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2023-10-01 28:32

令和五年神無月の回「六畳半神話体系」1

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」

今月のお題は「六畳半神話体系」です。


神様がいらっしゃらない神無月。

寂しさを紛らわせるために、日本の神様の話をしてみました。

聞き慣れない、聴き馴染みのない言葉が多いと思いますが

秋の夜長にのんびりとお聴きください。

00:16
文ガチャは、ガチャを回して出てきた番組についてのんびりおしゃべりするポッドキャストです。
文ガチャ、神無月の回、椿雷道です。
咲夜です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、いつもの通り、ガチャを回した結果に基づきまして、今回何やるかが決まったわけですけれども、
前々回も新しく設けたコーナーというか番組が出てて、
そうでしたね。
大体の日本誌、方言、方言ときて、今回が六畳半神話体系です。
はい。
タイトルについてはちょいちょい触れてきている通り、四畳半神話体系からいただいているタイトルですけれども、
要は神話にまつわるお話を、咲夜さんが調べたり、もともと知ってたりという話を聞かせてくれる感じになるんですね。
はい、お願いいたします。
よろしくお願いします。
神話どうしようかな、いろいろ、日本神話、それからギリシャ神話なんかも有名ですし、
どうしようか、どこから入ろうかなと思ってはいたんですけれど、
今月が金月ということで、
ね、偶然なんですけどちょうどいいやつが。
そうなんですけどね、やっぱり日本の神様のお話をして金月の寂しさを紛らわせようかなと思います。
はい。
はい、というわけで今回、今月一杯4週間かけて、日本の神様のお話をしていきたいと思います。
はい、よろしくお願いします。
一応これ日本神話っていう言い方で、言葉的には正しいんですかね。
どうなんでしょうね、でもいいと思います。
よくというか見かけないわけではない言いましなので、間違いではないんだろうと思うんですけど。
なんか日本神話、もういきなり僕が喋っててなんか変な感じですけど、
日本神話とか神社にまつわる宗教って神道って言うじゃないですか。
はい。
これも他の宗教と違ってなんとか教ってつかない独特な言い方だし。
ああ、そうですね。
で、なんかまあ多分この後話にたくさん出てくるんじゃないかと思うけど、
古事記日本書記って厳密に神話というのともちょっと違う不思議なものじゃないですか。
そうですね、はいはい。
そうそうそういうのもあって、なんか日本神話って、
なんか多分ギリシャ神話とかみたいな形で体系的にその神話だけの部分がまとめられてるってイメージがあんまり個人的にはなくて、
03:05
なんかだからその日本神話っていう、よく一般的に使うし僕も普段使うことがあると思うけど、
そんな言葉ってあるんだっけってちょっと思っちゃったかなっていう感じでした。
そうですね。
その日本神話っていうまとめ方は多分されてないと思うんですね。
比較してしまうとギリシャ神話のように、この神様がこんなことしました、この神様がこんなことしましたっていう短編集がきっともともとあったとは思うんです。
だけどそれを体系的に歴史の流れとして説明した本が古事記や日本書紀になります。
なるほどね。
これは神話、どこの神話から比べてもとても珍しいことで、ちょっと特集ではありますね。
なるほど。
他の神話って本当にただの短編集で、その神様同士とかキャラクター同士に関わりはあったとしても、一方の流れではないんですよ。
そうですね。だからその誰々と誰々の間に生まれた子が誰々でとかってその血統みたいなのはあるけど、それぞれの持ってるエピソードは独立して、
他のエピソードと繋がってるとか、親の代がこうだったから息子はこうとかっていうような雰囲気でもないですよね。個別の話というか。
それがまず何でかっていうと、古事記や日本書紀っていうのは天皇の正しさを説明しているものなんですね。
正当性を証明するものとしてまとめられたものだからです。
だから神様が最初にいて、こういう流れで天皇家に繋がってきたよっていう説明の本なんです。
流れとしてはそういう感じ。なので歴史書みたいな感じになってきているものとされています。
この辺はまた後の方で触れていきたいと思います。
日本神話はわりと教科書とかにも載っているので、知っている名前や知っているお話が来堂さんもあるかと思います。
そうでしょうね。
いざなぎいざなみのお話だったり、天の岩戸のお話だったり、それから山田のオロチなんかも、今二年生の教科書にも載っていて、やるんですけどね。
その辺のお話が有名なんですけど、その間をつないでいくお話も少し今日は触れていきたいと思います。
06:07
古事記や日本書紀の中の神様から人間としての天皇につながっていく神代、神の世と人の世のつながりがあるんですが、今回は神代のみのお話をしていきたいと思います。
日本の神話の一番最初の神様というのがいます。
はい。
実はいざなぎといざなみが最初ではないんですね。
そうなんだ。
一番目に生まれた神様が、天の源氏と言います。
天の源氏。
源氏。これもうほとんど出てきません。
あと、二番目に生まれた神様が高見結び、三番目に生まれた神様が上結びという方々がいて、この人たちが増加三神、一番最初の三人の神様と言われています。
この人たちはどこから生まれたとか何から生まれたみたいなことはないんだ。
はい、ないんです。
この三中、三柱も別にこれが兄弟だとか親子だとかいうことでもないんだ。
はい。性別の概念もありません。
なるほど。
一人神、性別も何もなくペアでも何もないという神様を一人神って言うんですけど、三人ともすぐにさっと姿を隠してしまいました。
高見結びと上結び、上結びだけは後からちらちらと出てきます。
この三人が出てきて、それからあと二人もまた一人神が出てくるんですけど、この人たちもふわっと隠れていってしまいます。
それからその次に、今度は夫婦の神として男女ペアの神々が現れます。
その5組現れたんですけど、
夫婦が5組?
夫婦が5組現れました。
その最後に現れたのがイザナギとイザナミです。
なるほど。
この人たちが生まれた場所は天界、天の世界です。
ここは高間ヶ原と言われます。
高いに天、天使の天に原っぱの原で高間ヶ原です。
09:00
それから今からイザナギとイザナミが作るんですけれど、地上は足原の中津国、そして死者の国が黄泉の国。
この3つで世界が構成されています。
すごい余談なんですけど、
私が小学生の時の小学校の講科が、最初の歌詞が豊足原の中津国から始まるんですね。
すごい。
そうなんですよ。最初もう何も意味もわからず歌っていたんですけれど。
でもそれなりにそういうことが歌われてもおかしくないような土地柄なんですかね?
いや、全然そんなことないんですけど。
多分、この神話の舞台が出雲とか、中国地方あたりがわりと中心で、
広島も近いので、豊足原の中津国、水の都に地を占めてっていう歌詞で始まる歌の学校にいました。
すごいですね。拡張高い感じですね。
そうですよね。カタカナでしか歌ってませんでしたけどね。
イザナギとイザナミはもう本当に有名なお二人です。
この二人が他の神様たちに命じられて、国を生めと言われます。
まずは国を生むから始まるんですけど、
アメノヌボコというホコをもらって、まだ混沌としていた海のようなものをくるくると海をかき混ぜて、
そのホコの先から落ちる塩が固まってできた島が一番最初の島、オノゴロ島なんだそうです。
オノゴロ島、聞いたことない。
ないですよね。現在の淡路島近くの島じゃないかって言われています。
これもしかしたらこの後出てくる話かわからないですけど、淡路島、これあんまりいい表現じゃないから好きではないんですけど、
国を作ろうとして失敗したのが淡路島みたいな話を聞いたことがあって、
淡路島みたいな、恥ずかしいのは恥、って入って淡路島っていうのが淡路島になったみたいな話を何かで聞いたことがあって、
それがどの程度信憑性があるね、神話にちゃんと裏付けがあるのかとかちょっとわからないんですけど、
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淡路島っていう島自体が割と神話の時代からそういう形で出てくるのはなんとなく聞いたことがありました。
なるほど、よくご存知です。
この一番最初の島、小守島に、じゃあ今度は雨の御柱っていう柱を建てて、そこに大きな宮殿を建てました。
そこで国をどんどん生んでいくんですね。
国産の話ではよく言われるんですが、最初に誘み、女性の方から声をかけてあなたいい男ねって声をかけ、
いざなぎがあなたはいい女だねって話をしてから子供を産んだ。
そうするとさっきライトさんがおっしゃった通りで、初めに産んだ子供は淡島と手足の不自由なヒルコという生き物でした。
なのでヒルコは流して捨ててしまったんです。
それは女が先に声をかけたのが良くないと甘束たちに言われまして、
今度は男のいざなぎの方が初めにいい女だねって声をかけ、いざなぎがなんて素敵な人って返事をしてから国を産んでいくと8つの島々が生まれます。
その8つが淡島、四国、沖の島、九州、池、津島、佐渡、本州です。
やっぱりあっちの方が中心なんですよね。
本州は結果的に東北まであるけど、イメージとしては近畿ぐらいまでのところの基本になる本州、四国、九州と、ついで大きい島々っていう感じですかね。
そうですね。
やっぱり不思議だっていうか、そうなのかなって思うのは、中国や韓国からの間の島はたくさんあるんですよ。
でもね、太平洋側がない。
なるほどね。
太平洋側って、実際のところ、沖縄方面にもあるけど、あとは伊豆七十島のほうとかですよね。
そうですね。
その辺は後から生まれてきます。
でも出てくるんだ。
出てはきます。でもそれは陣内、人の世になってからです。
ああ、そうなんだ。
さらに島をどんどん生んでいきます。
岡山県の小島半島、昭都島、山口県巣尾大島、大分県姫島、長崎県の後藤列島や男女群島などが、名前がここで挙げられてきます。
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瀬戸内海が割と多め。
そうですね。
あと九州の外洋の方の後藤列島とかも入ってきている。
これ、やっぱり中国辺りからの貿易のルートですよね。
ああ、そうだね。なるほど、なるほど。
では、その後で今度は神様を生んでいきます。
ああ、なるほど。
たくさん生んでいきます。
先にこの足原の中津国、足原の中津国を作ってから、神様を生んでいくんだ。
はい、そうです。
家に関する岩土彦、岩津姫とか、家に関する六柱、
それから自然の神々、大和田摘みっていう海の神様、大山摘みの山の神様などなどがここで生まれていきます。
それからその他としては、鳥の岩屑舟、船の神様ですね。
それから火の家具土など、火の神様などなど、この辺の自然の神様などが生まれてきます。
最後にその火の家具土という火の神様を生んだ時に、
イザナミが火の神様を生んだので大火傷を負いました。
で、そこで病気になってしまいます。
それが元でイザナミは亡くなってしまいます。
はいはいはいはい。この辺はちょっと知ってるかもしれない。
ああ、そうですか。
なんか黄泉の国とかに繋がっていくような話。
そうですね。
ちなみにですね、その病気の間にイザナミの土砂物とか、
あと下から出したもの、おしっこやうんこなどからも神々が生まれています。
本当に一番最後、そういうものから生まれたものの中の最後の神様が、
トヨウケビメという神様で、食べ物を司っている神です。
トヨウケビメ。
はい。
あとでちょびっと出てくるかもしれません。
イザナギとイザナミで生み出した島が14、神様が35柱生まれてきました。
イザナミが亡くなります。
イザナミは今でいう出雲の国と宝起の国、鳥取と島の間ぐらいですかね。
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の境にあるひばの山、今はひば山があります。
比べるにおばあちゃんの場っていう字ですね。
に葬られました。
イザナミがね。
はい、そうです。
で、最愛の奥さんを亡くしたので、イザナギ怒りまして、
トツカノツルギという剣で、さっきの火の家具土を斬り殺してしまいます。
そのトツカノツルギについた血からも神様が生まれます。
その中の一人がまた最後に出てくるんですが、タケノミカズチの神、タケノミカズチという神様です。
タケノミカズチね。
僕が知っている言い方だと、ノが入らずにタケミカズチって呼ぶんですかね。
そうですね。
正式名称はタケノミカズチオノ神。男性の神ですよっていうことで。
という国、海のお話ですね。
これもこの後出てくるのかと思いますが、
国づくりって言葉も出てきますよね、神話の中に。
はい、国づくりはまた別の話になります。
いっぱい出てきた。
そうですね。
ちょっと面白いなと思うのは、船とかが入るところは独特ですよね。
そうですね。
もちろん昔、古い時代から文化としてあったんだろうっていうのはうなずける話ではあるんだけど、
もちろん家とかみたいな人工物も出てくるんだけど、
今の価値観って、本当の現代の感覚でいうと、船って重要度がそこまで高くない。
乗り物っていう意味で言えば他にもいろいろあるし、
船自体が運輸のためっていう意味で言えば他の乗り物もあるし、
漁業のためっていう意味で言えば牧畜とか畑とかもあるから、
魚の量がそんなに重要ではなくなっていると思うのね、この時に比べると。
なので重要性が、今の感覚からすると船そんなに?って感じがちょっとしちゃうんだけど、
多分当時は相当重要だったからこそこういうことなのかなーなんて気にしますね。
そしてこの国産の最後、イザナギとイザナミが大喧嘩のお話で終わります。
はい。
最愛の妻を亡くして、とても嘆き悲しんだイザナギが、
黄泉の国に妻を迎えに行きます。
この手のお話はギリシャ神話にもあったりして、
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一つのパターンなのかなとも思いますが、
黄泉の国に行ったイザナギは、イザナミが岩の扉の向こうにいますので、
一緒に帰ろうと話しかけました。
だけどイザナミの方は、死の国、黄泉の国のものを食べてしまったので、
生き返ることはできませんと。
よもつへぐいって言いますが、
でも黄泉の国の神様と相談してみるから、
戻るまでは絶対に私の姿を見ないでくださいねって言っておきました。
ところがまたね、これもワンパターンで、
イザナギが覗いてしまいます。
はいはいはい。
するとそこには腐りかけた恐ろしい姿がありました。
で、見たわね。
ということで、怖くなったイザナギは出口へ走って逃げます。
で、イザナミが怒って、
いろんな悪魔のような、よもつしこめっていう、
見た目の悪い女の人ですかね、
に、後を追いかけさせたりして、
でもそれは何とかね、逃げ切って、
今のよもつ平坂という、
黄泉の国と黄泉の国の境目にあるところまで何とかたどり着き、
そこに大きい岩を置いて見つけました。
で、もうイザナギもちょっと怒っちゃったんでしょうね。
リエンを申し渡します。
うんうん。
ひどいですよね、自分で覗いといてね。
まあね、あともう亡くなっている方に対してリエンっていうのも、
よくわからないなっていうのもありますけどね。
そうなんです。
で、もうショックを受け、イザナミの方は怒り散らしまして、
もうだったらあなたの国の人々を一日千人占め殺しますと宣言します。
じゃあイザナギの方は、
ならば私は一日に1500人分の産屋を建てましょう。
うーん。
という壮大な夫婦喧嘩で話が終わります。
あのー、見るなと言われて見てしまうっていうくだりは、
それこそ、
日本で言うとパッと思いつくのは鶴の恩返しみたいな話もあるじゃないですか。
そうですね。
やっぱあれですよね、
人間好奇心に負けるっていうのが割と昔からのテーマなんでしょうね。
あと、ダメって言われるとやりたくなるみたいな。
そういうのはきっと昔からあって、まあ今しめというか、
やっぱり、
やっぱり、
みんなが共感できるような話ということで、
世界中でそういう似たような話があるのかもしれないですね。
そうですね。
だいたい男性の方が覗くのかなと思ってたんですけど、
パンドラの箱は女性が開けてますからね。
あー、
24:00
あのー、なんかちょっと、
男性の方が覗くのかなと思ってたんですけど、
パンドラの箱は女性が開けてますからね。
あのー、なんかちょっと、
具体的な他の設定がよくわかんないので何とも言えないんですけど、
えーと、
男性は女性の姿を見ようとしてて、
女性は何か宝石というか宝的なもの?
そうです、箱を覗きたがる感じですね。
そうですよね。
なんか、あのー、
門切り型な意味での男性性とか女性性が出てるような気はしますけどね。
はい。
うーん、ちょっと面白いですね。
はい。
で、最後にもう、
イザナギはこれでもういいやっていうことで見そぎを行います。
うん。
で、ここからも神様が、
洗った右目からはつくよみが、
あー、はい。
左目からはアマテラスが、
最後に洗った鼻からはスサノオが生まれます。
えーと、これ順番的にはこの順ってことですか?
えーと、アマテラスが先ですね。
うーん。
左目を洗ってアマテラスが生まれ、
右目を洗ってつくよみが生まれ、
鼻を洗ってスサノオが生まれるという順番です。
はい。
はい。
アマテラスが一番上のお姉さんと言われますね。
はい。
で、僕よく勘違いしてて後から知ったんですけど、
つくよみ、スサノオが男なのが名前からしても分かるぐらい分かりやすいんですけど、
はい。
つくよみって僕ずっと女性だと思ってたんですけど、
はい。
男性なんですよね。
どちらか微妙ですね。
ほとんどこの人も出てこないので。
あー、まあまあまあ。
はい。
そうか、なるほどね。
はい。
で、えーと、アマテラスが太陽とタカマガハラを担当します。
うん。
天の国を担当、スサノオが海を担当しなさいとイザナギは申し付けて、そこでもう陰屈となります。
えー、ごめんなさい。アマテラスは太陽と何ですか?
太陽神でタカマガハラ。
あ、タカマガハラ。
天の国を担当します。
で、夜の国と海か。
はい。
はい。
というところで一番最初の話がもう一区切り。
あ、なるほど。ここで一区切り?
はい、です。
まあ、ね、まあ、えー、イザナギ・イザナミももちろん有名なんだけど、
はい。
やっぱりアマテラス・スサノオはまた違った意味で有名な人だと思うので、
そうですね。はい。
まあちょっとスターがいよいよラストシーンで出てきたかなみたいな感じになりますね。
そうですね。
はい。次の週の主役はこの2人。
ああ、まあまあ、そうでしょうな。
27:00
はい。
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