1. ブックカタリスト
  2. BC011 『Learn Better ― 頭の..
2021-04-30 1:08:25

BC011 『Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ』

apple_podcasts

面白かった本について語るPodcastブックカタリスト。

第11回の本日は『Learn Better』について語ります。

今回の本は、副題が「頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ」というもの。

本書では、この6つのステップそれぞれに1章ずつ割り当て、それぞれの要素を深掘りしていきます。

人は、短期記憶が少ない

6つのステップを順に解説するよりも何よりも、本書を読んで1番のキモであると私が感じたのが「人は、短期記憶が少ない」ということ。

この事実が、この本で出てくるありとあらゆる「学びが深まる方法」と繋がっています。

そもそもの「6つのステップ」すら、1回でスムーズに覚えることはほとんど無理。

人間の短期記憶というのはその程度のものであり、これを長期記憶へと変換する行為こそが「学びが深まる」ことを意味しているとも言えます。

学びが深まる6つのステップ

一応念のため6つのステップを書いておきます。

* 価値を見出す

* 目標を決める

* スキルと知識を伸ばす

* 発展させる

* 関連付け

* 再考する

目を瞑ってこの6個をすぐに暗唱できるか確かめてみると、自分の短期記憶がどんなものなのか理解しやすくなるかもしれません。

もちろん「覚えておくことだけ」に全力を注げば、この6つを覚えるだけならば無理ではないと思いますが、もちろんこれを丸暗記したところで「学びが深まる」わけではないし「頭の使い方が変わる」とは思えません。

以下の3つを意識して行動する

上記6つのそれぞれについての内容は、本を読んでください、Podcast聴いてみてください、という感じなのですが、チャチャッと要点だけ知りたい方向けにまとめると、以下の3つのことを意識する(&行動する)というのが重要なことだと考えます。

* 自分の言葉で書く

* 1つずつ確実にやっていく

* 間隔を空けて何回もやる

この本、何回も色んなところで語ってるんですが、とにかく言ってることは「ごもっとも!!!」ということの連発。

全然知らなかった!みたいな驚きはほとんどないんですが、それでも自分がこれまでブックカタリストで紹介してきた中で一番影響を受けた本です。

ひょっとしたら人生で一番影響を受けた本、くらいになるかもしれないという、噛めば噛むほど味が出る本です。

自分がこれまでブックカタリストで話した中でも一番面白い話ができたと思うし、これまで紹介した中で一番読んでみてほしいと思う本です。

そして、読んだ本について「自分の言葉で書く」

是非ともそこまで試してみて欲しいと思います。

Learn Better ― 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップ

🌱読んだ本の内容を「ずっと使えるノート」としてまとめる - ナレッジスタック



This is a public episode. If you’d like to discuss this with other subscribers or get access to bonus episodes, visit bookcatalyst.substack.com/subscribe
00:00
面白かった本について語るポッドキャスト、ブックカタリスト、第11回の本日は
Learn Better! 頭の使い方が変わり、学びが深まる6つのステップについて語ります。
なんか面白そうなタイトルですね、これ。
タイトル、長いですね、だいぶ。
今回は私、goryugoがお話をさせていただくということで、
今までもいろんなところで、Learn Better!はすごく影響を受けたというのをいっぱい言っているんですが、
このポッドキャストに関しても、やっぱりしゃべり方とかそういうところにまで影響を与えるような本でありまして、
書籍の基本的な情報なんですが、とりあえず。
Age出版というところから、2018年の7月に発売されております。
確か原点、オリジナル自体はもうちょっと古い本なので、超最新の本というよりは、
ここ10年レベルでの知見みたいなイメージで捉えてよいのではないのかなと思っております。
タイトルの通り、頭の使い方が変わって学びが深まる6つのステップというものを教えてくれる本なんですが、
この1から6章が順番に6つのステップというふうに分かれて順番に話されております。
1個目が価値を見出す。
いきなり深い話になりましたね。
2つ目が目標を決める。
これは分かりやすい。
3つ目がスキルと知識を伸ばす。
4つ目が発展させる。
5つ目、関連付け。
6つ目が再考する。
もう一度考えるというやつですね。
再考する。
いきなりなんですけど、この6個を倉下さんにすぐ言えますかっていうと、すぐ言えるでしょうか?
これは難しいですね。
ここがね、まずね、多分ね、僕が思った中で一番きっと重要なことっていうのはですね、
人間は短期記憶が少ない。
これとこれに関連して出てくることっていうか、それをもとにしてこうした方がいいっていうことがめっちゃいっぱい本当その通りだって思うことが多くて。
まずとにかく今の話でもそうなんですけど、6個も話したらもう覚えてらんないんですよね。
もうすでに目つぶって答えようとしても、価値を見出すはちょっとさっき得意だったんで覚えてますけど。
でもあと5個なんてもう覚えらんないじゃないですか。
そうですね。
このことをまずとにかく認識しておくというのが、僕が読んだ中で一番このランベターの中で大事なことというのはこれなのではないかなっていう。
03:04
つまり長期記憶が弱いっていうのはよく覚えられないっていうのはよくありますけど、そもそもその短期記憶が弱いと。
長期記憶は言ってみればちゃんと関連付けをすればするほど覚えられるようになるので、究極的なことを言えばだから覚えたことが増えれば増えるほど多分新しいことはどんどん覚えられるし忘れなくなるんですよ。
なるほど。でも短期記憶のいわゆるパソコンで言うとメモリの能力は向上はしようがないので、そこの上限があることはちゃんと認識しましょうということですか。
そうです。まずそれを踏まえて例えばで言うことなんですけど、まず学習というものはそういう意味で短期記憶で処理されるらしい。
というよりも短期記憶が長期記憶に変わったことが学んだ、覚えることができたということでも言えるので、まず学習するには当たり前なんだけど短期記憶を使わないといけない。
そうですね。
ということは短期記憶を全力で活用できる環境というのがあらゆる学習の手段として重要だと。
なるほど。
例えば文章も短い方がいいってよく言われてますよね。それも自分の中でいまいち言ってることはわかるけどなって思っていたんですけど、これも短期記憶が少ないということを根拠にすると、要するに一文に入っている情報が長ければ長いほど覚えるの大変なんですよ。
覚えるのが大変だから短期記憶に入らないんで、短期記憶に入らない以上長期記憶になることはないってことですね。
なので処理に負荷がかかりすぎちゃうんですよね。文章が長ければ長いほど。そういう意味でまず文章というものは短くしないといけないし、コミュニケーションがうまい人はそういう意味で単純化がうまいっていう言い方をしているんですけど、相手と話すときというのも短期記憶が少ないということを前提にした上で会話というものをなさないといけない。
それはありますね。話を聞いててわかりづらい人ってどんどん枝葉に入っていて、聞いてる人が何を覚えておけばいいのかわからなくなってくるっていうのがあって、逆に会話がうまい人、大橋さんとか特にそうなんですけど、たとえがうまいんですよね。たとえっていうのはある現象を一つの事例で言い表すっていうある種のモデル化なんですよね。だからそういうのが得意だと確かに会話上手にはなりそうですね。
めっちゃ同じ話も順番でどこかでやろうと思っていたっていうところで出てきたやつなんですけど。そういう短期記憶が少ないという意味で、例えばそういう比喩というかモデル化というか例え話をするということで、これはちょっと別要件なんですけど、脳みそは視覚優位な考え方をするものらしいんですよね。
06:04
なので、たとえ話という既に自分の長期記憶があるものであればイメージがしやすくなるし、そのイメージを踏まえてこれはこういうものなんだなっていうことがわかるようになるので、そういう意味でもたとえ話がうまいという人は喋るのが上手だっていうこともできるし。
喋るのが上手な人はもう1個最近特に意識してるんですけど、情報量できるだけ少なくするとか、同じことをもう1回言うとかまとめてもう1回教えてあげるとか、そういうことを意図的にすごいたくさんできている人なんですよね。
これに関しても明確に意識してみて、例えばなんですけど、ブックカタリストで俺が聞き手側に回っているときにこれを読んでから、やっぱり明らかにそういうことを意識するようになっていて。
クラシタさんが前回の話でいっぱい出てきましたよね、いろんなたとえ話とかが。前回の本って難しいじゃないですか。ああいう難しい、さらに例えば1分、2分話をした場合にもう短期記憶から多くのことが漏れちゃっているんですよね。
で、というのをもう一度これってこういうことですよねっていうすごく初歩的かもしれないんだけど、合図として相手が言ったことをもう1回要約して噛み砕いてこういうことですかねって聞くことで聞き手側としてはすごく情報が整理されて聞きやすくなる。
これによって、俺はまだ第3者としてポッドキャストを聞いている側ではないので、この変化でどのぐらいその話が分かりやすくなったかっていうのはちょっと自分では判断はしがたいところはあるんですけれども、少なくともコミュニケーションの重要な要素として相手が喋ったことをもう1回繰り返す。
一つのメッセージにしてまとめてもう1回繰り返すっていうことは非常に重要なことなのではないかなと思って、意識してかなりやるようになりましたね。
分かります。それは僕、その要件は別に知らなかったですけど、やってますね結構。それってそういうことですってっていうのを結構常々やってる気がしますね。
やっぱ上手な人を話してて話しやすい人ほど多分そうやって言えてると思うんですよね。自分の実感としても。
自分が例えば一気に喋った。たぶんね、自分すらそうなんじゃないかと思うんですけど、一気にガーって喋った場合に、これってこうですよねって言ってもらえることで、自分の中でも一度話したことが整理されて、次にどういう話をしたらいいのかということがうまくなる。
09:05
言ってみれば多分聞き上手の秘訣として、その大むがえしみたいな言い方するじゃないですか。大むがえしって意外と聞き上手だってあるんですけど、やっぱその一番大事なキーワードだけを大むがえしするって、その短期記憶をもう一度よみがえらせてくれるというか、要点だけをきちんと返してくれている。
そうすると次の1分、2分後の自分にとってもすごく役に立つことが、すごく役に立つ情報になるのではないか。話しやすくなるのではないか。
記憶術の話で言うと、チャンク化っていう話がありまして、複数の情報を一塊として捉えるっていう方法で、脳ってそういうふうにチャンク化をよくするんですね。チャンク化を複数重ねると、いわゆる構造化っていうツリー構造が出来上がるんですけど。
だから目次っていうのはそのチャンク化の一つの手法なんですよね。よくほにゃららの法則、スマートの法則とか言って、アルファベットの頭文字だけを取って並べるっていうのもそのチャンク化の法則で、さっきの6つが覚えにくいのは、そういう処理がされてないからなんですよね。
アルファベットを1個取って、知ってる単語に置き換えられたら、すぐ覚えられるんですね。すぐ覚えられて、細かい1個1個の要素はまた個別に思い出していくってことができるんですけど。だからそういうチャンク化と、例えば大無害者とか、逆に自分が書いたメモに見出し気をつけるっていうのも同じなんですけど。
一回ひとまともにの情報として出すっていうことは、その理解を深めるとか、覚えやすいとか、情報を整理するっていうことの、たぶん一番基礎の基礎だと思いますね。
これを明確に意識したことによって、チャンクも6か7しか覚えられないって言いますよね、チャンク化した上で。なので、さっき言った価値を見出すは、もう既に2チャンクあって、目標を決めるは2チャンクあって、スキルと知識を伸ばすで、ここで終わっちゃうんですよね。覚えられる限界が。
さらにあと3個覚えようとすると、やっぱり無理で。まずこれをとにかく、このさっき言った覚えられない6つのステップにいろんな項目が出てくるんですけど、かなりのことがこれと関連した短期記憶が少ないからこうなんだっていうところが、やっぱりすごくまとめて振り返ってみて、この1個がまず一番大事なことなのかなと。
これもラーンベターを踏まえた上で、まず1個だけ覚えておけという原則にのっとって、6つのステップはあるんだけど、原則として一番重要なのはその短期記憶は少ない。そのアホみたいに何回も何回もいっぱいいろんな繰り返していっていくことが多分大事なのかなと。
さらに言うと、短期記憶関連の話で言うと、例えば《欠乏の経済学》っていう本とかにも出てきたんですけど、心配事みたいな他に考えないといけないことがあると、そこにメモリ取られるので短期記憶減るんですよ。周りがうるさいというのも多分、僕の推定を含むんですが、その音をシャットアウトするということにエネルギーを使わないといけないので、
12:24
うるさい環境というのもやっぱり一時的に短期記憶が減るんですよね。
うるさいのがずっと続くとそうじゃないんですよ。脳は慣れるんで。騒音が音の強度が変わったりとか突然止まって戻ってくるとすると脳はまたやれやと思って、注意が常に切り替わって認知次元が減っていくっていうのはあると思います。
そうですね。それで言うと、やっぱり会話が聞こえてくるとどうしても集中できないみたいなことっていうのもわかりやすい話で、会話によって脳の処理能力が自分の意思に関わらずそこで使われてしまうんですよね。その処理能力というものが。
そうすると短期記憶が減ってしまう。短期記憶が減ってしまうと処理に使える容量が減るということなので、やっぱり当然1回で学べることが少なくなってしまう。ここがまず一番最初に出てきた大事な点。そしてこれさえ覚えておけば、もう今回の話は大体これでいいんじゃないかと言えるレベルの一番重要なところだと思います。
そのように理解していかないと、僕たちの短期記憶では処理できないので、まずこの大切な1個もマスターするということですね。
そうですね。これさえ覚えれば後の話はおまけなので、気が向いたらもう1回聞くぐらいの気分でいいんじゃないかっていう。本を読めなんですけどね、言ったら。
その上で、最初その短期記憶とはちょっと意味が違うところで、倉下さんもちょっと面白いかもって言ってたのが、6つのステップの一番最初の価値を見出す。難しい言葉で出てきてるんですけど、要するに興味のあることしか覚えらんねえってことをかっこよく言ってるだけなんですよ。
でもそれはとても大切なことだと思いますよ。世の中のこういう処理をインプットって言うじゃないですか。覚えることっていうのを。でもそのインプットって非常に無機質な感じがするんですけど、人間ってそんな簡単にインプットできるもんじゃないんですよね。興味があることを入れるっていうか、アンテナが向いてる方向って決まってるんです。人によって決まってるんですよね。
だから、何か覚えようと思ったら何でも覚えられるっていうのは結構無謀な捉え方で、だから価値を見出すって入れてるのって非常に人間的なプロセスの理解の仕方やなとちょっと僕は面白いなと思ったわけです。
例えば、原始時代の人間の遺伝子に関わるような話にもなってくるんですけど、大事なことだと思えば覚えていられるっていうのは、かつて原始時代の人類が、例えばここにおいしい木の実がなっていたということは、やっぱり生きるために大事なことなので覚えておく。
15:14
生きることと大事だと思うことが生きることと直結しているので、大事だと思わなければ逆に覚えらんないんですよね。そういう意味である程度こういう理由とかももちろん書いてあったりはするんですけど、さらにもう一個面白かったのが、例えば三角関数を覚えるとき、大抵の人に関しては三角関数なんて当たり前だけど興味なんてないですよね。
三角関数を覚えると自分の生活に何の役に立つのかっていうことを考えさせるだけでも学習の効果というものは高まるらしいです。
考えさせるだけで、つまりしっくりくる答えが得られなくてもということですか。
そうです。この三角関数を果たして勉強して、俺は何の役に立つんだろうっていうことを考えるだけでも、何の興味がない人に比べれば学習の効果は高まる。
それは面白いな。
同じように、要するに、なぜ自分はやりたいと思うのかだとか、この本から独自に学んだことなんですけど、いきなり取り掛かるんじゃなくて、それよりも何でやろうと思うとか何が面白いと思うとか、まず一回考えてみる。
何のためにこれをやるんだろう。これをやったらどういう得があるんだろうっていうレベルのところから、興味がなくても脳を騙して興味があるように錯覚させてしまえばいい。
暗記するときに何回も読んだりとか書いたりとかするじゃないですか。あれって脳の重要性判断関数を騙している行為だと思ってるんですけど。
だから何度も出会う情報やから、これは脳は重要であると思うから覚えるっていう、普通の脳の判断基準をごまかして脳の長期記憶に滑り込ますための方法だと思ってるんですけど。
その別の方法もあるんだなというのはちょっと今回それ大きい発見ですね。何に役立つかを考えるということですら、それだから注意をそこに向けるからなのかな。
もちろんもう一個出てきた。繰り返すことっていうのも同じく重要なものだと思うし、親しみを感じやすくなるし、間隔を空けて何回もやるっていうのはめっちゃ重要なことだっていうふうに出てきているんですけど。
そういうこともちゃんと出てきます。
けど考えさせるだけっていうのはやっぱりすごいなと思ったんですよね。
確かに。
こういうことをちょっと脇道にそれるんですが、人に物を教えることをしている仕事の場合、後輩がいるというそれだけでもいいと思うんですけど、本当に読む価値はあると思いました。
18:06
全部普通なことなんだけど結構深い。
意識されてやってることもあるし、無意識にやってることもあるでしょうけど、これである程度ステップを確認できれば、より体系だって実施できるようになる可能性がありますね。
何回も見る価値はあるだろうし、何回も読んでもいいのかなっていうふうに今は思ってますね。
すげえ真面目にノートを取っていて、ノートを取るのにまだやっぱり学びきれていなくて、まとめきれていないんだけど、書いてあること全部骨身に染みてわかるようになるまで読んでいいんじゃないかぐらいに思いましたね。
だから派手さはないけども、一個一個のパーツが確実に役に立ってくれるようなそういう骨太な本って感じですね。
そういう感じですかね。
2個目も同じく、これも目標を決めるって、これもすげえ言われていることですよね。
どういうことをできるようになりたいかだとか、どういうことをしたいとか、これも同じく、要するに短期記憶が少ないからなんですよ。
何をやろうとするかっていうことを同時に複数考えてしまうと、そこで要領が足りなくなってしまうので、自分は今こういうことを目標としているということをちゃんと短期記憶で留められる小さなレベルにした上で新しいことを決めていく。
目標を決めて、目標っていうのはたどり着きたい地点やと思うんですけど、目標を決めた後に、いわゆる目標から逆算してステップを決める。これとこれをこれとやるっていうことを決めるっていうことまで含まれてるんですかね、これは。
そうですね。学習とはナレッジマネージメントであるっていう、そういうぽい言葉も出てきていて、その前提知識を習得した上で、一回に学ぶことを同じく、これもやっぱり絞り込んで覚えろと。全部のことを一気に覚えようとするんじゃなくて、一個ずつ覚えていく。目標を立てて。
例えばで言うんだったら、大目標、中目標、小目標があってもいいと思うんですよ。
だから行為を具体的な小さなレベルに落とし込むとともに、一番大きな目標の中に位置づけることで、行動が構造化されて、全部を細かく覚えなくても、目標っていう一番大きいチャンクを覚えておけば、その具体的な行動が必ずそこに紐づいて結びつけられるようになるというような感じですね、きっと。
そうですね。目標自体は価値でもあるし、目標を決めるということが価値を見出すことにももちろん繋がるだろうし、短期記憶が少ないから、たくさんの価値を見出しても、たくさんの目標を覚えても、決めてしまっても覚えていられない。
この辺りが学びを深める2ステップとして、やる前に意識しておきたいこと。
21:05
目標って嫌われ者である反面人気者でもある概念なんですけど、目標っていうのは。
言われすぎるですよね、いろんな人に。
僕が考えてる目標は、自分が立てた目標を覚えておけない問題っていうのが常にありまして、本当に覚えておけないんですよね。
信念に立てた目標を2週間後くらいには暗証できないんですよね。それで目標が達成できるはずがないんですよね。だって自分で覚えてないんですもん。
だから、今年の8月くらいにメルマガとかで、自分が覚えておけるキャッチーな目標を名付けようっていう一つのやり方、アプローチを考えたんですけど、まさにここで言われてることと同じだなと思ったんですけど。
覚えておける目標にするっていうのは、すごい幼稚くさいようですけど、めちゃくちゃ大切ですね、きっとこれは。
だから、自分で学んだと思っていたことが、だいたいここに書いてあるんですよ。
なるほど。
それも、本当だ、これはLearn Betterに書いてあったことだ、みたいな出会いがめっちゃ多くて。
苦問式方式やな。
なるほどね。
あと、スキルと知識を伸ばすっていうのは、ここはある意味、どうやってスキルと知識を伸ばしていくかっていう一番の本編でもあるので、逆に書いてあることは難しいというか、具体的に真似できるというよりはっていうところではあるんですけど、一番やっぱり大事なのは、まずスキルの獲得段階では的を絞ったフィードバックが一番大事だ。
はい、なるほど。
要するにこれも同じくなんですけど、やっぱり一個のことだけを考えた上で実行してみて、できるだけ早いフィードバックをもらうこと。
PDCAみたいな言い方にもなるのかもしれないんだけど、何かやって、フィードバックはもちろん早ければ早いフィードバックを得られる方が良くて、そのフィードバックを踏まえて次にどうすればいいのか。
これもやっぱりつながるんですけど、人は短期記憶が少ないんで、たくさんのことを覚えてらんないんですよね。
一つのことをひたすらに意識して練習をすることで、そのことは短期記憶から長期記憶に変わる。
そこが無意識でできるようになった上で、初めてその次のステップというものに進める。
基礎が大事だみたいな言われ方をしているのも結局そこにつながると思うんですけど、重要なことを短期記憶で処理していては、次に進めないんですよね。
そうですね、確かに。
主に身体動作を伴うようなことが多いとは思うんですけど、重要なことというのがやっぱり無意識でできるようにならないと、次のステップに進めない。
24:00
結局、ラーニングっていうのは実は忘却できることなんですね。注意しなくてもできるようになるってことで。
例えば、英語が喋れるようになるってのは、英語の文法を覚えてることじゃなくて、文法のことを思い出さなくても英語の文章が作れることを意味するんで。
ある領域まで行くと、覚えなくていい、覚えてない、注意を向けなくてもそれが使える状態に持っていくってことなんで。
そこに持っていく途中の段階で、短いフィードバックサイクルを高速で繰り返して、少しずつ長期のとこに1回ずつ送っていく感じですね。
で、使えるようになっていくと。
うん、まさにそういう感じで。
なんかもう本当にごもっとも、ごもっともですっていう話。
全部が、だからね、めっちゃすごくない?全部ごもっともなんですよ。本当に全部ごもっともで。
で、的を絞ったフィードバックが重要だっていう話もあるし、複数のことをだから意識してはダメなんですよね。
一個一個長期記憶。区区とかはやっぱり無意識でできてないと、足し算が無意識でできないと算数なんて当然次のステップにいけないので。
あれですね、学校で前回の世界は雑魚でできている、あれのその学校は当たり前のことを学ぶ。
最初に当たり前のことを無理やり覚えさせられて、次の大人の学びはその当たり前であることが実はそんなに当たり前じゃないってことに気が付けるっていう2段階の学びという話がしましたね。
そうそう、これも気づいたんですけど、要するに当たり前のことっていうのはもう長期記憶になって考えなくてもできるようになること。
なので、考えなくてもできる当たり前のことがどんどんできるようになることによって、次のステップに進めるようになる。
次のステップっていうと、一歩前に進むっていう感じと、階段を一個上がる感じがあると思うんですけど、これ階段を一個上がる感じが実はあって、
コルゴさんが読書を本格的に始めた頃、2回かな3回ぐらいやったかな。例えば、新書とかの入門書である程度知識があると、本が早く読めるようになったって話をされてたじゃないですか。
ああ、言いました。
あれと同じことなんですよね。個々のことがわからないと、文章一個一個の全体の意味をつかむのが遅くなる。遅くなるっていうかね、多分つかめないんですよね。
大きくこの章で何言ってるかっていうのが、個々のレベルを一個一個処理してると、そこばっかりに短期記憶がつかれて、この章全体で何言ってるかにも注意に向かないんですよね。
だから、スキルを覚えることって一歩前進することよりは、実は一回一個上の階段に登れることにもつながってるんですよね。
そうですね。そういう感覚はすごいあるかもな。やっぱり、止まらないといけないところで止まらずに進めるようになっていくので。
同じく当たり前なんですけど、その過程で苦労に対処していくということが新しいこと。
脳はそうすると成長していく。学習にはコンフォートゾーンがないっていう言い方をしていますね。
27:00
楽な筋トレはないって話を聞いたことがありますけど、それと同じですね。
学習にはコンフォートゾーンがないっていうのと、需要が脳の供給をオーバーした時に新しい神経が作られる。
大変な思いを味わってやっと覚えられる。
苦労を称賛しているというよりは、そういう苦を通らない限り、脳は同じ場所で安住し続けるっていうことですよね。
脳は超サボりがちなやつだっていう言い方をされてるじゃないですか。それの逆っていう。
ということは脳を騙して、苦労をすることで騙して、重要視、重要感を与えるってことが大事なわけですね。
結局、すぐサボりがちっていうのをいかに騙してしまうかっていうところが一番大きいところなのかなと。
それまでの勉強法って脳がサボりがちっていうことを無視されてて、頑張れば頑張るほどって一気な考えが多かったんですけど、そういうのではなくて、結構近代的なモデルですよね、この脳の見方っていうのは。
そうですね。これもきっとここ10年、20年ですごい変わってきているんだろうなって思うんですけど、当然根性論などというものは何の役にも立たないし。
言ったら当たり前なんだけど、苦労することは分かっているんだけど、勉強するということは。苦労しないとダメなのは事実なんだけど、その上でいかに上手に騙して苦労させるかなんですよね、多分。
そこが面白いよね。だから根性論と苦労ってセットになってるけど、これは分解されてるんですよね。だから苦労だけが取り扱われてるっていう。
やっぱね、根性だと多分価値を見出しづらい、目標を決めづらいはあると思うんですよ。
確かにな。確かにそれはある。
何のためにやるのかっていうのが、特にいわゆるスポコンみたいなやつだと、スポコンだと目標はあるんですよね。ただスポコンに憧れた先生に教えられる生徒は言われるがままにやるだけなんですよね。
頑張るから頑張るみたいな、そういうトートロジーになっちゃうわけやな。
でも例えばスラムダンクの人たちはですね、赤木さんは全国制覇ってちゃんと言っているので、全国制覇は目標が曖昧すぎるとは思うんだけど、やはりちゃんと練習に価値を見出しているし、目標を決めているので、ジャンプは結構偉大なんですよ、そうやって考えると。
一見根性論を誘発しそうやけど、苦労をすることの重要さ、苦労を通してしか学べないっていうことは教えてくれるぞ。
修行をして強くなるじゃないですか。悟空とかなんて死にかけたら強くなるっていうのも、ある意味本質なのかもしれない。
30:01
筋トレだって繊維を1回壊さないと新しい筋繊維が生まれてこないっていう話はありますからね。
だからあの頃、鳥山明はなんとなくわかっていたのかもしれない、それに近いことを。
でも納得、根性論は嫌いやけど、苦労を避けてたら何も学べないっていうのは共感できますよね。
難しいんですよね。かつての日本だと簡単に根性論になりかねないので、そこをどうしたらいいかというところはやっぱり難しい。苦労をしないと学べないという難しさがあるので。
だからITツール以降って苦労をできるだけゼロにするっていうことを常にやってきたわけですけど、
結局その10年間僕たちはどんどん学ぶ機会を失ってたっていうことでも多分あるんでしょうね。
そうですね。最初の方に出てきて話してなかったやつなんですけど、
身体動作と紐づくことは覚えやすいというか、能力が上がりやすいというものはあるみたいで、
ソロ版の安山の例えが出てきたんですよ。
安山が、アメリカでは当然ソロ版というものはあまりメジャーじゃないので珍しいものとして説明されていて、
計算が早くてソロ版をやっていたやつというのは手を動かしながら計算をする。
ソロ版のあの動きをやって、指の動作と脳みその処理を紐づけることで高い能力で処理ができる。
そういう意味で身体動作ができるだけ伴うものの方が、脳みそというものは能力を上げやすいということになるのかな。
文章を書くときに楽で言うと音声入力が楽なんですけど、頭が働いている感じがするのはキーワードを叩いているときなんですよね。
それはね、俺も最近似たようなことを思っていて、確かちょっと前にポッドキャストでも喋っていて楽なのは間違いなく声なんですよ。
早いのも間違いなく声なんですよ。出てくるものがいいかどうかって言われるとわからんっていう。
確かに。
それで言うとですね、ちょっと後の方に出てくる話ではあったんですけど、
書くことっていうことがすごく、これは振り返るという、再考するという行為としてすごく重要なことだっていうふうに言っていて。
書くという行為は思考を減速させる効果がある。
はいはいはい、なるほどなるほど。
だから遅いことはいいことだなんですよ。
うんうんうん、はいはいはい。
結果をすぐに出そうとするのではなくて、一つのことに関してゆっくり考えるということが、物事をその大事なことである再考するきっかけになる。
ほー。
で、事例としてその日記を書くだけでもいいし、一言感想を書くだけでもいいし、振り返って思い出すっていう効果にその思考を減速させて熟慮させる効果というものが現れる。
33:10
なるほど。
これは同じく言い方を変えればさっき出てきた素早い自己フィードバックでもあるんですよね。
思いました。だから今自分が考えたことを全体として考えるんじゃなくて、まず部品に注目して、それがうまくいってるかどうかを確かめて次の文章に進んでいくっていうステップを取るってことなんで、まさに同じことですよね、これは。
言ってることがやっぱりそうやってすごくいろんなことで繋がっていて、書くことで思考を減速させるのを例えで言うと、パットメセニーっていう超絶有名なジャズギタリストがいるんですけど、その人もライブ終わったら絶対ノートにメモってるらしいんですよ。
へー。
2ページ書いているということが本に書かれていて、すごい普通なことなのかもしれないけど、やっぱそれをパットメセニーという、世界一うまいギタリストという言い方をしても誤解はないというレベルの人がやっているから、それだけすごいとも言えるし、それだけすごい人はやっているとも言えるし。
ベイビーステップっていう漫画が、あれめっちゃだから書くことでフィードバックを与えられていて、熟慮できていて、最高できていて、おかげでテニスがめっちゃ上手くなったっていうふうに後付けなんですけど、Learn Betterに乗っ取ればやっぱりすごく利にかなっているんですよ。
あの漫画もさらに言うとですね、いくつから始めても遅くはないというマインドセットすらも教えてくれる。
たしかに。僕好きな漫画、ノート好きなんで、あの漫画大好きですけど。スキルの場合、テニスの場合は体を動かすことが最終目標なわけで、身体動作は必ずセットになりますけど、学びとかって知的作業になってしまうと身体動作の重要性が見過ごされるっていうのは多分あるんでしょうね、これ。
なので、そういう意味でいろんなことを変えていかないといけないなというか、いけないわけじゃないんだけど、今までの自分の価値観は結構大きく変わってきていて、そういう身体を動かすとか指を動かすとかっていうのが、なんでいいのかっていうのが、みんな何も考えずにいい気がするばっかりだったけど、ここに書かれていることを見ると結構納得できて、実践したいと思えるんですよね。
あと、スキルをさっきは発展させるっていう話をしてたんでした。これは発展させていく、そのためには一つ大事なのが、できるだけ客観的に物事を捉えられるようにする、メタな視点で捉えることをするというのが発展とかでは大事なことだっていうような言い方をしていて、人に教えるっていうのは、一個視点が上がらないと人に物事を教えられないんですよね。
36:00
あともう一個、例えばようやくが大事だ、最近よく話しているマメ論文を書く、エバーグリーンノートを書くという、自分の言葉で書くというのも、やっぱり一つメタの視点で物事を捉えるという行為が行われるんですよね。
もう一回自分で考える。で、その一つメタな視点で、上からの視点で見ていくというのが、学習を一段階発展させていく上での非常に重要なこと。
そうか。これは知識の発展ということよりも、学びそのものの一段階スキルアップっていうニュアンスの方が強いんですね。
そうです。なので、知識を広げるんじゃなくて、より深めていく。最初のタイトルであった、学びが深まる6つのステップなんですよ。
前半の3つは、要するにいかに覚えるか、知識スキルを獲得するかなんですけど、そこから言うならば、あと3つは、いかにそれを深めて、よりもっと広いもの、深いものにしていくかどうか。
当然のことながら、例えば今この話をしているみたいに、自分が学んだことを人に話すということが、今言った4つとかを全部やってるんですよね。
わかります。
人に話そうと思うので、そこに話すための価値が見出され、これをこの日までに人に話せるようにするという目標が決められ、そのために知識を獲得して、さらに発展してつなげて人に話せるようにする。
しかもそれ分かりにくいですっていうフィードバックも返ってきますからね。
そうそう、フィードバックも早いんです。この自分が喋った内容というものは、相手にちゃんと伝わっただろうかっていうのは、誰かがいればより早くフィードバックが得られるので、そこでもスキルと知識を伸ばしやすい。
さらに言えば、俺の場合、自分で編集をしているので、一度聞いた話を最高してるんですよ。
なるほど、僕より1段階で学べる。
そうそう、1段以上深いと思いますよ。もう1回ここは分かりにくかったかもしれないなっていうのをもう1回振り返れるんですよね。
でも確かに僕最近、打ち合わせキャストっていうポッドキャストを収録した後に概要メモみたいなお話を終えた後に作ってるんですけど、そこでもやっぱりちょい深学びは起きてますね。
やっぱり聞き直さないですけど、思い出して書き直すだけですけど、さっきのギタリストのライブ後のノートに似たような効果は起きてると思いますね。
そう、なのでやっぱそれなんですよね。だからすごい簡単なこと言うと、記録することは勉強できるし能力が伸びるっていうことになるんですよ。
ああ、そうですね。話を今まで全部聞いててね、僕が今書いてる本と同じことが書いてるんですよね。
ああ、これが。
そういう本を書いてるんですけど、別に間違ったことは書いてないっていうことなんですよね。僕自身もそういう権威づけがちゃんと行われるっていうのは結構心強いですけど。
39:06
そう、なのでやっぱこの発展させる段階に至って、やっぱその人に教えるだとか、ちょっとテキストだけのメモで自分の中でちゃんと理解できてないんですけど、
問題を引き伸ばしたり圧縮したりして微妙な差異を広げる。思考を喚起する。問いを立てる。
この辺りはまだしっかり考えてはいないんですけど、この辺りもやっぱ知識を発展させていく上で大事なこと。
メタな視点かもしれないんですけど、今ある知識を発展させるにはどうすればいいだろうと考えることが、知識自体を深めて発展させていくことにつながっていく。
同時に知識を増やすことに価値はあるんですけど、それを疑ったりだとか、学習には逆らう態度が重要という言い方をしてるんですけど、
鵜呑みにして信じるんではなくて、ちゃんと疑ってこれは果たして正しいのかどうなのか考えてみる。その辺りのこともすごく大事だぞと。
反論するところが何も見つからないな。素晴らしい、素晴らしいですね。4章まで聞くともう本当に素晴らしい本屋という感じですけども。
大体本当そういう感じのことがすごく、最後まで言ってそんでおしまいっていう感じで、本の内容自体に冗長な部分とかは何回も言ってるけど多かったりするんですけど、書いてあることをまとめると本当に素晴らしかったですね。
冗長であることは短期記憶の忘れっぽさを補う要素であって必要なことですよね。
もう一個あれですよね。英語読習法にも書かれてたんだけど、楽なことというのは覚えられない。楽して覚えたことは覚えられない。それは逆説的に言うと、わかりやすい本というものは正しいのかということになってしまうんだけど。
大いに間違ってるということになるわけですけど。間違ってるんじゃない。紅葉が違うということですね。何かを覚えるためのものじゃなくて、何かの感覚を得る。映画に行って楽しかったっていうのと同じようなものですね。
ゴラクになってしまう。
ゴラクとしての情報消費という感じとしては最適な形になっているということですね。
そうですね。その辺も難しいですね。なのでそういうのは。
一個すごい大事なことで言い忘れていたのがありまして、小テストめっちゃ大事っていうのはすっげえ言ってます。
とにかく学んだことを学んで終わりじゃなくて、感覚学習を繰り返し何度も何度もやることの大切さというのはとにかく言っていて、さらに聞いてわかったつもりじゃなくて、やっぱりテストをして確認する。
1回自分の方向で聞くではない行為が加わるという意味もあるかもしれないし、いろんな効果があると思うんですけど、教える側としてすごく重要なのは、これによって子どもと話すときにそれも意識がすごい増えていて、
42:01
ごくごく簡単な質問でいいからクイズっぽくしてみるだとか、わかったことをどうなのか確認するためにテストというか自分の口で語るようにしてみるだとか、その辺りのことも大きく影響を受けたところですね。
これはでももうまるっきり暗記っていう考え方の忘却曲線に抗うっていうのと同じことですよね。
こっちにも書いてあったし、いろんな本に書いてあるんですけど、今の学校というものが新しいことを学ぶことに時間を使いすぎていて、復習の機会というものが少なすぎる。
なんか言ったら定期テストやったらもう学ばないじゃないですか。
そのことはもう忘れられる。
Learn Betterからしたら、なんてもったいないことをしているんだっていう。
その上であと2つ、関連づけと再考する、もう1回考える。
これもどれもこれもが基本的には分かりきったことで、知識というものは関連をつけることで自分の中でより強固な知識となって定着する。
関連づけるっていうのは、Aという知識とBという知識に関連性類似性を見出すというようなことですか?
そうです。関連づけをするために重要なのは、原因だとか類似点だとか相違点というものを探すこと。
それによって物事を他のものと考え出すということができて、関連づけることからようやく概念というものが理解できるようになっていく。
概念というのは、その類似点、相違点を獲得したくさん知ることだという。これも前回の話と結構つながる部分が多い。
他のものと比較してみないと、その概念が何なのかということをその概念として獲得できない。
例えば色が一番分かりやすいんですけど、赤っていう色を知ってるってことは、赤が青じゃないってことを知ってることとセットなんですよね。
赤と青だと分かりやすいんですけど、赤と橙とか赤とオレンジっていうことの違いが分かることで、より赤ってあるは何かってことが分かるっていう。
だから知識っていうのは必ず関連性の中において初めて輪郭がくっきりするようなところがあるんで。
だから関連づけない知識って非常にぼやけてるんですよね。赤っぽいもの全体が赤っていう感じになってるっていうか。
あとさっきの色の話でちょっと思ったのが、多分関連づけだとか差異を認識する場合には、色の場合名付けだとか言語化っていうのがすごく重要なのではないのかなと思っていて。
これは最近クラシタさんがドマっていう名前をつけたことからすごく影響を受けてるんですけど。
名前をつけるというのは新しい概念の理解にすごく有効な働きをするものではないのかっていうことを思っていて。
45:03
その名前がつくことで他の名前があるものと何が違うのか、何が似ているのかっていうものが見つけられる。
虹が国によって色数が違うとかまさにそれなんじゃないかと思うんですけど。
ああいう曖昧なものとかもやっぱり言語づけをしたり、類似点七色だっていう前提で見てしまうから、そういうふうにしか見えなくなってしまう。
そのあたりこれはランメタに書いてあった話じゃなく自説ではあるんですが、そういう意味で学ぶ上での名付けという行為もすごく重要なものではないのかなと思っています。
名付けはね、名付けの話するところが長くなるのでやめますけど、デジタルノートの基礎的な感じですね。
名前をつけるファイルというか項目に名前をつける。だからアマメ論文は必ずタイトルをつけることというのと、スクラップボックスは必ずタイトルをつけなければならないというのは多分同じことで、
その概念を自分で扱えるようにするためには必ず名付けを通らなければならないですね。
これはもうそれだけで別の会議にとってもいいぐらいの話です。
これは言ったら、スキルと知識を伸ばす、発展させるあたりのメタな視点でやっぱり一回物事を考えないといけないということともつながっていたり、
メタ思考という関係で面白いなと思ったのが、子供が何々ごっこっていう遊びをするじゃないですか。
あれはね、メタ認知を発展させるためにすごくいい方法らしくて、我々の世代だとしてドラゴンボールごっこをするとします。
ドラゴンボールごっこをして、俺は悟空の役をやるという行為というのは、
俺が悟空だったらどういう口調で話すだろうか、どういう振る舞いをするだろうか、
どういう声でどういう態度を取るだろうかっていうのは、その人に対して一つ上の視点から物事を考えるという行為になる。
なので学習において、何々ごっこっていう遊びはすごく倫理化になっているし、子供が好きなのもなので、ひょっとしたらちゃんとそういうことを分かった上でやっているのかもしれない。
そうか。板坂玄っていう人がいて、知的生産の技術系の本をちょいちょい書いてた人なんですけど、その人に考える技術、書く技術っていう新書があるんですね。
その方が子供に向けて2つの遊びというか訓練をよくしてる男子が紹介されてるんですけど、
その1個がまさにごっこ遊びというか、モノマネをさせるっていうことなんですね。
それは当然さっき言われたメタ認知を鍛えるっていうことがあると思うんですけど、もう1個が例え遊びっていうのがあって、あるものを別のものに例えて説明するように言うゲーム。
だからあれ、あのおっちゃんはゴリラみたいだねみたいなことを言うっていう訓練なんですけど、
まさにそこでこの本で語られてることと同じことがなされてるなと思って、面白いなと思ったんですけど。
48:00
書かれてることいっぱい出てくるんですよ。これ何回も言ってるけど。
で、そのアナロジー、比較、例え話っていうのもその関連付けのところから出てきていて、
その何々に例えるっていうのは、本質は比較をしていることで、
このものとこのものの共通点がこれだけあるから、これというものは何々に例えるということができるっていう意味で、
そのアナロジーを使って話すだとか教えてもらうということも、関連付けという意味でも非常に有効な行為である。
なるほど。例えってよく使うんですけど、それって○○なことですよね、それって○○みたいですよねっていう2つ、
つまり元々の話と例え先を2つ並べることで、その2つにある共通点があって、
その共通点こそがそのものの本質であるって至るんですよね。
これ2つ並べないと出てこないんですよね、その本質的なものにリーチするためには、横に並べるものがないとダメなんですよね。
だからある人、例えについて考えてるってことは常に本質について考えてるっていうことと、
多分ほとんど等しいのかなと今ちょっと話を聞いて思いましたけども。
そうですね。で、聞く側としてはですね、多分自分の長期記憶と関連させることができるので、短期記憶的な負荷が減るんだと思うんですよ。
それによって、やっぱり例えが上手な人の話というのは分かりやすいという言い方になるのかなと。
やっぱり短期記憶を少ないことを踏まえた話し方ができると、やはり分かりやすい話になる。
で、関連付けの話は他にもいろいろあったんですが、その辺りかな。
アナロジーとかはよく知っているものを、だから例えとして使わないといけないだとか、その辺りのこともやっぱり大事ですね。
あと、関連付けと関連してたかちょっと覚えてないけど、要約をするということの重要さもこの辺りのところで何回も出てきています。
ちょっと全然知らない人なんですけど、スティーブ・ロドナーっていう有名なイラストレーターがいるらしいんですけど、
その人はですね、まず自分の絵を1枚に要約するっていうことをやるらしくて、
それによってやっぱり人と違う絵が描けるっていうか、すごい絵が描けるということだと思うんですけど、
ちょっとスティーブ・ロドナーのことを知らなさすぎて上手な話ができないんですが、
そういうやり方をしている人もいるっていうぐらい、要約が大事だっていう。
自分の絵に関してやっぱり一つ上の目線から考えることができるからなのかなぐらいに思ってるんですけど。
今ちょっと次描いてる本のタイトルをつけてるんですけど、タイトルつけるときって要約がまず必要なんですよね。
本の内容について要約して、その要約を一言で表すものをタイトルにするんですけど、
そのためにはどうしたらいいかっていうと目次を眺めるんですよね、アウトラインを眺めるんですよね。
51:05
だから全体像を捉えることと要約作るっていうことはほぼ等しいですよね。
だから必然的に一つ上の階層に上ることになるっていう要約を考えようとすると、
一番底辺ではなくて一つ上か二つ上の階段に上らざるを得ないっていうのは確かにありますね。
やっぱり描くこと、要約すること、自分の言葉で描くことというのがやはり重要なんだなっていうところが、
どの章にもやっぱりそのあたりのことは出てきているんですよね。
ということは例えば例えがうまい人の話を聞いたとしたら、別の例えで例え返すのが多分一番いいなんですか、学習の対話の仕方ですね。
すごく良い覚えられることでしょうね。他にもこうだと例えられるんではないでしょうかみたいな。
そういうこと、そういうこと。
6つのステップ、前半の覚える系のこと、価値を見出す目標、価値と目標とスキル。
覚えることと発展させて関連付けて、最後が再考する、もう一回考える、ゆっくり考える。
さっきにも出てきたんですが、やっぱり描くという行為にももう一度振り返って考えるという効果があって、
最初に言ってるんですけど、人はすぐに過信する、すぐに調子に乗るっていうことをまずよく知っておかないといけない。
これを防ぐためにすごく役に立つっていうのが、やっぱりもう一回考えるってこと。
Fast and Slowでシステム1、システム2っていう考えるやつと直感のやつっていう話とかでも出てきたんですけど、
もう一回よく考えなさいっていうことを言われても判断すらしないということを人は簡単にやってしまう。
すぐにシステム1が出てきちゃって、よく考えたって言われても考えない、それを防ぐ方法というものが大事だと。
例えばすごく有効な方法っていうのが、書くという行為。
多分、いわゆる賢くなるとか学ぶみたいな意味で言うと、もうこれだけ知っとけばいいと思うぐらいのことだと思います。
その油断しないために感情を落ち着ける、過信を防ぐ、熟慮させるという効果が最高にはあって、
最高ということをするためにはやはり一番簡単でわかりやすいのが書くということ。
そうですね。もうなんか本当に自分の本能、今概要を読んでるかのような感じですけど。
だから直感的思考か、システム1の力関係がだいたい1と2で2がめちゃくちゃ弱いんで、
2をパワーアップというかエンハンスというかサポートするのが書くという行為なんですよね。
54:00
それが非常に重要なんですけど、非常に重要なんですけどとしか言えない。
多分なんですけど、まず書くという行為によって強制的にシステム2を呼び出さざるを得ないというか、
直感では文字は書けないですよね。
直感では文章を書くっていう行為をするときにシステム2が必然的にコールされる感じかな。
とも言えるのかな。何にしてもやっぱりシステム2を呼び出さないといけない。
どんなに注意しても簡単にダメになってしまうので、
何が何でもシステム2を呼び出す仕組みというものをやはり考えないといけない。
振り返って評価するっていうことの重要さの話で、アメリカの審判が野球の話なんですけど、
カメラとモーショントラッキングが使えるようになって、
審判の自分の判定というものも、これフィードバックの話でもあるんですけど、
自分の判定が合ってたか正しかったっていうのをカメラとモーショントラッキングで、
自分がコールしてすぐ後に学習させるっていうことをやったらですね、
劇的に質が上がったと野球審判の。
フィードバックというものはすごく重要だし、
審判も間違ってるって言われても、まだ間違っていることを認められないぐらいに思っていないといけない。
とにかく人間は過信するものだ。
システム1があまりにも強すぎるんですよね。
システム1っていうのは全て工程なんですよね。
むしろ工程を生むための機関みたいなものであって、
システムには常に水をさすための装置なんで、それがだいたい弱いんですよね。
それが脳がエネルギーを使うからだと思うんですけど、システム2のほうが。
すぐ手抜きをしたがってしまうんですよね。
環境側というか、人間の作る仕組み側でシステム2を強力にバックアップしていない限り、
バランスが崩れたままっていうことですよね。
そうですね。だから、振り返ってもう一度考えるということがいかに重要であるのかと。
そういう話で言うと、これも本当なのかって思ったんですけど、
スマホがそこに存在しているだけで集中力は減るらしいですよ。
それは聞いたことありますよ。
メニューに入るとこにあるだけで集中力が落ちるっていう話は聞いたことがあります。
一切操作していなくて、一切画面に入っていないんだけど、
これも短期記憶なのか、なぜこれが最高するのところに書いてあったのかちょっと分からないんですけど、
そのこともやっぱりすごく重要だなっていうところで書くことと、
ここで出てきたのが最高するという話で、個人的に最も重要ではないかと思われる分散学習。
57:03
分散学習、なんか面白そう。
暗記です、要するに。回数を分けて繰り返し学んでいくということが最も大事だと。
1回に全部覚えるんじゃない。何回も繰り返して忘れる前提で、
その忘却曲線に沿って忘れそうなところでもう1回思い出させるということがとにかく大事だと。
で、あーはーって思ったのが、分散学習というものは余計な時間がかかるわけではないぞと。
それを覚えておくことがすごく大事なことなんじゃないのかなと思って。
6時間一気に勉強するよりも1時間5回の方が言ってみれば、やっぱちゃんとたくさん覚えられるんですよね。
5日間に分割するってことですね、1時間ずつ。
そうです。繰り返して間を置いて。
で、これも分かってたし、なんとなくそう思っていたことでもあるので、
例えばその関連で言うとやっぱ自分の場合、一気に1冊の本を読むのではなく、
たくさんの本をちょっとずつ学ぶ、読んでいくようなことを意識していたりだとか、
その新しいことを勉強していく過程において、やっぱ1つのことを同じく一気にやるよりも、
興味がある分野が例えば5個あるんだとするならば、
5個をちょっとずつ進めて繰り返し繰り返しやっていた方が結果的に覚えられるのではないか。
で、自分の過去の話で言うとなんですけど、漫画を一気読みしたやつは大抵覚えてないんですよね。
なるほど。
で、これが例えばドラゴンボールはリアルタイムにですね、毎週毎週見てるからめっちゃ詳しく覚えてるんですよ。
これも言ってみれば分散学習と言える。
確かに。
それが多分効果があるのは、人間が1日と1日の間に寝るからなんですよね。
睡眠して、睡眠の間に記憶の処理が行われるから。
そこで記憶が整理されるんですよね。
1日に同じ情報が入ってると、要するにジップ圧縮みたいなことが起きて、情報が減ってしまうんですよね。
同じようなものは、これ似てるからってことですごい削り落ちるんですよね。
1日ごとに異なる体験としてやると、それがN個分ちゃんと記憶に残るから覚えやすくなるということだと思うんだよね。
だからこれ生物学的にもこれどうしようもないですよね。
寝ないと記憶が整理されない以上、1日に詰めても覚えられないっていうのは、努力で超えられるものではないので。
だからそうするのがナチュラルですよね。
言ってみれば、やっぱ独学というものがいいことは、時間をかけることにデメリットがほぼ限りなく何もないので、
いわゆる入学試験だとこの日までにできるようにならなければならないという目標を決めるという意味では大変良いことなんだけど、
分散学習がしづらい。
それでも例えばリアルな勉強の話で役に立つのが、やっぱり今日は数学をやりまくる、今日は英語をやりまくるより、英語と数学を毎日やったほうがいいんですよね。
1:00:07
確かに。
その学校の勉強というものが時間割があるというのも、ある意味理にかなっているなとは思って。
ずっと国語だけなら教科書1個でいいから楽じゃんっていう考え方もできるかもしれないけど。
学習の効果としては、やっぱり回数を分けて繰り返し何度もやるというか、間隔を空けて覚えていく、学んでいくということがやっぱりいかに大事なのか。
あとは、もっと項目ごとに半年前の内容を振り返るような小テストがもうちょっと好頻度で行われたら、たぶん望ましい形になるんでしょうね、きっと。
例えばで言うと、それが一番簡単にやってくれるのが暗記なんですよねってことになるんですよね。
SRSを使った学習アプリとかツール。
しかもあれは自分で作る、教材を自分で作ることも込みなんで、いろいろ自分なりの工夫が、メーター的な工夫がしやすいですよね。
学校の勉強ではなかなかできないようなことが、独学の場合はしやすいんで、だから取り組み気持ちにもやっぱりなりやすいでしょうね、それは。
ちょっと前に話したやつで、アルファ号の論文を読んだみたいな人も独学で読めてるんですよね。
暗記で基礎知識を長期記憶としてまず覚える。目標と目的は、価値は十分にあって、
手法として基本を覚えて、基本的な部分を短期記憶から長期記憶なものに切り替えた上で、もう一個レベルの高いことを理解しようとしていく。
一人で勉強する上でも、この辺りのものというのがいかに大事なのか。
勉強が一人で得意な人は、こういうのをだいたい感覚的に知ってるってことなんでしょうね。
感覚的には知ってると思うんですけど、やっぱりここまでちゃんと言語化してまとめてくれているのが偉大だなっていう。
勉強する前にこのことを勉強した方が効率が上がると思うっていう感じはしていて。
なるほどね、確かに。だから独学大全はもっと細かいテクニックに分散している形だけど、こっちは学びの話の体系的な論じられ方がされてるって感じですね。
そうですね。偶然にも同じタイミングで独学大全も読めたのは結構ラッキーだったなって思うし、
英語読習法もやっぱりこの中でうんうんって思ったやつが全部Learn Betterに書いてあった話だなって思ったりもしていて。
英語読習法面白いと思ったら、同じ著者が書かれてる今井穂積さんって方が書かれてる他の方も面白いんで、ぜひ読んでください。
そうですね。なんか結構書いてる感じですね、あの人も。
はい。学ぶとか人が知識をどう蓄えていくのかっていうのは、本当は子供の学習が専門の方なんですけど、一般的な話も結構されてて非常に面白いです。
1:03:05
うん、っていうあたり。個人的に一番大事じゃないかっていうのを短期記憶で覚えられるんじゃないかっていうので三つまとめたのがですね、ありまして、
一つが自分の言葉で手を動かして書く。一部の情報量多いんですけど。
上げたな。自分の情報量ちょっと上がっちゃったけど、はいわかります。
自分で書くかな。で、もう一個が一個ずつやる。
一個ずつやる、はい。
一個しか覚えられないっていうことを踏まえた上で一個ずつやる。で、最後が間隔を空けてやる。
繰り返してやるっていう言い方がいいかな。ちょっと言葉は練り込みきれていないんですけど。
6個のことを覚えた上でこの3つを意識することがすごく大事なことなのではないかなっていう最後に伝わるようにまとめも作ってきました。
おお、さすが。だからデジタルガーデンとかエバーグリーンノートとかでやってることってまさにそれですよね。
全部なんですよねっていう結局。
そこに含まれてますよね。だから特に一個ずつ書くとか梅沢王のカード法でも言われてるんですよね。カード一枚原則とかって。
カード一枚に書くってことはその情報を自分の中で一番小さい単位で自分の言葉で表すっていうもうミニマムな知的生産がそこで行われてるんですけど。
もう一個梅沢はカードは保管しておくことが目的じゃなくて何度も来ることであると言ってあるんですよね。
あれ何度も来るって結局時間を置いて見返すってことなんですよね。だから基本的に同じことがその時代から論じられてるんですよね。
そうですね。当時はまだ何でなのかがわかってなかったけど本質を見えてたんですよね、あの人は。
そう、全く本質が見えてたんだろうなと思って。やっぱりスクラップボックスを使っててもカードの流度に意識して書くようになると小さくなって、小さくなると別のカードを書いてるときに他のカードをサジェストで挿入しやすくなる。
これってあれとも書いてたなって。そういう風にリンクを挿入すると自分が書いたカードを読み返すことになるんで思い出すんですよね。
だから結局同じサイクルがそこでも回っていくんですよ。だからこれはデジタルノートとかパーソナルナレッジマネジメント、PKMか、の基本原則。
ザキゴレさんが言った基本原則と言っても多分いいぐらいの大事なことですね。
今まで考えていて、最近興味があることが全部何もかもが結局繋がっていたっていう感じがしていて、そういう意味でも大変面白かった。
まだまとめきれていないっていう感じでもうちょっと丁寧にまとめて、これを自分のノートにまとめて自分の言葉で書き直していくことを繰り返していると、
1:06:04
良いのか悪いのかっていうか、自分が考えたことなのか、本に書いてあったことなのかわかんなくなってくるんですよね。
そういうのが自分の概念として獲得できたことなのかなっていうことを最近は思うようになってきました。
あえて上から言えば、そういう色々な概念を学んでいくうちに、既存の言葉はどうも違うなと、その言葉ではその本質を表せずにないなって思って、
自分なりの言葉が見つかったときに、新しい知識のアウトラインが生まれるみたいな感じかな。
知識のアウトラインが。そこまでいけばもっと面白いと思います。
多分そのあたりの言葉というのが、そっち系の達人と言われる人たちが言っている、新しいアイディアが生まれるとか、新しい繋がりが見つかってどうのこうのみたいな、
そういうことなんだろうなっていうのがだいぶ見えてきた感じがする。
繋がりを見つけるセレンディピティがある、新しいアイディアを生み出す、元になるみたいな、ちょっとスピリチュアルな感じすらも思っているけど、
そうではないっぽいぞということはだいぶ分かってきましたね。
今からゴリラさんが学んでいくことは多分あらゆる意味で何かに関連付けられていくんで、
どれも意味がある価値を見出せるものに多分なっていくんじゃないですかね、きっと。
このあたりはだから面白いですね。
関連付けということも無意識にというか、どんどんできるようになるし、
最後にもう1回まとめておくと、6つのステップというのは1回では覚えられないので、
後で概要欄を見てくださいという感じになるんですが、
一番大事な前提というのは、人は短期記憶が少ないということを知っておくこと。
それを踏まえた上で、一番大事なんじゃないかなって思った3つのことというのが、
自分で書く、1個ずつやる、間隔を空けてやる、この3つなのかなと。
感想や質問などは、ハッシュタグ、カタカナでブックカタリストをつけてつぶやいていただけるとありがたいです。
それでは今回もお聞きいただきありがとうございました。
ありがとうございます。
01:08:25

コメント

スクロール