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2023-07-23 20:53

令和五年文月の回「私の好きな言葉です」4

ガチャを回して出てきたお題について語る「文ガチャ」
今月のお題は「私の好きな言葉です」です。


4週目の今回は「ことわざ・故事成語」からのご紹介です。

こういう「好きな言葉」というのは、それぞれの性格や好みが出るなあと、編集しながら思いました。我々は一体どういう人だと、リスナー様方には思われるのでしょうか。ちょっとどきどきしますね。

お時間のあるときに、ゆっくりお楽しみください。

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はい、最後はことわざ小字成語ということで、割と好きなものが出るというところに尽きるかなと思うんですけれども。
じゃあ最後は、さくやさんから順で交互でいきましょうということですが、まずはどちらから。
そうですね、まずはことわざなんですけれども。
えんじゃく、いずくんぞ、こうここのこころざしをしらんや。
おお、すごいの来た。
はい、四季ですね。中国の歴史の本から来ている。
歴史の詩に記録する。
はい、そうです。その言葉ですね。
つまらない人物には偉大な人の延大な志はわからないということ。
ああ、聞いたことあるな。
えんじゃくっていうのは、つばめとかすずめとかちっちゃい鳥。
で、こうこくっていうのは、大鳥という鳥と、くぐいという鳥のことですね。
小さな鳥にどうして大きな鳥の心がわかるだろうかという意味です。
大鳥っていうのは、江戸の絵に鳥って書くようなもんですよね。三随に。
はい、三随に江戸の絵のちっちゃいのに鳥です。
もう一個は何でしたっけ、こくか。
こくは告げるの字ですね。
あんまり日本人が普段鳥の名前として意識していないような字ではあるから。
えんじゃくの方がまだ、字を見ればつばめ、すずめは字がわかるってなるかもしれない。
まあ、なるほどって感じ。
四角って違うし、僕今正確に覚えてないけど、
蛍光となれでも牛尾となるなかれとか、そんな言葉もありますよね。
ありますね。
鶏のくちばしと牛のしっぽ。
仮に小さくても組織の長になるべきであって、大組織の末端で収まるようではよくないようぐらいの意味合いかなと。
そうですね。
大きいものと小さいものの比較の仕方として、動物とか鳥とかが出てくるっていうのは、
古事成語的に一つのあるパターンなのかなっていう気もしますね。
そうですね。
割と多いですよね、古事成語で。
灯籠の斧がそうだし、漁夫の利とかだって最後に人間出てくるけど、あれもね、貝とかの話ですもんね。
そうですね。
そういう生活に基づいた例えが多いっていうことかなとは思います。
そうですね。
意味合い的なところでは、こういう意味合いで好きだなとかそういうのはあるんですか?
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これ、とある人が陳書っていう人がいて、古作人?畑とか田んぼとかで働いている人だったんですけど、
その仲間たちに、もし自分が偉くなったらお前たちのこと忘れずにいておいてやるよなんて大口を叩いたんですね。
で、なんでお前だって雇われたのにって仲間たちに笑われたんですけど、その時にその陳書が言った言葉なんです。
俺には大きな志があるんだと。
すげー、わかるようなわかんないような。
だってさ、忘れないでいてやるよっていうのは仲がいいからとか、共に苦労したからってことで、交換が持てる感じのワードなんだけど。
笑われた後だからっていうのはあるけど、笑われた後は急に、お前らには俺の凄さがわかんないよみたいなこと言い出しちゃったわけでしょ?
忘れないでいてやるよって言った感じとだいぶ違うようなテンションとは思ったけどね。
そうなんです。だから最初は聞いた時にはイバリンボさんだったのかなって思ったんですね。
でも一応ね、その後ソっていう国の王様にはなったんです。
ソの人もね。
ただ結局失敗して天下を取るまではいけなかったんですけど、そういう志を持つこと自体は大事だなっていうのが大人になってから。
それはそうですね。
志を持ってそれに向かっていくっていうステップがあると思うんですけど、志を持っているだけでも踏み出さなかったら意味がないっていうのはもちろんあるんだけど、それ以前に志がないと踏み出しようがないっていうのはあるので。
そうなんですよ。
そういう意味では確かに大事ですかね。
はい。というところで、じゃあ僕の方も小字、西語寄りのところから。
僕のは四字熟語ですね。
五越同州です。
一沙海がずっと多かった越という国が、互いに窮地になったときには助け合って同じ船に乗って逃げるというようなことから来ている小字、西語。
そういうエピソードがあったことから来ている四字熟語ではあるんですけれども。
僕はねなんとなくなんですけれども、中国のその歴史の話あるじゃないですか。三国志とか春秋戦国とか。
全体的に南方が好きなんですよ。
それこそ三国志でいう語。ここの語はちょっと厳密には別の意味ですけど。
字は一緒ですけどね。三国志の語とか。
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四皇帝の後の漢ができる前のところが、いわゆる後雨と流報とかって言われるところの後雨側。
とかこの五越同州の越とか。
南方の長江、今でいう様子、寄りの地域の国とかをわりかし閉域しがちなので。
そういう気分も含めてのチョイスだったりはしますけれども。
これももう少し身近なことを言うと。
どれだったか忘れたけど、うるせえ奴らっていうアニメがあったじゃないですか。もともと漫画ですけど。
これの映画で出てくるんですよ、このワードが。
なんでお前らと一緒に行かなきゃいけないんだみたいなことを言われた時に、ここまで来たら五越同州地獄の果てまで付き合わせみたいなことを言うセリフが出てくるんですよ。
そういうところでさらっと出てくる感じが。
やっぱり響きがいいんですよね、五越同州もね。
音の数がいいというか。
そういうところもあって。
基本的にはイメージとして僕は、ルパンとゼニガタが共闘するとかのイメージもちょっとあって。
物語的にそういう展開っていうのは嫌いじゃないっていうのもあって、選んだかなっていうところですかね。
なるほど。
古事成語は面白いですよね、中国の昔の実際にあったエピソードに基づいてできた言葉。
面白いなと思いますよね。
ということで、じゃあ次は咲夜さんの2つ目ですね。
2つ目も中国の古事成語です。
これはよく耳にする機会が多い言葉ですね。
そうですね。
だから次はいいことあるよっていう感じで人を慰めたりする言葉でもありますね。
日本だと、家福はあざなえる縄の如しと言いますね。
僕もやっぱり今後半の解釈というか意味合いを聞いたところでは、やっぱり家福はあざなえる縄の如しっていうふうに思い浮かびましたね。
またちょっとアニメの話を入れていいですか。
家福はあざなえる縄の如しにまつわるエピソードがドラえもんに出てくるんですけど。
のび太が何かしら愚痴めいたことをドラえもんに相談するじゃないですか。
ドラえもんが、じゃあのび太くん縄を用意してって言うんですよ。
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この縄っていうのは寄り上げてあるから、右に行ったり左に行ったりしながら、横に置けば上に行ったり下に行ったりしながらしてるものだから、
いい時もあれば悪い時もあるんだよっていう説明をするんですよ、その縄を持って。
のび太は何か道具を出してくれて、その道具に必要だから縄を用意してって言われたんだと思って。
なんだそんなことかよみたいになるっていうエピソードが挟まる回があった記憶があって。
小学生ぐらいの時に家福が覚えられなかったと思うんだけど、
そういうこともあるんだなっていう記憶を最初に持ったのは小学生ぐらいでドラえもんを見た時で。
ドラえもんのエピソードを全部こんな深く覚えてるわけじゃないんだけど、やっぱりピンポイントで印象に残ってるものがあるものの一つだなっていうところで、
その家福の話は出てきたんですけれども、もともと同じような意味で使われることもあるけれども、
言葉のチョイスとしては人間バンジーサイオーガウマですね。
サイオーガウマってどういうことなんですか?
サイオーっていうおじいちゃんがいたんですね。
この人占いが得意で、ある日サイオーさんが飼っていた馬が逃げてしまったので、みんなが同情したんですけど、
サイオーさんこれは幸運が訪れる印だよって言ったんですね。
そうするとその逃げた馬が立派な馬を連れて帰ってきてくれたと。
なるほど。
みんなが喜んだら、今度はこれは不幸の兆しだって。
そうすると実際にサイオーさんの息子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまった。
みんながそれは悪かったねって言ったら、これは幸運の前触れだと。
息子はその骨折のおかげで戦争に行かずに済んだ。
なるほど。
というお話から来ています。
なるほどね。中国らしいエピソードだよな。
そうですね。
そうかそうか。ちょっとごっかいしたけど、サイオーのは大きなっていう字なんですね。
そうですそうです。サイさんっていうおじいちゃんです。
サイっていう字は要塞のサイ?
要塞のサイ。砦の近くのおじいちゃんですね。ごめんなさい。
っていう意味なの?
はい。
サイオーが馬のがも、文法的に言うとのっていう意味のがですよ。
そうです。
結構難しい言葉ですね。
おじいちゃんが馬ではないですね。
言葉の解釈というか、文法的なところから見てもパッとわかりづらい言葉ではありますね。
そうですね。
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まあ良いことがあった後は悪いことがあるし、悪いことがあった後は良いことがあるっていうのはね。
いろんな形でいろんな意味で使われる言葉で。
そうですね。
もう少し短期的な見方をする、今の人がよく使うような言い方で言うと、
最悪の状況にある人に、今が最悪だったらもう後登るしかないじゃんみたいな言い方をするのも、
意味合いとしては同じような意味合いかなと思いますね。
またくだらないことを思い出したので言っていいですか。
はい、もちろん。
ところジョージさんがね、昔笑っていいと思うんで言ってた頃に、
こういうね、ことわざみたいなものとかをふざけて、
要するにダジャレ的に言い換えるみたいなことをやって、それに何かもう無理やりな意味をつけるんですけど、
確かに人間万事細胞が馬は、人間万事細胞が馬ってやってたような記憶があります。
それどういう解釈にしたか忘れましたけど、
人間の細胞は馬の細胞でみたいな話をしてたんだと思うんだけど、
なんかそういうのを昔やったなとか思い出します。
そういうところで、わりとみんなが知ってるフレーズっていうところではあるかなっていう気はしますね。
なるほど、ということで次が最後、私の2問目でこれが最後になるんですかね。
はい。
これ知らないことはないかもしれないけど、あんまり耳なじみないかなって思ったことわざですね。
はい。
夕立は馬の背を分ける、です。
はい。
どうですか?耳なじみとか聞いたことあるとかないとか。
聞いたことはあるんですけど、意味を言えって言われたら言えないですね。
意味で言うと、ただ単に夕立って局所的だよねってことだけなんですよ。ことわざとしては。
要は、馬の背中ってもちろん背骨のところがピークにして一番高くなってるので、
馬みたいな大きな動物だと片目濡れてて片目濡れてないってことが起こるぐらい、夕立って局所的なものだよねっていう意味でしかないんですよ。
言葉としては。
これを選んだ理由も落語系の話でして、
落語では急に夕立が降るときにこのフレーズを使うんですよ。
落語で使うときはこのことわざの言い方じゃなくて、
馬の背を分ける夕立っていうと夕立の枕言葉みたいに使うんですよ。
もともとの意味では局所的なっていう意味なんだけど、
落語系のニュアンスは急に降り出したみたいなニュアンスで使われてるかなっていう印象なんですけど。
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最初はじめて意味を知らずに落語で聞いたときは横殴りだから片方しか濡れてないのかなと思ったりもしたんですけど、
実際の落語を聞いてるとニュアンスの中に局所的って意味がなくもないんだろうけど、
どっちかというと急な雨。夕立ってそういうもんじゃないですか。
急に降ってすぐ上がるみたいな。
あと土砂降り感。
天気雨みたいなのがすぐ過ぎちゃうのとは違って、土砂降りだけどすぐ終わるとか局地的に終わるっていう。
最近はゲリラ豪雨とかいうとあんまり夕立って言葉が使われなくなってたりはするんですけど。
ただ急に夕立に降られてって言ってもいいところを、そこで背を開ける夕立みたいな言い方をするとまた味わいが深いなと思って。
これはどちらかというと言葉の意味というよりも五感で選んでるに近い。前回のシリーズに近いものかなと思うんですけど。
耳なじみがないだけに一応知っておくとちょっとためになるかなっていう気持ちも込めて、ご紹介っていう意味も含めて選んでみましたって感じですかね。
というような4つで。
さくやさんは一番最初のやつが孔子だったりもしたんで、わりと中国よりも多めなことに。
孤児世語はどうしても中国ベースになっちゃうので。
そうですね、確かに。
振り返ると五感のところではクイズ系で来てたんで、また全然違ったりじゃなかったんですけど。
気抜けゴールのところがわりとテーマ性があったんで。
僕は最初の2つが男子さんので、2つ目は落語の中の勝頃のセリフで。
五感が好きなやつも両方落語から来てて、最後も馬の背を分けるも落語から知った言葉。
違う漢字から来てるのはヤン・ウェンディーとゴエズ同士ぐらいですかね。
ヤン・ウェンディーも中華系の人なんでね。
まあまあそういうところのチョイスになったかなと思います。
これ面白いですね。
面白いですね。
アプローチさっきも極端で、文ガチャっていうよりもアニメ系のポッドキャストがやりそうなネタですけど、
銀英伝語録みたいなこともやりたいなって結構本気で思ってますけどね。
あと四字熟語僕が使っちゃったんですけど、四字熟語は四字熟語っていうテーマでもやってもよかったかなって気もしたいね。
そうです。
あと変化級で言うと三字熟語とか五字熟語ってあんまり多くないパターンのやつに絞って限定すると、
もう少しまた面白みが出るのかなと思ったり、いろいろありますね。
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これはだから、わりと面白い出目なのかなって気はしてます。
選ぶのも楽しいし、選んだ中でメッセージ性を入れるとかっていうこともできるので、
こういうメッセージを送りたいからこの言葉を選ぶみたいなこともできるし、
本当に交換が楽しいとか、背景の自分の個人的なエピソードと絡めてとか、
アプローチの仕方もいろいろあると思うので、面白いかなと思いました。
ということで、これでこのシリーズはここまでで終わりで、
来週がまだ、7月は5週目がありますので特別回が入ることになります。
番組的にはここで一旦締めますか。
ガチャはどうしますか?
ガチャは次回、特別回の時に回しましょう。
はい、わかりました。
本格的な暑さの到来ですが、夏バテなどされていませんでしょうか?
冷房などを上手に使って水分補給をしながら、暑い夏を乗り切っていきたいですね。
それでは皆さん、ごきげんよう。
ごきげんよう。
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