1. ブックカタリスト
  2. BC050 1年で表現する『超圧縮 ..

面白かった本について語るPoadcast、ブックカタリスト。今回は、『超圧縮 地球生物全史』をメインの題材にしつつ「46億年の地球を1年にたとえて俯瞰する地球史」について語ります。

本編でも冒頭に話していますが、人間の直感では「1万年前」のことも「1億年前」のこともどっちも「すごい昔」以上の区別ができません。

それを相対的に俯瞰する方法として素晴らしいな、と思うのが地球の46億年を「1年」という期間に変換して考えてみること。

この変換をしてざっと計算をすると、1万年前は12月31日の23時59分ごろの出来事で、1億年前は12月23日ごろになります。

地球の年齢を元に大ざっぱに計算するとだいたい以下のような計算結果が出てきます。

6月まではほとんどなにもない時代

上記表を元にして地球全史を振り返ると、まずわかるのが地球が存在していた期間の半分くらいはいわゆる「生き物」は存在していませんでした。

6月になってミトコンドリアを含んだ真核生物が誕生して、そこからさらに月日は流れ、動き回れる動物が生まれたのが11月半ば。

4本足の生き物が誕生したのは12月に入ってからのこと。

恐竜がだいたい12月15日から26日くらいまで存在していて、2足歩行の人類が登場するのは12月31日の午前6時。

火を使い始めたのが午後9時で、農業を始めたのは23時59分の出来事。23時59分50秒くらいに聖徳太子が生まれて、23時59分59秒にようやく明治時代が始まった、というくらいの計算です。

こういうふうに地球の歴史を振り返ってみると、生物の「進化」という言葉一つ取っても見えてくるものの距離感が変わってくるように感じます。

「歴史」は複数の本をつなげるのが簡単

年に1回の頻度でこういう感じで「今まで読んできた本を横断的にまとめる」ということをやっていますが、今回の「1年でまとめる」というやつはまとめるのが非常に楽しい行為でした。

また、BC049「物語」とどう付きあうかのように複数の本の「つながり」を見つけるのは難しいかもしれないですが、今回のような「時間軸」でまとめるだけのことであれば簡単です。

手間暇はかかるかもしれませんが、それぞれの出来事をどこに位置づければよいかは小学校の算数の能力さえあれば問題なし。

ある意味で「アトミックな読書メモ作り」の第一歩としてこういうノートのまとめ方は中々よい練習にもなるのではないかな、ということも思った次第です。

今回の参考文献

なお、今回の話は『超圧縮地球全史』以外は主に以下の本の内容を参考にしています。



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サマリー

今日は、1年で表現する超圧縮地球生物全史を語られます。話される超圧縮地球生物全史は、大きな流れを踏まえて、この1年・2年の学習の中で学んだ地球全体の流れをざっと1時間ぐらいでまとめて話されるようです。また、本書の前半の章では、1月から11月の出来事を扱っていて、地球の形成や月の誕生、生命の起源、氷河期、初期の生物の出現などについて語られています。脊椎動物の出現や卵を産むことの進化、恐竜時代の始まりや終わり、恐竜の特徴や進化についても解説されており、更に人類の歴史を7000万年前から紹介しています。なお、人類の始まりは、哺乳類が生き残った時期であり、恐竜が絶滅した原因は隕石の衝突とされています。人類の進化においては、助け合いや火の使用、二足歩行の能力などが重要な要素であり、女性の方が長生きし、長い距離を歩ける傾向があることも特筆すべきでしょう。人類の特異性は長い間歩ける能力であり、スピードよりも持続力が重要です。

目次

宇宙から地球の形成まで
面白かった本について語るポッドキャスト、ブックカタリスト、第50回の本日は、1年で表現する超圧縮地球生物全史を語ります。
はい、よろしくお願いします。
はい、よろしくお願いします。
記念すべき50回ということで。
そうですね。去年と続いて、年末をそろそろ意識し始めるぐらいの時期に、ちょっと大きな規模で学んだことを語ろうかなと思っておりまして。
前回は遺伝子とか人間の生命とかそういうのが主に興味があった分野なんですけれども、今回は1個前の人類の類人猿とかその辺の話に続いて、
行動経済学の興味から人類はどうやってそういうのができたのかっていうところから興味を持っていくと、人類の歴史全部に興味が出てきて、その勢いでついでに地球の歴史全部というものにも興味が出てしまい、
このメインで話す超圧縮地球生物全史っていうのを大きな流れとして踏まえようと思うんですけれども、
割と今年1年、2年、この1年、2年で学んできた地球全体の流れみたいなものをざっと、1時間ぐらいなんですごい大雑把ではあるんですけれども、こうまとめて話したいと思います。
伊藤さん 遺伝子がある種のミクロであれば、こちらはもうマクロな関心事ということですね。
そうですね。ちょっと面白い、自分でも面白いなと思うのが、やっぱり1年、2年と続けていると自然に興味が移り変わっていって、今年振り返ってみるとこういうことだったなっていう地球全史みたいなのはちょっと興味が出てきたかなと思います。
参考書籍などは詳細は後から詳しく述べようと思うんですけれども、主に読んだもので簡単に紹介すると、1つは時間の終わりまでっていう、これもある意味その全部の歴史みたいなのがざっと書かれていた、割と科学、サイエンス寄りの本。
伊藤 いやいや、確か分厚めの本ですよね、確か。
結構分厚かったですね。で、もう1個は最近読んだやつなんですけど、直立二足歩行の人類史。あとは進化を超える進化は前回紹介したやつですかね、前回か。
と、メインの超圧縮地球生物全史という本と格差の起源、なぜ人類は半減し不平等が生まれたのか。主に参考にしたのはこの辺り。他にもいろいろ覚えてたりなんだったりっていうのがあるかもしれないんですが、大体そんなところです。
で、今回のメインテーマは、以前どれかの本で読んだ地球の歴史というのを1年に例えるとすごいわかりやすくなるよねっていうのを実感していて。
だから地球が地球という星が生まれた時を1月1日の00として、我々が今ここにいる時間を12月31日の頃の一番最後の23時59分59秒とした時にどんな配置になるかっていうことを確認するってことですね。
そうですね。はい、説明ありがとうございます。やっぱり人間の感覚で言うと100万年前と1億年前が直感では区別がつかないっていうのは自分でも本当に思うんですよね。
千年前はまだ一応起源な感じがあるけども。
歴史なんですよ、用語で言うと。
3000年前以降はもう全部ニアイリーイコールでくくられる感じがしますね。
例えば後で詳しく紹介するんですけど、恐竜出てきたのって12月なんですよね。
だいぶ後ですね。
そのぐらい地球というのはほぼずっと何もなかったっていうのがわかった上で、いかに急激に変化してきたかっていうのがわかると、進化というものすらも地球全体から見たらごくごくわずかな現象でしかなかったりして。
なるほど。
そのあたりもちょっと物事を見る視野が広がったような気がするんですよね、自分の中でも。
大体の計算の方法なんですけど、地球は大雑把に46億年前に生まれたと言われています。
算数なんですけれども、大体大雑把に1ヶ月間は4億年ぐらい。3.88。
1日というのが1300万年ぐらい。
1時間というのが50万年ぐらい。
1分が大体8800年。
ギリギリ人間の認識できるぐらいが1分ぐらいですね。
そうですね。後で話すんですけど、米を作り始めるのは12月31日の23時58分ぐらいのこと。
59分かもしれない。
1秒が大体150年。
最後にまとめるんですけど、1秒前はまだ明治時代だったか、切り替わったか、江戸時代が終わったかどうかぐらい。
だから1秒が大体人間が2世代分ぐらいか。
当時で言うと20歳で産んでると思うので、7、8世代進むと思いますね。
なるほどね、確かに。
っていうぐらいの時間軸です。
例えば1ヶ月を4億年って言ってるんで、計算としては結構雑な部分は多いんですけれども、そもそもその時代わかってないことも多いし、
どのぐらいかイメージをつかむための日付だということで、正確性というよりは全体の雰囲気をつかむことが目的だよっていうのはまず最初に言っておきたいことと、
あとこの手の歴史とか研究とかってめっちゃ変わってるんですよね。
今だと例えば有名なところで恐竜って羽が生えてて、すごいカラフルだって言われるようになってきているんですけれども、
今でも例えば最新のジュラシックパークとかもまだ羽は生えてないんですよね。
人類のイメージはまだそこではあるんだけれども、現代の科学ではカラフルで羽が生えているということはほぼ間違いないだろうという感じに変わってきているし、
かつて水の中にいた大型のブラキオサウルスみたいな恐竜も、水の中じゃないとこんな自重に耐えられなかっただろうって思われてて、
水中に浮いてるようなネッシーみたいなのをイメージされてたんですけど、それもどうやら間違いというか、恐竜って中身がスッカスカでめっちゃ軽かったらしいんですよね。
っていうので、それも我々が子供の頃のイメージと結構変わっている。
現段階で確からしいことを一応まとめてきてはいるんですけれども、
太陽の誕生と宇宙の歴史
多分諸説あるものもいっぱいあるし、今後何年かしたらまた大きく変わってくることもあるっていうのもその前提として知っておいてほしいなというところがあります。
ちょうど進化原因で出てきた教科書は変わっていくんだっていう意味でも、今現在これが一番確からしいということが分かっているというところで、
プロではないので分かるレベルで調べてきたことというところでご了承いただきたいと思います。
最初にまず大雑把に去年までの話。
地球ができる前までの話というのをまずすごく簡単に。
まず宇宙が生まれたってビッグバンで生まれたみたいなことは言われてますよね。
ビッグバンがどうやって起こったとか何で起こったとかそういうことは結局未だに分かってないんですけれども、
ビッグバンが起こったばっかりの頃って原子の種類もほとんど水素とヘリウムしかなかった。
今だと地球には例えば鉄みたいなものがあったり石みたいなものがあったりとかっていうのがあるんですけど、
それも核融合によってどうやら生まれ始めているらしいんですよね。
水素原子と水素原子の電子と電子が一個のところに入ることによってヘリウムに変わって、
ヘリウムがさらにくっついて融合して炭素みたいなものだったり酸素みたいなものができたり鉄みたいなものができたり。
そういうことがどんどん繰り返されると自らの核融合が繰り返されることによって中心にものすごい圧力が高まっていくことで、
自分自身の重さで集まり続けてどんどん核融合が進みすぎてしまうと、
恒星が最終的には爆発することになる。
そういうビッグバンが起こって、恒星、太陽みたいなやつがいっぱいできて、また壊れてっていうことをだいたい繰り返して、
今の太陽っていうのは、最初のビッグバンで起こった恒星の次の次のやつ、第三世代の恒星だと考えられているらしいです。
それの推測を立てたっていうのがすごいよね。
どういう状況、宇宙に残っているデータから見てハロウィンやろうけども。
そこまではね、ちょっとね、やっぱりいきなりなんですけど、俺のレベルではわからなかったですね。
とりあえず今の太陽は圧縮と爆発を繰り返された後にできたものへと。
そうですね、ビッグバンが起こって最初の星っていうのが、要するにビッグバンが起こったことによって宇宙空間に原子が適当に散らばるんですよね。
万有引力の法則、それぞれの原子というものは、物を引っ張る性質を持っているので、
だいたい1億年ぐらいかけて、原子同士がちょっとずつちょっとずつ大きさが近くに寄ってきて、
その構成みたいなものができて、そこから何十億年レベルかな、200億年とか300億年とかだったかなっていうので、
地球の誕生と地質時代
どんどんどんどん集まって中心が熱くなって、どんどんどんどん集まって中心が熱くなってっていうことを繰り返していくことで、
太陽の温度がどんどん上がっていって、最終的には集まりすぎてしまって爆発するっていうのかなっていう感じで、
現代の最初の太陽爆発して、その3代目で太陽が出来上がった。
今はそこまで近づいてないから、くっつくこともないから、純安定状態になっているのが現状の宇宙。
そう、現状の太陽系なだけですね。
地球どこかでは多分そこら中で爆発してるだろうし、それが届くのは宇宙の規模だと何億年、何十光年、何百光年っていうレベルで離れているので、
どこで何が起こっているかは、まずそもそも観測できない、地球の設備では。
そういう感じで太陽も同じように、そうやっていろんな宇宙空間に散らばっていったガスの雲というのが数十万年間かけて集まって、
太陽が作られた時の集まるじゃないですか、集まりきれいずにちょっとずつ近くに集まって残りかすっていうのが地球とかその他の惑星、水、金、地下、木、土、天、海、冥。
つまり例えば学校の教室でチームを作った時に、すごい人気の人たちで10人ぐらいのグループを作って、そこに入りきれない人たちが5人ぐらいのグループを小さく作ったみたいなイメージ。
イメージはそれで合ってるかな。人間がそうなのかな。感覚としてはそういう感じ。
だからそうだって、それもそういえばって思ったんですけど、水星、金星とかって石でちっちゃいイメージですよね。
でも木星とか土星ってあいつらって機体の惑星だと言われていて、しかもでかいんですよね。
太陽がすごい強い力で引っ張ってくる板ので、太陽の近くにはやっぱり重いかすが残っていて、太陽から遠いところには軽いかすが残っていて。
だから木星とか土星は軽いものばっかり集まっているので、集まっているんだけど結構でかくて、水星とか金星なんかは結構ちっちゃかったりする。
まずいきなり面白いなと思ったのが、我々この話を歴史だという認識をしていたんですけれども、宇宙ができるまでの話になるといきなり物理なんですよね。
ビッグバーンがなぜ起こって核融合がうるさいというと物理学でありつつ化学的なものもあったりして、お勉強することにおいて学問、ジャンルというか教科分野で縛ってしまったら結構わからないことがいっぱいあるというか、
いろんなことを結構わかっていないと、地球がなんでできたのかって全部をまかなうことは全然できないっていうのを学びながら思っていて。
たとえばこの宇宙依然とかの歴史を語ろうと思っても結局痕跡が物理学しか得られないわけやし。
そうそうそう。それも出てきます。地質時代の区分というのを後で話そうと思っているんですけど、40億年前ぐらいまでは地面、地層とか岩石で見つかるらしいんですけど、地球ができて最初の6億年って名王大って呼ばれているらしくて、地球の上に証拠がほとんど何にもないんですよ。
どうやって調べるかっていうと、たとえば月とか地球にたまたま落ちてきた隕石とか、そういうのを見て地球ができたばっかりの頃ってこうなんじゃね?みたいなことを推測したりするらしいです。
なるほど。
そういう意味で言うと、これは細かな用語の話なんですけど、地質時代っていう調べ方というか、有史以前の時代を指す言葉として、地質時代という言い方をするみたいです。
有史以前のすごい長い時間帯をひとまとめにして地質時代と呼ぶ?
地球の形成と月の誕生
そうですね。歴史というのは定義なのか用語なのかよくわからないんですけど、基本的に人類、人間が関わってきた事実というものを語るときが歴史と言われるらしくて、人間が存在していない時代はある意味で歴史ではないっていうのかな、地質時代というものは。
言葉の定義を引いても歴史っていうのはヒストリーで、つまりストーリーなわけですから、人がいないところにストーリーはいないわけで。だから人というか意識を持つ生物のあるなしっていうのは実は結構明瞭な区分線にはなる。でも人間にとってっていうだけですけどね、もちろん。
言われてみると確かに学校で学んだ歴史の授業はやっぱせいぜい原始時代から始まるんですよね。それより前のことを学ぼうとすると、例えば地学っていう理科の一分野だったり物理学っていうものだったりで、そういう意味で言うとだから今回は全部が歴史ではなくて地学なんだと言えるのかもしれない、宇宙でもあるのか。
大雑把に大体1月に地球ができました。その頃ってまだ月がないんですよね。
太陽と地球だけ。
その他の惑星はいっぱいできてるんですけど、地球の近くに月ってなくて、月ってなんでできたか知ってます?
隕石?
隕石が地球にぶつかってきて、とてつもなくでかかったらしくて、地球も思いっきりえぐれて削れて吹っ飛んで、その吹っ飛んだ塵が集まって地球の周りを回る月というものになったらしいんですよね。
ということはその時代は、今と後天とか時天は違ったわけですよね、きっと。
それも出てきます。めっちゃ面白いけど全然何もかも違います。いろんな常識が。こんなに違うんだっていうぐらい。
まずそもそも月はその頃は地球、今が大体35万キロとかでしたっけ?もっとはるかに近くにあったらしいです。
だからだんだん逃げてって飛んでいこうとしている。今も地球の周りを回ってはいるんだけれども。
生命の起源と氷河期
たぶん運動量と引力のバランスなのかな?計算などはわからないんですけども。
月が地球の周りを回っているというレベルの話ですら、人類の歴史にとっての常識なだけで。
【佐藤】1億年経ったらもう全然変わっちゃってるかもしれへんってことか。
1億年ぐらいで変わる可能性はちょっと低いとは思うんですけど、何十億年経ったらいなくなっているかもしれない。
あと細かい話で言えば、何百万年ぐらい経ったら北極星の場所とかは余裕でずれている。
というのも月にぶつかられてから地球って地軸が今だと23.5度ぐらい傾いているんですけど、
地軸が傾いたのも月のせいじゃないか説というのがあるみたいで。
さらにぶつかられてるから揺れてるんですよね。
俺が中学か高校の頃って地軸の傾き23.4度って習った気がするんですよ。
でも確か超圧縮地球生物電子に書かれていたのは23.5度って書いてあって、
マジかよって思って調べてみたらどうやら地軸の傾きというのもずれている。
そういうことも今の我々が当たり前だと思っているのは今この瞬間に起こっているだけの出来事で、
結構何もかも変わってるんですよね。
変わってるっていう話で言うと、例えばまず太陽と地球の距離っていうのもすげえ変わるらしいです。
それは主な影響というのが周りの惑星に引っ張られたりするから。
何十万年っていう周期でちょっと変わるらしいんです。
だいたい今太陽と地球の距離が1.5億キロぐらいの言い方をされてるんですが、
恐ろしいことに書いてあったので言うと1.3から1.8億キロぐらいまで太陽との距離は変わるらしいです。
当然その幅が変わると例えば地球の気温とかも変わるわけですよね。
だから地球温暖化って現代の我々の人類の歴史からしたら超一大事なんですけれども、
地球全体からは多分誤差にもならないレベル?
そうだね。3の時と8の時だったら全然違う惑星ぐらいの感じになるよね。
詳しくまでは話さないんですけど、寒い時期とかっていうのも結構あって、
まず最初は水なかったんですけど、水ができてから地球全部が氷になって、
惑星生物がほとんど全滅しかけるということも何回か起こってるんですよね。
なんかスノーボールアースって名前をどっかで聞いたり記憶があって、
そういうことっていうのもこれまでに何度か起こっていて、
生物が大絶滅したっていうのも3、4回ぐらい大きな絶滅期みたいなのがあったりするんですけど、
割と大きな理由として太陽から離れすぎたのが主な原因と言っていいのかな。
初期の生物の出現
それによって寒くなりすぎて地球全部凍ったらみんな多分死ぬよねっていうのはちょっと納得できるし。
この話を逆に聞いて、よく我々生物がここまで存在してたよねって奇跡に近い確率で生きてるよね、きっと。
だからほとんど全部絶滅してますからね、何回も何十回も。
たまたまこの10万年ぐらいがラッキーで、
この10万年、地球全体の歴史でいうと10分ぐらい、10分、15分ぐらいのタイミングですごく発展して今があって、
それが常識だと感じてしまっている。
SF小説の3体があって、その惑星3体はすごい過酷で脱水化して生き残るってみたいなので、
地球はそれを過酷な環境やなと思って眺めているんですけど、
地球も実は結構過酷な環境を経てきたわけですね。
3体は周期が多分短いんですよね。
そういうことが起こっているっていう過酷さはあるんだけど、地球も46億年全部で見れば、
3体に近いかどうかはわかんないけれども、結構過酷な環境だった。
まだ1月が始まってないんですけれども。
月がぶつかったのが1月の地球ができてすぐぐらいの頃です。
1月、2月は何も起こりません。何もない。
もっと詳しく調べればどうやって生命ができたかみたいなことからあるんですけど、
生命がどうやって生まれたかとかはやっぱりまだいろんな諸説あって、一つには定まっていない。
地熱の噴射によってそこから生物が、有機物が生まれたっていうのが確認できたっていう実験があったりだとか、
隕石に有機物がくっついてたっていう説もあって、
でも仮に有機物が隕石にあったとして、それはどこから来たんやっていう話でもあったりするので、
まだそこはかなりわからんところがすごい多いみたいです。
3月の半ばぐらいになって、イメージとして珊瑚礁みたいなやつが、
海全体を覆うぐらいのものすごい反映をしていたらしいです。
シアノバクテリアっていう最初の生物がいた。
そいつが3月半ばに生まれて、大体10月ぐらいまでずっとこいつは海にいっぱい存在していた。
だってその段階では天敵というものがいないわけですからね。
まだ捕食という行為が行われていないです。
動くものがいないし、捕食行為が存在していないし、
まだ動物も当然存在していない。
だからそのバクテリアにとっては本当の意味でのブルーオーシャンが広がってたわけですね。
4月から5月の間ぐらいに、これはちょっと有名な言葉らしいんですけど、
大きく酸化するイベント、酸素が地球上のあらゆるものと反応して、
メタンとか二酸化炭素というものが減って、めっちゃ寒くなって、
地球の歴史上で最大の氷河期がその頃に訪れたと言われています。
その頃だからまだ生き物いないんですよね。
それが終わってからミトコンドリア、核を持った細胞を持った生物というのが、
5月とか6月に入ったぐらいにようやく生まれるようになった。
6月、つまり地球の歴史の半分ぐらいからようやく生命体の一番原初的なものが出てきた。
そうですね。どうやら地球生物って全部ミトコンドリアが細胞の中に入っているんですよね。
そういう意味でも地球全体で見ても、生物の多様性というのは意外に低いという言い方もできるし、
全部、だから祖先はみんな一緒なんですよね。
生物ってめっちゃいろんな種類があるって言われてるけれども、
例えばだいたい同じ構造をしているものだらけっていう意味でも、
ミトコンドリアが何で他の細胞と合体するみたいなことをしたんだろうかっていうのも、
割とそっちはあれかな、細胞とかそっち系の人たちの間での謎だったりもするらしいんですけれども、
そこら辺もやっぱりまだ分かっていないことは多いんだけれども、
半年間生き物はいなかったと大雑把に言えば言ってもいいぐらい。
この頃はさっき言った地球とか時点とか光点とかの話なんですけど、
時点は大雑把に言うとどんどん遅くなってます。
それは主に月に核運動量によってエネルギーを奪われていっているから。
月が引っ張り続けるんでだんだん地球が元気がなくなって回るスピードが遅くなっているというようなイメージ。
光点速度は遅くなっているみたいで、半年前ぐらいの頃、半年よりもうちょっとかな。
3月4月の頃っていうのは、地球、太陽が昇って沈むまでが大体13時間ぐらい。
1年、地球太陽の周りを一周するまでに700日ぐらいかかってたらしい。
半分ぐらいになってるわけだ。
さらに言うと、今も地球って1年が365と4分の1と何秒何秒いくついくつみたいな数値が、
確かここ1,2年か2,3年ぐらいの間にちょっとずれたんで直しまわすみたいなことをやってたと思うんですけど、
ちょっとずつ遅くなっていってるんですよね、そういう意味でも。
っていうことも普通に起こっているみたいです。
6月にミトコンドリアを含んだ生物が出てきたんですけれども、まだまともな生き物って全然ずっと全くいなくて。
まともって、ちょっと複雑な構造を持ったっていうことですね。
そうですね、我々が想像する生き物という言葉で想像するようなものっていうのかな。
10月になってようやく海面生物と言われるやつが生まれてきたらしいです。
海面生物って、何て言うんだろうな。綿みたいなもんって言ったらいいんかな。
細かい網々のものがネットみたいなイメージって言ったらいいのか。
水の中に栄養分がありますよね。
その水の栄養分をこしとって吸収して自分のエネルギーにするという生物。
人間の海面体と言われるやつが海面生物に似ているから海面体っていう名前がついているらしいんですけれども。
そこからようやく海面生物というものが生まれてから少しずつ、まだこの頃は生き物に向きとか方向とかっていう概念がない。
頭とか尻尾っていう概念もまだ存在しなかった。
そこからちょっとずつこういう肛門が発達したことがきっかけらしいんですけども。
そこから何かエネルギーを取り込んで肛門から出てくるっていう概念が生まれたことで、
頭だとか尻尾だとかっていうものが進化によって生き残っていったというかたまたま生まれていったっていうのかな。
なるほど。
ここまでが10月の出来事。ようやく11月の半ばぐらいになって動ける動物というのが出てくるようになった。
動ける動物って変な表現ですね。動物は動けるから動物なんですけど。
それがいたらしいんですよ。それ以前には動かない。
我々からしたら植物とか葉っぱだとしか思えない生物の機構として動物なのかな。
だから光合成をしているものではない。
さっき言った海面生物ってこれは多分動物じゃないかと思うんですよね。
エネルギーの取得の仕方が光合成じゃないから。
なるほど。
っていう意味で、だから日本語で言うと動物という言葉は正しくないのかもしれない。
なるほど。
それはちょっと今言われて思ったんですけども。
11月半ばになってようやく地球の中で動くものが生まれ始めたのがやっとその時代。
これは地上を歩いているのかな。やっぱりまだ水の中。
まだです。まだずっと水の中で。
脊椎動物の出現
脊椎動物もそこから結構早くて、どっちもほぼ同時ぐらいのタイミングで脊椎動物みたいなのも生まれてきて。
それはでも興味深い話だな。
動き回るっていう、環境が変化するっていうことに遭遇して進化が多分劇的に進んだようなっていうのをちょっと感じるね。
ここからやっと捕食、食うもの食われるものという概念はこの頃にはまだないんですよね。
たまたま、例えばさっきの海面生物のイメージなんですけれども、
海面生物の中で死んだ海面生物が流れてきてたまたま引っかかったら、
その生物は栄養が取れて大きくなったから、そこから取れるようになればいいんじゃないかというのがたまたまうまいこと言った。
さらに言うと、動こうとするには植物とは桁違いのエネルギーがいるんですよね、酸素が。
そういう意味でも最初は動けるようなエネルギーを得られた生物が存在していないっていうのか。
そうか、だから生命活動を維持するだけの入力と出力でいっぱいやったけど、ラッキーな幸運なエネルギーを得たやつはちょっと動ける可能性が出てきたみたいな。
そういうことを何億年かけてずっとやっていたら、11月半ばにやっと動けるやつがたまたま出てきた。
やっぱり奇跡の塊だなっていうのは、どの話を見てても思いますね。
ちょっとずつ、そこから少しずつ進化をしていって、12月になって4本足の生物、爬虫類、両生類、我々のイメージで言うとトカゲみたいなやつとか、
ただその頃はまだ最初期っていうのは水の近くでしか過ごせていなかったものなんですけれども、そういうのが生まれ始めて。
これはまだやっぱりサイズ的には小っちゃかったんでしょうね、きっと。
多分小っちゃかったと思います。恐竜の時代がちょっと特殊っぽいんですよね。どうやら恐竜がすげーでかかったっていうのは。
ただその脊椎動物と言われるやつは、害して目に見えるぐらいの大きさにはなるみたいで、そのあたりもそういう構造的な問題というのかな。
あと1個大きな発明、生物全体での大きな発明が卵を産むという概念。
卵を産むということができるようになったおかげで、水辺で繁殖をしなくても良くなるようになった。
恐竜の時代の始まり
それまでの魚類とかは全部水の中で生まれていたんだけれども、水から離れた場所で他の生物がいないところで自分の子孫を増やそうということができるようになってきた。
殻のある卵は、それはそれでやっぱりすごい発明で。
哺乳類って言ってみたら、だから生まれたらつきっきりで見てやらないといけないんですよね。
卵はあったかいところに置いといたら生まれるんですよ。
結構偉大な発明なんですよね、そういうのも。
そこまでが、やっと地球が生まれて46億年って言ってたんですけれども、
11月までは我々がイメージする地球みたいなものは一切存在していないというふうに言っても過言ではない、たぶん。
そこからやっと恐竜時代みたいなやつっていうのがちょっとずつ始まろうとしていくところなんですけど、
その頃も一時、また超氷河期みたいなやつで生物が死にまくったりしているらしいんですよね。
11月の10日ぐらいになって、リストロサウルスっていう恐竜の大元の大元の大元みたいなやつっていうのが生まれて、
陸上の生物ほとんど全部こいつぐらいな状態になっていた時期があったらしいです。
すごいな、多様性はどこに行ったっていう感じだな。
2.5億年前、12月の上旬ぐらいに、溶岩大地球大爆発という言い方をしていいのかな、そういうことがあって、
地球がそこら中溶岩まみれになって生物が死にまくって、産幼虫とかもそのタイミングでいなくなっちゃったらしいんですよね。
おそらく最も多様な絶滅というのがその時期に起こったらしく。
だから地球は誰もいなかったんですよね、大雑把に言うと。
そのタイミングですげえうまくいったリストロサウルスっていう、画像検索してもらうと、
なんかこう、だっせえ生き物だなっていう感じで、っていうやつなんですけども、
そいつがそこら中、陸上の動物の9割はこれだったって言われているって言ってて。
で、ちょっと面白い話で、リストロサウルスの化石っていうのが南極からも見つかっているんですよ。
地球がかつてパンゲアと言われる1個の大陸だったって言われている根拠の1つとして、
リストロサウルスの化石が南極にあったから、
その進化の仕方として、海を越えて、あんなところで存在していた理由としても、
このリストロサウルスっていう動物が関係しているというのかな。
いろんな調べ方、人類の話にしても何にしても思うんですけど、
そうか、そういうことを根拠にするんだっていうのはすげえ思って。
確かにね。
ここに有名なやつで、ヒマラヤの山頂から貝殻とかそういうのが見つかって、
これってなんで山の上からそんな化石があるのって言われてたっていうのが、
ヒマラヤがインドがユーラシア大陸にぶつかったときにガーンって盛り上がったから、
ああいう山ができたっていう根拠になっているとかあるんですけど、
そういうのと同じように、そんないろんな面白いこともあるんだなっていう。
それが12月10日ぐらいが、そこら中変な生き物が生きまくっていた時期があり、
12月15日ぐらいにようやく我々がイメージする恐竜の時代がようやくやってくる。
5日間はリストロサウルスが頑張ってたんや、その5日間は。
多分書いてあったのは割と突然姿を消しているっぽいみたいな感じなので、
ただ突然っていうのが、例えば100万年で絶滅したら突然だと思うんですよね。
この時代の感覚で言うと。
確かに確かに。
時間間隔がちょっと想像しづらい。
そうですね。だから突然姿を消したとは言っているんだけれども、
やっぱり徐々に徐々に変化していったんじゃないですかね。
そうやろな。我々の感覚からしたらそういう感じやろね。
だって時が日本で絶滅したのなんて、200年前まではいたのに今いきなりいなくなった。
多分そんな突然のペースではないと思います。
この頃ってすげえあったかくってそこら中に植物が生えていたっていうのがあって、
そういう理由で割とどんどんどんどん大きくなっていったらしいんですよね。
肉食動物、恐竜が草食恐竜を食べようとするんだけれども、
草食恐竜がどうやって生き残ろうかっていうのがたまたまうまくいったやつっていうのが
でかくなったり、鎧みたいな分厚い体を作ったっていうのがうまくいって、
そのでかいやつを食べようと思って肉食恐竜もどんどんどんどん大きくなっていって、
暑かったから割とできたっていうのもあるみたいで、
あったかったからだったかな。
そこからどんどんどんどん進んで、最後の最後というのが
ティレックス、ティラノサウルスみたいなやつが恐竜の歴史の一番花形であり、
恐竜の時代の終わり
最後に栄えた生き物というのかな。
それと同じ時期ぐらいに花を咲かせる植物っていうのもようやくその頃ぐらいらしいんですよね。
そうか、だからそこまでは全部緑の、まぁ緑かどうか知らんけど葉っぱだけの植物やったんや。
そう、それも何かえーっていうか、大したことないんだけど言われるまで気づかないというか。
そうか、だから花、花粉を運んでもらう生物がいない環境で花を作る理由がないんか。
そういえば。
そう、ない。
光合成だけしてりゃいいんやな、そういえば。
うん。
あーそうかそうか、なるほど。
で、例えばのイメージなんですけど、確かに恐竜の時代の絵みたいなやつを見ると、
なんかあのでっかい花弁を持った花が出てき始めてる気がするんですよ。
そこでなんかその生物の気を引く色とかが生まれるわけやな、要するに。
うん。あ、でもね、恐竜はカラフルだったらしいですよ、その孔雀的な概念で言う。
で、えっと、そう、大きい羽とかが結構我々がイメージする恐竜とは全然違うみたいで、羽フッサフッサでカラフルで、
そのメスの気を引くためにその結構カラフルになっていて、
そっからその、もう、えっと、なんだっけ。
シソチョウが鳥の下だみたいな言われ方をしているのも、まあ間違ってはいないんだけれども、
もうそもそも恐竜が結構鳥っぽかったっていうのが割と有力にもうなってきていて、
小型の恐竜というものが鳥になったって言われているのか。
はいはいはいはい。
で、あのさっきあの話で出てきた恐竜って割と中身がスッカスカですげー軽かったらしいんですよね。
で、そのちっちゃい鳥も仕組みとしては同じような構造でできていて、
めっちゃ軽くって、で、さらに羽がいっぱい生えてたから、
その寒いところでも意外とエネルギーを失わずに済んだ。
で、それがそのたまたま上手いことっていうか何らかのきっかけで、
そのたまたま落っこちた時に高いところに住んで落っこちなかったとか、
まあそのどういうきっかけかわかんないんですけど、
飛べるようになったのはそのもうまんま小型の恐竜からの進化?
うーん、あの恐竜がスッカスカやったっていうのは、
要するにでかかったら捕食されへんから、
とりあえずその外側だけでかくしたろう進化が生まれたってことなのかな?
だと思いますね。それは多分そうっていう。
なるほどね。
あのなんかエネルギーの断熱とか排熱の仕組みが人類と全然違って面白いとか、
そういうのもあって、
小型の恐竜はその羽毛を断熱剤として使いつつ、
恐竜イメージで言うと人類は空冷システムなんですよね。
間違えた、液体冷却システムなんですよね。
恐竜はあの空冷システムによって体を冷やしていたらしい。
っていうのでその空気を一方通行で処理する仕組みがあったとかっていうことが書いてあって、
息を吸ったり吐いたりっていう感覚でもどうやらなかったっぽい。
肺の逆止め弁から全身の機能へ空気が送り込まれていって、
その機能というのが内臓から肺の中まで全身効率よく体中に酸素を送ることができて、
今でも一部のトカゲがそういうような仕組みを持って生き残っているらしいですね。
機能っていうのが大雑把に言うと空冷の穴というか隙間というか、
今のデスクトップパソコンみたいなイメージでいいのかな。
デッケー箱なんだけど空冷のやつって少ないですよね、中身が。
そういう感じで大きい割には意外と軽かった。
哺乳類が取った仕組みというのは空冷とは逆で、
液体冷却、体毛から放熱するだとか汗をかいて放熱するだとか、
血液を通じてその熱とかエネルギーを送るっていうような仕組みになっていて。
だから人間の体内はほとんどが水と。
トリーは空冷を極めていったら超軽くって飛べるようになったのがトリーで、
液体冷却のシステムとして生き残ってきたのが哺乳類みたいなイメージなのかな。
結構生き物の仕組みとして割と大きなレベルで違ったりもしている。
そうですね、確かに。
とはいえ気が変わってやめる人とかもいたりして、
コウモリみたいな間違って飛んでしまう人だとか、
鯨みたいにもう一回海に帰っていく人とか、
人じゃないけど、みたいな生き物なんかもいたりして、
そういういろんな生き方はあるんですけども、
大きな方向性としてはそういう感じと言えるのか。
12月、だいたい恐竜のイメージなんですけれども、
12月15日ぐらいに恐竜が栄えて、
12月26日ぐらいまで恐竜は栄えていたと言われています。
6600年前。
そう、6600万年前って言われてますね。
6600年前か。
人類の始まりと恐竜の絶滅
年じゃないですよ、万年ですよ。
そうやな、万年やな。
情報の歴史21っていうのを見てるんですけど、
最初がだいたい7000万年前からちょうどそこら辺やな。
7000万年前、ちょうど彼らが消えたあたりから始まってるね。
なるほど。
この辺からようやく私たちの歴史というのが始まる感じやな。
私たちの歴史はそうですね。
ただ、人類的なものの足跡が見れるのは
31日の朝からなんですよね。
6600万年前ぐらいまで。
イメージで言うと恐竜は10日ぐらい栄えてるんですよ。
人間はまだまともに出てきてから18時間ぐらいしか経ってなくて。
1日も経ってないと。
歴史の生き残り度合いにいっても
積み重ねてきた歴史が違うっていう感じで、まだまだ。
恐竜がなんで死んだかっていうのも
今は隕石でほぼ間違いないって言われているらしく。
氷河期が来たとか云々とかっていろんな
結局説があったんですけれども
恐竜が絶滅する1億年前に1.6億万年ぐらいになるかな?
合計すると。
惑星同士がすごいぶつかって
巨大な隕石っていうのが出来上がって
それがたまたま1億年後に地球にぶつかってしまって
すざまじい核爆弾などというレベルではないレベルの
ひどい環境になったというのか。
粉塵が回って太陽の光がまず全然届かなくなってしまって
超寒くなって
助け合いや火の使用
でかくて空冷だった恐竜は全然生き残れなかった。
恐竜ってエネルギー消費量がめっちゃでかかったみたいで
あったかくないとダメだし食わないとダメなんだけれども
それで一気になくなってしまって
メキシコの湾岸ぐらいに隕石がぶつかったみたいなので
っていうのもほぼ間違いないみたいなことは言われているみたいですね。
なるほど。
その時は弱者やったちっちゃい体のやつが生き残ることができたと。
そう哺乳類的なものはその頃にももういたんだけれども
その時期に弱者だったその哺乳類が生き残っていて
だいたいどの本を読んでいても
そこから人間が出てくる間にどういうことがあったのか
あんまり書かれてないんですよね。
なるほど。
南極がパンゲアから分離して南に移動したというのが
29日の18時ぐらいという計算になるのかな。
その頃から俺たちがイメージする世界地図みたいな形になったと
多分考えていいんじゃないかなと。
細かくは覚えていると思うんですけれども。
二足歩行の人間が現れたと見られるのが
だいたい31日の午前6時ぐらい。
1100万年ぐらい前に
どうやら多分そのぐらいの時期に
人とチンパンジーというものが分岐して
別のものになったんじゃないかみたいな言われ方をしています。
ただこれも書かれているのが200万年前から1000万年ぐらいまで
いろんな説があって
まだわからんことは多いんですよね。
どれが正しいかというか。
これはどんどん年が経つにつれ証拠が薄れていくわけだから
正確さがどんどんなくなっていく気がするけどね。
地球の歴史の規模で言えば1000年経ったって誤差でしかないので
証拠よりも科学技術の発達で精度は上がると思います。
今で言うと原子の崩壊度合いから年月を調べるみたいなやつも
多分100年前にはまだなかったやつですよね。
確かに。
とかもあるんで。
ホモエレクトスみたいに言われている
最初に分岐した人類の祖先の祖先の祖先みたいなやつ
が20万年前ぐらいから180万年ぐらいの間に
二足歩行と持続力
ホモエレクトスというやつからホモサピエンスというのに
変わっていったんじゃないかみたいな言われ方をしてます。
この時期も歴史が長すぎて結構飛ぶというか
わからんことがこの時期はちょっと多すぎるのと不明すぎるので
午前6時から大体次の情報が入ってくるのが午後5時ぐらい。
だいぶ飛んだな。
それだけ飛ぶんですよね。
午後5時がだいたい300万年ぐらい
300、400万年ぐらい前
その頃に人類はようやく肉食を始めたのがそのくらいじゃないか。
出産というものが人の力を借りて子供を産むという
助産師がいたというのがこの頃からいたんじゃない?
っていうような証拠がいろいろ見つかってたりする。
どんな証拠が見つかるんやろ。
骨とか、主に骨とかだと思うんですよね。
助けてもらっていたという証拠が出てき始めている。
なるほど。
逆に言うと人類が栄えたのって
助け合いをしたからだとか二足歩行をしたからだとかいろいろあるんですけど
今我々が考える人間みたいになったのが午後5時ぐらい、午後5時6時。
夜が更けてじゃないか、1日が終わって
そろそろ寝ようかっていう時間に差し掛かる頃に
やっとそういう概念が始まってきたというのかな。
例えば200万年前ぐらいの化石と見られるもので
足首を骨折したであろう
骨の人類、生き物の化石なんかが見つかったりしてるらしいんですよね。
ってことは、そういう生物って普通死にますよね。
確かに。
が、くっつくまで生きられたっていうところから
人間は足首を骨折してしまって生きられない奴らというものも
助けるようになってきたんじゃないか。
なるほど。
っていうような、そういう推測の仕方をしているこの時代の人たちは。
前も進化を超える進化で出てきた、やっと火を使い始めたみたいな話。
それが150万年前ぐらい。
大雑把に言うと午後9時ぐらいになってようやく火を使い始める。
これも最古の証拠が150万年ぐらいっていうので
正確なっていうかそれより古いものとかがどのぐらいなのかっていうのは
わかんないことは多いんですけれども
この頃でもまだ人類的なものではあるけど
ホモサピエンスではないんですよね。
ネアンデルタール人とかなんかいろいろ出てくるじゃないですか。
あの人たちって5万年前ぐらいの話なので
まだまだ火を使っていた二足歩行の生き物っていうだけで
俺たちがイメージする人間っぽいとは多分全然違うと思います。
それでもその人たち、その人類っぽい人たちは助け合いをしていたわけだね。
そう、そこからしていて。
さらに最近の研究で言うと
猿とかチンパンジーとかってそういうこと全然できないらしいんですよね。
だから人類が始まったのがやっぱりイメージで言うと
午後5時、夜になってからぐらいのイメージ。
朝の頃はまだ死の概念みたいなのも
ホモエレクトスと言われる人たちは持ってなかったみたいなんですよね。
死者を弔うだとかそういう感覚というのは。
石器はもう作ってたらしいんですよ。
ハンドアックス、木で尖らせた石っていうのは
すげー作ってたんだけれども
俺たちが思う人っぽいという文化地下倫理観は
多分その午後5時ぐらいから始まっているっていう感じかな。
サピエンスってその頃も生きてはいたんだけれども
クッソ弱い生き物だったみたいで。
例えば人類って何でも食えるって言われてるじゃないですか。
他の生き物に比べて。
食べられるものの範囲が広すぎて何でも食うし
お酒なんていう変なものまで飲めるようになっている。
それも弱かったからなんじゃないかって言われてるんですよ。
基本的に夜は肉食動物が怖いから
昼間にこっそり木から降りて食べ物を探しに行くんだけども
道に落ちて腐ってアルコールになった果物みたいなものがあって
そういうものも食べないと生き残れなかったから
そういうものを食べて発酵した果実からカロリーを摂取できるようにするために
アルコールの分解という能力も身につけたんじゃないか
っていうふうに言われていたりしていて
食べ物を何でも食べてようやく働くようになって
そこから脂肪を蓄えるみたいなことも
そのぐらいの頃からちょっとずつできるようになってきている。
これ以上行くと完全に歴史の分野に入ってくるところではあるんですけれども
二足歩行が面白いところっていうかすごいところっていう
人類のすごいのは長距離を小エネルギーで走れるようになったところだ
っていうふうに言われていて
その四足歩行と二足歩行を比べると
一般的に四足のほうが早いし
方向転換もすごいとか
さらに二足歩行になったせいで腰が痛くなるようになったし
食べ物が喉に使えるようになったし
いいこと全然ねえじゃんっていうふうに思いがちなんだけれども
最強にすごいのが長い間歩ける
遠くまで歩ける
話しながら喋りながら歩ける
コミュニケーションも二足歩行から始まったんじゃないかぐらいまで
言ってたり言ってる方もあるんですよね
確かにイメージなんだけど
四足歩行しながら喋るのって余裕がないような気がして
走りながらというのかな
物を持って歩くっていう意味でも
持ち運べるようになったのはもちろん二足歩行のおかげだし
その観点で見ると男女の差みたいなのもすげえなくなるみたいで
マラソンレベルの2時間ぐらい早く走るっていうレベルだと
男と女の差ってまだ体力的な意味で違いはあるんですけど
丸1日走り続けるだとか
100キロマラソンっていうレベルになってくると
世界トップが普通に女性だったりするらしいんですよね
身体の構造的にも女の人の方が骨盤が広いんだったかな
っていうので物を持って長い時間歩こうとする場合
骨盤が広い方が有利らしいんですよね
っていう意味で女の人の方が長生きだっていうところとも
関係してくるんじゃないかと思うんですけど
短期的な強さを発揮するだけだったら
男の方が優れているかもしれないけれども
長い目で見て人類が他の動物より優れる
長い距離をずっと歩けるという能力で言えば
女性の方が優れている傾向として
真の人間の凄さという意味では男じゃないんじゃないかなっていうか
早く走れるなんて他の動物に余裕で負けるわけで
チーターには一瞬で負けますもんな確かに
男が強いって言ったってライオンに勝てないわけで
ゴリラにも勝てない
俺たちが勝てるのはみんなで協力して長い時間追っかけ回して
獲物がヘトヘトになったところを矢で仕留めることだ
っていう観点で考えると
体力が優れていることはあんま大したことじゃないとも言えるかもしれないし
みたいなこともちょっと学んでいて考えさせられたというのかな
それはちょっと考えさせられた
人間らしさっていうところでゆっくりと長く歩ける力っていうのは
文明の発展とも感じるし
個人の営みにおいても
ゆっくり長く歩き続けることの力ってきっとあると思う
メタファーとしてあると思うから
スピードを求めるんじゃない人間らしいあり方っていうのが
生物学的に言えるとしたら面白いねちょっと
さらにそこら中にわたったっていうのも当然それができたからであって
獲物から獲物っていうか各地に好奇心を持って各地を探索して
そのいろんなところに行ってっていう
その話で話す予定ではなかったんですけども
サピエンスがその辺がやっぱ得意だったっぽいんですよね
人類の起源とサピエンスの台頭
ネハンデルタール人とかと比べて
なんかその50万年前はまだまだ人類
ホモサピエンスという種族は超少数派で
ほとんど死んでたっていうかほとんど生き残ってなかった
場所がパッと出てこないんですけど
アフリカのなんとか湖の近くに
なんかちょっとだけ生きてただけらしいんですよね
その氷河期が終わったことが大きなきっかけになって
そのサピエンスとかっていう種族がちょっとずつ有利になって
ネハンデルタール人とかってその骨とかが
ヨーロッパ近辺からしか出てこないらしいんですよ
サピエンスはそこら中にいて
ネハンデルタール人は寒いとこで生き残るために
身体も強くて力も強く
脳の容量なんかも大きかったらしいんですけれども
好奇心が足りなかったんじゃないか
あっちこっちに移動してみようっていう
たまたま狭いところに住んでいると
その地域が地球の誤差でやばいことになってしまうと
簡単に絶滅してしまって
サピエンスは興味を持ってそこら中に移動していたから
生き残れたんじゃないかというのも書いてあったりします
そうやって歩きながら長距離で好奇心のままに移動することの価値っていうのを
前の直近の読書会で
歩く話ですよね
出てきてそれは哲学的な面から考察されてたけど
多分それと通じるところがあるなとはちょっと聞きながら思いましたね
この時期も地球の歴史
もうここら辺から歴史になってしまうので
あんまり掘り下げはしないんですけども
この時期も調べてみると
やっぱり現代に通じることはすごいいっぱいあって興味深くて
1回サピエンスとかはアフリカから出てそこら中に行ったけど
大失敗してほぼ全滅した後
もう1回脱出したりしてるらしいんですよね
とかもいろいろあって
あと面白い話で言うと
当時まだ氷河期だったんで
陸が繋がってて
今で言う例えばフィリピンの島みたいなところにも歩いて行けて
暖かくなったんで島から脱出できなくなってしまって
ホミニンとかって呼ばれる種族とかかな
そういうのとかはちっちゃくなっていくらしいんですよね
そういう生き物なんかも
確かそれはサピエンス伝史にもあったと思うんですけど
4、5万年くらい
いいな合ってるな
5万年前くらいまでは普通にいたっぽいっていうこともあったりして
人類が生き残ったというものが
人類の歴史というものが地球全体からしたら
31日の午前6時というごくごく狭い話で
火を使い始めたというのが午後5時というレベル
午後9時っていうレベルでつい最近のことなんだけれども
さらにサピエンスしかいなくなったというのは
ほんの1時間前にすらなっていないレベル
っていうぐらいまで
人って言われるとホモサピエンスを想像するのが
当たり前だったのも
1時間前にはまだそんなことはなかったぐらいのイメージ
っていうのはいろんなことを考えさせるなと思って
考えさせられるなと思い
そういう感じでだいたい人ができてきて
最後の最後なんですけども
人類最古の発見できている濃厚の遺跡みたいなやつが
人類の歴史の短さと人間中心主義
2万3000年前だいたい23時57分ぐらいが
人が濃厚を始めたと言われている頃
中国で稲作とかの証拠が見つかっているのが
1万年前ぐらいで
23時59分ぐらいの出来事
そこから地球の歴史というものが始まって
日本の歴史で言うと
聖徳太子が生まれたのがだいたい10秒前ぐらい
明治時代が始まったのが23時59分59秒ぐらい
この令和の時代とかって言うと
もうどのレベルか分からないので
インターネットが始まったとかっていうのは
誤差レベルにもならないぐらい
つい最近の出来事っていうのが
その全体を振り返ると
よく分かるのかなと思います
だから100年も僕らとしては
また50年も生きてないわけですけど
それがこの歴史全体を
眺められてしまうということがすごいよね
だから文字の力というか
科学の力というか
これ話を聞いてて
我々が生きてる奇跡と
この100年50年の科学の発展の
すごさを逆に感じるよね
だから何が起こったんやろって感じでしょうね
あともう一個思ったのが
宇宙人に出会える可能性みたいな話とかっていうのが
これを聞いていて
とんでもない奇跡の
さらに奇跡が重ならないと
無理なんじゃないかっていうことを思って
一つの惑星に生命が存在できること自体がまず奇跡で
それが二つ以上の惑星で
同じタイミングで起こらないといけないわけだから
最大の問題は同じタイミングってことなんですよ
太陽が確かあと100億年200億年だったかぐらいで
爆発するとみられていて
すごい大雑把に300億年ぐらいのうちに
惑星は300億年で滅ぶとして
それを1年に例えた瞬間の1秒間に
たまたまタイミングが重ならないと
出会うことができない
たぶん100万年この文明が続くかどうかっていうと
ちょっと怪しいと思うんですよね
2、300年なら人類持つと思うんだけれども
5000年先1万年先はもう想像できないレベルで
たとするとその間にさらに宇宙に行って探検できるまで
文明が発達した上で
同じタイミングで届く場所にいないといけない
ちょっとむずいかもしれないなっていうのをやっぱ思って
そうなった時にだいぶ前紹介した
ノンは世界をどう見ているのかで
私たち人類は何を残すべきかという話につながってくるよね
ただ3体でもそれでもそうなんですけど
やっぱり俺たちができるのはたぶん
万年単位ぐらいで残るものしか作れないんですよね
たぶんね確かに
でも1万年って地球の歴史でいうと1分なんですよ
確かにこれは難しいね
1分ちょいぐらい
だからせめて1日ぐらい
1300万年ぐらい残るような何かが作れないと
何も残せないとも言えるんじゃないかっていう気もして
だから逆に何も残さなくていいんじゃないかな別に
そういうふうにも思いますね
たぶん同じような星が2億年前ぐらいにどっかにあったかもしれないし
そうやって点滅していくのが宇宙っていうものの構図なのかもしれないね
人類の生命というかいろんな概念が
このスパンで物事を考えるといろんな概念が変わるなっていう気がして
確かにな
だって全然恐竜が生きていた期間と比べても圧倒的に短いわけで
人類すごいだろうって今顔をしてるけど全然すごくないんだよね結局
別の本で生き残ったやつが一番すごいっていう観点で見ると
人類はまだ未人もすごくないんですよね
まだ数時間しか生き残っていないので
他の生物と同じようにいずれかはどっちしろ絶滅していくわけで
人間中心主義の哲学的観点の浅はかさというか射程の短さ
哲学とかやっててお前たち1秒前の話して何してるねんっていう話で
いう感じになってくるよねもちろん人類は人類の観点があって
それは探究するのは面白いけど全然広い見方も別にあるって
知ることは結構重要かもしれないですね
そうっていう意味でやっぱり5億年前
10億年前という用語が何にも分かんなかったのが
ちょっとカレンダーにしてみると直感的に把握しやすくなるんじゃないのかな
っていうのが今回の主なテーマですかね
あとこうやってノートを作ってみたんですよね
こういうカレンダーノートみたいなやつ
これでやっぱ俯瞰できた感はすごいあって
だって1月の次は1月2月3月に起こったことって何もなくてやっぱ
細かく言うと12月ばっかりでもっと細かく言うと12月31日ばっかりで
そのぐらいのスパンでしか我々は俯瞰的にものを見ることがいかに難しいか
あともう1個は何もないっていうのを確認するために必要なんだよね
要するにイベントがないものって認識されないから空白が認識されないから
その表を作ってみることで初めてここ何もないんやって分かるっていうことがあるな
1月2月は言ってなかったかもですけど空気ないですからね
今の概念で言う空気がない
なるほど
酸素が出てくるのが4月5月とかっていうレベルなのかなまともに
でも酸素濃度も今で言う20パーでも全然なくて
それもめっちゃ変わってたりするんですよね
そういうことも含めて今の常識がいかにほんの1秒間の間の常識なだけなのか
地球環境を守ろうって言ってるけど結局それただ人間が生きやすい環境を守ろうって言ってるだけやもんな基本的には
人類のエゴだっていうことを理解した上で地球環境を守ろうということは大事だと思うので
確かに
ただ地球環境を守ろうというレベルの多分影響を起こせていないというふうにも言えるかもしれない
宇宙の太陽との距離の差に比べればそんなものはただの誤差でしかないのかもしれない
ストーリーとして最近熱帯や夏が暑いのは地球からの警告なんじゃないかみたいな物語を想像してしまいますけれども
それは必ずしも正しいとは限らないのでいろんな観点から考えてみることが大事なのではないかなと思います
ということで今回はこれでおしまいにしたいと思います
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それでは今回もお聞きいただきありがとうございました
ありがとうございます
01:07:19

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