1. ぼくらは映画を語らない〜映画レビュー雑談〜
  2. 【パッセンジャー(2/3)】なぜ..
2025-08-22 30:18

【パッセンジャー(2/3)】なぜクルーを起こさない?緊急事態なのに2人だけで解決しようとする謎展開にツッコミが止まらない(ep.12)

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〜ネタバレ注意〜

「もし5000人を救うために、1人を犠牲にできるとしたら?」今回はSF映画『パッセンジャー』を題材に、そんな究極の倫理問題、”トロッコ問題”に切り込みます。主人公が孤独の果てに下した決断。その被害者であるはずのヒロインが、後に同じような提案をするシーンに、かねりんは人間の本性の恐ろしさを見出します。絶体絶命の状況で、人は他者を思いやれるのでしょうか。それとも…。SFの壮大な設定の中で描かれる、非常に個人的で根源的な問い。あなたならどう考えますか?美しいラブストーリーの裏に隠された、人間のエゴや倫理観について、男2人が深く、そして赤裸々に語り尽くします。本編を聴けば、もう一度この映画を見返したくなること間違いなしです。

【目次】

() オープニングトーク:トロッコ問題から始まる映画談義

() 今回のテーマは2016年公開のSF映画『パッセンジャー』

() 映画を語ることで深まる理解と、増えていくお気に入りの作品

() おすすめ映画を語る緊張感と、SFというジャンルの魅力

() 映画は色褪せないコンテンツ。100年後も見られる名作たち

() かねりんが強烈に刺さったオーロラの恐ろしい一言とは?

() 多数を救うための犠牲は許されるのか?宇宙船でのトロッコ問題

() なぜクルーを起こさない?物語の不自然な点から黒幕を邪推

() しゅんたまが刺さったアーサーの名言「理想に囚われると…」

() もしコールドスリープがあったら?100年後の未来へ行きたい?

() 『パッセンジャー』はラブストーリーではない。孤独と人間関係の物語

【見放題で配信中】

・Netflix: https://www.netflix.com/title/80117456

・U-NEXT: https://video.unext.jp/title/SID0029725

【今回取り上げた映画】

・タイトル:パッセンジャー

・劇場公開:2017年3月

・監督:モルテン・ティルドゥム

・脚本:ジョン・スペイツ

・あらすじ:「ハンガー・ゲーム」「世界にひとつのプレイブック」のジェニファー・ローレンスと「ジュラシック・ワールド」のクリス・プラットが主演を務め、宇宙船内で極限状態に置かれた男女の愛と運命を描いたSF大作。20XX年、乗客5000人を乗せた豪華宇宙船アヴァロン号が、新たなる居住地を目指して地球を旅立ち、目的地の惑星に到着するまでの120年の間、乗客たちは冬眠装置で眠り続けていた。しかし、エンジニアのジムと作家のオーロラだけが予定よりも90年近く早く目覚めてしまう。絶望的で孤独な状況下で生き残る方法を模索するうちに、2人は惹かれ合っていくのだが……。「イミテーション・ゲーム エニグマと天才数学者の秘密」のモルテン・ティルドゥム監督がメガホンをとり、「プロメテウス」のジョン・スパイツが脚本を手がけた。

(映画comより引用)

filmarks:  https://filmarks.com/movies/62913

映画com:  https://eiga.com/movie/79921/

【番組の概要】

男2人で映画を観て、感じたことを素直に語り、アレコレ邪推したり深読みしながら、相手を丸裸にしていく赤裸々トーク番組です。ネタバレあり、笑いあり、涙ありでお楽しみ下さい。

【お便り】

質問箱:https://forms.gle/RZBAUEcSXhWxQqsS8

【番組公式ハッシュタグ】

#ぼく映画

【パーソナリティ(MC)】

▼かねりん

・KANERIN Podcast Studios 代表

・渋谷Web3大学 名誉教授

「刑事司法実務の最前線で多数の犯罪捜査を指揮。2017年から暗号資産業界へ参入。数々のグローバルプロジェクトに参画しコンサルティング、情報分析・アドバイザリー業務を提供。犯罪捜査の最前線で培った知見を、仮想通貨のリスク回避や資産防衛に応用し、啓発活動を継続。Cryptp専門メディアの創刊、ミュージカルやコンサートライブ配信事業、音声配信事業等を経て、「KANERIN Podcast Studios」を創業し、多数の番組をプロデュース・配信している。」

X: https://x.com/kanerinx

Voicy: https://voicy.jp/channel/2534

note: ⁠ https://note.com/kanerinx/

▼しゅんたま(丹羽駿介)

・表現家

・J.S.A.認定ソムリエ

「普段は味覚の探求者として日本ワインの魅力を再発見・発信するワイン企画のプロ。同時に「しゅんたま」としてペン画、ワインを使ったペインティング、インスタレーションと多彩な創作活動を展開。2023年以降は東京で個展連続開催中。落語とビートが交差する音楽パフォーマンスで、新たな文化体験を生み出す。」

Instagram: https://www.instagram.com/shuntama_zzc

X: ⁦https://x.com/shuntama_zzc

【プロデューサー】

かねりん https://x.com/kanerinx

【サウンド・アーキテクト】

Aviv Haruta https://x.com/oji_pal

【カバーデザイン】

グラフィックデザイナー・シル https://lit.link/sylzuanroom

【制作/著作】

KANERIN Podcast Studios

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サマリー

ポッドキャストでは、映画『パッセンジャー』の倫理的なジレンマが議論されています。クルーを起こさずに二人の主人公が緊急事態に対処する選択の難しさが掘り下げられており、特に主人公オーロラの提案が引き起こす道徳的な問題がクローズアップされています。さらに、クルーを起こさずに緊急事態を二人で解決しようとする展開について疑問が投げかけられ、理想にとらわれて今を見失うテーマについて深く掘り下げられています。映画『パッセンジャー』では、コールドスリープの設定や人間関係の希薄さがテーマとして描かれ、理想と現実の対比や孤独感についての考察が展開されています。

映画の倫理的問題
ぼくらは映画を語らない。
多数を救うために1人の犠牲はいいのか?みたいな、ああいう正義の議論ってあるじゃないですか。
あるよね。なんかこう、トロッコ問題みたいなやつね。
トロッコ問題。まさにそのトロッコ問題じゃない。
いや、ほんとそうだね。そうだね。
5000人救うために1人犠牲者を増やそうぜって、なんかそういう話がサラッと流れてて。
いやごめん、自分もなんかサラッと流してたわ。
こんにちは、ワインと落語とアートが好きなしゅんたまです。
こんにちは、カネリン・ポッドキャスト・スタジオ代表、カネリンです。
この番組は気になる映画をじっくり見て、忖度なしでカッコつけずに、感じたままに語り尽くす番組です。
ネタバレありですのでご注意ください。
さて、今日の映画は?
2016年公開、パッセンジャー、第2回目。
はいはい、第2回目来ましたね。
2回目ですね。
前回に引き続きなんだけど、しゅんたまが確か何かを言ったげで終わったと思うんだよね。
そうだね、これをさ、今4作目だよね。
映画ね。
映画をね。
映画4本目だね。
そう、映画4本目なんだけどさ、
なんだろうな、やっぱ前回の放送でカネリンが言ってたことと重なるというか、同じなんだけど、やっぱりさ、ここで話すとかさ、
あと人に何かを伝えるっていう視点で映画を見るっていうのはすごく新しい体験で、
これいいよね。
いい。
いや、すごくいいのよ。
すごくいいよね。
思ったよりすごくいい。
いいよね。
いいしなんかね、お気に入りの映画が増えていく感覚がある。
おかげさまで俺は話題作にも関わらず全然知らなかった怪物とか空白とかさ、
おすすめしたいしおすすめポイント語れるしさ、忘れないよね。
そうだね、やっぱさ、こう映画を見た後にさ、感想でもなんでも人に話すっていうことの方が少ないじゃん、やっぱ一般的には。
そうだね。
これさ、でも1回話すと内容を覚えるよね。
覚えるね。
そこがすごい大きいなと思って。
感情の揺れたポイントも覚えてるし。
しゅんたまがこんなこと言ってたなみたいなのもやっぱりセットで覚えてるかな。
そうそう、だからね、これ放送してみんなに聞いてもらいたいみたいな気持ちもあるし、聞いてもらおうっていうので始めたけど、結構なんか自分のためになってるなって思うんだよね。
そうね。
いいよこれ。
自分たちの放送を褒め出すっていうね。
いやいい、すごく良い。
いやすごくいいよね。
やってる本人たち楽しんでるのは大事だと思う。
それは大事ですね、続けるコツですよね。
次はどんな映画出てくるのかなっていう楽しみもありつつ、自分がここ2つ、インセプションとこれはパッセンジャーはちょっと僕がお勧めであげさせてもらったけど、ちょっとなんか恐る恐るだもんね。
あ、そう?
いや、こんなの話すことねーよって言われたらどうしようみたいな。
良くも悪くもさ、好みは違うもんね、映画ね。
あ、そうなんかな、そうか。SFが割と好きかもしれない。
そうそう、だから、インセプションは一回見たんだけど、パッセンジャーとかほんと知らなかったし、宇宙系というかSF系ってすごく多いでしょ。
あんまり元々見なかったものだから、やっぱりお勧めされてみるのは面白いね。
やっぱさ、毎年もう何千本か、映画が出てくるわけでさ。
なるほど、そんなに出てんだね。
いや、世界で言ったらとんでもないでしょ。これ1日10本撮っても間に合わないですよ、これ。
じゃあ本当に、どうやって選べばいいんだろうなっていうのが最近の悩みではある。
当たりの作品を引きたいというか。
でもさ、外れることもやっぱあるわけじゃん、今後。
そうだね。
2人がお勧めしてってさ、いやなんか自分は刺さんなかったなとかさ、カネリンがちょっと微妙だったかもっていうのもあるからさ。
それ考えるとさ、たぶん週に2,3本2人は見ることになるよね。
あ、そうだね。決め打ちじゃないっていう。
そうそうそう。でもさ、これ映画ってすごくよくて、100年前の映画もまだみんな好きで見返すしさ。
そうね。
映画っていう題材があんまり色褪せなくていいかなと思ってて。
おーなるほどね。すぐに陳腐化しない。
そうそうそう。昔の作品も今もさ、デジタルに変わってるけど見れるわけで。
そうね。なんか今の段階だったらたぶん100年後も普通に見れるよねって思うよね。
いや見れると思うよ。
なんか今から100年前だとサイレント映画とか白黒でとかだとなんかちょっと見にくいなぁはあるけどさ。
心境の変化とその影響
今のこの4Kとかで普通に音が聞こえてれば別に100年後の人が立体じゃなきゃ見る気がしないとかだったらちょっとあれだけどさ。
そうだなんか平面がエモいとか言うかもしれないよね。
何これ平面なんだって。
そうそうそうそう。
でもそれはそれでやっぱさ、映画の内容をみんな見てるからさ。そういう意味ではずっと残るし、最新映画もいいけどすごい昔の映画を掘っても面白いよね。
そうね。やっぱ時の経過を経てる、評価されてるものとかなら間違いないわけだしね。
そうだよね語り継がれたりさ、こう生涯のベスト映画とかって結構昔のも入ってたりするからさ。
そういう映画を取り扱っていきたい。
そうだね2人がこう心を動かされた映画を扱っていきましょう。
そうだよ。
それをちょっと話したかったんですよ冒頭に。
ありがとうございます。
でさ、このパッセンジャーの話少ししていいですかね。
あ、もちろんですお願いします。
あのね多分ここはね、そんなに注目してる人いないと思うんだけど強烈に刺さったセリフ僕1回聞いたんですよ。
あれちょっと待ってこれ同じだったら嬉しいな。
なぞなぞ?あ、同じ?そんなことないと思うよ。
え?
わかんない。同じかな?
もしかしてアーサーが言ったセリフじゃない?違う?
アーサーじゃないですね。
あ。
あの女の人。
女の人じゃあ違いますね。
オーロラのセリフが僕は刺さったんですけど。
じゃあちょっと先言いますね。
はいお願いします。
トラブルが起きてからですよ。
うん。
で、あの1人クルーが起きてきて。
うん。
で、クルーが死んじゃって。
うん。
あったね。
で、2人で何とかしなきゃいけないみたいな時に。
うん。
オーロラがさ。
うん。
クルー誰か1人起こした方がいいんじゃないって言ったのよ。
あ、言った言ったうん。
あ、覚えてる?
覚えてる覚えてる。
それすっごいさらっと流れてたけど。
うん。
とんでもないこと言ってないと思って。
オーロラの立場で。
あ、オーロラの立場でね。
だって自分がそれで起こされてこんな目にあって。
うん。
っていうのとあと映画的にもそこがものすごい倫理的な問題を論じてたはずなのに。
うん。
そのオーロラが1人クルー起こせばって起こさないのって男の人に提案するって。
うんうんうん。
でもそんな暇はねえから自分らでやるしかねえんだって言って男の人は蹴ったけど。
うん。
それって1人道連れを増やすってことだし人を1人殺すっていうことだよね。
そうだね。
それをオーロラが提案しちゃうっていうそのやっぱり何かで心境の変化があったり。
あー。
あれだけねえ泣き叫んでさあ。
うん。
なんか壁になんか陶器みたいなのぶつけてさあ。
陶器。
よく覚えてるじゃん。
ガシャンみたいなのあってさあ。
そうそう。
あんだけ言ってたのにもう自分がねえピンチになったり、
どうにかしなきゃっていう時はもう自分がされたこともやっぱ忘れちゃうのかなあ。
なんかそこがあどういう心境の変化がなんだろうとか。
うんうんうん。
あでもほっといたらみんな死んじゃうんだからもう全員叩き起こせやぐらいの感じなのかっていう。
うーん。
まあ状況は違うから。
うん。
もうこんな風になったらもうほっときゃみんな死んじゃうんだから起こしゃいいでしょっていう。
はいはいはい。
その究極だってでもそれあったらさあ。
うん。
もう究極の選択と一緒じゃないっていう。
ねえ多数を救うために一人の犠牲はいいのかみたいなああいう正義の議論ってあるじゃないですか。
あるよね。
なんかこうトロッコ問題みたいなやつね。
トロッコ問題。
まさにそのトロッコ問題じゃないって。
いやほんとそうだね。
そうだね。
5000人救うために一人犠牲者を増やそうぜって。
うーん。
ワンチャン助かるかもしんないけどね。
うん。
みんなでやれば。
なんかそういう話がさらっと流れてったら。
いやごめん自分もなんかさらっと泣かしてたわ。
いやいやいやいや。
かなり結構そこ引っかかった。
引っかかったですね。
うわーって。
オーロラが言ったからね多分。
あっ。
えーって。
そうだよね。
だから要はそれをされた側なわけじゃん。
そうですそうです。
うん。
された側でさらっと言っちゃうっていう。
そこでハッてなるっていうそういう描写もなかったからさ。
ははは。
何を伝えたらいいのか。
あれはやっぱその。
やっぱそういう時になったら
人ってあんまりこう。
他人を考えられなくなっちゃうのかな。
うん。
そこもあったんじゃないかな。
でもほっといたら死んじゃうもんね。
そうそうそう。
みんなね。
見ててさどう思った?
なんかやっぱ主人公の気持ちになってて自分は。
うん。
そう思ってた。
みんなの気持ちになった。
うん。
なんかやっぱ主人公の気持ちになってて自分は。
うんうんうん。
これさもうオーロラもうぶち切れるわけじゃん。
起こされたのに。
うん。
気づいてね。
そうね。
でさこの後どうするかみたいなとこでさ。
うんうん。
でまぁ2つあってさ1個目はもうもう1人の男が起きてくる前のシーンまで。
うん。
これさもう例えばもう半分以上起こしたともいいと思うんだよねもう。
あーなるほど。
起こしてじゃあみんなでもう生活しようみたいな。
おー。
でもさそれってさなんかその中で起こした中の人がさやっぱオーロラみたいにぶち切れてさ殺されるっていうパターンもあるじゃん。
そうね。
ふざけんな俺の人生をみたいなさ。
逆切れで殺される。
逆切れでね殺されるっていうパターン。
うんうん。
あとさ貴重、貴重だっけあの人何だっけ。
あれはあと甲板町かな。
甲板町か。
ガス。
うんうん。
ガスさんはさ。
モーフィアス役の人だよね。
そうそうあの人が出てきた時も結構びっくりしたんだけどもう一人起きてきたみたいな。
あーそうだね突然ね。
緊急事態の判断
でもさあの状況だったらさもう、何、クルーは起こした方がいいよねとか思ったんだよね。
あーあんな系いろいろエラーが起きたから。
そう。
確かに。
でもさガスはさなんかちょっと諦めてる感じだったじゃん。
確かに確かに確かに。
いやこれもうダメかもしれないみたいなさ。
確かに。
自分も病気になっててなんか、なんかこの人やる気ないなと思って。
うん。
そうだよね。
二人で協力して解決するんだじゃなくて、いやクルーを兄さんに起こせっていう選択肢なかったね。
それはもう緊急事態だから、クルーを起こしても。
うんうん。だって死ぬもんねほっといたら。
そうそうそうそうそう。
あそこなんか言われて初めて今気づいた。
いやほんとだよあれはもうクルーの責任でしょ。クルーの責任というか。
クルーがやらなきゃいけないよね。
あれはやらなきゃダメだよねあれはね。
それクルー叩き起こしても文句言われないよね。
そうそうそうそうそう。
死んじゃうんだしね。
理想と現実
でもダメだ触るなとか言ってさおじさんがさ。
うわー確かになんかすげー誘導されてたねラブロマンスに。
うん。
なんで二人でやらなきゃいけないんだよそれおかしいだろ。
ほんとだよ緊急事態だよ。
ねえ艦長起こせってね。
そうそうそう。
どうせすぐ死ぬんだから艦長。
あでも艦長起こせたでしょだってガスはさ全部の部屋にも入れるわけでさ。
そうだよね起こせたんだよ。
起こせたのに起こさずに5000人をそのまま犬死にさせようとしたってことガスは悪いやつだもんね。
そうだあれは悪いやつだよ。
ガス悪人かあれ。仕掛け人じゃないのあれを。あれ主人公の仕掛け人じゃん。
仕掛け人。
え、主人公起こしてたのあれ。
かもしれない。
いや起こしてたらやばいよ。
それか事前に何か協力者になっててさ。
うん。
ちょっとオーロラ落としたいからさ。
うん。頼むよみたいな。
頼むよみたいな。
いやどんどんこれ主人公クズ野郎じゃんもう。
裏設定。
うん。
あるかもね。
そこ不自然だもんねだって。
不自然だね。
二人で協力するんだ。
ああみたいな。
いやいやいや。
起こせ狂って。
たまに言う通りだ。
言われるまでなんか全然そこ違和感なかった俺。
そうなんだよ。
そうだよねだって部屋一緒だったし入れるしね。
そうなんだよ。
結局無くなっちゃうしさ。
うわ違和感だわあそこ。
突っ込みどころあるけどね。
うわあ。
でねその自分が刺さった言葉っていうのがね。
うんそれ来た。来た来た。
そうそうそう結構ね最初の方に言うんだけど。
うん。
要はさ主人公が起きた後にさ。
うん。
まあいろんな部屋を部屋っていうか施設回ったらさ。
結構なんかクラシックなバーが出てくるじゃん。
バーね。
なんかあそこだけさ最先端っていうかなんかこうオーセンティックというかなんかね古い感じのバーが出てきてバーテンダーが立っててあ人いるみたいな。
で近づいてったらもう下半身が機械でさもろ。
アンドロイド回みたいになってさ。
そこからまあ仲良く話すわけじゃん。
そしたらね彼が最初の方にねなんか理想にとらわれてしまうと今すべきことを見失ってしまうよみたいなセリフがあって。
誰の話?誰のセリフ?
アーサーアーサーそのアンドロイドが言うわけよ。
あーバーテンダー?
そうバーテンダーが。
えもう一回言って。
理想にとらわれてしまうと今すべきことを見失ってしまうよっていうの。
なに深すぎて全然俺理解でき頭入ってこない。
深そうでしょ?でねこれいきなり彼が言うわけよそのセリフを。
うん。
でねこれ最後の方にも出てくるんだよねもう1回。
え?同じこと言うの?
これ2回出てくるんだよ実は。だったら多分大切なことなんだと思う。
えー2回言ったのそれ?
そうあのねバーテンダーが最初に1回言ったのと、えっとねもう1回はね確かオーロラかな。
あ別の人が言うんだ。
別の人が言うんだよ。
なんかテーマだねそれ。
そうそうそう。でもさみんなさこう要は120年後にさ違う惑星に行ってさ生活するしたい人たちがみんな冬眠したわけでしょ?
うんうんうん。
なんかみんな理想を持ってたわけじゃん。
うんうん。
その理想にとらわれちゃってさこうなんか今一緒にいる仲間とかさ、なんかそういう人たちをこうすべきことというか大切にしてなかったのかなとかっていうのを思ったんだよね。
なるほど。
なんなんだろう。
なんかあれだよねオーロラの友達とかもなんかそんなこと言ったよ。
あっそれだ。
親友がオーロラの。
その親友、その親友が2回目言ったの。
うんうん。
だから。
そうだよね。
そうそうそうそう。
それはなんかいいこと言うなって思った。
うんうんうん。
大きなこととか成し遂げなくても幸せって感じられるんだよみたいなようなこと言ってた。
そうそうあなたを愛してくれる人を大切にしないよみたいなセリフだったでしょ?
うんうんそんな感じ。
そこにねそう理想にとらわれてしまうと今すべきことを見失ってしまうよっていうセリフがあって。
未来への期待
なるほどそれバーテンも言ってたんだよ。
バーテンも言ってたんだよ。
はあそこは全然わかんなかったな。
そうそうそう。
これがなんかテーマなのかなと思ってさ。
なるほど深いとこ掘ってんね。
ねえ理想にとらわれてしまう。
要はだからあれだよねオーロラの場合はさ。
うん。
こう結構意識高い感じというか人生で何かを成し遂げなきゃいけないんだみたいなのが強くて。
うん。
この惑星次の惑星で自分にしかできないことをやるみたいな。
うんうんうん。
でなんだっけ行って帰るって言ってたよね。
1年で帰るとか言ってたね。
うん。だから地球に戻る時にはだからあれだよねもう200年後の世界みたいなところに行くわけだよね。
そうだねそうだね。
往復で。
うん。
でそんな人間は自分一人だから自分にしか描けないものを描くみたいな。
そう小説家なんだよね。
うん。
サッカーさんか。
でもさそれすごくいいよね。
うん。
だから冬眠しっぱなしだからさもう1年滞在ぐらいであっちこっちあっちこっち行ってたらなんか凄まじいことになるね。
そうだね。カネリンはさよく100年後とかさ話するじゃん。
うん最高だね。
すごいやりたいあれ。
カネリンは冬眠したいですか?
冬眠したいもうすごくしたい。
100年後とかに起きたいの?
起きたいよ。
もうなんか全然理解できないと思うよ多分起きたら。
うわー最高じゃん。
えーみたいになってここは何何?
えーでもシュンタマンもコールドスリップしたいでしょ?
なんか逆に今回のさこの映画みたいにさ。
うん。
なんか母なる次の地球を目指して120年旅ですって。
うん。
あったらいくでしょ?
いやーだって要は今のこの状況全部捨てるわけでしょ?
全捨てだよ。
全捨てだよね。
だから結構分けやり軍団だよねあの5000人ってね。
そうだよだからさなんつーの今で言うとリア充はさ多分乗ってないよね。
うんうん意識高い系かもうこの世界リセットしたい人みたいな。
はいはいはい。
そんなんね一人ずつ起こしてたらさもうトラブル置きまくりじゃんもう。
トラブルしかないよね。
やばい奴しか乗ってないじゃんもう。
起こしたら絶対キレられるよね。
キレられるよね。通してくれんだよみたいな。
そうだよね。
オーロラ蹴ち切れてたもんね。
なんかそれでも俺は行きたいけどね。
あそう?
未知のよくわかんないところにぶち込まれたい感は強いね。
それはさなんかどういうシーンになるのかねりんは。
なんかもう面白そうじゃない?
もうなんか飽きたからさこの世界のさ物理法則とかだいたいわかったしさ。
なんか何がどうなったらどういう風になってっていうのはなんかだいたいこう予測の範囲内だろうなみたいなのがあって。
もうわかりましたじゃあはい次みたいな。
じゃあねやっぱある程度先が見えてしまうというかその進化の度合いももうある程度予想ついちゃう範囲だなって思うってこと?
思うねやっぱり。
思うことない?
自分が言うてもどれそんなにいきなり自分がイーロンマスクみたいにならないだろうなみたいなのもあるし。
世界のテクノロジーだっていきなり何か降ってくるわけじゃないし。
AIが結構面白いから面白いって言ってもなんかそんな想像できない世界じゃないっていうか。
それだったら100年後の世界の方がもっと変わってるでしょっていう。
いやもう予想できないよね100年後はね。
なんかもう訳わかんないことの方が面白いからさ。
だってもう脳みそだけとかになってるかもしれないよかなり。
うわー起きたら脳みそ?
脳みそ。
うわーこれなんかそのままずっと生かされるみたいな。
そうそうそう。
地獄みたいな?
それは嫌だねちょっと。
死にたくても死ねないみたいな。
100年後の人間って結構形とか変わってんのかな?
頭めっちゃちっちゃくなってたりとか。
でもやっぱ行くよねそうなったら。
瞬間は行かないの?
100年後?
そのなんかこのパッセンジャーズみたいなのが来て。
うわー募集してて?
行けますよってなんか。
あーちょっと悩むかもな。
今日中に決断したら乗れますよみたいな。
かなり病でしょ?
病病病病。
多分病だよね。
ちょっと悩んでるふりはするかもしれない。
いろんな人への。
そっかそっか。
5分ぐらい。
悲しいよみたいな。
でもまあ行くよね。なんだかんだ言ってて行くしかないよね。
でもしゅんちゃんはそうでもない。
いやーなんかちょっと迷うかも。
迷うんだ。
それは色々とこの地球にもっと大切なものがあったり、
切りたくない人間関係があったりっていう。
なんかね、なんだろうな。
脳みそだけになりたくないって言うと。
分かんない。脳みそだけじゃないかもしれないけどね、未来はね。
でもさ、なんかそうこの100年後にゴールドスリープで行くっていうのもあるけど、
なんかさ、生まれ変わるとかもあるじゃん。
カネリンは生まれ変わるとかどう?
いや僕は生まれ変わりはあんまりイメージできないから。
じゃあ今リセットして赤ちゃんからやり直せます。で意識はありますみたいなのはやりたいでしょ。
違う人として生まれるってこと?
違う人バージョンもあるし子供に戻るみたいな。
自分の時代戻る?
そうそうそう。
それあんまり興味ない。
あんまりやりたくない。
だって分かっちゃってんじゃんね。
そうそうそう分かってんだ分かってんだ。
なんかレールの中心がもう分かっちゃっててあんま面白くない。
じゃあもう本当に分かんない未知の世界に飛んでいって面白いことしたいって感じなんだ。
全く新しいよく分かんないところに行きたいよね。
そうだよね。でもカネリンはさ。
だって生まれた瞬間から知ってる親と知ってる兄弟とか生まれてきて知ってる友達とかが登場してくるんでしょ。
そうだよ徐々に。
多分逃げるね俺多分。幼稚園で走れるようになったら多分家出してどっか行く。
もう分かってるからここの生活さもういいって。
そうだね。なんか5歳ぐらいでボイシーとか始めてそうだもんね。収益化しててね。
収益化。
カネリンですみんな。5歳の視点でみんな。
同じ人生やり直したいとは思わないかな。
じゃあもう本当に知らない土地に飛んで新しくやりたいみたいな。
そうだよね。やるならね。
そんなことないの?やり直したいを置くのがあるの?
やり直したい。今もいいと思うんだけど。
カネリンはそういうの結構考える方だよね。
考えるのかな。コールドスリープはしたいですって。
コールドスリープしたいって昔から言ってるもんね。
コールドスリープのテーマ
だから多分この映画めっちゃ。
遠見?
そうだよね。
コールドスリープしてるって。しかも惑星も移動してるじゃんって興奮したんですよ。
将来あるかもしれないけど、結構設定的には非現実的じゃん。今の時点で。
これが映画化されると考えちゃうんだよね自分も。
コールドスリープして120年後、違う惑星になったらどうなんだろうみたいな。
いいね。
逆に今まで考えてなかったからすごく考えた。
考えたし、あそこに着くまでに自分だったら他の人を起こすかどうかとか。
めっちゃ考えたね。
でも楽しそうだけどな。
楽しそうだけど今のもの全部なくなるわけだもんね。
そうだね。
それはそのオーロラみたいに1,2年ぐらいで往復したいなって。
思想だよね。
したくない。自分の体感時間としてはだって1年とか2年。寝てる間は意識ないし。
寝て起きたら、あれ?100年後だ。
かなり似合ってるよ。
たまにミスってね、このガスみたいに死んじゃうこと。
それはそれかどうかみたいな。
なんかこう、病気の箇所が600箇所あるみたいに出てたもんね、あの人。
出てたね。
いつもこうなるとか言ってたから結構やってんだろうね、多分ガスが。
あ、そういうことか。
こうやって惑星間やってんじゃない?
あ、そういうことか。乗ってる。そうか、クルーとして何回か登場してるのかな、あの人はね。
だってもうミスはないとか言ってたもんね。
もう何回やったけど、エラーはないみたいなさ。
あれは西暦何年っていう設定なんだよっていうね、ちょっとあれだったけど。
でもさ、なんかそういうのなかったよね、設定でね。
なかったね。
2000何年とかさ。
そんな感じですわ。
そんな感じです。
どうですかね。
なんでこの映画は、コールドスリップしたいって話もそうなんだけど、
ラブストーリーだよね、じゃないんだよっていう。
そう、だからさ、食べ物とか飲み物とかさ、あるでしょ?
で、暑くない寒くないでしょ?
でさ、こう、何でもできるわけよ、何でも揃ってるわけよ。
で、誰も命令しないみたいな。
でさ、死なないじゃん、なんか、なくても。
でさ、やりたいことをやれる空間に、いたらあなたならどうするみたいなのを感じたよね、この映画で。
でもさ、やっぱ、寄りどころっていうかさ、人とコミュニケーション取るとかさ。
人ってさ、こう、なんか前にかなり言ってたかな。
何かのトラブルって絶対ほぼほぼ人間関係なわけだ。
でもさ、それがほぼない状態。
あの一人の空間だとね。
そうね。
それ以外全部揃ってる空間ってかなりどう?
いや、それはやっぱ。
外界とのやりとりが全くないっていうね。
それはやっぱね、ダメなんだよね、たぶん。
やっぱりこう、どこか人と繋がってたりとか、話してたほうがいいよね。
そうだよ。他人の記憶の中で人って生きるのかしらって今ちょっと思ったっすね。
それはあるね。
一人だったらなんか、生きてることすら誰も知らないし。
なんか全て無意味に思えてくるのかな。
そうだよ、だってもう気を使わなくなるじゃん。
主人公みたいにさ、もうヒゲ生えっぱなしでさ、食っちゃねえしてさ。
理想と現実の対比
だからさ、さっきの名言のとこに戻るけどさ、理想?
たぶんみんなさ、もっとお金持ちになりたいとかさ、こういうとこに住みたいとかさ、みんないろいろ思うわけじゃん、理想。
それにとらわれちゃうと、今すべきことというかさ、今目の前にあることっていうのをさ、結構見落としちゃうよねっていう感じに感じました、この映画は。
深い。さすが旬玉だ。
これ2回で終わりますか?
そういう観点か。
これもうちょっと話したいことあるよね。
そうだね。
ちょっと、次も話そう。
次も話しますか。
ちょっとそこ聞きたいなあ。
そうですね、じゃあこの辺を。
ちょっとやっぱり観点が違うなあ、思うところが。深いねそれ。
そうそう、ここはね感じたので、ちょっとじゃあ次話しましょうか。
ぜひちょっとそんな話をしたいと思います。
はい、お願いします。
うわあ、すごいわ。
ということで、次回もパッセンジャーいきます。
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それではまた次回お会いしましょう。
さようなら。
30:18

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