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2024-09-09 10:32

部下が1on1で本音を言わない理由とその対策

「1on1で部下が本音を言わない」と感じたことはありませんか?今回は、その理由と対策をプロコーチの視点からお伝えします。信頼関係、質問の仕方、そして安心感を与えることがカギになります。
#コーチング #1on1 #部下育成

▼私について
・梶@ビジネスコーチ
経営学修士MBA/(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ/プロフェッショナルコーチ
主にビジネスパーソン向けに独自の「思考マップ」を用いた戦略的コーチングを提供し、これまでに150名以上のクライアントと1on1セッションを行ってきました。
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皆さんこんにちは、コーチング中毒パーソナリティの梶です。このポッドキャストは、ビジネスパーソンの皆さんが日々直面する課題やモヤモヤをクリアにするためのヒントを、プロコーチの目線でお伝えしている番組です。
今日のトピックは、1on1で部下が本音を言わないという、そんな時の問題について話してみたいなというふうに思います。
皆さんもこんな経験ないでしょうか。どうやって本音を引き出せばいいのかというふうに悩むような、なんか部下が
本心から話してくれないなというふうに感じる、そんな経験ないでしょうかね。 今日はその理由と解決策について、コーチングの視点から考えてみたいなというふうに思います。
部下が1on1で本音を言わない理由というのは、結構よくある話なんですよね。私もクライアントの方から1on1の相談、
1on1をテーマにしたコーチングをしてくださいという話、よくあるんですけれども、よく聞くのはですね、うちの部下は話が少ないとか、こっちが振ってもあんまり
答えしか返してくれないみたいなこととか、何を考えているのかわからないとか、そういう悩み、実はですね、多くのマネージャー、上司の方がですね、抱えていたりします。
では、なぜその部下が本音を話してくれないのか、その理由について一つずつ見ていきたいなというふうに思います。
どうやってそれに対応していけばいいのか、解決していけばいいのかというところも併せて考えたいなというふうに思います。
まず一つ目は、信頼関係が築けていないというところです。信頼関係がまだ十分に築かれていないと、部下というのは本音をなかなか話してくれないというのは、これは想像に
固くないかなというふうに思いますけれども、何を言ってもこの人に、何を言っても大丈夫だというふうに信頼して思ってもらうためにはですね、やっぱり時間がかかるんですね。
これは焦らず日常のコミュニケーションを大切に部下との関係性を作っていくというのは非常に大事かなと思います。
具体的にはその信頼を築いていくためには、まず自分からオープンに話していくということが大切かなと思います。
ワンワンの場があるのであれば、やはりそこで上司としての意見とか立場みたいなところを強調したコメントをするんじゃなくてですね、少しプライベートな話題とか
自分の仕事の失敗談みたいなところでもいいと思いますけれども、積極的に自分をオープンにしてシェアしていくという姿勢を見せてみてください。
例えば、実は僕も以前同じようなことで悩んでたんだよねみたいな話をしてみるとかそういうことですね。
また、普段の業務中にも部下に対して小さな声掛けとか感謝の言葉を伝えるということで自然と距離というのは縮まっていきますし、コミュニケーションはですね、やはり頻度だというふうに言われるくらいですので、ちょっとしたことでも声かける、そういったことが大切かなと思います。
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そういう日常的な行動の積み重ねがですね、信頼関係を築いていく一歩になりますんで、やはりワンオンで何か距離を感じるということであれば、やはり日常的なコミュニケーションの頻度がやはり足りてないんじゃないかとか、自分の方こそ先にオープンにしていく、そういう姿勢を見せていくのが大事じゃないかなというのが一つ目です。
2つ目にワンオンの目的が誤解されているというケースがあるかなと思います。部下がワンオンを上司から評価を受ける場だ、ぐらいに捉えていたりするとですね、やはり本音を話しづらくなってしまいますよね。
部下にはワンオンが彼らの部下自身のですね、成長をサポートするための時間であるということを明確に伝える必要があります。ワンオンは上司のための時間ではなくて、部下のための時間なんだと、あなたのための時間なんですよというところをしっかり握った上でワンオンをやっていくということですね。
具体的にはワンオンの冒頭とかで、最初はなかなか浸透しないでしょうから、毎回ですね、今日はあなたのための時間だから自由に話してほしいということを伝えるだけでも部下の姿勢というのは変わってくると思います。
またワンオンの頻度をより高めていくことで、部下もこの時間は特別な場ではなくてですね、日常の一つの一部だとして認識してリラックスして話せるようになっていきます。
なので、例えば3ヶ月に1回ワンオンやりますと、その時間も1時間めっちゃやりますという感じよりはですね、本当に毎週1回でいいので15分フランクにライトに話すという場を設ける、それがワンオンだというぐらいにして、これはもうあなたのための時間なんで、
あなたが思っていることとか悩んでいることとかそういったことを相談してもらっていい時間なんだよというふうに位置づけていくということですね。
まあちょっとこれは言いにくいかなという気もしつつですけど、一応お伝えしておくとワンオンが終わった後にですね、フィードバックを求めるというところですね、今日話しやすかったというふうにもダイレクトに聞いてしまう。
これも部下の安心感を高めるきっかけになります。やはりそう聞かれると、話しやすいかどうかを上司が気にしているんだなということは部下にも伝わりますし、またそれが信頼の方にも繋がっていくというところがあるかなというふうに思います。
3つ目に質問の仕方が抽象的すぎるというのもあるかなと思います。 部下が本音を話してくれないという時には、やはりざっくりした質問だとですね、
部下もどう考えていいのかって迷っちゃうんですよね。 質問がより具体的じゃないと本音っていうのは引き出しにくいというところはご理解いただいた方がいいかなというふうに思います。
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最近どうっていうふうに言うんじゃなくてですね、具体的な質問を用意するというイメージなんですけれども、最近どうって言われた時に
大丈夫ですとか、特に困ってないですとか、特に何もトピックスないですみたいな、そんな感じで返されちゃうと、
やはり本音から話してくれている感じもしないなという話になっちゃうと思うんですけど、それってやっぱりこう最初の問い合わせ方というか聞き方というか、
そこが少し抽象的かなというふうに思いますね。
なので具体的には、今取り組んでいるプロジェクトで一番チャレンジしているところってどういうところなの?みたいな、それぐらいグッとフォーカスして聞いてみる。
かつオープンなクエスチョンになっていると。 あるいは今週特にやりがい感じたっていうふうに思った仕事って何?とか。
そんな感じで質問すると効果的です。こういう質問は部下に自分の考えや感情を整理するきっかけを与えることになりますし、
こういう質問って自然と本音が出やすくなるんですね。 また部下が答えに詰まった時には、
あるいはもう少し詳しく聞きたい時には、その点についてもう少し詳しく教えてくれるという形でチャンクダウンする質問とかって言ったりするんですけれども、
より詳しく深く聞いていく。そうすると本音により近づいた形のお話が引き出しやすいかなというふうに思います。
4つ目に部下が安心感を持ってないというところも本音で話せない理由の一つかなというふうに思います。
部下が本音を話すというためには、やはりワンオンが何を言っても大丈夫な場所だというふうに感じてもらう必要がありますので、
上司に対して恐れとか不安みたいなことを感じていると、どうしても本音を隠しちゃうというのがありますね。
なのでワンオンの場っていうのは基本的には部下の意見、話していることに対して上司の側がジャッジをしないというところは非常に大事かなと思います。
君はそう思ってるんだねと、そう感じたんだねっていうところを一旦受け止めるということですね。
敬長とかっていうふうにもよく言ったりしますけれども、否定とか批判みたいなことをせずにですね、なるほど君はそう感じていたんだと、
分かったと、この相手の感情を受け入れることで部下はここでは何を言っても大丈夫なんだというふうに思えるようになってきます。
当然ここのワンオンであの時こういうふうに言ってたから評価、お前はCだみたいなことをやってしまうと、これは
評価につながってしまうというところを部下がより強く感じるみたいなことになってしまうんで、そうするとですね
やはり部下はそのワンオンの場に対して何を言ってもいい場所だというふうに思えなくなってしまうんで、そういうのはやってはいけませんけれども、
やはり部下がここは何を言ってもワンオンでは何を言っても上司は話を聞いてくれて受け止めてくれて必要に応じて次の行動を
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言ってもらってくれる、そういうふうに思ってもらう必要があるかなと思います。
たとえどんなネガティブな話題だったとしても、そのままにせずありがとう言ってくれて助かるよっていうそういう感謝の言葉添えるとか、
部下の安心感をさらに強めるという観点で接してあげるということが重要かなと思います。
以上ですね、ワンオンでどうしてもうまくいかないというケースで話を伺う時にですね、何を考えているのか分からないとか本音を言ってくれないみたいな部下が多いということを聞くんですが、
そういう時にどういうところが理由としてあるのかなということを考えてきました。4つ挙げました。信頼関係が築けていないとか、ワンオンの目的が誤解されているとか、質問の仕方が抽象的すぎるとか、
部下の安心感がしっかり築けていないという、この4つのポイントについてお話をしてきました。
以上ですね、今日はワンオンが、部下が本音を言ってくれない理由とその対策というテーマでお話をしてきました。
次回もですね、ビジネスパーソンに役立つ情報をお届けしていきますので、どうぞお楽しみに。
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それでは次回のエピソードでまたお会いしましょう。コーチング中毒のカジでした。
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