年収1000万円の実態
はい、バーニング大家のアウトプット読書術
本日の一冊は、世帯年収1000万円
勝ち組家庭の残酷な真実
こちらの一冊を紹介させていただきます。
著者は加藤梨里氏、保険会社信託銀行
ファイナンシャルプランナー会社を経て
2014年に独立された現役CFP
ファイナンシャルプランナーの方でございます。
年収1000万円
そんな家庭どうですかって聞かれたら
皆さんどう思われます?
ええなぁ!夢あるなぁ!
年収1000万はもう勝ち組やなぁ!
思いませんか?
今の会社ではもう到底年収1000万円
もう届かへん届かへん!
あ、無理やなぁ、めぇはぁ、羨ましいなぁ
そういうふうに思わないですかね?
それが違うっていう話なんですよ
残酷な真実言うてますから
まず日本の平均年収は
2023年時点において
約400万円程度なんですよね
それから見れば2倍以上やん
年収1000万円それ勝ち組でしょって
思うんですけどね
思いますよね
それが違うと年収1000万円っていうのは
子育て世帯においては
基本的な生活には
こうと書かないレベルかもしれないけれども
勝ち組というにはあまりにも
それは虚像であると
そんなことはないですよ
っていうことについて解説をされた本なんです
こちらもね2023年に発刊されている
書籍なんですけども
その現実について
ちょっと解説をさせていただこうかな
と思っております
まず年収1000万円の実態
名目と実質のギャップ
と呼ばれるものがあるんですけども
いろんな要因があって
今この現在において
日本社会においては
年収1000万円ぐらいでは
経済的な余裕は感じにくくなってるんですよね
っていうことがあるんですよ
いろんな要因ありますけども
例えば税金社会保険料の増加
不動産価格や教育費の高騰
物価上昇などもありますよね
家計圧迫するんですよね
実質的な仮処分所得という
自由に使えるお金というのは減少していってる
特に子育て世帯においては
これらの負担っていうのも
顕著に表れているわけなんですよ
だから生活の質を維持するためには
綿密な家計管理が必要なんです
っていうことをざっくり書かれているんですけども
具体的に言うと住宅ローンね
オクションとかいうのはありますよね
1億円のマンション
1000万円の年収の人だったら
買えるんじゃないんですか
って思うんですけど
これについても分解されてるんですよ
物件価格に対する世帯年収比率っていうのが
重要になってくるんですけども
物件価格は年収の約7倍
場合によっては10倍までは
そのローンが組める
住宅の組めますよって言われてるんです
だから年収1000万円の人だったら
その10倍であれば1億円まで
いけるやっぱ買えるじゃないですか
って思うじゃないですか
ここに別の要素も入ってくるんですね
年収に対する年間のローン額の負担比率
いわゆる返済比率というもの
これも関わってくるんですが
いろんな銀行さんの条件にもよりますが
15から20%ないしは
一部上場企業さんとか公務員さんだったら
40%なんて言われてますが
一般的な高所得者層と呼ばれる
その年収1000万円35%ぐらいとしましょう
であればですよ
年収1000万円の方が金利1.5%
ちょっと高めではありますが
今の金利上昇っていうのを
鑑みた時にそのぐらいの金利ですと
で1億円のこの物件を35年間
元利均等返済で返済していった場合
返済負担率は36.7%
やっぱギリ買えるやんって思うんですけども
ギリギリなんです
楽に買えるんじゃないっていうことは
覚えておいてください
他にもねこの年収1000万円っていうのが
そのペアローンとかね
要は共働き世帯で
それ達成してる場合もありますけど
ペアローンって簡単に考えがちですけど
相手方がもし仮にそのカードで
ちょっと罰くらってるみたいな
不細があってローン借りれません
みたいなことになった時に
この物件結局買えませんやんみたいな
単体のローンだけで組めませんみたいなね
こういったリスクもありますし
単純に住宅価格も今どんどんどんどん上がってますから
その1億円で無理して頑張って
買ったとして
今後その下落物価が
まあね今は上がってますけど
その住宅の値段がね
上がり続けてる限らないですよ
売り抜けられるんですか
そういった問題もありますから
現実的に言うと
1000万円の方が年収あったとしても
オクションっていうのを買っていくのは
かなり無理がありますよね
っていうこの現実です
公的支援と教育費の現実
そして続いて公的支援の所得制限と
その影響というものがあるんですけど
年収1000万円前後の世帯っていうのは
支援の対象外となることが非常に多いと
なるほどそうか
児童手当とかね
高校授業料の無償化とか
大学の奨学金制とか
いろんなことありますけど
これって所得が低い世帯向けに
行われているサービスであって
年収1000万円ぐらいっていうのは
ほとんどその対象外になっちゃうんですよね
事情努力自分たちで努力をして
いかなきゃいけないんですよ
だから負担が増えるわけですよね
ちょうどねちょうどしんどいの
本当に1000万円ぐらい
小学校のお受験塾とか
習い事とかいろいろあるじゃないですか
結局今の時代少子化でしょ
少子化なのに加熱する課金ゲームだって
言われてるんですよ
課金ゲームとは上手いこと言うと
これね難しい問題
1000万円台の方って
年収がね頑張ればなんとかなっちゃう
これがね悠々しき問題ですよ
本当に人口が10万人未満の市町村の
小学校の学習塾台
これはね平均4万5千円ぐらい
って言われてるんですよ
一方の100万人以上の市と
23区においては
この小学生の学習塾台は
16万円ぐらいと言われています
4倍も違うとそんな違うんだ
田舎の方と都市圏の
中学でも2倍ぐらい変わってくるんです
結局ね都市圏はね
もう物価も高い住居費用も高い
そしてこういった教育費用も高くつく
でも年収1000万あるから
夫婦とも働きて頑張れば
なんとかなっちゃうここなんですよ
そもそも所得が低ければ
もう選択肢ないですから
田舎の方でもう親と一緒に
共働き家庭の現実と課題
もう子育てしていこうかみたいな
心にゆとりも生まれるわけですよね
花から選択肢なければ
選べちゃうということにおいて
苦しくなっちゃうんですよ
これね続いての問題ですけど
共働き家庭の現実と課題って
おっしゃってるんですけど
保育園の費用とか
子供の病気の時の対応とか
働きながら子育てするっての
めちゃくちゃねストレスかかるわけです
共働きってほんとしんどいんですよ
だからお金稼げてるやん
年収1000万やん
いいやんって思われがちなんですけど
そのお金というものと引き換えに
時間的かつ精神的な余裕が
失われてるんですよ
これって本当に幸せなのか
でもってですよ
でもって根本お金が稼げてるやん
いいやんっていうのが事実
今まで述べてきましたけども
住宅労員に対しても意外と厳しいですし
でいろんな支援の対象外となるし
思っているよりも稼げてない
お金が残らないって言った方が正しいですかね
ねハッシュタグ学童落ちたっていうね
言葉があった小市の壁なんても言われてますよ
学童に預けられなければ
とも働きを諦めざるを得ない状況になっちゃうとか
これがX当時はまだツイッターでしたかね
2023年の3月に投稿されてバズった言葉です
こんな言葉もありましたよね
保育園落ちた日本死ね
これが国会で取り上げられた
ね物議官申し出した言葉ですけど
子供を預けられなければ
仕事に復帰できないということ
その高所得ということを自負で持っていた家庭が
崩壊していく原因になっちゃうという
そんな問題も抱えているわけなんです
そして次の問題社会的なイメージと
この現実との乖離今まで述べてきましたけど
実際1000万円の年収ぐらいでは
しんどいなってことが大体分かってきましたよね
じゃあ育児を優先して
このキャリア収入というのを捨てるのか
夫婦で働いて頑張って頑張って
それでもやっぱり働いて時間をお金で買うのか
家事代行を利用してみたりとかね
でもそれやったら結局頑張って働いて
収入を上げているのに
その出費の方が大きくなっちゃうじゃん
共働きで必死に必死にやっていってるのに
結果時間的精神的な余裕が失われちゃって
稼いだと思われるお金が出費の方に
どんどんどんどん費やされていく
貧困になっちゃってるじゃないっていう
このね世の中で言ったら
勝ち組ええなって思われてるけど
1000万円年収せたいっていうのは
実はしんどいんですよっていうことを
この皆さんに伝えたいっていうね
マネーリテラシーと家計見直し
そんな一冊なわけですよ
そこからねさらにね
あのファイナンシャルプランナーとしての
この加藤さんの提案として
ニーサとかイデコの活用していきましょうとか
いろんな工場を適用していきましょうね
年収が1000万円っていうのと
所得が1000万円っていうのは大きく違いますよ
この所得をどんどん減らしていきましょうね
っていうことで雑村工場を設けるとか
医療費工場を利用するとか
小規模企業共済等掛け金の工場を利用するとか
そういったことの提案を
たくさんしてくださっているわけなんですよね
家計の見直しとか将来への備えについての
具体的なアドバイスがたくさん書かれております
こうやってマネーリテラシーは
一人一人が挙げていかなきゃいけないわけなんですよね
家は稼げてるからって頑張ってるから
友働きでいけてるから言うんじゃなくて
あれ以外とお金残ってないって
この現実から目を背けないで
自身の問題としてしっかり向き合って
学んでいきましょうと
さらに周りの方々はですね
あそこは勝ち組み屋じゃなくてね
これもまた人事でもなくてですね
自分たちでお金をしっかり向き合って
考えていくこと非常に重要ですよと
現代の日本社会における
中流上位層の実態を明らかにした
そんな世帯年収1000万円
勝ち組み家計の残酷な真実
この2冊を本日は紹介させていただきました
ということで
明日もワクワクと楽しく元気にいきましょう
それではまた明日