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2022-07-03 23:50

文月の回「朔人一首3」1

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」


今月のお題は「朔人一首」です。 今月は「天皇が詠んだ和歌」をテーマに8首をご紹介いたします。 

1回目は「天智天皇」「持統天皇」が詠んだ和歌です。 お時間のある時に、のんびりとお聴きくださいませ。

00:13
文ガチャは、ガチャを回して出てきた番組について、のんびりお話しするポッドキャストです。
文ガチャ、文月の回、椿雷道です。
咲夜です。
よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
はい、ということで、今回文月の回に入る前に、ちょっとだけ先月の話に触れようかなと思うんですけれども。
はい。
初めてのゲストをお迎えしてということで、なかなか充実した回になったかなと思っていまして。
本当ですね。
ゲストをお迎えするのって、特にこういう番組だとあまり向かないかなとも正直思うんですけど。
ケリーさんに来てもらって、たいがわ北をやるっていうのは単純に補強されるっていうことなので、聞いてる方も楽しめたんじゃないかなというところで。
よかったんじゃないかなって思ってます。
最後の方でも話してましたけど、ケリーさんもね、毎月とかだったら嫌だけど、年に1回とかだったらいいですよとか言ってくれてたので、また来年もお呼びできればと思っております。
というところですけれども。
おそらくそういうのはね、ゲストをお迎えしてっていうのは年に1回のその時ぐらいなのかなというイメージで。
そうですね。
ちょっと何かあってね、増えることも絶対ないとは言えないですけど、基本的にはゲストを迎えることはあまりない番組だと思っていただければと思います。
はい。
今回はふみずきの回で、ガチャの結果により3回目でしたかね。
そうですね。
作人一周をやっていきたいと思います。
じゃあ、さくやさんお願いします。
はい、よろしくお願いします。
毎回、そうですね、1週間に2週ずつぐらいご紹介するので、8種の塊で何か面白いのがないかなと探していたところ、ちょうど天皇が作った歌というのが8種でして。
へー。
はい、じゃあそれでいこうかなと思っています。
天皇が作った和歌っていうのはたくさんあって、直線集などにも収められているんですが、100人一周の中には意外と少なく8種。
はい。
それから神皇が2人、お二方。
はい。
というわけでね、意外と少ないんですね。
神皇っていうのは天皇の何と言えばいいんですか?
神皇の子息。子供だったり娘だったり、息子娘ですね。
03:04
神皇が1人、女性の方が内神皇が1人となっています。
なるほど。
天皇は、これは例えば上皇とかに後になられた方とかも天皇と背負ってるとかってことなんですかね?
その辺は関係あるのかな?関係ないかな?
その辺はですね、上皇になっている方は陰と表記されています。
あー、なるほど。
で、天皇って表記されている方が8人。
天皇の表記は2人ですね。
なるほど。陰っていう方も含めて8人ってことか。
はい、そうです。
なるほど。
じゃあ今回は、神皇は直接は今回のテーマではなくて、あくまで天皇の8人についてということですね。
はい、そうですね。
歌が有名な天皇って結構いっぱいいるんですね。
第五天皇とか、前回歌合わせの時にお話しした村上天皇。
それから古今集と縁の深い宇田天皇などがたくさんいるんですけれど、そういう人たちが全然載ってないんです。
へー。
そしてちょっとした傾向が見えるので、その辺のお話もしていこうかなと思います。
はい。
では最初、1番の方からいきたいと思います。
時代順に追っていきましょう。
はい。
1番は天地天皇です。
はい。
これだけは覚えてるよっていう方も時々いらっしゃいますね。
という有名な歌ですね。
はい。
聴いたことありますか?
いや、知りません。全然ピンとこなかったですね。
そうなんですね。
百人一首の一首目ということで、これは覚えてるよという方も多いです。
それから、実は天皇、天皇が天皇について、
天地天皇が読んだよということになっている歌でもあります。
へー。なんか複雑ですね。複雑というか。
そうですね。
実際に読んだ方っていうのは分からないってことですか?
そうですね。歌をちょっと分解してみたいと思うんですけど。
はい。
歌をちょっと分解してみたいと思うんですけど、
カリオカリホは狩りの小屋、粗末な狩り小屋のことです。
はい。
農作業をするための小屋で、秋の稲の刈り入れの時期に臨時に小屋を建てて、
狩りの小屋を作ることになっています。
はい。
その中で、狩りの小屋を作ることになっています。
はい。
その中で、狩りの小屋を作ることになっています。
秋の稲の刈り入れの時期に臨時に小屋を建てて、
農作業に使うものが荒らされないように止まって盤をしたりする建物のことです。
06:05
うーん。
戸間を荒見。戸間っていうのは、杉とか茅で編んだ蒸し炉のことですね。
はい。
で、その戸間の編み目が荒いので、という意味ですね。
はい。
我が衣では梅雨に濡れつつ、秋の梅雨に私の袖が濡れていくばかりだ。
ほう。
という意味の歌なんです。
これは天皇陛下が読むような歌ではありませんよね。
そうですね。農作業をやっている人の歌みたいなイメージですよね。
はい。そうなんです。
基本的には万葉集の読み人知らずの歌によく似ているものがあるので、
それが天智天皇が辛さを思いやる慈悲深い天皇なんだよということを表すために、
天智天皇が読んだ歌とされて語り継がれてきたもののようです。
面白いですね。
例えば、現代的な素人解釈ですけど、万葉集にある歌の解釈として天智天皇が解釈したという可能性もあるんですかね。
それはあまり考えづらいんですかね。
解釈というよりは、天智天皇がとても良い人だということを表したいがために、
そっちが勝っている。
自分が読んだ歌と伝えられている感じですね。
不思議な感じですね。
そうですね。
実際には読んでないということは、ある意味断定されているということですよね。
そうですね。よく似た歌があることと、天皇が実際に…。
こういう体験をすることはないだろうからってことですよね。
はい。
本当に農民らしいというかね。
確かに天皇らしくはないですね。
そうですね。
日本の情景、秋の風景の一種から百人一種が始まります。
なるほど、そういうことか。
今回は天皇陛下、その読んだ天皇がどんな方かなというのも一緒にご紹介していければなと思います。
天智天皇、言わずと知れた歴史上の有名人です。
お名前天智天皇で知っている方もいらっしゃるでしょうし、
中野大江の王子という名前でご存知の方も多いかと思います。
最近では一史の編というそうですね。
そうですね。
09:01
一史の編で蘇我のイルカ当時の権力者を暗殺し、
その父のエミ氏は翌日自害。
当時の天皇で自分の母の公玉天皇を下ろしてしまって、
その弟の光徳天皇を即位させて、
自分は皇太子として様々な改革をしていきました。
それが大化の改新と言われるものです。
という感じでちょっと歴史のお話をしてみました。
だから、後付けとかのことはよくわかんないんですけど、
いわゆる天皇という言い方をするのはこの方からですよね。
本来的な意味でいうと。
そうですね。その前の歴史的なとか伝説的な方はたくさんいらっしゃいますけれども、
天皇としての権力をきちんと持って治めていったっていうのは、
始めてと言っていいかもしれませんね。
元皇を始めた人がありますね。
大化が最初の元皇ですもんね。
その後のことはあまり知られていないですね。
そうですね。
実は朝鮮のほうに攻めに行って、白月の絵の戦い。
前回もケリさんがお話しされていましたが、
それに敗戦しているのも天皇です。
それから672年には病で亡くなったとも言われていますが、
ちょっと一説ありまして、
山中で行方不明説があるそうです。
それがまた四国の山の中であったり、
今の御霊がある山支那の山の中であると言われていたりもします。
これは行方不明説と一緒に誠しやかに語られるのが暗殺説があります。
まあそうなりますよね。この話の流れだとね。
そうなんですよね。
弟と言われている天武天皇。
当時は大雨の王子が暗殺に関わっていたのではと疑われています。
その後天治天皇の息子と天武天皇が争って、天武天皇が尊権を取ってしまったので、
そんな風に言われているんですけどね。
大化の改新のウィキペディアを今ちょっと見ましたが、
大化の改新で日本という国語および天皇という称号が正式なものになったということですね。
12:01
それまでの人って神様的なお名前があるじゃないですか。
本来はその呼ばれ方で呼ばれてたんだろうな、みたいな人に
後からなんとか天皇という名前を付けたのかな、みたいな。
言葉自体が渡来の言葉じゃないですか。
天皇って中国の漢字が当てられた音読みの言葉なので、いわゆる漢語なので。
昔から国づくりみたいなところからの名前の人たちは、
そういう漢語じゃなくて大和言葉みたいなお名前があったんだと思いますので。
ここから天皇という称号が使われて、最初が天地天皇で、2人目が天武天皇ということですかね。
そうですね。
天武天皇?
次は公文天皇。
一応息子が最初にちょびっとついてます。
そっかそっか、間に入るのか。
はい、そうなんです。
そんな人が最初の歌を飾っています。
では2週目。
番号としても2番です。
今度は自統天皇、女性の天皇ですね。
いつの間にか春が過ぎて夏がやってきたようです。
夏になると真っ白なコロモホスと言いますから、
天のかぐやまにというコロモが広がっているような情景を読んだ歌です。
天地天皇が秋のたっていうところから始まって、
2週目の自統天皇は春過ぎて夏が来るっていうところで、
面白いですね。
前に昨日一週で季節ごとに2週ずつ紹介していただいたりもしたんですけれども、
やっぱりなんだかんだで季節って肝ではありますよね。
やっぱり四季があって情景があってっていうところが文化的には深い関わりがあるんだなっていうのがよくわかる歌ですね。
はい、そうですね。
春が過ぎて夏、きにけらし。
けらしはけるらしが包まったもので、
まあ、らしい、夏が来たらしいという感じになります。
しろたえのは枕言葉ですね。
コロモにかかる言葉です。
コロモホスちょう、コロモホスという形。
トイウがテフと包まっています。
15:02
アマノカグヤマ。
奈良県の橿原市にある低い山で、
ヤマトサンザンという有名な三つの山の一つです。
この山は天から降りてきたという伝説があって、
そのためにアマノというのが枕言葉としてついています。
なるほど、なるほど。
アマノカグヤマって他でも出てきますか?
聞きなじみがあるような気がなんとなくしましたけど。
そうですか、百人一緒の中にはないんですね。
どこで聞いたんでしょうね、なんかわかんないけど。
ヤマトサンザン、ウネビ山とミミイナシ山と
このアマノカグヤマがありますので、
有名なのは有名なんですよね。
結構和歌にも読まれています。
ちょうどいい季節の歌ですね。
いいですね。
収録的には今ぐらいって感じですか?
配信はずれちゃうかもしれないけど。
配信でもいい時期かな、7月か。
配信7月の頭ですからね。
梅雨が明けてるか明けてないかによるかな、雰囲気的には。
緑がちょうどね、若葉の緑が綺麗な頃かなという感じがします。
次東天の前回来ていただいたケリーさん、
イチヨシの大映画ドラマにした人ですね。
歴史的にどんな人だったかっていうのは、
おもれきを聞いてくださるとさらに興味が湧くのではないかな、
という宣伝もしておきます。
女性っていうところがね、他にいないわけではないけど、
特徴的といえば特徴的っていうことですかね。
そうですね。
そして天地天皇ともゆかりが深いです。
実は天地天皇の娘です。
第二公女。
そして天武天皇の妻。
すごいですよね、これね。
そうなんですよね。
当たり前っちゃ当たり前ですけど、天皇だからね。
お孫さんも二人天皇だしね。
13歳でもとついにとついでいますね。
ケリーさんが来た時に確か話が出てたかなと思うんだけど、
藤原経っていうのがね、あんまり歴史詳しくない人だったよね。
平城経、平安経は知ってても、
藤原経って知らなかったりするかもしれないから、
次都庭のノータイガーの話の流れでだと思うんですけれども、
死亡の記載があるんですけど、
ネットで検索すると出てくるんですけれども、
18:00
西暦でいうと703年の1月13日ってなっていて、
その後に場所として藤原経って書いてあるので、
おそらく亡くなった場所という意味で書いてあるんだと思うんですけど、
まさに藤原経で亡くなっている天皇という、
藤原経自体がそんな長くないので、
非常に象徴的な部分かなって思いますね。
この方もなかなかドラマチックな人生を送っていらっしゃいまして、
先ほども言いましたが、
夫が天武天皇、そして異母兄弟であり、
父の息子ですね。
父方と争いを起こしている。
それが人心の乱として、
大山の王子と大友の王子が争ったものです。
それに自分の夫が勝ったので、
というよりはむしろ、
地頭天皇がかなりけしかけたというのもあるようですが、
そばでかなり助言をしていたようです。
夫、天武天皇の即位で皇后になりました。
天地天皇の息子2人と、
天武天皇の息子4人で協力する、
合議制をとるという名役をしていたようなのですが、
権力争いですからね、
泥沼になったようです。
だいたい合議制やろうなんて言ってもうまくいかないですよね。
無理ですよね、きっとね。
そんな中で天武天皇が亡くなりましたので、
今度は自分が、
今度は自分が即位。
690年には自分が即位し、
697年には孫の文武天皇に上位をしています。
この頃だと、亡くなったら継ぐという感じだったんですけれども、
尊命中の上位は2人目だそうで、
初の上皇、和尚天皇になっています。
なるほど、そうかそうか。
来て譲ればそうなりますわね。
そうですね。
そして大宝律令とかも作って、
702年に亡くなられています。
天皇初の下層をされた人ですね。
それまでは土層だったんですけど。
別のサイトを見て、面白いなって思ったのがありまして、
和風の奢り名という言い方でいいのかな。
奢り名という字に一号、二号とかの五号という字がつくんですけど、
四号ですね。
21:00
四号って読むんですね。
っていうのが、歴代天皇一覧みたいなのに載ってるんですけど、
和風の四号があるのが、地頭天皇までですね。
そうですね。
だから一つそこで文化が変わるというか、変わり目のところなんですね。
高間の原博之姫という名前みたいですね。
すごいですよね、長いですね。
これがでもやっぱり、いわゆる元々の日本の神話的な名前らしい名前といえば、
そういう感じしますもんね。
そうですね。本名とも違う。
あったらつけられる名前ですね。
本名、いみな、当時はいみなって言いますけど、とてもかわいらしいお名前で。
そうですね。
宇野のさららさん。
かわいいですね。
今でもつけられそうですもんね。
そうですね、いそうですね、全然。
ね。
という激動のお二人の二種でした。
結構歴史的にも順番なので、初期の方は初期の方ってことですよね。
そうですね。
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