポイントですよ。 鉄筋コンクリートの建物ですよ。
何か起きた時にはこの場所に逃げようというふうに家族で話し合っておきましょう そして数時間以上過ごせるように準備を整えておきましょう
これはことが起こった時に準備では間に合いませんから 日頃から避難持ち出し袋
これを準備しておいて逃げましょう 5つ目最後です
津波 海辺で1分以上続く長い揺れの地震が起きたら
逃げましょう すぐに逃げましょう
駆け上がって逃げましょう どこに?
10メートル以上のできるだけ高い場所へ そして鉄筋コンクリートのビルの3階以上に逃げましょう
津波は高潮の日じゃないです 簡単に低温を超えていきます
それこそ2011年の東日本大震災 あの映像を思い浮かべてください
原子力発電所が万が一あった場合 ここが事故になりました
早く遠くへ逃げましょう 換気扇を止めて雨戸を閉めて一刻も早く
その家から離れましょう 溝の大災害っていうのは突然やってくるものなんですよね
準備は日頃からしておくことが非常に重要ですよ こういった避難換気
これがイラストと一緒に本当に1ページに対してもう2行ずつぐらいです
わかりやすい内容になっていると思います 他にもですね山で危険生物に出会った場合
インフルエンザが流行した場合火山噴火が起きた場合など様々なシチュエーションにおいて こういったことが起これば逃げましょう
そういった内容がですね散りばめられておりますので これは本当にお子さんと一緒に目を通していただきたいそんな内容になっています
この本が全てということではないですが少なくとも 家族で考えるきっかけになるそういった内容と
僕自身思いましたので 詳しくですねコラムのように差し込んである記事も非常に興味深い内容となっております
よければこちらの一冊一度手に取ってみてはいかがでしょうか 梅雨の時期でこれから台風も訪れますからこういったことをきっかけに
本当にですね小さなことで結構ですのでアンテナを張ってみるということは重要じゃない でしょうかということで本日は
逃げましょう災害で命をなくさないためにこちらの一冊を紹介させていただきました ということで明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日