ぼくらは映画を語らない。
多数を救うために1人の犠牲はいいのか?みたいな、ああいう正義の議論ってあるじゃないですか。
あるよね。なんかこう、トロッコ問題みたいなやつね。
トロッコ問題。まさにそのトロッコ問題じゃない。
いや、ほんとそうだね。そうだね。
5000人救うために1人犠牲者を増やそうぜって、なんかそういう話がサラッと流れてて。
いやごめん、自分もなんかサラッと流してたわ。
こんにちは、ワインと落語とアートが好きなしゅんたまです。
こんにちは、カネリン・ポッドキャスト・スタジオ代表、カネリンです。
この番組は気になる映画をじっくり見て、忖度なしでカッコつけずに、感じたままに語り尽くす番組です。
ネタバレありですのでご注意ください。
さて、今日の映画は?
2016年公開、パッセンジャー、第2回目。
はいはい、第2回目来ましたね。
2回目ですね。
前回に引き続きなんだけど、しゅんたまが確か何かを言ったげで終わったと思うんだよね。
そうだね、これをさ、今4作目だよね。
映画ね。
映画をね。
映画4本目だね。
そう、映画4本目なんだけどさ、
なんだろうな、やっぱ前回の放送でカネリンが言ってたことと重なるというか、同じなんだけど、やっぱりさ、ここで話すとかさ、
あと人に何かを伝えるっていう視点で映画を見るっていうのはすごく新しい体験で、
これいいよね。
いい。
いや、すごくいいのよ。
すごくいいよね。
思ったよりすごくいい。
いいよね。
いいしなんかね、お気に入りの映画が増えていく感覚がある。
おかげさまで俺は話題作にも関わらず全然知らなかった怪物とか空白とかさ、
おすすめしたいしおすすめポイント語れるしさ、忘れないよね。
そうだね、やっぱさ、こう映画を見た後にさ、感想でもなんでも人に話すっていうことの方が少ないじゃん、やっぱ一般的には。
そうだね。
これさ、でも1回話すと内容を覚えるよね。
覚えるね。
そこがすごい大きいなと思って。
感情の揺れたポイントも覚えてるし。
しゅんたまがこんなこと言ってたなみたいなのもやっぱりセットで覚えてるかな。
そうそう、だからね、これ放送してみんなに聞いてもらいたいみたいな気持ちもあるし、聞いてもらおうっていうので始めたけど、結構なんか自分のためになってるなって思うんだよね。
そうね。
いいよこれ。
自分たちの放送を褒め出すっていうね。
いやいい、すごく良い。
いやすごくいいよね。
やってる本人たち楽しんでるのは大事だと思う。
それは大事ですね、続けるコツですよね。
次はどんな映画出てくるのかなっていう楽しみもありつつ、自分がここ2つ、インセプションとこれはパッセンジャーはちょっと僕がお勧めであげさせてもらったけど、ちょっとなんか恐る恐るだもんね。
あ、そう?
いや、こんなの話すことねーよって言われたらどうしようみたいな。
良くも悪くもさ、好みは違うもんね、映画ね。
あ、そうなんかな、そうか。SFが割と好きかもしれない。
そうそう、だから、インセプションは一回見たんだけど、パッセンジャーとかほんと知らなかったし、宇宙系というかSF系ってすごく多いでしょ。
あんまり元々見なかったものだから、やっぱりお勧めされてみるのは面白いね。
やっぱさ、毎年もう何千本か、映画が出てくるわけでさ。
なるほど、そんなに出てんだね。
いや、世界で言ったらとんでもないでしょ。これ1日10本撮っても間に合わないですよ、これ。
じゃあ本当に、どうやって選べばいいんだろうなっていうのが最近の悩みではある。
当たりの作品を引きたいというか。
でもさ、外れることもやっぱあるわけじゃん、今後。
そうだね。
2人がお勧めしてってさ、いやなんか自分は刺さんなかったなとかさ、カネリンがちょっと微妙だったかもっていうのもあるからさ。
それ考えるとさ、たぶん週に2,3本2人は見ることになるよね。
あ、そうだね。決め打ちじゃないっていう。
そうそうそう。でもさ、これ映画ってすごくよくて、100年前の映画もまだみんな好きで見返すしさ。
そうね。
映画っていう題材があんまり色褪せなくていいかなと思ってて。
おーなるほどね。すぐに陳腐化しない。
そうそうそう。昔の作品も今もさ、デジタルに変わってるけど見れるわけで。
そうね。なんか今の段階だったらたぶん100年後も普通に見れるよねって思うよね。
いや見れると思うよ。
なんか今から100年前だとサイレント映画とか白黒でとかだとなんかちょっと見にくいなぁはあるけどさ。
今のこの4Kとかで普通に音が聞こえてれば別に100年後の人が立体じゃなきゃ見る気がしないとかだったらちょっとあれだけどさ。
そうだなんか平面がエモいとか言うかもしれないよね。
何これ平面なんだって。
そうそうそうそう。
でもそれはそれでやっぱさ、映画の内容をみんな見てるからさ。そういう意味ではずっと残るし、最新映画もいいけどすごい昔の映画を掘っても面白いよね。
そうね。やっぱ時の経過を経てる、評価されてるものとかなら間違いないわけだしね。
そうだよね語り継がれたりさ、こう生涯のベスト映画とかって結構昔のも入ってたりするからさ。
そういう映画を取り扱っていきたい。
そうだね2人がこう心を動かされた映画を扱っていきましょう。
そうだよ。
それをちょっと話したかったんですよ冒頭に。
ありがとうございます。
でさ、このパッセンジャーの話少ししていいですかね。
あ、もちろんですお願いします。
あのね多分ここはね、そんなに注目してる人いないと思うんだけど強烈に刺さったセリフ僕1回聞いたんですよ。
あれちょっと待ってこれ同じだったら嬉しいな。
なぞなぞ?あ、同じ?そんなことないと思うよ。
え?
わかんない。同じかな?
もしかしてアーサーが言ったセリフじゃない?違う?
アーサーじゃないですね。
あ。
あの女の人。
女の人じゃあ違いますね。
オーロラのセリフが僕は刺さったんですけど。
じゃあちょっと先言いますね。
はいお願いします。
トラブルが起きてからですよ。
うん。
で、あの1人クルーが起きてきて。
うん。
で、クルーが死んじゃって。
うん。
あったね。
で、2人で何とかしなきゃいけないみたいな時に。
うん。
オーロラがさ。
うん。
クルー誰か1人起こした方がいいんじゃないって言ったのよ。
あ、言った言ったうん。
あ、覚えてる?
覚えてる覚えてる。
それすっごいさらっと流れてたけど。
うん。
とんでもないこと言ってないと思って。
オーロラの立場で。
あ、オーロラの立場でね。
だって自分がそれで起こされてこんな目にあって。
うん。
っていうのとあと映画的にもそこがものすごい倫理的な問題を論じてたはずなのに。
うん。
そのオーロラが1人クルー起こせばって起こさないのって男の人に提案するって。
うんうんうん。
でもそんな暇はねえから自分らでやるしかねえんだって言って男の人は蹴ったけど。
うん。
それって1人道連れを増やすってことだし人を1人殺すっていうことだよね。
そうだね。
それをオーロラが提案しちゃうっていうそのやっぱり何かで心境の変化があったり。
あー。
あれだけねえ泣き叫んでさあ。
うん。
なんか壁になんか陶器みたいなのぶつけてさあ。
陶器。
よく覚えてるじゃん。
ガシャンみたいなのあってさあ。
そうそう。
あんだけ言ってたのにもう自分がねえピンチになったり、
どうにかしなきゃっていう時はもう自分がされたこともやっぱ忘れちゃうのかなあ。
なんかそこがあどういう心境の変化がなんだろうとか。
うんうんうん。
あでもほっといたらみんな死んじゃうんだからもう全員叩き起こせやぐらいの感じなのかっていう。
うーん。
まあ状況は違うから。
うん。
もうこんな風になったらもうほっときゃみんな死んじゃうんだから起こしゃいいでしょっていう。
はいはいはい。
その究極だってでもそれあったらさあ。
うん。
もう究極の選択と一緒じゃないっていう。
ねえ多数を救うために一人の犠牲はいいのかみたいなああいう正義の議論ってあるじゃないですか。
あるよね。
なんかこうトロッコ問題みたいなやつね。
トロッコ問題。
まさにそのトロッコ問題じゃないって。
いやほんとそうだね。
そうだね。
5000人救うために一人犠牲者を増やそうぜって。
うーん。
ワンチャン助かるかもしんないけどね。
うん。
みんなでやれば。
なんかそういう話がさらっと流れてったら。
いやごめん自分もなんかさらっと泣かしてたわ。
いやいやいやいや。
かなり結構そこ引っかかった。
引っかかったですね。
うわーって。
オーロラが言ったからね多分。
あっ。
えーって。
そうだよね。
だから要はそれをされた側なわけじゃん。
そうですそうです。
うん。
された側でさらっと言っちゃうっていう。
そこでハッてなるっていうそういう描写もなかったからさ。
ははは。
何を伝えたらいいのか。
あれはやっぱその。
やっぱそういう時になったら
人ってあんまりこう。
他人を考えられなくなっちゃうのかな。
うん。
そこもあったんじゃないかな。
でもほっといたら死んじゃうもんね。
そうそうそう。
みんなね。
見ててさどう思った?
なんかやっぱ主人公の気持ちになってて自分は。
うん。
そう思ってた。
みんなの気持ちになった。
うん。
なんかやっぱ主人公の気持ちになってて自分は。
うんうんうん。
これさもうオーロラもうぶち切れるわけじゃん。
起こされたのに。
うん。
気づいてね。
そうね。
でさこの後どうするかみたいなとこでさ。
うんうん。
でまぁ2つあってさ1個目はもうもう1人の男が起きてくる前のシーンまで。
うん。
これさもう例えばもう半分以上起こしたともいいと思うんだよねもう。
あーなるほど。
起こしてじゃあみんなでもう生活しようみたいな。
おー。
でもさそれってさなんかその中で起こした中の人がさやっぱオーロラみたいにぶち切れてさ殺されるっていうパターンもあるじゃん。
そうね。
ふざけんな俺の人生をみたいなさ。
逆切れで殺される。
逆切れでね殺されるっていうパターン。
うんうん。
あとさ貴重、貴重だっけあの人何だっけ。
あれはあと甲板町かな。
甲板町か。
ガス。
うんうん。
ガスさんはさ。
モーフィアス役の人だよね。
そうそうあの人が出てきた時も結構びっくりしたんだけどもう一人起きてきたみたいな。
あーそうだね突然ね。
なるほどそれバーテンも言ってたんだよ。
バーテンも言ってたんだよ。
はあそこは全然わかんなかったな。
そうそうそう。
これがなんかテーマなのかなと思ってさ。
なるほど深いとこ掘ってんね。
ねえ理想にとらわれてしまう。
要はだからあれだよねオーロラの場合はさ。
うん。
こう結構意識高い感じというか人生で何かを成し遂げなきゃいけないんだみたいなのが強くて。
うん。
この惑星次の惑星で自分にしかできないことをやるみたいな。
うんうんうん。
でなんだっけ行って帰るって言ってたよね。
1年で帰るとか言ってたね。
うん。だから地球に戻る時にはだからあれだよねもう200年後の世界みたいなところに行くわけだよね。
そうだねそうだね。
往復で。
うん。
でそんな人間は自分一人だから自分にしか描けないものを描くみたいな。
そう小説家なんだよね。
うん。
サッカーさんか。
でもさそれすごくいいよね。
うん。
だから冬眠しっぱなしだからさもう1年滞在ぐらいであっちこっちあっちこっち行ってたらなんか凄まじいことになるね。
そうだね。カネリンはさよく100年後とかさ話するじゃん。
うん最高だね。
すごいやりたいあれ。
カネリンは冬眠したいですか?
冬眠したいもうすごくしたい。
100年後とかに起きたいの?
起きたいよ。
もうなんか全然理解できないと思うよ多分起きたら。
うわー最高じゃん。
えーみたいになってここは何何?
えーでもシュンタマンもコールドスリップしたいでしょ?
なんか逆に今回のさこの映画みたいにさ。
うん。
なんか母なる次の地球を目指して120年旅ですって。
うん。
あったらいくでしょ?
いやーだって要は今のこの状況全部捨てるわけでしょ?
全捨てだよ。
全捨てだよね。
だから結構分けやり軍団だよねあの5000人ってね。
そうだよだからさなんつーの今で言うとリア充はさ多分乗ってないよね。
うんうん意識高い系かもうこの世界リセットしたい人みたいな。
はいはいはい。
そんなんね一人ずつ起こしてたらさもうトラブル置きまくりじゃんもう。
トラブルしかないよね。
やばい奴しか乗ってないじゃんもう。
起こしたら絶対キレられるよね。
キレられるよね。通してくれんだよみたいな。
そうだよね。
オーロラ蹴ち切れてたもんね。
なんかそれでも俺は行きたいけどね。
あそう?
未知のよくわかんないところにぶち込まれたい感は強いね。
それはさなんかどういうシーンになるのかねりんは。
なんかもう面白そうじゃない?
もうなんか飽きたからさこの世界のさ物理法則とかだいたいわかったしさ。
なんか何がどうなったらどういう風になってっていうのはなんかだいたいこう予測の範囲内だろうなみたいなのがあって。
もうわかりましたじゃあはい次みたいな。
じゃあねやっぱある程度先が見えてしまうというかその進化の度合いももうある程度予想ついちゃう範囲だなって思うってこと?
思うねやっぱり。
思うことない?
自分が言うてもどれそんなにいきなり自分がイーロンマスクみたいにならないだろうなみたいなのもあるし。
世界のテクノロジーだっていきなり何か降ってくるわけじゃないし。
AIが結構面白いから面白いって言ってもなんかそんな想像できない世界じゃないっていうか。
それだったら100年後の世界の方がもっと変わってるでしょっていう。
いやもう予想できないよね100年後はね。
なんかもう訳わかんないことの方が面白いからさ。
だってもう脳みそだけとかになってるかもしれないよかなり。
うわー起きたら脳みそ?
脳みそ。
うわーこれなんかそのままずっと生かされるみたいな。
そうそうそう。
地獄みたいな?
それは嫌だねちょっと。
死にたくても死ねないみたいな。
100年後の人間って結構形とか変わってんのかな?
頭めっちゃちっちゃくなってたりとか。
でもやっぱ行くよねそうなったら。
瞬間は行かないの?
100年後?
そのなんかこのパッセンジャーズみたいなのが来て。
うわー募集してて?
行けますよってなんか。
あーちょっと悩むかもな。
今日中に決断したら乗れますよみたいな。
かなり病でしょ?
病病病病。
多分病だよね。
ちょっと悩んでるふりはするかもしれない。
いろんな人への。
そっかそっか。
5分ぐらい。
悲しいよみたいな。
でもまあ行くよね。なんだかんだ言ってて行くしかないよね。
でもしゅんちゃんはそうでもない。
いやーなんかちょっと迷うかも。
迷うんだ。
それは色々とこの地球にもっと大切なものがあったり、
切りたくない人間関係があったりっていう。
なんかね、なんだろうな。
脳みそだけになりたくないって言うと。
分かんない。脳みそだけじゃないかもしれないけどね、未来はね。
でもさ、なんかそうこの100年後にゴールドスリープで行くっていうのもあるけど、
なんかさ、生まれ変わるとかもあるじゃん。
カネリンは生まれ変わるとかどう?
いや僕は生まれ変わりはあんまりイメージできないから。
じゃあ今リセットして赤ちゃんからやり直せます。で意識はありますみたいなのはやりたいでしょ。
違う人として生まれるってこと?
違う人バージョンもあるし子供に戻るみたいな。
自分の時代戻る?
そうそうそう。
それあんまり興味ない。
あんまりやりたくない。
だって分かっちゃってんじゃんね。
そうそうそう分かってんだ分かってんだ。
なんかレールの中心がもう分かっちゃっててあんま面白くない。
じゃあもう本当に分かんない未知の世界に飛んでいって面白いことしたいって感じなんだ。
全く新しいよく分かんないところに行きたいよね。
そうだよね。でもカネリンはさ。
だって生まれた瞬間から知ってる親と知ってる兄弟とか生まれてきて知ってる友達とかが登場してくるんでしょ。
そうだよ徐々に。
多分逃げるね俺多分。幼稚園で走れるようになったら多分家出してどっか行く。
もう分かってるからここの生活さもういいって。
そうだね。なんか5歳ぐらいでボイシーとか始めてそうだもんね。収益化しててね。
収益化。
カネリンですみんな。5歳の視点でみんな。
同じ人生やり直したいとは思わないかな。
じゃあもう本当に知らない土地に飛んで新しくやりたいみたいな。
そうだよね。やるならね。
そんなことないの?やり直したいを置くのがあるの?
やり直したい。今もいいと思うんだけど。
カネリンはそういうの結構考える方だよね。
考えるのかな。コールドスリープはしたいですって。
コールドスリープしたいって昔から言ってるもんね。