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  2. 【空白(1/3)】実は青柳店長が..
2025-06-27 30:23

【空白(1/3)】実は青柳店長が極悪人説(ep.4)

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ネタバレ注意!

女子中学生の万引きを疑ったスーパー店長。その追跡が悲劇の引き金となる、誰もが胸を痛めるこの物語。しかし、僕たちはあえて問いかけます。「松坂桃李さん演じる青柳店長は、本当にただの被害者だったのでしょうか?」万引きを捕まえるシーンの描写には、刑事司法のプロから見ると看過できない“不自然さ”がありました。これは単なる描写のミスではなく、監督が仕掛けた巧妙な罠なのかもしれません。彼の行動の裏には、映画で描かれていない別の“空白”があったのでは…?そんな、どの考察サイトも語っていないであろう私たちの鋭い(?)深掘りを展開します。古田新太さん演じる父親への感情移入ポイントや、現代社会のメディアの問題点も交えつつ、この映画の核心に迫ります。あなたもきっと、もう一度『空白』を見返したくなるはずです。

【目次】

() オープニングトーク「昭和の刑事、てめえこの野郎!」

() 今回の映画は吉田恵輔監督『空白』、悲劇の始まり

() しゅんたまが一番泣いたシーンとは?加害者と被害者の連鎖

() かねりんが感情移入した古田新太演じる父親と、自身の親父

() 「俺が悪かった」強情な父の涙の謝罪シーンに号泣した理由

() 【独自考察】万引きは冤罪?スーパー店長・青柳の不自然な行動

() 刑事目線で語る万引きGメンの実務と、あの描写の本当の意味

() 寺島しのぶ演じるパートのおばちゃんの絶妙な距離感と正義感

() メディアによる情報の切り取りとSNS時代の“真実”という暴力

() エンディング:青柳店長は悪人だった説、あなたはどう思いますか?


【見放題で配信中】

・Netflix: https://www.netflix.com/search?q=%E7%A9%BA%E7%99%BD&jbv=81553086

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【今回取り上げた映画】

・タイトル:空白

・劇場公開:2021年9月23日・上映時間:107分

・監督:吉田恵輔

・脚本:吉田恵輔

・あらすじ:

全てのはじまりは、よくあるティーンの万引き未遂事件。スーパーの化粧品売り場で万引き現場を店主に見られ逃走した女子中学生、彼女は国道に出た途端、乗用車とトラックに轢かれ死亡してしまった。

女子中学生の父親は「娘が万引きをするわけがない」と信じ、疑念をエスカレートさせ、事故に関わった人々を追い詰める。一方、事故のきっかけを作ったスーパーの店主、車ではねた女性ドライバーは、父親の圧力にも増して、加熱するワイドショー報道によって、混乱と自己否定に追い込まれていく。

真相はどこにあるのかー?少女の母親、学校の担任や父親の職場も巻き込んで、この事件に関わる人々の疑念を増幅させ、事態は思いもよらない結末へと展開することにー。

(filmarksより引用)

filmarks:  https://filmarks.com/movies/89585

映画com:  https://eiga.com/movie/92797/



【番組の概要】

男2人で映画を観て、感じたことを素直に語り、アレコレ邪推したり深読みしながら、相手を丸裸にしていく赤裸々トーク番組です。ネタバレあり、笑いあり、涙ありでお楽しみ下さい。

【お便り】

質問箱:https://forms.gle/RZBAUEcSXhWxQqsS8

【番組公式ハッシュタグ】

#ぼく映画

【パーソナリティ(MC)】

▼かねりん

・KANERIN Podcast Studio / 代表

・渋谷Web3大学 名誉教授

「刑事司法実務の最前線で多数の犯罪捜査を指揮。2017年から暗号資産業界へ参入。数々のグローバルプロジェクトに参画しコンサルティング、情報分析・アドバイザリー業務を提供。犯罪捜査の最前線で培った知見を、仮想通貨のリスク回避や資産防衛に応用し、啓発活動を継続。Cryptp専門メディアの創刊、ミュージカルやコンサートライブ配信事業、音声配信事業等を経て、「KANERIN Podcast Studio」を創業し、多数の番組をプロデュース・配信している。」

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▼しゅんたま(丹羽駿介)

・表現家

・J.S.A.認定ソムリエ

「普段は味覚の探求者として日本ワインの魅力を再発見・発信するワイン企画のプロ。同時に「しゅんたま」としてペン画、ワインを使ったペインティング、インスタレーションと多彩な創作活動を展開。2023年以降は東京で個展連続開催中。落語とビートが交差する音楽パフォーマンスで、新たな文化体験を生み出す。」

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サマリー

映画『空白』では、中学生の少女が万引きの疑いをかけられ命を落とすという衝撃的なストーリーが描かれています。青柳店長とその父親との複雑な関係を通じて、加害者と被害者の境界が曖昧になる様子が探求されています。青柳店長の行動が疑問視され、彼が悪人である可能性が考察されます。特に、万引き犯を捕まえる際の不適切な対応が問題となり、店の運営にも疑惑が浮かび上がります。また、青柳店長が実は極悪人なのではないかという考察が展開され、切り取られる情報の影響についても触れられています。現代のメディアやSNSの切り取り問題がテーマとして浮上し、視聴者に身近な問題として描かれています。

映画の概要と感情
ぼくらは映画を語らない。
昭和の刑事。
引っ越し、引っ越し、てめぇこれやるばかやるぐらぁ〜みたいな。
うわぁ〜。
昭和の親父っぽい感じあるよね。
このシチュエーション家で何回聞いたかないんだよ。
それはもう日常的なの?
あのシーンで俺はクソ泣いたんすよ。
そのシーンだったんだ。
分かり合えたらいいなぁと思いつつ、もう分かり合えないまま死んでいくんだろうなぁみたいな。
ちょっと諦めてるところがあって。
多分どこの考察者もやってないと思うよ。
こんにちは。ワインと落語とアートが好きなしゅんたまです。
こんにちは。かねりんポッドキャストスタジオ代表、かねりんです。
この番組は毎週1本映画を見て、僕たちが感じたことを感じたままに語り尽くす番組です。
映画のあらすじに沿った解説はしませんし、詳しい考察もしません。
感じたままに語っていきたいと思います。
詳しいあらすじはAIにでも聞いてください。
今日の映画は何ですか?
2021年公開。空白。
監督脚本は吉田圭介さんです。
簡単なあらすじですけど、ある地方としてスーパーで化粧品を万引きしたと疑われた中学生の少女ですね、添田香音さんが
店長の青柳直人さんに追いかけられるうちにですね、国道に飛び出して車に跳ねられて死亡してしまいというストーリーになります。
ということでネタバレ全開で。
父親と娘の関係
ネタバレ全開で。
いきたいと思います。
いやこれ、めちゃめちゃ僕は号泣したんですけど。
いや自分もね、悲しかったなあこれは。
ちょっとしんどい映画だったなあ。
号泣したポイントはいくつかあったのかね、倫の中では。
一箇所だね。
一箇所なんだ。
一箇所でしたね。
しゅんたまは泣いたの?泣くシーンがあったの?
自分はね、何個かあったんだけど。
そうなんだ。
一番泣いてしまったシーンというか、まあこれあれだよね、ストーリー通りじゃなくてもうじゃあ最初に泣いてしまったシーンの話していいですか。
いいんじゃない、いいんじゃない、それでも。
かなり飛びますけど、まあそれでね、万引きしたと疑われた子が亡くなって、でお父さんがね結構キレ散らかすじゃないですか。
あの女の子が亡くなっちゃったときに、車に跳ねられるんだけど、2回跳ねられるんだよね。
そうね。
飛び出したときに普通の乗用車にドンって跳ねられて、でもうちょっと遠くというか対向車線の方に行ったら、まあ別のねトラックに引かれてしまうっていう。
はいはいはい。
で1回目ドンって引かれたときはね、ちょっとちゃんと意識もあって、ううってちょっと苦しそうだったんだけど、そこからね、もう1回ちょっと引かれてしまうというかなりショッキングな。
そうね。
映像だったんだけど、その1回目にこう、要は引いてしまった?
うん。
飛び出したときに引いてしまったときの女性がね、その後謝りに来るんですよね、お父さんのとこに。
立技だったね。
いやでもね、あれはちょっと悲しいけども、防ぎようがないよね、ああいう事故は。飛び出してくるっていうのは。
まあちょっとね、なんか駐車車両があったからね、影から飛び出したって感じだったよね。
でさあやっぱりその人もね、好意的ではないとしてもやっぱ責任があってさ、すごく追い込まれてしまって、結局ね、こう、それで自分で命を絶っちゃうわけだよ。
そうね。
うん。
加害者が何回も謝りに来たけど、お父ちゃんが存在に扱ってたら病んで死んじゃうっていうね。
そうそう、病んでしまってね、死んで。で、お父さんがさ、その引いてしまった女性のね、お葬式に顔を出すっていうシーンがあってね。
うんうんうん、そうね。
で、その時にさ、その引いてしまった女性のお母さんがいるわけ。
うんうん。
で、そのお母さんって要は、まあそのね、亡くなったお父さんと同じような立場なわけだよ。
そうだね。
でもそのお父さん的にはさ、いろいろ言われるんじゃないかとかって思って言ったら、本当にすいませんでしたってうちの子が弱いばっかりにって言って謝った時にね、もう号泣してしまったね。
ああ、そこね。
あそこはね。
なんとも言えなかったね。
あそこがね、一番辛かったです。
物語の深層
だからこの映画は、誰が加害者で誰が被害者なのか、よくわからないというか、みんなそうなんだなーっていう映画だったですね。
そうだね。要はその事件に関わってなくても、SNSとかでね、誹謗中傷している人、あとは切り取った部分で言っているニュースコメンテーターとか、そういう人たちも加害者だし。
なるほどね。
本当にね、かねりんが言うように加害者と被害者が、時には入れ替わったりね。
そしてすごく複雑で。
ちょっとやっぱあの、あれだね、ストーリーに沿ってこう話しつつ、ここがこうだったね、ああだったねみたいな話していく?
そうだね。じゃあちょっとストーリーに沿っていきましょうか。
結構地味な感じの女の子が最初、中学生か、描写されてたんだけど、スーパーで万引きハンダみたいな感じで店長に捕まえられて、逃げ出して、店長が外まで追いかけてって、道路飛び出して跳ねられて死んじゃうっていう。
なんかさ、俺全然何も見ずにあの映画見たからさ。
もうじゃあ前情報なし。
前情報なしなんで、この女の子がどうなるかとかね、分かんないんで。
いきなり跳ねられて、結構グロい描写だったから。
なんだこれって思って。めっちゃリアルだし、何これって思って。
いや本当だよね、あれはきつかったな。
いきなりドン引きしたね。
ドン引きするよ。そこからね、ガラッとストーリーが変わって。
そうだね、なんかその女の子が惹かれたシーンで、空白って映画のタイトル入るじゃない。
ゾワッとした。
ゾワッとするよね。
そっからね、本格的にというか、それが起点でね、ストーリーが動き出すっていう話だけど。
お父さんがちょっと柄悪いんだよね。
そうそう、漁師さんだっけね。
漁師で、口悪くて柄悪くて、
てめーこの野郎バカかコラーみたいな。
なんかヤクザみたいな感じでさ。
昭和の親父っぽい感じあるよね。
そうだね。
離婚してて、不死家庭っていうのか。
お父さんとその娘さん二人で住んでて。
でね、惹かれた後も、あれじゃない、お母さんが。
お母さんか、惹かれた奥さんが。
買ってくれたね、スマホとか見つけてさ。
こんなのいらねえとかっつって。
携帯捨ててね。
あげられたりとかさ。
なんかね、あの辺の描写で、僕は結構、あの昭和親父な感じがうちの親父っぽいんですわ。
そうなんだ、ちょっとそこが。
昭和フラッシュバックというか。
フラッシュバックというか、うちは死んでないんだけどさ。
死んでないか、ごめん。
フラッシュバックの使い方を間違えてしまいました、失礼しました。
いやいや、生きてるんだけどさ、あんな感じなんですよ。
そう、意外だな、それは。
結構じゃあ激しいというか。
相当激しい。
あのうちの親父も刑事でね。
あの、刑事なんで。
結構厳しかったの、カネリンのお父さん。
もうど厳しい感じのね、昭和の親父、昭和の刑事。
てめえこれやるばかやるぐらい、みたいな。
それはもう、日常的なの?
日常的って別に俺は暴力振るわるくじゃないんだけど、
口悪いからね、そんな感じでね。
異性因だね。
だからあの感じがさ、電話かかってきたじゃない、
娘さんと晩飯食べてる時にさ。
うん、あったあった。
電話かかってきて、知り合いの漁師かなんかがさ、
船がどの航路でどっか行っちゃってとか、なんとかあって。
馬鹿かこのやろら!みたいな。
あったね。
どの航路でやれ、馬鹿やろら!とかって言ってんじゃん。
うん。
ああ、もうこのシチュエーション家で何回聞いたかな、みたいな。
あはははは。
ぐらいの。
あの、刑事ってね、夜呼び出しがあったり電話とかしょっちゅう鳴るんでね。
もう時間関係ないんだね、やっぱね。
関係ないんですよ。
なんか刑事課長とかやってるとバンバン呼び出されるのが日常だったんで。
はいはいはい。
電話かってきます。
親父がなんか、なにもらえ!とかって。
ブチギレた。
ブチギレるか、ブチギレてなくても声でけえから。
そっか、もう。
ブチギレてるように聞こえたりとか。
そういうことね。
それがすごいだから、僕の感情移入は、なんかあの父親のあの古田新田さん。
うん、新田さんか。
うん。
あの、漢字がすげえなんかその、親父似てんなみたいなので、感情移入をしたっていうのが一個あるから。
うんうんうん。
最後の方、なんかちょっとこの人が、ちょっと心が解けるところがあるじゃないですか。
そうだね、もしかしてあの絵のシーンですか。
絵のシーンじゃなくて、なんだったあの、元奥さん。
はいはいはい。
子供作って、今の別の新しい旦那さんと赤ちゃんできてみたいな時に、ずーっと強情っ張りだったのが、ちょっと謝ったり、俺が悪かったみたいな。
そうだね。
あのシーンで俺はクソ泣いたんですよ。
そのシーンだったんだ。そのシーンだったんだ。
なんか、やっぱりね。
意外ですね。そのシーンだったんだね、かなり今。
だからちょっと僕も父親との関係性別に、今でもなんか打ち解けて仲良しでもなんでもないしさ。
家に全然帰んないし、帰っても喋ることねえしみたいな。
なんかこのまま分かり合えたらいいなと思いつつも、分かり合えないまま死んでいくんだろうなみたいな、ちょっと諦めてるところがあって。
そういうのもあるんで、ああいう何か強情な役柄の人が最後ちょっと何か心を許すみたいな、そういうシーンに僕弱いんですよ。
まあある意味ギャップだよね。
ギャップだね。
なんかそうだね。
最初からさ、そういう感じのお父さんで続いてるからさ。
そうだね。
やっぱこの感情の変化というかさ、言葉遣いとかもさ、こうちょっとずつ変わったりするじゃん。
そうね。
あの変化の仕方もやっぱりいいよね。
そうだね。
いろんなことを思うんだろうなっていう。
そう、だから僕はだから終始、何かあの親父役が何か自分の親父みたいなところとかぶさって見えているので、そういう視点が結構強く見てた感じですね。
まあさ、このストーリー沿ってるかあれだけど、
うん。
あのカノンちゃん?娘さん?
カノンちゃん。
うん。
がさ、まあ満引きしてたのかしてないのかっていうところもあったわけでしょ?
そうだね。
うん。
満引きしてたのかなあれは。
あれはさ、
俺さ、たぶんこれ、たぶんしゅんちゃんはそんなこと思わないんだろうけど、
うん。
俺あの親父が何かやってたんじゃねえのって俺思ってる派なんですよ。
え、え、それは思って、考えなかったな。
思わないでしょ。
親父さんってあのスーパー親父の店長ね。
店長ね。
青柳店長の行動
はいはい。松坂通りさん。
店長、ワンちゃんお前本当にいたずらしてたんじゃねえのって。ちょっと思ってる派なんす。
カノンちゃんに?
うん、カノンちゃんに。
すごいその視点はなかったなあ。
っていうのはね、やっぱあの最初の満引き犯捕まえますなのシーンあるじゃないですか。
うんうんうん。
カノンちゃんが何かマニクアをこう選んでる。
うん。
選んでるだけなのにいきなり手首バーって掴んで、裏手連れてってたじゃない。
はいはいはい。
何にも決定的なシーンなかったじゃん。
そうだからあのね、普通だったらバックに入れたとかさ。
うんうん。
入れて店内出ようとしたら捕まえるっていうのがその満引き寺面とかはそういう、要は確証があって行動に出るわけでしょ。
そうだね。
うん。
だから多分描写の仕方的にもそれやってない段階で手首掴んでいきなり持ってってるのが。
うんうんうん。
あり得ないよね。
そうか。だからこうマニキュアを見ながら選んでるような時にバッて掴まれたんだよね。
うんうん。そうね。
だっけ?そうだっけ。
そうです。だからその、あの描写が始まる前にひょっとしたら何かその、ポケットに入れてたとかカバンに入れてたっていうシーンがカットされてるって考えれば。
あーうんうん。
あーって思うんだけど、でも何かあの店長がずーっと見てて。
うん。
なんか選んでるのをこうただ見てて。
うん。
いきなりバッて行くから。
うん。
なんかあれはただこうやって選んでるだけなのに手首掴んで後ろ連れてくのおかしいんで。
うんうんうん。
ワンチャンその前に来た時にやったの見てたとかあるかもしれないんだけど。
うん。
まあでも通常の万引きいじめんというか万引き対応としてあり得ないので。
あーそうかそうか。
だからそこにすごく違和感があるわけですよ。
あー。
だからすごく適当なんだよねこの店。
防犯カメラもないし。
うんうんうん。
個人営業の適当な店で。
うん。
この青柳店長の再配で適当にやってるだけの店でさ。
うんうんうん。
でなんかちょっと馬引きしてるっぽいやついたなみたいなのに適当にバーって捕まっておいこらって言って。
適当な店の描写
うん。
証拠もねえけどどやして。
うん。
っていう適当な人格がすげえ見えるんでこの男。
はいはいはいはい。
だからもう何にも俺人として全く信用できない人だなって俺思ってるんでこいつ。
あそうなんだ。
あんな対応で人一人犯罪者捕まえるなんてありえないんですよ。
あー。
その犯罪者を捕まえるっていうのは人一人の人生狂わせるんで。
そうだね。
絶対的な証拠がない限りそんなちょっと怪しいかなぐらいでそんなことやっちゃいけないんで疑ってもいけないし。
だからさ。
うん。
お店としては法律的にはこのバックに入れたとかの時点であの窃盗間引き行為は帰水って言って成立するんだけど。
それでもお会計する予定でしたとかって公弁される可能性があるので。
あー。
店の出入り口出てから声かけがもう鉄則なんですよね。
そういうことね。
もう明らかに払わずに出たっていうことがもう事実としてわかったらってことなんだ。
そこまで超えたらもうあと全部言い訳そんな言い訳取らねえよっていう。
外出てんだからっていう。
それが実務上の運用で日本のアニメとかドラマとかみんなそういう描写じゃないですか。
そうだね。
お店出たとこで声かけるってどんな刑事ドラマでも。
そうだね。
だからそんなこと誰でも常識だし日本人誰でも知ってるし。
だからあれはミスじゃなくて警察監視をミスってるわけじゃなくてさあの描写は。
この店は適当でこの男は適当な店長だっていうことを分からせるための描写なんだろうなって思ってて。
そういうことね。
でもそれはなんかなんていうのその自分もさそういう万引きジーベンの番組とかもあったじゃん。
今もあるかもしれないけど昔よくあったじゃん。
警察24時みたいな。
そうそうそう警察24時。
確かにあれはそうだよねもう確実に入れたりとかさ。
そうですね。
入れて店を出なくても要はもう防犯カメラに映ってるとかもう店側がマークしててさ。
そういう上でやっぱり捕まえるというかそこに行動に出るわけじゃん。
そうね入れるとこをまず厳任することが必要だよね。
そうかでもそういう描写ってそのスーパー自体のちょっとこう雑な部分っていうのをあえて見せてたっていうところはあるのかな。
だしその雑の域を超えてると思うんだよね。
そうだよね犯罪者にするわけだからねそれで人を。
映画の考察
あの描写ってだって盗んでないんですねよこの人っていう描写の時にいきなりバーンって言ってんじゃん。
冤罪だよねこれね。
そうだね冤罪だね。
だからさ冤罪でなんか連れてってさなんかゴニゴニしてんだろってやめよこの野郎って僕は思いますよこれは。
そっちですか。
死人に口なしですよ死人に口なしだからなんかあれはねスーパーも被害者でってなんかかわいそうな店長の描写をしてたけどちょっと意地悪な視点だなと思いつつもこのとこは本当に悪いやつで。
死人に口なしで誰も見てねえからそのキャラ突き通してんだろうってでお前ちょっと罪を背負い切れなくてなってお前とってにタオルくくって死のうとしたんだろてめこらって僕なんかは思っちゃいます。
うわーでもそれでもそのさ描写がないからわからないよね。
わからないね。
だってさその事実全部をさ俯瞰的に見せてるようでそこ見えてない部分もあるわけじゃん。
そうだね見せないあえて見せてない描写があるからなんかこうやって僕みたいに職業病でうがった見方をしちゃう人もいるけどでもあえて作ってるんでしょって思うよねそういう描写は。
いやそれあるよ。
あるよね。
だってああいうさ犯罪系って必ず監修入ってるはずなんだよね。
監修入ってるよね。
うわその視点新しいな。
変わんない結構あのまた例によってさ考察系のyoutubeとかちょこっと見たけどそういうこと言ってる意地悪な人はあんまりいなかったかな。
本当は手帳が悪いやつだったみたいなことはあんまり言ってる人いなかったけど。
まあやっぱりその現場とあまりにも乖離した描写がそう思わせるんだよね。
でもそれはやっぱりそこを考えさせる余地も入れてやっぱ決定的な部分映してなかったっていう可能性はあるよね。
うーんこれなんか本当になんか意地悪な視点をマニアックな視点を残してくれてるなって思った。
すごいなそれは面白い。
面白いのか。
そっかじゃあやっぱカネリン的には不自然だったんだあのシーンは。
いやもうめちゃくちゃ不自然ですよね。
でもその時点でなんかちょっとこう、あれこいつなんかちょっと変だなって思ったってこと?店長の方。
そうだね。何を、なんだ、まあまあなんかずっとマークしてたのかなぐらいには思ったけどさ。
ずっとマークしてたにしてはさ、爪甘すぎるから何がしたいんだろうって感じだよね。
だからその松坂トーリーがね、その何かをしようとしてそれで逃げて、で引かれちゃったっていう。
そうだよそうだよそうだよ、もうそうだったら全然違ってくるじゃん。
いやそれは違ってくるわ。だってその視点がないからさ、やっぱ松坂トーリーはもう正義感というかさ、店のね店長としてのさ、責任で捕まえたとしか考えてなかったから。
なるほどね。もしそっちのいい奴だったとしても、すっげえ適当で雑じゃん。
そのちゃんと店出てから声かけっていう、もう当たり前のルールすら無視してるし、厳任すらしてないし、捕まえて何をするのっていう。
そうだねってことはやっぱり、その雑さ加減っていうのは、見る人が見たらやっぱ分かったんだねあのシーンで。
雑なお店、店長、やる気ない、2代目やる気ない、適当。
ね、でもやる気ない感じは伝わった。
そうだよね。
でもさ、お父さんの代からやってるスーパーで、たぶん大学とか出たけど、戻ってこいって言われて。
そうやね。
それからどっか就職して、何年後かに戻ってこいって戻ってきて、
ね、こう街の知らないスーパーの店長になるっていうところで、もうモチベーションもないじゃん。
そうだよね。
わかんない、わかんないけど。
あまりエネルギーを感じない感じの描写だったから。
そう、もう松坂トーリーもう演技うまいよね。
松坂トーリーもちょっと話変わるけど、三上先生っていう前期のドラマがちょっと良かったですよ。
あ、そうなんだ。あの人演技うまいよね。
令和版の金髪先生だとかって言われて。
あ、そんな感じなんだ。
結構考えさせる系のドラマだった。
じゃあもう全然キャラ違う感じ?
あの官僚で、霞が関の官僚で、日本でかなり有名な新学校に先生として封印していくみたいな、出向するみたいな感じ。
まあいろいろそれも是非って感じですけど。
まあそれ映画じゃないからちょっと長いけど。
あの情けない感じがすごい似合ってたし、うまかったね。
情けない感じ、そうね。いやー本当すごかった。
ちょっとこの映画もツッコミどころ満載なんだけど、スーパーのおばちゃんね。
おばちゃんね、はいはい。
どうですか?
寺嶋忍さん?
寺嶋忍さん?
あのおばちゃんのちょっとキモい感じ。
もうなんか最初っからキモかったじゃん。
なんかさ、ちょっと店長何々くんちって情けないすごいねーとかって言ってちょっと腕触ったり。
もうね、ボディータッチもあるし、もうなんならちょっとこうワンチャン狙ってるみたいな。
ワンチャン狙ってるじゃん、キモいじゃん。
こういうおばちゃんいるなーって思いながらさ。
いると思ういると思う。
なんかあの人すごいね、あのキモい感じの出し方がさ。
もう本当に気持ち悪かったもん最初っからずっと。
でもさ、あのキモいというか、要は近い距離感だったじゃん、彼女は。
距離感、そうね。
でさ、もういろいろあってさ、落ち込んだ時にもやっぱあの距離感だったじゃん。
そうね。
あそこまで落ち込んでさ、もうわーってなった時にも、ああいうね、安心させてくれるようなおばちゃんがいたらさ、
もしかしたらとかなってたかもしれないよね。
コロッと。
コロッと。
そうだね。
あの人は結構正義マンだったじゃない。
うん、そうだね。
正しいマン。
うん。
あれはちょっとなんかしんどそうだと思ったよね、やっぱり。
あなたは正しいことしてるんだから胸張って!とか言われるから、なんかそういうことじゃないよなと思った。
でもあれは、なんかやっぱり好きだったっていうのもあるんじゃないかな。
そうだね。
好きだったんだよね。
青柳店長の真実
でもまあその後ね、惹かれてしまって、マスコミが来まして。
はいはいはいはい。
連日報道されるわけだよ。
はいはいはいはい。
スーパーにさ、報道陣がわーってきちゃって。
で、裏口から出たところでさ、取材人に囲まれてさ、
なあでもないこうでもない、まあ要は発言をしててさ、毎回毎回来られて、
もういいですいい加減にしてくださいとかって切れたとこだけ切り取られてさ、
ニュースで報道されてさ、
そうね。
なんか逆切れとかブチ切れとか言われてさ、
切り取りがあったね。
これってさ、今のSNSよくあるよね。
そうだね。
切り取り?
ニュースでもあるし。
うん。
本当に何にも文脈変わるもんね、あれ。
うん、変わる。
本当に申し訳ないことをしたと思ってますけど、みたいなその、1%ぐらいのところだけ切り取った。
そうそうそうそう。
正直スーパーも被害者だと思ってます。
で、そこドーンみたいなね。
のだけ。
ドーンって。
すっげえ悪いやつみたいに映るね。
そうなんだよね。
あるあるだなと思いました。
いや、あるあるだよ。
だってさ、それも要は自分が切り取らなくてもさ、
ほら煽り運転とかもあるじゃん。
はいはいはい。
煽り運転もさ、一部始終じゃなくてさ、
いきなりグワンって後ろから入ってきてさ、止めて、
要は前でストップして出てきてさ、オラーって怒ってるおじさんとかいるわけじゃん。
うんうん。
あれいきなりしないと思うんだよね、たぶん。
はいはいはいはいはい。
あれさ、たぶんその、投稿者が最初に煽ったのか、
何かしらあると思うんだけど、あれもやっぱ自分でやる切り取りでしょ。
うん、そうだね。
そうね。
そうそう。
やべえやつがいたとかじゃなくて、
30分ぐらいのいろんなやり取りがあってのあれでしょっていう。
そうそうそうだ。最初は些細なことかもしれないけど、
最後の切れた部分だけ切れてさ、報道するって、
煽り運転もそうだしさ、すっごい前だけどさ、
あの、布団おばさんって覚えてる?
布団おばさん?
あの、引っ越し、引っ越しってやってた。
いや俺知らないなそれ。
知らないか。
何それ?
あれ?ほんとに?
何それ?ちょっと世代じゃないかもしんない。
あれ?世代じゃないかな。
何それ?
いや、あの、隣人がね騒ぎ立てるんですっていうのがニュースになったわけよ。
へえ。
そしたらその、被害者側のほうがさ、毎日ビデオ撮ってるわけ。
うんうんうん。
そしたらおばさんがさ、布団叩きでさ、
布団をパンパンパンって叩きながら、めちゃくちゃ激しいロックとかをかけてるわけよ、大音量で。
うーん、やばそう。
すんごい迷惑じゃん。
うん、やばいよね。
頭おかしいなこの人って言って、テレビで報道されてたんだけど、
それも最終的に本当かどうかわからないんだけど、
そのおばさんは最初にその、ビデオ投稿して人に嫌がらせをされてたっていう話が後から出てきたんだよね。
なるほどね。
それでもう、頭おかしくなっちゃって、
それの仕返しでやってたんだけど、それを報道されちゃったみたいなさ。
なるほど、なるほど、なるほど。
何が真実かわからんね。
わからない。
そういう、なんか前回のね、怪物じゃないけどさ、
やっぱり、わからないです。
なんか、怪物よりもこの空白のほうが身近な問題を取り上げてる感じが、ヒューマンドラマーとして。
感情移入もしやすいのかなーって思いながら見てたね。
ねえ、2001年だからもう4年前だけど、全然今も普通にあるようなことじゃん。
そうだね、毎日毎日どっかでね。
ということで、まあ案の定1回で終わるはずもなく。
はずもないですね。ほぼ多分、このストーリー見てない人は何が何だかわかんないよね。
そうだね。だからなんか基本見てから見たほうが面白かった。
そうですね、これ見てから友達の話を聞いてるような感じで。
そうだね。
またこれ有名作品だから見てる人も多いかもしれない。
見てる人多いと思う。で、もう4年前だから。
今回第1話は松坂通店長の悪口。
悪口だったね。かわいそうな人のはずなのに、そういう切り口をお届けしました。
もしかしたらっていう切り口は多分どこの考察者もやってないと思う。
メディアとSNSの影響
いやー、なんか俺の性格が歪んでるみたいでやだね。
俺結構本当にそう思ってるからね。
ってことは、会員だけじゃないと思うんだよ。
うんうん、仲間募集。
そう、仲間募集中。私も思った。僕もそうだと思ったっていう人はコメント欲しい。
コメント欲しいです。コメント欲しいです。
お願いします。
お願いします。
ということで、僕らは映画を語らない。
毎週定期的に配信していきますと。
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それではまた次回お会いしましょう。
さよなら。
30:23

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