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2023-07-16 21:07

令和五年文月の回「私の好きな言葉です」3

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」
今月のお題は「私の好きな言葉です」です。


3回目の今週は、「語感が好きな言葉」です。

意味合いが好きというよりは、口にしてみて・使ってみて楽しい言葉という感じでしょうか。

皆様のお好きな言葉も、ぜひTwitter、メールで教えていただけると嬉しいです。

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ということで、ここから3つ目のテーマで、互換が好きな言葉ということになります。
これは互換が好きなので、意味合い的に道徳的とか、状況が自分とぴったりくるとかじゃないものもあるかもしれませんが、
順番的に僕から行く感じになりますかね。
一つ目はさっぱりした言葉ですけど、さっぱりというか短いワンセンテンスですけれども、
これも落語から引っ張ってきてますが、まあ落語だけの言葉じゃないと思うんですけど、
さくやさん知ってるのかな?知ってそうな気がするな。
無為か知らずって言葉知ってます?
いえ、知らないです。
ああ、そうですね。
普通あんまり知らない言葉だと思って。
前にテレビ見てたら、やっぱりクイズで出されてて、
いじゅうにんひかるさんが回答できていて、これがやっぱり落語で知った言葉だっていうふうにおっしゃってたんですけれども、
要はこれケチのことです。
お金を出したがらないとかそういう意味のケチですね。
一度手にしたものは話したくない。
まあ落語の中では、吸った息も吐きたくないけど吐かないと苦しいからちょっとずつ吐くとかってよく言うんですけど、
そのケチの人の過剰な表現でね。
で、他にもね、アカニシアとかガリガリモージャーとか、
そういうケチを表す言葉っていうのがいくつか紹介される中で、この無為か知らずというのも出てきていて、
日数を数えるときに、1日2日3日4日5日って指を折っていくじゃないですか。
で、掴んでいくんですよね。要するに手をグーにしていくんですけど、
6日目は小指だと思うんですけど普通は。
小指を外に出さなければいけない、離さなきゃいけないって、これすらもったいない。
っていうので6日以上を数えられないから無為か知らずっていう言い回しらしいんですけど、
ものすごい遠距離的なんだけど、だからこれこそまさに引語的に使える言葉で、
ケチって言ったら角が立つようなときに無為か知らずって言うと、
もうそのわかる人にしかわかんないみたいなフレーズで面白いなって思ったのと、
由来があまりにバカバカしいのとあって、ちょっと面白い、そういう意味で好きな言葉。
ケチっていうこと自体を良しとしてる意味ではなくて、
ケチを遠距離的というかね、遠回しに言うという意味で面白い言葉かなと思って選んでみた。
これも落語に由来して僕は知ってるっていうことで選んでみましたという感じかな。
知らなかったですね、さすがに。
発想もなんででしょうっていうのもわからないですよね、これ聞かなきゃね。
そうなんですよ。
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つかんだものを話したくないっていうので、小指が外に出るだけで嫌だっていうのもなかなか極端な話なんで、
ちょっとね、自由な発想ではなかなか出てこないかなっていうふうにもしましたけれども、面白いフレーズですね。
実際こう指を一緒に折ってみて、「あっ!」って気が付く感じで。
なるほど。
そうそうそう、そんな、ちょっと変わったね。
ただ知ってると、なんかちょっとね、
2なような感じがするフレーズかなという気もしてます。
落語の言葉はそうやってね、ひとつひねって面白いっていうのが多くてね、好きですけど。
あとやっぱりこの言葉がね、「むいか知らず」っていう、いわゆる山と言葉で構成されている感じも僕はわりと好きですね。
なるほど。
はい。
はい。
というところで、さくやさんのこの五感が好きな言葉っていうところで、
さくやさんがどういうのを選んでくるか結構ね、個人的には興味深いなと思ってるんですが。
はい。
五感が好きなっていうのを聞いた時点で、
言えると気持ちがいいっていう感じに受け取ったんですね。
で、私クイズをやっていたもので、
その時のワードの語呂の良さとか、ちょっとドヤっていう感じで言う言葉を選んでみたんですけど。
なるほど。はいはいはい。
言葉としては、
なるほど、そういうことか。
はい。
で、
なるほど。
なんで?っていう思いがあると思うんですけど、
これ実はですね、クイズをとあるルールでやっていた時に、
自分が答えた答えの文字数分だけ点が入るっていう。
なるほど。はいはいはい。
で、その頃に院内感染で流行った菌の名前なんです。
はい。
で、当時ニュースとしてはMRSAっていう名前で紹介されていたと思うんですが、
MRSAだと四文字なんですよ。
で、本名というか正式名称を知って、たまたま知っていたので、
そっちで答えたら25点入るので、
ドヤ顔して、
メチシリン対性汚職も同級菌って答えて周りに思って言われるっていう。
なるほど。面白いですね。そのクイズ自体も面白いですよね。
そうですね。わざとそういう問題を集めてあったので、
正式名で答えたらとても点が入るよっていう。
基本的に多等の問題ってことですよね。
いえ、答えは一つなんです。
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あー。
けど答えた次第で文字数が。
長くもできるってことか。
はいはい。
あーなるほどね。
なるほどなるほど。そういうことか。
じゃあ、長い方の答えを知らないと答えられないみたいな。
答えられるけど点が入らない。
なるほどね。
それってなんか難しいな。
そういうことだと結構難しそうだなって気がしてきましたね。
あ、そうですか。
単純に長いものを言えばいいんだったらいろいろあるかなとは思ったんですけど。
はい。
何だろう。
例えばですけど、アメリカの大統領で一番最後に暗殺された人。
言ったらケネディって答えればいいだろうなって。
一般的にはジョンF・ケネディって答えがちな。
そうですよね。
ケネディって答えると4文字。
4文字。
ジョンF・ケネディだとまたちょっと増えますね。
そのFを略さずにジョン・フィッツ・ジェラルド・ケネディって答えるとさらに文字数が増える。
分かりました。
そういうのあるよなって今見つけたのは、タイの首都はっていう問題は一般的にはバンコク4文字なんですけど、
長いので読みませんけど、クルンテープ・マハーナ・コーン・なんちゃらかんちゃらってめっちゃ長くて、
50とか60とか文字数いくんじゃないかな?
そうです。
タイ語で11単語、121文字だそうですよ。
日本語で何文字か数えないとわからないのでやらないですけど。
これを答えられそうな人がいたら、クイズの攻略の話ですけど、答えられそうな人がいるんだったら逆に、
バンコクって答えて相手の答えを潰すみたいなこともできる。
そうですね。
早押しじゃないの?
早押しです。
ああ、だったらそういう潰すっていう作業もやろうと思えばできるんだ。
そうですね。
なるほどね。
はい。
面白い。意外なところから来た。
もしかしたらこの後出てくるかもしれないんだけど、それこそ100人一首とかのことをやってるんで、
そっち寄りのところからアプローチで来るかなと思った。
古語、古典単語みたいなところから来るかなと思ったら、意外なところから来たんでちょっとびっくりしましたけど。
はい。
ということで、じゃあ次の私の方の言葉もいきますけれども。
これはね、比較的長いですよ。
長いというか、単語の羅列なんですよ。
一番最後は若干下品なのをご承知くださいって感じなんですが、
いきますよ。
はい。
読めるかな?
いきます。
武士、鰹、大名康二、広康二、茶見瀬紫、卑下子、西桀。
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家事に喧嘩にちゅっぱら、伊勢愛成に犬のくそ。
ですね。
はい。
言った言葉ってなんとなく拾えました?
なんとなくは、はい。
武士、鰹、魚の鰹ね。
大名康二、広康二、道ですね。
茶見瀬、紫。
紫しか選べたかな?卑下子、西桀。
家事に喧嘩にちゅっぱら、伊勢愛成に犬のくそ。
はい。
です。
これも落語にちなんでるんですけれども、
しか成談っていう落語の枕で使われることが多いんですけれども、
江戸の名物です。
武士が多いというね。
当時の日本で、都市の中の武士の人口の割合が異常に多いので有名だったりもしたので、
そういうものとか、鰹とか。
大名康二、広康二は道が整備されてて広かったりとか、そういうことだと思います。
紫なんだっけな?なんかちょっと特殊な意味合いなんで、色の紫じゃないんですよ。
江戸紫って…。
たぶん、そうだ、江戸紫だから色か。
ちょっとそういう江戸紫のことですね。
家事が多かったので、家事に喧嘩に行ったところでも出てくるし、
日暮の日暮も家事にちなんで出てくるんですよね。
なんでか知らないけど、伊勢谷っていう店が多かったらしいです。
へー。
あと、いなり、なんとかいなりもたくさんあったと。
犬のクソはショール・やわれみの霊の関係で、野良犬が多かったんで。
なるほど。
犬の糞がわりとどこにでも落ちていたということらしいですね。
ちなみに、ここでは紹介しないですけど、
この四荒聖壇の場合だと、この後、京都の名物っていうのが出てきます。
こういう感じで、七五町だか五七町だかで語られて、
わりと食べ物とかが多いはず。
そうなみたいなものとか、豆腐とかみたいなことが出てきたり。
その後に、奈良っていうのが出てきて、奈良がちょっとパッとしないっていういじり方になるんですけれども、
そこから奈良が舞台の四荒聖壇っていう。
犬だと思って、四荒を追っ払おうとしたら、
四荒を、石原玲太がなんかしたのが死んじゃって、
当時の奈良は四荒を殺すのって神様の使いなので、とても重罪でほぼ死刑みたいな話なんですけど、
この人が元々悪い人じゃない。
不良の事故だっていうことを踏まえて、
武行がなんとかしてあげようとするっていうような話になってくるんですけれども。
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そういう落語の冒頭に出てくるっていうところでね。
興味がある方は京都の名物と奈良の名物も調べてみると面白いかもしれません。
やっぱり語感の良さは、五七帳。
武士勝を大名公司、広公司。
茶見瀬紫、卑下死に死刑。
続きは何帳かな。
家事に喧嘩に中腹、伊勢谷稲荷に犬の草。
七五ですね。
七五ですかね。
やっぱりその響きの良さ。
僕はある程度抑えたトーンで喋ってるっていうのもありますけど、
落語家の人が講座で喋るとまたそれが勢いというかね、
そういうのがあって粋な感じがとても伝わるかなと思います。
しかせいだんをナチュラルに聞く機会っていうのはそんなに多くないかもしれませんが。
良かったらっていう話ですかね。
落語の副業みたいな話ですけど。
せいだんっていうのはどういう字ですか?
政治のせいに断話の断、断語の断。
鹿の祭りごとの話。
なんとかせいだんって実は結構落語のタイトルには多くて、
とうなすやせいだんとか、ささきせいだんとかって結構出てきて、
要はお知らすものなんですよ。
最後大岡一全とか、ささきなにがしとかっていう人がお裁きを下すところで、
大岡一全とかが起点の聞いたようなこと。
本当はこいつが調べがついてて、実際はこいつが悪いんだけど、
表向きはこいつが正しいように聞こえるみたいな状況を全部把握した上で、
起点を聞かせた解釈をして解決するみたいな話で。
しかせいだんの場合だと、犬だって言い張る話になってくるんですよ。
しかを管理している人たちは、「いやいや、これはしかじゃないですか。」って正論を言うんだけど、
悪くない庶民の人を救いたいから、こいつらに犬って認めさせるっていうことをするわけ。
ささきだったかな?ちょっと忘れちゃったけど、大漢武行さんが。
お前ら幕府から出ている鹿のために使うお金を、他のことに使ってるんだろうっていうのを遠巻きに指摘して、
私服を肥やしていると幕府からもらっているお金を鹿に使う。
鹿を餌代とかそういう形で維持するために使わなきゃいけないお金を、
自分で心理使用分のために使ってるだろうっていうのを知ってて、それを遠回しに言うことで、
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それを暴かれたくないから、やっぱりこれ鹿じゃなくて犬ですねって言わせちゃうっていうような強引な話なんだけど。
今の倫理観からどうなの?っていうのもあるんだけど、そういうような何かしかすることで、いい結論を出すとかね。
あとなんだっけ、生母、生みの親と育ての親が引っ張り合うんだから、偽物と本物が引っ張り合うんだからって話あるじゃないですか。
子供の手を引っ張って、話した方が子供のことをより考えてるから、あなたが育てるべきだねみたいな話になるの。
あれも多分大岡裁きだったと思うんだけど、そういうような話なんかもそれに含まれますかね。
曖昧な知識というか記憶で喋ってるんで申し訳ないですが、そんなやつもあります。
で、咲夜さんの番。
これもクイズで知った言葉なんです。
なるほど、この第3回はクイズシリーズなんですね。
そうなんです。
世界には8000メートルを超える山が13座あります。
その13座の名前がですね、意外と語感が面白くてですね。
代表的なのは第3位の観千巡河という名前の山ですが、
ひまらや山脈にほぼ固まっているので、
あの辺の土地の言葉の語感が多分私が好きだと思うんですけど。
あとガッシャーブルムとか、ナンガパルバットとか、
ちょっと面白い語感の山の名前が多くて、私は結構好きなんですね。
なるほど。
じゃあ一つこれっていうんじゃなくて、その山々の名前シリーズっていう感じなんですね。
ぜひWikiなんかにも8000メートル峰って調べれば、それの特集があるので、
誰がいつ登ったとか、どこにあるとかっていうのがあるので、ぜひぜひおすすめのページです。
なるほど。
ちなみにクイズに出るときは、例えば世界で3番目に高い山とかそういうクイズが出るってこと?
そうですね。世界で3番目にっていう早押しがあったり、
例えば1位から10位までで、1位を書いたら1点、2位を書いたら2点っていうボードの問題?
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書き問題系ね。
書き問題で出てきたりするので、
だいたい1位、2位、3位と10位ぐらいは覚えておくんですけど、
3位まで見たときになんとなく覚えている感じですね。
なるほど。面白いな。
そういうとこなんだよね。やっぱりクイズ僕も好きで、YouTubeとかで相変わらず見てますけど、
そういう完全に知らないと出てこない言葉っていうのは、
やっぱりクイズやってた人じゃないと知らないよなって思うことが多いですね。
そうですね。
クイズ系な。それも面白い。
クイズもね、文ガチャに何かの形で取り入れたいとは常々思ってるんですけどね。
今あるコーナーの中にクイズ要素を入れることももちろんできるんでね。
何かしらそんなことも考えられればなと思います。
私の紹介したのはあまり普段使う機会がないような言葉をいっぱい。
さくやさんのもそうかどっちかっていうと。
全然使わない言葉ではあります。
そんな言葉もありますみたいな感じの話がありましたがね。
では最後の回に行こうと思います。
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21:07

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