ぼやきアーカイブ、Log No.33 阿鼻叫喚がとまらない。
再生開始。
はい、じゃあ、仕切り直しまして、というか、はい、クヌギです。
はい、さっきまでちょっとね、枕と称していろいろしゃべってたんですが、
まあ、長くなったので、ちょっと一旦区切って、改めてしゃべり始めております。
はい、実を言うと、ご飯食べてきました。はい。
ちょっと腹減ってたんで、はい。
はい、まあ、ちょっとととと本題いきましょうか。はい。
で、今回しゃべりたいゲーム、まあ、しゃべろうと思っているゲームはですね、
まただいぶ昔のゲームです。
これ、知ってる人はいるかな。
まあ、俺と同年代であれば、聞いたことあるかもしれないけど、
まあ、いわゆるレトロPCみたいなね、時期のゲームになります。
えーとですね、タイトルは、ザ・スクリーマーというゲームです。
はい、1985年の5月に発売された作品になります。
メーカーは、マジカルズですね。はい。
で、対応ハードは、PC-8801SRと、まあ、X1といういわゆるレトロPC、
当時のパソコンに対応したゲームになってますと。
ジャンルは、3DダンジョンRPGです。はい。
まあ、レトロPCの時代のゲームについては、まあ、以前ちょっとね、
シルフィードだったかな、の回でちょっと話したので、
まあ、ここでまた改めて説明するのもちょっとあれなんですけど、
まあ、でも、とはいえね、聞いてない方もいるかもしれないからね。
ざっくり言うと、1980年代から90年代あたりですね、
WindowsというOSがね、まあ、現状はWindows11が絶賛稼働中の2025年ですけども、
まあ、80年代、90年代あたりは、Windowsが出てませんでしたから、
まあ、Windows95が出たのが、あれ、95年だったっけ?
ちょっと一中はしてなかったと思うけど、まあまあ、
Windowsが登場する前の時代のパソコンですね。はい。
その時代でも、まあ、PC向けにゲームは結構たくさん存在してまして、
今回のThe Screamerというゲームもその中の一つになります。
で、最初にぶっちゃけますけど、このThe Screamer、
俺は当時プレイできませんでした。はい、プレイしてません。
以前もメガドライブミニについて話した回の時でしたがね、
当時買えなかったゲームについてね、語ったりした回がありました。
はい、今回もそれです。
つまり、当時めちゃくちゃ気になってはいたんだけど、
まあ、うちにPCはなかったんで、
ゲーム買ってもパードがなかったんで、やれてないと。
で、まあ、手に入らなかったゲームの方が思い入れが強くなりがちで、
思い入れがちですよね、問題ってやつですね、これね。
脳内のみで盛り上がってしまったパターンですね、当時。
ということで、だからある意味俺にとっては幻のゲームみたいな感じなんですけど、
The Screamerについて話していきたいと思います。
まず、じゃあちょっとここで、またちょっと気取った文章をですね、書いてみたんで、
ちょっとそれを俺じゃない人に読んでもらっていただこうかなと思います。
地球規模の異常気象により食糧危機が発生した1990年。
日本は富士山陸に遺伝子工学研究所バイアスを設立。
遺伝子操作により効率的に食糧を作り出す研究を開始する。
しかし、ついに勃発してしまった第三次世界大戦によって、バイアスは放置された。
やがて戦争は終わり、社会は大きく荒廃。
そんな中、残されたバイアスの中では、
未だ稼働中のシステムによって遺伝子操作された怪物が作られ続けているという。
政府としては、バイアスの怪物が外に出てくる事態は避けたいが、
バイアスごと破壊すると二次災害の恐れがある。
政府は対策としてモンスターに賞金をかけた。
さらにバイアスを停止させた者には莫大な報酬を出すと、
結果、バイアスには賞金目当てのならず者が群がり、
彼ら相手に商売する者たちも集まっていく。
やがてバイアス周辺はビーストシティと呼ばれる街となった。
今日も命知らずがバイアスに挑む。
中では、遺伝子モンスターや防御システムによって、
会えなく死んでいく者たちの断末魔の叫びが絶えない。
いつしか彼らはこう呼ばれるようになった。
ザ・スクリーマー
サイバーパンクって言っていいんでしょうかね。
サイバーパンク2077みたいにね、
コンピューターネットワークとか、
広角機動体みたいな、あとは電脳みたいなね、
そういう要素はぶっちゃけ出てこないんですけど、ザ・スクリーマーにはね。
でも、世界大戦後の荒廃した世界の中で、
ちょっと瓦礫の中で生き残った人々みたいなね、
なんかそういう感じ、サイバーパンクっぽい香りが
ブンブンすると、この作から。
だから、サイバーパンクというか、なんだろうな、
あの、マッドマックスです。
マッドマックスとか、あとアキラ、
大友克弘さんの漫画ですね、の影響を
この作にはすごく感じます。
いわゆるディストピアっていう感じのね。
サイバーパンクもある種ね、ディストピアな世界を描いた作品だと思うんで。
で、そう、ちょっとね、今回調べてて、改めて思ったんですけど、
昔のね、漫画で北斗の剣ってありましたよね。
アタタタターのね、アタタタターって。
もうちょっと言うなら、気合い入れて言うって話だけど。
ありじゃないですか、北斗の剣って漫画がね。
あれってもうまさにマッドマックスだったんですね。
マッドマックスのフォロワーだったんだなって、
もうだいぶ後になってから気がつきましたね、あれね。
当時読んでた時はそんなん全然知らなかったですからね。
で、その作画の、その北斗の剣の作画を担当していた原哲夫さん、
原哲夫先生って、確かその北斗の剣の連載の後に
サイバーブルーとかいうタイトルの
何か作品をジャンプに載せてましたよね、確かね。
あれ、主人公が人間だったか、何か細胞群みたいな感じだったと思うんだけど。
あれも、当時やっぱり流行ってたんでしょうね。
当時の流行を考えると、そういうサイバーパンクだったり、
あとはマッドマックスみたいな要素だったりっていうのが入ってくるのは、
なるほどなっていう、もう今年取ってから改めて分かったみたいな感じですね。
当時は全然そんな自覚はなかったですけど、ガキんちょだったんで。
でも今見ると、みんなやっぱ好きだったんだな、こういうのって思ったりしました。
で、この作、ザ・スクリーマーはですね、パッケージに特徴があったみたいですね。
パッケージ、要するに箱っていうかね、あれなんですけど、
ケースじゃなくて本みたいな作りになってたそうです。
その本は本でも漫画だったみたいですね。
当時のPCゲームって、サイズはちょっと分かんないけど、A4?A5?ちょっと分かんないけど、
ノートのサイズぐらいのちょっと分厚い感じのプラスチックのケースに入ってるのが、
だいたい多かったです。当時のPCゲームって。
それが普通だったんですけど、ザ・スクリーマーに関しては、大きさは同じぐらいだと思うんですけど、
それが漫画になっていたと。だから結構でっかい大判の漫画みたいな感じですね。
で、その漫画の本をめくっていくと、その中にフロッピーディスクが挟まってるみたいな、
まあ、挟まってるっていうよりはちゃんと収めてはあるんでしょうけどね。
そういう状態だったみたいです。
で、その収録されている漫画の内容は、このゲームのプロローグに相当するものだったみたいですね。
いいですね。こういう演出はちょっとね、行きですね。俺は好きですね、これはね。
で、このプロローグの漫画を描いていた方が、春本翔平さんという方です。
この春本っていうのは東本って書いて、春本って読むみたいですけど、
ちょっと俺はあんまり詳しくないんで申し訳ないんですけど、
この春本さんはどうやら大友勝博さんのアシスタントをやってたのかな。
なんかそんな情報をちょっと見かけました。今回調べてて。
だからさっき言いましたけど、そのマッドマックスっぽいっていうかアキラっぽいっていうか、
まあそういう雰囲気も、今作のザ・スクリーマーにあるのも、
まあその辺を狙って春本さんが担当されることになったのかもしれないですよね。
でも今現在の春本さんの絵ってそんなにアキラっぽくないっていうか、
まあ大友さんっぽくない絵を描いてらっしゃいますけど、
ザ・スクリーマーのパッケージに関しては、なんかそういう感じがかなり近い感じがするってところですかね。
あとゲームのマニュアルですね。マニュアルも凝ってまして、
これがさっきプロローグの漫画が載ってるって言いましたけど、
そのマニュアルはマニュアルで、まあちょっと薄い小冊子みたいな感じになっているのかな。
これが小説になってるんですね。
まあ小説になってるはいいですけど、まあ小説っぽいものになってます。
ビーストシティ、ザ・スクリーマーの舞台ですけど、
そこに訪れたプレイヤーに語りかけるみたいな体の小説のスタイルでマニュアルが描かれています。
ゲームの中の世界にうまく導入っていうか入ってもらうための演出というか、
そういうこだわりが感じるマニュアルになっていると。
あとはそうですね、世界観についてはさっき気取った文章の中で説明した感じなんですけど、
ゲームスタイルとしてはウィザードリースタイルって言っていいのかな。
まあ3Dダンジョンっていうこともありますけど、
大きな括りとしてダンジョンに財宝が眠っていて、
冒険者たちが死ぬかもわからないそういう危険なダンジョンに潜っていくと。
そのダンジョンの中でモンスターと戦って死んじゃったりとか生きて帰れたりとかしていくような、
その冒険者がそのダンジョンに集まった結果そのダンジョンの周りには街ができているみたいな。
これもある意味ウィザードリーがまさにそんな感じの舞台設定になってますよね。
なので今作のザ・スクリーマーもこれにほぼ近いというか、
踏襲している作品ですね。
ザ・スクリーマーもかなり真正面からウィザードリーを参考にして作られたゲームっていう感じですかね。
俺の大好きな漫画でダンジョン飯っていう、
前もここで名前出したことあるかな、ダンジョン飯っていうのがありますけど、
あれもこの感じですよね。
ダンジョンがあって、ダンジョンに冒険者が集まると。
そしたらその冒険者を相手に商売するたちがそこの周りに集まって、
だんだん栄えていくみたいな。
そんな感じですよね、ダンジョン飯も。
だからダンジョン飯もかなりゲームをベースにした作品というか、
古式ゆかしい、
オールドスクールというかスタイルにのっとった作品、世界観になってるんだなっていうのを改めて思ったりしましたね。
ダンジョン飯2期はいつになるんでしょうね。
来年ぐらいには続報を聞けるのかな。
楽しみですね、それはそれとして。
ここからはゲームシステムの話にありますか。
ここからが本題ですね、はっきり言ってしまうと。
このザ・スクリーマーなんですけど、ゲームシステムがすごく癖が強いです。
癖強ゲームです。
主人公であるプレイヤーは、バイアスというダンジョンの周りにできてしまったビーストシティという街にやってきた青年になります。
名前は自分で付けられます。
自分で文字入力して、主人公の名前は決められますね。
そして、ビーストシティで武器を買ったりして準備をしてから、ダンジョンであるところのバイアスに潜るという流れです。
今作は一人です。
ウィザードリーを踏襲しているゲームなんですけど、パーティーとかは組みません。
一匹狼です、主人公。
一人で戦います。
みんな賞金を独り占めしたいとか、そんな感じの設定なんですかね。
ダンジョンであるところのバイアスは、いわゆる3Dダンジョンで描写されていて、全6階、6フロアのダンジョンになっています。
3DダンジョンRPGの説明はした方がいいんですかね。
簡単に言うと、一人称視点で表現された迷宮探索をメインとしたRPGという感じですかね。
一人称視点というと、今作コンだといわゆるFPS、APEXみたいなものを連想するかもしれないんですけど、あれとはだいぶ異常違います。
今時のFPSは、いわゆる3Dで構築された箱庭状の空間を自由に歩けるようになっていますけど、
当然レトロPCの時代はそんなのは無理なんですよ。
簡単に言うと、将棋盤というか五番の目というのかな、エクセルの行と列ってわかります?
社会人の方ならわかるでしょう。
エクセルの行と列みたいな感じで、それこそ五番の目という言い方をしましたけど、そういう感じでマップが構成されています。
方向キーの上を押すと一マス分前進するし、右を押せば右を向き、左を押せば左を向くみたいな操作形態になるんですね。
だから一マス一マスがグリッド状に作られているダンジョンと言えばいいのかな。
口で説明するの難しいですね。
例えばプレイヤーが今いる場所は東と南には壁があります。
当然そっちは進めないって感じですね。
西と北には道が続いています。
そういう感じで一歩ずつ進んで画面がリフレッシュされて、一歩進んだら奥にあった壁は近づいてくるし、東側にあった壁も移動するみたいな、見てもらった方がいいんだけどね。
要は当時の自由に3D空間というかダンジョンを描写することは難しかったので、
あらかじめ5番の目上にマップデータをダンジョンで作って、それを一マスずつ歩くという体で迷宮を表現していたという感じですかね。
申し訳ない。説明だって申し訳ない。
ちょっと考えよう、これ。
そんな感じで迷宮を、ダンジョンをどんどん進んでいくゲームなんですけど、
このザ・スクリーマーのダンジョンはバイアスと呼ばれるかつて遺伝子研究所だったところなんですけど、遺伝子操作した化け物とかいっぱいいるところなんですけど、
罠が多いんですよ。落とし穴だったり、火が出たり毒が噴き出したり、真っ暗闇で前が全く見えないみたいなゾーンとかがあったりとか、大変なんですよ。
今時のRPGであれば、ボタン一つでマップが表示できたりするじゃないですか。
なんですけど、このゲームそんなのありません。
当時のゲームはそんなのなかったです。
なのでマップがもし必要なんだと思うんだったら、自分で書くしかないんですね。
そういう古式ゆかしいというかね、そんな時代のゲームでした。
そんな感じでですね、罠がいっぱいのバイアスなんですけど、ダンジョンを進んでいると当然敵と遭遇します。
で、戦闘になるわけですね。
どんな敵がいるかというと、なんか変なミミズみたいな敵とか、あとは目が一つしかないウサギみたいなやつとか、あとはスライムとかかな。
スライムみたいな敵。スライムとは呼ばなかったと思うけど。
突然失礼します。ナレコです。
ここでボスが言っているウサギのようなモンスターですが、これもウィザードリーに登場するボーパルバニーのオマージュの可能性がありますね。
ボスは何も気づいていないようですが、ま、彼は未だにリズをプレイしたことはないようですので、無理もないかな。
あとはロボット系の敵もいましたね。バイアスの、だから元々は警備ロボットみたいな感じだったのかな、設定が。
それが暴走してしまって、ダンジョン内にうるついているっていうのも敵として出てくると。
そんな感じだったかな。
俺がちょっとビジュアル的に好きというか印象的な敵がいて、名前がキャリーベイビーっていう敵がいるんですよ。
でこれ、どんな敵かというと、人に寄生するモンスターみたいなんですね。
人間の死体に乗っかってるんですよ。人間の死体の背中にちょこんって乗ってるんですね。
だから死体を動かして歩いてるんです。
その死体の背中にちょこんと乗ってるそいつが本体なんですけど、
それがまるで人間がそのちっちゃい生き物をおんぶして歩いてるみたいに見えるから、キャリーベイビーっていう名前らしいんですけど。
当時これのモンスター見て、なんかすげえかっこいいなこれ。
かっこいいって言い方変だけど、こういうネーミング好きだなみたいな感じで思った覚えがありますね。
そんな感じでいろんなモンスターが出てくる。
とはいえ今時のね、昨今のRPGに比べたら敵が出てくる数は少ないと思いますけど、
それでもバラエティ豊かな敵と戦いながらバイアスの中を進んでいくという感じになってますね。
ただこの敵とのエンカウント率がかなり高いんですよね。
その戦闘がまたちょっと変わってまして、サイドビューのアクションゲームになってるんですよ。
戦闘がね。
ウィザードリーフォロワーならコマンド選択の単声バトルなんじゃないの?って思うんだけど、なぜかアクションゲームになってます。
このアクションゲームがね、ちょっとなかなか癖があって、
プレイヤーはね、確か攻撃と防御と、あとジャンプかな。
あとはアイテムの使用ができると。
これの動作を駆使して敵と戦うんですけど、
シルフイードの時もちょっと言いましたけど、当時のPCってアクションゲームには全く向いてないんですよ。
びっくりするくらい向いてないんですよ、アクションゲームには。
なので、例えばそのキャラクター、敵キャラにしろプレイヤーのキャラクターにしろ、
それを滑らかに動かしたりとか、あとは画面全体をスクロール、綺麗にスクロールさせるとか、
そういうのが本当に苦手なんですよ、当時のPCって。
そもそも当時のPCってゲームをやるための機械ではなかったですからね。
キャラクターとか背景を動かすっていう処理、機能に関しては、
当時ファミコンがすでにもう世の中に出てましたけど、
このファミコンというゲーム機がある意味異次元のスペックだったんですよね。
あんなに滑らかに動かすのって相当難しい。
難しいというか、だからファミコンがそこに特化してたんでしょうね。
そういうちょっと特殊なハードだった、特殊な高性能のハードだったんですね、ファミコンっておそらく。
当時は自分もね、ほとんどファミコンから入ったみたいなもんだから、
ファミコンでできるのにパソコンはそういうのはあれなんだって、
知る順序が逆だったからそういうふうに思ったりもしましたけど、
その後いろんなゲーム機とかパソコンとか触るにつれは、
ファミコンが異常だったんだなっていう。
当時の家庭用機のゲームが異常だった。
ファミコンがだからおそらく底上げしたんでしょうね。
それで結果セガもマークスリーとかね、その辺で追随していくことになるのかもしれないですね。
その辺はちょっとあんまり詳しいことはわかんないですけど。
話に戻りまして、ザ・スクリマーなんですけど、
戦闘がね、さっき言いましたサイドビューのアクション。
横から見た視点のアクションゲームになってるんですけど、
さっき言ったようにPCでそれをやるのはちょっとなかなか厳しいんですよ。
だからどうしたって動きはカクカクだし、
敵の動きも点滅しながら移動してきて、
気がついたらすぐ近くにいるとかね、そういうなかなか厳しいものですね。
あとコンセプトね、プレイヤーがジャンプもできるんですけど、
ジャンプして敵の攻撃を避けるっていうのはちょっと厳しいんですよ。
かなり厳しいです。
このゲームでジャンプを有効的に使うのはもうちょっと無理だろう、
実質無理だろうぐらいな感じなんですね。
なので基本的にはこのゲーム、戦い方としてはですね、
しゃがんで敵の攻撃をガード、防御って選べばガードできるんですけど、
ガードして隙を見て銃だったり剣だったりでちょこちょこ攻撃するみたいな、
それの繰り返しになっちゃうんですね。
そこがね、ちょっとあれっちゃあれなんですけどね。
しかもですね、序盤は敵の攻撃2発であっさり死んだりします。
こちらが。びっくりするくらい弱いんですよ。本当に弱い。
命が軽いですね。
そういうゲームバランスでしたね。
もう本当に本当に辛い。
だから正直これ面白いのかって聞かれると、
うーんっていうね、うならざるを得ない感じのゲームバランスになってます。
で、そのFRDというアイテムをなんとか手に入れて、バイアスに行って、
敵を倒しますと。そうすると経験値が入るんですね。
で、その敵を倒して経験値を得て成長すると、
ハンタークラスっていう、これがいわゆるキャラクターのレベルですね。
レベルが上がって、いろんなパラメーターが上がると。
力とか素早さとか格子濃さとか能力値の最大値が上がってきますと。
今しれっと言いましたけど、最大値なんですよ。ここで上がるの。最大値なんです。
能力値そのものではないんですよ。
レベルが上がって上がるのは能力値ではなくて能力の最大値なんですよ。
で、じゃあ実際にその数値を上げるにはどうするかっていうと、
またね、医者に行くんですね、これ。
さっき言ってね、多めにもらった金は返さねえ。医者ですよ。
で、その医者に行くんですよ。
さっき言ってね、多めにもらった金は返さねえ。医者ですよ。
で、その医者にお金を払ってそのパラメーターを上げてもらう。
上げてもらうっていうか、さっきのHP回復と似たようなシステムになってるんです。
要するにお金を払って回復するみたいな感じなんですよ。
それをパラメーターに対してやると。
そうすると実際にその能力値が上がると。
力とか賢さとか。
なんでしょうね。レベル上げにも金がかかる。
世知辛い。世知辛いですね、これね。
どうしてこういうシステムになってるのかも、ちょっとよくわかんないです。
わかんないです。
あえてできるだけ、何だろうな、好意的に解釈するとしたら。
あえて好意的に解釈するとしたら、
例えばレベルアップするとプレイヤーのポテンシャルが増えるみたいなことになると。
実際の能力はそのポテンシャルを上げた後で、
実際の能力を何かしらの手段で鍛えるみたいな、
そういうシステムにしたかったかもしれないですね。
でも、鍛える能力値、力とか賢さとか、そういうのを鍛える方法をどうするかみたいなことを考えたときに、
トレーニング施設とか、そういうのを作ってもいいのかもしれないけど、
ひょっとしたら開発期間とか予算の問題で難しいと。
もしかしたら、当時ザ・スクリームが出ているときはなかったと思いますけど、
いわゆるダンジョンマスターというゲームがありますよね。
あれはプレイヤーが取った行動に応じて、いろんな能力値が上がるみたいなゲームだったと思うんですよ。
剣を振るとファイターとしての能力が上がっていくとか、そういう感じのシステムですよね、ダンジョンマスター。
あんまりやったことないので詳しくないんですけど、すみません。
そういう感じでザ・スクリーマーも戦闘スタイルによって、
だんだん力が上がっていくとか賢さが上がっていくみたいな風にしたかったのかもしれないけど、
でもそれもさっき言ったようにダンジョンで難しいとなって、
じゃあ、医者でいいかとなったのかな。
わかんないですけど、完全に妄想ですけどね。
そうなったのかもしれないですね。
医者なら、お金を払ってHPを回復させる、HPの数値を上げる手段にはあるから、
このシステムを利用して能力値も上げてもらおうみたいなことになったのかもしれないです。
わかんないですけどね。
でもなんとなくこういうのを考えると、本当にやりたかったもの、
このゲームで本当に表現したかったものの残像みたいな、残りカスというか、
そういうのが見える気もしなくもないみたいなところがありますね。
そしてある意味、このザ・スクリーマーの最たる特徴がありまして、
これからお話しするんですけど、
この作でセーブという仕様が、セーブをするための仕様がすごく特徴的です。
この作ではセーブをするには、舞台となるビーストシティから出る必要があるんですね。
そう、出るんですよ。
どういうことかというと、プレイヤーがゲームを中断する、
だからセーブして中断する、一回やめるってことですよね。
それを街から出るっていう演出にしてるんですよ。
街から離れて、それで一回電源切って、パソコンの電源切って、
もう一回ゲームを始める。
つまりロードする時っていうのは、街に再び訪れるっていう演出になってる。
そういう体裁になってるんです。
セーブとロードを街から出ること、街にもう一回来ることっていう行動に紐付けて表現してるんですね。
このあたりの演出はね、ちょっとこれはかっこいいなと思ってるんですよ。
粋だなと思ってるんですよ。
粋だね、粋だねって思ってるんですけど。
このザ・スクリーマーのセーブ方法はこれだけなんですよ。
つまり、街を出てセーブするっていう、
言ってしまえば最近というか、当時はそういう言葉はあんまなかったかもしれないけど、
いわゆる中断セーブって呼ばれてるもの。
これしかないんですよね。
で、当然ダンジョン内でセーブとかもできません。
どこでもセーブなんていうのはね、当時のゲームはそんななかったです。
そんなザ・スクリーマーで、もしプレイヤーが死んでしまったら、
プレイヤーキャラクターが死んでしまったらどうなるかというと、
セーブされたデータは即削除です。
冗談でもなく、マジです。マジで削除です。
すごいレベル上げたキャラクターも、
死んでしまえばまるっと消えてなくなるんですよ、これ。
今作、ミザードリーフォロワーなのは間違いないと思うんですけど、
ミザードリーでもここまで厳しくなくない?って。
こっちは一応何回か復活のチャンスありますよね。
なんでだよって。
こうやって、昔のゲームとして話す分には、
たぶん皆さんは、マジかよ。そんなゲームだったの?って。
面白いなって思うかもしれないですけど、
当時、これ実際やってみると本当にきついと思いますよ。
本当にきついんですよ。
本当にきついんですよ。
本当にきついんですよ。
アクションゲームじゃないんですよ。
RPGですよ。今作。
N転リングで、死んだらデータ削除みたいなことしないでしょう。
普通。
あえて縛りプレイでもいいんですけど、
そんなのね、あえて縛りプレイとしてノーダメージでクリアみたいなことをやってる方々はいらっしゃるとは思いますけど、
でもそれはプレイヤーの意志ですからね。それは別にいいと思いますよ。
でもザ・スクリーマーのこれはですね、もうシステム的に矯正されてますからね。
これはなかなかね。
このね、ポッドキャストをずっと聞いてくれてる方はひょっとしたら覚えてるかもしれない。
だいぶ初期の頃にドラゴン・クォーターっていうRPGを紹介したと思うんですよ。
ブレス・オブ・ファイアシリーズの5作目、ドラゴン・クォーターですね。
あれもRPGでしたけど、あのゲームもね、俺は大好きなんですけど、
あれも言ってみればこれに近いゲームシステムではありましたよ。
RPGですごいクリアまでに時間かかるんだけど、
死んだら最初からやり直しになるゲームでしたね、ドラクォーも。
あれはあれできつかったけどね。
ただ、ドラゴン・クォーターはとはいえ引き継ぎ要素はありましたよね。
あったはずですよ、確か。
キャラクター、主人公がね、習得したスキルとかは、
その死んでも次の周回プレイに持ち越せたと思います、確か。
もうちょっと大ごろげになっちゃってますけど、
でも本当に今作にはないです。
ザ・スクリーマーにはそんなのはないんです。
まるっと全部消えます。
オールデリートですね。ノーマーシーです。
慈悲はないって感じですよ。
これね、きついですね。
もう本当にドラクエで言えば、死んだら冒険の章は消えるみたいなもんですからね。
ちゃんとリセットボタンを押しながら電源を切るとかね。
それはファミコンの時代だけど。
そういうこととは無関係に必ず消えてしまう。
これは心が折れても仕方ないゲームシステムになってるかなと思いますよ。
正直当時このシステムを受け入れてちゃんと遊んでいた人はどれくらいいたんですかね。
ちょっとそこは正直わからないというか怪しいというか。
これは回避策があるんですよね。
あるんですよ。
このセーブデータを消させない裏技というかそういうのがあるんですけど。
当時のPCってカセットテープで供給されているものもありましたけど、
ザ・スクリーマーに関してはフロッピーディスクかな。
フロッピーディスクでゲームのデータも入っていると。
当然ゲームのデータが入っているフロッピーディスクにセーブデータも記録されるんですけど。
このセーブデータが保存されるフロッピーディスクにちょっと再行するとね。
上書きみたいなデータの保存をちょっと妨害できるんですよね。
この辺今回詳細は説明は省略しますけど。
これはPC使っている人なら誰でも思いつく方法なんですよ。
これはちょっと例えるなら年配の方なら分かってもらえると思うんだけど、
カセットテープとかビデオテープとかに爪を折るという仕組みがあったじゃないですか。
爪を折ったカセットテープには追加で録音とかできなくなりましたよね。
ビデオテープも同じように爪を折ったビデオテープには上書きで新しいテレビ番組とか録画できなくなったりしたじゃないですか。
それと同じような仕組みがフロッピーディスクにもあるんですよ。
なのでそれをやってしまえばセーブデータ消されることはなくなるんですね。
取っておきたいセーブデータが入っているフロッピーディスクにその再行をね。
先にはプロテクトシールって言うんですけど、これ説明しちゃってるけど結局。
プロテクトシール貼ってセットしておけばいざキャラクターが死んでしまいました。
死ぬってことはセーブデータを消すために上書きされることになるじゃないですか。
それかプロテクトシールが貼ってあるとそこで書けないので実質エラーになるんですけど。
エラーが発生するんだと思うんですけど。
そういう形でセーブデータを取っておくことはできました裏技で。
多分みんなこれやってたよね。
やってたと思いますよ。
これやらないでプレイするのきついもん。本当にきついもん。
だからそうなってくるとこのシステムって本当に必要だったのかな。
楽しめるシステムとしてこのセーブデータ削除は成り立っていたのかなっていう気もちょっとしなくもないですけど。
でもこういうのを実装しちゃうこの尖りっぷりに若干ちょっと引かれるものもあるみたいなね。
そういうこだわりにね。
いいなと思ったりもする部分もなくはないって感じですかね。
そんな尖りまくったRPGであるザ・スクリーマーなんですけど。
最初に言いました。このゲーム俺当時持ってません。
遊んでません。
なんでそんなにこのゲームに思い入れがあるのかと。
当時買えなかったけど。
遊びたかったんですよ。遊びたかったんですけど遊べなかった。
なんでそんな風に思うようになったかって遊んだこともないくせにって話なんですけど。
そのきっかけはですね。正直はっきりとしたものは覚えてないけど。
十中八九これだろうっていうものがあります。
本がありました。
それがチャレンジパソコンアドベンチャーゲーム&ロールプレイングゲームっていう書籍がありました。
これが1986年の4月に発売されたものだったかな。
さっき調べたんですけど。
著者は山下明さんです。
特に当時PCゲームが好きで遊んでたり、
界隈にアンテナ張ってた人なら名前はおそらくみんな知ってるんじゃないかなっていうぐらい有名な方です。
山下さんはマイコンベーシックマガジンという雑誌、通称ベーマガって呼ばれてましたけど。
そこでライターとして活躍されていた方です。
山下さんが書いたチャレンジパソコンアドベンチャーゲーム&ロールプレイングゲームっていう本を友達の家で読んだんですよね。
それがきっかけなんですけど。
余談なんですけど、この山下さん。
多分名前知らなくてもおそらくみなさん思い至るところはあるんじゃないかなっていう。
山下さんは後にフリーのゲームライターだったのかな。
後にベントスタッフっていう会社を作られました。
この会社は何をしていたかというと、
ゲームの攻略本の制作とか編集とかそういう業務をする会社としてベントスタッフっていうものを作ったと。
それなりに攻略本というものに慣れ親しんできた、それなりのモサ、ゲーマーならおそらく名前は聞いたことあると思います。
攻略本のタイトルに解体神書とかアルティマニアとかそういう名前のついてる攻略本知ってますよね。
知らないとは言わせねえぞみたいな感じなんですけど。
あるでしょ絶対。
攻略本を読んだことがある人なら100人に100人は聞いたことがあるんじゃないかなっていう。
ファイナルファンタジーの攻略本でめちゃめちゃ分厚い鈍器みたいなやつありましたよね。
あれです。
あれを、あの攻略本を編集とか制作とか、当然ライティングとかもやったと思うんですけど、
それをやっていたのがこの山下さんの会社のベントスタッフなんですね。
これね。
だからねみんなね山下さんにお世話になってるんですよこれね。
みんなって。
いきなり主語がでかくなった。
それでちょっと話戻しますけど。
このチャレンジパソコンアドベンチャーゲーム&ロールプレイゲームっていう山下さんの本を
友達が持っててそれを読んだんですね俺は。
そこで今作ザ・スクリーマーを知りました。
ぶっちゃけですねこの本を読んだのはドラクエ1が出る前だったんじゃないかなと思いますね今思えば。
厳密な意味での初めて遊んだRPGってドラクエ1じゃないんですよねきっとね。
今回ザ・スクリーマーのことを話そうと思っていろいろ思い出しててそういうふうに思いに至ったんですけど。
一番最初に本格的に遊んだのはドラクエ1なんですけど、
でもRPG、ロールプレイングゲームっていうジャンル名を知ったのはおそらくこのチャレアベこの本からだったし、
実際に遊んだ、初めて遊んだロールプレイングゲームっていうのもドラクエじゃなくておそらく友人の家で、
そのチャレアベを持っていた友人の家で遊んだPC88用の何かのRPGだったと思います。
おそらく無限の心臓っていうRPGがあるんですけど、
多分それだった気がしなくもない。
ちょっとこの辺はもうさすがに記憶がおぼろげなんですけど。
これは余談なんですけど、そんなことも思い出してきました。
何度も話がずれて申し訳ないんですけど。
この通称チャレアベと呼ばれていたこの本なんですけど、何冊か出てるんですよ。
何冊か出ていて、そのうちの一冊にこのザ・スクリーマーの紹介記事がありました。
それを読んで知ったんだと思います。
でも当時うちにはPCなんてありませんでした。
PC88はなかったので、ゲーム自体は遊べなかったと。
でも諦めきれなかったわけですね、当時の俺は。
諦められなかったので、ゲームは遊べないけど本は買えるだろうと。
関連書籍は買おうと思ったんですね、当時の俺は。
ゲームブックを買いました。
当時の俺、あるあるなんですけど。
ゲームは買えないけど、その攻略本だったりゲームブックを買うという。
値段全然違いますからね。
何十分の一とかで買えるとかそんな感じですからね。
何十分の一はいいですね。
なのでザ・スクリーマーのゲームブックを買いました。
ゲームブックの説明いきますかね。
以前も話したことあったっけ。
今後もゲームブックの話題はこのポッドキャストで出そうな気もするんだけど。
ちょっと軽く説明すると、いわゆるアドベンチャーゲーム的な内容を本。
当時だから当然紙ですよ。
紙の本でアドベンチャーゲームをプレイするような、そういう書籍でしたね。
いわゆるテキストアドベンチャー。
テキストアドベンチャーというかあとはサウンドノベルというか。
そういう文章で構成されたアドベンチャーゲームをそのまま紙の書籍に変換したみたいなものがゲームブックだと思ってください。
イラストはあったっちゃあったけどそこまで絵がメインなものではないかったですね。
あくまで文章でメインのものでしたゲームブックって。
このザ・スクリーマーのゲームブックも存在してたんでそれを買いました。
2冊あったんですよね。
2種類出てましたこのザ・スクリーマーをゲームブックにしたものが。
これがそれぞれ出版社も違うものでしたね。
これね今回ねちょっとどんな名前だったっけと調べたんですけど。
1冊目アドベンチャーノベルズザ・スクリーマーというのが出てました。
これ出版社がJICC出版局というところから出てましたね。
2冊目ザ・スクリーマー的バイアスの謎というゲームブックがMIAというところから会社から出てました。
これ当然別々の話なんで別に話がつながっているとかそういうことじゃなくて全く独立した本なんですけどそれぞれが。
で俺はですねこの前社の方かなJICC出版局から出ていた方のゲームブックアドベンチャーノベルズザ・スクリーマーというのをこれを買いまして。
何回も何回も見ましたねこれね。
もう本当繰り返し繰り返し見ましたね。
繰り返し繰り返し読んだからといって。
まあ内容が変わるっていうかまあ展開はねゲームブックですから変わることもあるけど。
いやーこれね面白かったですねこれね。
結構よくできてたと思います。
まああのゲームやったことないんでわかんないんですけどなんとなくそのゲームをプレイしたらこんな感じなのかなみたいなそういう雰囲気とか世界観とかがちゃんとそれっぽく表現されてて。
実際プレイしてはいないんですけどなんか本当に遊んだかのようなそんな気分になれるいいゲームブックだったと思いますこれね。
楽しかったですこれ。
で校舎の方のもう一個のね別のゲームブック。
的バイアスの謎っていう。
こっちの方。
こっちの方はなんかどうやら漫画とゲームブックのハイブリッドな構成になってたんじゃないですねこれね。
MIA…なんかだんだん口が回らないですけど。
MIA版のゲームブックの方の漫画パートはそのゲームと同じ方。
さっきお名前出しましたけど春本翔平さんが実際に漫画を書いてると。
だからぶっちゃけこっちが公式のゲームブックだったんでしょうねおそらくね内容としては。
会社もMIAとはなってるんですけどその著者の名前のところはそのゲームブックのね。
ゲームブックの著者名としてはこの春本さんの名前とザ・スクリーンマンを出した会社の名前が連名みたいな感じになってるんですよね。
だからおそらくこっちのゲームブックは公式ゲームブックみたいなことだったのとおそらく思います。
こっちの本もねすごい欲しかったんですよ。
欲しかったんですけど当時はお小遣いをもらって生きているなんとかしのいでいる子供でしたから。
中学生だったかな当時。
買えなくてですね。買えなかったんですよ。
覚えてますよ。
町田の本屋ひさみ堂。
急に具体名出しちゃったけど。
町田近辺にひさみ堂っていう本屋がたくさんあるんですけど。
今どうかなこのご時世だと。
でもまだあると思うんだけどなひさみ堂。
そこのひさみ堂によく行ってたんですね。
町田が最寄駅ではないんですけど。
町田にちょいちょいいろんなものを買いに行っているときに本屋に寄って。
ゲーム関連書籍の棚にこの本があったんですよ。
的オバイアスの謎がありまして。
それをずっと眺めてた。
ずっと眺めてましたね。
このトランペットが欲しいのかいみたいな感じですね。
お金持ちのおじさんが突然現れて買ってくれるみたいなこともね。
そんなにありませんよそんなゲームブックやしね。
ありませんけど。
それで結局その本は買えなかったんですけど。
買えなかったんですけど。
ちょっと読んじゃいますよ。
いわゆる立ち読みをしましたよ。
あんまりいいことじゃないけどね。
このゲームブックの最後の方だけ立ち読みしたんですよ。
書いてないゲームブックの方ね。
後半のエンディングの部分だけ立ち読みしたんです。
ちゃんと漫画としてそこも描かれてました。
だから今思えば春本さんがの漫画として表現されてて。
これがね。
BADって言うかあれなんですけど。
ビターエンドなんですよ。
もうめちゃくちゃビターな終わり方。
苦い終わり方をしてたんですね。
このエンディングが。
かなり昔のゲームなんで。
エンディングのネタバレしてもいいとは思うんですけど。
ちょっとね。
ちょっとぼかして話すと。
主人公っていうかプレイヤーですね。
賞金稼ぎ。
スクリーマーと呼ばれている賞金稼ぎ。
がプレイヤーたちの主人公たちなんですけど。
バイオスを止めることができたらとてつもない賞金がもらえるっていう。
だからお金目当てでバイオスに潜っているわけですよね。
主人公は最終的にバイオスに隠されたある秘密を知ってしまうんですよ。
その秘密を知ったものは結果どうなるかみたいな。
そういう展開です。
察してください。ここから先は。
だからね。
人によってはこれはBAD ENDって言ってもいいかもしれないんですけど。
このエンディングがどうやらね。
さっきも言ったようにこれは公式のゲームブック化なわけですよ。
だからこのエンディングっておそらくゲームと同じなんですよね。
同じなんですよ。
同じなんです。これゲームプレイしてないけど。
こういう終わり方すんだっていうのをね。
その時に知ったんですよ。ゲームの方のエンディングを。
これがね当時の俺にはまあまあ衝撃的でしたよ。
俺の好きなザ・スクリーマーがこんな終わり方なのかっていう。
ちょっとトラウマってわけじゃないですけど。
まあちょっと引きずったかなっていう。
ああそうなんだみたいな感じで。
ちょっととぼとぼと歩きながら電車に乗ったような感じもしますけど。
その前に実際に自分で変えたもう一方のゲームブックがありますよね。
ザ・スクリーマーの。何度も何度も読んだ本ですね。
そっちの終わり方はハッピーエンドではないにしろ。
でもいい終わり方をしてたんですよ。どちらかというと。
希望のある終わり方をしてたんですよ。
似てるっちゃ似てるんですよ。展開としては秘密を知ったなんたらがみたいな感じなんですけど。
全然違うんですよ。後味が。
オリジナルというかゲームに忠実な終わり方の方はもうちょっとえーっていう終わり方あったんですね。
当時の俺として見れば。
それがね。ちょっと残念だった。
だから生地そっちのちょっといいエンディングを知っていたがためにそれを知ってしまって。
本当のエンディングを知った時にちょっとそっかーっていう。
そういう感じになってしまったというのがありましたね。
そんな感じでですね。この衝撃のラストがずっと心に印象的というか衝撃的だったんで。
ずっと忘れるなって言えてない。ずっと忘れられなかったんでしょうってことなんですけど。
正直現在年を取った今となってはこういう終わり方はまあ衝撃的っちゃ衝撃的だけど。
まあそこはそんなでもないな。そんなでもないなって思うものではあるんですよね。
だってねジャンルがサイバーパンクというかディストピアみたいなね世界観というかね。
そんなんですからこういう終わり方もあるだろうと。
ある意味納得できる自然なんじゃないかなって思えるエンディングだと思います。今思えばね。
それにさっきからちょっとね詳細ちゃんと言ってないからあれなんて聞いてる人にはなんのこっちゃって思うかもしれないけど。
ある意味そのヒロイックというかロックな終わり方でもあるんですよ。
ちょっと衝撃的な終わり方とは言いましたけど。
ロックっていうかななんていうかな。
反骨精神に満ちた終わり方っていうのかな。
そういう感じの終わり方なんで。
今の俺としては全然ありですね。
スカークサムズアップな終わり方だとは思うんですけど。
当時ね中学生だった俺にはちょっと衝撃的だったって感じですかね。
そんな感じでザ・スクリーマーはですね。
ゲームをプレイはしてないけど強く心に残ってるみたいなそういうずっと忘れられない一本になりましたと。
はいそんな感じです。
思い入れだけは強いザ・スクリーマーなんですけど。
これがその後ですね。
ついにプレイする機会が。
プレイする機会が巡ってくることになりました。
そういう運命のいたずら。
運命のいたずらってわけでもないけど。
巡ってきましたと。
それがプロジェクトエッグというサービスですね。
1980年代90年代のレトロPCのゲームを今のプラットフォームで遊べるように加工してというか提供してくれるサービスが始まりましたと。
このプロジェクトエッグでザ・スクリーマーが配信されているのを知ったんですね。
これはいつ頃だったかちょっともう覚えてないですけど今から10年以上前だったかな。
ようやくね。
プロジェクトエッグが開発されました。
ザ・スクリーマーがついに遊べると。
嬉しいですよそれは。
当然当然嬉しいです。
もう喜びさんでも即会員登録しまして。
でもその頃はもうあれですよ。
時代は。
ザ・スクリーマーが配信されているのを知ったんですね。
ダウンロードしてプレイ開始ですよ。
パッケージとかじゃないですからね。
ダウンロードしてプレイ開始ですよ。
当時はね。
フロッピーディスク3枚組とかなのかな。
ザ・スクリーマー。
その時に。
でまぁ当時。
本で見た、チャレやべで見た。
その、もう記憶に焼き付いているゲーム画面をね。
肉眼で見ることになるわけですよ。
で、その時に。
その。
だからザ・スクリーマーを。
まあ。
ザ・スクリーマーが。
その時の。
昔の。
ザ・スクリーマーが。
ザ・スクリーマーが。
もう記憶に焼き付いているゲーム画面をね、肉眼で見ることになるわけですよ。
改めて、その当時でもうね、既にもうなんかね、時代遅れって言い方あれだけど、
まあ古いゲーム画面ですけど、でもね、実際にね、自分の目で見ると、
おお、なるほど、いいんじゃないですか、みたいな感じでね、プレイしましたね。
で、そうそう、これ実際に遊んでみて知ったんですけど、
このザ・スクリーマーはね、ほぼBGMないんですね、これね。
ほぼっていうか全然ないです。
効果音のみですね。
そのタイトル画面の時にちょっと音楽が流れる、BGMが流れるみたいな、そんなゲームでしたね。
これはさすがに実際にプレイしないとわからないことですね。
当時のBGMはまあそういうのも多かったっていうかね。
それで、いざ名前を入力して、バイアスね、ダンジョンに潜るわけですけど、
まあね、あの、分かってましたよ、分かってました。
分かってましたけど、やっぱ辛いんです。
やっぱ辛い、このゲーム。
事前知識はあった、あったにもかかわらずやっぱね、辛いんですよ、これ。
特に本当に序盤が辛い、序盤が。
戦闘であっという間に死ぬんですよ。
さっきも話しましたけど。
チュートリアルもないわけですから、当時の。
そんな親切なもんないですよ。
だから、初めて敵に会うじゃないですか。
で、えっと、Zで攻撃とかなんかそういうのを、キーの確認をしている間にもう死んでるんですね。
まあ当たり前だけど。
アクションゲームだからね、戦闘はアクションゲームだから、
ユイチョウにそんな確認しらんないでポーズしろよって話なんだけど、
まあでもポーズもどうやっていいのかちょっとよくわからなかったし、
もうまごまごしているうちにもう即死ぬんですよ。
で、まあデータ消えるでしょ。
で、またネームエントリーっていうかね、名前の入力から始めて、
で、またまごまごしているうちにまた死んでとか何回か繰り返してますね。
きつかったなこれ。本当にきつかった。
死んで消えて、死んで消えてって。
だってもう既に10年ぐらい、10年よりももっと前かな。
当時ですらまあまあそんなに理不尽なゲームってなかったっていうか、
まああったかもしれないけど、
まあここまでのゲームってそんなないから、
遊びやすいゲームに慣れてましたからね既に俺は。
まあそんな感じでですね。
そうだよなって思って。
ザ・スクリーンはまあ噂には聞いていたけど、
噂っていうかまあ知ってはいたけど、
やっぱつれいわこれ。
ということでまあめでたく心が折れてしまって、
まあ辞めてしまいましたと。