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皆さんこんにちは、Gallup認定ストレングスコーチの河地です。このポッドキャストは、ビジネスパーソンの皆さんに役立つ情報を、プロコーチの目線でお伝えしている番組です。
今日のトピックは、ストレングス・ファインダーの資質解説シリーズということで、活発性という資質について取り上げたいなと思います。
まず、ストレングス・ファインダーについて簡単にご説明させます。ストレングス・ファインダーというのは、アメリカのGallup社が開発した才能診断ツールという感じです。
ウェブでテストを受けることで、34の資質の中から、あなたの強みの元になる才能が明らかになっていくというのが分かるツールになっています。
その34の資質の中から、今日は活発性という資質を取り上げます。まず、この活発性という資質の特徴なんですけれども、活発性を持つ人というのは、頭の中で考えを巡らせるだけじゃなくて、まずはやってみようと行動に移すというところに強い意欲を持っているという特徴があります。
活発性を持つ人たちにとっては、行動こそが学びであり、意味があることで成長の糧だというふうに捉えているというところがあるんですね。
なので、もうじっとしているみたいなところはすごく苦手ですし、もう延々と答えが出ないような議論を続けている、そういう場にも耐えられないみたいな、早く何かやりましょうみたいな感じになるというところがあったりします。
なので、アイデアが浮かんだら、もうすぐにでも実行に移したくて、うずうずするという、そんな感じですね。
周りの人が慎重に計画を練っているという間にも、まず走りながら考えましょうよと、一回やってみましょうよみたいな、そんな感じで飛び出してしまうということもしばしばあるかもしれないです。
活発性を持つ人にとって、行動しないということはもう最悪のことなんですね。もうとにかく行動して考えて前に進めていこうという、そういうふうに捉える資質になっています。
活発性を持つ人が自然にやっちゃう行動としては、例えば、5つぐらい挙げるとすると、新しいことを次々と挑戦する。
あとは、周りの人もとにかく巻き込んでやろうぜ、みたいな感じで行動を起こしていくというところだったり、変化を恐れず、むしろ楽しむ、自分で変化を作っていくみたいなところがあったりだとか、
計画よりもまずは行動、そういうのを優先するというところだったり、もうとりあえずやってみようぜ、みたいなところが口癖だったりするというところですね。
なので、活発性を持つ人が好きなことというと、新しいプロジェクトの立ち上げとか、変化が激しい環境とか、スピーディーな展開とか、即断即決が求められているとか、ベンチャーの状況とか、すごい合っている人が多いんじゃないかなという気もします。
一方、嫌いなことってなると、長時間の議論が続く会議とか、変化があまりないルーティーンワークとか、相手の優柔不断さとか、そういう態度にイライラしてしまったりだとか、先延ばしするようなシーン、そういうところにも活発性を持つ人はすごく嫌悪感を示すというところがあるかと思います。
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なので、活発性というところを表すキーワードというところで言うと、とにかく行動、即断即決、瞬発力、推進力、そんな言葉が当てはまるかなというふうに思います。
活発性という資質は本当に素晴らしい資質なんですけれども、使い方を間違えると、周囲を振り回してしまったりだとか、計画性のない行動で失敗を招いたりするという可能性もなくはないというところがありますね。
例えば、周りの状況を考えずに独断で行動しちゃったり、一つのことをやり遂げずに、途中で次のところに火がついちゃって、そっちに行動が向かっちゃうとかですね、新しいことに手を出しちゃう。
そういう行動を続けていると、あの人好きなんよねとか飽きっぽいよねみたいな、そういう印象とか評価を周囲から受けてしまうということがあるかもしれません。
他の資質の違いという観点でもちょっと考えてみたいんですけど、例えば、活発性と対象的な資質としてはですね、慎重さという資質があるんですね。
この慎重さという資質を持つ人っていうのは、もうリスクを最小限に抑えるために、物事をじっくり検討して、リスクに対してこういうリスクがある、それにこういうふうに対処しよう、そういうところをしっかり考えた上で行動に移していくっていう資質なんで、
活発性を持つ人たちからすると慎重さを持つ人っていうのは、とにかく行動が遅いと、いつまで考えてるんですかみたいな、優柔不断に見えちゃうみたいなところがあったりするかもしれません。
しかしこれはですね、どちらが良い悪いという話ではなくて、それぞれの資質が持つ特性だというふうに捉える必要があります。
なので、お互いが逆に言うと補い合えるような関係とも言えますんで、そういう目線でお互いの資質を理解し合っているときには、コミュニケーションを取っていただけると良いんじゃないかなというふうに思います。
ではですね、その活発性という資質をどういうふうにさらに活かしていけばいいかというところも考えたいんですが、活発性を効果的に活かすためにはですね、まずですね、自分の行動パターンというのを認識して、周りの状況を考慮するというのは非常に大切です。
そして、計画性とか継続性を持つ資質の方と協力していくことで、より大きな成果を生み出していくことができるかなというふうに思いますね。
具体的には目標を明確にするという観点で言うと、行動を起こす前に一体これは何を達成したいのかというところを自分の中で明確にしておく。
それによって無駄な動きを減らすということができますし、目標志向みたいな資質を持つ人が近くにいたりすると、すごく沖縄やったパートナーになれるかなというふうにも思います。
あとは計画性を持つ資質の方と協力するというところも非常に良いポイントかなと思ってまして、戦略性とか規律性とか、目標志向もそうかもしれませんが、そういう資質を持つ人と協力していくことで、
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よりその目標とか目的に対してどういうふうに向かっていくのかという計画をしっかり立てて着実に達成に向かっていくということができるかなと思います。
あとは変化を求める環境に身を置くというのも大事かなというふうに思いますね。新しいプロジェクトが立ち上がるとか変化の多い環境に身を置いていくことで活発性という資質はすごく生きるので、
そこで自分の価値をですね、周囲に理解してもらう、評価してもらうというのがいいかなと思います。
以上ですね、今日は活発性という資質についてお話をしてきました。ストレングスファインダーは資質その一つだけでですね、その人を語ったりレッテルバリをするようなものではありません。
資質の組み合わせだとか、34の資質全体のバランスとか、そういったところからその人ならではの強みを見つけていくというものになっています。
私はギャラップ認定ストレングスコーチとしてですね、才能だったり強みだったり、そういうところを見つけるストレングスコーチングをご提供していますので、ご興味ある方はプロフィール欄をご覧いただければと思います。
それでは次回もどうぞお楽しみに。コーチング中毒のカジでした。