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2023-05-21 35:15

令和五年皐月の回「コトバノコト5」3

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」

今回のお題は「コトバノコト」

今週は方言のアクセントについてのお話をしています。

どの地域でどんな感じのアクセントを使われているのか

普段は意識しないでお話していることなので、びっくりすることがあるかもしれませんね。

のんびりお聴きいただけると嬉しいです。


00:10
では、次の話題について、ちょっと詳しくしていきたいと思います。
先週、雷道さんが、方言ってどんなもの?って私が聞いたときに、独特の言い回し、語彙とか、なまり、アクセントのことがあるんじゃないの?っておっしゃいましたが、
本当にその通りで、大体の人とか、一般的に方言って何?って聞かれたら、その地方独特の語彙や言い回しですね。
専門用語では、利言と言います。
どんな言葉ですか?
人弁に里っていう字を書いて、
言葉のことで、利言です。
これが、文字面に書いても、表記が揺れがあるもののことを指してるんですか?
そうです。
独特な言い回しとか。
あとは、アクセントや発音の違いが、方言らしいなと感じるところかなと思います。
ちなみにその校舎には、こういう利言みたいな言い方はないんですか?
アクセントや、違いですか?
アクセントとかを指しての言葉。
はね、ないです。
ないというか、私は知らないですね。
ここからが、専門的な話になってしまいすぎるので、ストップはかけていただきたいんですが。
今週はアクセントの違いについて、お話をしていきたいと思います。
その人が喋ってるのを文字起こししたら違いが見えないけど、
喋ってるのを耳で聞いたら、これは我々と同じ地域に住んでないぞって気づくよってことですか?
そうです。
アクセントとかイントネーションとか、そういうイメージ?
そうですね。
さっきチラッと出てきた、発音の違いみたいな、よく言う江戸弁で人種の違いがわからないみたいな話があります。
そこも含みます?
はい。
それはまた別の話?
いや、それも含みます。
含みますか。
大きく分けると、日本語には2つのアクセントがあります。
どこに強さを置くかとか、日本語は高いと低いで区別をつけるので。
どこに高さを持ってくるか。
03:02
というので分けていくと2種類です。
東京式アクセントと京阪式アクセント。
京阪ね。京都・大阪って意味ですね。
そうですね。いわゆる関西弁のアクセントですね。
東京・京阪・東京。
はい。で、面白いことに京阪式アクセントのことを甲種アクセントとも言います。
甲乙の甲ですね。
はい。京阪の方が甲なんですね。
なんかちょっと分かりますけどね。なんとなくちょっと分かる感じもしますけど。
はい。で、東京式が乙種アクセントです。
どっちに昔都があったかっていう。
っていう話ですよね。
話ですね。
京阪式の方は一般的に大阪・京都・南部、それから兵庫の南部と奈良・滋賀・伊勢あたりになっています。
だって多分こういう言葉、こういう言語のアクセントだのイントネーションだのみたいな話が出始めたのって明治のいつぐらいか分かんないけど
仮に前半とするならば、おそらく明治天皇ってどちらかと言えば甲種ですからね。想像するに。生まれ育ちが京都ですもんね。
そうですね。そうかもしれません。
移動はして東京に住むようになってるから、住んでるのは東京だけど、恐れ多くも天皇なので庶民と一緒に話すことはないでしょうけど。
そのエリアがみんな基本的に京藩のいわゆる甲種のイントネーション発音をしてるのであれば、そっちによって、どちらかと言えば甲種の方に入る発音発声をしてたと思いますもんね。
そうでしょうね。
それはそっちが甲ですよ。
なるほど。
で、そう2つあるよと。
あとは四国、徳島とか、高知の東とかの真ん中あたりぐらいまでが京藩式です。
香川も含んでる感じですか?
香川は佐抜式っていう編集なんです。
そうなんだ。
ちょっと別のアクセントになっちゃうんですね。
で、飛んで愛媛が京藩式です。
高知の西は違ってて香川も違うから地域的に空いて愛媛がそうなんだ。
中国地方は?
中国地方は東京式です。
愛媛の飛び方ちょっと微妙ですね。
06:01
世都内海の文化の関係上、中国地方がある程度そうだったら、陸続きでは離れてても海洋文化的に愛媛にあっても不思議はないなって思うけど、そこが途切れるんですね。
海側から行っても途切れるって感じになるんだ。
そうなんです。
で、中国地方は東京式になるんだ。
はい。
で、あとそこで今言わなかった京都の北部、兵庫の北部、それから四国三地。
四国を真ん中にスーッと色分けの線が入るんです。
そこは京阪式と東京式が混ざっているたるい式っていうちょっと変わった、これも編集があるんですけど、そこに入ります。
京都北部、兵庫北部っていうのは文化とかそういうニュアンスで言うと参院に近い文化ですよね。日本海側に面しているので。
いわゆる大阪とか京都の街中、京都市内とか大阪とか奈良とかとはちょっと文化がまた違うのかなというのは想像できるところですよね。
そうですね。
まあでも言えば京阪の郊外っていう意味で言うと、四国の山の方とかとちょっと通じるような部分があるとしても、まあまあわからんでもないですね。
そうですね。
京阪式はみなさんもよくご存知だと思うので、そんなに言わなくてもいいかなっていう気はするんですが。
昔テレビで見てすごいわかりやすくて好きなのが、神様とかみたいな意味の仙人っていう言葉がある。仙人、どっち?仙人っているじゃないですか。
で、人数が1000いることを仙人って言うじゃないですか。
このアクセントで皇帝、日本語は皇帝っていうことなので皇帝が、いわゆるこの京阪式と東京式が真逆っていう話が、ダウンタウンの多分ね、ガキの使い合いあらへんで出てきたんですよね。
普通にトークしてて、例えばおじいさん的な話になった時に、仙人やないんやからみたいな言い方をして、東京のお客さんなんでちょっと変な笑いが起こったんですよ。
で、気づいてあれ、発音違う?みたいなアクセントとか言い方してなかったと思うんですけど。
09:00
で、こっちと違うんやみたいな話になって、その時に例えて仙人の仙人なのか仙人の仙人なのかみたいな。
それがアクセントに、皇帝によってどっちかで、だと違和感があってどっちかだと意味が通るみたいな話で出てきたので。
これがそのアクセントの話で言うと分かりやすいかなとは。
そうですね。
例えば、汁が、お汁、汁物の汁ですね。
あと白がは東京式ですが、これが京阪式だと汁がとか白がっていう風に。
言いますね。
なるんですけど、東京式よりもアクセントのパターンが多いんですよ実は。
まあ平板よりですもんね、東京。
そうですね。
今で言う東京の言葉ですね。
で、高いところから下がっていくか、低いところから上がっていくかっていうパターンが、京阪式の方が豊かであると言えるかなと思います。
なるほどね。
今話に出てきていない地域で中共のことを思うことがあるんですけど。
これ聞いた話、人から聞いた話で全く嘘の可能性もあるんですけど。
ありがとうが、平板に近いですけど東京のアクセントはあについてるんですよね。
ありがとう。
で、いわゆる関西弁はありがとう。
はいはいはい。
で、中京どうなのって、いわゆる名古屋ってどうなのっていう話になったときに、名古屋出身じゃない友達から聞いた話ではありがとうだって、間につく。
だから東側から前につく、中につく、後ろにつくっていう風に、ちょうど地域と同じようにアクセントの場所がずれてってるっていう話を聞いて、
なるほどって、変に納得のいく話だなと思ったんですけど。
そんなのもありましたね。
それも東京式の種類のお話にもつながります。
はいはいはい。
京阪式の話から先にすると、これも世代や地域個人でも結構いろいろパターンがあって、
地下鉄を京阪式だと地下鉄と言ったり、地下鉄と言ったりもします。
たくさんのことを行産と言いますが、行産って言ったり行産って言ったりもしますね。
パターンが本当にたくさんある感じです。
それはその世代とか細かい地域とかで差があるってこと?
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そうです。世代でも違うし、あと大阪神戸と京都でちょっと差が大きい。
大阪神戸は一緒で京都が別っていう。
少し違いがありますね。
大阪神戸だと食べました、東京って言いますが、京都だと食べましたとか東京とが上がったり。
難しいですね。言ってることは難しくないんだけど、かなり複雑ですね。
そうなんです。複雑すぎるから、関西弁って真似しやすい、京阪式は真似しやすいような気がするけれど、完全に習得するのが難しくて、
だから地の人にはすぐお前のはエセ関西弁だって指摘されてしまう。
あれもあるみたいですね。そういう話ってやっぱりこういうポッドキャストとかでも話題に出ることがあるから聞いてて面白かったのが、
センテンスの最後だけ関西弁の真似をするんですよ、エセ関西弁の人って。
主語のところから関西弁は関西弁なんですよね。
先ほどの千人がいてっていうのを関西弁にしようとしたときに、千人がおってだけ関西弁にしてるんだけど、
アクセントが千人になってないから、関西の人からしたらお前の関西弁は気持ち悪いとか偽物だとかって言われるっていう話は聞いたことありますね。
なるほど。
すいません、話の腰を折りまくる大会みたいな。
いいですいいです。
対して東京式は大体残りの地域。
大体です。当てはまらない地域ももちろんあります。
でもざっくり言うと中部地方もそうだし、東北北海道もそうだし、九州もそう。
そうですね。まず北海道です。東北北西部、青森から秋田、岩手、宮城ぐらいまで。
あと山形もそうですね。福島が違うんですよ。
違うんだ。宮城は入る?岩手も入らない?
入ります。
じゃあ本当に福島だけ?県レベルでいうと、ざっくり言うと福島だけが。
福島と宮城南部。
なるほどね。福島に近い方か。
あと栃木とかは入らないですね。
栃木はそうなんだ。でも群馬は入るんだね。
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群馬も入らないですね。
群馬の出身の知り合いがいて、やっぱりイントネーション。前にもこの番組でも話したかもしれないですけど、
イチゴっていうイントネーションになる地域で、あれもそうです。
半袖のこと半袖っていうアクセントを言いますね。群馬の方は。
イメージとして関東だから東京弁に近いだろうってイメージがある中で、そこが結構県庁に違うので、
関東っぽくないなっていうイメージをなんとなく持ってたんですけど、方言的な学問的なアプローチをすればそこはそこで一つ独立した違う文化があるというかね。
文化的なのが適切かわからないですけど、福島とか宮城の南部とかと同じブロックみたいな感じになっているんですかね。
あとは東京とかの関東西部と甲信越東海奈良南部近畿北西部四国中国地方の四国は南西部ですね。
九州北東部。
関東東部は外れるんですね。
関東東部がそれがですね、私今地図を見ながら話をしてるんですが茨城も入ってないです。
千葉は?
千葉はギリギリな感じですね。
茨城は福島と同じ方か。
茨城ってかなり抑揚の多い東北弁っぽい喋り方なんです。
抑揚が多いと感じるんですね。
感じますね。本当に茨城の方には失礼なんですけど、初めて聞いたときふざけてるのかなって思うぐらい、
いわゆる東北弁のイメージ、一般の方が勝手に思っている東北弁のイメージの誇張してるのかなっていうぐらいの喋り方でしたね。
僕がその時たまたま遭遇した茨城の方は、みっともな方だと思うんですけど、そんな印象でした。
そうですね、確かに。
芸人さんにいらっしゃいますよね。
いますね。
あの人、茨城だっけ?
茨城?栃木?
茨城だと思います。
あちらの方の方々ですよね。
そうですね、栃木かな。
茨城の方もいましたけどね、茨城弁をしてる人。
あの方々が話してるのが、関東北部と東北南部のアクセントです。
僕が思ってるとかではなく、いわゆる田舎ものっぽい言葉、発音というかイントネーションというか。
それを売りに彼らはされてるだろうし、別にそれが仮に田舎っぽかったって別にいいじゃんって話なんですけど、
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いわゆるイメージしやすいっていう意味でいうと、そういう方言の発音、アクセントとかの使い方かなと思いますね。
東京式も大きく3つに分かれます。
さっきライドさんもおっしゃってましたが、東京、いわゆる東京、共通語、標準語みたいな、東京のど真ん中の話し方。
それから東京は中林式東京式。
え、なんて?
中林、中、中川。
上中下の中。
上中下の中です。
で、林。
林は輪っかですね。
中林式っていうんだ。
その内側に内林式というのがあって、これは岡山とか東海の話しの仕方。
で、東京が中林式ですね。
だからおそらく南関東全般ですよね。
そうですね。南関東を東海あたり。
愛知の半分、西半分ぐらいから岐阜が内林式だと思ってください。
だからあれですよね。大河的に言うと小田と徳川の境目ですよね。
そうですね。
三河と尾張、尾張、三野と三河、東と三鶴が伊豆から江戸方面みたいな感じですよね。
はい、そうですね。
いろんなものの文化の境目みたいなところで、あの辺が出てきますもんね。
はい。
で、あと九州の北部、それから愛知県の三河あたりのちょびっと。
岩手県の海川が、これが外林、外川。
なるほどね。
北海道とか東北北部の方は、それの変種。
まあ北海道は完全に屯田兵の影響とかですからね。
そうですね。北海道は完全に特別なので、いろんな地域の方言が混ざってしまって、とびちみたいになってます。
方言というかね、ネイティブな言語としては、それこそ話題に出てたアイヌ語がもともとあった土地で、
その屯田兵としてね、本州側の人間がいっぱい入ってたから、そこで独自の。
でもそれでも結果的に独自の方言みたいなのができてるのは面白いところではあるんですけど。
そうですね。ここ最近有名な北広島市。
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あの球場が新しくできたんですかね。
は、なぜ広島かっていうと、広島から屯田兵の人たちがいっぱいいた地域。
そうですよね。そういう地名多いですよね。都道府県的なのに、北とかついてるようなところね。
はい。面白いことにあそこ広島弁なんですよ。
あー、なるほど。なるほどね。なんかありそうですね。
意味違うし、方言とかとはつながらないかもしれないけど、東京もね、例えば駿河台とか、
そういう、他の地方の地名が入ってる地名、郊外だと東福岡市とかね。
そういう他の地域の地名が入ってるのは、やっぱり東京が諸島になった、東京というか江戸の時から、
諸島になって移ってきた人がいたりするからっていうのがあるので、そういう意味ではちょっと似たところがあるかもしれないですね。
で、その内隣式、中隣式、外隣式っていうのは、これから話すのかもしれないんですけど、
いわゆる京都、大阪を中心に方言が中心から発生して地方へ広がっていくとかっていう説の系譜なんですかね。
それは確定ではないんですけど、系統がそこが似ているっていう感じですかね。
ざっくりした言い方をすると、九州と東北ですごい離れてるけど近い方言があるよみたいな話があるって、
それがだから、原因が都が中心だからっていうことかどうかともかく、
同心園上に広がるよみたいな傾向があるのはあるってこと?
あるのはあります。
で、それによって内隣とか中隣とか外隣とかって言葉ができてるっていうのも、それはそういう認識でいいの?
そこはそのままイコールではないのか?
そこまでは私もわからないです。
東海岡山が内隣で、要するに都に近いエリアで、その外側が関東とかで、一番最後外側が東北とか九州とかになっていくから。
でもそういう風になっちゃうでしょうね。
レイアウトとしてはそういう形になってますね。
学説的な電波の仕方の話とかっていうのとは一概に、そこにその真相があるとまでは言い切れないけどね。
東京式の特徴としては、アクセントが一度上がってしまうとも下がらないというのがあります。
例あります?
そうですね。
京阪式で添える、何かにくっつけるみたいに添えると、果物のいちごをくっつけて言うと、京阪式では添えるいちごになります。
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だけど、東京式だと添えるってAから上がってきますね。
で、いちご餅から上がりますね。
そうするとこれがくっつくと、本当だったら添えるいちごになるはずが、添えるいちごと平板になります。
なりますね。
はい。
これまた余計な話しますけど、一昔前、二昔前に若者言葉の平板化っていうのが話題に取り上げられた時があって、今でも使いますけど、クラブが顕著、あとギターとかね。
ギターって英語の発音的に言ってもギターですよね。
僕らの世代がナチュラルに覚えた、いわゆる東京式でいけばやっぱりギターだったんですよね。
クラブもクラブだったんですよ。
クラブとかギターっていう風に変化して。
やっぱり僕は割とリアル世代みたいなタイミングだったので、流行ってるんだなって思いつつも、ダセーの流行ってるなって思ったっていう感じもあるんですよ。
本当に今回僕、不要意に北関東の人を敵に回してる気がしますけど、群馬、栃木、茨城あたりの方言っぽいなって思ったんですよね。
なので、さっき言ったエリア、東北南部から関東北部あたりの方言っていうのが平板なところとつながってるのかなとは思ってて。
それがなんで流行ったのかはよくわかんないんですけれども、ひと頃平成の時代に若者言葉として入ってきて、今も名残的には残ってる。
使い分ける必要があるからっていうのもありますけどね、クラブとクラブはね。
もちろんクラブ活動のクラブもあるんだけど、銀座とかにある金持ちが飲みに行くクラブと、若者が踊りに行くクラブを一語で使い分けるためのイントネーションの文化っていう側面もあるんですけど。
でもそういう経緯で、もともとなかったイントネーションが最近入ってきたケースとしては印象深いですね。
27:06
それが平板ってことともつながりがあることだなっていうのを差し込んでみました。
ありがとうございます。
その地域、北関東地域のアクセントは無アクセント、アクセントがないとか曖昧アクセントと言われたりしますね。アクセントがはっきりしてないんですね。
印象としては永遠と上がっていっちゃうアクセント?
あー、そうですね。
お前何してるんだべーっていう感じで。
それこそさっき話題に出たユージコージさんの漫才とか聞いてると、そのワンセンテンスがずっと上って感じてるのがわかりやすいかもしれないですね。
これがすっとんで九州の真ん中あたりにありまして。
熊本とか宮崎とかその辺の。
そうです。
とか佐賀あたり。
あー、佐賀ね。
その外側、鹿児島とか長崎と熊本の海川あたりは九州・新潟って言ってまた独自のものがあります。
リンゴさんがそれですね。
あー、なるほどね。わかりますね。
ポッドキャスターさんがいるとわかりやすいですね。
そうですね。僕は自分が海梨県の出身なんでついつい見逃しがちなんですけど、海で繋がってるところは文化近いのよくあることですよね。
はい、そうですね。
長崎と熊本とか鹿児島って陸路で行くと佐賀県通らないといけないんだけど、
それこそ京都とか福岡とかから見た場合のどのぐらい離れてるかって言ったら近いようなところがあったり、
近いって言っても陸続きじゃないじゃんっていうところは海が保管してくれてるので、
同じぐらい遠いってことは同じような傾向が出やすいっていうのはあるんだよなっていうのは。
やっぱり意識してないと僕なんかは忘れちゃうんですよね。陸地がねえからなーっていちいち思っちゃう。
そうですね。
日常に全然ないんですね。海を船で渡るみたいな発想が。
あーそっかそっか。なるほど。
船で行けばいいじゃんっていう発想が全く思い浮かばないんですよ。
そういう話のときに。陸路がないからあそこは別だよねみたいな感じがしちゃうんですよね。
だからそれこそ瀬戸内海文化みたいな文化あるじゃないですか。それこそ地中海文化みたいなと近いような。
ああいう感覚っていうのはね、やっぱり肌身に入ってないんですよね。肌身で触れてきてないっていうか、
文章で読んで知ってるみたいな話でしかないので、ちょっと意識しないと忘れちゃうなっていうのがあったんで。
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僕と同じ海梨県の人はそういうふうに意識して思った方が話が入ってきやすいかもしれないです。
そうですね。色分けしてある地図なんかを見るとあーって思うと思います。
そうですね。地域、繰り返しになっちゃうけど、陸路がどうとかいうことじゃなくて、距離感とか、こういう帯になってるなとかっていうのがありますよね。
ちょっとまた話余計なこと言いますけど、和歌山、高知、鹿児島って、
なんか通用してる文化があったりするらしいですもんね。
そうですね。
要するに外海に触れてる太平洋に直接面してるような地域っていう共通点があるので、
やっぱりもう、要するに外洋を船で渡ってくるようなことをしてるような人たちっていう繋がりがあるんだと思うんですよね。
話を戻してください。
アクセントはそんな感じで、東京式、京阪式、あと無アクセントとかアクセントがなかったり、ちょっと違う方だったりしますよっていう話です。
数としては、九州・新潟とか無アクセントのところとかっていうと、6、7個?もうちょいあるかな?10個くらいあるのかな?細かい分。大きく分けて2つっていうのが。
細かいの入れるとすごくいっぱいあるんですけど。
もっと細かくもあるってことですね。
はい、もっと細かくもあるので。でも大体ざっくり6、7ぐらいに分けられますかね。
福島中心のやつと九州・新潟と、あと山陰の方とか、山陰というか関西の北の方とか、
京阪式と東京式があってっていうので、そんな感じで6、7個イメージ。あと北海道か、完全に別口なのは。
なるほどね。そのぐらいでイメージ湧いてると、この後の話もイメージとしては分かりやすいかもしれないですね。
そうですね。大体東京式で60%、人口で言う60%ぐらい。
そうなんですね。やっぱり京阪式が意外と強いというか。
そうですね。京阪式でも20%強ぐらい。
九州の一部とか、無アクセント地域とかを入れると10%ぐらい。
それから九州南部の方のちょっと新潟とか、あと沖縄の方とかで5%ぐらい。
東北北部、青森の芸能人の大輪さんがお話しされてる。
33:03
いわゆる津軽弁とか言う?
はい。あれはまた上り角アクセントって違うのがあるんですけど、ああいうタイプので5%ぐらい。
なるほど。少数の本当に極地的な感じの方言がある。
なるほどね。
それこそ地形的な意味でも、そこだけ独立してとか、ここだけ残っちゃってるとかそういうのもありますもんね。
ありますあります。
面白いな。複雑複雑。
で、この分類はあくまでアクセントの話っていう話ですよね。
はい。これはアクセントの話です。
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