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2025-03-23 25:28

令和七年弥生の回『朔人一首7』4

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」

今月のお題は「朔人一首」です。

大河回に引き続き、『光る君へ』をテーマとして、ドラマの登場人物に関する人たちが詠んだ歌から選んでみました。

諸事情で、朔夜のミスが多いのですが、笑ってお見逃しいただけると助かります。また、番組内で訂正されていないことは、ミスに気づいていない可能性が高いので、そっと教えていただけると嬉しいです。

サマリー

このエピソードでは、天の橋立を題材にした歌に焦点を当て、その文学的背景や技術的要素を深く掘り下げています。また、泉敷部や恋の秘め事に関するエピソードも紹介され、歴史的な文献に基づいた洞察が提供されています。道政の歌と彼の人生の複雑さが探求され、特に彼の悪行や感情表現が歌の背景に与える影響について語られています。

天の橋立と歌の紹介
では、4週目最後になります。だんだんね、ドラマの舞台からは離れて、時代が下っていってしまうのですが。そうだね。
探していて、ちょうど赤そべえもんの歌もあったのですが、こちらはもう以前にご紹介してしまいましたので。そうですよね。
えもんの娘さん、こしきぶのないし、という方です。
でもこの人の歌もね、ちょびっとだけお話し以前にしたのです。
ごんのちゅうなごん、さだよりという方を一番最初ぐらいに紹介したことがありまして、この人と関係があったんだよーっていう話をチラリとしました。
まず歌の紹介からいきます。
大江山
幾野の道の遠ければ
まだ踏みも見ず
天の橋立て
あ、はい。
思いがありますか?
なんか、なんかちょっと。
はい。
いや、大丈夫ですよ。
はい。
大江山を越えて幾野へ通る単語の道は遠すぎて、
まだ天の橋立ての地を踏んだこともありませんし、母からの手紙も見てはいません。
という現代語訳になります。
これ、この天の橋立てはね、もちろん京都の有名な日本産系の一つの天の橋立てなので、
はい。
あれですけど、この締め方の歌って他にあります?僕が勘違いしてるだけ?それともこれのことであってるのかな?
これです。
あ、そうなんですね。
はい。
なんか、ほんとに最後の5音で、あれ知ってるみたいになりましたね。
そうですね。
天の橋立てで終わる歌は百人一首にはこれしかないですので。
多分そんなね、百人一首以外でもあれば、あって有名だったら知ってそうですもんね。
泉敷部と恋のエピソード
そうですね。
うん。
えー。
はい。
母が泉敷部です。
一条天皇の忠軍将士に、この人は将士秋子さんですね。
ん?ちょっと待って。
一緒に、はい、仕えていました。
母が?
母が泉敷部で、秋子さんの最初のうちは家庭教師みたいな感じでいましたよね。
赤爪門は?
お?おっと?
お疲れが過ぎますね、私。
そうですね。
そうですね。
ダメだな。
ほんと完全にメモにはエモンの娘って書いてます。
でも泉敷部で正解なの?
はい、泉敷部ですね。大変失礼いたしました。
頑張って編集してください。
もう編集しません。
はい。
はい。
はい、ダメダメです。
泉敷部さんの方なので、恋大きい女の方ですね。
うんうんうん。
娘の子敷部のないしも、幼い頃から本当に頭のいい子って言われていて、
この歌をめぐるエピソードを以前に紹介していると思います。
ああ、そうなんですね。
はい、それでね、覚えていらっしゃるんじゃないかなと思います。
ああ、なるほど。そうですね。
長い言葉書きが金曜集という歌集に付けられていまして、
当時年少若いながら非常に歌が上手いという評判だったんですが、
あまりに上手なので、お母さんが大作をしているのではないかという噂が出ます。
で、ある日、子敷部のないしが歌会に招かれたんですけれども、
その頃泉敷部がお父さん、夫と共に田んごの国に行っていて不在でした。
はいはいはい。
そこで同じ歌合わせに招かれていた藤原の定よりが意地悪をして、
歌はいかがさせたも、田んごへ人は使わしけむや。
ああ、はいはいはい。
いまだに来ないのかと尋ねました。
で、大作疑惑をひにくったんですけど、その場でこの歌を読んだんです。
なるほど。
はい、即答でした。
大山へ行く野の道、行く野の道は遠いのでまだ行ったことがありません。
手紙なんて見たこともありませんわ、天の橋立てだなんて。
で、行く、大山へ行く道と行く野という地名のもひっかけてます。
それから行ったことがない踏み、踏むっていう字ですね。
なるほど。
踏みの水を踏んでいないというのと、踏みは来ていません。
という掛け言葉がふんだんに使われている華麗なる歌です。
歌の背景と文学的要素
これを即興で読んだので、その場でみんながおおっと驚いたんじゃないかなって思います。
だからまだ踏みもせずのところは、掛け言葉だからそれでいいんだけど、踏みを見てないっていう方の意味合いが強いんだけど、
踏むの方で言えば踏みもせずだとそのまま踏むの方のイメージっぽくなりますね。
そうですね。
2つ掛かってるっていうのと、2カ所が行く野と踏むと。
行く野の道と立つ。
そういうのがあるから、僕も今読んでるときにネットで検索してみてたりするんですけど、
行くがかななんですよね、表記が。僕は見てて一般的にそうなんだと思うんですけど。
大山はフルで漢字で、行く野の道が行くだけかな。
まだ踏みもせずも踏みをかな。
要するに掛け言葉の部分はかな表記になってるってことですよね。
行くっていうのが橋の縁語、縁のある言葉、橋ですね。
川を渡る橋、ブリッジの方の橋の縁語なので、それに天の橋立ても引っ掛けて。
本当にテクニカルな歌です。
あれですね。
韻を踏むっていうのはさ、元々歌ってそういうものじゃないですか。
万国協通で本来そういうものだと思うんですけど。
日本の近現代ではわりと忘れ去られていた。
日本語がそもそもあんまり韻を踏むことに向いてないとかって話もあるにはあるらしいんですけど。
ここ数十年でヒップホップ文化がアメリカから流入してきて、
韻を踏むっていうのがまた日本の歌の文化の広い意味での歌の文化に戻ってきたなと思うんですけど。
昔聞いた話でやっぱり、こういう内容にしたいっていう時に
ヒップホップとかラップ歌ったりする人とか、歌詞を作ったりする人。
リリックって言うんでしょうけど、彼らからすれば。
だったらこういうふうに言えばここで韻踏めるねみたいなのが、ポンポン出てくるみたいなんですよね。
プロレベルの人たちって。
そういうのに近いんだろうなと思って。
歌いだしながら踏めるなとか思いながら、開演しながら歌うぐらいのことやってそうだなっていう感じがする。
歌うっていうか、書きながらというか。
これだって、例えば天橋立は方角的にそっちなんだろうけど、
別にそっち方面だったらどこでもいいわけじゃないですか。
行ったことない、あの辺の有名な場所他にあればそこでもいいんだけど。
踏みが来るから、あの辺にそういえば橋立あったなみたいな感じで、最後天橋立にするとかっていうような、
即興性が入ってるセンスの高さがあるから、これが即興でできるんだろうなみたいな。
お母さんとお父さんが不倫していたのも単語なので、そっち方面ですよね。
そっち方面にあるもので、他にも例えばその辺のなんとか山とかでも、もう山が出てきてるけど、
どっちも山の名前とか川の名前でもいいところを橋っていうので橋立。
橋立はその自体はブリッジではないけど、でも橋っていう言葉が含まれる地名がちょうどあるじゃんみたいなのを気づきながら書いたのかなみたいな感じがして。
そうですね。
これそういう意味で好きかもしれないですね。歌詞の内容というよりかはやっぱりそのテクニカルっていうところでよくできてるのと、
これが即興っていうその逸話付きで結構好きな歌かもしれないな。
そうですね。からかった相手も100人種に乗るような大過人ではあるんですけど、
歌を即興で読まれたら即興で変化を返さなければいけないんですが、変化ができずに逃げちゃったそうです。
なんでもよけりゃできたんだろうけどね、このレベルはって思うとってことがあったのかもしれないですね。
いいですね、それも含めて。
そうです。ただもったいないことにとても若くして亡くなってしまったそうで、亡くなった時にはかなりいろんな方が嘆いたと言われています。
なるほどね、才能があったのがね、皆さん知ってたからっていうことですよね。
立場の詩なんですね。
そうですね。
じゃあ、若くして亡くなっちゃってるから、そういう物語を書いたりとか、そういう何かが残ってるっていうのはあんまりないのかな。
そうですね。歌はいくつか残ってはいるようですが。
はい。にょうぼう36カセンにも選ばれています。
はい。では最後の歌です。
はい。さきょうだいふみちまさです。
チラリとドラマには出てきました。
さきょうだいふ?
はい。さきょうだいふみちまさ。
みちまさ。
はい。これちかの息子さんです。
おー。
で、ふくさきなゆたさんという方が演じていらっしゃって、最後の1話2話ぐらいにチラチラと出てきていたと思います。
なるほど。
はい。では歌に行きます。
いまはただ、おもいたえなんとばかりよ。ひとづてならで、ゆうよしもがな。
はい。
いまとなっては、あなたへのおもいをあきらめてしまおうということだけを、ひとづてにではなく、あなたに直接あって、ゆうほうほうはあってほしいものだ。
ほう。
はい。
うたの内容なんか、ちょっとかなしげな感じだなと。
そうですね。
はい。
思うんですけど、五周一周から選ばれた歌で、言葉書きには、
いせのさいぐう、わたりよりまかりのぼりて、はびりけるひとに、しのびでかよいけることを、
おおやけもきこしめして、まもりてなどつけさせたまいて、しのびにもかよわずなりにければ、よみはびりける。
とあります。
いせじんぐうのさいぐうさん。
だから、いせじんぐうのみこさんですね。
はい。
当時の三条天皇の娘です。
で、その人としのぶ恋をしていたと。
はい。
ただ、いせのさいぐうさんは、当然ですが、諸女でなければなりません。
そうですね。
はい。
ので、それ本当に秘密も秘密。
そうですね。
はい。
とうこさん、あたりに子供って書いて、とうこさんと多分お読みするんだと思うんですが、
さいぐうの任を終えて、都に戻ったところに、道政が通うようになりました。
で、当時、とうこさんが15歳。
道政が24歳ぐらい。
だけど、三条帝の耳に届いてしまって、院が激怒し、見張りをつけて会わせないようにした。
なるほど。
はい。で、この歌が読まれたということですね。
まあ、しょうがないですな、それは。
はい。
状況的にはしょうがないとは思うけど。
道政の歌とその背景
はい。で、親の反対で会うことができないから、人捨てとか手紙とかじゃなくって、
なんとか直接言う方法がないものだろうかと苦しんでいる歌になります。
で、本当にそのとうこさん、もうすぐ亡くなられてしまったようで。
おー。
はい。
で、もともと道政はね、お父さんが失脚した身ですので、
さらにこの件で不遇の人となってしまいます。
それで荒れたのかどうかはわかりませんが、
かなり人殺しをしたり乱暴したりと、暴れたい放題で、悪三味とまで呼ばれたそうです。
はい。
なるほどね。歌自体は、これもストレート系ですよね。
そうですね。
技法的っていうかテクニカルっていうよりかは、もうダイレクトに感情を表現しているっていう感じと、
まあ、なんていうんだろうな。
紳士的、ジェントルマンっていう意味の紳士じゃなくて、違う方の紳士な感じはすごくしますね。
そうですね。
気持ちとしては、好感が持てるといえば持てる。
まあまあ、そもそもの道ならぬ恋がいいのかどうかみたいなところはあるにしてよ。
ええ、ええ。
なんか、まあまあでもあれか。お互い若かっただろうし、
熱が冷めるよりも前に、会えない状況ができたからこそってところもあるんだろうとは思うけど。
そうですね。余計に燃え上がってしまう感じの。
感じしますね。
まあ、東子さんの方がどのくらいどうだったかが、ちょっとよくわかんないっていうところはあるけど。
そうですね。どうだったんでしょう。そこはわかりませんね。
そこはわかりませんが。
この人はだいぶ若いし、別に歌とかも残ってないんですかね。
まあ、読んでないわけではないですよ。
まあまあ、そりゃそうですよね。
まあまあね、その歌の実力とかもね、人によりそれぞれだから。
そうですね。
一応、東子内信の、まさこって読むみたいですね。
おー、まさこさん。
wikipediaがありますけど、項目が生涯と参考文献しかないので、やっぱり情報の少ない方なんだろうなという感じがしますね。
そうですね。
これ、百人一首でカルタをしているときに、大変読みにくい歌なんです。
今はただ、思い絶えなんまではまあいいんですけど、次の5文字がとばかりを。
そうだよね。
なんですね。で、とだけが引用の格助詞で、ばかりは限定の意味の副助詞。
だからばかりをでまとまりなんですけど、だから5文字でまとめて読めなくて。
そうですよね。だからこれ、実質的には584なんだよね。575じゃなくてね。
そうですね。まとまりとしてはそっちに近いと思います。
で、私、さっき読んだときも、との後にちょっと間があったと思うんですが。
ちゃんと読み手さん、資格を持っていらっしゃる読み手さんが読むときの、との後に少し間があるので。
ちょっと読みづらそうだなと思いながらいつも聞いています。
確かにな、とばかりをって5音で読まれても、聞いてる側、カルタじゃなくて聞いてる側として、ちょっとやっぱり違和感あるよね。
そうですね。ただね、あれはリズムに乗って読むので、5で何秒間ぐらい、7で何秒間ぐらいっていう風に読むんですが。
このとばかりをって、との後ちょっと伸ばすのがいつも違和感があって。
読むときも大変だし、聞く方もちょっと違和感があるんですね。
ちょっとあれですよね。作家さん的な感じで言うと、クイズの読みとかと通じる部分がありますよね。読みの工夫がいるというか。
そうですね。
朗読とはまた違った、テクニカルな読み方が必要とされるものじゃないですか、どっちも。
だってそれに対する反応があれじゃない?早押しクイズみたいになるわけじゃない?
そうです。
そういう意味でもね。
早押しクイズというか、カルタで行けば、今はタで取っちゃうので。
そうだね。
そっかそっか。
歌はずっと読み続けるものですので。
なるほどなるほど。
片付けとかね、歌の整理とかしながら聞いているんですけど。
なるほどなるほど。そういうもんなんだ。
そうか、クイズはね、そこで読むのを止めなきゃいけないからね。
これもでも、そうだね。感情としてすごくいい歌だと思うけど、逆に言うとそのテクニカルさがひたすらないので。
好きとも嫌いとも言い難いような感じのところに落ち着いちゃうかなっていう感じがしますね。
そうですね。
あとの話として、それこそロバート・アキヤマさんの小遊記によると、結構この人の悪事がいっぱい暴露されていて。
お坊さんを使って火山天皇の娘を殺させたり。
松明羅神皇の増食帳、今で言う執事帳みたいな感じですか。
を凌辱したりとか。
かなり乱行が絶えなかったそうなんですけど。
それを聞いてしまうと、この歌はどうしたんだいって思ってしまいますね。
なるほど。
この歌があっての悪行三昧だとすると、よっぽど答えたんだね。
そうですね。その方がまだ解釈が成り立ちますよね。
やっぱりこのぐらいストレートに、せめて合わないことを直接伝えたいっていうぐらいの思いがあったからこその乱行っていう方が、まあまあわかるっちゃわかる。
その乱行乱行が逆にこの歌の思いを引き立ててるようにも取れなくはないですね。
そうですね。
これちかが結構やりたい放題の人だったじゃないですか。わがままで。
それの息子なので納得もできてしまう。
そうね。性格的にはそういうとこがある人。
そうですね。
これが、そうかね。党主が亡くなっちゃうっていうのもあるからしょうがない部分もあるだろうけど。
なんだかの事情で添い遂げられたとしたらどうだったんだろう。もしくは、参上体が許したとしても、党主が早く亡くなっちゃったら結局荒れちゃうのかなとかも思ったり。
そうですね。
興味深い感じですね。
はい、これでじゃあ今回も8週総合で。
ありがとうございました。
視聴者との交流
まとめる時間がなかなか取れず疲れも出てすみませんでした。
大変でしたね。お疲れな感じがよく出てました。
大変申し訳ありませんでした。
ではこれで4週分終わりまして、3月弥生の回は日曜日が5回ありますので、5回目は雑談とちょっとお知らせをお話ししていきたいと思います。
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