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2026-10-25 18:27

【植物対話】ひとり時間は、自分を抽出する時間【café licht 相原 祐子さん 前編】

\今回より新シーズン/


さまざまな分野で魅力的な活動をなさっている方をゲストにお迎えし、「植物とともにある暮らし」を軸とする『植物対話』を通し、持続可能な本当の意味でのゆたかさ、すこやかさを、皆様と一緒に考えていきます。

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今回のゲストは、café licht(カフェリヒト)相原 祐子さん。

カフェのお隣にあるアトリエへ伺い、お店をスタートされたきっかけから、おひとりさまカフェを営む上で大切にされている想いなど、じっくりと伺いました。

 

お店をはじめたきっかけ/ 神戸の楽しみ方/ カフェブーム/ カフェという文化/ 導かれるように/ 場をととのえる番人/ 一人ひとりが物語の主人公/ 個としての存在/ 給水所のような場所/ いのちの水/ ひとり時間/ 自分との対話/ 自分の中の濾過器/ 瞑想/ 本から受け取るメッセージ/ 自分を抽出する

 

*café licht 

 

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#植物とともにある暮らし #植物対話 #botaniclifemoments

#botaniclalmoment #sustainable

 

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暮らしを支え、心に寄り添うbotanic life moments。 ボタニカルセラピスト ayakaが、神戸のアトリエよりお送りします。
今回より、新しいシーズンに入りました。
ニューシーズンは、さまざまな分野で魅力的な活動をなさっている方々をゲストにお迎えし、植物と共にある暮らしを軸にする植物対話を通し、持続可能な本当の意味でのゆたかさ、すこやかさを皆様と一緒に考えていきたいと思います。
第1回目のゲストは、カフェリヒト 相原祐子さんをゲストにお迎えしました。
神戸市中央区で、静かなBGMが流れる素敵な店内では、お野菜たっぷりのモーニングや丁寧に作られたお菓子をいただけるカフェタイムも人気です。
一人の時間をじっくり過ごすことができるリヒトさん。前編ではお店を始められた経緯や日々の営みの中で大切にされていることなど、じっくりと伺いました。
それではお聞きください。
出逢いのエピソード
本日のゲストは、カフェリヒト、相原祐子さんにお越しいただきました。
よろしくお願いします。
ありがとうございます。
初めてお会いしたのって、随分前ですよね。
店を始めて、もう少しで9年経つので。
そんなに経ちますか。
多分初めてお会いしたのは、農業学校の、一時期。北区でしたかね。
そうですね。
あれに通った時に、ご一緒の期間があって。
そうですよね。
でもお互い全然気がついていなかったんですよね。
私でも多分その頃、カフェリヒトさんのことはもう知っていて、何回か通ったかもしれないです。
なので本当に気がついていなかったんですよね。
お話しする機会も少し最後まであって、お互いアトリエを行き来させてもらったりとか、お話しさせてもらったりっていうきっかけだった気がします。
でも早いですね。9年ですか。すっかり街の愛されるお店になられて。
ゆう子さんって普段呼ばせていただいてるんですけど、この場所でお店を始めようと思われたきっかけとか理由とかっていうのは?
このエリアでっていうことは一切決めていなくて、関西っていうことすら決めていなくて。
そうなんですか。
もともと大阪出身で神戸には数回ぐらいしか来たことがなくて、結構もう縁もゆかりもなく、右も左もわからない状態で神戸っていう街に来たんですけど、
店を始める前はちょっと仕事の関係で東京に住んでて、ネットでこちらの場所を見つけて、ちょうど見つけたぐらいの時に友人の結婚式で来たので、
その時にちょうど内見させてもらって、そこからバタバタと決まっていってっていう感じです。
神戸での楽しみ
ご縁というか出会いがあって。神戸いかがですか?
そうですね。店を始めるために引っ越してきたりとか、全部生活を変えたので、
神戸をすごく楽しんでいろいろ行ってるかって言ったら、ちょっと店中心になってしまってるのですが。
今まで住んでいたところが山もそんなに近くなければ海も遠いっていうところが今まで多かったので、
山が歩いて20分ぐらいで。山登りっていうよりは散歩っていう感じで行ったり、
ちょっと海の方に風を浴びに行ってみたりとか、
そういうふうな特別ではなく日常の楽しみ方をしていて。
お店とかももちろんたまに寄せてもらったりとかするんですけど、
日々の暮らしの中で神戸を楽しんでるって言ったら、そういう楽しみ方とかをしております。
外での時間を楽しむみたいな感じで、いいですね。自然とたわむれてというか。
そうなんですね。
カフェが生まれるまで
前々からカフェをされたいっていう想いがおありでしたか。
そうですね。もう遥か昔になるんですけど、学生時代の時にちょうどカフェブームっていうのが、
ちょっと私と同じ年代の方だったらうっすら覚えてらっしゃる方も多いかと思うんですけど、
街中にカフェという名の飲食店がたくさん出て、たくさん注目された時期がちょうど私が学生時代にあって。
ブームに乗って色々素敵なカフェがあると言ったら遠くまで出かけ、そういうふうな生活をしていて、
身近に感じるぐらいまでカフェという文化を楽しんだりとかしてて、
卒業してから社会人になる時に、いつかカフェをやりたいっていう気持ちはずっとあったんですけど、
特に今もすぐ動くっていう20代とかではなくて、目の前の興味を持ったものとか、
心が動いたもの、お仕事とかをずっとその都度その都度味わったりとかしていて、
気づいたらもう15年経っていって。
あるタイミング、店を作るちょうど半年ぐらい前のタイミングで少し体調を崩した時期があって、
その時にここの物件を見つけて、じゃあ今がタイミングかもっていうので見つけたのが9月頃で、
その次の年の3月にはオープン。半年で大移動で東京からこっちに移動してきて、
店を立ち上げたっていう感じで。
でもカフェをやるぞってすごく大きく願ったとかそういうのではなく、
ずっと根底にはあったけど自然の流れというか無理やり気持ちをそっちに向けたっていうわけではなく、いいタイミングだったなっていう。
導かれるように。
いい言い方してくださって。
素敵です。
私自身もリヒトさんでお茶をいただくことが多いんですけども、すごく癒されてます。
ありがとうございます。何よりの嬉しいことです。
自分の真ん中に戻っていける時間
カフェで手帳を開く時間ってすごく昔から大事にしていて、
でもそのためにはあまりにも賑やかな店内だとなかなか集中できない。
かといってそういう気分になれる雰囲気がないと、どんなに素敵な場所でもそれは叶わなかったりして、
だからリヒトさんに伺ったときはいつでもその時間が約束されているというか、
安心して来ることができるなぁと常々、感謝していて。
以前からすごくお聞きしたかったことは
お店をされている中で大切にされていることっていうのは…?
大切にしていることは、皆さんが一番はくつろいでいただけることと、
それぞれの生活の中で色んな感情が生活の上で湧いてくると思うんですね。
もちろん嬉しい気持ちだったり、悲しい気持ちだったり、もやもやする気持ちだったり、
でもやっぱり一人の人間だから、それを処理する時間ってやっぱりちょっとは必要で。
その都度自分で時間をとって、その時間をカフェでどんな状態というか、自分の真ん中に戻っていける時間っていうのを、私がその場所を整える番人みたいな感じで。
それは心がけてたりとかしますね。
一人ひとりが主人公
お客様を物語の主人公というか、一人で皆さんお来店くださっているので、よりその方の一人の人物像というか、浮き上がってくるというか。
かすまないというか、誰かといってかすむとかそういうことではないんですけど、
その方が歩んで来られて、これからも歩んで行かれるだろう、人生のまま来てくださって、ご自身がその場で過ごすっていう一つの時間をわざわざ作って。
ちょっと坂の上に店があるんですけど、ご来店いただいて、自分を整えるぞという気持ちで来てくださっている人が多い気がしていて。
個としてその人を大切に、その時間を大切にさせていただけたらなという気持ちはあるんですが、まだまだ修行中で。
心がやっぱり、色んな出来事があるから、気がもんでしまうこともあるし、なるべくそういう状態が常にできるようには、私の中でも心がけて店を営んでいます。
いのちの水になるような場所に
今改めてお聞きしたいことがあって。
リヒトさんの「給水所のような場所でありたい」というお言葉をお見かけすることがあるんですけど、すごくそれが納得というか。
確かにリヒトさんはそういう場所だなというのがすごく印象的で。
ありがとうございます。
私は考えることとか情報を処理することが多すぎると、呼吸がすごく浅くなったりとか、呼吸を上の方でしていると、息苦しさとか、
体に酸素だったり必要な要素が回っていないイメージがあるんですけど、
マラソンの途中の給水所のように、命の水になるような場所でありたいなっていうのはすごく思っています。
素敵です。
自己対話の時間
リヒトさんは「おひとりさまカフェ」っていうのをしっかり表に伝えられていらっしゃるので、皆さんもそういうふうに認識をされている方が多いと思うんですけど、
あえてそうされている理由っていうのは、やっぱりお話しいただいたそういうところにあるんでしょうか。
そうですね。
うちでは自己対話というか、
その時に、例えば自分がこうしたいけど、誰かに相談してみようってなって、
何人かに聞いてみて、でも結局決めるのは自分だったりして、
大切な方が言ってくださったから、それにしようってなってしまったら、結局自分では決めていなくて、
じぶんを抽出する
もし自分がそのことに対して思い通りにいかなかった時に、責任を色んな方に手渡してしまっているっていうこともある気がして。
一人の時間に一度なって、自分の中の濾過器を通して抽出されたものが、
自分の思いだったり決定する要因になるかなっていうのを思っていて、それを作り出せるっていうか。
それを抽出する場所としてできたらっていう根底の部分なんですけど、
もう本当に瞑想のような時間になればいいなっていうのが、一人のお店を開くっていうことで今やっています。
すごく共感します。
何か飲んだり、飲み物を飲んだりとか、お食事をいただいたりしているときに、結構インスピレーションが湧くというか。
もちろん美味しかったり、美味しさに感動したりして、っていう側面もあるんですけど、
それと特に、そういえばあの時思っていたのは実はこうだったのかもしれないみたいな、発見とかひらめきみたいなのは、結構何かを実際に咀嚼しているときだったりして。
そういうのと身体的な感覚と思考とつながっているのかもしれないって思うことがよくあって。
やっぱりカフェの文化っていうのは、きっとそういう部分で、
自分自身との対話を生み出す瞑想のような作業なのかなってすごく思ったりしました。
なるほど。
即座に決めるときもあるんですが、だいたい寝かせるじゃないですか、ちょっと前に考えていたこと。
そういったことって、やっぱり日々の中でメッセージとして伝わってくることがあったりとか、
最終的には一人で過ごしているときに、
例えばうちで言ったら、それぞれの席に本を置いているんですけど、それから受け取る方もいらっしゃいますし、
ご自身で席に座られて、目の前にあった本を取られたときに、自分に対するメッセージのような言葉を書かれていましたという方が結構いらして…やっぱりアンテナを張っていると。
でも大勢の中ではってなっていると聞き逃してしまったりとか、そこに集中できないというか、それを捉えられない状況があったりするけど、
ふとぽつっと一人で時間を過ごすと、さーっと情報処理を、今までの経験とかされて、ストンって落ちてくるものがある気がしていて。
やっぱり抽出っておっしゃいましたけど、すごくそれを感じますね。
ここまでお聞きくださりありがとうございました。
カフェリヒト相原祐子さんとのお話は後編へと続きます。
次回もどうぞお楽しみに。
ここまでのお相手は、ボタニカルセラピストayakaがお送りしました。
植物たちの癒しの瞬間がたくさん訪れますように。
18:27

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