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2022-09-18 25:13

長月の回「コトバノコト3」3

ガチャを回して出てきたことについて語る「文ガチャ」

今月のお題は「コトバノコト」
今週は「文型」についてお話しています。

英語だと「主語、述語、目的語」「SVO」などと習うけれど日本語にもそんなのあるんだっけ?という疑問からお話しています。

朔夜も若干混乱気味で、少し変なことを話していますが、お聞き流しいただければと思います…。

00:08
では、次は文の形、文型です。これは雷道さんの疑問がスタートだったんですけど。
僕は、確かにSVO、SVC、SVO、CSOというのが、中学で習うからこそ説明がしやすくて、
SVOとかを実際に使うことはないんだけど、言葉としては主語とか動詞とか目的語っていう言い方を、あと保護。保護は使わないかな。
日常会話の中で主語がでかいとか目的語がわかんないとかいう言い方をするときに、
でも目的語っていう言い方は日本語の語法とか語学的に、
日本語学的にはなかったんじゃなかったっけなぁみたいな感じがあって、
その日本語の言語論的なところではどういう言い方してたんだろうっていうところが疑問の元なんですよね。
なるほど。言語の分け方はまたちょっと次の週でお話しするとしてですね。
英語のSVOはSが主語ですよね。Vが動詞。Oは目的語。Cが保護とかでしたっけね。
分けるので、じゃあ日本語どうなってんのって思ったときに、日本語は順番としてはSOVなんですよ。
で、最大の日本語の特徴として述語が最後にきます。
例えばですけど、述語がね、来堂さんはラーメンを食べました。これの述語は食べましたっていう動詞ですね。
だけど英語と違って述語が動詞だけではないんですよ。
そうこですよね。
例えば新宿はとてもにぎやかです。だとにぎやかですが述語になりますね。これは形容詞が述語になってるんですよ。にぎやかっていう。
その場合のですは、品詞の話は今するべきじゃないのかな。
品詞はまた後でしますけど、ですがなくても新宿はとてもにぎやかでいいですよね。
03:04
他にも、咲夜は国語の先生です。だと名詞先生ですの先生が述語なんですよ。
名詞も述語になっちゃうんです。というふうにすごくSVOで示しづらいので、そういう説明の仕方ができないんじゃないかなって思います。
主語、動詞、目的語みたいな話をする英語の例えでよくするけど、日本語なんだっけなって思った時に、
動詞は動詞だから動詞って言葉はあるけど、
主語、述語。小学校の高学年で習った授業のタイトルが主語、述語、就職語だったと思うんですよ。
はい、やります。
そっか、述語か。後に述部っていう言葉も習った気がするんですよね。
はいはいはい。
それがはっきり今わかんないのが、ちょっと燃えあってるなっていうのがあるので、今回そういう話をお願いしたというか、という感じですよ。
なるほどね。
そうですね。
主部は主語を表している文なんですけど、
新宿はとてもにぎやかですを使いますね。
この場合主語は新宿はですね。
東京の新宿はと詳しくします。
そうすると、主語は新宿は、主部は東京の新宿はですね。
まとめて詳しい言葉も全部ひっくるめて部です。
なるほど。就職語とかを含めた形で一つの部ができていて、
その主部と述部の二つに基本的には分かれるって考えていいのかな?
そうですね。
なるほど。主体があって述べられる本体があるよみたいな感じがあるのかな?
それが形容詞とか就職語、とてもにぎやかですとかが主語、述語、就職語になりますね。
これだけだともっとわからなく、まだわからないので、ここにつくのが方語です。
そうなんだ。
雷道さんは食べます。
だと主語と述語揃ってるからちゃんとした文なんですけど。
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英語でいうとこの目的語が入ってこないと意味が伝わらないですもんね。
雷道さんはラーメンを食べます。
だと、何を食べたんだっていうのがすごくよくわかりますよね。
雷道さんは新宿でラーメンを食べます。
どんどん保護が増えていくんですよ。
そうすると詳しくなっていきます。
雷道さんは新宿で昨夜とラーメンを食べます。
これでほぼ完璧に伝わりますよね、状況が。
基本文型、日本語の基本の文型は必ずいる、この場合だとラーメンを食べますっていう述語があるとまあまあ伝わる。
結構これが基本だっていうふうに言われます。
今増えていった保護、誰ととか何をとかどこでとかっていうやつは主部、述語でいうとどちらにも入らない。
そうですね、保護ですからね。
そうですよね、なるほど。
でその文型が今基本文型が必須保護と述語があれば大丈夫って言ったんですけど、これも日本語の特徴で主語が抜けやすいんですね。
で日本語特に口語だけだと主語が消えやすくてラーメン食べに行こうよってわかるじゃないですか。
だけど主語は抜けてますよね、この場合。
僕たちがラーメン食べに行こうよとかが抜けます。
これすごいですよね、だってラーメン食べに行きなよだったら自分は行かなくて相手だけですもんね。
行こうよだと自分と相手ですよね。
行くんだって言ったら自分だけで行ったんだはいかないよっていう話ですもんね。
ちゃんと伝わりますよね、それね。
じゃあちゃんと主語を入れなきゃダメなんじゃないのって思うんですけど、これが例えばですね。
私は髪が長い。
瞳の色は黒だ。
実家は広島だが現在は結婚して他の県に出ている。
教師をしている。
と私の説明をしました。
全部主語は私なんですよね。
そうすると全部あるとすごいことになっちゃうんですよ。
09:02
そうですね。
ただなんで英語だとそこは問題にならないんだ?
文化的な差でしかないのかな?
英語は文系の差なんですよね、これがね。
まあまあそっか文系の差か。
日本人は多分苦手、私が一番苦手だったのが関係代名詞。
英語で。
どうしてここにそれが入るんですか?みたいな。
フーズとかファットとかが入る。
あれが多分名詞をきちんと入れていくものですよね。
そうですね。
なるほどね。
今どうしてもやっぱり引っかかってたのは、保護っていう言葉。
英語の時もSVOCのCが保護って言ったんですけど、
日本語の方、国語の方でも出てきたので心配になったけどやっぱり保護であってるはあってるんですよ。
不思議ですね。指してる意味ちょっと違いますよね。
そうですね。
なんか不思議な気がします。不思議というか不便な気がしますね。
言語によって意味合いが。英語の時はこういう意味で、日本語の場合はこういう意味ですってことになっちゃうってことですもんね。
そうなんだ。
構成要素としては、品詞はこれからだから、主語、述語、主部、述部、主語、述語、修飾語、主部、述部で保護。
文型というか文章の構成要素としてはそんな感じってことかな?
そうですね。そんな感じですね。
並びは割と自由ですね。主語抜けがちもあるんだけど、目的語、主語、述語でもいけますもんね。目的語っていうか。
そうなんですよね。
主語、述語でも基本的にはいけるし。
あとよく英語の比較の時に、こういう話は僕はあまり好きじゃないけど、
日本語に比べてあたかも英語が作れているような言い方をする時に使われる方法で、日本語は最後まで聞かないと否定なのかどうかわからないっていうのがあって、
それはなんで優秀かどうかにつながるのかなんだろうって思うけど、
特徴としてはそれがあって、
割とね、動詞が2番目とかに出てくる言語ってどうしたってその最終的な情報、結論的な情報が先に出てくるので、
それに比べると最後まで聞かないと分からないっていう要素は確かにあるはあるんですよね。
そうですね。
12:00
だからそこの文章の終わり方って面白いなと思って、
先ほどの新宿は賑やかなっていう話で言うと、
新宿はの後の賑やかですって言うとですが英語で言うisみたいな感じがするから動詞じゃないかとか、
それを賑やかだって言っても同じように感じるんだけど、
新宿は賑やか、なんとかはそうじゃないって言った場合、賑やかで止めても別に文章として成り立ってるから、
いわゆるですとかだがつかなくても文章としては成り立ってるので、
そうすると完全に形容詞で言うのかな。
形容詞、形容動詞かな。
形容動詞か、みたいなものでもいわゆる述語になるっていうのはあるなとか、
あとこれ品詞の話になる場合は品詞の話になりますって言ってくれればいいんですけど、
すごいとすごくを使い分けがすごく曖昧になってると思ってるんですよ。
そうですね。
この話もちょっと聞きたい話なんで、今月の予定に入ってなければまた次回に話してもらえればと思うんですけど。
すごいとすごくですね。
他の言葉でもね、同じですけども、食うといいって変わるときに。
それはすごいは多分動詞、形容詞か、考えます。
すごいは形容動詞だと思います、多分。
すごい赤い、すごく赤い、両方言いますね。
そうですね。活用なのかな、ちょっと調べますね。そこは宿題にさせてください。
気になったんで急にぶち込んだんですけど。
面白いんですよね、さっきの4の不思議の話もそうだけど、話してて新しい疑問が生まれてくるの楽しいですね。
そうですね。
その疑問を道理がしなきゃいけないのはさくやさんなので、僕は楽しいだけでいいんですけど。
頑張ります。
日本語の文系でもう一個特徴的なものがありまして、名詞が述語になってしまうので、名詞だけで伝わってしまうというのがあります。
例えば、パパあっち。
幼児がよく言うんですけど、お父さんあっち行っちゃったとか、お父さんあっちにいるよっていうのはパパあっちって言うんですけど、それだけで通じてしまいます。
そして一番有名なのは、僕はウナギだという公文が日本語にはあります。
僕はウナギだ公文という名前までついているというものなんですけど、
雷道さんこれ意味が分かりますか?
分からないなと思って聞いてました。
ですよね。
だけど、例えばレストランで雷道さんがウナジュウを頼みました。
私は親子丼を頼みました。
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で、お店の人が、ウエイトレースさんがウナジュウを持ってきて、ウナジュウの方はどちらですかって聞かれて、僕がウナギとか、僕はウナギとかって言いますよね。
言いますね。
これが割と日本語独特なんです。
なるほどね。面白いですね。
これをよく、外国へ行く飛行機の中でギャラカスっていうネタがあるんですね。
アイアムチキンって言うじゃないですか。
フィッシュはチキンって聞かれて、アイムチキンって答えて、私はビビリだとか臆病者だっていう意味になってしまうので笑われる。
っていうネタがあるんですけどね。
英語にはほぼないんですよ。
そうですね。わかんないけど、憶測の域は出ないですけど、やっぱり本当に文化が出てるとは思いますね。
言い悪いはもちろんないですけど、差する文化の日本は省略が許されるんだと思うんですよね。
ヨーロッパ全体はそうとは言えないけど、アメリカは訴訟文化の国っていう印象が僕には強くて、正確性が重んじられると思うので、
省略したらそれはないものとして扱われても仕方ないみたいな発想に、法律とか裁判ではなりがちだと思うので。
例えば機内で接客とかでトラブルがあったときに何て言ったかが一致してるとしたら、それは言葉が足りない方が悪いってことになると思うんですよね、おそらく。
だからそういう発想がある文化の中で生きてると、察してくださいみたいなことは起こらないんだろうなっていう気がしますね。あくまで印象論ですけど。
そうですね。皆まで言わせるなみたいな感じがありますよね。
なんかそういうことが、さっきからの話の中でも所々でそういう雰囲気があるなって思うようなことも出てきてはいるし、
オノマトペが多いとか、逆に動詞が少ないとかっていうのも、
村社会的な感覚で察するがあるので、この状況で見たって言ってるんだったら眺めたのか、精密にチェックしたのかっていう意味の差はわかるでしょっていうのがあるのが日本人の感覚だとは思いますね。
TPOでわかるんでしょっていう感じがありますよね、和法として。
確かに。という文系のお話をちょっと軽くですけども、してみました。
この前の週に出てるやつでオノマトペの話したじゃないですか。急に思い出したっていうか、さっき言おうと思って忘れたっていうか。
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僕ちょっと落語のことをちょいちょい挟んでいこうかなって思ったんですけど、落語の演目にタイトルがついてるわけですよね、みんなそれぞれ。
あれってもともとはタイトルっていう発想はなくて、前の人が話した話と似た、同じ話をしちゃまずいし、
お客さんに同じ話を2回聞かせてもしょうがないから、似た話だと飽きちゃうっていうのがあるので、
例えば泥棒が出てくる話の後にまた泥棒かよとか、幽霊が出てくる話の後にまた幽霊が出てくる話なのかよってなっちゃうのは良くないっていうのがあって、
そういうのを話すようにするっていう文化があって、だからこれまでにやってきた人が何のネタをやったのかわかるように書くためにタイトルが付けられたんで、タイトルの付け方がいい加減なんですよ。
だからもうオチ丸わかりみたいなタイトルもあるし、そのタイトル自体が変わっていくことがあったり、
オチ丸わかりのタイトルだったんだけど、そのオチまでやらない文化が話が長くてとか、最後のオチがわかりづらくてオチまでやらなくなる落語ってあるんですけど、
そうするとオチの言葉がタイトルになってるとよくわからない、今聞くとなんでそういうタイトルだかわからないとかあるんですけど、
前段があって、要するに仲間うちでわかればいいみたいな文化で作られてるから、すごいいい加減なやつなんですけど、その中にダクダクっていうタイトルがあるんですよ。
本当になんだろうなって思ったんですよ、最初。僕落語を聞く前にタイトルで先に見たの。本とかを読んでて、タイトルで見てダクダクって何?って最初思ったら、
血がダクダクのダクダクなんですよ。
実際には血が出る話じゃなくて、全部つもりで進む話なんですよ。
絵に描いたものを持ったつもりとか、相手もじゃあこっちはこれを持ったつもりだとか言ってつもりつもりで話が進んでいく話で、最後は刺されて血がダクダクと出たつもりみたいなオチになる話なんですけど、
全部フィクションの中のフィクションなんですけど、それがタイトルがダクダクが選ばれてるんですよね。
エピソードとして何とかのつもり。絵に描いた家具とか掛け軸とかいっぱいある。貧乏で部屋に何もないからそういうのがいっぱい絵で描いてあるっていう家に泥棒が入って、これ全部絵で描いてあるじゃないかって分かって、
そしたら寝てたその家の住んでる人が泥棒だなって。投げしに槍がかかってる絵も描いてるから、投げしの槍を取ったつもりとかやりだすわけですよ。
そこで戦ったりして最後刺されちゃって、血はダクダクと出たつもりっていうのが詐欺になるって話なんで、
21:01
つもりつもりの部分が面白い話だから、つもり合戦みたいな名前でもいいのかなと思うんだけど、最後の最後のオチの部分の血がダクダクと出たつもりのダクダクを取ってるっていう。
ダクダクってオノマトペ言われてみると血が出るとき以外にあんまり使わないようなツモするなと思う。不思議なオノマトペで、それこそ漫画文化とかよりも前からはあるある思い出したなっていうのを、前回の話なんだけど急に思い出したのに付け加えちゃいました。
面白いですね。なんでそこなんだろう。
本当に面白いです。楽譜のタイトルの付け方は本当によくわかんないです。
でもなんか気は引かれますね。
ダクダクそうですね。なんだろうって思います。
本当に面白いです。人の名前がバンって出てくる。いのこりさへいじみたいなのもあるし。
カジカザワなんて地名ですからね、ただの。
舞台がカジカザワだってことしかわかんないし。
山梨県関係でそのままいくと、幸福井っていうのがあるんですよ。幸福って山梨県の県庁所在地の幸福にひらがなで井って書くんですけど、聞かないとわかんないですよ。なんで幸福井なのか。
幸福関係ありますけど、なんで井って付くのかわからない。聞いても知ってる人じゃないと通じないですよね。幸福井ってタイトルが書いてあっても。
でもやっぱり幸福井も詐欺のフレーズです。
豆腐屋さんの呼び声。あれ豆腐井って発音するんですよね。上手にできない。豆腐井みたいな感じで最後になるんで。
豆腐なんとかがんもどきとかってフレーズがあるのを幸福に里帰りするっていうエピソードにかけて、それが豆腐なんとかがんもどきを幸福なんとかって重ねるっていうのがオチになるところで、その幸福のところが幸福じゃなくて幸福井って付けることによって豆腐とかけてる。豆腐の呼び声とかけてるってわかるっていう話なんですけど。
ほんとこれ呼び声レベルのことまで知らないとわかんない話だから。売り声か。売り声って言ったほうが正しいかな。そういうタイトルもあるし、いろいろですね。
ネグロのさんもある意味オチだし、主題っちゃ主題だけど。そうですね。ジュギンも人の名前の冒頭の一部だしね。はいはい。まんじゅうこはワイワイネタバレだしね。そうですね確かに。そんなもんなんですね。雑なもんなんですよ落語なんて。いやいやいや。
すいません脱線がびいてしまって申し訳なかったんですけど。いえいえ。
24:25
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25:13

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