1. ぼくらは映画を語らない〜映画レビュー雑談〜
  2. 【パッセンジャー(3/3)】究極..
2025-08-29 32:37

【パッセンジャー(3/3)】究極の孤独とハリウッドの功罪。アンパンマンの裏設定まで邪推が止まらない映画放談(ep.13)

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〜ネタバレ注意〜

実はあなたが観たものとは全く違う、衝撃的な結末があったことをご存知ですか?今回の配信では、制作の過程で変更されたという原作脚本の驚くべき内容に迫ります。なんと、乗客5000人が宇宙空間に放り出されるという、映画版のラブロマンスとは似ても似つかぬダークな展開が用意されていたとか…。なぜ結末は変更されたのか?そこには、ハリウッドならではの商業的な事情が大きく関わっていました。予定調和なハッピーエンドを好まない かねりん と しゅんたま が、クリエイターの意図とマーケティングの狭間で揺れる映画制作の裏側を鋭く考察します。この話を聞けば、映画の見方が少し変わるかもしれません。

【目次】

() オープニング|前回の振り返り

() 今回の映画は2016年公開『パッセンジャー』第3回

() 衣食住・娯楽が完璧な宇宙船で、たった一人なら?

() なぜ主人公は彼女を起こしたのか?その複雑な心理とは

() 話し相手がAIではダメ?生身の人間を求める理由

() 衝撃!原作脚本にあったダークすぎる幻のエンディング

() ハリウッド映画の「お決まりパターン」が苦手な2人

() 【脱線トーク】バイキンマンが悪事を働く本当の理由?

() 大作映画はなぜ予定調和に?制作の裏事情とマーケティング

() 2人が考えた『パッセンジャー』の最低で最高なラストシーン

() かねりんが震えた実話連動型ホラー映画『呪い』の話

() リスナーの皆さん、僕らに語ってほしい映画を教えてください!

【見放題で配信中】

・Netflix: https://www.netflix.com/title/80117456

・U-NEXT: https://video.unext.jp/title/SID0029725

【今回取り上げた映画】

・タイトル:パッセンジャー

・劇場公開:2017年3月

・監督:モルテン・ティルドゥム

・脚本:ジョン・スペイツ

・あらすじ:「ハンガー・ゲーム」「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスと「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラットが主演を務め、宇宙船内で極限状態に置かれた男女の愛と運命を描いたSF大作。20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥム監督がメガホンをとり、「プロメテウス」のジョン・スパイツが脚本を手がけた。

(映画comより引用)

filmarks:  https://filmarks.com/movies/62913

映画com:  https://eiga.com/movie/79921/

【番組の概要】

男2人で映画を観て、感じたことを素直に語り、アレコレ邪推したり深読みしながら、相手を丸裸にしていく赤裸々トーク番組です。ネタバレあり、笑いあり、涙ありでお楽しみ下さい。

【お便り】

質問箱:https://forms.gle/RZBAUEcSXhWxQqsS8

【番組公式ハッシュタグ】

#ぼく映画

【パーソナリティ(MC)】

▼かねりん

・KANERIN Podcast Studios 代表

・渋谷Web3大学 名誉教授

「刑事司法実務の最前線で多数の犯罪捜査を指揮。2017年から暗号資産業界へ参入。数々のグローバルプロジェクトに参画しコンサルティング、情報分析・アドバイザリー業務を提供。犯罪捜査の最前線で培った知見を、仮想通貨のリスク回避や資産防衛に応用し、啓発活動を継続。Cryptp専門メディアの創刊、ミュージカルやコンサートライブ配信事業、音声配信事業等を経て、「KANERIN Podcast Studios」を創業し、多数の番組をプロデュース・配信している。」

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Voicy: https://voicy.jp/channel/2534

note: ⁠ https://note.com/kanerinx/

▼しゅんたま(丹羽駿介)

・表現家

・J.S.A.認定ソムリエ

「普段は味覚の探求者として日本ワインの魅力を再発見・発信するワイン企画のプロ。同時に「しゅんたま」としてペン画、ワインを使ったペインティング、インスタレーションと多彩な創作活動を展開。2023年以降は東京で個展連続開催中。落語とビートが交差する音楽パフォーマンスで、新たな文化体験を生み出す。」

Instagram: https://www.instagram.com/shuntama_zzc

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【プロデューサー】

かねりん https://x.com/kanerinx

【サウンド・アーキテクト】

Aviv Haruta https://x.com/oji_pal

【カバーデザイン】

グラフィックデザイナー・シル https://lit.link/sylzuanroom

【制作/著作】

KANERIN Podcast Studios

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サマリー

ポッドキャストでは、映画『パッセンジャー』を通じて究極の孤独や人間の存在意義が考察されています。主人公が一人きりの宇宙空間で直面する自由と孤独のパラドックスについて議論され、ハリウッド映画に関する鋭い批評が行われます。映画『パッセンジャー』においては、孤独や特異な設定についての議論が進められています。また、アンパンマンのキャラクター設定に関する裏テーマも考察され、原作との違いについても触れられています。最後のエピソードでは、孤独やハリウッドのマーケティング手法について議論されています。リクエストや映画レビューのコーナーもあり、次回作への期待が高まっています。

究極の孤独と自由
ぼくらは映画を語らない。
自分が見る映画を選ぶ基準として、やっぱハリウッド超大作になるとやっぱその傾向が大きい。
なるほど〜。
あとさ、日本映画でもさ、やっぱこういろんなスポンサーがついてて、ルトーラブストーリーでもさ、やっぱ恋人死ぬわけよ最後。
こんにちは、ワインと落語とアートが好きなしゅんたまです。
こんにちは、カネリン・ポッドキャストスタジオ代表カネリンです。
この番組は気になる映画をじっくり見て、忖度なしでカッコつけず感じたままに語り尽くす番組です。ネタバレありですのでご注意ください。
さてさて、今日の映画は?
2016年公開、パッセンジャー第3回目。
3回目来ちゃったね。
はい、3回目ですね。
いやー、ちょっとなんか前回の終わりがけに、結構面白い問題提起がしゅんたまからあったんで、気になっちゃってて。
ちょっとこれ話しましょうか。
なんだっけ、なんか。
このね、宇宙空間っていうのは、主人公が起きて一人っきりなわけですよ。
で、そこでさ、起きてさ、食料がないとかじゃなくて、もう全部揃ってるわけ。
そうだよね。
食べ物、飲み物、全部あります。環境も整ってます。暑くも寒くもないっていうね。
で、衣食中が完璧でしょ。ベッドもあるしさ。
そうね。
で、娯楽施設もあるわけよ。
ゲームができたり、バスケもできたり。
なんかダンス対決みたいなのもね、AIでやってたじゃん。
で、プールもあるでしょ。
でさ、仕事ないわけよ。
あー、そうね。
もう生きてればいいっていうね。
だから誰にも命令されないし、怒られないんだよね。
遊んでればいいんだ。なるほど。
そう、それで死ぬこともないっていうね。
そう、やりたいことだけやれる環境。これね、本当に自由なんだよ。たぶん人間が求めてるもの。
なるほど。
そう、この状況なんだけど誰もいないっていうね。
うん。
これはね、なんか見終わったと思ったけど、やっぱ人いないと嫌だなって思ったんだよね、自分は。
うーん。
ここまで揃ってんのにね、人が求めるもの、理想がさ。
究極の自由というか。
いや、本当だよ。だって誰も邪魔しないんだよ。
人間の存在意義
そうだよね。
うん。
そうだよね。悩みのもともないよね。他人がいないから。
そうそうそう。悩みのね、99%は人間かけでしたっけ?
そんな感じ、そんな感じ。
そうなんですよ。ってことは、悩みもないわけよ。
うーん、そうだよな。
で、そこに人がいるかいないかっていうだけの違い。これどう思いますか、カネインは。
それはやっぱり、おかしくなるし面白くないんじゃないの?最初の1年ぐらいじゃない?それこそ。
あー、はいはい。自分のやりたいことやって。
主人公みたいにさ、好き勝手好き放題やって。でもなんか1年して、なんじゃこりゃって。なんか面白くねえなって思うんじゃないかな。
やっぱそうなるよね。1年2年は楽しめるかもしれないけどさ。
深いね、旬玉これ。
うん。
これって要は結局人って人とじゃないと生きていけないとか。
うん。
なんかその究極的な、そういう感じ?
そうなんだよ。揃っててもやっぱりそこを求めちゃうのかなっていうのがさ。
うん。
じゃああれだよね。
あの起こされた子が美女だったから、いろいろキモいとか批判されてるけど。
うん。
別に起こしたのが他の男でもなんでも。起こしちゃうわけだよね、結局。
そう、だから結局起こしちゃうと思うんだよね。
あれ主人公が自分でも。
うん。
それ起こすでしょ。
一人で90年だよ。てか死ぬまでだよ。
うん。
話し相手としてはさ、AIがいるわけじゃん。
うん。
でさ、だって今だってさ、今後はさ、もうAIが人間とね、変わらないようになるみたいなさ。
そうなんだ。
自分でさ、走り出したりとかさ、荷物持ったりとかさ、運転したりとかいろいろあるわけじゃん。
はい。
でもさ、それ、なんていうの、やっぱ一個欠けてる部分があってさ、人じゃないっていうね。
そうだね。
だからあのバーテンダーがすごい見た目人間だけど、下の方がロボットだったけど、あれが見た目めっちゃ本当に人間だったとしても、やっぱりダメなんだろうね。
だから見た目が完璧だとしても、それが生身の人間じゃないっていうだけで、多分全然違うよね。
生身の人間じゃないってバレなきゃいいんだ。
もう完全な。
もう本当に誤解して人間だと思っててっていう。
はいはいはいはい。
で、男女じゃなかったら別にセックスもしないからバレないみたいな。
そうだね。仲のいい友達みたいなね。
友達だったらいいのかな?バレなきゃ。
バレなきゃね。
なんなんだろうね、その真理は。あれは一人じゃ耐えられないっていう真理なんなんだろう。
ただ単純に、映画の議題に戻ってくるけどさ、あの主人公の立場でオーロラを起こしたっていうのは、どういう要素があるのかなって。
女の子とセックスしたいのか、一人の孤独が耐えられないのか、道連れが欲しいのかみたいな。
いやそれ孤独じゃないの。
なんかいろんな感情があるのかなって思ったね。何が一番強かったのかわかんないけど。
でもさ、あれ乗ってる人さ、5000人全員男だったらどうなってたんだろうね。
これなんか子供もいるし、おじさんもいるしみたいな。
そうね。
要は恋愛対象というかさ、じゃない男だった場合またちょっと変わってたかもしれないよね。
そうね。一番好みの男性を起こしたのかな。
で、恋愛感情が芽生えて。
ハリウッドの影響とクリエイティビティ
芽生えてね。そうだね。性別なんて関係ねえぜってなって。
でもやっぱそうなるよね多分。
なるよね。
あそこに男二人しかいなくて、性欲がある以上。
そうですね。
ていうかあんだけ充実した施設でそういうセックスドールがいないんですね。
そこちょっと気になるよね。でもさほら宇宙空間だってそういうのないわけじゃん。
多分今宇宙旅行したとしても。
ちゃんと人間同士繁殖してもらいたいからそういう機能をなくしたんか。
でもねあんだけ充実してたらやっぱあると思うよ。
あります?
描写はなかったかもしれないけど。
あるのか。
なんかこうVRどこじゃなくてさ。
生のね。
生のがね。
アンドロイド。
アンドロイド。
なんかさちょっと映画の話からそれるけど。
この脚本の原作のクライマックスって結構違って。
え、あそうなの?
クライマックス違うんす。
えーと途中までは一緒ってこと?
そう最後が違うんだよね。
最後がさ乗客5000人全員宇宙空間に放り出されるみたいなのが。
マジ怖っ。
え、ちょっと待て待て待て待て。
え、ちょっと待ってどこから変わるのその話はじゃあ。
ちょっとなんか多分細かくいろいろ違うんだろうけど。
そうかでもクライマックスそんな悲惨なことになっちゃうんだ。
そう。
寝てた。
そういう描写があったり。
あとあの医療ドック。
あそこに乱死と生死の凍結場所があって。
ほうほうほう。
結局その2人は死んじゃうんだけど。
多分そのちょっと細かい描写なかったからわかんないんだけど。
その乱死と生死というその遺産を使って繁栄していくみたいな。
他の乗客が全部死んじゃうんだけどアダムとイブになるみたいなのがあるかちょっとよくわかんないけど。
そういうことね。
詳しく全部見てないんだけどなんかそんなような描写だったみたいでとにかくなんか全然違う描写で。
そうなんだじゃあちょっと映画用に変わってんだねこれ。
そうなんかそのさハリウッドの製作工業費とか製作費とかっていうのでどっちの方が受けがいいのかっていうので。
よりわかりやすいラブロマンスに寄せたっていうような話があったり。
そうだね。
もちろん脚本制作元の人も了承の上なんだろうけどさ。
だからなんかそういうなんか本来その脚本の原作はもうちょっとやにっこい描写ダークな描写があったかもしれないんだけど。
そこは映画用にだいぶ変わっちゃってる部分は多いにありそう。
じゃあこれちょっと綺麗になってんだ原作用には。
綺麗になっちゃってるみたいだね。
映画。
だからだしその脚本家と監督はラブロマンスに行きたい脚本家はそんなことないっていうのになんか若干のズレはあったみたいで。
それがなんかちょっと変なチグハグ感を生んでんじゃないのかっていう話もあったりで。
だってさなんつーの3部ぐらいに分かれるじゃんあれ。
要は1人の時と主人公1人だけの時と起こして2人になった時と。
でさあのボスだけあの3人目が起きてきて結構展開変わるみたいなさ。
なんか最初の1のまま行ったらもっと面白かったんだと思ったんだよね。
要はさ1人でこれどうすんのみたいなさ。
でさそのクルーが寝てるところはさ全然開かないじゃんもう扉が固くて。
でもこれもう終わったみたいな。
だから2まではいいのか。
彼女を起こしたとこまでは。
なるほどね。だからその3からのハリウッド的な展開が気に入らないと。
そうハリウッド的な展開が気に入らないんですよ。
お決まりの。
お決まり。
トラブル発生で全部持ってかれて。
トラブル発生でも2人で乗り越えて。
あと安い感じのトラブルを乗り越えてキュンみたいな。
そうそうそうキュン。
釣り橋効果でしょ。
釣り橋効果。さすがですね。そういうのが嫌なのね確かに。
嫌なんですよ。
だからなんかそういう意味ではさ。
もうちょっとこう俺らの好みとしては考えさせられる系のダークな感じが良かったんだよね多分ね。
そっちの方がなんかより面白いというか。
なんかさ。それで言うとさ。ハリウッドとかの規模になっちゃうとさ。
予算回収の目処立たせないといけないからこういうマーケティング的な思考で歪められちゃうんだとしたらさ。
なんか日本映画みたいにちょっとスモールでやってるところの方が好き勝手できたりするのかなとか思った。
そっちの方がやっぱできんじゃない。
でもさやっぱ求めてるのはそっちだと思うんだよね。
そっちっていうのはさ要はそのハッピーエンドというかさ。
一般に受ける。
そうそう。
公表として受ける売り上げが立つってことだよね。
そうハラハラしたけど最後の最後で主人公ボス倒しましたみたいなさ。
そうだよね。アンパンマン的なね。
そうそうそう。
みんなわかりやすく脳に刺激受けてペイってなっちゃいたいんだよね。
平和なんだけどさ悪が出てきてさ。一回やられるわけよ。
でも瀕死状態になるんだけど。
起き上がって倒すってね。
まあアンパンマンもさまあいろいろ思うことあるわけよ。
いいね。
だってバイキンマンも毎回悪さするわけじゃん。
もうボコボコにした方がいいよねアンパンマンはね。立ち直れないぐらいさ。バイキンマン。
ある日からもうバイキンマンが主人公で変わるっていう。
そうそうそう。もう。
お決まりパターンが気に入らないんだね。
お決まりパターンがねやっぱちょっと嫌なんだよね。
だしやっぱりバイキンマン視点がないしねそのものが。
バイキンマン視点ね。そうだよだって。
なんでこんなに悪さするのかって。
アンパンマンの裏設定
そうそうそう。だからバイキンマン。
悪さじゃないでしょって。
バイキンマンのお父さんが結構でっかい小麦粉の工場をやってて、小麦粉消費させたいわけよ。
はいはいはい。
だからアンパンマンにはやっぱこう、おじゃまおじさんにはパン作ってほしいんだけど、バイキンマンはだからもうアンパンマンにちょっとちょっかい出して、顔を焼くわけじゃん。
はいはいはいはい。
小麦粉の消費量を増やすために悪さをしてるのかなとかいろいろ考えちゃうわけよ。
めっちゃ面白いね。
裏テーマね。
なるほどね。
今途中までそれ実話かと思った。
そんな設定あるんだとか思って気づいた。
バイキンマンのお父さんがバイキンマンに指示して。
そうそう。ちょっと小麦粉消費させなきゃいけないからね。
消費させなきゃいけないからね。
えーって言いながら。
まあやだよ、みたいな。
ハリウッド映画の歪み
で、アンパンマンもアンパンマンでつながってるからそっちと。
バイキンマンちょっとやりすぎないでねって言って。
いやおっちょみたいになってるね。
そうそうそう。
あんまり致命傷を与えないぐらいに殴って、殴り飛ばすみたいなさ。
めちゃくちゃ面白いそれ。
だからそういう、やっぱりそこ多分好み合ってると思うよね。
あ、そう?
僕らの。
あーそうだね。
お決まりストーリーは別になんかもう中いっぱいで面白くない。
確かにね。
そう、だからそういう面では物足りなさはあったけど、なんかそのちょっと見た後に色々調べて、
原作はストーリーが全然違ったり、
で、事前のマーケティングとの相互があったりとか、
なんかそういうハリウッド特有のそういう事情があって歪められてくんだなっていう、
その辺がちょっと勉強になったかなっていう作品だった。
そうだね。だから原作者のちょっと意図しないように変わっちゃうものって色々あるじゃん。
ね、それの一つかもしれないよね、もしかしたら。
そうだよね。
なんか一応原作者もさ、そのラストについては常に自分の頭にあったものと一緒だとかって言ってなんかコメント出してたんだけどさ、
映画のパターンと期待
まあそれも本心かわかんないし、なんとも言えないんだろうなって思った。
いやゴールはね、同じだったかもしれないけどさ、5000人がこう、あの宇宙船の外に出てしまうっていうの見たかったわ。
見たかったよね。
とんでもない、パニックムービーだよね。
マジかっていう展開だよね。
マジか。
そうだよな。
なんかさ、どうなの?映画ってそういうお決まりパターンばっかなの?
だからその、自分が見る映画を選ぶ基準として、やっぱハリウッド超大作になるとやっぱその傾向が大きい。
なるほど。
あとさ日本映画でもさ、やっぱこう色んなスポンサーがついてて、ルトーラブストーリーでもさ、やっぱ恋人死ぬわけよ最後。
病気でね。
はいはい。
いやそれもいいんだけどってなっちゃうんだよね。
また死んだよって。
そうまた死んだ。
嫁3ヶ月なんだけどさ、2人思い出を残すわけよ。
はいはい。
で亡くなった後にさ、なんか遺品整理してたら手紙が出てきてさ、
はいはい。
毎回デートの後にさ感想の手紙書いててさ、それに返して泣いて、エンディングみたいなさ。
もうそんな方なんだ。
いい映画だよね。
なるほど。
そうなっちゃうとちょっと嫌だなと思って。
なるほどなるほどなるほど。
なんかすごい新鮮ですね。
俺多分そんなに映画見てないしそんな観点なかったから。
うん。
ああそうですか。
大作だったりスポンサーゴリゴリついてるとそうなっちゃうんだ。
そうだから希少転結がすごくしっかりしてるっていうのはすごくいいし、見ててハラハラしたりとかさ、面白いんだけど、それよりはなんかこうぶち壊したり裏切ってくれる方が。
いや同感同感。
自分としては面白いね。
ちょっとそういう面では今回の映画ちょっと申し訳ないです。
いやいやいやいや。
もうね。
コールドスリープなだけでした。
いや設定がめちゃくちゃ面白かったやっぱり。
設定が。
だからさあとは一部二部でさ、宇宙なんだけど結局は人間の二人の話じゃんもう。
それがすっごい良かった。
これがさ例えば家とかさ、日本とかって限っても多分表現しきれないもんだと思うんだよね。
あれ宇宙だからできる話じゃん。
そこがねやっぱ面白かった。
そのベタな部分はいくつかあったんだけど、そこじゃない部分がやっぱすごい好きだったね。
なんかああいう、そうだねじゃあSF系で常識ぶっ壊してくる感じのやつっていうのが見たいな俺も。
どうやって探せばいいんだろうね。
いやもうSF大体ぶっ壊れてるでしょ。設定が。
いや今回はなんか終わり方がなんかちょっと気持ち悪かったからな。
でもあれはさ二人は死ぬまでやっぱ一緒に寄り添ったわけだよね。
そういうことだよね。
もうあそこでじゃってって女の人を逃民して欲しかったもんな。
そっちの方がね。
中指立てて。
えーみたいな。で主人公また病むみたいなね。
で病んでまた起こすっていう。
うわー最悪。
病んで自分が死ぬ時に起こすんだ。
うわー。
あのギリギリでもう死ぬ前にポチみたいな。
そう。
起きたら死んでるジジイが。
でエンディング。
エンディングね。あそっちの方が面白いわ。
もう絶対そういうの作れないんだろうな。そういう事情があるから。
それ売れないよ。売れない。
面白いと思うけど売れない。
売れないものの方が売れるっていうのが。
売れる。そうなんだよね。
売れることがやっぱりちょっと命題すぎるよな。
やっぱさ映画ってさ、なんつーのか。
やっぱ分かりやすかったり、みんなに響く方の。
そうなっちゃうよね。
そうなっちゃうんだね。
でもさそういう中からもさ、いい作品を選べたらいいじゃん。
そこを全部外すわけじゃなくてね。
うまく隠してね。
え、じゃあさ、インセプションはどういうことになるの?
インセプションはめちゃくちゃ面白かったよ。
え、お決まりのアーみたいなのはない?あれは。
お決まりのアー。
あ、えっとね、お決まりのシーンで言えば。
うん。
あ、でもなんだろうな。
いやお決まりはなかったよね、特に。
結構最初から最後までぶっ飛んでたもんね。
ぶっ飛んでたよね。うん。
ああいうのはいいわけだ。
そうそうそう。
そうだよ。
で、あれで映画が成立してるの、じゃあすごいってことだよね。
ぶっ飛び続ける。
すごいよ。だって、あれ見てさ、わけわかんないって。
で、終わっちゃう人結構いっぱいいるじゃん。
結構いっぱいいる。
結構いっぱいいる。
で、あれ見てさ、わけわかんないって。で、終わっちゃう人結構いっぱいいるじゃん。
えっと夢、これは夢でどれが現実だったのみたいなさ。
あのさ、あれはだからあれ思ったけど、なんかあんまり深くわかんない人にとっては、アクション映画みたいに評価が高かったりするじゃん。
あ、そうだ戦闘シーンとかさ、なんか爆破シーンとかよくあったからさ。
うんうん。
だから、そうでいろんなレイヤーで受けるようになってんじゃない?
そう、だからそういう要素も受け入れつつ、このクリストファー・ノーラが多分、カネリンと一緒でさ、名刺勤務っていうの?
はい。
あの夢の中で夢を見るみたいなさ、あれをやっぱ表現したかったと思うんだよね。
うんうん。
で、あれはすごく上手く作ってると思う。
本当に表現したいのは、第5レイヤーぐらいだけど、それぞれ別に第1レイヤーで終わっても、アクションで楽しい映画だったなってなるように設計してるっていうことだよね。
ミルフィーユだよ。
そう、ミルフィーユ。
そういうことか。そういううまくやれば、ああいう名作が生まれるってことだ。
そうだね。
そこをもうちょっとなんかうまくやれば、これも乗客を5000人放り出してもよかったかもしんないわけだ。
そうだね。放り出しちゃってさ、頑張ったけど5人しか救えなかったみたいなさ。
うん。
でも今回もいい映画でしたよ。
いやいや、ありがとうございました。おかげさまで。
うん。
ちょっと毎回次の映画楽しみでもありつつ、でもなんか今の観点でちょっとさ、新しい視点ですね。映画のお決まりパターン。
お決まりパターンを嫌うという傾向があります。
いいね。ちょっとあとさ、5分くらい時間あるけどさ、ちょっと雑談めいた話をしないと。
うん、しましょう。はいはい。
なんかこの間見ててさ、ホラーってどうよ?ホラー。
ホラーね。ホラーはね、ちょっと実は避けてきてた部分があって。
あららら、それは何でなの?お決まりなの?それは。
いや、お決まりとかじゃなくて、ただ怖いで終わっちゃうじゃない?
あーなるほどね。怖かったねーで終わってしまって深くないみたいな。
うわー怖かった。でもさ、映画から何かを学びたいとかっていうのがあるわけでもないんだけど、娯楽として見る映画もいいんだけど、ホラーってなんかうわーめっちゃ怖いで終わっちゃうのが、なんか嫌で。
なるほどね。怖がらせることが目的になってて、別にそこにそれ以上のものはないって感じ。
そうだね。一コアの方が興味はあるかな。
ホラーでもさ、チェーンソーでぶった切ったりとかさ、車で轢かれたりとかいろいろあるじゃん。ホラーっていうのかなそれは。サスペンスなのかわかんないけど。
それよりはなんか日本のさ、じっとほってしたようなホラーの方が、なんか怖いし心に残るかな。
カネリンはどう?ホラーは。ジャンルとして。
俺も確かにその海外系のホラーってなんか違うよねちょっとね。日本のホラー、俺はねそのなんかね、やばいホラー一個だけあって。
気になるな、それは。
マジで新刊したホラーがあるんですよ。
はいはいはい。
でも結構前のやつなんだけど。学生の時に見て、マジでやばいかったです。
それはやっぱり今も残ってるんだ。
残ってますし、やばいですねあれは。
なんて映画ですか?
もうそうだね、取り上げることないからちょっとさらっと言うと。
取り上げないのかな、これ。
あのね、呪いっていう映画なんですけど。
知らない。え?呪い?
呪いっていう映画があってさ、これがさ、これも実はトリンク知ってたんですよ。
えー、マジ?
マジっす。で、こうなんかニュースのシーンとかが流れてくんだけど。
はいはいはい。
俺その映画見る前に、なんかこうニュース見てた時に、なんかいきなり変な女の子が出てきて、いきなり変な呪いの仮面つけだしてっていう。
それ映画じゃないよ、リアルのニュースで。
えー。
なんだこいつみたいなのがあった。
なにこいつキモって。
うん。
なんだったんだろうってその場でそれ終わったんだけど、その数ヶ月後にたまたま見たその映画で、出てきたのその子。
え?
孤独とハリウッドのマーケティング
その子主人公っていうかなんか、主人公というかなんか呪いのやべえ女みたいなのになってて。
うん。
で、その時のニュースの番組とか出てて。
え?
え、これ実話じゃんみたいな。
え、かねりん、じゃあその時見たの?リアルタイム。
リアルで見てたから。
えー、なにそれ。
え、めっちゃ怖いんだけどって。
より怖いねそれ。
そう。
いやそれはちょっと。
ヤバかったですね。
だからなんかドキュメンタリー風に撮ってた。
あー。
そのやつなんだけど、でもドキュメンタリー風の怖い映画かと思って見てたらさ、これ実話ですかみたいなそういう描写が出てきたからビビって。
いやそれ怖いなあ。
でもまあ、多分そういうのも含めてのマーケティングというか仕込みだったんだろうねっていう。
え、え、そうなの?
だと思う多分。
あーそう。
そうじゃなかったらヤバいから。
あーそっか。
そうじゃなかったらヤバいよ。
ヤバいよね。
怖い怖い。
いやそっちかなと思ったけど。
怖いよほんとに。
じゃあホラーは今後やらないかな。
わかんないね。
なんかやらないジャンルってあるかな2人で。
お決まりのパターン。
ハリウッド超大作みたいな。ミッションインポッシブルとかどう?
ミッションインポッシブルね。
新作出たよね。
あれって何全部見ないとわかんない?
いやあれは1話完結じゃないかな。
あれも結構なんかさ、考察することないんじゃないのなんかさ。
あーあの時に出てきた敵は実はみたいな。
なんかお決まりのパターンでスッキリしましたねって。
ヒーロー強いねみたいな話で終わっちゃう。
そんな感じはありそうだよね。
でもいいよ全然自分基準じゃなくていいよ。
でも相当売れた映画もさやっぱ気にはなるじゃん。
そうだね。
あのアカデミー賞とかのやつってのも結構何もうパターン化しちゃってんの?
いやアカデミー賞に関しては工業収入とはまた違うんじゃないかな。
じゃあ結構ぶっ飛び系も入ってくる。
であれ多分審査、多分っていうかプロでしょ。プロ中のプロが審査してるわけでしょ。
そうだね。
で最優秀賞って1個でしょ。たぶんしかこの年の一番はこれみたいな。
1個だね。
それ見んのもいいよね。
それ見んのもいいね。
でも何個か見てるけどさ、今までこれで取り上げてきた映画みたいなさ、うわーっていう感じないよ。
あ、そう?
今のとこ。なんかあのハンチカとかは見たし。
あ、パラサイトね。
パラサイト。
見ましたよ。あれもよかったな。
面白かったしグロかったけどそんなになんか語ることというか。
なんかそのね韓国のヒップの差がどうだよねみたいな話なのかなって。
それで終わっちゃう気がして。
そうだね。見て面白いっていうのと人と話したくなるってまた全然違うよね。
そうだねそうだね。
やっぱそっちの方を取り上げたいよね。やっぱ二人で話すんだれば。
そうだね。賛否が分かれるとか。
そうそうそう。だから二人がさ全く違う意見とかだったら面白いじゃん。
そうね。
何言ってんだみたいなさお互い。
今回のやつだったら絶対起こさねーよ俺はみたいな言ってるんだったらどうしようかと思ったけど。
起こすやつはマジで犯罪者だろみたいなことをそこから言い出すとか。
そこから?
そうしたらもう4回5回とかなるもんね。放送が。
ちょっと待てとって。そこじゃねえだろみたいな。そこはみんな起こすんだよっていう。
そうそうそう。
そうなんか難しいよね。レビューをしたくなるのはどれかっていうのは。
そうでもね二人がさやっぱり心動いたっていうのがね。やっぱ基準で選ぶわけじゃんこれからも。
そうね。
そういった意味では新旧関わらずいいし、すごい超大作でもね。めっちゃ二人ともいいと思ったらやっぱり取り上げたいし。
そうだね。
リクエストとかってどう思う?
いやちょっとなんか欲しい気がする。
あー。交流にもなりそうだしね聞いてくれてる人の。
そうなんかあなたたちにはこの映画どうですかみたいな。推薦してほしい。
こういう感じで語ってる二人にこれ見たらどう思うみたいな。
ね。推薦してもらえたらそれ見て。
そうだね。
いいなって思えば。
週に2,3本ぐらいは見れるもんね。
そうだね。ということで。
そうですねはい。
リクエストをお待ちしてます。なかなかねこう自分で探してもわかんないんで。
でさ見てさ、ダメだったらさダメって言おうか。
そうだね。これはこういう理由でダメでした。
没理由は一応伝えるみたいなね。
いいねいいね。
992さんからリクエストいただいたこれ見ましたけどダメでしたみたいな。
こういう理由でダメでしたって。ダメっていうのはさ別に。
そうだねなんかこう。
レビューするネタとしてはちょっとっていう。
そうだねでもそれを語る甲斐があってもいいかもね。
うんうんいいと思う。
要はさリクエストしてもらったのを見た感想回みたいな。
なんかいろいろ情報欲しいなとは思う。
そうだねそうそう。やっぱ情報というかねおすすめ映画はぜひ教えてほしいです。
教えてください皆様。
リクエストと次回作への期待
はいお願いします。
お願いします。
はい。
ということで今回でパッセンジャー終わりです。
3回ですかね。
3回で終わりましたね。
うんよかったです。
次は別の違う映画をお楽しみにしていてください。
はい。
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それではまた次回お会いしましょう。
さよなら。
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