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  2. #93 スタートアップの右腕/No.2
2024-03-27 21:42

#93 スタートアップの右腕/No.2

00:08
BOOTUP RADIO、ポッドキャスターの伊藤です。
この番組は、ペライチ創業者でエンジェル投資家の橋田一秀さんと、
スタートアップを立ち上げる上での疑問や、企業に関するトピックを取り上げ、
SEED 企業家や、企業界美軍の方に役立つ情報をお届けします。
おはようございます。
おはようございます。伊藤さん、またスタバですか、そこ。
はい。今日は日曜日なので、スタバでやってます。
そうか。そうなんですよ。このBOOTUP RADIOはですね、
大体、日本時間の月曜日の朝に撮ってまして、時差の関係で、そっちは日曜の午後ですかね。
そうです。
はい。ということで、最近の近況、どうですか、伊藤さん。
近況ですか。
それですか、すいません。めちゃくちゃ情けない話なんですけど、
アメリカで虫歯になっていることに気づいて、その虫歯を治すために、
冬学期と春学期の間の1週間の間、その中でも3日間ぐらいですね、日本に帰国する、
いや、かもみたいな。
いや、すごいな、これ。なんかまだ保険が使えないみたいな感じなんですね。
そうなんです。入国してからまだそんな時間経ってないんで、保険が使えなくて。
そんな大した虫歯じゃないんですけど、我慢しろよっていう意見もあるのはわかってるんですけど、
僕はちょっとそれが怖くて。
いや、ちゃんとやったほうがいいですね。
ちゃんとやったほうがいいかと思って、はい、という近況でした。
もしかしたらダッシュで帰国するかもしれないっていう。
今、春休みなんですね。
まだ春休みじゃないんですけど、もう少しで1週間だけ春休みが来るっていう感じです。
そんな感じなんですね。
アメリカも春休みってあるんですね。
ほぼないですね。夏休みはアメリカは長いんですけど。
そうだよね。3ヶ月ぐらいあるんだよね。
はい、めっちゃ長いです。
ということで、じゃあ今日のテーマいってみましょうか。
はい、今日のテーマは右腕ですね。
右腕。
ナンバー2についてお話ししていこうと思います。
はい、ナンバー2ですか。なんかナンバー2っていうとどういうイメージですかね。
共同創業者とか、もしくは後から入った人でもナンバー2になるってことがよくあると思うんですけど、
そういう人について。
ナンバー2、このテーマを選んだ理由ってなんですか。
このテーマを選んだ理由は、そもそも僕の友達がナンバー2になりたい人がいて、
デブタプレイで触れてみたいと思ったという感じで、
僕のイメージとしては、例えば社長、CEOの補完するような人、
例えば社長が対外的なことがすごく上手なんだけれども、逆に社内の体制とかを整えるのが苦手だったらそういうのを整える人とか、
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あとは社長はすごいビジョンを語っていく人だと思うんですけど、
そのビジョンをよりみんなに伝わるように言語化というか、社長と他のメンバーとの橋渡しみたいな、そういうイメージです。
なるほどね。
有名な会社でも、社長が有名な会社でも、実は共同創業者とかナンバー2って呼ばれる人がいるよねっていうのは結構ある話だと思ってて、
お友達の人はなんでナンバー2になりたいですか。
僕は自分で起業してるんで、あんまりナンバー2になりたいみたいな気持ちになったことはないんで、
どういう心境なんですか、その人は。
そうですね、その人は実務がめちゃくちゃ得意。
めちゃくちゃ返信も小30秒以内に返すみたいなことをモットーにしてるみたいな人で、
かつ社長の何か引き出すのが得意というか、好きというか、思ってることとかを。
なので、かつ自分はどっちかというと対外的に何かをしたいというタイプではないっていういろんなものが合わさって、
自分はナンバー2のほうが向いてる。
あとはリスクをそこまで取りたくないというか、社長になってまではみたいな意味合いもあると思います。
なんか自分でやりたいことがないからそういう風になってるのかな。
それもあるかもしれないですね、確かに。
どういう人がナンバー2としていけてるのかなっていうのは、実は僕もいろいろ考えてるところで、
企業家の人たち、日本でもアメリカでも。
伊藤さんが思いつくナンバー2って具体的にどんな人、バイネームで誰とかって思いつきます?
バイネームで?
有名IT企業とかのナンバー2って誰か知ってます?
パッとはあまり出てこないかもしれないです。
例えば、Appleのスティーブ・ウォズニアックとか有名IT企業。
ナンバー2。
共同創業者でナンバー2だった人。
あと、久しぶりに登場するウマダさんの資料とかでも出てくるんですけど、
ウマダさんの資料に共同創業者のスライドがあったはずで、
スタートアップの共同創業者の見つけ方、付き合い方、別れ方というのがありまして、
このスライドも僕、このラジオでも何回も激推ししてるんで、もちろん見てる方もいると思うんですけど、
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その中に一言で言うと、このスライドは共同創業者がいた方が成功確率が高いという趣旨のスライドですと。
ほとんどのスタートアップには共同創業者がいますと。
有名企業でも、例えばAppleだったら、スティーブ・ジョブズが有名ですけど、
ウォズニアックとかドナルド・ウェインっていう人が共同創業してるよねとか、
Facebookは大学の寮で作ったスタートアップなんで、
マーク・ザッカーバーグ以外にも、何人くらい、4人くらいのかいますと。
とか、マイクロソフトもビル・ゲイツとポール・アレンが2人で作った会社だったり、
日本でも、サイバーエージェントとかも、
藤田さんが有名ですけど、日高さんっていうナンバーズの人がいたりとか、
そんな感じで、トップが目立つ会社でも共同創業者って人がいますと。
コロプラとかもそうですね。ババさんが社長ですけど、共同創業者。
千葉さんって今、千葉道場の千葉さんですね。
そういうふうに共同創業者っているよねっていう話で、
じゃあ今日この共同創業者に、もしくはナンバー2みたいなのをフォーカスしたいなと思って。
なんで僕これいいテーマかなって思ったのかっていうと、
やっぱり起業したいっていう人は本当に増えたと思うんですよ。
僕もずっといろんな人のピッチとかをエンジェルとして聞いてて、
すごい思うのが、やっぱりソロ起業家の人が多い。
1人で創業してる人が多いなと思ってて。
一方で、たまにピッチの時にチームこんな感じですって見せてくれる話の中に、
最初から結構チームメンバー、フルタイムの人が例えば3人いますとか、
それぞれ役割こうで、こういう経歴でみたいな人がいると、
初手からすごく良さそうなチームに見えるなとか、
結構そういうのもあるんで、割と共同創業者とかナンバー2みたいな人って本当に重要だと思います。
僕はいつもこの話をする時に、ペライチも3人で創業したんだけど、
良かったことは、まずスタートアップって大変なことばっかりなんで、
メンタルを保てる。上げ増ししながら前に進めるっていうのは、
当時から一番いいなと思ってたことなんですけど、
最近すごく言ってるのは、ていうかそもそも初手から3人フルパワーで稼働できるだけで、
3倍進めるじゃんみたいな。2人でも3人でも4人でもいいんですけど、
初手からリソースが特に1回目の企業で、お金もあんまなくてリソースもほぼないみたいな、
お金リソースがほぼない状態からスタートするのに、いきなり3倍のパワーでスタートできるって、
そもそもやれることが3倍になるんで、なんか強くねみたいな。
ていうのはあるんですよね。よくピッチ資料とかで、社長がいてチームのスライドが出てきた時に、
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いっぱい顔が書いてあるケースがよくあるんですけど、
僕それ出てきたら、えっとまってこれフルタイムが誰で、共同創業者とか取締役とかみたいな人は誰で、
フルタイムは誰なの?みたいな。大抵聞くと、全員フルタイムは僕だけですみたいなケースが非常に多いんですよね。
なので、初手からフルタイムの人が何人かいるみたいなのは、そもそもそれだけで、
社長がその社長についていこうって信頼されてるし、その会社社長に人生かける人が、
人生かけると言うとちょっと大げさだけど、2人3人いるっていうのは非常に大事なことかなって僕は思ってるんですよ。
いい会社のシグナルである可能性が高いんですね。
だってそもそもお金も何もないのに社長がそういうふうに巻き込めてるっていうのはすごくいいわけじゃないですか。
今これ社長目線で語りましたけど、ナンバー2とか共同創業者目線で語るとどうなのかなって思っていて、
結局この課題って、ソロ企業の人が多い。確かにそうですと。
わかりやすくスタートアップやりたい人が増えてきたなっていうのはすごいあるんですよね。
OWASIS初めても、僕今日も初めての人何人か来てるんですけど、今これOWASISで収録してるんですけど、
こんなに企業かっているのかっていうぐらい、いっぱいいろんな僕もイベント行ったりとかもするし、
OWASIS初めてから初めて会う人すごい多いんですよ。企業してる人とか、企業準備中の人とかすごい来るし。
こんなに企業がいるのかって思いつつも、そういうふうにナンバー2とか3みたいな人。
確かに初手からあんまりいないよな。成功する企業をたくさん発出するには、やっぱりそういうナンバー2、3とのマッチングなのか。
さっきの馬田さんのスライドでもよく言ってるのは、結局即席チームは成功確率が低いみたいな話も出るので、
よく準備期間をしっかりとった上で会社一緒にやったほうがいいんじゃない。
助走をしっかりしてから、別に最初から入ってもいいんだけど、別れる可能性は高いので、
しっかりそこはじっくり時間かけてやりましょう。昔から知ってる人を仲間に入れましょうみたいなのが書いてあるんですけど。
それはそうだなっていう感じですね。
僕気持ちがあんま分からない。ナンバー2やりたいですっていう人の気持ちがあんま分からないんで、
どういう気持ちなのかなとか。
逆に僕がペライチの2人をくどいた時に、ペライチの時はCTOのカッキーは元々自分で起業しようとしてたんで、
元々別のチームだったんですよね。ペライチも手伝って回ってたけど、
彼が作ってたプロダクト辞めちゃったんで、もううちでやるしかないっしょみたいな感じで一緒にやり始めたっていうのと、
もう一人ヤマちゃんっていう共同創業者いるんですけど、彼はヤマちゃんはね、
俺がくどいった。でも実家がサルリーマンだったんだけど、実家が経営者、実家っていうか実家が会社やってて、
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その会社を後継ぐみたいな話をしてたんですよ、家業を数年後に。
だったらさ、俺と一緒にやった方が良くねみたいな。
とりあえず経営経験、スタートアップ5年くらいやって経営経験積んでから、実家の会社やった方が良くねって言って入ってもらったんですよね。
そこでいろんな理由があったけど、そこで最終的にメイクセンスして、分かったみたいな感じになったと記憶してます。
ヤマちゃんは起業したいわけじゃなかった、カッキーは起業したいと思ってたが、自分でやってたプロダクト辞めたんで、もともと手伝ってたうちに入ったみたいな感じなんですよね。
カッキーはね、最近聞いたんですけど、やっぱり僕はナンバー1タイプじゃないっすねみたいなずっと言ってたんで、
ナンバー2タイプの人は明確にいるってのも間違いなくて、ただそれが、創業初期にそういう人と出会えるかっていうのがめちゃめちゃ難しいんじゃないかと思ってます。
そうですよね。会いたいと思ってから会えるわけでもないですしね。
そうなのよね。だから、僕がくどかなかったらやってなかったかもしれないし。
あとね、ググってたら、ナンバー2サミットみたいなやつが、これ6年前のイベントなんですけど、2018年5月23日第3回ベンチャーナンバー2サミットが開催されました。
みたいな感じで、確かにここに出てきてる人を見ると、ナンバー2なんですよ。例えば、スカウターの山田さん、COOの山田さんとか、そういう人とかが登壇したりしてて。
ナンバー2と共同創業者のエクワリというか、能力とかっていうのはほぼ同義なんですかね。それともナンバー2っていうのはまた別と違う、何ていうんだろう、求めるものがあるんですかね。
いい質問ですね。まず、共同創業者っていうのは文字通り、共同で創業してる人じゃないですか。つまり、創業期に一緒にスタートした人。これは厳密には、例えば会社を登記した瞬間にいなくても、ちょっと遅れて入ってきても、共同創業者を名乗る場合もある。
これは別に好き勝手に名乗っていいタイトルなんで。チームで共同創業者だと思えば、共同創業者っていう肩書きをつけるケースがありますと。ちなみに、ペライチも登記したとき、僕一人だったんですけど、2人に入ってほしいと思っていたんで、3ヶ月後ぐらいに2人に株式を渡して、増資したときから共同創業者って3人で言っています。
なので、厳密に一番最初に会社を作ったときにいなくても、共同創業者であるケースというのはありますと。会社を作ったとき、もしくは本当に初期にいた人で共同創業と言える人。これはいたから共同創業者っていうわけでもなくて、多分。
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よくスタートアップで、僕ドコドコっていう会社の初期メンバーでしたみたいな人を面接したことがあるんですけど、それ聞いたら、ペライチに面接しに来た人がそう言ってたんで、そこの会社の社長に聞いたら、彼は6番目の社員でしたみたいな。
いや、別に全然創業メンバーじゃねえじゃんみたいな。それは本人がちょっともって言ってるだけみたいなケースとかもあるんで。タイトルにちゃんと共同創業者って付けるっていうのは、わりかし大事なことだとも思うし、この人たちと一緒にやってます、創業しましたよっていうのがあると。そして、僕感覚で言うと、アメリカの感覚、日本よりやっぱりアメリカの方が、そのドコドコの共同創業者っていうのは、タイトルとして割と大事に見えるって僕は思ってます。
確かに。
っていう感じですかね。で、ナンバー2っていうのは、別に共同創業者でもナンバー、初期はイコールなんだけど、ほとんど多分これ。なんだけど、フェーズが変わると、別にナンバー2じゃなくなるケースってあるんですよね。
そうですよね。
要は、系人が入れ替わったりとか、共同創業者だけど、今は例えば取締役ってタイトルが付いてない人とかもいるわけですよ。
うんうん。
なので、なんかナンバー2っていうのはまさに、それも文字通りで、会社の社長に継ぐポジションみたいな、経営のナンバー2ポジションみたいなイメージですかね。
だから、まとめると初期はほぼイコールなんだけど、だんだん会社のフェーズが変わってくると、別にナンバー2っていうのは、共同創業者がナンバー2じゃなくなることもあるし、あとは後から入ってきた人がナンバー2になるってこともあるわけですよね。
よって、ナンバー2って聞いたときに、別に創業してるとは限らないって感じです。
なるほど。ありがとうございます。
ここら辺はこだわりがあります。すごい大事です。
創業期のナンバー2になりたい人とかは、どうしたらいいんですかね。
スタートアップのファウンダーが集まるミートアップにめちゃくちゃ行けばいいんじゃないですかねっていうのと、
あとは一緒に働いたことがある人が会社起業してないかなって探してみるとか、
あとは今じゃなかったとしたら、そういう会社で働く、例えば起業してそうな人が、いっぱい起業しそうな人が起業家を輩出する会社で働くとか、例えばリクルートとか、
今だったらわかんないけど、メガベンチャー、DNAとか起業会社輩出してると思う。サイバーとか。
例えばじゃあ、別に自分はスタートアップナンバー1で自分で起業したいとかまでは思ってないけど、
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そういう伊藤さんのお友達みたいな、ナンバー1タイプじゃないけど、ナンバー2として、
ものすごいエネルギーで会社を始めるような人を、ナンバー2としてサポートしたいみたいな人も確かに行っていそうなんで、そういう人はそういう会社に入って起業しそうな人と仲良くするとかじゃないですかね。
今すぐじゃなければ。今すぐナンバー2をやりたいとかじゃなければ。今すぐナンバー2をやりたい人は、創業直後の会社をドアノックしたらいいと思うんですよ。
そうです。確かに。
そういうピッチイベントに行けばいいし、ミートアップに行けばいいし、あんまり採用媒体とかに載ってないことが多いんで、だって募集してないもん別に普通。
確かに。
だから起業家が集まる場所に行けばいいと思うんですよ。
オアシスとかいいですよ。これ聞いてるナンバー2規模の人とかいるのかな。いいと思いますよ。毎日のように創業期の起業家の人がどんどん来てるし、今はそういう起業家同士の交流とかも起ってるし、
これからオープンイベントもやるんで、そういうとことかに来てもらうと、いっぱいプレジェシードシードのスタートアップの社長といっぱい知り合えるんで、この人面白そうとか、この事業興味あるとか思ったら手伝いに行ったらいいんじゃないですかね。そこから共同創業者になるみたいなのも全然あるんじゃないですか。創業期だったら。
毎回オアシスの宣伝みたいになっちゃってますけど、ぜひ。
おだしょー いや、それやりたくて作ってるんで。
おだしょー っていうとこですかね。ちなみに、この話なんで僕がこういうふうにわーっと喋ってるかっていうと、もう一個理由があって、実はやっぱこのナンバー2を発掘するっていうのは、むちゃくちゃこのスタートアップの裾野、エコシステムの裾野を広げる上で非常に重要だと。さっきの課題感ですね。トップしかいないみたいな、一人創業が多いみたいな。
おだしょー でもナンバー2あんま可視化されてなくて見えないよねみたいな。なので、実はうちの山崎さんがそういうメディアを作るみたいな話になってまして、今実はそのメディア企画が進行中でございます。
おだしょー これちょっと別途山崎さんとまたポッドキャストで喋りたいなと思ってるんですけど、何でしたっけタイトルが、突撃隠れた挑戦者に聞いてみたというですね、メディアを立ち上げますんで。
おだしょー もう実はインタビュー1本終わってるんで、そのうち記事になります。ということで、ちょっとそれもリスナーの皆さんそちらの記事の方もお楽しみに。そして、ナンバー2興味あるよという方はですね、マッチングイベントとかやりたいし、ナンバー2サミット最近、昔確かに記録は残ってるってことですもんね。
おだしょー そう、残ってるし最近でも見てないなと思うんで、そういうのオアシスとかでもやりたいなと思ってます。
おだしょー ありがとうございます。
おだしょー はい、ということで、ちょっとメディアとかイベントは楽しみにしてください。
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おだしょー はい。
おだしょー これ伊藤さんのマッチングの回答になってるのかな。大丈夫かな。はい。
おだしょー はい。
おだしょー こんな感じです。
おだしょー はい。
おだしょー Boot Up Radio は番組に対する質問や取り扱ってほしいテーマを募集しています。番組概要欄にあるお便りからぜひ送信してください。そして、この番組がいいなと思ってくださった方は番組のフォローをよろしくお願いします。それではありがとうございました。
おだしょー ありがとうございました。
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